JP2020087718A - スイッチ装置およびスイッチ装置の組み付け方法 - Google Patents
スイッチ装置およびスイッチ装置の組み付け方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020087718A JP2020087718A JP2018220894A JP2018220894A JP2020087718A JP 2020087718 A JP2020087718 A JP 2020087718A JP 2018220894 A JP2018220894 A JP 2018220894A JP 2018220894 A JP2018220894 A JP 2018220894A JP 2020087718 A JP2020087718 A JP 2020087718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotation
- gear
- switch device
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H36/00—Switches actuated by change of magnetic field or of electric field, e.g. by change of relative position of magnet and switch, by shielding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/04—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/04—Hand wheels
- B62D1/046—Adaptations on rotatable parts of the steering wheel for accommodation of switches
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0362—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 1D translations or rotations of an operating part of the device, e.g. scroll wheels, sliders, knobs, rollers or belts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H11/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/54—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand the operating part having at least five or an unspecified number of operative positions
- H01H19/60—Angularly-movable actuating part carrying no contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/965—Switches controlled by moving an element forming part of the switch
- H03K17/97—Switches controlled by moving an element forming part of the switch using a magnetic movable element
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K2217/00—Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
- H03K2217/94—Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00 characterised by the way in which the control signal is generated
- H03K2217/94057—Rotary switches
- H03K2217/94068—Rotary switches with magnetic detection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
Description
磁気センサは、感度が高くなるほど単価が高くなる。そのため、回転ノブに割り当てられた機能が多くなるほど、より高い検出精度が求められるので、用いられる磁気センサは、より感度が高いものとなり、スイッチ装置の作製コストが上昇する。
第1軸回りに回転可能、かつ前記第1軸に平行な第2軸周りに揺動可能に設けられた回転ノブと、
前記第2軸と同軸に配置されて、前記回転ノブの回転に連動して回転する磁石と、
固定側部材に設けられて、前記磁石の外周に対向配置された磁気センサと、
前記回転ノブの回転を前記磁石に伝達する歯車列と、を有する構成のスイッチ装置とした。
図1は、ステアリングホイールWにおけるスイッチ装置1の配置を説明する図である。
