JP2020087818A - 多機能スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的な接点スイッチの切り替え、および、機械的要素の切り替え機能を有する多機能スイッチを提供する。【解決手段】多機能スイッチ(1)は、操作棒(22)を有する揺動可能な操作体(20)と、操作棒(22)と接する可動接点(31)と、操作棒(22)を通すと共に揺動可能に支持された可動子(40)と、を有する。操作棒(22)が揺動する間に、可動接点(31)は操作棒(22)によって押されて固定接点(32)と接触し且つ可動子(40)は操作棒(22)によって揺動されて別の要素を機械的に切り替える。【選択図】図4

Description

本発明は、多機能スイッチに関する。
関連技術としてのスイッチは、揺動可能なプッシャと、プッシャによって揺動される揺動接点板と、揺動された揺動接点板と接触する固定接点を有する(特許文献1参照)。
特開平10−247441号
しかし、上記スイッチは電気的な接点スイッチとして機能し、他の機械的要素のスイッチ切り替え機能を有しない。そのため、上記スイッチに機械的要素の切り替え機能を追加すると、上記スイッチは、他の部品を要することになり、部品点数が増えるとともに、構造が複雑になるため、高価になるという問題がある。
本発明の課題は、電気的な接点スイッチの切り替え機能、および、機械的要素の切り替え機能を有する多機能スイッチを提供することにある。
上記課題を達成するため、多機能スイッチは、操作棒を有する揺動可能な操作体と、前記操作棒と接する可動接点と、前記操作棒を通すと共に揺動可能に支持された可動子と、を有する。前記操作棒が揺動する間に、前記可動接点は前記操作棒によって押されて固定接点と接触し且つ前記可動子は前記操作棒によって揺動されて対象要素を機械的に切り替える。
本発明によれば、可動接点と固定接点とで電気的な接点スイッチを切り替えると共に可動子を揺動させることにより、例えば、対象要素の切り替えを実現する。揺動スイッチに可動子を組み込むことにより、少ない部品点数で簡易かつ安価な構成となる。
第1の実施形態に係わる多機能スイッチの外観を示す斜視図である。 図1に示す多機能スイッチの平面図である。 図1に示す多機能スイッチの側面図である。 図1に示す多機能スイッチの一部を分解した平面図である。 図1に示す多機能スイッチの一部を分解した斜視図である。 図1に示す多機能スイッチの一部を分解した斜視図である。 図1に示す多機能スイッチの分解斜視図である。 図4に示す第1の可動子の拡大斜視図である。 図4に示す第2の可動子の拡大斜視図である。 図4に示すスライダの拡大斜視図である。 図4に示す可動接点の拡大斜視図である。 図4に示す基板の拡大斜視図である。 図2のVIA−VIAに沿った断面図である。 図2のVIB−VIBに沿った断面図である。 図2のVIIA−VIIAに沿った断面図である。 図2のVIIB−VIIBに沿った断面図である。 方向A1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 図8Aに示す多機能スイッチの側面図である。 図8Aに示す多機能スイッチのVIIIC−VIIICに沿った断面図である。 図8Aに示す多機能スイッチのVIIID−VIIIDに沿った断面図である。 方向B1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 図9Aに示す多機能スイッチの側面図である。 図9Aに示す多機能スイッチのIXC−IXCに沿った断面図である。 図9Aに示す多機能スイッチのIXD−IXDに沿った断面図である。 方向C1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 図10Aに示す多機能スイッチの側面図である。 図10Aに示す多機能スイッチのXC−XCに沿った断面図である。 図10Aに示す多機能スイッチのXD−XDに沿った断面図である。 方向D1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 図11Aに示す多機能スイッチの側面図である。 図11Aに示す多機能スイッチのXIC−XICに沿った断面図である。 図11Aに示す多機能スイッチのXID−XIDに沿った断面図である。 第2の実施形態に係わる多機能スイッチの斜視図である。 図12に示す多機能スイッチの平面図である。 図12に示す多機能スイッチの側面図である。 図12に示す多機能スイッチの一部を分解した斜視図である。 図12に示す多機能スイッチの一部を分解した平面図である。 