JP2020086428A - 蛍光体装置 - Google Patents

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JP2020086428A JP2019082579A JP2019082579A JP2020086428A JP 2020086428 A JP2020086428 A JP 2020086428A JP 2019082579 A JP2019082579 A JP 2019082579A JP 2019082579 A JP2019082579 A JP 2019082579A JP 2020086428 A JP2020086428 A JP 2020086428A
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Abstract

【課題】投影装置の光源システム等に用いられる蛍光体装置の変換効率、色純度、及び、熱安定性を向上する。【解決手段】蛍光体装置1が第1波長光を発光する光源システムに適用され、基板10と蛍光層11とを備える。蛍光層が基板に形成され、第1波長光L1を第2波長光に変換し、蛍光層は第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとを含有する。第1蛍光体が第1波長光を第1色光C1に変換し、第1色光は第1ピーク波長を有する。第2蛍光体は、第1蛍光体の同士間に分布され且つ第1蛍光体と混合し、第1波長光を第2色光C2に変換し、第2色光は第2ピーク波長を有する。第1色光と第2色光とを混光して第2波長光を形成し、第1ピーク波長と第2ピーク波長との差が50〜100nmである。【選択図】図1B

Description

本発明は、蛍光体装置に関し、特に光源システムに適用する蛍光体装置に関する。
近年、プロジェクターなどの様々な投影装置が、映像を再生する機械が提供した映像信号を拡大して大型スクリーンに投影できるため、家庭、学校又はビジネスシーンに広く使用されている。ところで、消費電力の節約や装置の小型化のため、既存の投影装置の光源システム(Illumination System)は、従来の高密度ガス放電ランプ(HID Lamp)及び高圧水銀ランプの代わりに、発光ダイオード又はレーザー素子などの固体発光素子を使用している。
投影装置の光源システムは、赤色光、緑色光、青色光(R、G、B)などの3原色光を出す必要がある。このうち赤色光を発光する構成では、現在固体発光素子で生じられる励起光で黄色の蛍光体を塗布した波長変換装置(例えば、蛍光体ホイール)を照射し、生成した光をフィルターで濾光して、所要の赤色光を得ることは一般的である。しかしながら、このような構成では、得られた赤色光は忠実な赤色光でなく、且つ変換効率は良くないという問題があった。
従来の構造では、固体発光素子で生じられる励起光で赤色蛍光体を塗布した波長変換装置に照射して赤色光を得る方法を採用しているが、この構造は熱安定性が低い。また、固体発光素子で直接赤色光レーザーを発射することで、純度(Color purity)の良い赤色光を得る方法もあるが、製品コストは高いにも拘わらず、外部冷却装置も必要となり、製造コストも高い。
したがって、従来の蛍光体装置における問題及び欠点を改善するために、近年、当該技術分野における重要な問題とされている。
本発明は、前述した背景技術の問題点及び欠点を改善できる蛍光体装置を提供することを目的とする。
本発明のもう一つの目的は、蛍光体装置を提供することであり、前記蛍光体装置の前記蛍光層には、混合した第1蛍光体と第2蛍光体とを含有し、第1波長光を特定のピーク波長を有する第1色光と第2色光とを混光して第2波長光を係止することで、特定色光の純度、輝度及び発光強度を向上させる効果を奏する。
本発明のもう一つの目的は、蛍光体装置を提供することであり、前記蛍光体装置は、出力光のピーク波長が特定波長範囲にある第1蛍光体を使用することで、出力光が第2蛍光体に吸収されることを低減し、変換効率を向上させ、特定色光の純度及び発光強度を増加させ、且つ良好な熱安定性が得られる。
本発明のもう一つの目的は、蛍光体装置を提供することであり、前記蛍光体装置は、出力光のピーク波長が特定波長範囲にある第2蛍光体を使用し、且つ比較的高いルーメン系数を有することで、特定色光の輝度及び純度を向上させる。
