JP2020094384A - フェンス - Google Patents

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JP2020094384A
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利郎 小濱
Toshiro Kohama
利郎 小濱
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Abstract

【課題】軽量で地震に強く、しかも、容易に組み立てることができるフェンスを提供すること。【解決手段】複数の支柱2と、互いに上下に間隔をおいて水平面に対して傾斜した状態で複数の支柱2の間に架設された複数の羽板3と、羽板3の端部を支持する、支柱2に設けられた支持部材4と、羽板3の移動を規制する、支柱2に設けられた規制板6と、を備える。支持部材4は、羽板3を斜め上方に引き抜き可能に支持する。規制板6は、支持部材4に支持された羽板3が支持部材4から斜め上方に引き抜くことができないように羽板3の移動を規制する。【選択図】図2C

Description

本発明は、フェンスに関する。
近年、学校等の老朽化したブロック塀が地震によって倒壊し、通行人が被害を受けるという事故が発生している。
従来より、地震に強いことを謳ったフェンス(塀)は、多く提案されている。例えば、特許文献1には、木材を複数段積み上げた構造からなるフェンスが記載されている。このフェンスは、軽量で地震に強いものとして記載されている。
特開2011−026874号公報
本発明は、従来よりも軽量で地震に強く、しかも、容易に組み立てることができるフェンスを提供することを目的とする。
本発明に係るフェンスは、複数の支柱と、互いに上下に間隔をおいて水平面に対して傾斜した状態で前記複数の支柱の間に架設された複数の羽板と、前記羽板の端部を支持する、前記支柱に設けられた支持部材と、前記羽板の移動を規制する、前記支柱に設けられた規制板と、を備える。前記支持部材は、前記羽板を斜め上方に引き抜き可能に支持する。前記規制板は、前記支持部材に支持された前記羽板が前記支持部材から斜め上方に引き抜くことができないように前記羽板の移動を規制する。
かかる構成を備えるフェンスによれば、複数の羽板が互いに上下に間隔をおいて支柱の間に架設されているので、軽量で地震に強いものとすることができる。また、羽板の両端部を支持部材に差し込むだけで、支柱間に羽板を架設することができるので、羽板が多数あっても容易に組み立てることができる。
上記構成を備えるフェンスにおいて、前記規制板は、前記支柱に対して取り外し可能に固定されており、前記羽板は、木製の羽板であることが望ましい。
羽板に経年腐食が生じて将来的に取り替える必要が生じても、規制板を取り外すだけで容易に羽板を新しいものに取り替えることができる。
上記構成を備えるフェンスにおいて、前記支持部材は、前記羽板の端部を受ける受部と、前記支柱の側面に固定される固定部と、を有し、前記受部は、斜め上方に開口した断面略コ字状ないし断面略U字状に形成されている、ものであってもよい。
本発明によれば、軽量で地震に強く、しかも、容易に組み立てることができるフェンスを提供することができる。
フェンスを正面から視た図である。 支柱カバーおよびその周囲を上から視た図である。但し、笠木および取付部材は図示を省略している。 支柱カバーの上部およびその周囲を正面から視た図である。但し、羽板は最上段の羽板のみ図示し、その他の羽板は図示を省略している。 支柱カバーを側方から視た図である。 図2Aにおいて規制板および支柱カバーを省略した図である。 図2Bにおいて規制板および支柱カバーを省略した図である。 図2Cにおいて規制板および支柱カバーを省略した図である。 図2Aにおいて規制板を省略した図である。 図2Bにおいて規制板を省略した図である。 図2Cにおいて規制板を省略した図である。 (a)は羽板補強板を側方から視た図である。(b)は羽板補強板を正面から視た図である。 (a)は羽板補強板を側方から視た図である。(b)は羽板補強板を正面から視た図である。 (a)は羽板補強板を側方から視た図である。(b)は羽板補強板を正面から視た図である。 複数のフェンスの配置を上から視た模式図である。
