JP2020085603A - 特定振動数測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器に組みこまれた状態の構成について固有振動数を正確に検出可能な特定振動数測定方法を提供する。【解決手段】 実施形態による特定周波数測定方法は、回転電機Mを駆動する回転電機駆動手段INVにおけるキャリア周波数が段階的に変更するように回転電機Mを駆動したときに、軸受20が組み込まれた回転機器又は回転電機Mにおいて生じる振動に基づく値を検出器SS1、SS2にて検出し、検出器SS1、SS2にて検出された値を用いて軸受20の少なくとも一部の通過周波数成分を算出し、通過周波数成分が最大となるときのキャリア周波数を軸受20の少なくとも一部の固有振動数の推定値とする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、特定振動数測定方法に関する。
回転機械は、例えばベアリングブラケットに固定されたころがり軸受を備えている。ころがり軸受は、例えば、内輪、外輪、転動体、および、保持器で構成され、内輪が回転機械の回転軸に固定されて回転軸が回転する構造となっている。
軸受各部の回転接触面に傷があった場合、傷の部位を転動体が通過した際に回転数に応じて、例えば数kHz〜十数kHzの減衰波形状の振動が発生する。この振動の周波数は、軸受構成部品の固有振動数に由来するとされており、部品の材質や部品が組み込まれた状況により数値が定まる。
また、この振動の発生する周期は、軸受各部の機械的寸法と回転周波数とにより決まり、周期の逆数となる周波数により表され、通過周波数と呼ばれる。通過周波数の頻度で発生する振動の有無およびその程度については、エンベロープ処理(包絡線処理)とFFT(高速フーリエ変換)解析を組み合わせて検出することができる。
また、回転機器の回転時における振動は、先に示した数kHz〜十数kHz以外に、回転周波数およびその高調波成分となる、約1kHz以下の周波数の振動成分も含む。そのため、上記エンベロープ処理では、まず閾値が1kHz程度であるハイパスフィルタ処理を行った後、振動波形の絶対値を取り、得られた波形のピークを包絡する波形となるようにローパスフィルタ処理を行う。
エンベロープ処理で得られた波形についてFFT解析を行い、得られた周波数スペクトラムを用いて、通過周波数に該当するスペクトラムの有無およびその大きさを確認することができる。
特開2007−232068号公報
回転機器を駆動する回転電機として電動機が用いられ、例えば商用周波数で使用できる誘導電動機においても、インバータ装置により可変速で駆動可能である。
インバータ装置では、商用三相電源から入力された三相電圧を整流回路にて整流して一旦直電圧に変換した後、インバータ回路にて直流電圧をスイッチングすることにより、任意の周波数および電圧に変換して誘導電動機に入力することにより、所定の回転数で駆動することができる。
インバータ回路では、直流電圧をスイッチングして交流電圧を得るために、例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御により、スイッチングのパルス幅を周期的に変化させて、正弦波波形を得ることができる。
PWM制御において、スイッチングのパルス幅を変化させるときには、例えば、パルスの周期を一定とし、パルス幅(デューティー)を変化させる。このときの一定パルス周期の逆数をキャリア周波数と呼び、キャリア周波数は、電動機を駆動するインバータ装置では例えば数kHz〜十数kHzに設定される。
インバータ装置では先に説明したPWM制御により、電源周波数に関係なく設定した周波数の電圧を電動機に与えることができ、この周波数と電動機の極数とにより回転周波数が決まる。このとき、電動機に供給される電圧にはキャリア周波数の成分も含まれており、発生するトルクも回転周波数のトルクとともにキャリア周波数成分のトルクも発生する。
電動機をインバータ装置で駆動したとき、電動機に組み込まれた状態での軸受の固有振動数の存在範囲(数kHz〜十数kHz)とインバータのキャリア周波数の設定範囲(数kHz〜十数kHz)とが近似しており、軸受の固有振動数とインバータ装置のキャリア周波数とが一致すると当該周波数成分の振動が大きくなり、軸受に傷がない状態であっても、振動をエンベロープ処理およびFFT解析した結果、軸受に異常があると誤判定される恐れがある。