図12に示す多機能スイッチの一部を分解した斜視図である。 図12に示す多機能スイッチの基板の斜視図である。 図12に示す多機能スイッチの分解斜視図である。 図15に示す第1の可動子の拡大斜視図である。 図15に示す第2の可動子の拡大斜視図である。 図15に示す従動スライダの拡大斜視図である。 図13AのXVIIA−XVIIAに沿った断面図である。 図13BのXVIIB−XVIIBに沿った断面図である。 図13BのXVIIC−XVIICに沿った断面図である。 方向B1に操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 方向B1に操作キャップが揺動された多機能スイッチの側面図である。 図18AのXVIIIC−XVIIICに沿った断面図である。 方向C1に操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 方向C1に操作キャップが揺動された多機能スイッチの側面図である。 図19AのXIXC−XIXCに沿った断面図である。 図19AのXIXD−XIXDに沿った断面図である。 第3の実施形態に係わる多機能スイッチの平面図である。 図20Aに示す多機能スイッチの側面図である。 図20Aに示す多機能スイッチの分解斜視図である。 図20Cに示す操作キャップの下面図である。 図20Cに示すケースの上面図である。 図20Aに示すXXIA−XXIAに沿った断面図である。 図20Aに示すXXIB−XXIBに沿った断面図である。 図20Bに示すXXIIA−XXIIAに沿った断面図である。 図20Bに示すXXIIB−XXIIBに沿った断面図である。 方向A1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 方向A1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチについて、図23Aに示すXXIIIB−XXIIIBに沿った断面図である。 図23Aに示すXXIIIC−XXIIICに沿った断面図である。 図23Bに示すXXIIID−XXIIIDに沿った断面図である。 方向D1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチの平面図である。 方向D1へ操作キャップが揺動された多機能スイッチについて、図24Aに示すXXIVB−XXIVBに沿って断面図である。 図24Bに示すXXIVC−XXIVCに沿った断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1、4に示すように、多機能スイッチ1は、揺動可能な操作体20と、操作体20によって電気的に接続可能な接点回路30と、操作体20によって動作可能な可動機構40と、を有する。
図1に示すように、多機能スイッチ1は、基板11と、基板11に組み付けけられたケース12を有する。
図4に示すように、基板11は、中央部分から突出する接点収容部13と、接点収容部13の外側に配置されたスライダ案内部14を有する。
図5Eに示すように、接点収容部13は、中央凹部13aと、中央凹部13aから外側へ延びる外側凹部13b,13c,13d,13eを有する。外側凹部13b−13eは、中央凹部13aについて90度間隔に配置される。スライダ案内部14は、それぞれ、隣り合う外側凹部13b−13d同士の間に配置される十字形の案内孔14a,14b,14c,14dを有する。
図4に示すように、ケース12は、矩形のベースケース12aと、ベースケース12aの中央部から突出する円筒ケース12bと、円筒ケース12bの内周面に90度間隔で配置された支持軸12c,12d,12e,12fと、を有する。
操作体20は、4方向へ操作可能な円形の操作キャップ21と、操作キャップ21の中心から垂下された操作棒22と、操作棒22の基端に取り付けられたコイルスプリング23と、を有する。操作キャップ21は、内側の中心部に筒部211を有する(図6A参照)。筒部211には、コイルスプリング23と共に操作棒22が挿入される。
図4において、接点回路30は、可動接点31と、可動接点31と対となる固定接点32と、可動接点31を支持する電気伝導体の支点部材33(図5E参照)と、固定接点32および支点部材33と電気的に接続された端子34を有する。
