JP2020082999A - 機能部品の取付構造 - Google Patents
機能部品の取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020082999A JP2020082999A JP2018219331A JP2018219331A JP2020082999A JP 2020082999 A JP2020082999 A JP 2020082999A JP 2018219331 A JP2018219331 A JP 2018219331A JP 2018219331 A JP2018219331 A JP 2018219331A JP 2020082999 A JP2020082999 A JP 2020082999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- functional component
- rotating
- vehicle
- pair
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】機能部品を乗物用内装材から容易に脱着させることが可能な機能部品の取付構造を提供する。【解決手段】切替部材26は、複数の前記回動部材25の各々に対応して設けられた複数の当接部26aと、複数の回動部材25が並ぶ方向である並列方向に沿って延びて複数の当接部26aを連結する連結部26bと、連結部26bから突出して設けられて機能部品20の脱着を行う作業者によって把持可能な把持部26cと、を有し、本体部24に対して並列方向に変位可能に保持されており、その切替部材26を変位させることにより、複数の当接部26aの各々が複数の回動部材25の各々に当接してそれらをまとめて回動させて、機能部品20が乗物用内装材10に対して固定された状態と、その固定を解除した状態と、を切り替える構成とする。【選択図】図6
Description
本発明は、乗物用内装材に対して機能部品を取り付けるための構造である機能部品の取付構造に関する。
従来、乗物用内装材に対して機能部品を着脱可能に取り付ける取付構造として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1ではインストゥルメントパネル(乗物用内装材)に形成された孔に対してポケット(機能部品)の凸部を挿入する取付構造が記載されており、ポケットの上縁に形成された凸部をパネル本体の孔に挿入した後、ポケットの下縁に形成された凸部をパネル本体の孔に挿入する構成となっている。なお、ポケットの下縁に形成された凸部を孔に挿抜する際には、この凸部の爪部を弾性変形させることで、挿抜を行うような構成となっている。
上記構成は、複数の凸部を複数の孔に対して挿入して取り付けられているため、機能部品を乗物用内装材から取り外す際には、複数の凸部の各々の爪を外す必要があるため、作業性が悪いという問題がある。
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、機能部品を乗物用内装材から容易に脱着させることが可能な機能部品の取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の機能部品の取付構造は、
乗物用内装材に対して機能部品を取り付けるための機能部品の取付構造であって、
前記機能部品と前記乗物用内装材との一方は、本体部と、前記本体部に対して並んで配されてそれぞれが第1位置と第2位置との間で回動可能に保持された複数の回動部材と、複数の前記回動部材を回動させて複数の前記回動部材の位置を前記第1位置と前記第2位置との間で切り替える切替部材と、を備え、
前記切替部材は、複数の前記回動部材の各々に対応して設けられて前記回動部材を回動させる際にそれぞれが対応する前記回動部材に当接して前記回動部材の回動を実行する複数の当接部と、複数の前記回動部材が並ぶ方向である並列方向に沿って延びて前記複数の当接部を連結する連結部と、前記連結部から突出して設けられて前記機能部品の脱着を行う作業者によって把持可能な把持部とを有し、前記本体部に対して前記並列方向に変位可能に保持されており、
(I)前記切替部材が前記並列方向における一方側から他方側に変位させられた場合に、複数の前記当接部が複数の前記回動部材に当接して回動させ、複数の前記回動部材を前記第1位置に位置させることで、前記機能部品が前記乗物用内装材に対して固定された状態である固定状態を実現するとともに、(II) 前記切替部材が前記並列方向における他方側から一方側に変位させられた場合に、複数の前記当接部が複数の前記回動部材に当接して回動させ、複数の前記回動部材を前記第2位置に位置させることで、前記機能部品の前記乗物用内装材に対する固定を解除した状態である固定解除状態を実現するように構成されたことを特徴とする。
乗物用内装材に対して機能部品を取り付けるための機能部品の取付構造であって、
前記機能部品と前記乗物用内装材との一方は、本体部と、前記本体部に対して並んで配されてそれぞれが第1位置と第2位置との間で回動可能に保持された複数の回動部材と、複数の前記回動部材を回動させて複数の前記回動部材の位置を前記第1位置と前記第2位置との間で切り替える切替部材と、を備え、
前記切替部材は、複数の前記回動部材の各々に対応して設けられて前記回動部材を回動させる際にそれぞれが対応する前記回動部材に当接して前記回動部材の回動を実行する複数の当接部と、複数の前記回動部材が並ぶ方向である並列方向に沿って延びて前記複数の当接部を連結する連結部と、前記連結部から突出して設けられて前記機能部品の脱着を行う作業者によって把持可能な把持部とを有し、前記本体部に対して前記並列方向に変位可能に保持されており、
