JP2017138470A - 反射素子、波長変換素子、光源装置及びプロジェクター - Google Patents

反射素子、波長変換素子、光源装置及びプロジェクター Download PDF

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Abstract

【課題】高い反射率が得られる、反射素子、波長変換素子、光源装置及びプロジェクターを提供する。
【解決手段】無機材料からなる多結晶体と、複数の気孔と、第1の凹部を有する第1面と、を有する焼結体と、第1の凹部に設けられた少なくとも一つの第1の粒子と、を備える反射素子に関する。
【選択図】図4

Description

本発明は、反射素子、波長変換素子、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
従来、光源装置から射出された照明光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、当該画像をスクリーン等の被投射面に拡大投射する画像表示装置が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
この画像表示装置は、照明装置、偏光分離装置、分光装置、液晶パネル、プリズム及び投射光学装置を備える。照明装置は、励起光を射出する励起光源と、蛍光体とを備える。蛍光体は、入射された励起光の一部を励起光とは異なる波長の蛍光に変換する。蛍光体からは、蛍光と、励起光の他の一部とが、当該励起光が入射する側と同じ側に向けて照明光として射出される。そして、照明光は分光装置によって赤色、緑色及び青色の色光に分離される。分離された各色光は、それぞれが対応する液晶パネルにて変調される。液晶パネルにより変調された各色光がプリズムにて合成され、投射光学装置から投射される。
特開2012−4009号公報
ところで、近年、プロジェクターに対し、高輝度化の要望が高まっている。これに対し、照明光として蛍光体から蛍光を効率的に取り出せる構成が要望されている。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、高い反射率が得られる、反射素子を提供することを目的の1つとする。また、当該反射素子を備えた波長変換素子を提供することを目的の1つとする。また、当該波長変換素子を備えた光源装置を提供することを目的の1つとする。また、当該光源装置を備えたプロジェクターを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に従えば、無機材料からなる多結晶体と、複数の気孔と、第1の凹部を有する第1面と、を有する焼結体と、前記第1の凹部に設けられた少なくとも一つの第1の粒子と、を備える反射素子が提供される。
第1態様に係る反射素子によれば、第1の凹部に設けられた少なくとも一つの第1の粒子により第1面に入射した光を反射させるので、厚さを薄くしたとしても、高い反射率を実現することができる。
上記第1態様において、前記焼結体は、前記第1面と対向し、第2の凹部を有する第2面を更に備え、前記第2の凹部に少なくとも一つの第2の粒子が設けられているのが好ましい。
この構成によれば、第1面を透過して第2面側に向かった光を第2の凹部に設けられた少なくとも一つの第2の粒子により反射させることができる。これにより、より高い反射率を得ることができる。
上記第1態様において、前記少なくとも一つの第1の粒子は、透光性の材料からなるのが好ましい。
この構成によれば、第1の粒子において光が吸収されないため、吸収による光のロスを低減できる。これにより、反射光として外部に射出される光量が増えるので、結果的に、反射率を向上させることができる。
上記第1態様において、複数の前記第1の粒子が前記第1の凹部に設けられており、前記複数の第1の粒子は互いに部分的に結合しているのが好ましい。
この構成によれば、複数の第1の粒子が設けられるので、反射率を向上することができる。また、結合した粒子間を熱が伝わり易くなるので、放熱性を向上させることができる。
上記第1態様において、前記複数の第1の粒子は互いに焼結しているのがより望ましい。
このようにすれば、第1の粒子同士が焼結結合することで熱による破壊に対して強くなる。よって、耐熱性に優れた反射素子を提供できる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様に係る反射素子と、蛍光体を含み、前記反射素子に接合された蛍光体層と、を含む波長変換素子が提供される。
第2態様に係る波長変換素子によれば、反射素子が薄くても十分高い反射率が得られるようになる。薄い反射素子は熱抵抗が小さいため、蛍光体層の放熱性を高めることができる。よって、蛍光体層の温度上昇が低減される。その結果、蛍光体層の発光効率の低下を低減することができる。
上記第2態様において、前記蛍光体層は、前記第1面と接合されているのが好ましい。
この構成によれば、蛍光体層から第1面に入射した蛍光は第1面で反射され、第1面の反対側から外部に射出される。よって、蛍光を効率良く利用することができる。
本発明の第3態様に従えば、上記第2態様に係る波長変換素子と、前記蛍光体を励起するための励起光を射出する発光素子と、を備える光源装置が提供される。
第3態様に係る光源装置によれば、上記第2態様に係る波長変換素子を備えるので、明るい光を射出することができる。
本発明の第4態様に従えば、上記第3態様に係る光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投写光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第4態様に係るプロジェクターは上記第3態様に係る光源装置を備えるので、明るい画像を表示することができる。
プロジェクターの概略を示す模式図である。 プロジェクターの照明装置の概略を示す模式図である。 照明装置における波長変換素子の断面図である。 反射層の要部構成を示す断面図である。 比較例に係る反射層の要部構成を示す断面図である。 反射層の光透過率を示す表である。 比較例に係る反射層の光透過率を示す表である 第1変形例に係る反射層の要部構成を示す断面図である。 第2変形例に係る反射層の要部構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。本実施形態のプロジェクターは、スクリーンSCR上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクターは、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した3つの液晶光変調装置を備えている。プロジェクターは、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザーを備えている。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、照明装置100、色分離導光光学系200、液晶光変調装置400R,400G,400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600を備える。
本実施形態において、照明装置100は白色の照明光WLを色分離導光光学系200に向けて射出する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220、反射ミラー230,240,250及びリレーレンズ260,270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの照明光WLを赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBに分離し、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBをそれぞれが対応する液晶光変調装置400R,400G,400Bに導光する。
色分離導光光学系200と、液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、フィールドレンズ300R,300G,300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分及び青色光成分を反射するダイクロイックミラーである。
ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させるダイクロイックミラーである。
反射ミラー230は、赤色光成分を反射する反射ミラーである。
反射ミラー240,250は青色光成分を反射する反射ミラーである。
ダイクロイックミラー210を通過した赤色光LRは、反射ミラー230で反射され、フィールドレンズ300Bを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー210で反射された緑色光LGは、ダイクロイックミラー220でさらに反射され、フィールドレンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。
ダイクロイックミラー220を透過した青色光LBは、リレーレンズ260、反射ミラー240、リレーレンズ270、反射ミラー250、フィールドレンズ300Bを経て青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調して各色光に対応するカラー画像を形成するものである。なお、図示を省略したが、各フィールドレンズ300R,300G,300Bと各液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置され、各液晶光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置される。
クロスダイクロイックプリズム500は、各液晶光変調装置400R,400G,400Bから射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する光学素子である。
このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
[照明装置]
図2は、本実施形態のプロジェクター1における照明装置100の構成を示す概略図である。
照明装置100は、前述したように照明光WLを色分離導光光学系200に向けて射出する。照明装置100は、図2に示すように、光源装置100A、インテグレーター光学系17、偏光変換素子18及び重畳レンズ19を備える。光源装置100Aは、光源部31、アフォーカル光学系32、ホモジナイザー光学系33、偏光分離装置14、位相差板15、ピックアップ光学系16、インテグレーター光学系17、偏光変換素子18、重畳レンズ19及び波長変換素子4を備える。また、光源部31は、アレイ光源31A及びコリメータ光学系31Bを備える。
光源部31のアレイ光源31Aは、複数の半導体レーザー111により構成される。アレイ光源31Aは、特許請求の範囲の「発光素子」に相当する。
具体的に、アレイ光源31Aは、当該アレイ光源31Aから射出される光束の照明光軸Ax1と直交する一平面内に複数の半導体レーザー111がアレイ状に配列されることにより形成される。なお、詳しくは後述するが、波長変換素子4にて反射された光束の照明光軸をAx2としたとき、照明光軸Ax1と照明光軸Ax2とは同一平面内にあり、且つ互いに直交している。照明光軸Ax1上においては、アレイ光源31Aと、コリメータ光学系31Bと、アフォーカル光学系32と、ホモジナイザー光学系33と、偏光分離装置14とが、この順に並んで配置されている。
一方、照明光軸Ax2上においては、波長変換素子4と、ピックアップ光学系16と、位相差板15と、偏光分離装置14と、インテグレーター光学系17と、偏光変換素子18と、重畳レンズ19とが、この順に並んで配置されている。
アレイ光源31Aを構成する半導体レーザー111は、例えば、440〜480nmの波長域にピーク波長を有する励起光(青色光BL)を射出する。また、半導体レーザー111から射出される青色光BLは、コヒーレントな直線偏光であり、偏光分離装置14に向けて照明光軸Ax1と平行に射出される。
また、アレイ光源31Aは、各半導体レーザー111が射出する青色光BLの偏光方向を、偏光分離装置14の偏光分離層143にて反射される偏光成分(S偏光成分)の偏光方向と一致させている。アレイ光源31Aから射出された青色光BLは、コリメータ光学系31Bに入射する。
コリメータ光学系31Bは、アレイ光源31Aから射出された青色光BLを平行光に変換するものである。コリメータ光学系31Bは、例えば各半導体レーザー111に対応してアレイ状に配置された複数のコリメータレンズ27を備える。このコリメータ光学系31Bを通過することにより平行光に変換された青色光BLは、アフォーカル光学系32に入射する。
アフォーカル光学系32は、コリメータ光学系31Bから入射された青色光BLの光束径を調整する。このアフォーカル光学系32は、レンズ121とレンズ122を備える。このアフォーカル光学系32を通過することによりサイズが調整された青色光BLは、ホモジナイザー光学系33に入射する。
ホモジナイザー光学系33は、後述するピックアップ光学系16と協同して、被照明領域における青色光BLによる照度分布を均一化する。このホモジナイザー光学系33は、一対のマルチレンズアレイ131,132を備える。このホモジナイザー光学系33から射出された青色光BLは、偏光分離装置14に入射する。
偏光分離装置14は、いわゆるプリズム型の偏光ビームスプリッター(PBS)であり、P偏光及びS偏光のうち、一方の偏光光を通過させ、他方の偏光光を反射させる。この偏光分離装置14は、プリズム141,142及び偏光分離層143を備える。これらプリズム141,142は、略三角柱形状に形成され、それぞれ照明光軸Ax1に対して45°の角度をなす傾斜面を有し、かつ、照明光軸Ax2に対して45°の角度をなしている。
偏光分離層143は、上記傾斜面に設けられ、当該偏光分離層143に入射した第1の波長帯の青色光BLを、S偏光成分とP偏光成分とに分離する偏光分離機能を有する。この偏光分離層143は、青色光BLのS偏光成分を反射させ、青色光BLのP偏光成分を透過させる。
また、偏光分離層143は、当該偏光分離層143に入射した光のうち、第1の波長帯(青色光BLの波長帯)とは異なる第2の波長帯(緑色光GL及び赤色光LR)の光を、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有する。なお、偏光分離装置14は、プリズム型のものに限らず、プレート型の偏光分離装置を用いてもよい。
そして、偏光分離層143に入射した青色光BLは、その偏光方向がS偏光成分と一致していることから、S偏光の励起光(以下、青色光BLsと称す)として、波長変換素子4に向けて反射される。
位相差板15は、偏光分離層143と波長変換素子4との間の光路中に配置された1/4波長板である。この位相差板15に入射するS偏光である青色光BLsは、円偏光の青色光BLcに変換された後、ピックアップ光学系16に入射する。
ピックアップ光学系16は、青色光BLcを波長変換素子4に向けて集光させる。このピックアップ光学系16は、レンズ161,レンズ162を備える。具体的に、ピックアップ光学系16は、入射された複数の光束(青色光BLc)を後述する波長変換素子4に向けて集光させるとともに、当該波長変換素子4上で互いに重畳させる。
ピックアップ光学系16からの青色光BLcは、波長変換素子4に入射する。波長変換素子4は、青色光BLcの一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光YLに変換する。蛍光YLは、500〜700nmの波長域にピーク波長を有する。なお、波長変換素子4の構成については、後述する。青色光BLcは後述のように波長変換素子4で反射される。
そして、波長変換素子4から射出された蛍光YLおよび波長変換素子4で反射された青色光BLcは、ピックアップ光学系16、位相差板15を通過し、偏光分離装置14に入射する。ここで、青色光BLcは位相差板15を再び通過して、P偏光の青色光BLpとなる。偏光分離装置14によって、蛍光YLと偏光分離層143を通過する青色光BLp(P偏光の青色光)とが合成され、白色の照明光WLが生成される。照明光WLは、偏光分離装置14から射出され、インテグレーター光学系17に入射する。
インテグレーター光学系17は、後述する重畳レンズ19と協同して、被照明領域における照度分布を均一化する。インテグレーター光学系17は、一対のレンズアレイ171,172を備える。これら一対のレンズアレイ171,172は、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。このインテグレーター光学系17から射出された照明光WLは、偏光変換素子18に入射する。
偏光変換素子18は、偏光分離膜と位相差板とから構成され、照明光WLを直線偏光に変換する。偏光変換素子18から射出された照明光WLは、重畳レンズ19に入射する。
重畳レンズ19は、照明光WLを被照明領域において重畳させることにより、被照明領域の照度分布を均一化する。
[波長変換素子]
波長変換素子4は、図2に示すように、蛍光体層11、反射層12及び支持基板13を含む。
蛍光体層11は、入射された光の一部を蛍光YLに変換して射出するとともに、他の一部を蛍光YLに変換せずに射出する。また、反射層12は、蛍光体層11から入射した光をピックアップ光学系16に向けて反射させる。
蛍光体層11及び反射層12は、当該蛍光体層11及び反射層12の側面と支持基板13との間に設けられた固定部材42により、金属製の支持基板13に固定されている。また、支持基板13の蛍光体層11を支持する面とは反対側の面には、ヒートシンク43が配置されている。これにより、蛍光YLの生成に伴って発熱する波長変換素子4がヒートシンク43により冷却される。
図3は、波長変換素子4の要部構成を示す断面図である。
図3に示すように、蛍光体層11は、蛍光YLが射出される第1面11Aと、当該第1面11Aに対向する面、すなわち、反射層12に対向する第2面11Bを備える。第2面11Bは、第1面11Aに対向する底面領域11B1を備える。なお、本実施形態では、第2面11Bの全領域が底面領域11B1に相当する。
蛍光体層11は、無機材料であるガラスバインダーと蛍光体とを含む混合物を焼成することで形成された無機蛍光体層である。蛍光体層11を構成する蛍光体は、Ceイオンを含んだYAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体である。
反射層12は、金属酸化物を含む焼結体からなり、蛍光体層11から入射した光(蛍光YL及び青色光BLc)を反射させる。反射層12は、特許請求の範囲の「反射素子」に相当する。
反射層12は、酸化アルミニウム(Al)の焼結体(以下、アルミナと称す)であり、非金属の無機反射部材である。この反射層12は、天面部12A及び底面部12Bを備える。天面部12Aは、上記蛍光体層11の底面領域11B1に直接固定されている。また、底面部12Bは、支持基板13に不図示の接着剤を介して固定されている。このように、支持基板13上に反射層12が固定され、当該反射層12上に蛍光体層11が固定されている。
図4は、反射層12の要部構成を示す断面図である。
反射層12は、アルミナからなる基材部20と複数の気孔21とを有し、相対密度が略50%に設定されている。本実施形態において、基材部20の上面が上述の天面部12Aに相当し、基材部20の下面が上述の底面部12Bに相当する。基材部20の上面(天面部12A)及び下面(底面部12B)には、それぞれ凹部23、24が形成されている。
本実施形態において、基材部20は特許請求の範囲の「多結晶体」に相当し、天面部12Aは特許請求の範囲の「第1面」に相当し、凹部23は特許請求の範囲の「第1の凹部」に相当し、底面部12Bは特許請求の範囲の「第2面」に相当し、凹部24は特許請求の範囲の「第2の凹部」に相当する。
複数の気孔21は、少なくとも第1の気孔21Aと第2の気孔21Bとを含む。第1の気孔21Aは、例えば、平均粒径が60μm程度の気孔からなる。第2の気孔21Bは、例えば、平均粒径が5μm程度の気孔からなる。
本実施形態において、凹部23及び凹部24は、後述のように第1の気孔21Aの一部を開口させることで形成される。
凹部23及び凹部24内には、複数の粒子25、26がそれぞれ配置されている。粒子25、26は透光性を有する無機材料、例えば、アルミナ、YAl12、YAlO、二酸化ジルコニア、LuAl12、ガラス等から構成される。本実施形態では、粒子25、26として、例えば、平均粒径が3μmのアルミナ紛体を用いた。
本実施形態において、凹部23内において互いに隣り合う粒子25は部分的に結合している。同様に、凹部24内において互いに隣り合う粒子26は部分的に結合している。このように複数の粒子同士が結合することで各粒子間にて熱を伝わり易くなるので、放熱性を向上させることができる。
本実施形態において、複数の粒子25は互いに焼結している。同様に、複数の粒子26は互いに焼結している。このように粒子同士が焼結結合することで熱による破壊に対して強い、耐熱性に優れたものとなる。
反射層12において、気孔21は屈折率が1であり、基材部20は屈折率が1.78である。そのため、反射層12において、基材部20では光が散乱せずに透過し、気孔21との界面において光が散乱される。したがって、基材部20内に多数の気孔21が存在することで散乱特性(光反射特性)が高くなる。
このように、複数の気孔21が基材部20内に存在することで、光の反射及び散乱が大きくなり、蛍光体層11から入射した光は、図3に示したように、反射層12によって第1面11Aに向けて反射される。
ここで、反射層12の反射率を高めるべく、気孔21の数を増やすことも考えられる。しかしながら、気孔21の数を増やすと、基材部20の熱伝導率(放熱性)が下がってしまう。すると、反射層12を介して支持基板13側に蛍光体層11の熱が伝わり難くなることで、蛍光体層11の温度が上昇する。その結果、蛍光YLの発光効率が低下してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態の反射層12の気孔21は、平均粒径が大きい第1の気孔21Aよりも平均粒径が小さい第2の気孔21Bの割合を多くしている。これにより、基材部20内に存在する気孔21の数を増やしつつ、基材部20の熱伝導率の低下を低減することができる。よって、本実施形態の反射層12は、高い散乱特性及び放熱性を備えたものとなる。
図5は比較例に係る反射層2の要部構成を示す断面図である。図5に示すように、比較例に係る反射層2は、凹部23及び凹部24内に粒子が配置されていない点において本実施形態の反射層12と構成が相違している。
本実施形態の反射層12においては、凹部23及び凹部24内に入射した光が該凹部23及び凹部24内に配置された粒子25、26の表面で散乱される。本実施形態においては、粒子25、26として透光性部材を用いるため、吸収による光のロスが低減される。これにより、反射光として外部に射出される光量が増えるので、結果的に、反射層12の反射率を向上させることができる。
また、凹部23、24内には複数の粒子25、26が配置されているため、凹部23、24に入射した光の反射率を向上させることができる。
一方、図5に示す反射層2は凹部23及び凹部24内に粒子が配置されていないため、基材部20内に存在する気孔21のみで光が散乱される。
図6は、本実施形態の反射層12の光透過率を示す表である。具体的に、図6に示す表は、厚さ0.27mm、0.47mm、0.65mmの反射層12について、波長400nm、550nm、700nmの光を入射させた際の透過率のシミュレーション結果である。
また、シミュレーション条件として、反射層12の各凹部23、24内に配置される粒子25、26の割合(粒子25、26の総質量/基材部20の質量)を、厚さ0.65mmで1.7%、厚さ0.47mmで1.9%、厚さ0.27mmで2.0%とした。
図7は比較例に係る反射層2の光透過率を示す表である。図7に示す表は、図6と同様、厚さ0.27mm、0.47mm、0.65mmの反射層12について、波長400nm、550nm、700nmの光を入射させた際の透過率のシミュレーション結果に関するものである。
図6、7において、透過率が100%とは反射率が0%であることを意味し、透過率が0%とは反射率が100%であることを意味する。つまり、図6、7において透過率が低いとは、反射率が高いことと等価である。
なお、反射層12及び反射層2は光吸収性を有しないアルミナから構成されるため、仮に反射層2において気孔21が存在しないとすると(アルミナのみから構成されるとすると)、その透過率は100%(反射率0%)となる。
図7に示すように、気孔21を有する反射層2において、厚さ及び入射する光の波長によらず、透過率が数%〜十数%程度となっている。これは、基材部20に形成された複数の気孔21(凹部23、24を含む)によって上述した光の散乱が生じ、反射率が向上したためと考えられる。
図6、7に示すように、本実施形態の反射層12の透過率は、全ての条件において、比較例の反射層12の透過率よりも低くなっている。つまり、本実施形態の反射層12は、全ての条件において、比較例の反射層2よりも反射率が高い。
これは、凹部23、24内に配置される粒子25、26の表面で光が反射されることで、散乱特性が向上したためと考えられる。
以上述べたように、本実施形態の反射層12によれば、気孔21に加えて、凹部23、24内に配置された粒子25、26によって光を反射させることができるので、基材部20の厚さを0.27nm〜0.65nm程度まで薄くしたとしても高い反射率を実現できる。
一方、従来の一般的な反射層では、本実施形態の反射層12と同様の反射率を得るためには、膜厚として1μm程度必要である。膜厚を1μm程度とすると、熱抵抗が大きくなることで蛍光体層11の放熱性が低下してしまい、蛍光体層11の発光効率が低下するおそれがある。
上述のように本実施形態の反射層12によれば、厚みを小さくすることで熱抵抗を小さくできるので、蛍光体層11の放熱性を高めることができる。これにより、蛍光体層11の温度上昇が低減され、蛍光体層11の発光効率の低下を低減することができる。よって、明るい蛍光YLを生じさせることができる。
本実施形態の波長変換素子4は、例えば以下に示す製造方法により製造される。
反射層12を製造するには、例えば、エタノールにアルミナ紛体を混ぜたスラリーをアルミナボールによりミーリングし、スラリーを90℃で乾燥し、乾燥紛体を造粒後に金型を使い成型し、約700℃で脱脂後、1500℃以上の大気環境で焼結する。これにより、複数の気孔21を含むアルミナ焼結体が得られる。金型成型に代えて、ドクターブレード成型或いは射出成型を用いても良い。
なお、基材部20に対する気孔21の割合は、焼結温度及びアルミナ紛体の粒子サイズでコントロール可能である。具体的に、気孔サイズより大きな樹脂材料粒子をアルミナ材料に混ぜて成型し、脱脂、焼結を行うことで気孔21の量や径をコントロールすることができる。
続いて、アルミナ焼結体(基材部20の前駆体)の両面を研削する。研削により気孔21の一部を外部に露出させ、凹部23,24を有した基材部20を形成する。
その後、アルミナ紛体が分散されたアルコール中に基材部20を浸漬し、基材部20を取り出して乾燥させることで基材部20の表面に形成された凹部23、24にアルミナ紛体からなる粒子25、26が配置される。
最後に、1500℃以下で加熱することで、凹部23、24に配置される粒子25、26を部分的に焼結し固着させる。以上により、上述の反射層12が製造される。
蛍光体層11は、反射層12上に形成される。まず、蛍光体層11を構成するガラスバインダー、蛍光体及び有機物からなる混合物を調整する。そして、反射層12上に当該混合物を塗布する。その後、混合物をガラスの融点を超える温度にて焼成する。
なお、この温度は、上記焼結体である反射層12を焼結させる温度より低い温度であり、例えば1000℃である。これにより、ガラスバインダーは溶融し、かつ、上記有機物が蒸発するので、反射層12上にガラス及び蛍光体からなる無機蛍光体(蛍光体層11)が形成される。また、反射層12は、1500℃以上の温度で焼結されているため、当該混合物とともに1000℃に加熱されたとしても、反射層12が熱により破壊される可能性は極めて低い。
最後に、反射層12及び蛍光体層11の積層体と支持基板13とを不図示の接着剤を介して貼り合せることで波長変換素子4が製造される。
以上説明したように、本実施形態の反射層12によれば、厚さを抑えつつ、蛍光体層11から入射した光を所望の方向に効率よく反射することができる。
また、この反射層12を備えた波長変換素子4は、厚さが薄いことで熱抵抗が小さい反射層12を備えるので、蛍光体層11の放熱性を高めることができる。よって、蛍光体層11の発光効率の低下を低減できる。