図5Dに示すように、可動接点31は、一体に形成された可動接点板31a、31b,31c,31dを有する。可動接点板31a−31dは中心から90度間隔で延びる。各可動接点板31a−31dは、上方へ延びる揺動部311と、揺動部311の先端から下方へ延び、そして、水平に延びる接点部312と、を有する。図3Cに示すように、十字形の可動接点31は接点収容部13に収容される。可動接点板31a−31dは、それぞれ、中央凹部13aから外側凹部13b−13eに配置される。なお、可動接点31は、固定接点の数に応じて可動接点板31a―31dのうち、互いに交差する2つの可動接点板、例えば、可動接点板31a,31b、可動接点板31a,31dから構成してもよい。また、可動接点31は、互いに交差する3つの可動接点板、例えば、可動接点板31a,31b,31c、可動接点板31a,31c,31dから構成してもよい。可動接点板31a―31dは、それぞれ、本願発明の第1の接点板、又は、第2の接点板に対応する。
図5Eに示すように、固定接点32は、固定接点32A,32B,32C,32Dからなる。固定接点32A−32Dは、外側凹部13b−13eにそれぞれ配置される。
図5Eに示すように、支点部材33は中央凹部13aに配置される。支点部材33は、ベース板33aと(図6A、7A参照)、ベース板33aから操作体20へ向けて上方へ延びる凹形の支点板33b,33c,33d,33eを有する。ベース板33aは中央凹部13aに配置される。各支点板33b−33eは中央凹部13aと各外側凹部13b−13eとの境界に配置され、可動接点板31a−31dを支持する。
端子34は、支点部材33を介して可動接点31と電気的に接続される端子と、固定接点32と接続される端子と、を有する。端子34は、外部の電気機器、例えば、自動車の電装部品と電気的に接続する。
図4に示すように、可動機構40は、第1の可動子41と、第1の可動子41と交差(直交)するように配置された第2の可動子42と、第1の可動子41及び第2の可動子42によって移動可能なスライダ43A,43B,43C,43Dと、を有する。
図5Aに示すように、第1の可動子41は、中空部を有する胴体部41aと、胴体部41aの長手方向の両端部に配置された脚部41b,41c,41d,41eを有する。脚部41b,41cは、胴体部41aの一方の側面から斜め下方に延びる。脚部41d,41eは、胴体部42aの反対の側面から斜め下方へ延びる。図6A,6Bを参照して、脚部41b,41cは、操作棒22に対して可動接点板31aと反対に配置される。脚部41d,41eは、操作棒22に対して可動接点板31cと反対に配置される。
図5Aにおいて、胴体部41aは、長手方向の両端面に支持孔41f,41gを有する。図7Aに示すように、この支持孔41f,41gにケース12の支持軸12d,12fがそれぞれ通される。これにより、第1の可動子41は、ケース12よって揺動可能に支持される。
図5Aにおいて、胴体部41aは、上面に長手方向に延びる案内孔41hを有する。案内孔41hは、操作棒22の胴体部41aの長手方向の移動を案内する。
図5Bに示すように、第2の可動子42は、凹形の胴体部42aと、胴体部42aの長手方向の両端部に配置された脚部42b,42c,42d,42eを有する。胴体部42aは、底部421と、底部421の長手方向の両端から突出する支持部422を有する。脚部42b,42cは、底部421の一方の側面から斜め下方に延びる。脚部42d,42eは底部421の反対の側面から斜め下方へ延びる。図7A,7Bに示すように、脚部42b,42cは、操作棒22に対して可動接点板31bと反対に配置される。脚部42d,42eは、操作棒22に対して可動接点板31dと反対に配置される。
図5Bにおいて、胴体部42aは、支持部422に支持孔42f,42gを有する(図6A参照)。この支持孔42f,42gにケース12の支持軸12c,12eがそれぞれ通される。これにより、第2の可動子42は、ケース12よって揺動可能に支持される。
図5Bにおいて、胴体部42aは、底部421の開口部に支持されると共に長手方向に延びる案内孔42hを画定する枠部42jを有する。案内孔42hは、上面視で、案内孔41hと部分的に一致するように配置される(図3A参照)。案内孔42hは、胴体部42aの長手方向への操作棒22の移動を案内する。
胴体部42aは、底部421と支持部422とで凹部42kを形成し、この凹部42kに第1の可動子41の胴体部41aが配置される(図3B参照)。
図5Cに示すように、十字形のスライド部431と、スライド部431の先端から延びる突起432と、スライド部431の基端に垂直に形成されたストッパ433を有する。図3Cに示すように、スライダ43A−43Dは、それぞれ、案内孔14a−14dに挿入され、それぞれ、案内孔14a−14d内を上下方向に直線往復移動自在である。図3Aに示すようにスライダ43Aは脚部41b,42eに対応する。スライダ43Bは脚部41c,42bに対応する。スライダ43Cは脚部41d,42cに対応する。スライダ43Dは脚部41e、42dに対応する。スライダ43A-43Dは、基板11の下に配置される他の機械的要素に対する切り替えスイッチとして機能する。スライダ43A-43Dは、例えば、流路弁を機械的に切り替える場合や、ボタンをそれぞれ押す場合などに使用される。なお、本実施形態では、スライダ43A-43Dを上方へ付勢する付勢手段を備えてもよい。
