JP2015205552A - 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造 - Google Patents

燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015205552A
JP2015205552A JP2014086156A JP2014086156A JP2015205552A JP 2015205552 A JP2015205552 A JP 2015205552A JP 2014086156 A JP2014086156 A JP 2014086156A JP 2014086156 A JP2014086156 A JP 2014086156A JP 2015205552 A JP2015205552 A JP 2015205552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
built
component
base
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014086156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6298696B2 (ja
Inventor
武田 邦男
Kunio Takeda
邦男 武田
拓未 中島
Takumi Nakajima
拓未 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yachiyo Industry Co Ltd
Original Assignee
Yachiyo Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yachiyo Industry Co Ltd filed Critical Yachiyo Industry Co Ltd
Priority to JP2014086156A priority Critical patent/JP6298696B2/ja
Priority to PCT/JP2015/055595 priority patent/WO2015159594A1/ja
Publication of JP2015205552A publication Critical patent/JP2015205552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6298696B2 publication Critical patent/JP6298696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/077Fuel tanks with means modifying or controlling distribution or motion of fuel, e.g. to prevent noise, surge, splash or fuel starvation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D25/00Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
    • B65D25/02Internal fittings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】燃料タンク内の所定位置に内蔵部品を高精度に容易に固定し、また、固定後に内蔵部品を容易に取り外すことができる燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造を提供する。【解決手段】燃料タンクの内壁に設けられる被取付部材20と、内蔵部品に設けられ、被取付部材20に着脱される取付部30と、を備え、被取付部材20は、燃料タンクの内壁に溶着される基体部21と、基体部21に連続する首部22と、首部22に連続する頭部23と、を備えており、取付部30は、基部35と、基部35に設けられ、首部22が係合する係合溝31と、係合溝31の近傍に設けられ、頭部23を係止する弾性係止部32と、弾性係止部32に設けられ、弾性係止部32による頭部23の係止を解除する解除操作部36と、を備えた構成とした。【選択図】図9

Description

本発明は、燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造に関する。
従来、自動車等に搭載される樹脂製の燃料タンク内に内蔵部品を取り付けたものが知られている。内蔵部品としては、例えば、燃料の波立ちを抑制する波消し板がある。燃料タンク内に波消し板を固定することで、波立ち音を低減することができる。このような波消し板を固定する構造として、例えば特許文献1に記載のものがある。この技術では、燃料タンクの内壁に波消し板(特許文献1内では内骨格)を複数個所で直接溶着して固定するようになっている。