(I)前記切替部材が前記並列方向における一方側から他方側に変位させられた場合に、複数の前記当接部が複数の前記回動部材に当接して回動させ、複数の前記回動部材を前記第1位置に位置させることで、前記機能部品が前記乗物用内装材に対して固定された状態である固定状態を実現するとともに、(II) 前記切替部材が前記並列方向における他方側から一方側に変位させられた場合に、複数の前記当接部が複数の前記回動部材に当接して回動させ、複数の前記回動部材を前記第2位置に位置させることで、前記機能部品の前記乗物用内装材に対する固定を解除した状態である固定解除状態を実現するように構成されたことを特徴とする。
まず、この構成の機能部品の取付構造は、機能部品と前記乗物用内装材との一方が備える回動部材が、第1位置にある場合にそれらの他方に係合することで、機能部品が乗物用内装材に対して取り付けられるような構成に採用することができる。また、機能部品と前記乗物用内装材との他方にそれらの一方に設けられた係合部が係合した状態を、第1位置に位置する回動部材によって維持すること、平たく言えば、回動部材が第1位置にある場合に係合部材の動作を禁止・抑制することで、機能部品が乗物用内装材に対して取り付けられるような構成に採用することもできる。
この構成の機能部品の取付構造は、切替部材を変位させることで、並んで配された複数の回動部材をまとめて回動変位させることができる。このため、この構成の機能部品の取付構造によれば、複数の回動部材の位置を第1位置と第2位置との間で容易に切り替えることができ、機能部品の脱着に係る作業性を向上させることができる。また、この構成の機能部品の取付構造は、例えば、切替部材が並列方向に変位可能なスライダとされて複数の回動部材を順次回動させるような構成のものに比較して、固定状態と固定解除状態とを切り替えるために必要な切替部材の動作量が小さく、機能部品の脱着に係る作業性をより向上させることができる。
上記構成において、前記乗物用内装材は、車両後方に開口するラゲージルームの側面に設けられたラゲージトリムであり、前記機能部品は、車両前後方向に延びる形状のものとされ、複数の前記回動部材は、前記並列方向として車両前後方向に並んで配されており、前記切替部材は、前記連結部が車両前後方向に延びるとともに、前記把持部が前記連結部における車両後方側に設けられた構成とすることができる。
この構成の機能部品の取付構造は、機能部品を取り付ける箇所がラゲージルーム内の側面に限定されている。この構成の機能部品の取付構造は、切替部材の把持部が、ラゲージルームの開口に近い位置に配されており、車両前後方向に延びる機能部品であっても、ラゲージルーム内に入り込んで作業することなく、機能部品の脱着を行うことができる。つまり、ラゲージルーム内に機能部品を取り付けるための機能部品の取付構造には、本発明の機能部品の取付構造が特に有効である。
また、上記構成において、 前記本体部は、前記機能部品と前記乗物用内装材との他方に向かって突出する一対の爪部を有し、前記一対の爪部は、互いに間隔をおいて配されて互いに接近する方向に弾性的に変形可能な構成とされ、前記機能部品と前記乗物用内装材との前記他方は、前記一対の爪部が挿入されて前記一対の爪部の各々が孔縁部に対して係合する係合孔を有し、複数の前記回動部材の各々は、前記第1位置において前記係合孔に係合した前記一対の爪部の間に一部が入り込んで前記一対の爪部の接近を規制することで、前記固定状態を実現するとともに、前記第2位置において前記一対の爪部の間から前記一部が抜かれて前記一対の爪部の接近を許容することで、前記固定解除状態を実現するように構成することができる。
この構成の機能部品の取付構造は、回動部材が第2位置に位置する場合には、一対の爪部の間に回動部材の一部が入り込んでおらず、一対の爪部が互いに接近するように撓むことが可能となっている。一方、回動部材が第1位置に位置する場合には、一対の爪部の間に回動部材の一部が入り込んで、一対の爪部の撓むこと(接近)が規制される。このため、回動部材が第2位置に位置する状態で一対の爪部を係合孔に挿入することで、容易に挿入作業を行うことができ、挿入作業の後、回動部材を第1位置に変位させることで、一対の爪部を係合孔に対して抜け止めすることができる。また、機能部品を取り外す場合には、回動部材を第2位置に位置することで、一対の爪部を容易に係合孔から取り外すことができる。以上のことから、機能部品の脱着に係る作業性を向上させるとともに、機能部品を乗物用内装材に対してより確実に取り付けることができる。
また、上記構成において、複数の前記回動部材の各々には、自身の回動軸から偏心した位置に前記回動軸の軸線方向に突出する突出部が設けられ、前記本体部には、前記回動部材の前記第2位置から前記第1位置に向かう回動に伴う前記突出部の移動によって弾性変形させられて、その弾性力によって前記回動部材に対して前記第2位置に向かう方向の回動に対する抵抗力を付与する弾性変形部が設けられた構成とすることができる。
この構成の機能部品の取付構造によれば、回動部材が第1位置にある場合に、弾性変形部によって第2位置に戻りにくくされているため、機能部品を乗物用内装材に対してより確実に取り付けることができる。なお、この構成の機能部品の取付構造における「弾性変形部」は、弾性力によって前記回動部材に対して第2位置に戻る方向の抵抗力を付与するように弾性変形するものであれば、その形状や大きさは特に限定されない。また、弾性変形部は、本体部の一部であってもよく、別部材で本体部に固定されていてもよい。