次に、多機能スイッチ1の動作を説明する。
図1に示すように、多機能スイッチ1は、操作キャップ21の部位21a、21b、21c、21dを下方へ押すことにより、4通りの接点の切り替え及び4通りの可動機構40の動作を可能にする。言い換えると、4つの電気的機器のスイッチ切り替え、および、4つの機械的要素の切り替えを実現する。以下に、それぞれの部位21a−21dを押した場合の多機能スイッチ1の動作について詳細に説明する。
図8A、8Bに示すように、操作キャップ21の部位21aを下方に押して方向A1へ操作キャップ21を揺動させる。
このとき、図8Cに示すように、操作棒22が時計回りに揺動し、操作棒22の先端は可動接点板31aの揺動部311の下端から支点板33bへ向かって摺動し、コイルスプリング23は操作棒22に押されて圧縮される。操作棒22がさらに揺動し、操作棒22の先端が支点板33bを越えると、操作棒22はコイルスプリング23によって付勢され、可動接点板31aを下方へ押す。これにより、可動接点板31aは反時計回りに支点板33bを中心に揺動し、接点部312は下方へ移動し、固定接点32Aと接触する。これにより、接点回路30が閉成する。
一方、図8Dに示すように、操作棒22が時計回りに揺動し、操作棒22は第1の可動子41に当たるので、第1の可動子41を時計回りに揺動させる。このとき、操作棒22に対して可動接点板31aと反対に配置された第1の可動子41の脚部41b,41cは、揺動することになり、下方へ移動してスライダ43A,43Bをそれぞれ押す。スライダ43A,43Bは下方へ移動する。このとき、操作棒22は第2の可動子42の案内孔42hに沿って移動するので、第2の可動子42は揺動しない。
次に、図9A、9Bに示すように、操作キャップ21の部位21bを下方へ押して方向A1と逆の方向B1へ操作キャップ21を揺動させる。
このとき、図9Cに示すように、操作棒22が反時計回りに揺動し、操作棒22の先端は可動接点板31c上を支点板33dへ向かって摺動する。操作棒22の先端が支点板33dを越えると、操作棒22はコイルスプリング23に付勢されて可動接点板31cを下方へ押す。これにより、可動接点板31cは時計回りに支点板33dを中心に揺動し、固定接点32Cと接触する。
一方、図9Dに示すように、操作棒22が反時計回りに揺動し、操作棒22は第1の可動子41を反時計回りに揺動させる。このとき、第1の可動子41の脚41d,41eは下方へ移動してスライダ43C,43Dをそれぞれ押し、スライダ43C,43Dは下方へ移動する。このとき、操作棒22が第2の可動子42の案内孔42hに沿って移動するので、第2の可動子42は揺動しない。
図10A、10Bに示すように、操作キャップ21の部位21cを下方へ押して、方向A1と直交する方向C1へ操作キャップ21を揺動させる。
このとき、図10Cに示すように、操作棒22が時計回りに揺動し、操作棒22の先端が支点板33eへ向けて可動接点板31dの揺動部311上を摺動する。操作棒22の先端が支点板33eを越えると、操作棒22はコイルスプリング23に付勢されて可動接点板31dを下方へ押す。これにより、可動接点板31dは反時計回りに支点板33eを中心に揺動し、可動接点板31dの接点部312は固定接点32Dと接触する。
一方、図10Dに示すように、操作棒22は、第2の可動子42に当たり、第2の可動子42を時計回りに揺動させる。このとき、第2の可動子42の脚部42d,42eは、下方へ移動してスライダ43D,43Aをそれぞれ押し、スライダ43D,43Aは下方へ移動する。このとき、操作棒22は第1の可動子41の案内孔41hに沿って移動するので、第1の可動子41は揺動しない。
図11A、11Bに示すように、操作キャップ21を押して方向C1と逆の方向D1へ揺動させる。
このとき、図11Cに示すように、操作棒22が反時計回りに揺動し、操作棒22の先端は可動接点板31b上を支点板33cへ向けて摺動する。操作棒22の先端が支点板33cを越えると、操作棒22はコイルスプリング23に付勢されて可動接点板31bを下方へ押す。これにより、可動接点板31bは時計回りに支点板33cを中心に揺動し、可動接点板31bの接点部312は下方へ移動し、固定接点32Bと接触する。