また、この波長変換素子4を備えた光源装置100Aは、明るい光を射出することができる。また、この光源装置100Aはプロジェクター1に採用されているので、当該プロジェクター1は高輝度な画像を形成できる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、気孔21を利用して凹部23、24を形成したが、凹部23、24の構成はこれに限定されない。
図8は第1変形例に係る反射層112の要部構成を示す断面図である。図9は第2変形例に係る反射層212の要部構成を示す断面図である。
図8に示すように、反射層112の基材部20の上面には、凹部123が形成されている。この凹部123は、例えば、基材部20の上面を切削することで形成された溝から構成されている。凹部123を構成する溝は、例えば、0.1〜0.2mmの深さと、0.2mmの幅とを有する。凹部123の一部は、基材部20の上面に形成された凹部23及び気孔21の一部と一体化している。基材部20の下面には、複数の粒子25が配置された凹部24が形成されている。凹部123内には、複数の粒子25が配置されている。
なお、図8において、粒径の大きい気孔21と粒径の小さい気孔21とが連通した状態で形成しているが、連通していなくても良い。
また、図9に示す反射層212のように、基材部20の下面に凹部124をさらに形成してもよい。この凹部124は、凹部123と同様、切削により形成された溝から構成されている。凹部124は、凹部123と同じ寸法を有する。凹部124の一部は、基材部20の下面に形成された凹部24及び気孔21の一部と一体化している。凹部124内には、複数の粒子26が配置されている。
なお、図9において、粒径の大きい気孔21と粒径の小さい気孔21とが連通した状態で形成しているが、連通していなくても良い。
また、上記実施形態では粒子25、26として透光性を有する無機材料を用いる場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、粒子25、26として光反射性を有するAg等の金属を用いても良い。
また、上記実施形態では波長変換素子4として、励起光の蛍光体層への入射位置が固定された場合を例に挙げたが、蛍光体層を例えば回転板に設けて、入射位置が移動する構成を採用してもよい。
また、上記実施形態では、粒子25、26と基材部20とが同一材料(アルミナ)から構成される場合を例に挙げたが、互いに異なる材料を用いても良い。このようにすれば、両者の屈折率差によって光の散乱性を向上させることができる。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、4…波長変換素子、11…蛍光体層、12,112…反射層、12A…天面部、20…基材部、21…気孔、23,24…凹部、25,26…粒子、100A…光源装置、111…半導体レーザー、123,124…凹部、400R,400G,400B…液晶光変調装置、600…投写光学系。

Claims (9)

  1. 無機材料からなる多結晶体と、複数の気孔と、第1の凹部を有する第1面と、を有する焼結体と、
    前記第1の凹部に設けられた少なくとも一つの第1の粒子と、を備える反射素子。
  2. 前記焼結体は、前記第1面と対向し、第2の凹部を有する第2面を更に備え、
    前記第2の凹部に少なくとも一つの第2の粒子が設けられている
    請求項1に記載の反射素子。
  3. 前記少なくとも一つの第1の粒子は、透光性の材料からなる
    請求項1又は2に記載の反射素子。
  4. 複数の前記第1の粒子が前記第1の凹部に設けられており、
    前記複数の第1の粒子は互いに部分的に結合している
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の反射素子。
  5. 前記複数の第1の粒子は互いに焼結している
    請求項4に記載の反射素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の反射素子と、
    蛍光体を含み、前記反射素子に接合された蛍光体層と、を含む
    波長変換素子。
  7. 前記蛍光体層は、前記第1面と接合されている
    請求項6に記載の波長変換素子。
  8. 請求項6又は7に記載の波長変換素子と、
    前記蛍光体を励起するための励起光を射出する発光素子と、を備える
    光源装置。
  9. 請求項8に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投写光学系と、を備える
    プロジェクター。
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