上述した目的を達成するために、本発明は蛍光体装置を提供する。前記蛍光体装置が光源システムに適用され、光源システムが第1波長光を発光し、蛍光体装置は基板と蛍光層とを備える。蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、前記蛍光層は、第1蛍光体と第2蛍光体とを含有する。第1蛍光体が第1波長光を第1色光に変換し、第1色光は第1ピーク波長を有する。第2蛍光体が、前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、第2色光は第2ピーク波長を有する。前記第1色光と前記第2色光とを混光して前記第2波長光を形成し、且つ前記第1ピーク波長と前記第2ピーク波長との差が50nm以上100nm以下である。
上述した目的を達成するために、本発明は蛍光体装置を提供する。前記蛍光体装置が光源システムに適用され、光源システムが第1波長光を発光し、蛍光体装置は基板と蛍光層とを備える。蛍光層係形成於基板、以將第1波長光轉換為第2波長光、蛍光層包括第1蛍光体以及第2蛍光体。第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、前記第1色光は第1ピーク波長を有する。第2蛍光体前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、前記第2色光は第2ピーク波長を有する。前記第1色光と前記第2色光とが混合して前記第2波長光を形成し、前記第2波長光のピーク波長は。前記第1ピーク波長と前記第2ピーク波長との間にあり、且つ前記第1蛍光体と前記第2蛍光体との重量比は2〜15である。
上述した目的を達成するために、本発明は蛍光体装置を提供する。前記蛍光体装置が光源システムに適用され、光源システムが第1波長光を発光し、蛍光体装置は基板と蛍光層とを備える。蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、前記蛍光層は、第1蛍光体と第2蛍光体とを有する。第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、前記第1色光は第1ピーク波長を有する。第2蛍光体前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、前記第2色光は第2ピーク波長を有する。前記第1色光と前記第2色光とを混光して前記第2波長光を形成し、前記第1ピーク波長は540nm以上570nm以下であり、前記第2ピーク波長は600nm以上640nm以下である。
上述した目的を達成するために、本発明は蛍光体装置を提供する。前記蛍光体装置が光源システムに適用され、光源システムが第1波長光を発光し、蛍光体装置は基板と蛍光層とを備える。蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、前記蛍光層は第1蛍光体と第2蛍光体とを有する。第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、第2蛍光体が、前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、前記第1色光と前記第2色光とを混光して第2波長光を形成し、前記第1色光の波長範囲と前記第2色光の波長範囲とが部分的に重なり、前記第1色光のスペクトルの半値全幅が120nmより小さく、前記第2色光のスペクトルの半値全幅が90nmより小さい。
本発明の実施形態に係る蛍光体装置及びそれを適用した光源システムを示す図である。 図1Aに示す蛍光体装置の構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る蛍光体装置の第1蛍光体及び第2蛍光体の吸収・発光スペクトルである。 本発明の他の実施形態における蛍光体装置及びそれを適用した光源システムを示す図である。 図3Aの蛍光体装置の構造を示す図である。 異なる実施形態における第1蛍光体の発光スペクトルである。 異なる実施形態における第1蛍光体と第2蛍光体とを混合した場合の発光スペクトルである。 低ワット数で異なる実施形態におけるCeをドープした第1蛍光体の発光スペクトルである。 高ワット数で異なる実施形態におけるCeをドープした第1蛍光体の発光スペクトルである。 異なる実施形態における第2蛍光体の発光スペクトルである。 第1蛍光体及び異なる実施形態における第2蛍光体の発光スペクトルである。 本発明の実施形態に係る蛍光体装置の構造を示す図である。 本発明の他の実施形態における蛍光体装置の構造を示す図である。 本発明の他の実施形態における蛍光体装置の構造を示す図である。