一方、図11Dに示すように、操作棒22が反時計回りに揺動し、操作棒22は第2の可動子42を反時計回りに揺動させる。このとき、第2の可動子42の脚部42b,42cは下方へ移動してスライダ43B,43Cを押し、スライダ43B,43Cは下方へ移動する。このとき、操作棒22は第1の可動子41の案内孔41hに沿って移動するので、第1の可動子41は揺動しない。
以上の実施形態によれば、可動接点31と固定接点32との接点スイッチを切り替えると共に可動機構40を動作させることにより、機械的要素の切り替え、例えば、機械的機構の動作の切り替え、マイクロスイッチの切り替え、別の接点スイッチの切り替え、また、バルブの切り替えを実現することができる。
可動接点31の可動接点板31a―31dが一体に形成されているので、部品点数が減少し、組み付けも容易にすることができる。例えば、電気的なスイッチと電磁バルブとの仕様になると、部位品点数が増えると共に部品コストも増加する。しかし、本実施の形態によれば、部品点数が少なく、安価な構成で動作切り替えのバリエーションを増やすことができる。
脚部41b−41e,42b−42eは、胴体部41a,42aを拡張することなく、可動範囲を広げることができるので、装置を軽量化し、また、小さな機械的要素を作動させることができる。
スライダ43A−43Dは、第1の可動子41および第2の可動子42の回転運動を直線運動へ変換するので、機械的要素を直線移動させることができる。
案内孔41hおよび案内孔42hは操作棒22の移動を案内するので、第1の可動子41及び第2の可動子の一方は、第1の可動子41及び第2の可動子の他方によって制限を受けることなく、操作棒22によって揺動される。これにより、第1の可動子41及び第2の可動子42それぞれの独立した動作を実現することができる。
第1の可動子41の胴体部41aは第2の可動子42の凹部42kに配置されるので、第1の可動子41と第2の可動子42との組み付け構造が小型化される。
なお、本実施形態は、4接点スイッチのみならず、固定接点の数を変更することにより、3接点スイッチ、2接点スイッチ、1接点スイッチにも変形可能である。可動機構40は、第1の可動子41及び第2の可動子42のみならず、何れか一方でもよい。また、第1の可動子41の脚部41b−41e,第2の可動子42の脚部42b−42eの数は、1本から4本のうちから、任意の本数を選択してもよい。
第2の実施形態
図12に示す多機能スイッチ1Aは、図14Bに示すように、第1の可動子41Aと従動スライダ44Aとを連結し、第2の可動子42Aと従動スライダ44B,44Cとを連結した点に特徴を有する。以下、第1の実施形態と同じ部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図15に示すように、可動機構40Aは、第1の可動子41Aと、第1の可動子41Aと交差するように配置された第2の可動子42Aと、第1の可動子41Aに対応する従動スライダ44Aと、第2の可動子42Aに対応する従動スライダ44B,44Cとを有する。なお、固定接点35は円柱状である。
図16Aに示すように、第1の可動子41Aは、胴体部41aの側面と下面との角から側面に対して斜め下方へ延びるリンク脚部41pを有する。リンク脚部41pは、第1の実施形態の第1の可動子41の脚部41b−41eよりも長く設定されている。リンク脚部41pは、先端部から横へ突出する係合突起411を有する。
図16Bに示すように、第2の可動子42Aは、胴体部の42aの下面から斜めに延びるリンク脚部42p,42qを有する。リンク脚部41pは、先端部から横へ突出する係合突起423を有する。リンク脚部42qは、先端部から横へ延びる係合突起424を有する(図17B参照)。リンク脚部42p,42qは、第1の実施形態の第2の可動子42の脚部42a−42dよりも長く設定される。
図14Bに示すように、リンク脚部42p,42qは、上面視において互いに反対方向へ延びる。また、上面視においてリンク脚部42p,42qとリンク脚部41pとは直角を成すように配置される。
図16Cに示すように、従動スライダ44Aは、スライド部441と、スライド部441と一体の連結部442と、スライド部441の下端から延びる突起443と、スライド部441の側面から突出する位置決め凸部445とを有する。連結部442は横方向に直線に延びるガイド孔442aを有する。各従動スライダ44B,44Cは、同様に、スライド部441、連結部442、突起443を有する他、スライド部441の下端から延びる突起444を有する。