図2は、スイッチ装置1を、図1における面Aに沿って切断した断面図である。
図3は、スイッチ装置1の主要部を分解して示した分解斜視図である。
図4は、スイッチ装置1の中間部材5とムービングブロック6の構成要素を分解して示した分解斜視図である。
なお、図5の(A)では、説明の便宜上、ムービングブロック6が組み付けられる領域のみを示している。図5の(B)では、磁石25周りを仮想線で示しており、図5の(C)では、回転ノブ20周りを仮想線で示している。
図2に示すように、スイッチ装置1では、回転ノブ20が回転軸X1(第1軸)周りに回転可能に設けられている。
スイッチ装置1では、回転ノブ20を回転可能に支持するムービングブロック6が、回転軸X1に平行な回転軸X2(第2軸)周りの周方向に揺動可能に設けられている。
スイッチ装置1では、回転ノブ20の回転操作と、回転ノブ20の揺動操作(押圧操作)に、異なる機能が割り当てられている。
中間部材5は、磁気センサが設けられたプリント基板Pの上面(カバー4側の上面)を覆って、水や埃などのプリント基板Pへの到達を阻止する機能、すなわち、プリント基板Pを保護する保護部材としての機能も有している。
支持軸510、520は、共通の回転軸X2上で対向して設けられており、回転ノブ20を回転可能に支持するムービングブロック6が、一対の支持軸510、520で揺動可能に支持される。
回転軸X1に平行な一対の長辺部501a、501bでは、一方の長辺部501aの近傍であって、一方の短辺部501c寄りの位置に、支持壁51が設けられている。
図4に示すように、ストッパ棒55は、基部50からカバー4側の上方に延出しており、ストッパ棒55の上端には、開口501側に突出する係止爪550が設けられている。
係止爪550は、ムービングブロック6を中間部材5に組み付けた際に、ムービングブロック6側の係止部602に係止されるようになっている。
ガイド柱53、53は、基部50からカバー4側の上方に延出しており、回転軸X1方向に間隔をあけて設けられている。
ガイド柱53、53は、ムービングブロック6の回転軸X1方向の位置ズレを規制するために設けられている。
貫通孔541には、ムービングブロック6を中間部材5に取り付けた際に、ムービングブロック6側の押圧棒77(図4参照)が挿入される。
減速歯車列Gは、軸部21と一体に回転する第1歯車22と、磁石25と一体に回転する第2歯車24と、第1歯車22と第2歯車24とに噛合した伝達歯車23と、を有している。
ロータリスイッチ2では、ユーザの操作により、回転ノブ20が回転軸X1回りに回転すると、磁石25が、減速歯車列G(第1歯車22、伝達歯車23、第2歯車24)を介して伝達される回転で回転軸X2回りに回転する。
図7の(C)は、減速歯車列G(第1歯車22、伝達歯車23、第2歯車24)と磁石25の配置を説明する図である。
なお、図7の(A)、(B)では、説明の便宜上、回転ノブ20を仮想線で示している。図7の(C)では、第1歯車22と、伝達歯車23と、第2歯車24と、を離間させて示している。
なお、図7の(C)では、説明の便宜上、磁石25を簡略的に標記すると共に、N極が着磁した領域と、S極が着磁した領域を視覚的に区別できるようにするために、N極が着磁した領域にハッチングを付して示している。図4でも同様である。
回転ノブ20は、断面視において円形の外形を有しており、回転ノブ20の外周面が、ユーザの手指により操作される操作面となっている。
節度板214は、フランジ部213よりも僅かに大きい外径で形成されている。節度板214の外周には、回転軸X1周りの周方向の全周に亘って、節度溝214aが設けられている(図7の(B)参照)。
外挿部212の外周には、減速歯車列Gの第1歯車22が外挿されており、第1歯車22は、軸部21(外挿部212)に対して回り止めされた状態で固定されている。
図8の(A)は、ムービングブロック6をカバー4側の上方から見た平面図である。図8の(B)は、図8の(A)におけるA−A断面図である。図8の(C)は、図8の(A)におけるB−B断面図である。
図9の(A)は、図8の(A)におけるC−C断面図である。図9の(B)は、図8の(A)におけるD−D断面図である。図9の(C)は、図8の(A)におけるE−E断面図である。図10の(A)は、図8の(A)におけるF−F断面図である。図10の(B)は、図8の(A)におけるG−G断面図である。
仕切壁63から見て仕切壁62とは反対側(図中、右側)であって、仕切壁63の近傍には、減速歯車列Gの第1歯車22を支持するための支持壁71と、伝達歯車23を支持するための支持壁72とが、回転軸X1に直交する方向に並んで設けられている。
側壁65の上端65aは、側壁64の上端64aよりも、上下方向における上側に位置している。
側壁64側の直線部642と、側壁65側の直線部652は、互いに平行に設けられている。図2に示すように、これら直線部642、652の下端642a、652aは、中間部材5に設けた開口501を貫通して極盤3側の下方に位置している。
また、軸部21の他端21bは、支持壁71の支持孔711に挿入された状態で回転可能に支持されており、軸部21の他端21b側に取り付けられた第1歯車22は、仕切壁63と支持壁71との間に配置される。
図9の(A)に示すように、スプリング収容部60では、上方に開口する収容穴601にスプリングSpが収容されており、スプリングSpで付勢されたボールBが、仕切壁62と側壁61の間で、節度板214の節度溝214aに弾発的に係合している。