軸受に異常があると誤判定されることを回避するには、インバータのキャリア周波数が軸受の固有振動数と一致しないように設定する必要がある。軸受の固有振動数を知るにはあらかじめ単体の軸受を打診試験することにより求めることもできるが、ベアリングブラケットに組み込まれた状態や、荷重のかかった状態に応じて固有振動数は変動するため、正確な固有振動数を見出すのは困難であった。
また、ベアリングブラケットに組み込んだ状態で打診試験を行うことも考えられるが、軸受以外の機構も存在するため、組み込まれた軸受の固有振動数を見出すのは困難であった。
本発明の実施形態は上記事情を鑑みて成されたものであって、機器に組みこまれた状態の構成について固有振動数を正確に検出可能な特定振動数測定方法を提供することを目的とする。
実施形態による特定振動数測定装方法は、回転電機を駆動する回転電機駆動手段におけるキャリア周波数が段階的に変更するように前記回転電機を駆動したときに、軸受が組み込まれた回転機器又は前記回転機器を駆動する前記回転電機において生じる振動に基づく値を検出器にて検出し、前記検出器にて検出された値を用いて前記軸受の少なくとも一部の通過周波数成分を算出し、通過周波数成分が最大となるときの前記キャリア周波数を前記軸受の少なくとも一部の固有振動数の推定値とする。
図1は、一実施形態の特定振動数測定装置、電動機およびインバータ装置の一構成例を概略的に示す図である。 図2は、一実施形態の特定振動数測定装置および特定振動数測定方法により固有振動数を測定する軸受の一構成例を説明するための図である。 図3は、図2に示す軸受が搭載された回転機器の一構成例を概略的に示す図である。 図4は、図2に示す軸受に傷が生じたときに発生する振動の一例について説明するための図である。 図5は、図2に示す軸受に傷が生じたときに発生する振動の一例について説明するための図である。 図6は、図2に示す軸受の一構成例を概略的に示す図である。 図7は、一実施形態の特定振動数測定装置にて軸受各部の固有振動数の推定値を算出する動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図8は、一実施形態の特定振動数測定装置にて軸受の診断を行う動作の一例について説明するためのフローチャートである。 図9は、一実施形態の特定振動数測定装置、電動機およびインバータ装置の他の構成例を概略的に示す図である。 図10は、一実施形態の特定振動数測定装置、電動機およびインバータ装置の他の構成例を概略的に示す図である。
以下、実施形態の特定振動数測定方法について図面を参照して詳細に説明する。
以下に説明する実施形態では、回転機器を駆動する回転電機に組み込まれた軸受の少なくとも一部の固有振動数を測定する特定振動数測定装置および特定振動数測定方法の例について説明する。
図1は、一実施形態の特定振動数測定装置、電動機およびインバータ装置の一構成例を概略的に示す図である。
インバータ装置INVは、例えば可変速で電動機Mを駆動する回転電機駆動手段である。本実施形態では、インバータ装置INVは、設定された運転電源周波数、運転電源電圧、およびキャリア周波数にて、PWM制御により電動機Mに三相電圧を印加し、電動機Mを駆動する。
インバータ装置INVは、整流回路32と、コンデンサ34と、インバータ回路36とを備えている。インバータ装置INVは、例えば、商用三相電源から入力された三相電圧を整流回路32にて整流して一旦直電圧に変換した後、インバータ回路36にて直流電圧をスイッチングすることにより、任意の周波数および電圧に変換して電動機Mへ出力する。
本実施形態では、インバータ装置INVは、直流電圧をスイッチングすることにより交流電圧を得るために、PWM(Pulse Width Modulation)制御をおこなっている。PWM制御は、インバータ回路におけるスイッチングのパルス幅を周期的に変化させることにより、正弦波波形を得ている。スイッチングのパルス幅の変化のさせ方は、パルスの周期を一定にしておき、パルス幅(デューティー)を変化させている。この時の一定パルス周期の逆数をキャリア周波数と呼び、電動機Mを駆動するインバータ装置INVでは、キャリア周波数は、例えば数kHz〜十数kHzに設定される。
インバータ装置INVは、PWM制御を行うことにより電源周波数に関係なく設定した周波数の電圧を電動機に与えることができ、インバータ装置INVの出力電圧の周波数と電動機Mの極数とにより、電動機Mの回転周波数が決まる。