図17Aに示すように、第1の可動子41Aのリンク脚部41Pの係合突起411は従動スライダ44Aのガイド孔442aに挿入され、ガイド孔442a内でスライド可能である。図17Bに示すように、第2の可動子42Aのリンク脚部42qの係合突起424は従動スライダ44Cのガイド孔442aに挿入され、ガイド孔442a内でスライド可能である。図17Cに示すように、第2の可動子42Aのリンク脚部42pの係合突起423は従動スライダ44Bのガイド孔442aに挿入され、ガイド孔442a内でスライド自在である。
図14Dに示すように、基板11Aは、接点収容部13に隣接する3つのスライダ案内部14Aを有する。スライダ案内部14Aは、それぞれ、案内孔14p,14q,14rを有する。案内孔14pを画定する側壁は位置決め凹部14p1を有する。案内孔14qを画定する側壁は位置決め凹部14q1を有する。案内孔14rを画定する側壁は位置決め凹部14r1を有する。
図14Cに示すように、案内孔14pに従動スライダ44Aが収容され、位置決め凹部14p1に位置決め凸部445が配置される。案内孔14qには従動スライダ44Bが収容され、位置決め凹部14q1に位置決め凸部445が配置される。案内孔14rに従動スライダ44Cが収容され、位置決め凹部14r1に位置決め凸部445が配置される。
次に、多機能スイッチ1Aの動作を説明する。なお、接点回路30に関する動作は第1の実施形態と同じなので、その説明を省略する。
図18A,18Bに示すように、操作キャップ21の部位21bを下方に押して方向B1へ操作キャップ21を揺動させる。
このとき、図18Cに示すように、第1の可動子41Aは時計回りに揺動する。リンク脚部41pの係合突起411はガイド孔442a内で方向A1へスライドすると共に、従動スライダ44Aを下方へ移動させる。従動スライダ44Aの突起443は対象要素(図示省略)を押し、切り替える。ここで、従動スライダ44Aは、第1の実施形態のスライダよりも長い距離を移動するので、対象要素の可動範囲を大きくすることができる。
一方、操作キャップ21を方向A1へ揺動させ中立位置に戻すと、操作キャップ21の動作に追従して、第1の可動子41Aは元の姿勢に戻り、従動スライダ44Aも元の位置に戻る。
次に、図19A、19Bに示すように、操作キャップ21の部位21cを下方に押して方向C1へ操作キャップ21を揺動させる。
このとき、図19Cに示すように、第2の可動子42Aは反時計回りに揺動する。リンク脚部42qは従動スライダ44Cのガイド孔442a内を方向D1へスライドすると共に、従動スライダ44Cを上方へ移動させる。一方、図19Dに示すように、リンク脚部42pの係合突起423は、従動スライダ44Bのガイド孔442a内で方向D1へスライドすると共に、従動スライダ44Bを下方へ移動させる。従動スライダ44Bの突起443,444は対象要素(図示省略)を押し、切り替える。
以上の多機能スイッチ1Aによれば、リンク脚部41p,42p,42qと従動スライダ44A,44B,44Cとがスライド可能に連結されるので、リンク脚部41p,42p,42qの長さに従って、従動スライダ44A、44B、44Cは移動距離をより大きく設定することができる。これにより、第1の実施形態と比較して対象要素の可動範囲を大きくすることができる。
また、リンク脚部41p,42p,42qと従動スライダ44A,44B,44Cとが連結されるので、リンク脚部41p,42p,42qは従動スライダ44A,44B,44Cを確実に移動させる。
第3の実施形態
図20A,20Bに示す多機能スイッチ1Bは、操作キャップ21Bの姿勢を固定し、誤動作を防止するようにした点に特徴を有する。
図20Dに示すように、操作キャップ21Bは、裏側の周縁に配置され、円周方向に90度間隔で2箇所ずつ形成された位置決め板部212A,212B,212C,212Dを有する。
図20Eに示すように、ケース12Bの円筒ケース12bは、円周方向に90度間隔で2箇所ずつ形成されたスリット部121A,121B,121C,121Dを有する。各スリット部121A−121Dは、円筒ケース12bの上端から下方へ延びる。各スリット部121A−121Dの両側壁の上部は、円筒ケース12bの上端から斜め下方に延びるガイド壁121a,121bを有する。
図20Dと図20Eとを参照すると、位置決め板部212Aはスリット部121Aに対応し、位置決め板部212Bはスリット部121Bに対応し、位置決め板部212Cはスリット部121Cに対応し、位置決め板部212Dはスリット部121Dに対応する。
図21A,21Bに示すように、位置決め板部212A,212Bの下端は円筒ケース12bの上端の上方、すなわち、スリット部121A,121Bの上に位置決めされている。同様に、図22A,22Bに示すように、位置決め板部212B,212Dの下端は円筒ケース12bの上端の上方、すなわち、スリット部121B,121Dの上に配置されている。
