JP2020086007A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体現像方式を用いた画像形成装置において、画像形成開始時のクリーニングブレードと感光ドラムとの間の摩擦力が過大となることによるクリーニング性の低下を抑制することにある。【解決手段】 画像形成開始に伴って、現像ローラから感光ドラムにキャリア液を供給させ、前記現像ローラから感光ドラムに供給されたキャリア液の先端がブレードと対向するクリーニング位置に到達した後にブレードを当接させるようにブレードを移動させるモータを制御する。【選択図】 図5

Description

本発明は、液体現像剤を用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムに形成されたトナー像を記録材に転写することにより画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置に於いて、転写されずに感光ドラムに残留したトナーは、感光ドラムに当接するクリーニングブレードによってクリーニングを行なう方法が一般に用いられる。上記の構成では、感光ドラムとクリーニングブレードとの間の摩擦力が過大だと様々な不具合が生じることが知られている。例えば、クリーニングブレードの先端が振動する(所謂、ビビりが生じる)場合がある。また、クリーニングブレードの先端が欠けてしまい、クリーニング性が低下する場合がある。特許文献1では、非画像形成時に感光ドラムとクリーニングブレードとの当接部にトナーを供給する技術が開示されている。供給されたトナーは潤滑剤として機能し、摩擦力が過大になることを防止することで前述の不具合を解消する。
一方で、液体現像方式による高解像化が近年注目を浴びている。
特開2004−191737号公報
乾式トナーは感光ドラムとクリーニングブレードとの当接部への供給後に画像形成装置の動作を停止しても感光ドラムとクリーニングブレードとの当接部にトナーが残留する。このため、再度動作を開始しても再開直後は潤滑剤としての機能は失われておらず、クリーニング性の安定性が保たれる。一方、液体現像剤は揮発性を有するため、画像形成装置の動作停止後の長期放置の場合、液体現像剤が気化して潤滑剤としての機能が失われる。このような場合に画像形成装置の動作を再開すると、感光ドラムとクリーニングブレードとの間の摩擦力過大に因る不具合が生じ易くなるため、前述のクリーニング性の低下が課題となる。
そこで、本発明の目的は、液体現像方式を用いた画像形成装置において、画像形成開始時のクリーニングブレードと感光ドラムとの間の摩擦力が過大となることによるクリーニング性の低下を抑制することにある。
本発明に於ける画像形成装置は、潜像が形成される感光ドラムと、前記感光ドラムに当接する第1当接位置と、前記感光ドラムから離間する第1離間位置と、に移動可能に設けられ、トナーとキャリア液を含む液体現像剤を担持する現像ローラを備え、前記感光ドラムに形成される潜像をトナー像に現像する現像装置と、前記現像ローラを前記第1当接位置と前記第1離間位置とに移動させる第1モータと、前記感光ドラムに当接する第2当接位置と、前記感光ドラムから離間する第2離間位置と、に移動可能に設けられ、前記感光ドラムをクリーニングするブレードと、前記ブレードを前記第2当接位置と前記第2離間位置とに移動させる第2モータと、前記第1モータと第2モータを制御する制御手段と、を備える画像形成装置において、前記制御手段は、画像形成開始に伴って、前記現像ローラを前記第1離間位置から前記第1当接位置に移動させて前記感光ドラムにキャリア液を供給させ、該キャリア液の供給が開始された前記感光ドラムの位置が前記ブレードと対向するクリーニング位置に到達した後に前記ブレードを前記第2離間位置から前記第2当接位置へ移動するように前記第1モータ及び前記第2モータを制御することを特徴とする。
液体現像方式を用いた画像形成装置において、画像形成開始時のクリーニングブレードと感光ドラムとの間の摩擦力が過大となることによるクリーニング性の低下を抑制することができる。
実施例1に於ける画像形成装置100の概略構成断面図である。 実施例1に於ける画像形成部Pの構成断面図である。 実施例1に於ける当接制御の構成ブロック図である。 実施例1に於ける当接制御のシーケンスフローを示す図である。 実施例1に於ける当接制御のタイミングチャートである。
〔実施例1〕
第1実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の概略構成について図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
本実施例の画像形成装置100は4つの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム中間転写方式のフルカラープリンタである。画像形成部PY〜PKは、現像装置4は中間転写ベルト51の移動方向において直列に等間隔に配置され、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に各々対応する。
画像形成装置100は、装置本体と通信可能なパーソナルコンピュータや画像読み取り装置などの不図示の外部ホスト装置からの画像情報に応じて形成したカラー画像を、記録材Sに出力可能である。記録材Sとしては、例えば平均坪量60〜350g/mのカット用紙、OHT(over head tranparency)シート等が挙げられる。カラー画像を出力する場合、画像形成装置100は外部ホスト装置から送られるプリント信号に従って色分解した画像信号を生成し、この画像信号に応じて各画像形成部PY〜PKで各色のトナー像を形成する。そして、画像形成装置100は、画像形成部PY〜PKで形成した各色のトナー像を所定方向に移動する中間転写ベルト51に連続的に多重転写し、その後、中間転写ベルト51から多重転写されたトナー像を記録材Sに一括転写する。トナー像が一括転写された記録材Sは、定着装置9へ搬送される。記録材Sは定着装置9に搬送されて定着処理を施されることによりトナー像が記録材Sに定着される。定着装置9によりトナー像が定着された記録材Sは、機体外へ排出され、記録材Sにカラー画像が出力される。
[液体現像剤]
本実施例では、分散媒であるキャリア液に分散質である粒子状のトナーを分散させた液体現像剤を使用した。キャリアは体積抵抗率が1E+10Ω・cm以上のシリコン溶媒、炭化水素、エーテル類、等が使用可能である。トナーは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかの色の顔料を内包する中心粒径1μmの樹脂粒子である。液体現像剤はトナー濃度が0.1〜20wt%の所定値に調整されており、粘度が0.5〜100cPのものが使用可能である。また、本実施例で用いたトナーは負帯電性である。なお、物性値の前記範囲内であれば、これらに限らず、紫外線硬化能を有する液体現像剤を用いてもよい。
[画像形成部]
各色の画像を形成する画像形成部PY〜PKについて、図2を用いて説明する。ただし、画像形成部PY〜PKは、現像装置4Y〜4Kで用いるトナーの色が異なる他は同一に構成されることから、特に区別を要しない場合は、各画像形成部PY〜PKを区別するために付した符号末尾のY、M、C、Kを省略して説明する。
図2に示すように、画像形成部Pは、感光ドラム1を囲んで、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、および、ドラムクリーニング装置6が配置されている。感光ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面にアモルファスシリコン感光層が形成された光導電体であるが、有機光導電体も使用可能である。感光ドラム1は、ドラム駆動モータによって、例えば、周速度500mm/秒のプロセススピードで図中矢印R1方向に回転される。なお、感光ドラム1、現像ローラ41、中間転写ベルト51は、いずれも同じプロセススピードで駆動される。
帯電装置2はスコロトロン方式のコロナ帯電器であり、感光ドラム1の表面を一様な負極性の暗部電位(例えば、−500V)に帯電させる。コロナ帯電器は、アルミニウム等の金属でシールドされた直径50〜100μm程度のタングステン製やステンレス製の放電線に、帯電高圧電源21により直流電圧が印加されることにより、感光ドラム1の表面を帯電する。
感光ドラム1は、帯電装置2により帯電された後、露光装置3による画像露光を受ける。露光装置3は、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームをレーザー発光素子から発生し、これを回転ミラーで走査して、帯電させた感光ドラム1の表面に画像の静電潜像を書き込む。レーザー走査露光により、レーザー照射された箇所の電位が照射前と比べて低くなり、画像情報に対応した静電潜像が形成される。本実施例では露光部電位は−100Vとした。
感光ドラム1に形成された静電潜像は現像装置4で液体現像剤により現像される。図2に示すように、現像装置4は、ケーシングを形成する現像容器40、現像ローラ41、現像電極42、スクイズローラ43、等を備える。
現像容器40には、単色のトナーとキャリア液とを含む液体現像剤が収容されている。現像容器40は図2に示すように感光ドラム1に対向した一部分が開口しており、この開口部に一部が露出するようにして現像ローラ41が回転可能に設けられている。現像ローラ41は、トナーとキャリア液を含む液体現像剤を担持する。現像ローラ41は円筒状に形成され、感光ドラム1との対向面において同一方向に回転される。また、現像ローラは感光ドラム1と対向する現像位置で感光ドラム1に形成された潜像を現像する。現像ローラ41は、表面にゴム層を備えたゴムローラである。ゴムローラとすることで感光ドラムが傷つくことを抑制できる。不図示のミキサーから液体現像剤搬送手段202により供給トレーに供給された液体現像剤は、現像電極42、および、スクイズローラ43によりトナー濃度と液膜厚みが調整された後、現像ローラ41の回転により現像ローラ41と感光ドラム1とが対向する現像部に搬送される。
現像装置4は現像装置接離手段46としての第1モータにより回動軸44を中心にして回動可能に設けられている。現像装置4が回動することで、現像ローラ41が感光ドラム1に当接して液体現像剤を供給可能な当接位置と、現像ローラ41が感光ドラム1から離間して液体現像剤が供給されない離間位置との間を移動可能である。現像装置接離手段46を設けることで現像ローラ41が感光ドラム1に常時当接されることで現像ローラが変形(所謂、Cセット)してしまうことを抑制することができる。
現像ローラ41は現像高圧電源45により例えば−300Vの現像高圧が印加され、当接位置では現像部に於いて感光ドラム1に形成された静電潜像にトナーが付着することにより静電潜像はトナー像に現像される。
感光ドラム1に形成された各色のトナー像は中間転写ベルト51上に1次転写され、順次重ね合わされる。中間転写ベルト51の内周面側には、中間転写ベルト51を挟んで感光ドラム1に当接するように1次転写ローラ52が設けられることにより1次転写部を形成する。1次転写ローラ52に1次転写高圧電源53より1次転写高圧(例えば、+800V)が印加されることにより、感光ドラム1から中間転写ベルト51にトナー像が1次転写される。
1次転写部で中間転写ベルト51に転写されずに感光ドラム1上に残留するトナーはドラムクリーニング装置6によってクリーニング位置において感光ドラム1上から除去される。更に、不図示の除電装置により感光ドラム1の電位を所定電位まで低下させ、後続の画像形成プロセスに備える。
中間転写ベルト51に重ね合わせて1次転写されたトナー像は記録材S上に一括して2次転写される。中間転写ベルト51を挟んで中間転写ベルト51を内側から張架する2次転写内ローラ71に当接するように2次転写外ローラ72が設けられることにより2次転写部を形成する。中間転写ベルト51上のトナー像が搬送されるタイミングに合わせて2次転写部に搬送され、2次転写外ローラ72には2次転写高圧(例えば、+2000V)が印加されることにより、中間転写ベルト51から記録材Sにトナー像が2次転写される。
2次転写後に中間転写ベルト51に残留するトナーは、ベルトクリーニング装置8により回収される。
トナー像が2次転写された記録材Sは定着装置9に搬送され、加熱および加圧されることによってトナー像が記録材Sに定着される。紫外線硬化型の液体現像剤を用いる場合は熱圧の代わりに紫外線照射による定着処理を行なってもよい。
[ドラムクリーニング装置]
以下では本実施例に於けるドラムクリーニング装置の構成、および、動作について述べる。
ドラムクリーニング装置6は、ブレード61とスクイシートとを有している。ドラムクリーニング装置6はドラムクリーニング装置接離手段62としての第2モータにより回動軸62を中心にして回動可能に設けられている。ドラムクリーニング装置6が回動することで、ブレード61は感光ドラム1に当接しトナーを除去可能な位置と、ブレード61が感光ドラム1から離間した離間位置との間を移動可能である。
ブレード61は当接位置で感光ドラム1に当接し、クリーニング部を形成し、1次転写残トナーを機械的に掻き取るようにして感光ドラム1を清掃する。ブレード61は、例えば、JIS−Aゴム硬度80°のウレタンゴム系の材料により、厚み3mmの板状に形成されている。そして、例えば、自由長10mmでドラム表面への侵入量が約0.5mmとなるように、ブレード70は感光ドラム1に対し約25度の角度でカウンター方向に当接されている。
[制御部]
本実施形態の画像形成装置100は、制御部200を備える。制御部200について、図3を用いて説明する。なお、制御部200には、図示した以外にも本画像形成装置100を動作させるモータや電源等の各種機器が接続される。しかし、ここでは発明の本旨でないのでそれらの図示、および、説明を省略する。
制御部200は、画像形成装置100の各種制御を行うものであり、不図示のCPU(Central Processing Unit)を有する。制御部200には、記憶手段としてのROMやRAM或いはハードディスク装置などのメモリ201が接続されている。メモリ201には、画像形成装置100を制御するための各種プログラムやデータ等が記憶されている。制御部200はメモリ201に記憶されている画像形成ジョブを実行して、画像形成を行うよう画像形成装置100を動作させ得る。本実施例では、制御部200は画像形成ジョブの開始時に、ブレード61と現像ローラ41とを感光ドラム1に当接する当接制御を実行可能である。当接制御については後述する。なお、メモリ201には、各種制御プログラムの実行に伴う演算処理結果なども一時的に記憶される。
画像形成ジョブとは、記録材Sに画像形成するプリント信号に基づいて、画像形成開始してから画像形成動作が完了するまでの一連の動作のことである。即ち、画像形成を行うにあたり必要となる予備動作(以下では前回転と称する)を開始してから、画像形成工程を経て、画像形成を終了するにあたり必要となる予備動作(以下では後回転と称する)が完了するまでの一連の動作のことである。具体的には、プリント信号受信後の前回転開始から、後回転終了までのことを指し、画像形成期間、紙間を含む。
制御部200にはメモリ201の他に、不図示のインタフェースを介して帯電高圧電源21、現像高圧電源45、1次転写電圧電源53、現像装置接離手段46、ドラムクリーニング装置接離手段63、液体現像剤搬送手段202、感光ドラム駆動手段203、中間転写ベルト駆動手段204、現像ローラ駆動手段205、等が接続されている。
現像装置接離手段46やドラムクリーニング装置接離手段63はそれぞれ現像装置4やドラムクリーニング装置6を回動軸44や回動軸62を中心にして回動させるためのモータや動作機構等である。
[クリーニングブレード当接制御]
感光ドラムにブレードを当接させた状態で感光ドラムを回転させた場合、クリーニング部に潤滑剤を介在させなければ摩擦力が大きくなり、ブレードのビビリ、欠け、捲れ、等の不具合が生じることは前述の通りである。
一般に、クリーニング部に液体現像剤が介在する場合と比べて液体現像剤が無い場合の摩擦力は桁違いに大きく、上記の不具合が生じ易くなる。また、液体現像剤は揮発性を有するため、使用する液体現像剤にも依るが、クリーニング部に供給された液体現像剤は数時間から数日の放置で気化して枯渇してしまう。
本実施例では、液体現像剤が感光ドラム1とブレード61とが当接するクリーニング部に供給されてからブレード61を感光ドラム1に当接させる当接シーケンスを行なった。以下、説明する。
当接シーケンスは制御部200が図4に示した制御フローを図5に示したタイミングで行なう。なお、当接制御は画像形成部PY〜PK毎に行なわれるが、制御内容は同じである。
初期状態を制御部がプリント信号を受信する前の待機状態としているが、これは制御部200がプリント信号を受信すれば前回転を開始可能な状態を指している。このとき、液体現像剤搬送は停止しており、感光ドラム1、中間転写ベルト51、現像ローラ41の駆動はそれぞれ停止しており、現像ローラ41とブレード61はそれぞれ感光ドラム1から離間しており、帯電高圧、現像高圧、1次転写高圧はそれぞれ印加されていない。制御部200がプリント信号を受信すると、プリントジョブを開始する(S11)。まず、現像液搬送手段202に現像液搬送を開始させ(S12)、これにより現像ローラ41に液体現像剤が供給される。次に、感光ドラム駆動手段203、中間転写ベルト駆動手段204、現像ローラ駆動手段205にそれぞれ感光ドラム1、中間転写ベルト51、現像ローラ41を駆動させる(S13)。なお、感光ドラム1、中間転写ベルト51、現像ローラ41の駆動開始は全て同じタイミングで行なわれる。続いて、帯電高圧電源21、および、現像高圧電源45に帯電高圧、および、現像高圧を印加させる(S14、S15)。帯電高圧と現像高圧のそれぞれの印加は感光ドラム1と現像ローラ41の駆動開始のタイミングより後の任意のタイミングでよい。このとき露光装置3は露光を行なわず、感光ドラム1の表面は暗部電位に帯電される。感光ドラム1の帯電された部分が1次転写部通過後の任意のタイミングで1次転写高圧電源53に1次転写高圧を印加させる(S16)。感光ドラム1の帯電された部分が現像ローラ41と対向する現像位置を通過後の任意のタイミングで現像装置接離手段46に現像ローラ41を感光ドラムに当接させる(S17)。現像ローラ41には既に液体現像剤は供給されているため、当接と同時に現像部に於いて感光ドラム1に液体現像剤が供給される。このとき感光ドラム1は暗部電位に帯電しており、液体現像剤中のトナーは現像ローラ41に付勢されるため、感光ドラム1にはトナーは移動しないが、キャリア液は泣き別れる。つまり、帯電装置2によって帯電された感光ドラム1の帯電領域が現像位置に到達した後に現像ローラ41が感光ドラム1に当接される。そのとき、現像部に供給された液体現像剤中のキャリア液の一部は感光ドラム1に転移し、残りは現像ローラ41に残留する。感光ドラム1に転移したキャリア液は、感光ドラム1の回転により1次転写部に到達し、現像部同様に泣き別れる。即ち、1次転写部に於いて中間転写ベルト51にキャリア液が供給され、一部は中間転写ベルト51に転移し、残りは感光ドラム1に残留する。最後に、感光ドラム1に残留したキャリア液がクリーニング位置に到達した後の任意のタイミングでドラムクリーニング装置接離手段63はブレード61を感光ドラム1に当接させ(S18)、当接シーケンスを終了する。即ち、制御部200は、画像形成開始に伴って、現像ローラ41を当接させる。そして、制御部200は、現像ローラ41が当接した位置(感光ドラム1に供給が開始した位置、キャリア液の先端位置)がクリーニング位置に到達する前にブレード61を当接させる。
現像ローラ41から感光ドラムに供給されたキャリア液の先端がクリーニング位置に到達した後にブレード61を感光ドラム1に当接させている。
以上のように当接制御を行なうことにより、クリーニング部に液体現像剤が供給された状態でブレード61を感光ドラム1に当接させることが可能である。なお、当接シーケンス終了後の残りの前回転と画像形成工程の動作中は現像ローラ41から感光ドラム1に連続的に液体現像剤が供給される。感光ドラム1への液体現像剤供給は後回転中で現像ローラ41が感光ドラム1から離間されるまで続く。このため、ブレード61を感光ドラム1に当接させるタイミングにクリーニング部に液体現像剤が供給されていれば、後回転まで供給が途切れることはない。後回転ではクリーニング部への液体現像剤の供給が途切れる前にブレード61を離間して感光ドラム1の駆動を停止する。即ち、制御部200は、画像形成終了に伴って、現像ローラ41を離間させる。そして、制御部200は、現像ローラ41が離間した位置(感光ドラム1に供給が停止した位置、キャリア液の後端位置)がクリーニング位置に到達する前にブレード61を離間させる。液体現像剤は感光ドラム1とブレード61との間の摩擦力を低減させる潤滑剤として機能し、摩擦力が過大となることに起因する不具合による画質低下や生産性低下を防止することが可能となる。
本実施例の効果を評価するために、ドラムクリーニング装置接離手段を備えない比較例との比較検討を行なった。画像形成装置を72時間動作させずに放置したのちにプリント動作を実行したところ、比較例では感光ドラムの回転開始から10秒程度でブレードの捲れが発生したのに対し、本実施例の画像形成装置100は安定にプリント動作が実行出来た。また、本実施例の画像形成装置100は同様の放置後のプリント動作を100回以上行なっても画質低下等の不具合は生じなかった。
以上のように、クリーニング部に液体現像剤が供給された状態でブレードを感光ドラムに当接させるように制御を行なった。これにより、クリーニング部に潤滑剤の役割を果たす液体現像剤が確実に介在する状態で感光ドラムにブレードを当接させることが可能となり、摩擦力が過大となることに起因する不具合による画質低下や生産性低下を防止することが出来る。
〔実施例2〕
実施例1では、現像装置4から感光ドラム1に供給される液体現像剤により感光ドラム1とブレード61との摩擦力を低減させたが、他の手段によりクリーニング部に液体現像剤を供給してもよい。例えば、1次転写部とクリーニング部との間に液体現像剤を感光ドラムに供給する供給装置を設けても同様の効果が得られる。
1 感光ドラム
2 帯電装置
21 帯電高圧電源
3 露光装置
4 現像装置
40 現像容器
41 現像ローラ
42 現像電極
43 スクイズローラ
44 回動軸
45 現像高圧電源
46 現像装置接離手段
51 中間転写ベルト
52 1次転写ローラ
53 1次転写高圧電源
6 ドラムクリーニング装置
61 ブレード
62 回動軸
63 ドラムクリーニング装置接離手段
71 2次転写内ローラ
72 2次転写外ローラ
8 ベルトクリーニング装置
9 定着装置
100 画像形成装置
200 制御部
201 メモリ
202 液体現像剤搬送手段
203 感光大ドラム駆動手段
204 中間転写ベルト駆動手段
205 現像ローラ駆動手段

Claims (7)

  1. 潜像が形成される感光ドラムと、
    前記感光ドラムに当接する第1当接位置と、前記感光ドラムから離間する第1離間位置と、に移動可能に設けられ、トナーとキャリア液を含む液体現像剤を担持する現像ローラを備え、前記感光ドラムに形成される潜像をトナー像に現像する現像装置と、
    前記現像ローラを前記第1当接位置と前記第1離間位置とに移動させる第1モータと、
    前記感光ドラムに当接する第2当接位置と、前記感光ドラムから離間する第2離間位置と、に移動可能に設けられ、前記感光ドラムをクリーニングするブレードと、
    前記ブレードを前記第2当接位置と前記第2離間位置とに移動させる第2モータと、
    前記第1モータと第2モータを制御する制御手段と、を備える画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成開始に伴って、前記現像ローラを前記第1離間位置から前記第1当接位置に移動させて前記感光ドラムにキャリア液を供給させ、該キャリア液の供給が開始された前記感光ドラムの位置が前記ブレードと対向するクリーニング位置に到達した後に前記ブレードを前記第2離間位置から前記第2当接位置へ移動するように前記第1モータ及び前記第2モータを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、画像形成開始に伴って、前記現像ローラを前記第1離間位置から前記第1当接位置へ移動させ、画像形成終了に伴って、前記現像ローラを前記第1当接位置から前記第1離間位置へ移動させるように前記第1モータを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、画像形成開始に伴って、前記ブレードを前記第2離間位置から前記第2当接位置へ移動させ、画像形成終了に伴って、前記ブレードを前記第2当接位置から前記第2離間位置へ移動させるように前記第2モータを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像ローラは、ゴムローラであることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光ドラムを帯電する帯電装置を備え、前記制御手段は、前記帯電装置で帯電された前記感光ドラムの帯電領域が前記現像ローラと対向する現像位置を通過した後に前記現像ローラを前記第1離間位置から前記第1当接位置へ移動させるように前記第1モータを制御することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像ローラを回転させる駆動モータを備え、前記制御手段は、画像形成開始に伴って、前記現像ローラの駆動を開始した後に、前記現像ローラを前記第1離間位置から前記第1当接位置へ移動させるように前記第1モータを制御することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像ローラに電圧を印加する電源を備え、前記制御手段は、画像形成開始に伴って、前記現像ローラへ電圧を印加した後に、前記現像ローラを前記第1離間位置から前記第1当接位置へ移動させるように前記第1モータを制御することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像形成装置。
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