また、上記構成において、前記本体部は、前記軸線方向に直交する壁部を有し、前記壁部には、前記回動部材の前記突出部を挿通させる開口と、前記開口の内縁の一部から前記開口の内側に延び出すように形成された延出部と、が形成されており、前記延出部は、前記回動部材が回動する際に、その回動に伴って移動する前記突出部と当接して基端から傾倒するように弾性変形する構成とされて、前記弾性変形部として機能する構成とすることができる。
この構成の機能部品の取付構造は、本体部をそれの一部をくり抜くように成形することで、弾性変形部が形成されており、弾性変形部を別部材で構成する場合に比較して、組み付け作業等が必要なく、簡便な構成によって弾性変形部を形成することができる。
本発明によれば、機能部品を乗物用内装材から容易に脱着させることが可能な機能部品の取付構造を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明のいくつかの実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
本発明の第1実施例の機能部品の取付構造(以下、単に「取付構造」と呼ぶ場合がある。)は、図1および図2に示すように、車両後方側に開口する車両のラゲージルームRに用いられている。具体的には、本実施例の取付構造は、ラゲージルームRの車両側面側の車両用内装材を構成するラゲージトリム10に、機能部品を取り付けるための取付構造に採用されている。ラゲージトリム10は、上方側の部分11が下方側の部分12より車室内側に配される段付き形状のものとされており、上方側の部分11と下方側の部分12との間に、機能部品が取り付けられる被取付部13が、下側を向き車両前後方向に延びて形成されている。つまり、その被取付部13には、機能部品が吊り下げられる状態で取り付けられる。その被取付部13には、機能部品の一部が挿し込まれて係合する複数の係合孔14(本実施例においては6つ)が、所定間隔をおいて車両前後方向に並んで形成されている。
本実施例の取付構造において、ラゲージトリム10の被取付部13には、機能部品としてのポケット20が取り付けられている。なお、機能部品は、このポケット20に限定されず、照明装置やスピーカ等、種々のものとすることができる。ポケット20は、車室上方側に開口するポケット本体21と、そのポケット本体21の背面側の壁部の内面に固定されて自身をラゲージトリム10に取り付けるための取付機構22と、を備えている。以下に、取付機構22について、図3ないし図7を参照しつつ詳しく説明する。取付機構22は、車両前後方向に延びて車室内外方向に間隔をおいて設けられた一対の側壁部材23,24と、それら一対の側壁部材23,24の間に回動可能に保持された複数の回動部材25(本実施例においては6つ)と、一対の側壁部材23,24の間に保持されてそれら一対の側壁部材23,24の延びる方向(車両前後方向)に沿って変位可能な切替部材26と、を含んで構成される。つまり、機能部品と乗物用内装材との一方としてのポケット20においては、ポケット本体21とそれに固定された一対の側壁部材23,24とを含んで本体部が構成されていると考えることができ、その本体部に対して複数の回動部材25が回動可能に保持されている。ちなみに、詳細な図示は省略するが、一対の側壁部材23,24は、図5に示すように、下端部においてインテグラルヒンジ27によって互いに連結されて一体的に形成されたものとなっており、取付機構22の組み付けが比較的容易に行えるような構成となっている。なお、図6および図7においては、室内側の側壁部材23を省略し、室外側の側壁部材24のみを示している。
一対の側壁部材23,24の各々には、上端から上方に向かって突出する複数の爪23a,24a(本実施例においては6つずつ)が、車両前後方向において等間隔で設けられている。そして、一方(室内側)の側壁部材23の爪23aと他方(室外側)の側壁部材24の爪24aとは、図4および図5に示すように車室内外方向において並んで設けられており、一対の爪部を構成するものとなっている。また、ポケット20(詳しく言えば、ポケット20の本体部)は、一対の爪部を複数組有し、それらが車両前後方向に沿って並んで設けられている。これら複数対の爪部の各々は、上述した被取付部13の複数の係合孔14の各々に対応しており、複数対の爪部の各々が、対応する係合孔14に挿入されて係合することで、ポケット20はラゲージトリム10に取り付けられる。詳しく言えば、各側壁部材23,24の爪23a,24aは、互いに外側の面が膨らんだ形状となっていて、係合孔14に挿入されてその係合孔14の孔縁部に掛かり止まることで、一対の爪部は係合孔14に係合するようになっている。ちなみに、各爪23a,24aの両脇(車両前後方向における前側および後側)には、爪23a,24aと同じ高さまで突出するようにしてガード23b,24bが設けられており、爪23a,24aがポケット20の脱着時等に接触して破損するような事態が防止される。
しかしながら、一対の爪部を構成する各爪23a,24aは、互いに接近する方向に弾性変形可能であり、係合孔14に係合させたとしても、容易に外すことが可能である。つまり、複数の爪部が係合孔14に係合しただけでは、ポケット20はラゲージトリム10から容易に外れてしまうことになる。そこで、本実施例の取付構造は、そのポケット20がラゲージトリム10に取り付けられた状態を維持するためにロック機構を有するものとなっている。具体的には、そのロック機構は、回動部材25を主体とするものであり、図4に示すように、その回動部材25の一部が一対の爪部を構成する爪23a,24aの間に入り込んでそれら爪23a,24aの接近を規制することで、ポケット20がラゲージトリム10に取り付けられた状態を維持するように、つまり、ロック状態(固定状態)とするのである。一方、ロック機構は、図5に示すように、回動部材25の一部が爪23a,24aの間から抜かれてそれら爪23a,24aの接近を許容することで、ポケット20をラゲージトリム10から取り外し可能な状態、つまり、アンロック状態(固定解除状態)とするのである。
以下に、上記のロック機構について、より詳細に説明することとする。複数の回動部材25の各々は、複数対の爪部に対応して設けられており、対応する一対の爪部の下方において回動可能に保持されている。なお、回動部材25は、図8にも拡大して示すように、本体部30と、その本体部30の両側に突出して形成されて回動軸として機能する軸部31と、本体部30の外周面から延び出すようにして形成されたアーム部32と、回動させられる際に切替部材26に当接される第1被当接部33および第2被当接部34と、を有する。なお、アーム部32は、本体部30から概して軸部31の軸径方向に延びる基端部32aと、その基端部32aからそれにほぼ直交する方向に延びる先端部32bと、からなる。そして、各回動部材25は、軸部31が両端側の各々が、一対の側壁部材23,24の内面に形成された保持穴23c,24cに挿入されることで、それら一対の側壁部材23,24に回動可能に保持される。
そして、各回動部材25は、図4および図6に示すように、アーム部32が本体部30の上方に位置する場合に、アーム部32の先端部32bが爪23a,24aの間に入り込んでそれら爪23a,24aの接近を規制する状態、つまり、ロック状態を実現するようになっている。一方、各回動部材25は、図5および図7に示すように、アーム部32が本体部30の側方(車両前方)に位置する場合に、アーム部32の先端部32bが爪23a,24aの間に配されずにそれら爪23a,24aの接近を許容する状態、つまり、アンロック状態を実現するようになっている。つまり、各回動部材25は、アーム部32が本体部30の上方に位置してロック状態とする第1位置と、アーム部32が本体部30の側方に位置してアンロック状態とする第2位置と、の間で回動可能とされているのである。なお、本体部30には、軸部31から偏心した位置に、その軸部31と平行に(軸部31の軸線方向に)室外側の側壁部材24に向かって突出する突出部35が設けられており、その突出部35によって、回動部材25が第1位置と第2位置との間で回動可能とされる。この突出部35については、後に詳しく説明することとする。
ここで、各回動部材25を回動させる構成について説明する。各回動部材25は、切替部材26によって回動させられる。それら複数の回動部材25は、図6および図7に示すように、回動軸(軸部31)が平行になるように車両前後方向に並んで配されている。切替部材26は、複数の回動部材25の各々に対応して設けられた複数の当接部26aと、複数の回動部材25が並ぶ方向である並列方向(車両前後方向)に沿って延びて複数の当接部26aを連結する連結部26bと、連結部26aから突出して設けられて前記機能部品の脱着を行う作業者によって把持可能な把持部26cと、を有している。複数の当接部26aの各々は、車両前後方向に所定間隔をおいて、連結部26bの上端から上方に突出して形成されている。また、把持部26cは、連結部26bにおける車両後方側の下端から下方に向かって突出して形成されている。
一方、一対の側壁部材23,24には、下方側に車両前後方向に延びるガイド溝23d,24dが形成されており、切替部材26は、連結部26bに所定間隔をおいて形成された突起26dがガイド溝23d,24dに嵌め入れられることで、そのガイド溝23d,24dに沿って、つまり、車両前後方向に摺動可能とされている。なお、切替部材26が一対の側壁部材23,24に保持された状態において、把持部26cは、一対の側壁部材23,24の下端から突出する状態となっている。
まず、ポケット20が取り付けられた状態、つまり、ロック状態において、切替部材26は、図1および図6に示すように、車両前側に位置している。そして、各回動部材25は、第1位置に位置しており、アーム部32の先端部32bが爪23a,24aの間に入り込んで爪23a,24aの接近を規制する状態となっている。その状態において、各回動部材25は、第1被当接部33が下方に位置しており、その第1被当接部33の被当接面33aが車両前方側を向いて上下方向に延びた状態となっている。切替部材26を車両前側から後側に摺動させると、切替部材26の複数の当接部26aの各々が、自身に対応する回動部材25における第1被当接部33の被当接面33aに当接してその第1被当接部33を車両後方に向かって押し、回動部材25が回動させられる。つまり、複数の回動部材25のすべてが、第1位置から第2位置にまとめて回動させられるのである。
一方、ポケット20が取り外された状態あるいはポケット20を取り外すことが可能な状態、つまり、アンロック状態において、切替部材26は、図3および図7に示すように、車両後側に位置している。そして、各回動部材25は、第2位置に位置しており、アーム部32の先端部32bが爪23a,24aの間に配されず爪23a,24aの接近を許容する状態となっている。その状態において、各回動部材25は、第2被当接部34が下方に位置しており、その第2被当接部34の被当接面34aが車両後方側を向いて上下方向に延びた状態となっている。切替部材26を車両後側から前側に摺動させると、切替部材26の当接部26aの各々が、自身に対応する回動部材25における第2被当接部34の被当接面34aに当接してその第2被当接部34を車両前方に向かって押し、回動部材25が回動させられる。つまり、複数の回動部材25のすべてが、第2位置から第1位置にまとめて回動させられるのである。
以上のように、本実施例の取付構造は、切替部材26が、並んで配された複数の回動部材をまとめて回動変位させることができる。このため、本実施例の取付構造によれば、複数の回動部材25の位置を第1位置と第2位置との間で容易に切り替えることができ、ポケット20の脱着に係る作業性を向上させることができる。また、本実施例の取付構造は、切替部材が並列方向に変位可能なスライダとされて複数の回動部材25を順次回動させるような構成のものに比較して、図6およぶ図7に示すように、固定状態と固定解除状態とを切り替えるために必要な切替部材26の動作量が小さく、ポケット20の脱着に係る作業性をより向上させることができる。
なお、本実施例の取付構造は、切替部材26の把持部26cが、ラゲージルームRの開口に近い位置に配されており、ポケット20が車両前後方向に長い部品であっても、ラゲージルームR内に入り込んで作業することなく、ポケット20の脱着を行うことができる。つまり、ラゲージルームR内に機能部品を取り付けるための機能部品の取付構造には、本発明の機能部品の取付構造が特に有効である。
次に、説明を留保した回動部材25に設けられた突出部35の機能について、図9〜図15を参照しつつ詳しく説明する。突出部35は、先にも説明したように、車室外側に向かって突出している。それに対して、車室外側の側壁部材24には、その突出部35を挿通させる開口40が形成されている。ただし、その開口40内には、その開口40の内縁の一部から開口40の内側に延び出すようにして、回動部材25の回動軸(軸部31)を中心とする概して円弧状の延出部41が形成されている。そして、その延出部41の外周面のうち車両後方側を向く部分と、それに対向する開口40の内周面における車両前方側を向く部分と、の間に突出部35が挿入されている。なお、開口40の内周面における車両前方側を向く部分は、回動部材25の回動軸を中心とする円弧状に形成されており、突出部35は、回動部材25の第1位置と第2位置との間で回動する際に、開口40の内周面に沿って移動するようになっている。一方、延出部41は、図10に示すように、基端側部分41a、中間部分41b、先端側部分41cの順に幅が大きくなっており、外周面のうち車両後方側を向く部分が段付き形状をなしている。さらに言えば、図11に示すように、回動軸中心Oから基端側部分41aまでの距離La、回動軸中心Oから中間部分41bまでの距離Lb、回動軸中心Oから先端側部分41cまでの距離Lcは、その順に小さくなるような形状とされている。また、距離Laは、回動軸を中心とする突出部35の外接円の半径rより大きくされるとともに、距離Lbおよび距離Lcは、その外接円の半径rより小さくされている。つまり、後に詳しく説明するが、延出部41は、一部が突出部35の軌道上に重なるような形状とされている。
続いて、アンロック状態からロック状態へと変更する場合について、順次説明する。まず、アンロック状態にある場合について、図9および図10を参照しつつ説明する。アンロック状態にある場合には、先にも述べたように、切替部材26の当接部26aは、車両後側に位置しており、回動部材25は、第2位置に位置し、アーム部32が側方に、第2被当接部34が下方に位置している。この状態においては、図10に示すように、突出部35は、延出部41に対して基端側に位置している。延出部41の基端側部分41aは、回動軸中心Oからの距離Laが上述した外接円の半径rより大きいため、突出部35には、延出部41が接しない状態となっている。また、突出部35は、下端が開口40の内壁に当接した状態で止まっている。
次に、第2位置から第1位置へと回動部材25が回動している場合について、図12および図13を参照しつつ説明する。この場合には、図12に示すように、切替部材26の当接部26aが、回動部材25の第2被当接部34に当接し、第2被当接部34を車両前方に向かって押し進めることで、回動部材25は回動する。それに伴って、突出部35は、図13に示すように、回動軸を中心に回動して、上方に向かって移動させられることになる。その際、突出部35は、延出部41の中間部分41bに対応する箇所に位置する。その延出部41の中間部分41bは、回動軸中心Oからの距離Lbが上述した外接円の半径rより小さいため、突出部35には、延出部41が接することになる。ちなみに、図12には、延出部41が弾性変形していない状態の形状を二点鎖線で示しており、突出部35が延出部41に対して接することが確認できる。したがって、延出部41は、突出部35の移動によって、車両前方に向かって傾倒するように弾性変形させられるのである。
なお、延出部41の中間部分41bは、回動軸中心Oからの距離Lbが上述した外接円の半径rより小さくされていることで、先に説明したアンロック状態にある場合に、回動部材25が第2位置から第1位置に向かって回動しようとしても、突出部35が延出部41の中間部分41bに当接することになる。つまり、本発明の取付構造によれば、ポケット20を取り外した状態としても、各回動部材25は、第1位置に向かって回動することがなく第2位置において保持されるようになっている。したがって、本発明の取付構造によれば、ポケット20を取り付ける際、作業者によって、手動で、各回動部材25を第2位置に位置させる作業が必要なく、取付作業を容易化することができる。
続いて、ロック状態にある場合について、図14および図15を参照しつつ説明する。アンロック状態にある場合には、先にも述べたように、切替部材26の当接部26aは、車両前側に位置しており、回動部材25は、第1位置に位置し、アーム部32が上方に、第1被当接部33が下方に位置している。この状態においては、図15に示すように、突出部35は、延出部41に対して先端側に位置している。延出部41の先端側部分41cは、回動軸中心Oからの距離Lcが上述した外接円の半径rより小さい。より詳しく言えば、延出部41の中間部分における回動軸中心Oからの距離Lbよりさらに小さくされている。つまり、回動部材25が第1位置に位置している場合には、延出部41は、図13に示した状態より、さらに車両前方に向かって傾倒させられる。
延出部41は、上述したように、車両前方に向かって傾倒しているため、延出部41の先端側部分41cと突出部35との接点は、回動軸を中心とする外接円との接点より下側となる。つまり、突出部35には、その箇所から延出部41の弾性変形による弾性力が作用するのであり、その突出部35に作用する力は、延出部41の基端側から先端側に向かう方向の成分を含むものとなる。つまり、回動部材25には、延出部41の弾性力によって、第2位置から第1位置へと向かう方向に回動させる力が、換言すれば、回動部材25の第2位置へと向か方向の回動に対する抵抗力が、作用することになるのである。したがって、本発明の取付構造によれば、回動部材25を第1位置において保持することができるようになっている。
さらに言えば、本発明の取付構造は、突出部35は、第1位置に位置している場合に、開口40の内壁に当接しており、その開口40の内壁と延出部41の先端側部分41cとの間で挟み込まれることになる。したがって、本発明の取付構造によれば、回動部材25を第1位置においてより確実に保持することができ、ポケット20をラゲージトリム10に対してより確実に取り付けることができる。
また、ロック状態からアンロック状態に変更する場合について説明する。その場合には、切替部材26を車両前側から後側に摺動させて、当接部26aを回動部材25の第1被当接部33に当接させ、延出部41の弾性力に抗って第1被当接部33を車両後方に向かって押し進めることで、回動部材25が回動する。なお、回動部材25が第1位置に位置している場合には、図15に示すように、突出部35は回動軸より上方に位置している。そのため、突出部35の自重によって、回動部材25には、第2位置に戻る方向のモーメントが作用する。つまり、本実施例の取付構造は、切替部材26の移動によって、回動部材25を延出部41の弾性力から解放すれば、回動部材25は第2位置に戻りやすい構成となっているのである。また、回動部材25が第2位置に位置している場合には、図10に示すように、突出部35は回動軸より下方に位置している。そのため、例えば、第1位置から第2位置に戻った反動等で、第1位置側に回動しようとしても、突出部35の自重によって、回動部材25には、第2位置に戻る方向のモーメントが作用するため、回動部材25の第1位置側への回動が抑えられる。また、上述した延出部41の中間部分41bの存在によっても、第1位置側への回動は防止されるため、回動部材25を第2位置においてより確実に保持することができる。
なお、本実施例の取付構造においては、側壁部材24に形成された延出部41が、回動部材25の第2位置から第1位置に向かう回動に伴う突出部35の移動によって弾性変形させられて、その弾性力によって回動部材25に対して第2位置に向かう方向の回動に対する抵抗力を付与する弾性変形部として機能するものとなっている。つまり、本実施例の取付構造においては、弾性変形部が、本体部としての側壁部材24の一部であったが、本発明の取付構造には、弾性変形部を別部材で用意して本体部に固定した構成とすることもできる。ただし、本実施例の取付構造のように、射出成形等によって、本体部である側壁部材24の一部をくり抜くように成形することで弾性変形部を形成すれば、弾性変形部を別部材とした場合のような組付け作業が必要なく、簡便な構成によって、弾性変形部を形成することができる。
なお、本実施例の取付構造は、上述したように、回動部材25が突出部を有し、本体部である側壁部材24が弾性変形部を有するものとされていたが、本発明の機能部品の取付構造は、それらを有しない構成のものにも採用することができる。
本発明の第2実施例の機能部品の取付構造について、図16および図17を参照しつつ説明する。第2実施例の取付構造は、第1実施例の取付構造と同様に、ラゲージトリム10にポケット20を取り付けるためのものであるが、第1実施例の取付構造とは、取付機構の構造が異なる。第1実施例の取付構造に係る取付機構22は、ポケット20側に設けられた一対の爪部23a,24aをラゲージトリム10側に嵌めるように構成されていて、回動部材25が、一対の爪部23a,24aの間に入り込んでそれらの接近を規制することで、ポケット20がラゲージトリム10に対して取り付けられた状態を維持するととともに、一対の爪部23a,24aの間から抜かれてそれらの接近を許容することで、ポケット20をラゲージトリム10から取り外し可能な状態とするように構成されていた。それに対し、第2実施例の取付構造に係る取付機構60は、回動部材25自体がラゲージトリム10側に係合することで、ポケット20がラゲージトリム10に対して取り付けられた状態を維持するととともに、回動部材25のラゲージトリム10側への係合が解除されることで、ポケット20がラゲージトリム10から取り外されるように構成されている。なお、第2実施例の取付構造は、第1実施例の取付構造と類似する構造であるため、同じ構成要素については、同じ符号を用い、その説明を省略する。
