JP2020087724A - 車両用導光部材、車両用灯具 - Google Patents
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Description
以下、この実施形態にかかる車両用導光部材、車両用灯具の構成について説明する。図中、符号1は、この実施形態にかかる車両用灯具である。なお、この実施形態において、正面は、車両の後側の面であり、背面は、車両の前側の面である。また、図3(A)、図3(B)、図6において、符号Aは、基準軸であって、車両中心線に平行な軸線である。さらに、図中、実線矢印、破線矢印、一点鎖線矢印および二点鎖線矢印は、光路を示す。
車両用灯具1は、この例では、リアコンビネーションランプである。車両用灯具1は、車両(図示せず)の後部の左右両側にそれぞれ装備される。車両用灯具1は、図4(A)、(B)および図5に示すように、ランプハウジング10と、ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターカバー、アウターレンズなど)11と、光源2と、この実施形態にかかる車両用導光部材3と、を備えるものである。
ランプハウジング10は、たとえば、光不透過性の部材(樹脂部材など)から構成されている。ランプハウジング10は、主に車両の後側の部分が開口し、一方、主に車両の前側の部分が閉塞した形状をなす。
光源2は、図5に示すように、ランプハウジング10の閉塞部分に取り付けられている。光源2は、この例では、赤色の光L1(以下、「光L1」と称する)を発する(放射する)。光源2からの光L1は、この例では、ストップランプSLの機能光L2としてランプレンズ11から外部に照射される。なお、光源2からの光L1は、必ずしも、赤色でなくても良い。ただし、ランプレンズ11から外部に照射される光がストップランプSLの機能光L2である赤色の光であれば良い。
車両用導光部材3は、光源2からの光L1を、ストップランプSLの機能光L2として、ランプレンズ11を透過させて外部に照射させる光制御部材(または、光学部材)である。車両用導光部材3は、内部において光を直進させる導光作用を有する。また、車両用導光部材3は、内部(内面)において光を全反射させる全反射作用を有する。車両用導光部材3は、この例では、アクリル樹脂やPC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル、メタクリル樹脂)などの無色透明樹脂材からなる。車両用導光部材3は、この例では、無色透明であるが、有色この例では赤色透明であっても良い。
入射部分30は、図5、図6、図8(A)に示すように、光源2からの光L1を入射光L3として車両用導光部材3の内部に入射させる入射面300を有する。すなわち、入射部分30は、光カプラである。なお、光L1は、図5、図6に示すように、入射面300から車両用導光部材3の内部に入射光L3として入射する際に屈折する。入射部分30は、導光部分32の背面側の中央部分(中央部)に光源2に対向して一体に設けられている。入射部分30は、基準軸Aを中心軸とする円錐台形形状をなす。
出射部分31は、図1、図2、図3(A)、図5、図7(A)、図7(B)、図8(A)、図8(C)に示すように、入射面300から入射した入射光L3を出射光L4として外部にランプレンズ11側に出射させる出射面310を有する。出射部分31は、導光部分32の正面側の周辺部の一部、すなわち、4辺の周辺部のうち、下辺、左辺および右辺の3辺(凹形状)に、一体に設けられている。出射部分31は、基準軸Aと平行にランプレンズ11側に突出した立壁形状をなす。出射部分31の壁厚は、3辺全体に亘って等しい。
導光部分32は、図1、図2、図3(A)、図5〜図8に示すように、入射部分30と出射部分31との間に配置されていて、入射光L3を入射部分30から出射部分31に導く。導光部分32は、車両用導光部材3の類似形状、すなわち、正面視形状が左右に長いほぼ四角形状の平板形状をなすものである。
第1反射部分33は、図1、図2、図3(A)、図5、図6、図8(A)、図9に示すように、入射部分30と導光部分32との間に連接して一体に設けられている。第1反射部分33は、入射光L3を一次反射光L5(L51、L52、L53)として入射部分30から導光部分32に一次反射させる第1反射面330を有する。
第1反射面330は、後述するように、複数の回転放物面からなる。第1反射面330の複数の回転放物面のうち、基本の回転放物面は、図6に示すように、基準軸A上に焦点Fを有する放物線Pを、基準軸Aを中心軸として回転させてなる回転放物面である。基準軸Aは、放物線Pの準線(図示せず)と平行である。