本発明の特徴および利点を具体化するいくつかの例示的な実施形態は、以下の説明において詳細に説明する。なお、本発明は、様々な態様に変更することができ、本願明細書の説明及び図面は、例示的なものであり、本発明を限定するものではない。
図1Aは、本発明の実施形態に係る蛍光体装置及びそれを適用した光源システムを示す図である。図1Bは、図1Aに示す蛍光体装置の構造を示す図である。図2は、本発明の実施形態に係る蛍光体装置の第1蛍光体及び第2蛍光体の吸収・発光スペクトルを示す図である。図1A、図1B及び図2に示すように、本発明の蛍光体装置1は光源システム2に適用しており、光源システム2が第1波長光L1を発光する。蛍光体装置1は、基板10と蛍光層11とを有し、基板10が反射式の基板である。蛍光層11が基板10に形成され、第1波長光L1を第2波長光L2に変換することができる。なお、第1波長光L1は青色光又は紫外光に限定されず、第2波長光L2は橙色光に限定されない。また、当該基板10は光学性質を有しない基板でもよく、例えば、セラミックス基板などに蛍光層11の材料を塗布して構成されても良い。
蛍光層11は、第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとを含有する。第1蛍光体Yは、第1波長光L1を第1色光C1に変換し、第1色光C1は特定波長範囲を有するスペクトルを表れ且つ第1ピーク波長を有する。第2蛍光体Rの成分が第1蛍光体Y同士間に分布され且つ第1蛍光体Yと混合され、第2蛍光体Rは第1波長光L1を第2色光C2に変換し、第2色光C2は特定波長範囲を有するスペクトルを表れ且つ第2ピーク波長を有する。第1色光C1と第2色光C2とが第2波長光L2を形成し、第1ピーク波長と第2ピーク波長との差が50nm以上であり、且つ100nm以下である。第2波長光L2のピーク波長は、第1色光C1の第1ピーク波長と第2色光C2の第2ピーク波長との間に存在する。なお、図面には、第1色光C1と第2色光C2とが異なる方向に照射しているが、重なり可能ないずれかの2つ色光(第1色光C1と第2色光C2との)が第2波長光L2を形成することを示している。すなわち、第2波長光L2は、蛍光体装置1より発光された第1色光C1と第2色光C2との混色光である。
本実施形態及び後の実施形態では、第1蛍光体Yが黄色蛍光体であり、且つYAG(Yttrium Aluminum Garnet)材料で構成され、第1波長光を黄色光の第1色光C1に変換する。第2蛍光体Rが赤色蛍光体であり、且つ窒化物の蛍光材料を含有し、第1波長光を赤色光の第2色光C2に変換する。黄色光の第1色光C1と、赤色光の第2色光C2とが、橙色光の第2波長光L2を形成し、ここで、第1色光C1の波長範囲と第2色光C2の波長範囲とが少なくとも部分的に重なっている。これによって、光源システム2の発光を濾光して出力された赤色光の純度、輝度及び発光強度を向上させることができる。ある実施形態では、第1蛍光体Yにより変換して出力された第1色光C1のピークの半値全幅(full width at half maximum、或稱FWHM)が120nmより小さく、第2蛍光体Rにより変換して出力された第2色光C2のピークの半値全幅が90nmより小さい。これにより、純度に優れる色光を得ることができる。なお、本発明は上記半値全幅に限定されない。
ある実施形態では、第2蛍光体Rが、第1蛍光体Y同士間に、均等に分布されるか又は不均一に分布される。また、第2蛍光体Rが第1蛍光体Yと混合することで混合物として使用されても良い。この場合、第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとの重量比は、2〜15であることが好ましい。これによって、光源システム2の発光を濾光して出力された赤色光の純度、輝度及び発光強度を向上させることができる。なお、本発明これに限定されない。
ある実施形態では、蛍光体装置1は反射層12を更に備え、前記反射層12が基板10と蛍光層11との間に設けられ、少なくとも当該第2波長光L2を反射する。ある実施形態では、限定されないが、反射層12が、全体の光抽出効率を高めるために、例えば、SiO、TiO、AL、ZrO、ZnO又はBNなどの無機金属酸化物粒子又はペーストからなる拡散反射層である。拡散反射層の厚さは、限定されないが、20〜150μmであることが好ましい。ある実施形態では、反射層12は、第2色光C2の光抽出効率を向上させるために、第2色光C2に対するアルミニウムの反射率よりも大きい第2色光C2に対する反射率を有するものである。なお、限定されないが、反射層12は、例えば、誘電体膜層であることが好ましい。