電動機Mは、インバータ装置INVを介して三相電源と接続されている。電動機Mは、転がり軸受20が組み込まれた回転機器と回転機器駆動手段とを備えた三相電動機である。転がり軸受20は、回転機器の回転軸の両側の端部それぞれに組み込まれている。
なお、三相電動機は、インバータ装置INVによって駆動可能な電動機であれば、ころがり軸受20を具備する誘導電動機、永久磁石電動機、リラクタンス電動機等を適用することができる。
図2は、一実施形態の特定振動数測定装置および特定振動数測定方法により固有振動数を測定する軸受の一構成例を説明するための図である。
軸受20は、内輪24、外輪22、複数の転動体26、および、保持器28を備えている。
内輪24および外輪22はリング状であり、内輪24は外輪22よりもリングの径が小さく、内輪24と外輪22とは所定の間隔を置いて配置される。複数の転動体26のそれぞれは球体であって、内輪24の外周と外輪22の内周との間に配置される。保持器28は、内輪24の外周と外輪22の内周との間の間隙において、複数の転動体26を回転可能な状態で保持する。
図3は、図2に示す軸受が搭載された回転機器の一構成例を概略的に示す図である。
軸受20は、例えば電動機Mの回転軸に取り付けることが可能である。軸受20の内輪24に回転軸が固定されると、複数の転動体26が内輪24と外輪22との間で回転することにより、回転軸が回転可能となる。
図4および図5は、図2に示す軸受に傷が生じたときに発生する振動の一例について説明するための図である。
例えば軸受20の転動体の転送面に傷が生じると、図4に示すように、傷の部位を転動体26が通過した際に例えば数kHz〜十数kHzの減衰波形状の振動が発生する。したがって、軸受が回転すると複数の転動体26が傷の部分を通過する毎に振動が発生するため、図5に示すように、周期的に所定の周波数の振動が発生することとなる。この振動の周波数は、軸受構成部品の固有振動数に由来するとされており、部品の材質や部品が組み込まれた状況により数値が定まる。
図6は、図2に示す軸受の一構成例を概略的に示す図である。
本実施形態では、軸受20の転動体26の直径をd[mm]、転動体26のピッチサークル径をD[mm]、複数の転動体26の数をZ、接触角をα[rad]、回転周波数をf0[Hz]とする。
このとき、内輪24の通過周波数fi[Hz]、外輪22の通過周波数fo[Hz]、転動体26の通過周波数fb[Hz]、保持器28の通過周波数fm[Hz]は下記式(1)−式(4)により表すことが可能である。
これら通過周波数の頻度で発生する振動の有無およびその程度については、エンベロープ処理(包絡線処理)とFFT(高速フーリエ変換)解析を組み合わせて検出することができる。
電動機Mの回転時における振動は、先に示した数kHz〜十数kHz以外に回転周波数および、その高調波成分となる、約1kHz以下の周波数の振動成分も発生するため、エンベロープ処理では、まず1kHz程度のハイ通過フィルタ処理を行った後、振動波形の絶対値を取り、得られた波形のピークを包絡する波形となるようにローパスフィルタ処理を行う。
エンベロープ処理で得られた波形についてFFT解析を行い、得られた周波数スペクトラムに上記式で得られた通過周波数に該当するスペクトラムの有無およびその大きさを確認することができる。
また、インバータ装置INVから電動機Mに供給される電圧にはキャリア周波数の成分も含まれている。これにより、電動機Mにて発生するトルクも回転周波数のトルクとともにキャリア周波数成分のトルクも発生する。
電動機Mをインバータ装置INVで駆動した場合、電動機Mに組み込まれた状態での軸受20の固有振動数の存在範囲(数kHz〜十数kHz)とインバータ装置INVのキャリア周波数の設定範囲(数kHz〜十数kHz)とが近似しており、軸受20の固有振動数とインバータ装置INVのキャリア周波数とが一致すると、当該周波数成分の振動が大きくなり、軸受20に傷がない状態であっても、エンベロープ処理およびFFT解析した結果、軸受20に異常があると誤判定される恐れがある。
そこで本実施形態の特定振動数測定装置10による特定振動数測定方法では、上記誤判定を回避するために、インバータ装置INVのキャリア周波数が軸受20の固有振動数と一致しないように設定し、軸受の診断を行う。
特定振動数測定装置10は、信号処理装置と、加速度センサSS1、SS2と、を備えている。