次に、多機能スイッチ1Bの動作について説明する。
図23A,23Bに示すように、操作キャップ21Bの部位21aを下方に押して方向A1へ操作キャップ21Bを揺動させる。このとき、図23Cに示す各位置決め板部212Aは下方へ移動する。このとき、図23Dに示すように、各位置決め板部212Aは対応するスリット部121Aに挿入され、円筒ケース12bに対して位置決めされる。これにより、操作キャップ21Bの姿勢は固定され、他の方向へ揺動されない。一方、図23Bに示すように、一方の位置決め板部212Bは、下方へ移動すると共に傾き、スリット部121Bの側壁の上端に近づく。スリット部121Bの側壁の上端はガイド壁121aによって直線状に面取りされているので、位置決め板部212Bはスリット部121Bの側壁の上端に当たらず、操作キャップ21Bの揺動を妨げない。
次に、図24Aに示すように、操作キャップ21Bの部位21dを押し下げ、操作キャップ21Bを方向D1へ揺動させる。このとき、図24Bに示すように、各位置決め板部212Bはガイド壁121a,121bに案内され、対応するスリット部121Bの中へ導かれる。そして、図24Cに示すように、各位置決め板部212Bは対応するスリット121Bに挿入され、操作キャップ21Bの姿勢は固定され、他の方向へ揺動されない。
以上の多機能スイッチ1Bによれば、位置決め板部212A−212Dは対応するスリット部121A−121Dに挿入されるので、操作キャップ21Bの姿勢が固定され、操作キャップ21Bの誤動作が防止される。
1 多機能スイッチ
10 ハウジング
11 基板
12 ケース
13 接点収容部
14 スライダ案内部
20 操作体
21 操作キャップ
22 操作棒
23 コイルスプリング
30 接点回路
31 可動接点
32 固定接点
33 支点部材
40 可動機構
41 第1の可動子
42 第2の可動子
43A,43B,43C,43D スライダ
44A,44B,44C,44D 従動スライダ
121A,121B,121C,121D スリット部
212A,212B,212C,212D 位置決め板部
上記課題を達成するため、多機能スイッチは、操作棒を有する揺動可能な操作体と、前記操作棒と接する可動接点と、前記操作棒を通すと共に支点を有し、前記支点を中心に揺動可能に支持された可動子と、を有する。前記操作棒が揺動する間に、前記可動接点は前記操作棒によって押されて固定接点と接触し且つ前記可動子は前記操作棒によって前記支点を中心に揺動されて対象要素を機械的に切り替える。
図4に示すように、基板11は、中央部分から突出する接点収容部13と、接点収容部13の外側に配置されたスライダ案内部14を有する。
図5Eに示すように、接点収容部13は、中央凹部13aと、中央凹部13aから外側へ延びる外側凹部13b,13c,13d,13eを有する。外側凹部13b−13eは、中央凹部13aについて90度間隔に配置される。スライダ案内部14は、それぞれ、隣り合う外側凹部13b−13同士の間に配置される十字形の案内孔14a,14b,14c,14dを有する。
図5Cに示すように、スライダ43A−43Dは、各々、十字形のスライド部431と、スライド部431の先端から延びる突起432と、スライド部431の基端に垂直に形成されたストッパ433を有する。図3Cに示すように、スライダ43A−43Dは、それぞれ、案内孔14a−14dに挿入され、それぞれ、案内孔14a−14d内を上下方向に直線往復移動自在である。図3Aに示すようにスライダ43Aは脚部41b,42eに対応する。スライダ43Bは脚部41c,42bに対応する。スライダ43Cは脚部41d,42cに対応する。スライダ43Dは脚部41e、42dに対応する。スライダ43A-43Dは、基板11の下に配
置される他の機械的要素に対する切り替えスイッチとして機能する。スライダ43A-43Dは、例えば、流路弁を機械的に切り替える場合や、ボタンをそれぞれ押す場合などに使用される。なお、本実施形態では、スライダ43A-43Dを上方へ付勢する付勢手段を備えてもよい。
図11A、11Bに示すように、操作キャップ21の部位21dを押して方向C1と逆の方向D1へ操作キャップ21を揺動させる。
このとき、図11Cに示すように、操作棒22が反時計回りに揺動し、操作棒22の先端は可動接点板31b上を支点板33cへ向けて摺動する。操作棒22の先端が支点板33cを越えると、操作棒22はコイルスプリング23に付勢されて可動接点板31bを下方へ押す。これにより、可動接点板31bは時計回りに支点板33cを中心に揺動し、可動接点板31bの接点部312は下方へ移動し、固定接点32Bと接触する。
