JP2020082877A - 車両用取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体の内部に水が貯留されることを確実性高く防止できるとともに、低廉化を実現可能な車両用取付構造を提供する。【解決手段】本発明の車両用取付構造では、ベースパネル3は車体1に固定されている。ベースパネル3は、第1裏面31a、第1表面31b及び複数の第1、2取付孔34、35を有している。各第1、2取付クリップ9、11は、それぞれ第1、2ウェザーストリップ5、7に装着されている。各第1、2取付クリップ9、11は、それぞれ第1、2取付部9a、11aを有している。ベースパネル3には、複数の第1、2壁部36、37が形成されている。各第1、2壁部36、37は、第1裏面31aから筒状に延びて、各第1、2取付部9a、11aを囲包する第1、2囲包室38、39を形成する。各第1、2蓋体13a、13bは、それぞれ各第1、2壁部36、37に固定され、第1裏面31a側で各第1、2囲包室38、39を閉鎖する。【選択図】図3

Description

本発明は車両用取付構造に関する。
特許文献1に従来の車両用取付構造が開示されている。この車両用取付構造は、車体と、パネルと、相手材と、取付クリップとを備えている。車体の内部には、カウルボックスが設けられている。
パネルは、板状をなしており、車体に固定されている。パネルは、第1面、第2面及び取付孔を有している。第1面は、車体側、すなわちカウルボックス側に位置している。第2面は、第1面の反対側に位置している。取付孔は、第1面から第2面まで貫通している。また、パネルには、水受けが一体で形成されている。水受けは、取付孔と対向している。相手材は、パネルの第2面側に配置されている。取付クリップは、相手材に装着されている。取付クリップは、パネルに向かって延びる取付部を有している。
この車両用取付構造では、パネルの第2面側から取付部を取付孔に挿通することにより、取付クリップによって相手材をパネルの第2面に取り付けている。
また、この車両用取付構造では、パネルと相手材との隙間を経て取付孔内に流入した水は、水受けに落下する。そして、水受けに落下した水は、水受けに案内されてカウルボックス内に貯留される。こうして、カウルボックス内に貯留された水は、最終的に車体の外部に排出される。
特開2013−1134号公報
しかし、上記従来の車両用取付構造では、カウルボックスが車体の内部に設けられているため、水受けからカウルボックスへ水が好適に案内されなければ、車体の内部において、カウルボックス以外の場所に水が流入して貯留され得る。このため、車体に錆び等が生じるおそれがある。
そこで、水受けによって、水をカウルボックスへ確実性高く案内しようとすれば、水受け、ひいてはパネルの製造が複雑となることから、車両用取付構造が高騰化する。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、車体の内部に水が貯留されることを確実性高く防止できるとともに、低廉化を実現可能な車両用取付構造を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用取付構造は、車体と、
板状をなして前記車体に固定され、前記車体側に位置する第1面、前記第1面の反対側に位置する第2面及び前記第1面から前記第2面まで貫通する取付孔を有するパネルと、
前記第2面側に配置される相手材と、
前記相手材に装着され、前記パネルに向かって延びる取付部を有する取付クリップとを備え、
前記第2面側から前記取付部を前記取付孔に挿通させて、前記相手材を前記第2面に取り付ける車両用取付構造であって、
前記パネルには、前記第1面から筒状に延び、前記取付部を囲包する囲包室を形成する隔壁が設けられ、
前記隔壁に固定され、前記第1面側で前記囲包室を閉鎖する蓋体をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の車両用取付構造では、隔壁に固定された蓋体が第1面側で囲包室を閉鎖するため、パネルと相手材との隙間を経て取付孔内に流入した水は、囲包室内に貯留される。このため、この車両用取付構造では、取付孔内に流入した水が車体の内部に流入し難い。
このように、この車両用取付構造では、囲包室と蓋体とによって、取付孔内に流入した水を貯留するため、パネルの製造の複雑化を抑制できる。
したがって、本発明の車両用取付構造によれば、車体の内部に水が貯留されることを確実性高く防止できるとともに、低廉化を実現できる。
相手材は、ウェザーストリップであることが好ましい。この場合には、ウェザーストリップが水を堰き止めることにより、堰き止められた水がパネルとウェザーストリップとの隙間を経て取付孔内に流入し易くなる。このため、本発明の車両用取付構造の作用効果がより顕著となる。
