JP2010073568A - 車載用入力装置 - Google Patents

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幹夫 小野寺
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Abstract

【課題】1つの回転ノブをクリックタイプとノンクリックタイプの両方に使用することができる車載用入力装置を提供すること。
【解決手段】ステアリングホイール30のスポーク部31に操作キー5と回転ノブ4とを近接配置し、回転ノブ4と一体回転するカム体20の外周面に対して係合部材13をスプリング21の弾発力で付勢すると共に、この係合部材13と対向する駆動突起5eを操作キー5に設けた。そして、操作キー5を一方向へ揺動操作してカーエアコンをモード選択したとき、係合部材13をカム体20の外周面に弾接させることにより、回転ノブ4の回転操作に伴ってクリック感が生起されるようにし、操作キー5を他方向へ揺動操作してカーオーディオをモード選択したとき、駆動突起5eが係合部材13を押下してカム体20から離反させることにより、回転ノブ4の回転操作時にクリック感が生起されないようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えばカーエアコンやカーオーディオの機能選択や機能調整等に使用される車載用入力装置に関するものである。
従来より、この種の車載用入力装置の一例として、ステアリングホイールのスポーク部に回転ノブを配置し、この回転ノブに対する回転操作を検出可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。スポーク部には外装ケースが固定されており、回転ノブは外装ケースに開設された開口内に配置されている。回転ノブはステアリングホイールを把持する操作者の親指によって操作されることが多いため、一般的にサムホイールと呼ばれており、この回転ノブは回転軸の中央部に一体化されている。回転軸は外装ケースによって覆われたベース部材に回転可能に支持されており、この回転軸の一端側に固着されたギアはエンコーダに連結されている。また、回転軸の他端側には断面非円形状のカム体が固着されており、このカム体の外周面にスプリングの付勢力によって係合部材を弾接させている。
このように概略構成された車載用入力装置では、ステアリングホイールを把持する操作者が回転ノブを回転操作すると、その回転量がエンコーダによって検出されると共に、カム体が係合部材と係脱してクリック感が生起される。したがって、例えばエンコーダの出力信号に基づいて表示画面上の表示項目が順次選択されるようにすれば、操作者は回転ノブの回転操作に伴って所望の表示項目を選択することができると共に、その選択動作をクリック感を伴ってブラインドタッチで認識することができる。
特開2008−177090号公報
ところで、この種の車載用入力装置において、回転ノブの回転操作に伴ってクリック感を生起しないタイプ、所謂ノンクリックと呼ばれる回転ノブの要望もあり、この場合、上記の構成からカム体と係合部材とで構成されるクリック機構を省略すれば、ノンクリックタイプの回転ノブを実現することができる。しかしながら、ノンクリックタイプとして設計された回転ノブをクリックタイプとして使用することはできず、その逆にクリックタイプとして設計された回転ノブをノンクリックタイプとして使用することはできないため、例えば、カーオーディオとカーエアコンの機能調整等を回転ノブによって行う場合、クリックタイプとノンクリックタイプという2種類の回転ノブを配置しなければならず、それに伴って装置全体が大型化するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、1つの回転ノブをクリックタイプとノンクリックタイプの両方に使用することができる車載用入力装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の車載用入力装置は、回転可能に支持された回転ノブと、この回転ノブの回転を検出する回転検出手段と、前記回転ノブと一体的に回転するカム体と、このカム体の外周面に弾接する係合部材と、前記回転ノブに近接して配置された操作キーと、この操作キーの操作によって動作されるスイッチ素子とを備え、前記操作キーに前記係合部材に対向する駆動部を設け、前記操作キーの操作に伴って前記駆動部が前記係合部材を前記カム体の外周面から選択的に離反させるように構成した。
このように構成された車載用入力装置において、係合部材がカム体の外周面に弾接した状態で回転ノブを回転操作すると、回転ノブの回転に伴ってクリック感が生起されるため、この場合はクリックタイプの回転ノブとして使用することができる。一方、操作キーの操作に伴って駆動部が係合部材をカム体の外周面から離反させ、この状態で回転ノブを回転操作すると、回転ノブの回転に伴ってクリック感は生起されないため、この場合はノンクリックタイプの回転ノブとして使用することができる。このように回転ノブの近傍に配置された操作キーを操作することにより、1つの回転ノブをクリックタイプとノンクリックタイプの両方に使用することができるため、回転ノブを狭いスペースに配置できて装置全体の小型化を図ることができる。
上記の構成において、回転ノブの近傍に配置された操作キーは押圧操作型やスライド操作型や回転操作型でも良いが、操作キーが支軸を中心に揺動操作されるシーソ操作型の操作キーであると共に、この操作キーを揺動方向の揺動末端位置に保持するラッチ手段を設けると操作性が向上して好ましい。
また、上記の構成において、操作キーの操作によって異なる2つのモードのいずれか一方が選択され、回転ノブの回転によって操作キーで選択したモードの機能調整が行われるようにすると、例えば、カーエアコンとカーオーディオという異なる2つのモードのうち、操作キーの操作でカーエアコンというモードを選択した場合は、回転ノブの回転によって温度調整等の機能調整をクリック感を伴って行うことができ、操作キーの操作でカーオーディオというモードを選択した場合は、回転ノブの回転によって音量調整等の機能調整をクリック感を伴わずに行うことができる。
また、上記の構成において、回転ノブと操作キーはコンソールやダッシュボード等の車室内の適宜位置に近接配置しても良いが、これら回転ノブと操作キーがステアリングホイールのスポーク部に近接配置されていると、スペースに制限のあるスポーク部に回転ノブと操作キーをコンパクトに配置することができて好ましい。
本発明の車載用入力装置は、回転ノブに近接配置された操作キーに係合部材に対向する駆動部を設け、この操作キーを所定方向へ操作することにより、駆動部が係合部材を回転ノブと一体回転するカム体の外周面に対して接離させるようにしたので、1つの回転ノブをクリックタイプとノンクリックタイプの両方に使用することができ、回転ノブを狭いスペースに配置できて装置全体の小型化を図ることができる。
発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る車載用入力装置が装着されたステアリングホイールの平面図、図2は該入力装置の分解斜視図、図3は該入力装置の内部構造を示す断面図、図4は図3のA−A線に沿う断面図、図5は該入力装置の上ケースを省略して示す平面図、図6は該入力装置に備えられるクリック機構の動作説明図である。
本実施形態例に係る車載用入力装置1は、ステアリングホイール30のスポーク部31に固定された外装ケース2と、外装ケース2の内部に組み込まれて図3の矢印X1−X2方向へ揺動可能な可動ホルダ3と、可動ホルダ3に軸支されて図1の上下方向へ回転可能な回転ノブ4と、回転ノブ4の近傍に配置された操作キー5および複数の操作釦6,7,8と、可動ホルダ3の一端側に配設された後述するクリック機構9と、各種検出素子を搭載して外装ケース2の内部に設置された基板10とによって主に構成されている。この入力装置は、外部機器であるカーオーディオとカーエアコンの機能選択や機能調整を行うものであり、ステアリングホイール30を把持する操作者(運転者)の手指により、回転ノブ4に対する回転操作および押圧操作と、操作キー5に対する揺動操作(シーソ操作)と、各操作釦6,7,8に対する押圧操作とが行なえるようになっている。
図3,4に示す外装ケース2は、上ケース11と下ケース12をスナップ結合等によって一体化したものである。上ケース11の前面板には複数の開口が開設されており、これら開口内に回転ノブ4と操作キー5および各操作釦6,7,8がそれぞれ配置されている。また、下ケース12には、可動ホルダ3の支点部3aを回転可能に支持する第1の支持壁12aと、操作キー5の支軸5aを回転可能に支持する第2の支持壁12bと、後述する係合部材13の支軸13aを回転可能に支持する第3の支持壁12cとが立設されている。