節度板214が回転軸X1回りに回転すると、スプリングSpで付勢されたボールBが、節度板214の回転方向で隣接する他の節度溝214aに弾発的に係合する。
節度機構は、回転ノブ20の回転軸X1回りの角度位置を、機能に対応する所定位置に位置決めすると共に、回転ノブ20の回転軸X1回りの回転操作に節度感を付与するために設けられている。
図8の(B)に示すように、支持孔622には、ムービングブロック6を中間部材5に組み付けた際に、支持壁51の支持軸510が、回転軸X2方向に貫通して、仕切壁62が、中間部材5側の支持壁51で揺動可能に支持される。
仕切壁62では、この支持孔622の周囲が、ムービングブロック6を中間部材5に支持させるための連結部となっている。
仕切壁63から見て、仕切壁62とは反対側(図中、右側)には、支持孔632と対になる支持孔732を有する支持壁73が設けられている。
カバー4側の上方から見て、仕切壁63側の支持孔632と、支持壁73側の支持孔732は、磁石25の回転軸X2上に位置している。
この状態において、磁石25の軸部251は、回転軸X2に沿う向きで、回転軸X2回りに回転可能に配置される。
底壁部70では、この薄肉部701の部分が、他の部分よりも薄肉で形成されている。
連結部74は、底壁部70から上方に延出して設けられており、回転軸X2と交差する位置に、前記した支持孔742が設けられている。
この状態において、磁石25は、回転軸X2方向における一対の支持壁51、52でのムービングブロック6の支持点の間で、仕切壁63と支持壁73で、回転軸X2回りに回転可能に支持されている。
仕切壁63から見て、仕切壁62とは反対側(図中、右側)には、支持孔633と対になる支持孔723を有する支持壁72が設けられている。
カバー4側の上方から見て、仕切壁63側の支持孔633と、支持壁72側の支持孔723は、回転ノブ20の回転軸X1と磁石25の回転軸X2に平行な回転軸X3上に位置している。
この状態において、伝達歯車23の軸部231は、回転軸X3に沿う向きで、回転軸X3回りに回転可能に配置される。
カバー4側の上方から見て、第1歯車22と、伝達歯車23と、第2歯車24とは、回転軸X1に直交する軸線Y(図8参照)上で並んでいる。
本実施形態では、第1歯車22と、伝達歯車23と、第2歯車24とで、減速歯車列Gを構成している。
なお、減速歯車列Gは、伝達歯車23を複数備えたものであっても良い。
カバー4側の上方から見て接続梁75は、略L字形状を成しており、接続梁75における側壁65側の側面には、板状のガイド板76が設けられている。
押圧棒77は、プリント基板P側の下方に延出している。押圧棒77の延出長L2は、ムービングブロック6を中間部材5に組み付けた際に、押圧棒77が中間部材5に設けた貫通孔541をプリント基板P側の下方に横断して、プリント基板Pに設けたプッシュスイッチ92の上面に当接する長さに設定されている(図10の(A)、(B)参照)。
前記したようにムービングブロック6は、回転軸X2回りに揺動可能である。そのため、ムービングブロック6には、プッシュスイッチ92側から作用する付勢力Fにより、ムービングブロック6を回転軸X2回りに回転させる方向の回転力Rが作用している。
さらに、薄肉部701の径方向外側に、プリント基板Pのカバー4側の上面を覆う保護部材(中間部材5)の薄肉部56が配置される。
そのため、回転ノブ20の押圧操作の前後で、磁石25と磁気センサ91との離間距離hは変化しないようになっている。
これにより、磁気センサ91に対向する磁石25の磁極面が、磁石25の回転軸X2回りの回転に連動して変化する。これにより、磁気センサ91の出力信号を処理する図示しない制御装置において、回転ノブ20の回転軸X1回りの角度位置を特定できるようになっている。
図12の(A)は、磁石25の位置決めを説明する図であって、減速歯車列Gの伝達歯車23と、磁石25側の第2歯車24とが噛合した状態での位置決めを説明する図である。
図12の(B)は、位置決め完了後の回転ノブ20側の第1歯車22の組み付けを説明する図である。図12の(C)は、減速歯車列Gの組み付けを完了した時点を示した図である。
伝達歯車23は、磁石25側の第2歯車24に回転伝達可能に噛合している。伝達歯車23は、第2歯車24に噛合した状態で、磁石25と共にムービングブロック6で回転可能に支持される。
すなわち、位置決め用の磁石MGで、磁石25の回転軸X2回りの角度位置が位置決めされる。
位置決め用の磁石MGを用いて、磁石25を位置決めすることで、磁石25を常に同じ位置で位置決めできる。
そうすると、第1歯車22と伝達歯車23との噛合の進行に伴って、伝達歯車23と第2歯車24が、それぞれ回転軸X3、X2回りに回転する(図12の(C)参照)。
これにより、磁石25の磁極面の向きを、常に同じ向きに揃えて、減速歯車列Gの組み付けを行うことができる。
本実施形態のスイッチ装置1は、かかる関係づけの作業が必要ないので、スイッチ装置1の組み付けにかかる作業コストの低減が可能になる。
(1)スイッチ装置1は、
回転軸X1(第1軸)回りに回転可能、かつ回転軸X1に平行な回転軸X2(第2軸)周りに揺動可能に設けられた回転ノブ20と、
回転軸X2と同軸に配置されて、回転ノブ20の回転に連動して回転する磁石25と、
プリント基板P(固定側部材)に設けられて、磁石25の外周に対向配置された磁気センサ91と、