加速度センサSS1、SS2は、軸受20が組み込まれた回転機器又は当該回転機器を駆動する回転電機において生じる振動に基づく値を検出する加速度検出器である。本実施形態では、加速度センサSS1、SS2は、例えば、電動機Mの軸受20が組み込まれているベアリングブラケットの外周部に設置されており、ベアリングブラケットを通して伝搬する軸受20の振動を検出する。なお、ここでは、加速度センサSS1、SS2が2chとして説明したが、1chであってもよい。
信号処理装置10は、加速度センサSS1、SS2で検出された振動加速度信号を量子化し、時系列データとして記憶し、記憶したデータを解析して軸受20の異常を診断する。
信号処理装置10は、A/D変換部12と、メモリ14と、ハードディスク18と、プロセッサ16と、を備えている。信号処理装置の複数の構成は、バス通信線を介して互いに通信可能に接続されている。
A/D変換部12は、加速度センサSS1、SS2で検出された振動加速度信号を受信し、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
メモリ14は、A/D変換部12にてデジタル信号に変換された振動加速度信号を記憶することができる。このとき、メモリ14には、振動加速度信号が時系列データとして記憶される。また、メモリ14の少なくとも一部は、例えば、プロセッサ16が種々の処理を行う際の一時記憶領域として利用することが可能である。
ハードディスク18は、例えばプロセッサ16にて実行されるプログラムを記録することが可能である。
プロセッサ16は、例えばCPU(central processing unit)やMPU(micro processing unit)などのプロセッサを少なくとも1つ含み、ハードディスク18に記録されたプログラムを読み出して、種々の処理を行うことが可能である。
次に、上記特定振動数測定装置10における特定振動数測定方法にて、軸受20の診断を行う動作の一例について説明する。
特定振動数測定装置10の信号処理装置は、電動機Mを駆動するインバータ装置INVにおけるキャリア周波数が段階的に変更するように電動機Mを駆動したときに、加速度センサSS1、SS2から電動機Mの振動に基づく値を取得し、加速度センサSS1、SS2にて検出された値を用いて軸受20の少なくとも一部の通過周波数成分を算出し、通過周波数成分が最大となるときのキャリア周波数を軸受20の少なくとも一部の固有振動数の推定値とする。
図7は、一実施形態の特定振動数測定装置にて軸受各部の固有振動数の推定値を算出する動作の一例を説明するためのフローチャートである。
(初期設定)
最初に、信号処理装置における初期設定について説明する。
信号処理装置は、あらかじめ三相電動機に組み込まれている軸受20の諸元(転動体26の直径d[mm]、転動体のピッチサークル径D[mm]、転動体の数Z、接触角α[rad])と、電動機Mの極数Pを設定する。(ステップSA1)
プロセッサ16は、例えば図示しないユーザインタフェースから利用者が入力した値を、メモリ14に記憶させることが可能である。
次に、プロセッサ16は、インバータ装置INVの運転周波数fv[Hz]とキャリア周波数fc[kHz]を設定する。このとき、プロセッサ16は、例えば、インバータ装置INVで設定できる下限値を、キャリア周波数の初期値として設定する。(ステップSA2)
プロセッサ16は、上記設定情報に基づいて、電動機Mの運転時の回転周波数f0[Hz]を算出し、上述の式(1)−式(4)を用いて内輪の通過周波数fi[Hz]、外輪の通過周波数fo[Hz]、転動体の通過周波数fb[Hz]、保持器の通過周波数fm[Hz]を算出することができる。(ステップSA3)プロセッサ16は、例えば、算出した通過周波数および回転周波数の設定値をメモリ14に記憶させてもよい。
なお、回転周波数は下式(5)により算出することができる。
f0=2×fv/P…式(5)
(軸受部振動加速度信号の計測)
続いてインバータ装置INVを起動し、インバータ装置INVを設定された回転周波数にて動作させる。(ステップSA4)
インバータ装置INVが起動し、インバータ装置INVから出力される電力により電動機Mが駆動されると、電動機Mの回転に伴い振動が発生する。
プロセッサ16は、電動機Mの回転が開始された後、加速度センサSS1、SS2から出力された信号をA/D変換部12にて所定のサンプリング周波数でサンプリングさせ、量子化し、デジタル信号の時系列加速度信号データとしてメモリ14に記憶する。(ステップSA5)
