JP2020085992A - 像ブレ補正装置およびその制御方法、撮像装置 - Google Patents

像ブレ補正装置およびその制御方法、撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】像ブレ補正装置を備えた装置の動きに対する信号処理に基づく複数の方向の揺れ戻りを抑制し、より良好な像ブレ補正を行う。【解決手段】像ブレ補正装置は、撮像装置の動きを検出する動き検出部101を備える。動き判定部102は動き検出部101の検出信号を取得して撮像装置に生じる動きを判定する。補正方法決定部103は、第一の方向または第二の方向の動きが検出された場合に第一または第二の方向の動きに基づいて第一および第二の方向の揺れ戻り補正を行う補正方法を決定する。第一の補正量算出部104と第二の補正量算出105は、補正方法決定部103により決定された補正方法にしたがって、第一の方向の動きと第二の方向の動きに対する像ブレの補正量をそれぞれ算出する。補正制御部106は算出された補正量にしたがって、像ブレ補正部材により補正制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、手ぶれ等による画像の像ブレを補正する技術に関する。
撮像装置の動きを検出して撮像画像の像ブレ補正を行う場合、手ぶれのような撮影者の意図しない動きと、パンニングやチルティング(以下、パンニング等という)のような意図的な動きとを区別する必要がある。主に低周波の大きな動きとして捉えることができるパンニング等の動きが、像ブレ補正量の算出において含まれないように制御が行われる。例えば、手ぶれ量を検出するためのハイパスフィルタ(HPF)のカットオフ周波数(fc)を動的に変更する方法がある。パンニング等が開始するとHPFのfcを上げて、パンニング等の動きが手ぶれの動きとして検出されないように制御が行われ、パンニング等が終了に近づいた場合にHPFのfcを下げて、手ぶれ補正効果を高める制御が行われる。
手ぶれ補正と、パンニング等に対する制御とを両立させる場合に上述の制御を行うと、パンニング等の終了時に画角がパンニング等の方向と逆方向に動いてしまう現象(揺れ戻り)が発生する可能性がある。揺れ戻りの原因は、パンニング等の終了時に手ぶれの補正効果を高めるためにHPFのfcを下げることで低周波の動き成分が制限されなくなり、パンニング等の方向とは逆方向の動き成分がHPFの出力に現れることにある。パンニング等が完了して低周波の動き成分が無くなると、像ブレ補正部材が初期位置に戻っていくため、その動きが画像上では揺れ戻りの動きとして現れることになる。
揺れ戻りの補正方法として、特許文献1には、パンニング状態を検出し、振れ検出手段の出力から直流成分を抽出して調節した量を、手ぶれ補正制御系の補正量から差し引く方法が開示されている。
特開2007−189478号公報
パンニング時には、撮影者がパンニングのみを行ったつもりでも、実際の撮像装置の動きにパンニング方向と直交する方向の動きが含まれている場合がある。このような場合、パンニング方向と直交する方向の動きが微小であるとチルティングの動きとして判定されないことがある。パンニングの動きを主眼とする像ブレ補正において、パンニング方向と直交する方向の動きが微小であると、パンニングの動きに対する揺れ戻りの補正は行われるが、チルティングの動きに対する揺れ戻りの補正は行われない。そのため、チルティングの動きに対する揺れ戻りが発生し得る。
本発明の目的は、像ブレ補正装置を備えた装置の動きに対する信号処理に基づく複数の方向の揺れ戻りを抑制し、より良好な像ブレ補正を行うことである。
本発明の実施形態の装置は、像ブレ補正装置を備える装置の動きを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記装置の動きと、当該動きが検出された場合の信号処理に基づく揺れ戻りに対する補正方法を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された補正方法にしたがって、前記検出手段が検出する第一の方向の動きに対する像ブレの補正量を算出する第一の算出手段と、前記決定手段により決定された補正方法にしたがって、前記検出手段が検出する第二の方向の動きに対する像ブレの補正量を算出する第二の算出手段と、前記第一または第二の算出手段により算出される補正量を用いて像ブレ補正を行う制御手段と、を有する。前記決定手段は、前記検出手段により前記第一または第二の方向の動きが検出された場合、前記第一または第二の方向の動きに基づいて前記第一および第二の方向の動きに対する揺れ戻りの補正を行う補正方法を決定する。