パネルは樹脂製であり得る。そして、隔壁は、パネルに一体に形成されていることが好ましい。この場合には、パネルが金属製である場合に比べて、パネルを軽量化できるとともに、パネルに隔壁を容易に設けることが可能となる。また、パネルに隔壁が一体に形成されることにより、この車両用取付構造では、囲包室に貯留された水がパネルと隔壁との隙間から囲包室の外部に流出することがない。さらに、パネルが樹脂製であるため、囲包室内に貯留された水によってパネルに錆が生じることもない。
蓋体は樹脂製であることが好ましい。この場合には、蓋体を軽量化できるとともに、蓋体を容易に形成することができる。また、囲包室に貯留された水によって蓋体に錆が生じることがない。さらに、蓋体の復元力を利用することにより、隔壁に蓋体を好適に固定させつつ、囲包室に貯留された水が隔壁と蓋体との隙間から漏れ出すことを好適に防止することができる。
蓋体は、平面状をなして隔壁の端面と対向する底部と、底部と一体をなして隔壁に向かって延び、隔壁の内周面に嵌合する第1嵌合部とを有していることが好ましい。この場合には、蓋体を小型化することが可能となる。
また、蓋体は、平面状をなして隔壁の端面と対向する底部と、底部と一体をなして隔壁に向かって延び、隔壁の外周面に嵌合する第2嵌合部とを有していることも好ましい。この場合には、隔壁の外周面と第2嵌合部との接触面積を大きくしつつ、隔壁の外周面に第2嵌合部を嵌合させることができる。このため、隔壁に蓋体を好適に固定させることが可能となる。
本発明の車両用取付構造によれば、車体の内部に水が貯留されることを確実性高く防止できるとともに、低廉化を実現できる。
図1は、実施例1の車両用取付構造が用いられた車両のルーフを示す分解斜視図である。 図2は、実施例1の車両用取付構造に係り、パネル及び相手材を示す上面図である。 図3は、実施例1の車両用取付構造に係り、図1のA−A断面を示す断面図である。 図4は、実施例1の車両用取付構造に係り、図3の領域Xを示す要部拡大断面図である。 図5は、実施例1の車両用取付構造に係り、蓋体を示す斜視図である。 図6は、実施例2の車両用取付構造に係り、蓋体を示す斜視図である。 図7は、実施例2の車両用取付構造に係り、図4と同様の要部拡大断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例1の車両用取付構造は、車両のルーフに採用されている。この車両用取付構造は、車体1と、ベースパネル3と、第1ウェザーストリップ5と、第2ウェザーストリップ7と、複数の第1取付クリップ9と、複数の第2取付クリップ11と、図3に示す複数の第1蓋体13aと、複数の第2蓋体13bとを備えている。ベースパネル3は、本発明における「パネル」の一例である。また、第1、2ウェザーストリップ5、7は、本発明における「相手材」、「ウェザーストリップ」の一例である。また、各第1、2取付クリップ9、11は、本発明における「取付クリップ」の一例である。そして、各第1、2蓋体13a、13bは、本発明における「蓋体」の一例である。
また、この車両では、図1に示す開閉パネル14と、開閉機構15とが設けられている。そして、これらの車体1と、ベースパネル3と、第1、2ウェザーストリップ5、7と、各第1、2取付クリップ9、11と、各第1、2蓋体13a、13bと、開閉パネル14と、開閉機構15とによって、車両のルーフ構造が構成されている。
本実施例では、図1に示す各矢印によって、車体1の前後方向、上下方向及び左右方向を規定している。そして、図2以降では、図1に対応して、車体1の前後方向、上下方向及び左右方向を規定している。
図3に示すように、車体1は、車両の外形を形成する金属製のボデーパネル1aと、車室CRを形成する樹脂製の内装パネル1bとを有している。ボデーパネル1aには、車室CR内に連通する連通口1cが形成されている。図1に示すように、連通口1cは、前後方向の長さが左右方向の長さに比べて長い矩形状をなしている。なお、連通口1cの形状は適宜設計可能である。また、図1では、内装パネル1bの図示を省略している。
ベースパネル3は、ポリカーボネートを主成分とする樹脂製であり、不透明色に着色されている。ベースパネル3は、パネル本体31を有している。パネル本体31は、車体1の連通口1cに対応するように、前後方向の長さが左右方向の長さに比べて長い略矩形状の板状に形成されている。また、パネル本体31は、後述する開閉機構15の支持フレーム15aよりも大型に形成されており、支持フレーム15aを上方から覆うことが可能となっている。なお、ポリカーボネート以外を主成分とする樹脂によってベースパネル3を形成しても良く、また、金属等によってベースパネル3を形成しても良い。