続いて、プロセッサ16は、先に得られた時系列加速度信号データについて、エンベロープ処理を行う。エンベロープ処理では、プロセッサ16は、計測した時系列データの絶対値を算出し、低域通過フィルタにて絶対値波形の包絡線波形を得る。(ステップSA6)
続いて、プロセッサ16は、ステップSA6にて得られたエンベロープ波形についてFFT解析を行ない、エンベロープ波形の各周波数成分を得ることができる。(ステップSA7)
プロセッサ16は、得られた周波数スペクトラムのうち、内輪24の通過周波数fi[Hz]、外輪22の通過周波数fo[Hz]、転動体26の通過周波数fb[Hz]、保持器28の通過周波数fm[Hz]の周波数成分を、当該キャリア周波数における通過周波数成分としてメモリ14に記憶させる。(ステップSA8)
続いて、プロセッサ16は、現在設定されているキャリア周波数の値が、インバータ装置INVにて設定可能な上限値以上であるか否か判断し(ステップSA9)、設定値が上限値以上でないときには、キャリア周波数の設定値に所定の値を加算して設定値を更新する。(ステップSA10)
その後、プロセッサ16は、ステップSA5からステップSA8の処理を行い、キャリア周波数の設定値が上限に達するまで、キャリア周波数に対応する通過周波数成分をメモリに記憶させる。
ステップSA9にて、キャリア周波数の設定値が上限値以上であると判断したときに、プロセッサ16は、インバータ装置INVの運転を停止する。(ステップSA11)
(軸受各部の通過周波数成分の分析による固有振動数の推定値を設定)
上記ステップSA1乃至ステップSA11により、キャリア周波数の設定可能な下限値から上限値における軸受20各部の通過周波数成分がメモリ14に保存される。
プロセッサ16は、メモリ14に保存されたキャリア周波数と軸受20各部の通過周波数成分との関係を解析し、軸受20の構成(内輪24、外輪22、転動体26および保持器28)のそれぞれについて通過周波数成分が最も大きくなるキャリア周波数を求め、その周波数を測定状態における軸受20各部の固有振動数の推定値(fci[Hz]:内輪固有振動数、fco[Hz]:外輪固有振動数、fcb[Hz]:転動体固有振動数、fcm[Hz]:保持器固有振動数)とする。(ステップSA12)
図8は、一実施形態の特定振動数測定装置にて軸受の診断を行う動作の一例について説明するためのフローチャートである。
信号処理装置は、先に算出した軸受20各部の固有振動数に基づき、インバータ装置INVのキャリア周波数を設定し、軸受20の診断を行う。
(初期設定)
プロセッサ16は、電動機Mに組み込まれている軸受20の諸元(転動体の直径d[mm]、転動体のピッチサークル径D[mm]、転動体の数Z、接触角α[rad])と、電動機の極数Pをあらかじめ設定する。(ステップSB1)なお、プロセッサ16は、上述のステップSA1にて既に緒元が設定された軸受20の診断を行う場合には、この工程を省略しても構わない。
次に、プロセッサ16は、インバータ装置INVの運転周波数fv[Hz]を設定する。(ステップSB2)
プロセッサ16は、上記設定情報に基づいて、上述の式(5)を用いて電動機Mの運転時の回転周波数f0[Hz]を算出し、上述の式(1)−式(4)を用いて内輪24の通過周波数fi[Hz]、外輪22の通過周波数fo[Hz]、転動体26の通過周波数fb[Hz]、保持器28の通過周波数fm[Hz]を算出する。(ステップSB3)
次に、プロセッサ16は、エンベロープ波形をFFT解析した際に得られる軸受20各部通過周波数成分による軸受異常判定閾値を設定する。(ステップSB4)なお、軸受異常判定閾値は、軸受20の各部(内輪24、外輪22、転動体26および保持器28)に対して、共通の値であってもよく、異なる値であってもよい。
プロセッサ16は、軸受20の少なくとも一部の固有振動数およびその整数倍の周波数とキャリア周波数とが異なる値となるようにキャリア周波数を設定する。すなわち、プロセッサ16は、インバータ装置INVのキャリア周波数およびその整数倍の周波数が、軸受20各部の固有振動数の推定値およびその近傍とならないように設定する。すなわち、インバータ装置INVのキャリア周波数およびその整数倍の周波数それぞれと、固有振動数の推定値それぞれとの差が所定値以上となるように、キャリア周波数を設定する(ステップSB5)