回転ノブ20の回転を磁石25に伝達する減速歯車列G(歯車列)と、を有する。
すなわち、回転ノブ20の揺動操作の前後で、磁石25と磁気センサ91との離間距離hが変化しない。
磁気センサ91と磁石25との位置関係が、回転ノブ20の揺動操作時に変化する場合には、感度の高い磁気センサを採用する必要があるが、磁気センサと磁石との位置関係が変化しないので、感度が低いより安価な磁気センサを用いることができる。
これにより、回転ノブ20の回転軸X1回りの回転操作と、回転ノブ20の回転軸X2回りの揺動操作に、異なる機能が割り当てられたスイッチ装置1を、より安価に提供できる。
(2)減速歯車列Gは、
回転ノブ20と同軸に設けられて、回転ノブ20と一体に回転する第1歯車22と、
磁石25と同軸に設けられて、磁石25と一体に回転する第2歯車24と、
第1歯車22と第2歯車24との回転伝達経路上に設けられた少なくとも1つの伝達歯車23と、を有している。
これにより、スイッチ装置1の組み付け時の回転ノブ20の位置決めと、磁石25の位置決めを容易に行うことができる。
(3)磁石25は、回転ノブ20よりも小さい外径で形成されている。
減速歯車列Gは、回転ノブ20の回転軸X1回りの回転を減速して磁石25に伝達する減速歯車列である。
上記のように、回転ノブ20の回転が、減速歯車列Gにより減速されて磁石25に伝達されるようにすることで、回転ノブ20において、回転軸X1回りの角度位置に応じて設定可能な機能の総数を増やすことができる。
これにより、回転ノブ20に割り当てる機能の多機能化や、機能の細かな制御が可能になる。
(4)回転ノブ20と、磁石25と、減速歯車列Gとを支持するムービングブロック6(ホルダ)を有している。
ムービングブロック6が、回転軸X2回りに揺動可能に設けられている。
(5)ムービングブロック6は、磁気センサ91が設けられたプリント基板Pを保護する中間部材5(保護部材)で、回転軸X2回りに揺動可能に支持されている。
ムービングブロック6は、磁石25の外周を囲む底壁部70(壁部)を有すると共に、底壁部70における磁気センサ91に対向する領域が、他の領域よりも薄肉で形成された薄肉部701となっている。
磁石25は、回転軸X2の径方向で、薄肉部701(薄肉の領域)を間に挟んで、前記磁気センサ91に対向している。
(6)中間部材5(保護部材)では、ムービングブロック6(ホルダ)とは反対側に、磁気センサ91が設けられたプリント基板P(固定側部材)が配置されている。
中間部材5(保護部材)では、磁気センサ91に対向する領域が、他の領域よりも薄肉で形成された薄肉部56となっている。
磁石25と磁気センサ91は、回転軸X2の径方向で、ムービングブロック6側の薄肉部701(薄肉の領域)と、中間部材5(保護部材)側の薄肉部56(薄肉の領域)とを間に挟んで、対向している。
(7)ムービングブロック6(ホルダ)は、中間部材5(保護部材)との対向部にプリント基板P側に延出する押圧棒77を有している。
押圧棒77は、回転軸X2から見て、回転軸X1よりも外径側に設けられていると共に、中間部材5に設けた貫通孔541を貫通して、プリント基板Pに設置されたプッシュスイッチ92に接触している。
ムービングブロック6の回転軸X2周りの揺動に連動して、プッシュスイッチ92が押圧棒77によりオン/オフされる。
これにより、回転ノブ20を押圧してムービングブロック6を回転軸X2周りに揺動させる際に、磁石25の回転軸X2周りに回転する角度範囲(磁石25の回転角度)を抑制できる。
回転ノブ20を押圧してムービングブロック6を回転軸X2周りに揺動させる際に、磁石25が回転軸X2回りに大きく回転すると、磁気センサ91が磁石25の異なる磁極を検出して、磁石25の回転軸X2回りの角度位置を誤検出する可能性がある。
磁石25の回転軸X2周り回転する角度範囲(磁石25の回転角度)を抑制できるので、磁石25の回転軸X2回りの角度位置を誤検出の可能性を低減できる。
(8)中間部材5(保護部材)には、回転軸X2方向に間隔をあけて一対の支持壁51、52が設けられている。
ムービングブロック6において磁石25は、回転軸X2方向における一対の支持壁51、52による支持点の間で、回転軸X2回りに回転可能に支持されている。
(9)スイッチ装置1の組み付け方法で組み付けられるスイッチ装置1は、
回転軸X1(第1軸)回りに回転可能、かつ回転軸X1に平行な回転軸X2(第2軸)周りに揺動可能に設けられた回転ノブ20と、
回転軸X2と同軸に配置されて、回転ノブ20の回転に連動して回転する磁石25と、
プリント基板P(固定側部材)に設けられて、磁石25の外周に対向配置された磁気センサ91と、
回転ノブ20の回転を磁石25に伝達する減速歯車列G(歯車列)と、
回転ノブ20と、磁石25と、減速歯車列Gとを支持するムービングブロック6(ホルダ)と、を有する。
減速歯車列Gは、
回転ノブ20と同軸に設けられて、回転ノブ20と一体に回転する第1歯車22と、
磁石25と同軸に設けられて、磁石25と一体に回転する第2歯車24と、
第1歯車22と第2歯車24との回転伝達経路上に設けられた伝達歯車23と、を有している。
組み付け方法は、以下のステップ有する。
(a)伝達歯車23を、第2歯車24に噛合させた状態で、磁石25と共にムービングブロック6(ホルダ)で回転可能に支持させるステップ。