第2実施例に係る取付機構60は、第1実施例に係る取付機構22と同様に、車両前後方向に延びて車室内外方向に間隔をおいて設けられた一対の側壁部材(図16および図17には、車室内側の側壁部材61のみ図示している)と、それら一対の側壁部材の間に回動可能に保持された複数の回動部材25と、一対の側壁部材の下端から突出した状態で保持されて一対の側壁部材の延びる方向(車両前後方向)に沿って摺動可能な切替部材26と、を含んで構成される。回動部材25は、第1実施例のものと同一のものであり、回動軸(軸部31)偏心した位置に回動軸の軸線方向に突出する突出部35が設けられたものとなっている。一方、車室外側の側壁部材は、第1実施例に係る側壁部材24と同様に、各回動部材25の突出部35に対応して、開口40および弾性変形部としての延出部41が形成されたものとなっている。つまり、第2実施例の取付構造も、第1実施例の取付構造と同様に、回動部材25を第1位置保持することができ、ポケット20をラゲージトリム10に対してより確実に取り付けることができるともに、回動部材25を第2位置において保持することができ、ポケット20のラゲージトリム10への取付作業を容易化することができる。また、切替部材26も、第1実施例のものと同一のものである。
ただし、第2実施例の取付構造においては、一対の側壁部材は、第1実施例に係る側壁部材23,24のように、爪23a,24aおよびガード23b,24bを有していない。そして、回動部材25は、図16に示すように、第1位置において、アーム部32が、一対の側壁部材の上端から突出して、ラゲージトリム10に形成された被取付部13の係合孔14の孔縁部に掛かり止まるように構成されている。つまり、各回動部材25は、第1位置において、自身がラゲージトリム10側の係合孔14に係合し、ポケット20がラゲージトリム10に取り付けられた状態となるのである。なお、先にも述べたように、回動部材25の突出部35と側壁部材の延出部41とによって、回動部材25は第1位置において保持されるため、ポケット20をラゲージトリム10に対してより確実に取り付けることができる。
一方、各回動部材25は、図17に示すように、第2位置においては、アーム部32がラゲージトリム10側の係合孔14から抜かれて、回動部材25全体が一対の側壁部材の内部に収容された状態となる。つまり、回動部材25のラゲージトリム10側への係合が解除され、ポケット20がラゲージトリム10から取り外されることになる。なお、先にも述べたように、回動部材25の突出部35と側壁部材の延出部41とによって、回動部材25は第2位置において保持されるため、ポケット20を取り付ける際、作業者によって、手動で、各回動部材25を第2位置に位置させる作業が必要なく、取付作業を容易化することができる。
R…ラゲージルーム、10…ラゲージトリム〔乗物用内装材〕、14…係合孔、20…ポケット〔機能部品〕、21…ポケット本体〔本体部〕、23…側壁部材〔本体部〕、23a…爪〔一対の爪部〕、24…側壁部材〔本体部,壁部〕、24a…爪〔一対の爪部〕、25…回動部材、26…切替部材、26a…当接部、26b…連結部、26c…把持部、31…軸部〔回動軸〕、35…突出部、40…開口、41…延出部〔弾性変形部〕
Claims (5)
- 乗物用内装材に対して機能部品を取り付けるための機能部品の取付構造であって、
前記機能部品と前記乗物用内装材との一方は、本体部と、前記本体部に対して並んで配されてそれぞれが第1位置と第2位置との間で回動可能に保持された複数の回動部材と、複数の前記回動部材を回動させて複数の前記回動部材の位置を前記第1位置と前記第2位置との間で切り替える切替部材と、を備え、
前記切替部材は、複数の前記回動部材の各々に対応して設けられて前記回動部材を回動させる際にそれぞれが対応する前記回動部材に当接して前記回動部材の回動を実行する複数の当接部と、複数の前記回動部材が並ぶ方向である並列方向に沿って延びて前記複数の当接部を連結する連結部と、前記連結部から突出して設けられて前記機能部品の脱着を行う作業者によって把持可能な把持部とを有し、前記本体部に対して前記並列方向に変位可能に保持されており、
(I)前記切替部材が前記並列方向における一方側から他方側に変位させられた場合に、複数の前記当接部が複数の前記回動部材に当接して回動させ、複数の前記回動部材を前記第1位置に位置させることで、前記機能部品が前記乗物用内装材に対して固定された状態である固定状態を実現するとともに、(II) 前記切替部材が前記並列方向における他方側から一方側に変位させられた場合に、複数の前記当接部が複数の前記回動部材に当接して回動させ、複数の前記回動部材を前記第2位置に位置させることで、前記機能部品の前記乗物用内装材に対する固定を解除した状態である固定解除状態を実現するように構成された機能部品の取付構造。 - 前記乗物用内装材は、車両後方に開口するラゲージルームの側面に設けられたラゲージトリムであり、
前記機能部品は、車両前後方向に延びる形状のものとされ、
複数の前記回動部材は、前記並列方向として車両前後方向に並んで配されており、
前記切替部材は、前記連結部が車両前後方向に延びるとともに、前記把持部が前記連結部における車両後方側に設けられた請求項1に記載の機能部品の取付構造。 - 前記本体部は、前記機能部品と前記乗物用内装材との他方に向かって突出する一対の爪部を有し、
前記一対の爪部は、互いに間隔をおいて配されて互いに接近する方向に弾性的に変形可能な構成とされ、
前記機能部品と前記乗物用内装材との前記他方は、前記一対の爪部が挿入されて前記一対の爪部の各々が孔縁部に対して係合する係合孔を有し、