可動ホルダ3は、板状の底板部3bと、底板部3bの両端から上方へ延びる一対の起立部3cとを有し、前述した支点部3aは底板部3bの中央部から図3の紙面で前後方向(図5の紙面で上下方向)へ突出している。可動ホルダ3の両起立部3cには回転軸14が回転可能に支持されており、回転ノブ4は回転軸14に挿通されて圧入等により一体化されている。図3と図5に示すように、回転軸14の一端側(左側)には第1ギア15が固着されており、第1ギア15より外側の回転軸14には支持部材16が挿入されてEリング17で抜け止めされている。この支持部材16には円板状のマグネット18と第2ギア19とが同軸上に軸支されており、マグネット18には円周方向に沿ってN極とS極が交互に着磁されている。また、第2ギア19は第1ギア15と噛合しており、回転軸14の回転が第1ギア15から第2ギア19を介してマグネット18に伝達されるようになっている。一方、回転軸14の他端側(右側)にはカム体20が固着されており、カム体20の外周面には凹凸部20aが連続形成されている。このカム体20の下方には前述した係合部材13が配置されており、係合部材13の上面には突起13bが形成されている。係合部材13はスプリング21の弾発力によってカム体20の外周面と弾接する方向へ付勢されており、これらカム体20と係合部材13によってクリック機構9が構成されている。
操作キー5は両側面の中央部に支軸5aを有しており、前述したように、これら支軸5aが下ケース12の第2の支持壁12bに回転可能に支持されることにより、操作キー5は両支軸5aを通る直線を中心軸Pとして図1の上下方向へ揺動可能となっている。図5に示すように、回転ノブ4と操作キー5は、平面的に見ると回転ノブ4の一端側に操作キー5が近接するように略L字状に配置されており、回転ノブ4の中心軸Q(回転軸14の軸線方向)に対して操作キー5の中心軸Pは略平行に延びている。図4に示すように、操作キー5において支軸5aと直交する方向で互いに対向する両側面のうちの一方の側面には山部5bを挟んで一対のロック溝5c,5dが形成されており、この一側面にはロック板22の先端に形成された突部22aが弾接している。ロック板22は弾性に富む金属平板をL字状に折曲形成したものであり、ボルトとナット等を用いて下ケース12に固定されている。このロック板22は、操作キー5を揺動方向の揺動末端位置、すなわち図6の実線で示す操作キー5の姿勢の位置と2点鎖線で示す操作キー5の姿勢の位置とにそれぞれ保持するラッチ手段である。すなわち、操作キー5の一端側が押圧操作されて図4に示す傾斜姿勢にあるとき、ロック板22の突部22aは一方のロック溝5cと係合して操作キー5を当該位置に保持する。そして、この状態で操作キー5の他端側が押圧操作されると、操作キー5は支軸5aを中心に図4の反時計方向へ所定角度だけ回転し、それに伴って突部22aが山部5bを乗り越えて他方のロック溝5dと係合することにより操作キー5は当該位置に保持される。
前記カム体20と対向する操作キー5の一側面には駆動突起5eが設けてあり、この駆動突起5eは操作キー5の揺動操作に伴って係合部材13をカム体20の外周面と接離させる駆動部として機能する。すなわち、図6に示すように、操作キー5の一端側が押圧操作されて同図の実線で示す傾斜姿勢にあるとき、駆動突起5eは係合部材13の上方に位置し、この場合、係合部材13はスプリング21の付勢力を受けてカム体20の外周面と弾接している。また、操作キー5の他端側が押圧操作されて図6の2点鎖線で示す傾斜姿勢になると、駆動突起5eが係合部材13の上面に当接してこれを下方へ押圧するため、係合部材13がスプリング21の付勢力に抗して同図の2点鎖線で示す位置へ回転し、それに伴って係合部材13の突起13bがカム体20の外周面から離反する。
基板10の前面側には、複数のスイッチ素子23〜27や一対の磁気センサ28等が実装されている。一対のスイッチ素子23は、回転ノブ4に対する押圧操作に伴う可動ホルダ3の揺動を検出するための検出素子であり、可動ホルダ3の底板部3bによって押圧駆動されてオン動作する。また、スイッチ素子24は操作キー5に対する揺動操作を検出するための検出素子であり、操作キー5に押圧駆動されてオン動作する。他のスイッチ素子25,26,27はそれぞれ操作釦6,7,8に対する押圧操作を検出するための検出素子であり、それぞれ操作釦6,7,8に押圧駆動されてオン動作する。一対の磁気センサ28はマグネット18の外周面と所定間隔を存して対向しており、これらマグネット18と磁気センサ28とによって回転ノブ4の回転を検出する回転検出手段(磁気式エンコーダ)が構成されている。すなわち、回転ノブ4の回転操作に連動して回転軸14が回転すると、その回転が第1ギア15から第2ギア19を介してマグネット18へ伝達され、一対の磁気センサ28から回転するマグネット18の磁束変化に対応する出力信号が得られるため、これら出力信号に基づいて回転ノブ4の回転方向と回転量を検出することができる。
このように構成された車載用入力装置1において、操作者が操作キー5の一端側(図1の上端側)を押圧して図4に示す傾斜姿勢に揺動操作すると、操作キー5に押圧駆動されてスイッチ素子24がオン動作し、そのオン信号に基づいてカーエアコンのモードが選択される。この場合、ロック板22の突部22aが一方のロック溝5cと係合することにより、操作キー5は図4に示す傾斜姿勢に保持されているため、操作キー5の駆動突起5eは係合部材13の上方に位置し、係合部材13はスプリング21の付勢力を受けてカム体20の外周面に弾接している。