特表2013−505161号公報
しかし、例えば、燃料タンクに波消し板を溶着する場合、比較的大きな部品である波消し板を複数個所で精度よく溶着するには高度な技術を要するという課題がある。なお、この課題は、波消し板以外に燃料タンクに内蔵される他の内蔵部品に対しても共通する課題である。また、溶着固定後は内蔵部品を単体で部品交換することができないといった課題がある。
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、燃料タンク内の所定位置に内蔵部品を高精度に容易に固定することができ、また、固定後に内蔵部品を容易に取り外すことができる燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造は、燃料タンクの内壁に設けられる被取付部材と、前記燃料タンクの内蔵部品に設けられ、前記被取付部材に着脱される取付部と、を備えた燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造であって、前記被取付部材は、前記燃料タンクの内壁に設けられる基体部と、前記基体部に連続する首部と、前記首部に連続する頭部と、を備えており、前記取付部は、基部と、前記基部に設けられ、前記首部に係合される係合溝と、前記係合溝の近傍に設けられ、前記頭部を係止する弾性係止部と、前記弾性係止部に設けられ、前記弾性係止部による前記頭部の係止を解除する解除操作部と、を備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、燃料タンク内に内蔵部品を取り付ける際には、燃料タンクの内壁に設けられた被取付部材の首部に、内蔵部品の取付部に設けられた係合溝を係合する。そうすると、被取付部材の頭部に対して弾性係止部が係止されるため、被取付部材が係合溝内に抜け止め保持される。これによって、内蔵部品が燃料タンク内に脱落不能に取り付けられる。
燃料タンク内から内蔵部品を取り外す際には、解除操作部を操作する。そうすると、被取付部材の頭部に対する弾性係止部の係止が解除され、被取付部材から取付部を取り外すことができる。これによって内蔵部品を燃料タンク内から取り外すことができる。
また、前記解除操作部の側方には、前記基部から立ち上がる規制壁が設けられており、前記弾性係止部が外力を受けて変形した場合、前記解除操作部が前記規制壁に当接することが好ましい。かかる構成によれば、弾性係止部に外力が作用した場合、解除操作部が規制壁に当接するため、弾性係止部の過度の変形を防ぐことができる。
また、前記係合溝に前記被取付部材を案内するように前記基部から立ち上がる一対の側壁部が設けられることが好ましい。かかる構成によれば、一対の側壁部を通じて係合溝内に被取付部材を好適に案内することができる。これにより、燃料タンク内に内蔵部品を取り付ける作業、および内蔵部品を燃料タンク内から取り外す作業が行い易い。
また、前記基部には、把持部が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、着脱の際に把持部を把持して取付部を移動させることができる。これにより、燃料タンク内に内蔵部品を取り付ける作業、および内蔵部品を燃料タンク内から取り外す作業が行い易い。
また、前記内蔵部品は、前記燃料タンクの内壁に立設された支持部に装着可能な装着部を有しており、前記支持部に前記装着部を装着することにより前記支持部周りに回動可能であり、前記被取付部材は、前記支持部周りに前記内蔵部品を回動させたときの前記取付部の回動軌跡上に配置されており、前記支持部周りに前記内蔵部品が回動することで、前記被取付部材に対して前記取付部が着脱可能であることが好ましい。
かかる構成によれば、燃料タンク内に内蔵部品を取り付ける際には、燃料タンクの内壁に立設された支持部に内蔵部品の装着部を装着し、被取付部材に取付部が近づく方向に支持部周りに内蔵備品を回動させる。そうすると被取付部材に取付部が近づいて被取付部材に取付部が係合し、燃料タンク内に内蔵部品が固定される。また、内蔵部品を燃料タンク内から取り外す際には、解除操作部を操作して被取付部材の頭部に対する弾性係止部の係止を解除した後、被取付部材から取付部が外れる方向に支持部周りに内蔵備品を回動させる。そうすると被取付部材に対する取付部の係合が解除され、内蔵部品を燃料タンク内から取り外すことができる。
本発明の燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造によれば、燃料タンク内の所定位置に内蔵部品を高精度に容易に固定することができ、また、固定後に内蔵部品を容易に取り外すことができる。