図3に示すように、パネル本体31は、第1裏面31a及び第1表面31bを有している。第1裏面31aは本発明における「第1面」の一例であり、第1表面31bは本発明における「第2面」の一例である。第1裏面31aは、車体1の内装パネル1b側に位置しており、車体1の下方側に面している。第1表面31bは、第1裏面31aの反対側に位置しており、車体1の上方側に面している。第1表面31bは、ベースパネル3の表面を構成している。
ベースパネル3は、パネル本体31の第1裏面31aがウレタン接着層17を介してボデーパネル1aに接着されることにより、連通口1cを上方から覆いつつ車体1に固定されている。そして、ウレタン接着層17は、パネル本体31とボデーパネル1aとの間から車室CR内に水等が浸入することを防止する。
また、図2に示すように、ベースパネル3には、開口32と、水受け部33、係合片31cとが形成されている。開口32は、矩形状をなしており、車室CRと連通可能となっている。水受け部33は、パネル本体31に凹設されている。水受け部33は、開口32に対応する矩形の環状に形成されており、開口32の外周側に位置して開口32の全周を囲っている。水受け部33は、車外から浸入した水を貯留可能となっている。これにより、水受け部33は、ベースパネル3と開閉パネル14との間から浸入した水が開口32内に流入することを防止する。水受け部33に貯留された水は、図示しない排水路を通じて、車体1の外に排出される。また、図3に示すように、水受け部33内には、ディフレクタ25が配置されている。ディフレクタ25は公用品であり、水受け部33内を上下に揺動可能となっている。
係合片31cは、パネル本体31に一体に形成されており、第1表面31bから上方に向かって突出している。図2に示すように、係合片31cは、水受け部33の外周側を周回するように延びている。
さらに、ベースパネル3は、4つの第1取付孔34と、4つの第2取付孔35とを有している。各第1取付孔34及び各第2取付孔35は、本発明の「取付孔」の一例である。各第1取付孔34及び各第2取付孔35は、パネル本体31に形成されている。各第1取付孔34は、パネル本体31において、水受け部33よりも外周側に位置している。各第2取付孔35は、パネル本体31において、水受け部33よりも内周側に位置している。より具体的には、各第1取付孔34は、それぞれ水受け部33よりも外周側において、水受け部33の角部に隣接して配置されている。各第2取付孔35は、それぞれ水受け部33よりも内周側において、水受け部33の角部に隣接して配置されている。各第1取付孔34と各第2取付孔35とは同径に形成されている。なお、第1、2取付孔34、35の個数は、第1、2取付クリップ9、11の個数に応じて、適宜設計可能である。また、各第1取付孔34と各第2取付孔35とを異なる形状に形成しても良い。また、説明を容易にするため、図1では、各第1、2取付孔34、35及びディフレクタ25の図示を省略している。同様に、図2では、ディフレクタ25の図示を省略している。
図3に示すように、各第1取付孔34及び各第2取付孔35は、それぞれパネル本体31の第1裏面31aから第1表面31bまで貫通している。各第1取付孔34は、それぞれ第1取付クリップ9の第1取付部9aを挿通可能となっている。各第2取付孔35は、それぞれ第2取付クリップ11の第2取付部11aを挿通可能となっている。第1、2取付部9a、11aについては後述する。
また、パネル本体31には、第1隔壁36と、第2隔壁37とが形成されている。第1隔壁36は、パネル本体31において、各第1取付孔34に対応する位置に形成されている。第2隔壁37は、パネル本体31において、各第2取付孔35に対応する位置に形成されている。つまり、パネル本体31に対して、4つの第1隔壁36と、4つの第2隔壁37とが形成されている。各第1隔壁36及び各第2隔壁37は、本発明の「隔壁」の一例である。なお、第1、2隔壁36、37は、第1、2取付孔34、35の個数に応じて、適宜設計可能である。
各第1、2隔壁36、37は、パネル本体31に一体に形成されている。各第1、2隔壁36、37は、第1裏面31aから下方に向かって、円筒状に延びている。より具体的には、各第1隔壁36は、それぞれ第1取付孔34よりも大径であって、第1取付孔34と同軸をなす円筒状をなしている。各第2隔壁37は、それぞれ第2取付孔35よりも大径であって、第2取付孔35と同軸をなす円筒状をなしている。
各第1隔壁36の内側には、それぞれ第1囲包室38が形成されている。各第2隔壁37の内側には、それぞれ第2囲包室39が形成されている。各第1囲包室38及び各第2囲包室39は、本発明の「囲包室」の一例である。各第1囲包室38は、それぞれ第1取付クリップ9の第1取付部9aを囲包可能となっている。各第2囲包室39は、それぞれ第2取付クリップ11の第2取付部11aを囲包可能となっている。
図2に示す第1ウェザーストリップ5は、樹脂製である。第1ウェザーストリップ5は、水受け部33に沿って延びる矩形の環状に形成されている。図3に示すように、第1ウェザーストリップ5は、第1基部5aと、第1シール部5bと、係合溝5cと、第1差込部5dとを有している。第1シール部5bは、第1基部5aと一体をなしており、中空に形成されている。係合溝5cは第1基部5aに凹設されている。第1差込部5dは、第1シール部5bに形成されている。第1差込部5dは、第1シール部5bに4箇所形成されており、第1シール部5bにおいて、第1ウェザーストリップ5の角部となる位置にそれぞれ配置されている。
図2に示す第2ウェザーストリップ7も、樹脂製である。第2ウェザーストリップ7も、水受け部33に沿って延びる矩形の環状に形成されている。ここで、第2ウェザーストリップ7は、第1ウェザーストリップ5よりも小さい矩形の環状をなしている。図3に示すように、第2ウェザーストリップ7は、第2基部7aと、第2シール部7bと、第2差込部7cとを有している。第2基部7aは平面状に形成されている。第2シール部7bは、第2基部7aと一体をなしており、中空に形成されている。第2差込部7cは、第2基部7aに形成されている。第2差込部7cは、第2基部7aに4箇所形成されており、第2基部7aにおいて、第2ウェザーストリップ7の角部となる位置にそれぞれ配置されている。なお、第1、2ウェザーストリップ5、7の形状は適宜設計可能である。
各第1取付クリップ9及び各第2取付クリップ11は、それぞれ樹脂製である。本実施例では、第1取付クリップ9及び第2取付クリップ11は、それぞれ4つずつ設けられている。各第1取付クリップ9は、第1取付部9aと、第1傘部9bと、第1係止部9cとを有している。各第2取付クリップ11は、第2取付部11aと、第2傘部11bと、第2係止部11cとを有している。第1取付部9a及び第2取付部11aは、本発明の「取付部」の一例である。各第1取付クリップ9と各第2取付クリップ11とは同一の構成である。つまり、第1取付部9aと第2取付部11aとは同一の構成であり、第1傘部9bと第2傘部11bとは同一の構成であり、第1係止部9cと第2係止部11cとは同一の構成である。以下、第1取付クリップ9を基に、第1取付部9a、第1傘部9b及び第1係止部9cの各構成を説明する。
図4に示すように、第1取付部9aは、軸体90と、第1当接片91と、第2当接片92とで構成されている。軸体90は上下方向に延びている。第1当接片91及び第2当接片92は、下端側で軸体90と一体をなしている。第1当接片91と第2当接片92とは、軸体90を挟んで対向している。第1当接片91と第2当接片92とは、下端側から上端側に向かうにつれて、互いに遠ざかるように延びている。
第1傘部9bは、軸体90の上端と接続している。これにより、第1傘部9bは、第1取付部9aの上方で第1取付部9aと一体をなしている。第1傘部9bは略半球状に形成されている。第1傘部9bの下端は、第1取付孔34よりも大径に形成されている。第1係止部9cは、第1傘部9bの上端と一体をなしている。つまり、各第1取付クリップ9において、第1取付部9aと、第1傘部9bと、第1係止部9cとは、一体で形成されている。第1係止部9cは、第1傘部9bの上端から上方に向かって延びている。なお、第1取付部9a、第1傘部9b及び第1係止部9cの各形状は、適宜設計可能である。
各第1取付クリップ9では、それぞれ第1係止部9cを第1ウェザーストリップ5の各第1差込部5dに挿入することにより、第1係止部9cが第1シール部5bに係止される。こうして、各第1取付クリップ9は、第1ウェザーストリップ5に装着されている。これにより、各第1取付クリップ9は、第1ウェザーストリップ5の角部にそれぞれ配置されて、第1ウェザーストリップ5から下方に向かって延びている。
図3に示すように、各第2取付クリップ11についても、それぞれ第2係止部11cを第2ウェザーストリップ7の各第2差込部7cに挿入することにより、第2ウェザーストリップ7に装着されている。これにより、各第2取付クリップ11は、第2ウェザーストリップ7の角部にそれぞれ配置されて、第2ウェザーストリップ7から下方に向かって延びている。
第1蓋体13aは、第1囲包室38の個数に対応して設けられている。第2蓋体13bは、第2囲包室39の個数に対応して設けられている。つまり、本実施例では、第1蓋体13a及び第2蓋体13bは、それぞれ4つずつ設けられている。各第1蓋体13a及び各第2蓋体13bは、それぞれ樹脂製である。
各第1蓋体13aと各第2蓋体13bとは、同一の構成である。図5に示すように、各第1蓋体13a及び各第2蓋体13bは、それぞれ底部130と、第1嵌合部131とを有している。底部130は、平面状をなしており、各第1、2隔壁36、37の外径とほぼ同径に形成されている。底部130は、各第1、2隔壁36、37の下端面と対向可能となっている。第1嵌合部131は、底部130と一体をなして底部130から上方、すなわち各第1、2隔壁36、37に向かって延びる円柱状に形成されている。第1嵌合部131は、各第1、2隔壁36、37の内径とほぼ同径、より詳細には、各第1、2隔壁36、37の内径よりも僅かに大径をなしている。これにより、第1嵌合部131は、各第1、2隔壁36、37の内周面に嵌合可能となっている。
図1に示すように、開閉パネル14は、ポリカーボネートを主成分とする樹脂製であり、無色透明をなしている。開閉パネル14は、ベースパネル3の開口32より大きい矩形状をなしており、開口32の全体を覆うことが可能となっている。図3に示すように、開閉パネル14は、第2裏面14aと、第2表面14bと、端面14cとを有している。第2裏面14aは、車室CRに面している。第2表面14bは、第2裏面14aの反対側に位置しており、車外に面している。端面14cは、第2裏面14aと第2表面14bとに連続している。端面14cには、樹脂製の保護層19が形成されている。保護層19は、端面14cを外周側から保護することにより、端面14c、ひいては開閉パネル14の傷付きや割れを防止する。なお、端面14cに対する保護層19の形成を省略しても良い。また、ポリカーボネート以外を主成分とする樹脂によって開閉パネル14を形成したり、無機ガラスによって開閉パネル14を形成したりしても良い。
また、開閉パネル14は、取付フレーム21を有している。取付フレーム21は、ウレタン接着層18によって第2裏面14aに固定されている。さらに、図1に示すように、開閉パネル14には、枠状をなす隠蔽部23が設けられている。隠蔽部23は、第2裏面14aに対して不透明色である黒色が塗装や印刷等されることによって形成されている。隠蔽部23は、取付フレーム21等が第2表面14b側から見えることを防止する。なお、隠蔽部23は、黒色以外の不透明色が印刷等されることによって形成されても良い。また、説明を容易にするため、図1では、保護層19及び取付フレーム21の図示を省略している他、図3、図4及び図6では隠蔽部23の図示を省略している。
図1に示すように、開閉機構15は、支持フレーム15aと、スライド装置15bとを有している。支持フレーム15aは矩形の枠状をなしている。スライド装置15bは、支持フレーム15aに移動可能に取り付けられている。詳細な図示を省略するものの、スライド装置15bは、スライドフレーム、モータ及びギヤ機構等を有している。スライド装置15bは、車両のコントローラ(図示略)に電気的に接続されており、コントローラによって作動制御されるようになっている。
この車両用取付構造では、図4に示すように、各第1取付クリップ9が第1ウェザーストリップ5に装着された状態で、各第1取付クリップ9の各第1取付部9aを各第1取付孔34にそれぞれ挿通する。この際、第1ウェザーストリップ5は、第1シール部5bを水受け部33側に向けた状態とする。そして、各第1取付部9aを各第1取付孔34にそれぞれ挿通することにより、各第1取付部9aでは、第1当接片91及び第2当接片92が弾性変形しつつ、軸体90とともに第1取付孔34内に進入する。これにより、各第1取付部9aは、パネル本体31の第1裏面31a側に位置する。そして、第1当接片91及び第2当接片92が第1裏面31aに当接することにより、各第1取付孔34からの各第1取付部9aの抜け止めが行われる。こうして、各第1取付部9aを通じて、各第1取付クリップ9がパネル本体31に固定される。また、各第1取付孔34は、各第1傘部9bによって上方から覆われる。
また、第1ウェザーストリップ5は、パネル本体31の係合片31cを係合溝5c内に挿通させている。こうして、係合片31cと係合溝5cとが係合する。これにより、第1ウェザーストリップ5は、各第1取付クリップ9、係合片31c及び係合溝5cによって、パネル本体31に取り付けられ、第1表面31b側で水受け部33の外周側に位置している。
また、この車両用取付構造では、図3に示すように、各第2取付クリップ11が第2ウェザーストリップ7に装着された状態で、各第2取付クリップ11の各第2取付部11aを各第2取付孔35にそれぞれ挿通する。この際、第2ウェザーストリップ7は、第2シール部7bを上方に向けた状態となる。これにより、各第1取付クリップ9と同様、各第2取付クリップ11は、各第2取付部11aを通じてパネル本体31に固定される。また、各第2取付孔35は、各第2傘部11bによって上方から覆われる。こうして、第2ウェザーストリップ7は、各第2取付クリップ11によって、パネル本体31に取り付けられ、第1表面31b側で水受け部33の内周側に位置している。なお、第1ウェザーストリップ5では、各第1取付クリップ9が存在しない箇所において、第1シール部5bが粘着テープ等によってパネル本体31の第1表面31bに接着されている。同様に、第2ウェザーストリップ7では、各第2取付クリップ11が存在しない箇所において、第2基部7aが第1表面31bに接着されている。
このように、第1、2ウェザーストリップ5、7がパネル本体31に取り付けられることにより、各第1取付部9aは、各第1囲包室38内にそれぞれ配置され、各第1囲包室38に囲包された状態となる。同様に、各第2取付部11aは、各第2囲包室39内にそれぞれ配置され、各第2囲包室39に囲包された状態となる。
さらに、この車両用取付構造では、図4に示すように、各第1隔壁36に対し、各第1蓋体13aを下方側から取り付ける。この際、各第1蓋体13aでは、底部130を各第1隔壁36の下端面と対向させつつ、第1嵌合部131を第1囲包室38内に進入させる。こうして、各第1隔壁36の内周面に第1嵌合部131が嵌合することにより、各第1蓋体13aは、各第1隔壁36に固定される。また、図3に示すように、各第2隔壁37に対し、各第2蓋体13bを下方側から取り付ける。これにより、各第1蓋体13aと同様、各第2蓋体13bは、各第2隔壁37に固定される。なお、必要に応じて、第1、2隔壁36、37に第1、2蓋体13a、13bを接着しても良い。
こうして、各第1、2囲包室38、39は、各第1、2蓋体13a、13bによって下端が閉鎖された状態となっている。
また、図1に示すように、開閉機構15の支持フレーム15aがベースパネル3の下側からパネル本体31に固定されている。これにより、開閉機構15は、ベースパネル3を介して車体1に固定されている。
さらに、開閉パネル14がベースパネル3の上方に配置される。そして、図3に示すように、開閉パネル14は、取付フレーム21を介してスライド装置15bに取り付けられている。これにより、開閉パネル14は、スライド装置15bによって、ベースパネル3に対して前後方向に移動することにより、開口32を開放及び閉鎖させることが可能となっている。そして、開閉パネル14が開口32を閉鎖した際、第1ウェザーストリップ5では、第1シール部5bが弾性変形しつつ、保護層19を介して開閉パネル14と当接する。また、第2ウェザーストリップ7では、第2シール部7bが弾性変形しつつ、取付フレーム21と当接する。これにより、第1、2ウェザーストリップ5、7は、車外と車室CR内との間を封止する。
そして、第1ウェザーストリップ5は、水受け部33の外周側に位置している。このため、第1ウェザーストリップ5は、第1基部5aとパネル本体31との隙間の他、第1シール部5bと開閉パネル14との隙間から、開口32を経て車室CR内に流入しようとする水を堰き止める。そして、第1ウェザーストリップ5によって堰き止められた水、すなわち車外から浸入した水は、水受け部33に貯留される。一方、第2ウェザーストリップ7は、水受け部33の内周側に位置している。このため、第2ウェザーストリップ7は、水受け部33に貯留された水等が第2基部7aとパネル本体31との隙間の他、第2シール部7bと取付フレーム21との隙間から、車室CR内に流入することを堰き止める。
ここで、第1ウェザーストリップ5に堰き止められた水の一部は、パネル本体31と第1ウェザーストリップ5との隙間を流通する。同様に、第2ウェザーストリップ7に堰き止められた水の一部は、パネル本体31と第2ウェザーストリップ7との隙間を流通する。これにより、各第1取付孔34内及び各第2取付孔35内には水が流入し得る。この際、各第1取付クリップ9の各第1傘部9bが各第1取付孔34を覆っているものの、パネル本体31と第1ウェザーストリップ5との隙間を流通する水が各第1取付孔34内に流入することを完全には防止し得ない。各第2取付クリップ11の各第2傘部11bについても同様に、パネル本体31と第2ウェザーストリップ7との隙間を流通する水が各第2取付孔35内に流入することを完全には防止し得ない。
ところで、各第1取付孔34内や各第2取付孔35内に水が流入することを防止するに当たって、各第1、2取付クリップ9において、第1傘部9bと第1取付部9aとの間に樹脂製のシール材を設けるとともに、各第2取付クリップ11において、第2傘部11bと第2取付部11aとの間に樹脂製のシール材を設けることも考えられる。しかし、この場合でも、各シール材が劣化すれば、各シール材は、第1取付孔34内や各第2取付孔35内に水を流入することを防止できず、結果として、各第1、2取付孔34、35内に流入した水が車体1の内部に流入し、その水は車体1の内部に貯留されることになる。
この点、この車両用取付構造では、図4に示すように、各第1隔壁36に固定された第1蓋体13aがパネル本体31の第1裏面31a側で各第1囲包室38を閉鎖する。このため、図4の破線矢印で示すように、パネル本体31と第1ウェザーストリップ5との隙間を経て各第1取付孔34内に流入した水は、各第1囲包室38内に貯留される。また、図3に示すように、各第2隔壁37に固定された第2蓋体13bが第1裏面31a側で各第2囲包室39を閉鎖する。このため、パネル本体31と第2ウェザーストリップ7との隙間を経て各第2取付孔35内に流入した水は、各第2囲包室39内に貯留される。これらのため、この車両用取付構造では、各第1、2取付孔34、35内に流入した水が車体1の内部、つまり、ボデーパネル1aと内装パネル1bとの間に流入し難くなっている。なお、各第1、2囲包室38、39内に貯留された水は、時間経過により蒸発して車外に排出される。
このように、この車両用取付構造では、各第1、2囲包室38、39と各第1、2蓋体13a、13bとによって、各第1、2取付孔34、35内に流入した水を貯留するため、パネル本体31、ひいてはベースパネル3の製造の複雑化を抑制できる。
したがって、実施例1の車両用取付構造によれば、車体1の内部に水が貯留されることを確実性高く防止できるとともに、低廉化を実現できる。
特に、この車両用取付構造では、ベースパネル3が樹脂製であり、各第1、2隔壁36、37がパネル本体31に一体に形成されている。このため、ベースパネル3を軽量化できるとともに、パネル本体31に各第1、2隔壁36、37を容易に設けることが可能となっている。この点においても、この車両用取付構造では、ベースパネル3の製造の複雑化を抑制できる。
そして、パネル本体31に各第1、2隔壁36、37が一体に形成されることにより、この車両用取付構造では、各第1、2囲包室38、39に貯留された水がパネル本体31と各第1、2隔壁36、37との隙間から、各第1、2囲包室38、39の外部に流出することがない。さらに、ベースパネル3が樹脂製であるため、各第1、2囲包室38、39に貯留された水によって、パネル本体31、ひいてはベースパネル3に錆が生じることもない。
また、この車両用取付構造では、各第1、2蓋体13a、13bも樹脂製であるため、第1、2蓋体13a、13bを軽量化できるとともに、第1、2蓋体13a、13bを容易に形成することが可能となっている。また、各第1、2囲包室38、39に貯留された水によって第1、2蓋体13a、13bに錆が生じることもない。
さらに、各第1、2蓋体13a、13bは、底部130と第1嵌合部131とを有している。そして、第1嵌合部131は、各第1、2隔壁36、37の内周面に嵌合可能となっている。これにより、この車両用取付構造では、各第1、2蓋体13a、13bを小型化することが可能となっている。
ここで、第1嵌合部131は、各第1、2隔壁36、37の内径よりも僅かに大径をなしているため、第1嵌合部131の復元力により、各第1、2隔壁36、37に各第1、2蓋体13a、13bを好適に固定することができる。このため、この車両用取付構造では、各第1、2隔壁36、37に各第1、2蓋体13a、13bを固定するに当たって、必ずしも各第1、2隔壁36、37と各第1、2蓋体13a、13bとを接着する必要がない。また、第1嵌合部131の復元力により、この車両用取付構造では、各第1、2囲包室38、39に貯留された水が各第1、2隔壁36、37と各第1、2蓋体13a、13bとの隙間から漏れ出すことを好適に防止することが可能となっている。
(実施例2)
実施例2の車両用取付構造では、第1、2蓋体13a、13bに換えて、図6に示す第1、2蓋体13c、13dを備えている。第1、2蓋体13c、13dも、第1、2囲包室38、39の各個数に対応して設けられている。つまり、第1蓋体13c及び第2蓋体13dは、それぞれ4つずつ設けられている。各第1、2蓋体13c、13dは、それぞれ樹脂製である。
各第1蓋体13cと各第2蓋体13dとは、同一の構成である。各第1蓋体13c及び各第2蓋体13dは、それぞれ底部130と、第2嵌合部132とを有している。第2嵌合部132は、底部130と一体をなして底部130から上方、すなわち第1、2隔壁36、37に向かって延びている。第2嵌合部132の内径は、第1、2隔壁36、37の外径とほぼ同径、より詳細には、各第1、2隔壁36、37の外径よりも僅かに小径をなしている。これにより、第2嵌合部132は、第1、2隔壁36、37の外周面に嵌合可能となっている。
図7に示すように、この車両用取付構造では、各第1隔壁36に対し、各第1蓋体13cを下方側から取り付ける。この際、各第1蓋体13cでは、底部130を各第1隔壁36の下端面と対向させつつ、第2嵌合部132を各第1隔壁36の外周面に嵌合させる。こうして、各第1蓋体13cが各第1隔壁36に固定される。図示を省略するものの、各第2蓋体13dについても同様に各第2隔壁37に固定される。なお、必要に応じて、第1、2隔壁36、37に第1、2蓋体13c、13dを接着しても良い。この車両用取付構造における他の構成は、実施例1の車両用取付構造と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