本発明によれば、像ブレ補正装置を備えた装置の動きに対する信号処理に基づく複数の方向の揺れ戻りを抑制し、より良好な像ブレ補正を行うことができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 補正量算出部の構成を示すブロック図である。 本実施形態の撮像装置の動作を説明するフローチャートである。 撮像装置の動きを示す図である。 撮像装置の動きに対するフィルタリング結果を示す図である。 揺れ戻り成分の除去方法を説明する図である。 ゲイン値の制御方法を説明する模式図である。
以下に本発明の実施形態を、添付図面にしたがって詳細に説明する。図1は本実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。以下では撮像装置に搭載される像ブレ補正装置に関連する構成要素を説明する。
動き検出部101は撮像装置に生じている動きを検出する。この動きは、例えば手ぶれやパンニング等の動きである。動き検出部101は検出した動き情報の信号を動き判定部102と、2つの補正量算出部104,105にそれぞれ出力する。
動き判定部102は、動き検出部101により検出された動き情報を用いて撮像装置にどのような動きが生じているかを判定する。動き判定部102は判定結果の信号を補正方法決定部103、および補正量算出部104,105にそれぞれ出力する。
補正方法決定部103は、動き判定部102で判定された撮像装置の動きに基づいて、第一の方向および第二の方向のうち、どちらの方向にどのような揺れ戻り補正を施すかを決定する。例えば第一の方向はパンニング方向であり、第一の方向に直交する第二の方向はチルティング方向である。補正方法決定部103は決定した補正方法を示す信号を、補正量算出部104,105にそれぞれ出力する。
補正量算出部104,105は、補正方法決定部103により決定された補正方法に基づいて、像ブレ補正の補正量を算出する。補正量算出部104,105のうち、補正量算出部104を第一の補正量算出部とし、補正量算出部105を第二の補正量算出部とする。第一の補正量算出部104は、動き検出部101で検出された動き情報と動き判定部102による判定結果を用いて、第一の方向の動きに対する補正量を算出する。また第二の補正量算出部105は、動き検出部101で検出された動き情報と動き判定部102による判定結果を用いて、第二の方向の動きに対する補正量を算出する。補正量算出部104,105は算出した補正量を補正制御部106に出力する。
補正制御部106は、補正量算出部104,105の出力にしたがって像ブレ補正部材を制御する。像ブレ補正部材の例としては、撮像光学系を構成するシフトレンズ等の補正レンズや、移動可能な撮像素子の駆動機構部を備える装置における撮像素子の移動部材である。あるいは、撮像装置からの指令により駆動制御可能なジンバル機構や自動制御可能な電動雲台等が挙げられる。
図2は、補正量算出部104,105の構成を示すブロック図である。補正量算出部104と105は同じ構成であるので、その一方について説明する。動き検出部101による動きの検出信号はハイパスフィルタ(HPF)201に入力される。
HPF201は、動き検出部101の検出信号から低周波成分を除去または低減する。ローパスフィルタ(LPF)202は動き判定部102の判定結果に基づいて、HPF201の出力信号に対して高周波成分を除去または低減する。LPF202の出力信号は揺れ戻り検出部203とゲイン制御部204に入力される。
揺れ戻り検出部203は、LPF202の出力信号と、動き判定部102による判定結果および補正方法決定部103の出力に基づいて揺れ戻りの開始時刻および終了時刻を判定する。
ゲイン制御部204は、揺れ戻り検出部203の出力に基づき、LPF202の出力信号に対してゲインを乗算して減算処理部205に出力する。減算処理部205は、HPF201の出力信号からゲイン制御部204の出力信号を減算する。減算後の出力信号は補正制御部106に伝送される。なお、本実施形態ではHPF201およびLPF202によるフィルタリング処理で所定の周波数成分を低減させる構成例を示すが、バンドパスフィルタ(BPF)を用いてフィルタリング処理を行う構成でもよい。