本発明の一実施形態に係る燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造を示し、燃料タンクを上方から透視した斜視図である。 被取付部材に固定された波消し板を示す斜視図である。 被取付部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は斜視図である。 (a)は内蔵部品としての波消し板を示す斜視図、(b)は要部の拡大斜視図である。 取付部を示す拡大斜視図である。 取付部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)のA−A線断面図である。 (a)〜(d)は組付時の様子を示す説明図である。 被取付部材と取付部との係合状態を示す斜視図である。 被取付部材と取付部との係合状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。 係合状態における作用を説明する平面図である。 図10における矢印X3方向の力が作用したときの様子を示す部分斜視図である。 係合を解除する際の操作を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示す燃料タンク1は、樹脂製であり内部にガソリン等の燃料を貯留し、自動車やバイク並びに船舶等の移動手段に搭載される。燃料タンク1は、幅広で上下方向の厚みが薄型のタイプである。燃料タンク1はバリア層を含んだ熱可塑性樹脂で形成されている。
燃料タンク1には、内蔵部品としての波消し板10が取り付けられている。燃料タンク1における波消し板10の着脱構造は、燃料タンク1内の底面1aの所定位置に被取付部材としてのクリップ20(図1,図2参照)を溶着固定し、この固定されたクリップ20と、燃料タンク1内に立設された支持部としての柱状部4との双方に、波消し板10を取り付けて固定する構造となっている。また、固定後に必要に応じて、クリップ20と柱状部4との双方から波消し板10を取り外し可能な構造となっている。
柱状部4は、図1に示すように、燃料タンク1の底面1aおよび天面1bに連結される柱状の部位である。柱状部4の形状は特に限定されないが、本実施形態では平断面が円形になっている。柱状部4により、燃料タンク1の耐変形性および強度を向上させることができる。なお、柱状部4は、底面1aと天面1bとを必ずしも連結する必要はなく、燃料タンク1の内面(側面を含む)から立設する柱状の部位であればよい。
燃料タンク1の天面1bには、ポンプ取付穴2が貫通して形成されている。ポンプ取付穴2には、燃料をタンク外へ汲み出すポンプ(図示せず)が取り付けられる。
クリップ20は、図1に示すように、ポンプ取付穴2に対向する燃料タンク1の底面1aに溶着固定されている。波消し板10の固定作業を考慮すると、ポンプ取付穴2周りの天面1bに対向する底面1aにクリップ20を固定するのが好ましい。本実施形態では、後記するように、柱状部4周りに波消し板10を回動させた際に、後記する係合溝31の回動軌跡上にクリップ20が配置されている。
クリップ20は、樹脂材料により形成されている。クリップ20の樹脂材料は、燃料タンク1と溶着可能であればどのような材料でもよいが、本実施形態では燃料タンク1と同じ材料を用いている。クリップ20は、図3各図に示すように、燃料タンク1の内壁に溶着される基体部21と、基体部21に連続する首部22と、首部22に連続する頭部23と、を備えている。
基体部21は、有底円筒状を呈する。基体部21は、その下面が加熱されて、燃料タンク1の内壁の底面1a(図1,図2参照)に溶着されるようになっている。
首部22は、基体部21および頭部23よりも小径になっており、後記する取付部30の係合溝31が係合される部位である。首部22の外面は、図3(a)に示すように、中心部に向けて湾曲凹状に形成されている。
頭部23は、円板状を呈する。頭部23は、大径部23aと小径部23bとを有している。大径部23aは基体部21と同径に形成されている。小径部23bは、大径部23aよりも小径とされており、首部22よりも大径とされている。小径部23bは、後記する取付部30の弾性係止部32の係止部32aが係止される部位である。また、頭部23の上面23cは、平らに形成されている。
このようなクリップ20は、燃料タンク1を成形する際に、図1に示したように燃料タンク1の底面1aの所定位置に溶着固定されるか、あるいは、燃料タンク1の成形後に、例えば、ロボット機構(図示せず)でクリップ20をポンプ取付穴2から入れて所定位置に溶着固定される。
図1,図2に示すように波消し板10は、燃料タンク1内の燃料の波立ちを抑制する板状部材である。波消し板10は、図4(a)に示すように、第1形状部11と、第2形状部12と、第1可撓部13と、第2可撓部14と、装着部19、取付部30とを有して構成されている。
第1形状部11は、板状を呈し、一面側の下端に取付部30が一体に形成されている。第1形状部11には、複数の貫通した丸穴15が形成されている。第2形状部12は、第1形状部11の上端側から側方に延設されている。第2形状部12の高さ寸法は、第1形状部11の高さ寸法よりも小さくなっている。
第1可撓部13は、第1形状部11および第2形状部12の境界部分に波状に成形されている。第2可撓部14は、第2形状部12の中央付近に波状に形成されている。
取付部30は、燃料タンク1の底面1aに固定されたクリップ20に取付固定される部位である(図1,図2参照)。この取付部30は、図4(b)に示すように、第1形状部11の一面側に垂直に立設した2つの支持部16a,16aに跨る平板状の基部35を備えている。第1形状部11は、クリップ20を介して燃料タンク1の底面1aに立設するように固定される。取付部30の詳細は後記する。
装着部19は、図2に示すように、燃料タンク1の柱状部4に係合される部位である。装着部19は、平面視略円弧状を呈する第1腕部19aおよび第2腕部19bと、第1腕部19aおよび第2腕部19bの先端にそれぞれ形成された折返し部19c,19dとで構成されている。
第1腕部19aは、第2形状部12の基端において、第2形状部12の他面から平面視円弧状に張り出している。第1腕部19aの曲率は、柱状部4の外周面の曲率と略同等になっている。第1腕部19aの先端には、内側に湾曲して折り返される折返し部19cが形成されている。
第2腕部19bは、第1腕部19aと第2可撓部14との間において、第2形状部12の他面から平面視円弧状に張り出している。第2腕部19bの曲率は、柱状部4の外周面の曲率と略同等になっている。第2腕部19bの全長は、第1腕部19aの全長よりも短くなっている。第2腕部19bの先端には、内側に湾曲して折り返される折返し部19dが形成されている。なお、装着部19は、前記した構成に限定されるものではなく、柱状部4の形状や位置等に応じて適宜形成すればよい。
折返し部19c,19d間の距離は、柱状部4の外径よりも小さくなっている。よって、折返し部19c,19dから柱状部4を挿入すると、第1腕部19aと第2腕部19bとが離間する方向に広げられるが、第1腕部19aおよび第2腕部19bの復元力によって柱状部4を挟持して固定するようになっている。また、折返し部19c,19dを備えることで、柱状部4の外周面をスムーズに移動させることができるため、柱状部4に係合させやすくなっている。
取付部30の基部35には、図4(b)に示すように、係合溝31が形成されている。係合溝31には、クリップ20の首部22(図3(a)参照)が係合可能である。係合溝31の開口の近傍には、図5、図6各図に示すように、左右方向に対称に形成された弾性係止部32,32が配置されている。弾性係止部32の周囲には、図6(a)に示すように、鉤形状の溝部32bが形成されている。弾性係止部32は、基部35に対して上下方向(基部35の板厚方向)に弾性変形可能に設けられている。図6(a)(c)に示すように、基部35の底面において弾性係止部32に対応する部位には、他の部位よりも肉厚が薄くされた段部35aが形成されている。これにより、弾性係止部32が薄く変形し易くなっている。
弾性係止部32は、図6(b)に示すように、基部35に連続する平板状の支持部32Aと、支持部32Aに連続して設けられた傾斜部32Bとを備えている。支持部32Aの内縁部32cは、挿入口39に向けてテーパー状に広がっている。傾斜部32Bは、図6(c)に示すように、後方に向かうにつれて斜め上方に傾斜して形成されている。傾斜部32Bは、支持部32Aの内縁部32cよりも溝内を幅狭に仕切る内縁部32d(図6(b)参照)を有している。なお、傾斜部32Bの内縁部32dは、図6(b)に示すように、平面視で、溝部32bを隔てて係合溝31の内縁部31aに連続している。
傾斜部32Bの後端角部には、円弧凹状の係止部32aが形成されている。係止部32aは、係合溝31の最奥位置までクリップ20が移動した際に、クリップ20の頭部23の小径部23bと当接するか、または微細な隙間を空けて対向配置される(図7(d),図8参照)。つまり、係止部32aは、係合溝31の挿入口39側から頭部23の小径部23bに係止されるようになっている。なお、本実施形態では、係止部32aと小径部23bとの間には、図9(b)に示すように、微細な隙間が形成されている。この隙間を有することによって、弾性係止部32の後記する解除操作(押し下げ操作)が容易となっている。
弾性係止部32の後部上面には、図5に示すように、縦長直方体形状の解除操作部36が一体に立設されている。解除操作部36は、弾性係止部32を押し下げ操作するための部位である。後記するように固定後に、解除操作部36を押し下げ操作することによって、頭部23の小径部23bに対向している係止部32aを小径部23bから外れる位置(首部22周りの溝内)に移動させることができる。つまり、弾性係止部32を押し下げ操作することによって、頭部23の小径部23bに対する係止部32aの係止を解除することができる。
解除操作部36の側方には、図6(a)(b)に示すように、基部35から立ち上がる一対の規制壁37が形成されている。規制壁37は、挿入口39に対して左右対称に配置されている。規制壁37は、平面視L字状を呈する。解除操作部36と規制壁37との間には、規制壁37の形状に沿って溝部32bが形成されている。規制壁37には、弾性係止部32がクリップ20からの外力を受けて変形した場合に解除操作部36が当接される。これによって、規制壁37は、弾性係止部32の変形による解除操作部36の前側への必要以上の倒れ込みを規制する。
規制壁37には、把持部38が一体的に設けられている。把持部38は、左右一対の側壁部38a,38aと、側壁部38a,38a間に架設された架設部38bと、を備えて構成されている。側壁部38aは、基部35から立ち上がるとともに規制壁37の前側に連続して形成された壁である。側壁部38aは、挿入口39の左右近傍において前後方向に延設されている。側壁部38a,38aの間隔は、クリップ20の頭部23(23a)の外径よりもやや大きくなっている。このような側壁部38a,38aは、係合溝31内にクリップ20を導くための左右方向の案内壁として機能する。なお、規制壁37と側壁部38aとは、独立して設けてもよい。
架設部38bは、挿入口39の上方に配置されている。挿入口39と架設部38bとの間には、クリップ20の頭部23を挿通可能とする挿入スペースS1が形成されている。この架設部38bは、係合溝31内にクリップ20を導くための上下方向の案内壁として機能する。
係合溝31の内縁部31aの周りには、図5に示すように、前後方向に延在する複数のリブ34が設けられている。なお、リブ34は、必ずしも設けなくてもよい。
また、係合溝31の内縁部31aの後方には、縦壁33が設けられている。縦壁33は平面視円弧状を呈する。縦壁33は、係合溝31に係合されたクリップ20の頭部23に対向しており、クリップ20の頭部23を保持する。
次に、燃料タンク1の内壁に波消し板10を取り付けて固定する際の手順を説明する。
まず、燃料タンク1内のポンプ取付穴2の近傍の底面1aの所定位置に、1つのクリップ20を溶着しておく。
次に、ポンプ取付穴2から波消し板10を燃料タンク1内に挿入する。この際、波消し板10がポンプ取付穴2から入りづらい場合は、第1可撓部13および第2可撓部14で第2形状部12を曲げながら、波消し板10をポンプ取付穴2に入れ易い形状にして挿入する。
次に、波消し板10の装着部19を、燃料タンク1内の柱状部4に係合する。この係合後、波消し板10の取付部30の把持部38を指でつまんで、柱状部4を中心として波消し板10を回動させ、クリップ20に取付部30を近づける。そして、クリップ20の首部22に取付部30の係合溝31を係合させる。
なお、支持部32Aの内縁部32cは、挿入口39に向けてテーパー状に広がっているので、挿入口39において首部22が左右方向に多少ずれていたとしても、首部22に支持部32Aの内縁部32cを好適に係合させることができる。したがって、挿入口39において首部22が左右方向に多少ずれていたとしても、係合操作を中断することなく係合操作を続行することができる。
ここで、柱状部4とクリップ20の首部22との第1間隔よりも、波消し板10の取付固定部16と装着部19との第2間隔が短かった場合、波消し板10の第1可撓部13を伸ばして第2間隔を第1間隔に合わせれば、取付部30の係合溝31をクリップ20の首部22に適正に係合することができる。
これとは逆に、第1間隔よりも第2間隔が長い場合は、第1可撓部13を縮めて第2間隔を第1間隔に合わせれば、取付部30の係合溝31をクリップ20の首部22に適正に係合することができる。
クリップ20の首部22に取付部30の係合溝31を係合させると、図7(a)に示すように、はじめに、首部22に対して弾性係止部32の支持部32Aの内縁部32cが係合し、その後、図7(b)に示すように、首部22に対して支持部32Aの内縁部32cおよび傾斜部32Bの内縁部32dの両方が係合する。この係合によって、傾斜部32Bは、首部22の溝内に傾斜部32Bの内縁部32dが収まるように(首部22の溝に沿う状態に)、弾性変形する。そして、傾斜部32Bは、このように弾性変形された状態で首部22の側方を通過する(図7(c)参照)。
そして、波消し板10をさらに回動させると、係合溝31の最奥部が首部22に係合する状態となり、図7(d)、図9(a)(b)に示すように、首部22の側方を通過した傾斜部32Bが、首部22から外れてもとの傾斜状態に弾性復帰する。
この弾性復帰によって、傾斜部32Bの後端部がクリップ20の前側に起き上がり、係止部32aが挿入口39側から頭部23の小径部23bに対向する位置関係に配置される(図9(c)参照)。
これによって、クリップ20が係合溝31内に抜け止め保持される(図8,図9各図参照)。
このようにクリップ20が係合溝31内に抜け止め保持された状態で、例えば、図10の白抜き矢印X1〜X3で示すように、係合溝31に対してクリップ20が抜ける方向の外力が作用した場合、弾性係止部32は、次のように作用する。
例えば、弾性係止部32に対して図中白抜き矢印X3方向にクリップ20が強く当接すると、図11に示すように、弾性係止部32の傾斜部32Bが係止部32aを介して頭部23の小径部23bに押圧され、傾斜部32Bが弾性変形する。そうすると、解除操作部36が傾き、規制壁37の内側に解除操作部36が当接する。この当接によって、解除操作部36のそれ以上の傾きが阻止され、合わせて弾性係止部32の変形が阻止される。
これによって、クリップ20が係合溝31内に抜け止め保持される状態が維持される。また、弾性係止部32の必定以上の変形が阻止されるため、弾性係止部32の破損を防ぐことができる。
なお、図10の白抜き矢印X2,X3方向にクリップ20が強く当接した場合にも、同様にして弾性係止部32の変形が好適に阻止され、クリップ20が係合溝31内に抜け止め保持される状態が維持される。
次に、燃料タンク1の内壁に固定した波消し板10を取り外す際の手順を説明する。
まず、ポンプ取付穴2から図示しない手や工具を挿入し、取付部30の解除操作部36,36を図12中白抜き矢印Y1方向に押し下げ操作する。
そうすると、弾性係止部32の傾斜部32Bが下方へ押し倒され、クリップ20の頭部23の小径部23bに対向配置されていた係止部32aが下方に移動する。この場合、係止部32aが首部22の溝内に位置する状態となるまで、押し下げ操作を行う。これによって、弾性係止部32による係止状態が解除される。
次に、この押し下げ操作を行った状態で、把持部38を指でつまみ、クリップ20に対して取付部30を後方へ回動させる。そうすると、図7(c)に示すように、傾斜部32Bが弾性変形された状態で首部22の側方を通過し、その後、図7(a)に示すように、首部22から外れた位置に傾斜部32Bが移動する。これによって、クリップ20(首部22)から係合溝31が離脱し、クリップ20から取付部30を取り外すことができる。
その後、波消し板10の装着部19を燃料タンク1内の柱状部4から取り外し、波消し板10をポンプ取付穴2から外部に取り出す。これによって、燃料タンク1の内壁に固定した波消し板10を取り外すことができる。
なお、取り付けに際しては、クリップ20に係合溝31を先に係合させておいてから、柱状部4に装着部19を装着してもよい。また、取り外しに際しては、柱状部4から装着部19を取り外しておいてから、クリップ20に対する係合を解除してもよい。
以上説明した本実施形態の燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造によれば、クリップ20に波消し板10の係合溝31を係合させるだけで、挿入口39側からクリップ20の頭部23の小径部23bに対して弾性係止部32(係止部32a)が係止するので、クリップ20から取付部30が外れるのを好適に防止した取り付けが可能である。これによって、燃料タンク1内の所定位置に波消し板10を高精度に容易に固定することができる。
また、固定後は、解除操作部36を下方へ押し下げ操作し、クリップ20の頭部23の小径部23bに対する弾性係止部32(係止部32a)の係合を解除することで、クリップ20から取付部30を簡単に取り外すことができる。これによって燃料タンク1内に固定された波消し板10を燃料タンク1内から容易に取り外すことができる。
また、取付部30には、把持部38が設けられているので、把持部38を把持して取付部30を移動させることができる。したがって、燃料タンク1内に波消し板10を取り付ける作業、および波消し板10を燃料タンク1内から取り外す際の作業が行い易く、作業性に優れる。また、把持部38は挿入口39に渡って設けられているので、把持部38によって挿入口39周りを好適に補強することができる。
また、燃料タンク1内に柱状部4が設けられ、波消し板10にはこの柱状部4に装着される装着部19が設けられているので、波消し板10を取り付ける際、または波消し板10を取り外す際に、柱状部4周りに波消し板10を回動させてクリップ20に対する取付部30の着脱を行うことができる。したがって、本実施形態の着脱構造は組付性に優れる。
また、解除操作部36の側方には、規制壁37が設けられているので、弾性係止部32に外力が作用した場合の弾性変形を好適に抑制することができる。これにより、クリップ20の首部22に対する取付部30の係合溝31の係合を長期間にわたって好適に維持することができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、例えば、以下のように種々変形することができる。
例えば、前記実施形態では、弾性係止部32を係合溝31の近傍となる挿入口39側に設けたが、これに限られることはなく、クリップ20の頭部23を係止するものであれば、係合溝31の左右側方位置に設けてもよい。
また、例えば、クリップ20は、前記実施形態において略円筒形状のものを示したが、これに限られることはなく、係合溝31に係合可能で、脱落保持されるものであれば、種々の形状のもの採用し得る。また、クリップ20は、溶着以外の方法で燃料タンク1の内壁に固定してもよい。
また、側壁部38a,38a間に架設部38bを架設して把持部38を構成したが、側壁部38a,38a間に架設した構成とすることなく、例えば係合溝31の近傍の片側や基部35上の他の場所に把持操作できる部位を設けて把持部を構成してもよい。
また、前記実施形態では、クリップ20を燃料タンク1の底面1aに設けたが、これに限られることはなく、燃料タンク1のその他の面(天面1b含む)に設けて、着脱構造を構成してもよい。
また、内臓部品としては、波消し板10の他、ポンプや燃料タンク1内に装備される種々の部品が挙げられる。
1 燃料タンク
10 波消し板(内蔵部品)
20 クリップ(被取付部材)
21 基体部
22 首部
23 頭部
30 取付部
31 係合溝
35 基部
32 弾性係止部
32a 係止部
36 解除操作部
38 把持部

Claims (5)

  1. 燃料タンクの内壁に設けられる被取付部材と、前記燃料タンクの内蔵部品に設けられ、前記被取付部材に着脱される取付部と、を備えた燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造であって、
    前記被取付部材は、前記燃料タンクの内壁に設けられる基体部と、前記基体部に連続する首部と、前記首部に連続する頭部と、を備えており、
    前記取付部は、基部と、前記基部に設けられ、前記首部に係合される係合溝と、前記係合溝の近傍に設けられ、前記頭部を係止する弾性係止部と、前記弾性係止部に設けられ、前記弾性係止部による前記頭部の係止を解除する解除操作部と、を備えていることを特徴とする燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造。
  2. 前記解除操作部の側方には、前記基部から立ち上がる規制壁が設けられており、
    前記弾性係止部が外力を受けて変形した場合、前記解除操作部が前記規制壁に当接することを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造。
  3. 前記係合溝に前記被取付部材を案内するように前記基部から立ち上がる一対の側壁部が設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造。
  4. 前記基部には、把持部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンクの内蔵部品の着脱構造。
  5. 前記内蔵部品は、前記燃料タンクの内壁に立設された支持部に装着可能な装着部を有しており、前記支持部に前記装着部を装着することにより前記支持部周りに回動可能であり、
    前記被取付部材は、前記支持部周りに前記内蔵部品を回動させたときの前記取付部の回動軌跡上に配置されており、
    前記支持部周りに前記内蔵部品が回動することで、前記被取付部材に対して前記取付部が着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造。
JP2014086156A 2014-04-18 2014-04-18 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造 Active JP6298696B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014086156A JP6298696B2 (ja) 2014-04-18 2014-04-18 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造
PCT/JP2015/055595 WO2015159594A1 (ja) 2014-04-18 2015-02-26 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014086156A JP6298696B2 (ja) 2014-04-18 2014-04-18 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015205552A true JP2015205552A (ja) 2015-11-19
JP6298696B2 JP6298696B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=54323811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014086156A Active JP6298696B2 (ja) 2014-04-18 2014-04-18 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6298696B2 (ja)
WO (1) WO2015159594A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107246427A (zh) * 2017-01-09 2017-10-13 朱晓凤 一种新型储物箱
CN117642305A (zh) * 2021-07-26 2024-03-01 八千代工业株式会社 燃料箱

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107244476B (zh) * 2017-01-09 2019-01-25 江山华隆能源开发有限公司 一种便用储物箱

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002811A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Nissan Motor Co Ltd 部品の支持構造
JP2014020546A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Nifco Inc クリップ及びそれを用いた物品の取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002811A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Nissan Motor Co Ltd 部品の支持構造
JP2014020546A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Nifco Inc クリップ及びそれを用いた物品の取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107246427A (zh) * 2017-01-09 2017-10-13 朱晓凤 一种新型储物箱
CN117642305A (zh) * 2021-07-26 2024-03-01 八千代工业株式会社 燃料箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6298696B2 (ja) 2018-03-20
WO2015159594A1 (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5620922B2 (ja) クリップ
JP5243914B2 (ja) ホールプラグ
WO2012063660A1 (ja) クリップ
JP5194136B2 (ja) 消音装置及びその取付構造
JP6446741B2 (ja) 留め具及び締結構造
JP6298696B2 (ja) 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造
JP5885372B1 (ja) コネクタ
JP2015117742A (ja) 車載用機器の取付構造
JP2008164085A (ja) クリップ
JP5664963B2 (ja) キャニスタ配管の固定構造
JPH0763206A (ja) 長尺物取付具
JP5265442B2 (ja) 取付具
JP7195589B2 (ja) 固定具
JP4023685B2 (ja) 固定具
JP2020068115A (ja) コネクタ固定具
JP2007022241A (ja) バンパ取付構造
JP5762173B2 (ja) 留め具
JP2009166158A (ja) クリップ着脱工具
JP5671728B2 (ja) 部品取付用樹脂クリップ及び部品取付構造
JP2011247394A (ja) 樹脂部品の取付固定構造
JP5900802B2 (ja) 燃料フィルタの取付け構造
JP5469560B2 (ja) 筆記具のクリップ構造
JP2007181363A (ja) 取付具
JP4536453B2 (ja) 保持固定具及び保持固定構造並びにこれらを備えた画像形成装置
JP2020128756A (ja) スナップフィット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6298696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250