かかるカーエアコンのモード選択時に操作者が回転ノブ4を図1の上下方向へ回転操作すると、その回転がマグネット18と磁気センサ28で構成された回転検出手段によって検出されるため、その検出信号に基づいてカーエアコンの設定温度を上下動する機能調整が行われる。このとき、カム体20は回転ノブ4の回転操作に連動して一体的に回転し、それに伴ってカム体20の凹凸部20aが係合部材13の突起13bと係脱してクリック感を生起し、このクリック感は回転軸14を介して回転ノブ4にフィードバックされる。これにより、回転ノブ4を回転操作する操作者は設定温度の調整量をクリック感を伴ってブラインドタッチで認識することができる。
また、カーエアコンのモード選択時に操作者が回転ノブ4の両端部のいずれか一方を押圧操作すると、可動ホルダ3が支点部3aを中心に図3のX1−X2方向のいずれか一方向へ揺動回転して一対のスイッチ素子23のいずれか一方がオン動作するため、そのオン信号に基づいてカーエアコンの風量を調整する機能調整が行われる。例えば、回転ノブ4の左端部を押圧操作して図3の左側のスイッチ素子23がオン動作すると、その押圧回数に従って風量は順次弱くなる方向へ調整される。また、回転ノブ4の右端部を押圧操作して図3の右側のスイッチ素子23がオン動作すると、その押圧回数に従って風量は順次強くなる方向へ調整される。なお、カーエアコンのモード選択時に操作者が回転ノブ4の下方に配置された操作釦8を押圧操作すると、操作釦8に押圧駆動されてスイッチ素子27がオン動作するため、そのオン信号に基づいてカーエアコンの吹出し口を選択する機能選択が行われる。
一方、操作者が操作キー5の他端側(図1の下端側)を押圧操作すると、操作キー5は支軸5aを中心に図4の反時計方向へ所定角度だけ回転し、それに伴って操作キー5に押圧されていたスイッチ素子24がオンからオフへ切り替わるため、その切替信号に基づいてカーオーディオのモードが選択される。この場合、ロック板22の突部22aが山部5bを乗り越えて他方のロック溝5dと係合することにより、操作キー5が図6の2点鎖線に示す傾斜姿勢に保持されるため、係合部材13が操作キー5の駆動突起5eに押下されて支軸13aを支点に回転し、それに伴って係合部材13の突起13bがカム体20の外周面から離反する。
かかるカーオーディオのモード選択時に操作者が回転ノブ4を図1の上下方向へ回転操作すると、その回転がマグネット18と磁気センサ28で構成された回転検出手段によって検出されるため、その検出信号に基づいてカーオーディオの音量を上下動する機能調整が行われる。このとき、回転ノブ4と一体的に回転するカム体20は係合部材13から離反しているため、回転ノブ4の回転操作時にクリック感は生起されず、回転ノブ4はノンクリックタイプとして使用される。
また、カーオーディオのモード選択時に操作者が操作釦8を押圧操作すると、スイッチ素子27のオン信号に基づいて例えばラジオ、CD、DVD、TV、ラジオ、CD……のようにオーディオの種類を選択する機能選択が行われる。そして、操作者が回転ノブ4の両端部を押圧操作すると、一対のスイッチ素子23のオン信号に基づいて選曲等の機能調整が行われる。例えば、操作釦8によってラジオまたはTVが機能選択されているとき、回転ノブ4の左端部を押圧操作して左側のスイッチ素子23がオン動作すると、その押圧回数に従って選局は順次前局へ調整される。また、回転ノブ4の右端部を押圧操作して右側のスイッチ素子23がオン動作すると、その押圧回数に従って選局は順次後局へ調整される。一方、操作釦8によってCDが機能選択されているとき、回転ノブ4の左端部を押圧操作して左側のスイッチ素子23がオン動作すると、その押圧回数に従って選曲は順次前曲へ調整され、回転ノブ4の右端部を押圧操作して右側のスイッチ素子23がオン動作すると、その押圧回数に従って選曲は順次後曲へ調整される。
なお、カーオーディオのモード選択時において、回転ノブ4の上方に配置された一方の操作釦6を押圧操作すると、スイッチ素子25のオン信号に基づいてミュートがオン/オフ動作し、カーエアコンのモード選択時において、他方の操作釦7を押圧操作すると、スイッチ素子26のオン信号に基づいて車内気と車外気の切替動作が行われる。