図16Aに示すように、第1の可動子41Aは、胴体部41aの側面と下面との角から側面に対して斜め下方へ延びるリンク脚部41pを有する。リンク脚部41pは、第1の実施形態の第1の可動子41の脚部41b−41eよりも長く設定されている。リンク脚部41pは、先端部から横へ突出する係合突起411を有する。
図16Bに示すように、第2の可動子42Aは、胴体部の42aの下面から斜め下方に延びるリンク脚部42p,42qを有する。リンク脚部41pは、先端部から横へ突出する係合突起423を有する。リンク脚部42qは、先端部から横へ延びる係合突起424を有する(図17B参照)。リンク脚部42p,42qは、第1の実施形態の第2の可動子42の脚部42a−42dよりも長く設定される。
図14Bに示すように、リンク脚部42p,42qは、上面視において互いに反対方向へ延びる。また、上面視においてリンク脚部42p,42qとリンク脚部41pとは直角を成すように配置される。
図17Aに示すように、第1の可動子41Aのリンク脚部41の係合突起411は従動スライダ44Aのガイド孔442aに挿入され、ガイド孔442a内でスライド可能である。図17Bに示すように、第2の可動子42Aのリンク脚部42qの係合突起424は従動スライダ44Cのガイド孔442aに挿入され、ガイド孔442a内でスライド可能である。図17Cに示すように、第2の可動子42Aのリンク脚部42pの係合突起423は従動スライダ44Bのガイド孔442aに挿入され、ガイド孔442a内でスライド自在である。

Claims (9)

  1. 操作棒を有する揺動可能な操作体と、
    前記操作棒と接する可動接点と、
    前記操作棒を通すと共に揺動可能に支持された可動子を備えた可動機構と、を有し、
    前記操作棒が揺動する間に、前記可動接点は前記操作棒によって押されて固定接点と接触し且つ前記可動子は前記操作棒によって揺動されて別の要素を機械的に切り替える
    ことを特徴とする多機能スイッチ。
  2. 前記可動接点は、前記操作棒が摺動すると共に揺動可能に支持された接点板を有し、
    前記可動子は、前記操作棒に対して前記接点板と反対に配置された脚部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載された多機能スイッチ。
  3. 前記可動機構は、前記脚部によって押されて移動可能なスライダを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載された多機能スイッチ。
  4. 前記操作棒は互いに交差する第1の方向及び第2の方向に揺動可能であり、
    前記可動子は、
    前記操作棒によって前記第1の方向に揺動可能であると共に、前記操作棒を通し且つ前記第2の方向に前記操作棒を案内する第1の案内孔を有する第1の可動子と、
    前記第1の可動子と交差するように配置され、前記操作棒によって前記第2の方向に揺動可能であると共に、前記操作棒を通し且つ前記第1の方向に前記操作棒を案内する第2の案内孔を有する第2の可動子と、を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一つに記載された多機能スイッチ。
  5. 前記第2の可動子は前記1の可動子が配置される凹部を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載された多機能スイッチ。
  6. 前記可動接点は、第1の接点板と、前記第1の接点板と交差すると共に一体に形成された第2の接点板を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一つに記載の多機能スイッチ。
  7. 前記脚部は前記スライダとスライド可能に連結した
    ことを特徴とする請求項3に記載の多機能スイッチ。
  8. 前記可動子を収容すると共にスリット部を形成したケースを備え、
    前記操作体は前記操作棒を収容する操作キャップを有し、
    前記操作キャップは前記スリット部に挿入される位置決め板部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の多機能スイッチ。
  9. 前記スリット部は前記ケースの上端から延び、
    前記スリット部は前記ケースの上端から斜めに延びるガイド壁を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の多機能スイッチ。
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