(b)位置決め用の磁石MGで、磁石25の回転軸X2回りの角度位置を位置決めする(角度位置を固定する)ステップ。
(c)磁石25の回転軸X2回りの角度位置を位置決めした後に、第1歯車22を伝達歯車23に噛合させて、回転ノブ20を、ムービングブロック6(ホルダ)で回転可能に支持させるステップ。
この状態で、第1歯車22を上方から、伝達歯車23に近づけて噛合させると、第1歯車22を持つ回転ノブ20の組み付けが完了した時点で、回転ノブ20と磁石25とが、磁石25の初期の配置に応じて決まる所定位置に位置決めされる。
これにより、磁石25の磁極面の向きを、常に同じ向きに揃えて、減速歯車列Gの組み付けを行うことができる。
2 ロータリスイッチ
20 回転ノブ
21 軸部
21a 一端
21b 他端
210、211 連結部
212 外挿部
213 フランジ部
214 節度板
214a 節度溝
215 大径部
22 第1歯車
23 伝達歯車
24 第2歯車
221、231 軸部
241 フランジ部
25 磁石
251 軸部
251a 一端
251b 他端
252 大径部
3 極盤
4 カバー
5 中間部材
50 基部
501 開口
51 支持壁
510 支持軸
52 支持壁
520 支持軸
53 ガイド柱
54 筒部
541 貫通孔
55 ストッパ棒
550 係止爪
56 薄肉部
6 ムービングブロック
60 スプリング収容部
601 収容穴
602 係止部
61 側壁
611 支持孔
62、63 仕切壁
621、622、631、632、633 支持孔
64、65 側壁
641、651 弧状部
642、652 直線部
643 屈曲部
70 底壁部
701 薄肉部
702 凹部
71、72、73 支持壁
711 、723、732 支持孔
74 連結部
742 支持孔
75 接続梁
76 ガイド板
77 押圧棒
91 磁気センサ
92 プッシュスイッチ
B ボール
G 減速歯車列
L1 突出長
L2 延出長
MG 位置決め用の磁石
P プリント基板
S1、S2 収容部
Sp スプリング
W ステアリングホイール
X1 回転軸
X2 回転軸
X3 回転軸
Y 軸線
h 離間距離
Claims (9)
- 第1軸回りに回転可能、かつ前記第1軸に平行な第2軸周りに揺動可能に設けられた回転ノブと、
前記第2軸と同軸に配置されて、前記回転ノブの回転に連動して回転する磁石と、
固定側部材に設けられて、前記磁石の外周に対向配置された磁気センサと、
前記回転ノブの回転を前記磁石に伝達する歯車列と、を有することを特徴とするスイッチ装置。 - 前記歯車列は、
前記回転ノブと一体に回転する第1歯車と、
前記磁石と一体に回転する第2歯車と、
前記第1歯車と前記第2歯車との回転伝達経路上に設けられた少なくとも1つの伝達歯車と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。 - 前記磁石は、前記回転ノブよりも小さい外径で形成されており、
前記歯車列は、前記回転ノブの回転を減速して前記磁石に伝達する減速歯車列であることを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。 - 前記回転ノブと、前記磁石と、前記歯車列とを支持するホルダを有しており、
前記ホルダが、前記第2軸回りに揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置。 - 前記ホルダは、前記磁気センサが設けられた基板を保護する保護部材で、前記第2軸回りに揺動可能に支持されており、
前記ホルダは、前記磁石の外周を囲む壁部を有すると共に、前記壁部における前記磁気センサに対向する領域が、他の領域よりも薄肉で形成されており、
前記磁石は、前記第2軸の径方向で、前記薄肉の領域を間に挟んで、前記磁気センサに対向していることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ装置。 - 前記保護部材では、前記ホルダとは反対側に、前記磁気センサが設けられた基板である前記固定側部材が配置されており、
前記保護部材では、前記磁気センサに対向する領域が、他の領域よりも薄肉で形成されており、
前記磁石と前記磁気センサは、前記第2軸の径方向で、前記ホルダ側の薄肉の領域と、前記保護部材側の薄肉の領域とを間に挟んで、対向していることを特徴とする請求項5に記載のスイッチ装置。 - 前記ホルダは、前記保護部材との対向部に前記基板側に延出する押圧棒を有しており、
前記押圧棒は、前記第2軸から見て、前記第1軸よりも外径側に設けられていると共に、前記保護具材に設けた貫通孔を貫通して、前記基板に設置されたプッシュスイッチに接触しており、
前記ホルダの揺動に連動して、前記プッシュスイッチが前記押圧棒によりオン/オフされることを特徴とする請求項6に記載のスイッチ装置。 - 前記保護部材には、前記第2軸方向に間隔をあけて一対の支持壁が設けられており、
前記ホルダにおいて前記磁石は、前記第2軸方向における一対の支持壁による支持点の間で、前記第2軸回りに回転可能に支持されていることを特徴とする請求項7に記載のスイッチ装置。 - 第1軸回りに回転可能、かつ前記第1軸に平行な第2軸周りに揺動可能に設けられた回転ノブと、
前記第2軸と同軸に配置されて、前記回転ノブの回転に連動して回転する磁石と、
固定側部材に設けられて、前記磁石の外周に対向配置された磁気センサと、
前記回転ノブの回転を前記磁石に伝達する歯車列と、