図3Aは、本発明の他の実施形態に係る蛍光体装置及びそれを適用した光源システムを示す図である。図3Bは、図3Aに示した蛍光体装置の構造を示す図である。図3A及び図3Bに示すように、本発明の蛍光体装置1が光源システム2に適用しており、光源システム2が第1波長光L1を発光する。蛍光体装置1は、基板10と蛍光層11とを有し、基板10が光透過可能な基板である。蛍光層11が基板10に形成され、第1波長光L1が、第1色光C1と第2色光C2とを混光した第2波長光L2に変換され、蛍光層11と各色光とは前述した実施形態と同じであり、説明を省略する。本実施形態では、蛍光体装置1は反射層12を更に備え、反射層12が、少なくとも当該第2波長光L2を反射するために、基板10と蛍光層11との間に配置されている。ある実施形態では、反射層12が波長選択層であり、少なくとも第1色光C1と第2色光C2とを反射し、又は第2波長光L2と同じ波長範囲である色光を反射する。なお、本発明はこれに限定されず、波長選択層12は、所要の波長範囲の需要に応じて変更することができる。
つまり、本発明が提供する蛍光体装置は、蛍光層には第1蛍光体と第2蛍光体とを混合して含有し、第1波長光を、特定のピーク波長の第1色光と第2色光とを混光してなる第2波長光に変換し、純度、輝度及び発光強度を向上させることができる。
図4Aは、異なる実施形態の第1蛍光体の発光スペクトルを示している。図4Bは、異なる実施形態の第1蛍光体と第2蛍光体とを混合した混合物の発光スペクトルを示している。図2、図4A及び図4Bに示すように、第1蛍光体Yの変換により出力された第1色光C1の一部が、第2蛍光体Rで吸収される。したがって、第2蛍光体Rに吸収される色光を少なくするために、長波長の色光を発光できる第1蛍光体Yを選択して第2蛍光体Rと混合するのが好ましい。
第1色光C1は、異なる波長の光を発光する第1蛍光体Y1、Y2及びY3で形成され、発光のピーク波長は、図4Aに示すように、Y1<Y2<Y3である。第1蛍光体Y1、Y2、Y3を、それぞれ第2蛍光体Rと混合し、色度Rx=0.670にある赤色光の光抽出強度と、第2蛍光体Rと混合しない第1蛍光体Y1の赤色光の光抽出強度とを比較した光抽出強度効率は図4B図及び表1に示されている。この結果より、第1色光C1を発光する波長範囲及びピーク波長が長波長である第1蛍光体Y3を選択して第2蛍光体Rと混合した場合、発光強度及び純度に優れる赤色光が得られる。

図5Aは、低ワット数での異なる実施形態に係るCe-ドープ第1蛍光体の発光スペクトルを示す図である。図5Bは、高ワット数での異なる実施形態に係るCe-ドープ第1蛍光体の発光スペクトルを示す図である。ある実施形態では、第1蛍光体Yは、CeドープYAG材料(YAl12)である。Ceのドープ量が多いと、第1蛍光体Yの発光がレッドシフトし、すなわち、出力された第1色光C1の波長範囲のピーク波長が長い。これによって、出力された光の第2蛍光体Rによる吸収を抑えることができる。なお、Ceのドープ量が多いと、欠陥領域も多くなり、熱安定性が悪くなる可能性がある。
異なるCeドープ量により出力される第1色光C1が異なる波長範囲にある第1蛍光体Y4とY5とを提供し、そのうち、Ceドープ量がY4>Y5であり、出力光のピーク波長がY4>Y5である。また、第1蛍光体Y4とY5とが、それぞれ低ワット数(約100ワット)又は高ワット数(約200ワット)に適用される。測定結果によれば、低ワット数且つ低熱影響環境において、図5Aに示すように、波長が約600nm以上である赤色光強度は、Y5がY4よりも約20%小さい。高ワット数且つ高熱影響環境において、図5Bに示すように、波長が約600nm以上である赤色光強度は、Y4がY5よりも約10%小さい。つまり、低ワット数の場合、Ceドープ量が多く且つ出力される第1色光C1の波長範囲及びピーク波長が長い第1蛍光体Yを使用するのが好ましい。一方、高ワット数の場合、欠陥による熱的影響の観点から、第1蛍光体YにCeを過剰にドープしてはいけない。したがって、第1蛍光体Yが発光する第1色光C1の波長範囲及びピーク波長は制限される。