図3に示すフローチャートを参照して、撮像装置の動作を説明する。図3においてS304からS306までの処理と、S307からS309までの処理は並行して実行される。S301で動き検出部101は撮像装置の動き情報を取得する。撮像装置の動き情報とは、撮像装置の位置および姿勢の時間的な変化を表しており、撮影者の意図的なカメラワークや手ぶれの動き等の情報が含まれる。揺れ戻りの動きは信号処理の結果として現れるものであり、実際の撮像装置に発生している物理的な動きではないので動き情報には含まれない。動き検出部101は撮像装置の動き情報を取得するために、例えばジャイロセンサや加速度センサを備える。撮像装置の動き情報が計測可能であれば他の方法を用いてもよい。S301で取得された動き情報は動き判定部102および補正量算出部104,105内のHPF201にそれぞれ伝送される。
S302で動き判定部102は、動き検出部101から取得した撮像装置の動き情報を解析することで、撮像装置にどのような動きが生じているかを判定する。本実施形態では、撮像装置に搭載されたジャイロセンサから得られる角速度情報を用いてパンニングの動きを判定する方法を説明する。以下では第一の方向(ヨー方向)の大きな動きをパンニングの動きとし、第二の方向(ピッチ方向)の大きな動きをチルティングの動きとして説明するが、パンニングとチルティングの動きを互いに入れ替えても同様のことが成り立つ。動き判定処理については図4を用いて後述する。
S303で補正方法決定部103は、動き判定部102で判定された撮像装置に生じている動きに基づいて、パンニングとチルティングの動きのそれぞれに対してどのような処理を行うかを決定する。
S304からS306の処理は第一の補正量算出部104が行う。S304でHPF201は、動き検出部101の検出信号に対して、特定の周波数成分を取り除くためのフィルタリング処理を行う。HPF201は、撮像装置の角速度検出信号から低周波成分を除去することで、ジャイロセンサの出力に含まれているオフセット成分を除去する。LPF202はHPF201の出力信号から高周波成分を除去または低減する。S304のフィルタリング処理については図5を用いて後述する。
S305で揺れ戻り検出部203は、LPF202の出力信号を用いて揺れ戻りの開始および終了の判定を行い、判定結果をゲイン制御部204に出力する。S306では第一の方向の動きに対する補正量が算出される。ゲイン制御部204は、補正方法決定部103が決定した補正方法に基づいて、LPF202の出力信号に乗じるためのゲイン値を設定する。ゲイン値の設定は補正方法決定部103により定められた方法に従って行われる。減算処理部205はHPF201の出力信号から、設定されたゲイン値を乗じて調整されたLPF202の出力信号を減算することでHPF201の出力信号に含まれている揺れ戻り成分を除去する。S306における減算処理部205の出力が第一の補正量に相当する。
S307からS309の処理は第二の補正量算出部105が行う。つまり、第二の補正量算出部105は、S304、S305、S306で説明した処理と同様の処理を、S307、S308、S309において第二の方向の動きに対して行う。S309における減算処理部205の出力が第二の補正量に相当する。各処理については説明を省略する。
S304からS306の処理、S307からS309の処理を終了すると、S310に移行する。S310で補正制御部106は、各補正量算出部が備える減算処理部205の出力信号を用いて、第一および第二の動きに対して像ブレ補正部材の駆動制御を行う。
図4から図7を参照して、図3の処理について具体的に説明する。図4は、撮像装置のパンニング時に検出される角速度情報の例を示す。横軸は時間軸であり、縦軸は角速度を表す。点線で示す横線は判定用の閾値404を表している。期間402は時間軸の起点(原点)から時刻405までの期間であり、期間403は時刻405から時刻406までの期間である。グラフ線401は角速度情報の時間変化を示す。図4では、期間402で手ぶれの動きだけが生じており、その後の期間403でパンニングの動きが発生し、その後に再び手ぶれの動きだけとなる様子を示す。
パンニング開始の判定方法の一例として、角速度が予め定められた閾値を超えた時点でパンニング開始時刻と判定する方法がある。図4の期間402に示すように、手ぶれの動きは高周波の微小振動であり、その振幅が小さいのに対して、期間403中に生じているパンニングのようなカメラワークの動きは非常に大きい。動き判定部102は、ジャイロセンサから得られる角速度(グラフ線401参照)を監視して、角速度が図4の閾値404を超える時刻405からパンニングの動きが開始されたと判定する。