複数の前記回動部材の各々は、前記第1位置において前記係合孔に係合した前記一対の爪部の間に一部が入り込んで前記一対の爪部の接近を規制することで、前記固定状態を実現するとともに、前記第2位置において前記一対の爪部の間から前記一部が抜かれて前記一対の爪部の接近を許容することで、前記固定解除状態を実現するように構成された請求項1または請求項2に記載の機能部品の取付構造。 - 複数の前記回動部材の各々には、自身の回動軸から偏心した位置に前記回動軸の軸線方向に突出する突出部が設けられ、
前記本体部には、前記回動部材の前記第2位置から前記第1位置に向かう回動に伴う前記突出部の移動によって弾性変形させられて、その弾性力によって前記回動部材に対して前記第2位置に向かう方向の回動に対する抵抗力を付与する弾性変形部が設けられた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機能部品の取付構造。 - 前記本体部は、前記軸線方向に直交する壁部を有し、
前記壁部には、前記回動部材の前記突出部を挿通させる開口と、前記開口の内縁の一部から前記開口の内側に延び出すように形成された延出部と、が形成されており、
前記延出部は、前記回動部材が回動する際に、その回動に伴って移動する前記突出部と当接して基端から傾倒するように弾性変形する構成とされて、前記弾性変形部として機能する請求項4に記載の機能部品の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219331A JP2020082999A (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | 機能部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219331A JP2020082999A (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | 機能部品の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020082999A true JP2020082999A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70909563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018219331A Pending JP2020082999A (ja) | 2018-11-22 | 2018-11-22 | 機能部品の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020082999A (ja) |
-
2018
- 2018-11-22 JP JP2018219331A patent/JP2020082999A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4067912B2 (ja) | ワイパーブレード用の結合部材及びワイパーブレード | |
JP5602460B2 (ja) | クランプ | |
KR101932807B1 (ko) | 차량용 핸들 장치 | |
EP3061645B1 (en) | Vehicular seat slide device | |
JP5244221B2 (ja) | 長尺物用取付け具 | |
EP1584527A2 (en) | Wiper apparatus | |
US20170002589A1 (en) | Door handle for vehicle | |
EP3566908B1 (en) | Interior cover mount assembly | |
JP4133187B2 (ja) | ワイパーブレード用の結合部材及びワイパーブレード | |
WO2015033641A1 (ja) | ワイパブレード及びワイパ | |
EP3821761A1 (en) | Slide rail assembly | |
CN109477350A (zh) | 锁止装置 | |
JP2006175107A (ja) | 陳列装置用係合部材 | |
US10954697B2 (en) | Handle device of vehicle | |
WO2012141004A1 (ja) | 車両用艤装部品の取付け構造と該艤装部品の取付け方法 | |
JP2020082999A (ja) | 機能部品の取付構造 | |
JP3698092B2 (ja) | 自動車のコクピットモジュール把持構造および把持方法 | |
JP2020082998A (ja) | 機能部品の取付構造 | |
US20050152764A1 (en) | Fastener | |
KR20100117525A (ko) | 부착구 | |
JP5898988B2 (ja) | クリップ | |
ES2948306T3 (es) | Dispositivo de cierre temporal de un elemento de apertura sobre un elemento de soporte | |
JP2015205552A (ja) | 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造 | |
JP4501907B2 (ja) | 車両用天井モジュール | |
WO2014017374A1 (ja) | バッテリ固定保持用のクランプ構造 |