波長範囲、Ceドープ量又は光ワット数などが赤色光の強度及び純度を影響する観点から、出力される色光のピーク波長が540nm〜570nmにある第1蛍光体Y、すなわち、第1色光C1の第1ピーク波長が540nm以上、且つ570nm以下であることが好ましい。出力される色光のピーク波長は550nm〜560nmにある第1蛍光体Y、すなわち、第1色光C1の第1ピーク波長は550nm以上、且つ560nm以下であることがより好ましい。
つまり、本発明は蛍光体装置を提供し、出力光のピーク波長が特定の波長範囲にある第1蛍光体を利用し、出力光が第2蛍光体に吸収されることを低減することによって、変換効率、赤色光の純度、発光強度を向上させることができ、且つ良好な熱安定性が得られる。
図6は、異なる実施形態に係る第2蛍光体の発光スペクトルを示す図である。視覚効果反応によれば、人間(眼)は、色の刺激及び異なる波長領域の色光の輝度を知覚することが異なり、そのうち、黄緑色光のルーメン係数は最も高い。出力される第2色光C2は、異なる波長である第2蛍光体R1とR2とで形成され、色の定量的表示は図6及び表2に示されている。測定結果によれば、両者が発光した光ワット数が概ね同じであるが、輝度には、主にルーメン係数の影響による約10%の差異が現れる。換言すれば、第2色光C2を形成する波長範囲が黄緑色光に近いである第2蛍光体R1を選択して、第1蛍光体Yと混合した場合、より高い赤色光輝度が得られる。

図7は、第1蛍光体及び異なる実施形態に係る第2蛍光体の発光スペクトルを示す図である。出力される第2色光C2は、異なる波長の光を発光する第2蛍光体R3、R4及びR5で形成され、ピーク波長はR3<R4<R5である。第1蛍光体Yと第2蛍光体R3、R4及びR5との発光強度及び発光
効率が図7図及び表3に示されている。この結果によれば、出力光のピーク波長が600nmに近いである第2蛍光体R3は、赤色光強度が低く、出力光のピーク波長が640nmに近いである第2蛍光体R5は、赤色光輝度が低い。

ルーメン係数と波長範囲などが赤色光の輝度及び純度を影響する観点から、出力される色光のピーク波長は600nm〜640nmである第2蛍光体Rが好ましく、すなわち、第2色光C2の第2ピーク波長は600nm以上、且つ640nm以下である。出力される色光のピーク波長は600nm〜630nmである第1蛍光体Yがより好ましく、すなわち、第2色光C2の第2ピーク波長は600nm以上、且つ630nm以下である。
換言すれば、本発明は蛍光体装置を提供し、出力光のピーク波長が特定波長範囲にある第2蛍光体を使用し、且つより高いルーメン係数を有することで、赤色光の輝度及び純度を効率的に向上させることができる。
第1色光C1を出力する第1ピーク波長が540〜570nmにある第1蛍光体Yを使用し、第2色光C2を出力する第2ピーク波長が600〜640nmにある第2蛍光体Rを使用し、且つ第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとを混合して厚さが100mmであるアルミニウム基板を形成し、色度Rx=0.670において異なる入射光ワット数で赤色光強度を測定し、測定された結果と従来技術に使用された黄色蛍光体で得られた赤色光強度とを比較した結果は、表4に示されている。測定結果によれば、出力光のピーク波長が特定波長範囲内にある第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとを混合した場合、赤色光の発光強度を効果的に向上させることができる。
図8Aは、本発明の実施形態に係る蛍光体装置の構造を示す図である。図8Bは、本発明の保赤の実施形態に係る蛍光体装置の構造を示す図である。図8Cは、本発明の他の実施形態に係る蛍光体装置の構造を示す図である。ある実施形態では、図8Aに示すように、蛍光体装置1は、蛍光体ホイールである。基板10は、第1領域101を備え、前記第1領域101が、第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとからなる蛍光層11で形成され、第1波長光L1を第2波長光L2に変換する。第1波長光L1は青色光又は紫外光であり、第2波長光L2は柑子色光であり、第1蛍光体Yは黄色蛍光体であり、且つ第2蛍光体Rが赤色蛍光体であるが、これに限定されない。ある実施形態では、基板10に三次元構造を製造して熱乱流を増大させ、赤色光の光抽出効率を向上させることができる。