パンニング終了の判定方法としては、パンニング開始の判定が行われた時刻405よりも後の時刻において、角速度が予め定められた閾値以下になった時点でパンニング終了時点と判定する方法がある。この場合、動き判定部102は、例えばパンニング終了判定に使用する閾値をゼロ、つまり角速度がゼロである値を設定する。時刻406に示すように、角速度が閾値であるゼロとなった時刻、つまり撮像装置の動きが停止した時刻がパンニング終了時刻と判定される。あるいはパンニング終了判定に使用する閾値を、パンニング開始の判定時の閾値404と同じ値に設定する方法等がある。
以上に示したパンニングの判定方法は一例であり、その他の方法として角速度の微分値、つまり角加速度を用いて判定する方法や、映像から取得された動きベクトルを用いて判定する方法等がある。パンニングの開始や終了を検知できるのであれば、どのような方法で判定しても構わない。チルティングに対しても同様の判定が行われる。動き判定結果は、補正方法決定部103および補正量算出部104,105内のLPF202および揺れ戻り検出部203に伝送される。
次に、動き判定部102が判定した撮像装置の動きに基づいて、パンニングとチルティングの動きのそれぞれに対してどのような処理を施すかについて説明する。一例として、ユーザが撮像装置のパンニングを行った場合の補正方法の決定の仕方について説明する。撮影者が意図的にパンニングのみを行ったつもりでも、実際にはわずかにチルティング方向(ピッチ方向)の動きが生じてしまう。ピッチ方向の動きが連続して生じるとチルティングに相当する動きとなる。図4を参照して具体例を示す。
図4のグラフ線407はチルティングに相当する動きを示す。この動きは、パンニング判定用の閾値404を超える大きさの動きではないので、ユーザが意図するチルティングの動きとしては判定されない。しかしながら、小さな動きでも動き検出部101では検出可能であるため、この動きに対する揺れ戻りの動きが発生することになる。この場合、チルティングの動きが生じているとは判定されないので、揺れ戻りの補正処理が行われずに、撮影画像上に揺れ戻りの動きがそのまま現れてしまう。そこで、このような小さな動きに対してパンニングやチルティングの判定を行う方法として、閾値404を下げる方法がある。しかしながら、安易に閾値を下げると、歩行時の撮影で生じるような大きなぶれがパンニングの動きであると誤判定される可能性がある。本実施形態ではパンニングまたはチルティングのどちらか一方の方向の動きが発生した場合、もう一方の方向の動きについては、動き判定結果に関わらず揺れ戻りの補正処理が行われる。
補正量算出部104,105は、動き判定部102で判定されない微小なパンニングやチルティングの動きに対しても補正量を算出するので、補正制御部106は精度良く揺れ戻りの補正処理を行うことが可能となる。また、パンニングとチルティングのどちらの動きも発生していないことが動き判定部102によって判定された場合にはそれぞれの動き判定結果に応じた補正が行われる。図4では、パンニング方向(ヨー方向)の動きに対するピッチ方向の補正方法の決定について説明したが、チルティング方向(ピッチ方向)の動きに対するヨー方向の補正方法の決定についても同様である。補正方法決定部103により決定された、ヨー方向およびピッチ方向の動きに対する補正方法の情報は、補正量算出部104、105内の揺れ戻り検出部203へ伝送される。
図5を参照して、補正量算出部104,105が行うフィルタリング処理について説明する。図3のS304、S307においてHPF201は、撮像装置の角速度信号から低周波成分を除去することで、ジャイロセンサの出力に含まれているオフセット成分を除去する。ここでは、撮像装置の動きとして手ぶれに加えてパンニングの動きが生じている場合におけるフィルタリング処理を説明する。
図5(A)および(B)にて横軸および縦軸の設定は図4と同じである。図5(A)に点線で示すグラフ線501は図4のグラフ線401と同じであり、撮像装置の動きを角速度情報として取得した検出信号を示している。図5(A)に実線で示すグラフ線502は角速度検出信号にHPF処理を施した信号を示している。ここで、パンニングの動きが生じた際のHPF201の動作について説明する。時刻503は図4に示す時刻405と同様に、角速度が閾値を超えた大きさになり、このときの動きがパンニングの動きとして検知された時刻である。
動き判定部102によりパンニングの動きが開始したと判定された時点で、HPF201のカットオフ周波数(fc)を高くすることで、HPFの出力信号にパンニングのような低周波の大きな動きが入り込まないように制限される。つまり、図5(A)に示す時刻503においてパンニングの開始が検知されると、HPF201のfcが高くなるので低周波の大きな動きが出力されないように制限される。このとき、fcが上がった分だけ手ぶれの動きも制限を受けなくなるため、特に低周波の手ぶれの補正効果が弱まってしまう。例えば、パンニングの開始判定に応じてHPF201のfcを10Hzまで高くした場合を想定する。一般的な手ぶれの動きは、およそ1〜10Hzの帯域にあるとされるため、HPF201のfcを上げることで、この帯域での動きが取り除かれるので、像ブレ補正の制御対象とはならなくなってしまう。つまり、防振(像ブレ補正)効果が低下する可能性がある。
この問題に対処するために、パンニング中には動きの検出信号の大きさに合わせて動的にHPF201のfcを変更する制御が行われる。つまり、パンニングが終了に近づくにつれてHPF201のfcを徐々に下げることで、できる限り像ブレ補正効果が低下しないように制御が行われる。パンニングに対する制御と像ブレ補正とを両立させるために、HPF201のfcをパンニングの動きに応じて変更すると、揺れ戻りが発生しうる。
図5(A)に示す期間504は時刻503よりも後の期間である。期間504におけるHPF201の出力(グラフ線502参照)は揺れ戻りの原因となる動き成分に相当する。パンニングの終了時にHPF201のfcが下がることで、角速度(グラフ線501参照)の期間505付近にて低周波成分の変化がHPF201の出力信号に現れることがある。この低周波成分の変化がHPF201の出力信号に現れた場合、図5(A)に示す期間504にアンダーシュートの動きが発生する(グラフ線502参照)。そして、期間505に後続する期間511では、パンニングの動きが終了することで動きの検出信号における低周波の動き成分が無くなり、HPF201の出力信号がゼロ付近に近づいていく。実際の画面上では、この時の動きがパンニングの終了後に、パンニングの進行方向とは逆方向に揺れ戻っているような動きとして現れる。揺れ戻りの動きを補正するために、HPF201の出力信号はLPF202および減算処理部205に伝送される。
図3のS305、S308で揺れ戻り検出部203は、LPF202の出力信号を用いて揺れ戻りの開始および終了の判定を行う。LPF202の出力信号は揺れ戻り成分に相当する。揺れ戻り成分とは、揺れ戻り期間におけるHPF201の出力信号(グラフ線502)の低周波成分のことを示す。揺れ戻りが発生する期間を検出し、その期間の低周波成分の動きを補正することで揺れ戻りの動きを抑制できる。つまり、図5(A)に示す期間504にてHPF201の出力信号から低周波成分を抽出して、HPF201の出力信号から減算する処理が行われ、それ以外の期間ではHPF201の出力信号をそのまま用いて像ブレ補正部材の駆動制御が行われる。
本実施形態では、一例として、LPF202のフィルタリング処理を施すことで得られた低周波の動き成分を揺れ戻り成分として、揺れ戻り期間の判定を行う方法について説明する。図5(B)のグラフ線506は、HPF201の出力信号に対してLPF202がフィルタリング処理を施した信号の時間変化を示す。
揺れ戻り検出部203は、動き判定部102から得られるパンニング期間の判定結果と、LPF202の出力信号である揺れ戻り成分の信号を用いて揺れ戻り期間を検出する。図5(B)において、動き判定部102が判定したパンニング期間507を示す。時刻508は、パンニング期間507にて揺れ戻り成分の信号の符号が反転した時刻である。この時刻508は揺れ戻りの開始時刻と判定される。揺れ戻りの開始後の時刻509は、パンニングの終了と判定された時刻である。時刻509よりも後の時刻510は、揺れ戻り成分の信号の振幅がゼロ近傍であるか、または予め定められた閾値よりも小さくなった時刻であり、揺れ戻りの終了時刻と判定された時刻である。揺れ戻り検出部203によって得られた揺れ戻り期間の判定結果はゲイン制御部204へ伝送される。
図3のS306、S309では、ゲイン制御部204により、LPF202の出力信号に乗算するゲイン値が設定される。ゲイン値の設定は、補正方法決定部103から得られるヨー方向およびピッチ方向の動きに対して決定された補正方法に基づいて行われる。つまり、パンニングまたはチルティングのどちらか一方が生じている場合にゲイン制御部204は、その方向に対するゲイン値を大きくして、LPF202の出力信号である揺れ戻り量をHPF201の出力信号から確実に差し引くように設定する。これにより、ユーザの意図した動きの方向に対する揺れ戻りの動きを精度良く補正することができる。さらにゲイン制御部204は、もう一方の方向の動きについてもゲイン値を大きくすることで、動き判定部102での判定結果に関わらず揺れ戻りの補正を行う。これにより、動き判定部102では判定されない微小なパンニング方向の動きやチルティング方向の動きに対する揺れ戻りの補正を良好に行うことができる。