以下、本発明の実施の形態に係るフェンスについて、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2A〜図2Cに示すように、本実施形態に係るフェンス1は、支柱2、羽板3、支持部材4(図2A参照)、支柱カバー5(図2A参照)、規制板6、羽板補強材7(図1参照)等で構成されている。
支柱2は、羽板3の長さと略同じ距離をあけて複数立設されている。支柱2は、その基部2aがコンクリート基礎11に埋め込まれることで地面12の上に立設されている。本実施形態では、支柱2は、アルミニウム合金製である。但し、支柱2の材料は、アルミニウム合金に限定されず、他の金属であってもよい。なお、支柱2の基部2aには、抜け止め部材8が設けられている。
支柱2は、図2Aおよび図2Cに示すように、支柱カバー5によって覆われている。支柱カバー5を省略して図示すると、図3A〜図3Cのようになる。同図に示すように、本実施形態では支柱2に角パイプが使用されている。支柱2の側面には、支持部材4が設けられ、支柱2の上部には、図3Bに示すように、笠木13が設けられている。笠木13は、支柱2に対して取付部材14を介して取り付けられている。図3Bに例示する取付部材14は、アングル材である。本実施形態では、笠木13の材料は支柱2と同様にアルミニウム合金製の角パイプからなる。但し、笠木の材料は、アルミニウム合金に限定されず、他の金属または木材であってもよい。
羽板3は、2本の支柱2の間に架設されている。羽板3は、多数設けられており、互いに上下に間隔をおいて水平面に対して傾斜した状態で支柱2の間に架設されている。本実施形態では、羽板3は、木製である。フェンス1を敷地の外縁に沿って設置する場合、図3Cに示すように、敷地外から敷地内を覗くことができないように、羽板3は、敷地外から敷地内に向かって斜め上方を向くように設置されている。
支持部材4は、支柱2の側面2bに設けられ、羽板3の端部を斜め上方に引き抜き可能に支持している。支持部材4は、例えばリベット等の固定具(不図示)によって支柱の側面に固定される。支持部材4は、図3Cに示すように、羽板3の端部を受ける受部4aと、支柱2の側面に固定される固定部4bとを有する。本実施形態では、受部4aおよび固定部4bは、薄板に折り曲げ加工等を施すことにより形成されている。よって、受部4aおよび固定部4bは、互いに一体に設けられている。受部4aは、斜め上方に開口した断面略コ字状ないし断面略U字状に形成されている。固定部4bは、受部4aの基端部から支柱2の側面2bに沿って延出している。また、図3Cに例示する固定部4bは、受部4aの基端部から3方に延出している。
支柱カバー5は、図4A〜図4Cに示すように、支柱2および支持部材4を覆うようにして、支柱2に対してリベット等の固定具(不図示)を用いて固定されている。本実施形態では、支柱カバー5として、角パイプが使用されている。また、支柱カバー5には、図4Bおよび図4Cに示すように、切欠部5aが設けられている。切欠部5aは、支持部材4に対して斜め方向に抜き差しされる羽板3との干渉を回避するために設けられている。図4A〜図4Cは、図2A〜図2Cから規制板6を取り除いた状態を示す図である。本実施形態では、支柱カバー5は、アルミニウム合金製である。但し、支柱カバー5の材料は、アルミニウム合金に限定されず、他の金属であってもよい。
規制板6は、図2A〜図2Cに示すように、支柱2(支柱カバー5)の前面2cに取り外し可能に、ビス等の固定具(不図示)によって、固定されている。規制板6は、支持部材4に支持された羽板3が支持部材4から斜め上方に引き抜くことができないように当該羽板4の移動を規制する。支柱2の前面2cに固定された規制板6は、支柱2の側方に延出した延出部6aを有しており、延出部6aによって支持部材4の受部4aに差し込まれた羽板3の斜め上方への移動が規制されている。したがって、規制板6が支柱2に固定された状態では、羽板3を取り外すことができない。本実施形態では、規制板6は、アルミニウム合金製である。但し、規制板6の材料は、アルミニウム合金に限定されず、他の金属であってもよい。