ある実施形態では、図8Bに示すように、蛍光体装置1は第3蛍光体13を更に備え、第1波長光L1を第3波長光に変換する。基板10は、第1領域101と第2領域102とを有し、第1領域101が第1蛍光体Yと第2蛍光体Rとを含有する蛍光層11で形成され、第1波長光L1を第2波長光L2に変換し、第3蛍光体13が第2領域102に形成され、第1波長光L1を第3波長光に変換する。第1波長光L1は青色光又は紫外光であり、第2波長光L2は柑子色光であり、第3波長光は緑色光又は黄緑色光であり、第1蛍光体Yは黄色蛍光体であり、第2蛍光体Rは赤色蛍光体であり、且つ第3蛍光体13は緑色蛍光体又は黄緑色蛍光体である。なお、本発明はこれに限定されない。
ある実施形態では、図8Cに示すように、基板10は、第3領域103を更に備え、第3領域103が反射領域又は透過領域であり、第1波長光L1を直接に反射又は透過する。透過領域は、中空構造体又は第1波長光L1が透過できる光学フィルムを塗布した透過材料である。なお、本発明はこれに限定されない。
上述したように、本発明が提供する蛍光体装置は、蛍光層に第1蛍光体と第2蛍光体とを混合し、第1波長光を特定のピーク波長の第1色光と第2色光とを混光した第2波長光に変換し、特定の色光の純度、輝度及び発光強度を向上させることができる。また、出力される光のピーク波長が特定波長範囲に存在する第1蛍光体を用いることで、出力された光が第2蛍光体に吸収されることを抑え、変換効率を向上させ、特定の色光の純度、輝度及び発光強度、且つ、良好な熱安定性が得られる。さらに、第2蛍光体のピーク波長が特定波長範囲にあり、且つルーメン係数が高いことで、特定の色光の輝度及び純度を効果的に向上させることができる。
本発明は、上記の実施形態によって詳細に説明されたが、当業者によって修正されることができ、いずれも添付の特許請求の範囲から逸脱しないことを留意されたい。
1:蛍光体装置
2:光源システム
10:基板
101:第1領域
102:第2領域
103:第3領域
11:蛍光層
Y、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5:第1蛍光体
R、R1、R2、R3、R4、R5:第2蛍光体
12:反射層
13:第3蛍光体
L1:第1波長光
L2:第2波長光
C1:第1色光
C2:第2色光

Claims (18)

  1. 蛍光体装置であって、光源システムに適用され、前記光源システムが第1波長光を発光し、前記蛍光体装置は、基板と蛍光層とを備え、
    前記蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、
    前記蛍光層は、第1蛍光体と第2蛍光体とを含有し、
    前記第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、前記第1色光は第1ピーク波長を有し、
    前記第2蛍光体が前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、前記第2色光は第2ピーク波長を有し、
    前記第1色光と前記第2色光とを混光して前記第2波長光を形成し、且つ前記第1ピーク波長と前記第2ピーク波長との差が50nm以上100nm以下である、ことを特徴とする蛍光体装置。
  2. 前記第2波長光のピーク波長は、前記第1ピーク波長と前記第2ピーク波長との間にある、ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体装置。
  3. 前記第1ピーク波長は、540nm以上570nm以下である、ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体装置。
  4. 前記第2ピーク波長は、600nm以上640nm以下である、ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体装置。
  5. 前記第1蛍光体は黄色蛍光体であり、前記第2蛍光体は赤色蛍光体である、ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体装置。
  6. 前記第1蛍光体は、Ce-ドープYAG材料である、ことを特徴とする請求項5に記載の蛍光体装置。
  7. 前記第1蛍光体と前記第2蛍光体との重量比は2〜15である、ことを特徴とする請求項5に記載の蛍光体装置。