第1範囲331、第2範囲332は、入射光L3を一次反射光L5、L51として、第1補足反射部分35、第2補足反射部分36にそれぞれ一次反射させる。ここで、第1範囲331、第2範囲332は、前記の基本の回転放物面(図6を参照)からなるものである。すなわち、第1範囲331、第2範囲332の基本の回転放物面は、図9中の実線にて示すように、回転軸C1が基準軸Aであって光源2の発光面の中心Bを通る、回転放物面である。
第3範囲333、第5範囲335は、入射光L3を一次反射光L5、L52として、第2反射部分34の右側部分34R、左側部分34Lにそれぞれ一次反射させる。ここで、第3範囲333、第5範囲335の回転放物面は、図9中の二点鎖線にて示すように、回転軸C2が基準軸Aおよび光源2の発光面の中心Bから第2反射部分34の右側部分34R、左側部分34Lに対して反対側にずれている、回転放物面である。
第4範囲334は、入射光L3を一次反射光L5、L53として、第2反射部分34の中間部分34Cに一次反射させる。ここで、第4範囲334の回転放物面は、図9中の一点鎖線にて示すように、回転軸C3が基準軸Aおよび光源2の発光面の中心Bから第2反射部分34の中間部分34C側にずれている、回転放物面である。
第2反射部分34は、図1、図2、図5、図7(A)、図7(B)、図8(A)、図8(C)に示すように、3辺からなる出射部分31と導光部分32の3辺との間に連接して一体に設けられている。この結果、第2反射部分34は、前記の通り、出射部分31および導光部分32と同様に、下辺、左辺および右辺の3辺(凹形状)からなる。
第1補足反射部分35、第2補足反射部分36は、図1、図2、図3(A)、図8(A)、図8(B)に示すように、板形状をなす導光部分32の周辺部のうち、出射部分31が設けられている導光部分32の周辺部以外の周辺部に一体に設けられている。すなわち、第1補足反射部分35、第2補足反射部分36は、導光部分32の4辺の周辺部のうち、下辺、左辺および右辺の3辺(凹形状)以外の1辺の上辺に一体に設けられている。
図1、図2、図3(A)、図8(A)、(B)に示すように、第1補足反射部分35には、第1反射面330の第1範囲331からの一次反射光L5、L51を第1補足反射光L7として、第2反射部分34の所定の部分に反射させる第1補足反射面351、352が設けられている。また、同様に、第2補足反射部分36には、第1反射面330の第2範囲332からの一次反射光L5、L51を第2補足反射光L8として、第2反射部分34の所定の部分に反射させる第2補足反射面361、362が設けられている。
ここで、第2反射面340における一次反射光L5の入射角が所定の角度θ2よりも大きくなると、二次反射光L6による出射面310における発光ライン310Lの幅が出射面310の幅よりも細くなる、原理について図2、図7(A)、(B)を参照して説明する。この例における第2反射部分34、出射部分31および発光ライン310L(出射面)310の正面視形状において、前記の通り、下辺が、左辺および右辺よりも長い。
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態にかかる車両用導光部材3、車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
図8(C)は、出射面311および第2反射面341の変形例を示す一部断面説明図である。前記の実施形態における出射面310は、基準軸Aに対して垂直である平面をなすものである。また、前記の実施形態における第2反射面340は、一段の傾斜平面からなるものである。
なお、前記の実施形態においては、リアコンビネーションランプのストップランプSL(テールランプTL、バックアップランプBLおよびターンシグナルランプTrL)について説明するものである。しかしながら、この発明においては、リアコンビネーションランプのストップランプSL(テールランプTL、バックアップランプBLおよびターンシグナルランプTrL)以外のランプにも適用することができる。
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 灯室
13 取付ブラケット(取付部材)
2 光源
20 本体部
21 発光部
3、3A 車両用導光部材
30 入射部分
300 入射面
31 出射部分
310、311 出射面
310L 発光ライン
32 導光部分
33 第1反射部分
330、330A 第1反射面
331 第1範囲
332 第2範囲
333 第3範囲
334 第4範囲
335 第5範囲
34 第2反射部分
34C 中間部分
34L 左側部分
34R 右側部分
340、341 第2反射面
35 第1補足反射部分
351、352 第1補足反射面
36 第2補足反射部分
361、362 第2補足反射面
A 基準軸
B 発光面の中心
C1、C2、C3 回転軸
D1、D2 線分
F 焦点
L1 光
L2 機能光
L3 入射光
L4 出射光
L5、L51、L52、L53 一次反射光
L6 二次反射光
L7 第1補足反射光
L8 第2補足反射光
L9 反射光
P 放物線
BL バックアップランプ
SL ストップランプ
TL テールランプ
TrL ターンシグナルランプ
θ1、θ2、θ3、θ4 角度
Claims (7)
- 光源からの光を入射光として内部に入射させる入射面を有する入射部分と、
前記入射光を出射光として外部に出射させる出射面を有する出射部分と、
前記入射部分と前記出射部分との間に配置されていて、前記入射光を前記入射部分から前記出射部分に導く導光部分と、
前記入射部分と前記導光部分との間に連接して設けられていて、前記入射光を一次反射光として前記入射部分から前記導光部分に一次反射させる第1反射面を有する第1反射部分と、
前記出射部分と前記導光部分との間に連接して設けられていて、前記一次反射光を二次反射光として前記導光部分から前記出射部分に二次反射させる第2反射面を有する第2反射部分と、
を備え、
前記出射部分は、前記導光部分の周辺部の一部に設けられていて、
前記出射面は、前記二次反射光を前記出射光として外部に出射させることにより、前記導光部分の周辺部の一部に沿った発光ラインを形成し、
前記導光部分の周辺部のうち、前記出射部分が設けられている前記導光部分の周辺部以外の周辺部には、補足反射部分が設けられていて、
前記補足反射部分には、前記一次反射光を補足反射光として、前記第2反射部分の所定の部分に反射させる補足反射面が設けられている、
ことを特徴とする車両用導光部材。 - 前記第2反射部分の所定の部分は、前記第2反射面における前記一次反射光の入射角が所定の角度よりも大きい部分である、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用導光部材。 - 前記第2反射部分の所定の部分は、前記二次反射光による前記出射面における前記発光ラインの幅が前記出射面の幅よりも細い部分である、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用導光部材。 - 前記補足反射部分は、前記導光部分の周辺部であって、前記一次反射光の前記第2反射部分への光路を遮る箇所以外の箇所に設けられている、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用導光部材。 - 前記補足反射面は、凹曲面であって、前記一次反射光を前記補足反射光として、前記第2反射部分の所定の部分に、平面をなす前記補足反射面で反射させた前記補足反射光よりも、収束させて反射させる凹曲面をなす、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用導光部材。 - 前記補足反射部分は、板形状をなす前記導光部分の周辺部に設けられていて、
前記導光部分の板厚方向における前記補足反射部分の断面形状は、前記導光部分の板厚の中心線に対して、線対称の断面形状をなし、
前記補足反射面は、前記導光部分の板厚方向に2つの面に形成されていて、前記中心線に対して、それぞれ、45°に傾斜している、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用導光部材。 - 灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
前記灯室内に配置されている光源および前記の請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用導光部材と、
を備え、
前記入射面は、前記光源に対向し、
前記出射面は、前記ランプレンズに対向する、
ことを特徴とする車両用灯具。
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JP2018006315A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
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2018
- 2018-11-27 JP JP2018221006A patent/JP7363024B2/ja active Active
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