前記回転ノブと、前記磁石と、前記歯車列とを支持するホルダと、を有するスイッチ装置の組み付け方法であって、
前記歯車列は、
前記回転ノブと一体に回転する第1歯車と、
前記磁石と一体に回転する第2歯車と、
前記第1歯車と前記第2歯車との回転伝達経路上に設けられた伝達歯車と、を有しており、
前記伝達歯車を、前記第2歯車に噛合させた状態で、前記磁石と共に前記ホルダで回転可能に支持させるステップと、
位置決め用の磁石で、前記磁石の前記第2軸回りの角度位置を位置決めするステップと、
前記磁石の位置決め後に、前記第1歯車を前記伝達歯車に噛合させて、前記回転ノブを前記ホルダで回転可能に支持させるステップを有することを特徴とするスイッチ装置の組み付け方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220894A JP7142550B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | スイッチ装置およびスイッチ装置の組み付け方法 |
EP19199268.4A EP3661057B1 (en) | 2018-11-27 | 2019-09-24 | Assembly method of switch device |
CN201911111040.2A CN111223706B (zh) | 2018-11-27 | 2019-11-14 | 开关装置及其组装方法 |
US16/696,666 US11244796B2 (en) | 2018-11-27 | 2019-11-26 | Switch device and assembly method of switch device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220894A JP7142550B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | スイッチ装置およびスイッチ装置の組み付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020087718A true JP2020087718A (ja) | 2020-06-04 |
JP7142550B2 JP7142550B2 (ja) | 2022-09-27 |
Family
ID=68066647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018220894A Active JP7142550B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | スイッチ装置およびスイッチ装置の組み付け方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11244796B2 (ja) |
EP (1) | EP3661057B1 (ja) |
JP (1) | JP7142550B2 (ja) |
CN (1) | CN111223706B (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327169A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Alps Electric Co Ltd | 力覚付与型入力装置 |
JP2009140785A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tokai Rika Co Ltd | ポジションセンサ |
JP2012230884A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Deason Electric Co Ltd | ステアリングホイールハプティック装置およびこれを備えるステアリングホイールハプティックシステム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6128006A (en) * | 1998-03-26 | 2000-10-03 | Immersion Corporation | Force feedback mouse wheel and other control wheels |
DE60030533T2 (de) * | 1999-12-08 | 2007-05-10 | Alps Electric Co., Ltd. | Winkelsensor, wodurch Klappern durch Spiel zwischen Zahnrädern innerhalb des Winkelsensor verhindert wird |
JP2005327168A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Alps Electric Co Ltd | 力覚付与型入力装置 |
JP4888202B2 (ja) * | 2007-04-10 | 2012-02-29 | パナソニック株式会社 | 入力操作部品 |
JP5199371B2 (ja) * | 2008-05-26 | 2013-05-15 | デースン エレクトリック シーオー エルティーディー | ハプティックステアリングホイールスイッチユニット及びこれを備えるハプティックステアリングホイールスイッチシステム |