  8. 反射層を更に備え、前記反射層が前記基板と前記蛍光層との間に配置され、前記第2波長光を反射する、ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体装置。
  9. 前記反射層は拡散反射層又は波長選択層である、ことを特徴とする請求項8に記載の蛍光体装置。
  10. 前記反射層は、前記第2色光に対して、アルミニウムの反射率よりも大きい反射率を有する、ことを特徴とする請求項8に記載の蛍光体装置。
  11. 第3蛍光体を更に備え、前記第3蛍光体が第1波長光を第3波長光に変換し、且つ、前記基板は第1領域と第2領域とを有し、前記蛍光層が前記第1領域に形成され、前記第3蛍光体が第2領域に形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体装置。
  12. 前記第1蛍光体は黄色蛍光体であり、前記第2蛍光体は赤色蛍光体であり、且つ前記第3蛍光体が緑色蛍光体又は黄緑色蛍光体である、ことを特徴とする請求項11に記載の蛍光体装置。

  13. 前記基板は第3領域を更に備え、前記第3領域は反射領域又は透過領域であり、前記第1波長光を直接に反射又は透過する、ことを特徴とする請求項11に記載の蛍光体装置。
  14. 蛍光体装置であって、光源システムに適用され、前記光源システムが第1波長光を発光し、前記蛍光体装置は、基板と蛍光層とを備え、
    前記蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、前記蛍光層は、第1蛍光体と第2蛍光体とを有し、
    前記第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、前記第1色光は第1ピーク波長を有し、
    前記第2蛍光体が、前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、前記第2色光は第2ピーク波長を有し、
    前記第1色光と前記第2色光とが混合して前記第2波長光を形成し、前記第2波長光のピーク波長は。前記第1ピーク波長と前記第2ピーク波長との間にあり、且つ前記第1蛍光体と前記第2蛍光体との重量比は2〜15である、ことを特徴とする蛍光体装置。
  15. 蛍光体装置であって、光源システムに適用され、前記光源システムが第1波長光を発光し、前記蛍光体装置は、基板と蛍光層とを備え、
    前記蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、前記蛍光層は、第1蛍光体と第2蛍光体とを有し、
    前記第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、前記第1色光は第1ピーク波長を有し、
    前記第2蛍光体が、前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、前記第2色光は第2ピーク波長を有し、
    前記第1色光と前記第2色光とを混光して前記第2波長光を形成し、前記第1ピーク波長は540nm以上570nm以下であり、前記第2ピーク波長は600nm以上640nm以下である、ことを特徴とする蛍光体装置。
  16. 蛍光体装置であって、光源システムに適用され、前記光源システムが第1波長光を発光し、前記蛍光体装置は、基板と蛍光層とを備え、
    前記蛍光層が前記基板に形成され、前記第1波長光を第2波長光に変換し、前記蛍光層は第1蛍光体と第2蛍光体とを有し、
    前記第1蛍光体が前記第1波長光を第1色光に変換し、
    前記第2蛍光体が、前記第1蛍光体の同士間に分布され、且つ前記第1蛍光体と混合し、前記第2蛍光体が前記第1波長光を第2色光に変換し、
    前記第1色光と前記第2色光とを混光して第2波長光を形成し、前記第1色光の波長範囲と前記第2色光の波長範囲とが部分的に重なり、前記第1色光のスペクトルの半値全幅が120nmより小さく、前記第2色光のスペクトルの半値全幅が90nmより小さい、ことを特徴とする蛍光体装置。
  17. 前記第1蛍光体はCe材料を含有し、前記第1色光の第1ピーク波長を長波長側にシフトさせる、ことを特徴とする請求項16に記載の蛍光体装置。
  18. 前記第2色光の第2ピーク波長は、600nm以上640nm以下である、ことを特徴とする請求項16に記載の蛍光体装置。
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