プロセッサ16は、インバータ装置INVのキャリア周波数を設定した後、インバータ装置INVを起動し、電動機Mを駆動させる。(ステップSB6)
インバータ装置INVが起動し、電動機Mが駆動されると、電動機Mの回転に伴い振動が発生する。
プロセッサ16は、電動機Mの回転が開始された後、加速度センサSS1、SS2から出力された信号をA/D変換部12にて所定のサンプリング周波数でサンプリングさせ、量子化し、デジタル信号の時系列加速度信号データとしてメモリ14に記憶する。(ステップSB7)
続いて、プロセッサ16は、メモリ14に記憶された時系列加速度信号データを読み出して、エンベロープ処理を行う。エンベロープ処理では、プロセッサ16は、計測した時系列加速度信号データに対し、軸受20各部の固有振動数の推定値を含む周波数帯域を通過帯域に設定したバンドパスフィルタを通した後、絶対値を算出し、低域通過フィルタ(ローパスフィルタ)により絶対値波形の包絡線波形(エンベロープ波形)を得ることができる。(ステップSB8)
続いて、プロセッサ16は、ステップSB8で得たエンベロープ波形についてFFT解析を行ない、エンベロープ波形の各周波数成分を得る。(ステップSB9)
プロセッサ16は、ステップSB9におけるFFT解析により得られた周波数スペクトラムのうち、軸受20の内輪24の通過周波数fi[Hz]、外輪22の通過周波数fo[Hz]、転動体26の通過周波数fb[Hz]、および、保持器28の通過周波数fm[Hz]の周波数成分をメモリ14に記憶する。(ステップSB10)
プロセッサ16は、ステップSB1からステップSB10の処理が終了したら、インバータ装置INVの運転を停止させる。(ステップSB11)
プロセッサ16は、軸受20各部の通過周波数成分と、ステップSB4にて設定した、軸受20各部の異常判定閾値とを比較する。(ステップSB12)
すなわち、プロセッサ16は、軸受20各部の通過周波数成分が、軸受20各部の異常判定閾値よりも大きいか否かを判断する。(ステップSB13)
軸受20各部の通過周波数成分が異常判定閾値以下である場合、プロセッサ16は、軸受20は正常であると判定し、インバータ装置INVの運転を停止し、診断を終了する。(ステップSB14)
軸受20各部の通過周波数成分が異常判定閾値よりも大きい場合は、プロセッサ16は、軸受20は異常であると判定し、インバータ装置INVの運転を停止し、診断を終了する。(ステップSB15)
利用者は、信号処理装置にて診断された上記結果を参照して、軸受20のメンテナンスを行うことが可能である。
本実施形態の特定振動数測定方法によれば、軸受20が組み込まれた状態での軸受20各部の固有振動数の推定値を取得することができる。更に、軸受20が組み込まれた回転機器が運転している状態での軸受20各部の固有振動数の推定値を取得できるため、時系列振動加速度データのエンベロープ処理を行う際に固有振動数近傍のみを通過させる適切なフィルタ設定が可能となる。適切なフィルタ設定を行って、エンベロープ処理およびFFT解析を行うことにより、通過振動の波形をより適切に検出することができる。これにより、軸受20の異常診断の精度を向上することができる。
また、本実施形態の特定振動数測定方法によれば、軸受20各部の固有振動数を避けてインバータ装置INVのキャリア周波数を設定することができる。このことにより、インバータ装置INVのキャリア周波数による軸受20各部の異常の誤判定を防ぐことができる。
すなわち、本実施形態によれば、機器に組みこまれた状態の構成について固有振動数を正確に検出可能な特定振動数測定方法を提供することができる。
図9は、一実施形態の特定振動数測定装置、電動機およびインバータ装置の他の構成例を概略的に示す図である。
図9に示す特定振動数測定装置は、信号処理装置のプロセッサ16とインバータ装置INVとの間で通信可能に構成されている。すなわち、図9に示す例では、信号処理装置とインバータ装置の間に通信手段が設けられ、信号処理装置よりインバータ装置INVに対して、運転周波数、キャリア周波数などの設定や、起動および停止などの制御が可能である。
例えば図1に示す特定振動数測定装置では、信号処理装置にて解析の条件設定と加速度信号の解析処理を行う。信号処理装置にて解析された結果を用いて、インバータ装置INVのキャリア周波数を設定する作業やインバータ装置INVの起動や停止は、信号処理装置にて自動で行わなくても構わない。