JP2010073568A (ja) | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Alps Electric Co Ltd | 車載用入力装置 |
CN103358987A (zh) * | 2012-03-28 | 2013-10-23 | 比亚迪股份有限公司 | 一种汽车喇叭按压力控制装置及汽车 |
JP6357647B2 (ja) * | 2014-08-21 | 2018-07-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 回転ダイヤル装置及び撮像装置 |
CN205335149U (zh) * | 2015-12-30 | 2016-06-22 | 比亚迪股份有限公司 | 旋钮开关 |
-
2018
- 2018-11-27 JP JP2018220894A patent/JP7142550B2/ja active Active
-
2019
- 2019-09-24 EP EP19199268.4A patent/EP3661057B1/en active Active
- 2019-11-14 CN CN201911111040.2A patent/CN111223706B/zh active Active
- 2019-11-26 US US16/696,666 patent/US11244796B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005327169A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Alps Electric Co Ltd | 力覚付与型入力装置 |
JP2009140785A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tokai Rika Co Ltd | ポジションセンサ |
JP2012230884A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Deason Electric Co Ltd | ステアリングホイールハプティック装置およびこれを備えるステアリングホイールハプティックシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3661057B1 (en) | 2022-04-27 |
EP3661057A1 (en) | 2020-06-03 |
CN111223706A (zh) | 2020-06-02 |
JP7142550B2 (ja) | 2022-09-27 |
US11244796B2 (en) | 2022-02-08 |
CN111223706B (zh) | 2023-11-14 |
US20200168416A1 (en) | 2020-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6659416B2 (ja) | 車両用シフト装置 | |
JP5797444B2 (ja) | ジョイスティック装置 | |
JP2012221341A (ja) | ジョイスティック装置 | |
JP4831024B2 (ja) | 複合操作装置 | |
WO2014103733A1 (ja) | 液面検出装置 | |
JP4301312B2 (ja) | 操作入力装置およびこれを用いた電子機器 | |
WO2019181841A1 (ja) | 回転コネクタ装置及び回転コネクタ装置の組付構造 | |
JP7142550B2 (ja) | スイッチ装置およびスイッチ装置の組み付け方法 | |
JP4590432B2 (ja) | 操作装置及び操作システム | |
JP2012204062A (ja) | 操作入力装置 | |
JP2009289677A (ja) | 操作装置 | |
JP2005174806A (ja) | 多機能スイッチ | |
JP2012204048A (ja) | 操作入力装置 | |
WO2019054153A1 (ja) | シフト装置 | |
US20190041892A1 (en) | Input device | |
JP2019102236A (ja) | スイッチ | |
JP2012204065A (ja) | 操作入力装置 | |
JP2012204050A (ja) | 操作入力装置 | |
WO2018230188A1 (ja) | 回転検知装置 | |
WO2021079694A1 (ja) | 複合操作型入力装置 | |
JP5633813B2 (ja) | ターンシグナルスイッチ装置 | |
WO2020189075A1 (ja) | 回転角度検出装置及び回転シフタ | |
JPH11329649A (ja) | 舵角センサ付き回転コネクタユニット | |
JP2005303236A (ja) | 回転操作機構および電子機器、プロジェクタ | |
JP4476562B2 (ja) | 操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7142550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |