JP2020088205A - リアクトル - Google Patents

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和樹 船橋
Kazuki Funabashi
和樹 船橋
文夫 野溝
Fumio Nomizo
文夫 野溝
片山 幸久
Yukihisa Katayama
幸久 片山
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Abstract

【課題】リアクトルにおいてコイルを冷却する効率を向上させる。【解決手段】リアクトル10は、コイル120と、樹脂カバー300と、コイルを冷却する冷却器200とを備えている。樹脂カバー300は、コイルの表面を覆っている。コイルは、樹脂カバーから露出している露出面125を有している。冷却器は、伝熱材420を介してコイルの露出面が載置される冷却面202を有している。樹脂カバーは、露出面と伝熱材を囲んでいるとともに冷却面に向けて突出している突出部310を有している。突出部310は、冷却面202に当接している。【効果】リアクトルは、樹脂カバーにおける突出部の突出量によってコイルの露出面と冷却器の冷却面との間の距離が確定するゆえ、コイルの露出面と冷却器の冷却面との間に必要な絶縁距離を確保しつつ、伝熱材の厚さを抑制することによってコイルを冷却する効率を向上させることができる。【選択図】図2

Description

本明細書は、リアクトルに関する技術を開示する。
特許文献1には、リアクトルに関し、樹脂カバーから露出したコイルの露出面と冷却器の冷却面との間に伝熱材を介在させることによって放熱性を向上させる技術が開示されている。
特開2013−105854号公報
特許文献1の技術では、コイルの露出面と冷却器の冷却面との間に必要な絶縁距離を確保するために、リアクトルの各部の寸法公差を吸収できるように伝熱材の厚みを設定する。その場合、伝熱材が必要以上に厚くなり、コイルを冷却する効率が低下してしまうという問題があった。
本明細書が開示するリアクトルは、コイルと、樹脂カバーと、コイルを冷却する冷却器を備えている。樹脂カバーは、コイルの表面を覆っている。コイルは、樹脂カバーから露出している露出面を有している。冷却器は、伝熱材を介してコイルの露出面が載置される冷却面を有している。樹脂カバーは、露出面を囲んでいるとともに冷却面に向けて突出している突出部を有している。突出部が冷却面に当接している。
上記形態のリアクトルによれば、樹脂カバーにおける突出部の突出量によってコイルの露出面と冷却器の冷却面との間の距離が確定する。それゆえ、コイルの露出面と冷却器の冷却面との間に必要な絶縁距離を確保しつつ、伝熱材の厚さを抑制することによってコイルを冷却する効率を向上させることができる。
第1実施例のリアクトルの構成を示す斜視図である。 図1のF2−F2断面においてカットしたリアクトルの断面図である。 第2実施例におけるリアクトルの断面図である。 第3実施例におけるリアクトルの断面図である。
(第1実施例)図1は、第1実施例のリアクトル10の構成を示す斜視図である。図2は、図1のF2−F2断面において切断したリアクトル10の構成を示す断面図である。リアクトル10は、例えば、電動機の動力によって走行する車両において用いられる電力を制御するパワーコントロールユニットで用いられる。リアクトル10は、コア112、114と、コイル120と、冷却器200と、樹脂カバー300と、伝熱材410、420を備えている。
コア112は、棒状を成している。コア112は、コイル120の内側に位置している。コア114は、矩形環状を成している。コア114は、コイル120の外側に位置しており、コイル120は、コア114の内側に位置している。
コイル120は、平角巻線を、幅広面がコイル軸線方向を向くとともに幅狭面がコイル半径方向を向くように巻回されたエッジワイズコイルである。コイル120は、コア112に巻回されている。コイル120は、端子121、122を有している。端子121、122は、平角巻線の両端の部位である。樹脂カバー300は、コイル120を覆っているが、端子121、122を含むコイル120の一部は、樹脂カバー300から露出している。コイル120は、樹脂カバー300から露出した露出面125を有している。露出面125は、コイル120の表面のうち、冷却器200側に位置するコイル側面である。別言すれば、露出面125は、平角巻線の幅狭面が並ぶ面である。露出面125は、伝熱材420に密着している。
冷却器200は、コイル120および、コア112、114から伝わる熱を吸収することによってそれらを冷却する。言い換えると、冷却器200は、コイル120および、コア112、114を冷却する。冷却器200は、冷却面202と、凹部204と、冷却面206と、冷却フィン208とを備えている。冷却器200は、冷却面206がコイル120の露出面125と対向するように配置されている。
冷却面202は、樹脂カバー300に覆われたコイル120、および、コア112、114を、伝熱材410を介して支持する平面である。凹部204は、冷却面202に形成された窪みである。凹部204は、コイル120、および、コア112、114を覆っている樹脂カバー300の一部に嵌合している。冷却面206は、凹部204の底面に相当する。冷却面206には、伝熱材420を介してコイル120の露出面125が載置される。冷却面206は、伝熱材420を介してコイル120の露出面125を支持する。冷却面206は、伝熱材420に密着している。別言すれば、伝熱材420は、冷却器200の冷却面6と、コイル120の露出面125に挟まれている。冷却フィン208は、冷却面206の裏側に形成された突条である。
樹脂カバー300は、コア112、114およびコイル120の周りに射出成形によって形成されている。樹脂カバー300の材料は、磁性体粉末を混ぜた熱可塑性樹脂である。樹脂カバー300は、コア112、114とコイル120との間に充填されている。樹脂カバー300は、冷却器200の冷却面206に向けて突出する突出部310を有している。突出部310は、コイル120の露出面125と伝熱材420を囲んでいる。突出部310は、コイル120の露出面125に当接している。そのため、突出部310が露出面125から突出する突出量D1によって、露出面125と冷却面206との間の距離が確定する。
リアクトル10の伝熱材410、420は、樹脂カバー300に覆われたコイル120、コア112、114と、冷却器200との間に挟まれている。伝熱材410は、樹脂カバー300に覆われたコア114と冷却器200の冷却面202との間に挟まれている。伝熱材420は、コイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間に挟まれている。伝熱材410、420の材質は、例えば、シリコン系樹脂で作られている。伝熱材410、420の熱伝達率は、2.0W/mK以上であることが好ましい。伝熱材410、420は、薄板状に成形されたシート材であってよい。
リアクトル10は、更に、樹脂カバー300を固定する固定部材510、520を備えている。固定部材510、520は、樹脂カバー300とともにコイル120とコア112、114を冷却器200に押さえ付ける。これによって、樹脂カバー300の突出部310は、冷却器200の冷却面206に当接する位置に保持される。
以上説明した第1実施例のリアクトル10によれば、樹脂カバー300の突出部310の突出量D1によってコイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間の距離が確定する。それゆえ、コイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間に必要な絶縁距離を確保しつつ、伝熱材420の厚さを抑制することによってコイル120を冷却する効率を向上させることができる。
(第2実施例)図3は、第2実施例におけるリアクトル10Bの構成を示す断面図である。図3(a)は、樹脂カバー300に覆われたコイル120及びコア112、114を冷却器200に組み付ける途中にあるリアクトル10Bを示す断面図である。図3(b)は、組付け後のリアクトル10Bを示す断面図である。第2実施例のリアクトル10Bは、樹脂カバー300に代えて樹脂カバー300Bを備える点を除き、第1実施例のリアクトル10と同様である。
リアクトル10Bの樹脂カバー300Bは、突出部310に代えて、突出部320Bを有する点を除き、第1実施例の樹脂カバー300と同様である。突出部320Bは、冷却器200の冷却面206に向けて突出するとともにコイル120の露出面125と伝熱材420を囲んでいる。突出部320Bは、コイル120の露出面125に当接する。突出部320Bが露出面125から突出する突出量D2によって、露出面125と冷却面206との間の距離が確定する。
樹脂カバー300Bの突出部320Bは、第1段部322と第2段部324とを有している。第1段部322は、露出面125から突出しているとともに露出面125を囲む段部である。第2段部は、第1段部322から突出しているとともに第1段部322を囲む段部である。図3(b)に示すように、第1段部322および第2段部324によって、突出部320Bと冷却面206との間に間隙GPが形成される。間隙GPは、コイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間からはみ出した余剰分の伝熱材420を受け入れる。
以上説明した第2実施例のリアクトル10Bによれば、樹脂カバー300Bの突出部320Bの突出量D2によってコイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間の距離が確定する。それゆえ、コイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間に必要な絶縁距離を確保しつつ、伝熱材420の厚さを抑制することによってコイル120を冷却する効率を向上させることができる。また、間隙GPにおいて余剰分の伝熱材420を受け入れるため、伝熱材420の外部へのはみ出しを防止できるとともに、突出部320Bの冷却面206への当接が余剰分の伝熱材420によって阻害されることを防止できる。
(第3実施例)図4は、第3実施例におけるリアクトル10Cの構成を示す断面図である。第3実施例のリアクトル10Cは、冷却器200に代えて冷却器200Cを備える点、樹脂カバー300に代えて樹脂カバー300Cを備える点、ならびに、伝熱材420に代えて伝熱材420Cを備える点を除き、第1実施例のリアクトル10と同様である。
図4(a)は、冷却器200Cと樹脂カバー300Cとの間に伝熱材420Cを充填する前のリアクトル10Cを示す断面図である。図4(b)は、伝熱材420Cを充填した後のリアクトル10Cを示す断面図である。リアクトル10Cの冷却器200Cは、樹脂カバー300Cと嵌合する形状を有する点を除き、第1実施例の冷却器200と同様である。リアクトル10Cの樹脂カバー300Cは、充填口330Cを有する点を除き、第1実施例の樹脂カバー300と同様である。樹脂カバー300Cの充填口330Cは、冷却器200Cの冷却面206との間に形成される空間SPに伝熱材420Cを充填するための通路を形成する。
伝熱材420Cは、冷却器200Cの冷却面206との間に形成される空間SPに充填口330Cから充填することによって形成される点を除き、第1実施例の伝熱材420と同様である。伝熱材420Cは、充填口330Cからの充填によって形成されるため、伝熱材420Cの一部は、コイル120の巻線間の隙間へと入り込む。
以上説明した第3実施例のリアクトル10Cによれば、樹脂カバー300Cの突出部310の突出量D3によってコイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間の距離が確定する。それゆえ、コイル120の露出面125と冷却器200の冷却面206との間に必要な絶縁距離を確保しつつ、伝熱材420Cの厚さを抑制することによってコイル120を冷却する効率を向上させることができる。また、伝熱材420Cの一部は、コイル120の巻線間の隙間へと入り込むため、コイル120を冷却する効率をさらに向上させることができる。
以上、実施形態を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、上述した実施形態を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面において説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載した組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面において説明した技術は、複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、10B、10C:リアクトル
112、114:コア
120:コイル
121、122:端子
125:露出面
200、200C:冷却器
202、206:冷却面
204:凹部
208:冷却フィン
300、300B、300C:樹脂カバー
310、320B:突出部
322:第1段部
324:第2段部
330C:充填口
410、420、420C:伝熱材
510:固定部材

Claims (1)

  1. コイルと、
    前記コイルの表面を覆っている樹脂カバーと、
    前記コイルを冷却する冷却器と、
    を備えており、
    前記コイルは、前記樹脂カバーから露出している露出面を有しており、
    前記冷却器は、伝熱材を介して前記コイルの前記露出面が載置される冷却面を有しており、
    前記樹脂カバーは、前記露出面と前記伝熱材を囲んでいるとともに前記冷却面に向けて突出している突出部を有しており、
    前記突出部が前記冷却面に当接している、リアクトル。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015176886A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 トヨタ自動車株式会社 リアクトルの取り付け構造
JP2016018797A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社豊田自動織機 誘導装置および誘導装置の製造方法
JP2016136576A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 トヨタ自動車株式会社 リアクトル

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