パンニングとチルティングのどちらの動きも生じていないと判定された場合には、それぞれの動き判定結果に応じた補正が行われる。ヨー方向の動きに対するピッチ方向の補正方法の決定について説明したが、ヨーとピッチとの関係が逆になっても同様である。また、パンニングおよびチルティングの動きが無く、手ぶれの動きのみが存在する場合や撮像装置が静止状態である場合にゲイン制御部204は、ゲイン値をゼロに設定する。この場合、減算処理部205での減算処理は行われずにHPF201の出力信号がそのまま補正制御部106に伝送される。
以上のように本実施形態では、撮像装置に対してユーザがパンニングまたはチルティングのどちらか一方を行った場合に生じてしまう、他方の方向への揺れ戻りの動きを補正することが可能となる。ここで、動き判定部102がパンニングを検知するとともに、ピッチ方向の手ぶれの大きさが揺れ戻りの大きさよりも大きいと判定した場合を想定する。この場合、補正方法決定部103は、ピッチ方向については揺れ戻り補正よりも手ぶれ補正の割合が大きくなるように補正方法を決定する。ゲイン制御部204は、揺れ戻り期間中にLPF202の出力信号に乗算するゲイン値を小さくする。ピッチ方向の動きにはチルティングの動きによる揺れ戻りが補正しきれずに残留してしまうことになるが、その大きさは手ぶれの大きさよりも小さい。揺れ戻りの動きを精度良く補正するために手ぶれ補正効果を弱めるよりも、揺れ戻りの動きが残ってしまったとしても手ぶれの動きを精度良く補正した方が最終的な映像の品質を高めることができる。
また、動き判定部102がパンニングまたはチルティングのどちらか一方の速度が予め定められた閾値よりも大きいと判定した場合を想定する。この場合、補正方法決定部103は、パンニングとチルティングの両方とも手ぶれ補正よりも揺れ戻り補正の割合が大きくなるように補正方法を決定する。ゲイン制御部204は、揺れ戻り期間中にLPF202の出力信号に乗算するゲイン値を大きくする。これは、パンニングやチルティングの速度が大きいほど揺れ戻りも大きくなり、ある一定の速度以上になると手ぶれの大きさよりも揺れ戻りの動きの大きさの方が大きくなるためである。このような場合には、手ぶれ補正よりも揺れ戻りの動きを精度良く補正した方が最終的な映像の品質を高めることができる。パンニングやチルティングの速度に対する閾値は、例えば角速度が90degree/sec以上というように予め設定しておけばよい。あるいは撮像装置が手持ちの静止状態であれば閾値を小さくし、歩き撮りや走りながらの撮影では閾値を大きくするというように、撮影状況に応じて閾値を変更してもよい。
減算処理部205はHPF201の出力信号から、設定されたゲイン値を乗じて調整されたLPF202の出力信号を減算することでHPF201の出力信号に含まれている揺れ戻り成分を除去する。図6を用いて具体例を説明する。
図6(A)および(B)は角速度の時間変化を示し、横軸および縦軸の設定は図5と同じである。図6(A)のグラフ線601および602は、それぞれHPF201およびLPF202の出力信号の時間変化を示しており、図5におけるグラフ線501および506と同様である。図6(B)のグラフ線603は、減算処理部205においてHPF201の出力信号(グラフ線601参照)からLPF202の出力信号(グラフ線602参照)を減算した後の信号の時間変化を示している。
図6に示す期間604は、揺れ戻り検出部203で検出された揺れ戻り期間である。期間605は、動き判定部102によりパンニングの終了判定がなされた時刻606から、揺れ戻り検出部203により揺れ戻りの原因となる成分の発生が終了したと判定された時刻607までの期間である。つまり、時刻606は図4における時刻406と同じ時刻であり、時刻607は図5(B)の時刻510と同じ時刻である。ここで、揺れ戻りの原因となる成分とは、揺れ戻り期間604におけるHPF201の出力信号の低周波成分、つまりLPF202の出力信号そのものである。従って、揺れ戻り期間604を判定し、その期間の低周波成分(グラフ線602参照)をHPF201の出力信号(グラフ線601参照)から減算することで揺れ戻り成分を除去できる。実際にHPF201の出力信号から、LPF202の出力信号を減算した結果がグラフ線603に示す信号となる。
揺れ戻り期間604にてHPF201のカットオフ周波数を高くする制御が行われ、パンニングの動きである低周波の動き成分がHPF201の出力信号に含まれなくなる。これにより、パンニングの動きが撮像装置のぶれの動きとして補正対象とならないように処理される。パンニングの動きが終了に近づくにつれてHPF201のカットオフ周波数を下げる制御が行われ、それに合わせてパンニングの動き成分がHPF201の出力信号に含まれるようになる。そのため、像ブレ補正部材の動きは低周波の動き成分をも補正するために補正端の方へ移動していくような挙動となる。補正端とは補正範囲の限界位置に相当し、補正端を超えて像ブレ補正部材を駆動することはできないものとする。
期間605においてパンニングの動きが終了し、手ぶれの動きだけが存在する状態になると、補正端の方へ近寄っていた像ブレ補正部材を補正範囲の中央付近に戻す挙動となる。この動きが画面上では揺れ戻りの動きとなって現れる。揺れ戻りの動きを除去するために、本実施形態では揺れ戻り期間604にて、HPF201の出力信号から揺れ戻りの動き成分であるLPF202の信号を減算する処理が行われる。減算処理後の信号(グラフ線603参照)を用いて像ブレ補正部材の制御が行われる。従って、最終的な像ブレ補正用の制御信号としては、期間604中にグラフ線603で示す信号が使用され、それ以外の期間ではグラフ線601で示す信号が使用される。
このように、期間に応じた揺れ戻り成分の減算処理を行うために、ゲイン制御部204はLPF202の出力信号に対するゲイン調整を行う。図7を参照してゲイン調整例を説明する。図7の横軸は時間軸であり、縦軸はゲイン値を表す。グラフ線701は時間に応じたゲイン値の変化の一例を示しており、期間702は揺れ戻り検出部203で検出された揺れ戻り期間である。
ゲイン制御部204は、グラフ線701に示すように、揺れ戻り期間702中にゲイン値を1に設定する。この場合、ゲイン制御部204の出力は揺れ戻り成分そのものとなり、期間702中にはHPF201の出力信号から揺れ戻り成分が減算されることになる。またゲイン制御部204は、揺れ戻り期間702以外の期間においてゲイン値をゼロに設定する。この場合、ゲイン制御部204の出力はゼロとなり、HPF201の出力信号がそのまま補正制御部106に送られることになる。
図7を用いて、揺れ戻り期間中にのみゲイン値を1に設定する調整方法について説明したが、この方法に限るものではない。その他には、揺れ戻りの速さや大きさを考慮してゲイン値を0から1の間で動的に変化させる方法や、その他の撮影パラメータ等を加味してゲイン値の設定を行う方法がある。また、本実施形態では像ブレ補正用の信号から揺れ戻り成分を減算することで揺れ戻りの動きを除去する方法について説明した。その他には、例えば異なるカットオフ周波数が設定された複数の積分器を設け、パンニングや揺れ戻りの開始および終了の判定結果に応じて積分器の出力信号を切り替える方法等がある。
補正制御部106は、減算処理部205の出力信号を用いて、第一および第二の方向の動きに対して像ブレ補正部材の駆動制御を行う。減算処理部205の出力信号は撮像装置に生じている手ぶれの動きを抽出した信号となっているので、その動きを打ち消す方向に像ブレ補正部材が駆動される。
本実施形態では、手ぶれ補正処理を実行しつつ、パンニング(またはチルティング)の際に生じる揺れ戻りの動きを補正するとともに、チルティング方向(またはパンニング方向)の揺れ戻りに対する補正処理を実施する。撮像装置の動きに応じてパンニング等の動きに対して連携して揺れ戻りの補正を行うことで、チルティングやパンニングとは判定されない、わずかな動きに対して発生する揺れ戻りを抑制し、より良好な像ブレ補正が可能となる。本実施形態によれば、撮影中にカメラワークが生じた際の不自然な動きを抑制して、より品質の高い映像を取得することができる。
101 動き検出部
102 動き判定部
103 補正方法決定部
104,105 補正量算出部
106 補正制御部

Claims (9)

  1. 像ブレ補正装置を備える装置の動きを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記装置の動きと、当該動きが検出された場合の信号処理に基づく揺れ戻りに対する補正方法を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された補正方法にしたがって、前記検出手段が検出する第一の方向の動きに対する像ブレの補正量を算出する第一の算出手段と、