この車両用取付構造では、第2嵌合部132により、各第1、2蓋体13c、13dでは、各第1、2隔壁36、37の外周面と第2嵌合部132との接触面積を大きくすることができる。また、第2嵌合部132が各第1、2隔壁36、37の外径よりも僅かに小径をなしているため、第2嵌合部132を各第1隔壁36の外周面に嵌合させた状態で、第2嵌合部132には復元力が生じる。これらにより、この車両用取付構造では、各第1、2隔壁36、37に各第1、2蓋体13c、13dを好適に固定することができる。このため、この車両用取付構造でも、各第1、2隔壁36、37に各第1、2蓋体13c、13dを固定するに当たって、必ずしも各第1、2隔壁36、37と各第1、2蓋体13c、13dとを接着させる必要はない。また、第2嵌合部132の復元力により、この車両用取付構造では、各第1、2囲包室38、39に貯留された水が各第1、2隔壁36、37と各第1、2蓋体13c、13dとの隙間から漏れ出すことを好適に防止することが可能となっている。この車両用取付構造における他の作用は、実施例1の車両用取付構造と同様である。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1、2の車両用取付構造では、各第1、2取付クリップ9、11によって、ベースパネル3のパネル本体31に第1、2ウェザーストリップ5、7を取り付けている。しかし、これに限らず、他のパネル等を本発明の「相手材」とし、各第1、2取付クリップ9、11によって、ベースパネル3に他のパネル等を取り付けても良い。
また、ベースパネル3に限らず、車両のドアパネル等を本発明の「パネル」とすることにより、本発明の車両用取付構造によって、ドアパネル等にウェザーストリップ等を取り付けても良い。
さらに、実施例1の車両用取付構造において、第1、2蓋部13a、13bは、底部130と、第1嵌合部131と、第2嵌合部132とを有していても良い。実施例2についても同様である。
本発明は、車両等に利用可能である。
1…車体
3…ベースパネル(パネル)
5…第1ウェザーストリップ(相手材、ウェザーストリップ)
7…第2ウェザーストリップ(相手材、ウェザーストリップ)
9…第1取付クリップ(取付クリップ)
9a…第1取付部(取付部)
11…第2取付クリップ(取付クリップ)
11a…第2取付部(取付部)
13a、13c…第1蓋体(蓋体)
13b、13d…第2蓋体(蓋体)
31a…第1裏面(第1面)
31b…第1表面(第2面)
34…第1取付孔(取付孔)
35…第2取付孔(取付孔)
36…第1隔壁(隔壁)
37…第2隔壁(隔壁)
38…第1囲包室(囲包室)
39…第2囲包室(囲包室)
130…底部
131…第1嵌合部
132…第2嵌合部

Claims (6)

  1. 車体と、
    板状をなして前記車体に固定され、前記車体側に位置する第1面、前記第1面の反対側に位置する第2面及び前記第1面から前記第2面まで貫通する取付孔を有するパネルと、
    前記第2面側に配置される相手材と、
    前記相手材に装着され、前記パネルに向かって延びる取付部を有する取付クリップとを備え、
    前記第2面側から前記取付部を前記取付孔に挿通させて、前記相手材を前記第2面に取り付ける車両用取付構造であって、
    前記パネルには、前記第1面から筒状に延び、前記取付部を囲包する囲包室を形成する隔壁が設けられ、
    前記隔壁に固定され、前記第1面側で前記囲包室を閉鎖する蓋体をさらに備えていることを特徴とする車両用取付構造。
  2. 前記相手材は、ウェザーストリップである請求項1記載の車両用取付構造。
  3. 前記パネルは樹脂製であり、
    前記隔壁は、前記パネルに一体に形成されている請求項1又は2記載の車両用取付構造。
  4. 前記蓋体は樹脂製である請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用取付構造。
  5. 前記蓋体は、平面状をなして前記隔壁の端面と対向する底部と、前記底部と一体をなして前記隔壁に向かって延び、前記隔壁の内周面に嵌合する第1嵌合部とを有している請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用取付構造。
  6. 前記蓋体は、平面状をなして前記隔壁の端面と対向する底部と、前記底部と一体をなして前記隔壁に向かって延び、前記隔壁の外周面に嵌合する第2嵌合部とを有している請求項1乃至5のいずれか1項記載の車両用取付構造。
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