これに対し、図9に示す特定振動数測定装置10では、図7および図8にて説明した処理を、1つのシーケンスとして自動化して行うことが可能である。さらに、図9に示す特定振動数測定装置10による特定振動数測定方法では、信号処理装置がインバータ装置INVを制御することにより、軸受20各部の固有振動数の推定値の算出と、エンベロープ処理部のフィルタ設定、インバータ装置のキャリア周波数設定、などを1つのシーケンスで自動的行うことが可能となり、これらの設定が容易にできる。
すなわち、図9に示す例によれば、機器に組みこまれた状態の構成について固有振動数を正確に検出可能な特定振動数測定方法を提供することができる。
図10は、一実施形態の特定振動数測定装置、電動機およびインバータ装置の他の構成例を概略的に示す図である。
図10に示す例では、特定振動数測定装置は、加速度センサSS1、SS2に替えてマイクロフォンSS3、SS4を備えている。
マイクロフォンSS3、SS4は、回転機器又は回転電機において生じる振動に基づく振動音を検出する音響検出器である。マイクロフォンSS3、SS4は、例えば、オーディオ帯域(上限10kHz〜20kHz)の周波数特性を備え、軸受20直近に設置されている。加速度センサSS1、SS2にて検出される振動加速度に替えてマイクロフォンSS3、SS4にて検出される振動音を用いることにより、図1および図9に示す特定振動数測定装置による特定振動数測定方法と同様の効果を得ることができる。
すなわち、図10に示す例によれば、機器に組みこまれた状態の構成について固有振動数を正確に検出可能な特定振動数測定方法を提供することができる。なお、ここでは、マイクロフォンSS3、SS4を2chとしているが、図1の加速度センサSS1、SS2と同様に1chであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、信号処理装置としてはパーソナルコンピュータの他に、A/D変換機能を具備するか、前置にA/D変換機能を有するフロントエンドモジュールを具備するか、または、デジタル出力(A/D変換機能内蔵)の加速度センサ若しくはマイクロフォンを用いることにより、シーケンサ、組込み制御ボード、携帯端末、スマートフォンを採用することが可能である。いずれの場合であっても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
10…特定振動数測定装置、12…A/D変換部、14…メモリ、16…プロセッサ、18…ハードディスク、20…軸受、22…外輪、24…内輪、26…転動体、28…保持器、SS1、SS2…加速度センサ(加速度検出器)、SS3、SS4…マイクロフォン(音響検出器)、INV…インバータ装置(回転電機駆動手段)、M…電動機(回転機器、回転電機)。

Claims (4)

  1. 回転電機を駆動する回転電機駆動手段におけるキャリア周波数が段階的に変更するように前記回転電機を駆動したときに、軸受が組み込まれた回転機器又は前記回転機器を駆動する前記回転電機において生じる振動に基づく値を検出器にて検出し、
    前記検出器にて検出された値を用いて前記軸受の少なくとも一部の通過周波数成分を算出し、
    通過周波数成分が最大となるときの前記キャリア周波数を前記軸受の少なくとも一部の固有振動数の推定値とする、特定振動数測定方法。
  2. 前記軸受の少なくとも一部の固有振動数およびその整数倍の周波数と異なる前記キャリア周波数を設定し、
    設定した前記キャリア周波数にて前記回転電機を駆動したときに、前記検出器にて検出された値を用いて前記軸受の診断を行う、請求項1記載の特定振動数測定方法。
  3. 前記軸受の少なくとも一部の固有振動数が通過帯域に含まれるようにバンドパスフィルタを設定し、
    前記バンドパスフィルタを用いて前記検出器にて検出された値をエンベロープ処理した包絡線波形をFFT解析して通過周波数成分を抽出し、通過周波数成分と所定の閾値とを比較して前記軸受の診断を行う、請求項2記載の特定振動数測定方法。
  4. 前記検出器は、前記回転機器又は前記回転電機において生じる振動に基づく振動加速度を検出する加速度検出器、又は、前記回転機器又は前記回転電機において生じる振動に基づく振動音を検出する音響検出器である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の特定振動数測定方法。
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