    前記決定手段により決定された補正方法にしたがって、前記検出手段が検出する第二の方向の動きに対する像ブレの補正量を算出する第二の算出手段と、
    前記第一または第二の算出手段により算出される補正量を用いて像ブレ補正を行う制御手段と、を有し、
    前記決定手段は、前記検出手段により前記第一または第二の方向の動きが検出された場合、前記第一または第二の方向の動きに基づいて前記第一および第二の方向の動きに対する揺れ戻りの補正を行う補正方法を決定する
    ことを特徴とする像ブレ補正装置。
  2. 前記決定手段は、前記検出手段により前記第一の方向の動きが検出され、かつ前記第二の方向の動きの大きさが揺れ戻りの大きさよりも大きい場合、前記第二の方向の動きに対する補正の割合を、前記第二の方向における揺れ戻りの補正の割合よりも大きくする補正方法を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  3. 前記決定手段は、前記第一または第二の方向の動きの速度が予め定められた閾値よりも大きい場合、前記第一および第二の方向における前記装置の動きに対する補正の割合よりも前記揺れ戻りの補正の割合を大きくする補正方法を決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の像ブレ補正装置。
  4. 前記第一の方向と前記第二の方向は互いに直交する方向である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。
  5. 前記検出手段から取得した検出信号を用いて前記第一または第二の方向の動きを判定する動き判定手段を備え、
    前記決定手段は、前記動き判定手段により判定された前記第一および第二の方向の動きから前記補正方法を決定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。
  6. 前記第一または第二の算出手段は、
    前記装置の動きを検出する第一の検出手段の検出信号の低周波成分を低減する第一のフィルタ手段と、
    前記第一のフィルタ手段の出力信号の高周波成分を低減する第二のフィルタ手段と、
    前記装置の動きおよび前記補正方法の情報と、前記第二のフィルタ手段の出力信号を用いて、揺れ戻りが発生する期間を検出する第二の検出手段と、
    前記第二の検出手段により検出される前記期間の情報を用いて、前記第二のフィルタ手段の出力信号にゲインを乗算して出力するゲイン制御手段と、
    前記第一のフィルタ手段の出力信号から前記ゲイン制御手段の出力信号を減算する減算処理手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置。
  7. 前記ゲイン制御手段は、前記第二のフィルタ手段の出力に対し、前記期間に第一のゲインを乗算し、前記期間でないときに前記第一のゲインよりも小さい第二のゲインを乗算する
    ことを特徴とする請求項6に記載の像ブレ補正装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の像ブレ補正装置を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 像ブレ補正装置にて実行される制御方法であって、
    前記像ブレ補正装置を備える装置の動きを検出手段が検出する工程と、
    検出された前記装置の動きと、当該動きが検出された場合の信号処理に基づく揺れ戻りに対する補正方法を決定する決定工程と、
    決定された前記補正方法にしたがって、前記検出手段が検出する第一の方向の動きに対する像ブレの補正量を算出する第一の算出工程と、
    決定された前記補正方法にしたがって、前記検出手段が検出する第二の方向の動きに対する像ブレの補正量を算出する第二の算出工程と、
    前記第一または第二の算出工程で算出される補正量を用いて像ブレ補正を行う工程と、を有し、
    前記決定工程では、前記検出手段により前記第一または第二の方向の動きが検出された場合、前記第一または第二の方向の動きに基づいて前記第一および第二の方向の動きに対する揺れ戻りの補正を行う補正方法が決定される
    ことを特徴とする像ブレ補正装置の制御方法。
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