羽板補強材7(図1参照)は、羽板3の中間部を補強する部材である。本実施形態では、図5に示すような羽板補強材7が設けられている。同図に示す羽板補強材7は、長方形の薄板に対して折り曲げ加工を施すことにより形成されたものである。羽板補強材7には、笠木13の下部に沿って折り曲げられた笠木固定部7bと、羽板3の下端部が嵌め込まれる凹部7aとが形成されている。笠木固定部7bは、笠木13に対してビス等の固定具を用いて固定される。なお、羽板補強材7の材料はアルミニウム合金であるが、その他の金属であってもよい。
羽板補強材7は、上記に限定されず、他の形態での適用が可能である。例えば図6に示すような羽板補強材7Aであってもよい。図6に示す羽板補強材7Aは、角パイプに対して切込み加工を施すことにより形成されている。羽板補強材7Aには、羽板3の下端部が嵌め込まれる凹部7Aaが切込み加工によって形成されている。なお、羽板補強材7Aの材料はアルミニウム合金であるが、その他の金属であってもよい。
また、羽板補強材は、例えば図7に示すような羽板補強材7Bであってもよい。図7に示す羽板補強材7Bは、角パイプ7Baに対して折り曲げ加工を施したブラケット7Bbを取り付けたものである。ブラケット7Bbは、羽板3の下端部を支持する形状となっている。なお、羽板補強材7Bの材料もアルミニウム合金であるが、その他の金属であってもよい。
以上に説明したフェンス1は、図8(a)に示すように、直線的に設置されているが、図8(b)に示すように、2本の支柱2を近接して立設し、フェンス1同士に角度を持たせて設置することも可能である。このようにすることで、フェンス1をカーブに沿って設置することが可能となる。
以上に説明した構成を備える本実施形態に係るフェンス1によれば、支柱2、支柱カバー5、笠木13等の材料にアルミニウム合金を使用し、羽板3の材料に木材を使用することで、軽量化が図られる。軽量化によって地震の揺れに対して強いものとなる。また、フェンス1が軽量であれば、万一倒壊しても通行人が被害を受ける可能性が極めて低くなる。
また、本実施形態に係るフェンス1によれば、支柱2、支持部材4および支柱カバー5からなる躯体をあらかじめ工場等で製造しておくことができる。そうした場合、現場では、工場等で製造された躯体を立設し、羽板3を支持部材4に差し込み、規制板6を支柱2に取り付け、笠木13を支柱2の上に固定するだけで効率よくフェンス1を構築することができる。
また、本実施形態に係るフェンス1によれば、木製の羽板3が経年腐食しても、支柱2に固定されている規制板6を取り外すだけで、簡単に羽板3を新しいものに取り換えることができる。
また、本実施形態に係るフェンス1によれば、既述したように、羽板3が水平方向に対して傾斜して設けられているので、敷地外から敷地内への視線を遮ることができるとともに、フェンス1が受ける風圧を逃がすこともできる。
1 フェンス
2 支柱
2b 支柱の側面
3 羽板
4 支持部材
4a 受部
4b 固定部

Claims (3)

  1. 複数の支柱と、
    互いに上下に間隔をおいて水平面に対して傾斜した状態で前記複数の支柱の間に架設された複数の羽板と、
    前記羽板の端部を支持する、前記支柱に設けられた支持部材と、
    前記羽板の移動を規制する、前記支柱に設けられた規制板と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記羽板を斜め上方に引き抜き可能に支持し、
    前記規制板は、前記支持部材に支持された前記羽板が前記支持部材から斜め上方に引き抜くことができないように前記羽板の移動を規制する、
    ことを特徴とするフェンス。
  2. 請求項1に記載のフェンスにおいて、
    前記規制板は、前記支柱に対して取り外し可能に固定されており、
    前記羽板は、木製の羽板である、
    ことを特徴とするフェンス。
  3. 請求項1又は2に記載のフェンスにおいて、
    前記支持部材は、前記羽板の端部を受ける受部と、前記支柱の側面に固定される固定部と、を有し、
    前記受部は、斜め上方に開口した断面略コ字状ないし断面略U字状に形成されている、
    ことを特徴とするフェンス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021008774A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 日本興業株式会社
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