以上説明したように、本実施形態例に係る車載用入力装置1は、モード選択用の操作キー5と機能選択用の回転ノブ4とを近接配置すると共に、操作キー5に係合部材13と対向する駆動突起5eを設け、この操作キー5を揺動操作してカーエアコンとカーオーディオのモード選択を行ったとき、駆動突起5eによって係合部材13をカム体20の外周面に対して選択的に接離させるようにしたので、係合部材13がカム体20の外周面に弾接した状態で回転ノブ4を回転操作するとクリック感が生起され、係合部材13がカム体20の外周面から離反した状態で回転ノブ4を回転操作するとクリック感は生起されなくなる。したがって、操作者は操作キー5の揺動操作によってモード選択を行った後、そのモードの機能調整等を回転ノブ4を回転操作するとき、選択されたモードに応じて1つの回転ノブ4をクリックタイプとノンクリックタイプに使用することができ、装置全体の小型化を図ることができる。
なお、上記実施形態例では、操作キー5によってカーエアコンとカーオーディオのモード選択を行う場合について説明したが、操作キー5によって選択されるモードの組合せはこれに限定されず、例えばカーエアコンとカーナビゲーション、あるいはカーオーディオとカーナビゲーション等、他の組合せのモード選択についても適用可能である。
また、上記実施形態例では、係合部材13をスプリング21の付勢力によってカム体20の外周面に弾接させているが、例えば、中央部に突起を有する形状にフォーミングした板ばねを係合部材として用い、この板ばねの両端部を下ケース12に支持して突起をカム体20の外周面に弾接させることも可能である。
また、上記実施形態例では、支点部3aを中心に揺動可能な可動ホルダ3に回転ノブ4の回転軸14を軸支することにより、回転ノブ4に対して回転操作と押圧操作の両方を行えるようにしているが、回転ノブ4は少なくとも回転操作できるものであれば良い。
また、上記実施形態例では、回転ノブ4の回転を検出する回転検出手段として、マグネット18と磁気センサ28とで構成される磁気式のエンコーダを用いた場合について説明したが、光学式エンコーダや摺動式エンコーダ等の他の構成のものを用いることも可能である。同様に、操作キー5によって動作されるスイッチ素子24として他の構成のもの、例えば、操作キー5に固着されたマグネットの磁束変化を基板10に実装された磁気センサで検出する磁気式スイッチや、操作キー5に設けられた光反射部や光透過部の動きを基板10に実装された光学センサで検出する光学式スイッチを用いることも可能である。
本発明の実施形態例に係る車載用入力装置が装着されたステアリングホイールの平面図である。 図1の入力装置の分解斜視図である。 図1の入力装置の内部構造を示す断面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図1の入力装置の上ケースを省略して示す平面図である。 図1の入力装置に備えられるクリック機構の動作説明図である。
符号の説明
1 車載用入力装置
2 外装ケース
3 可動ホルダ
3a 支点部
3b 底板部
4 回転ノブ
5 操作キー
5a 支軸
5b 山部
5c,5d ロック溝
5e 駆動突起(駆動部)
6,7,8 操作釦
9 クリック機構
10 基板
11 上ケース
12 下ケース
12a 第1の支持壁
12b 第2の支持壁
12c 第3の支持壁
13 係合部材
13a 支軸
13b 突起
14 回転軸
15 第1ギア
16 支持部材
18 マグネット
19 第2ギア19
20 カム体
20a 凹凸部
21 スプリング
22 ロック板(ラッチ手段)
22a 突部
23〜27 スイッチ素子
28 磁気センサ
30 ステアリングホイール
31 スポーク部

Claims (4)

  1. 回転可能に支持された回転ノブと、この回転ノブの回転を検出する回転検出手段と、前記回転ノブと一体的に回転するカム体と、このカム体の外周面に弾接する係合部材と、前記回転ノブに近接して配置された操作キーと、この操作キーの操作によって動作されるスイッチ素子とを備え、
    前記操作キーに前記係合部材に対向する駆動部を設け、前記操作キーの操作に伴って前記駆動部が前記係合部材を前記カム体の外周面から選択的に離反させるように構成したことを特徴とする車載用入力装置。
  2. 請求項1の記載において、前記操作キーが支軸を中心に揺動操作されるシーソ操作型の操作キーであると共に、この操作キーを揺動方向の揺動末端位置に保持するラッチ手段を設けたことを特徴とする車載用入力装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記操作キーの操作によって異なる2つのモードのいずれか一方が選択され、前記回転ノブの回転によって前記操作キーで選択したモードの機能調整が行われることを特徴とする車載用入力装置。
  4. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記回転ノブと前記操作キーがステアリングホイールのスポーク部に近接配置されていることを特徴とする車載用入力装置。
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