JP2020082197A - 研削装置 - Google Patents

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【課題】ワークの搬入及び搬出方向を決めて研削装置を設置した後でも、設置した研削装置のレイアウトを変更することなく、ワークの搬入及び搬出方向を簡単に変更できるようにする。【解決手段】第1ワーク搬送部30を未加工ワークの左側搬入部30A及び第2ワーク搬送部33を加工済ワークの右側搬出部33Bとして、左側搬入部30Aの未加工ワークW1が加工位置STへ搬送され、加工済ワークW2が右側搬出部33Bに搬送されるように制御する第1制御パターンと、第1ワーク搬送部30を加工済ワークの左側搬出部30B及び第2ワーク搬送部33を未加工ワークの右側搬入部33Aとして、右側搬入部33Aの未加工ワークW1が加工位置STへ搬送され、加工済ワークW2が左側搬出部30Bに搬送されるように制御する第2制御パターンとに切り換えて、研削装置を設置する場所のレイアウトに応じて、ワークの流れに切り換える。【選択図】図13

Description

本発明は、研削装置、特に、ワークテーブルに支持されたワークを、主軸の先端に設けられた砥石で研削する研削装置に関するものである。
従来より、ワークに研削加工を施す研削装置として、ワークを着脱可能に支持するワークテーブルと、加工位置に位置付けられたワークに対して進退可能な主軸と、主軸の先端に設けられてワークを研削する砥石とを備えた構成が知られている。また、生産効率を向上させるために、ワークを所定位置に搬送するワーク搬送手段をさらに備えたものが種々知られている。
例えば特許文献1には、ワーク搬送手段として、ワークを把持する第1ハンド及び第2ハンドが並び設けられ、工作機械の左側外方に配置されたワーク保持位置に、搬入側コンベヤと搬出側コンベヤとが並設され、工作機械のワーク加工位置とワーク保持位置との間で、第1ハンド及び第2ハンドによって、ワークの搬入及び搬出を一緒に行う構成となっている。
ところで、このような研削加工においては、通常は、研削装置の設置場所に応じて研削装置のレイアウトを決めるときに、ワークの搬送方向は決められているのが大半である。そのために、研削装置のレイアウト設置した後に、ワークの搬送方向を変更することが難しいと言われている。
ただ、工作機械及び搬送装置を工場の所定位置に設置した後でも、ワークの搬送方向を変更できるようにして欲しいと言う要求も、根強くあり、その対策をしたものも見られる。例えば、特許文献2により、複数の生産設備と物流設備とで構成される生産ラインの構成要素となる複数の生産設備を、共通仕様の本体機械に対してモジュラーユニットを交換自在に組み合わせたユニットとして、モジュラーユニットを交換することにより、機能の変更が可能なものとし、この機能変更による生産ラインの工程変更が行えるようにしたものが知られている。
特開2017−64870号公報 特開2002−370142号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明では、ワーク保持位置に、搬入側コンベヤと搬出側コンベヤとが並設されているので、未加工ワークの搬入方向と加工済ワークワークの搬出方向は、同じ方向に限られるため、ワークの搬入及び搬出のレイアウトは変更できない。
上記特許文献2の発明では、生産ラインの工程変更を行うためにはモジュラーユニットを交換する必要があり、モジュラーユニットの取り外し及び取り付けの手間がかかり、交換するモジュラーユニット用のスペースも必要となる。そのため、ワークの搬入方向の変更をより容易に行えることが望まれる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワークの搬入方向及び搬出方向を設定して研削装置を設置した後でも、設置した研削装置のレイアウトを変更することなく、ワークの搬入方向及び搬出方向を簡単に変更できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、ワークの流れ方向を簡単に変更すべく、制御部により、第1制御パターンと第2制御パターンとを切り換えるようにした。
具体的には、第1の発明では、
ワークを着脱可能に支持するワークテーブルと、前記ワークの加工位置に位置付けられた該ワークに対して進退可能な主軸と、該主軸の先端に設けられて前記ワークを研削する砥石と、を備える研削装置において、
加工済ワークと未加工ワークとを交換する第1交換位置及び第2交換位置が、前記加工位置を間に挟んで並設され、
前記ワークテーブルは、前記主軸の進退方向と直交する方向で、前記加工位置と前記第1交換位置との間で移動可能な第1テーブル及び前記加工位置と前記第2交換位置との間で移動可能な第2テーブルを有し、
前記第1交換位置の周囲に、前記ワークを待機させる第1ワーク搬送部を備え、
前記第2交換位置に周囲に、前記ワークを待機させる第2ワーク搬送部を備え、
前記加工済ワーク又は前記未加工ワークを保持して搬送するワーク搬送手段を備え、
前記第1ワーク搬送部を未加工ワークの左側搬入部及び前記第2ワーク搬送部を加工済ワークの右側搬出部として、前記左側搬入部の前記未加工ワークが前記第1交換位置又は前記第2交換位置から前記加工位置へ搬送され、前記加工済ワークが前記加工位置から前記第1交換位置又は前記第2交換位置へ搬送され、その後前記右側搬出部に搬送されるように制御する第1制御パターンと、
前記第1ワーク搬送部を加工済ワークの左側搬出部及び前記第2ワーク搬送部を未加工ワークの右側搬入部として、前記右側搬入部の未加工ワークが前記第1交換位置又は前記第2交換位置から前記加工位置へ搬送され、加工済ワークが前記加工位置から前記第1交換位置又は前記第2交換位置へ搬送され、その後前記左側搬出部に搬送されるように制御する第2制御パターンと、
前記第1制御パターンと前記第2制御パターンとを切り換える制御部を備えている。
上記の構成によると、制御部によって第1制御パターンと第2制御パターンとを切り換えることで、第1交換位置の周囲から未加工ワークが搬入されて、第2交換位置の外側に加工済ワークが出て行くワークの流れと、この逆方向のワークの流れとに切り換えることができる。
第2の発明では、第1の発明において、
前記ワーク搬送手段は、
前記ワークを保持して搬送可能なワーク搬送機構と、
前記ワーク搬送機構が前記第1交換位置、前記加工位置、及び前記第2交換位置の並び方向に沿って移動できるように案内する案内機構とを備える。
上記の構成によると、案内機構によって、ワーク搬送手段が、第1交換位置と第2交換位置との間を移動できるので、加工位置でワークの加工中に、スムーズにワークを搬送できる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
前記第1テーブルを移動させる第1移動機構と前記第2テーブルを移動させる第2移動機構とを備え、前記第1テーブルに前記第1テーブルの上の前記ワークを回転させる第1回転手段が設けられ、前記第2テーブルに前記第2テーブルの上の前記ワークを回転させる第2回転手段が設けられている。
上記の構成によると、第1移動機構と第2移動機構を備えるので、第1テーブルと第2テーブルとを別々に駆動でき、第1回転手段と第2回転手段とを備えるので、第1テーブルと第2テーブルとを別々に回転でき、第1テーブル或いは第2テーブル上のワークを短時間で加工できる状態にできる。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、
前記ワーク搬送手段が、
未加工ワークを保持する第1ワーク保持部と、
加工済ワークを保持する第2ワーク保持部と、
前記第1ワーク保持部と前記第2ワーク保持部とがお互いの位置を相互に移換する保持部移換機構とを備える。
上記の構成によると、前記ワーク搬送手段が、第1ワーク保持部、第2ワーク保持部及び保持部移換機構を備えるので、第1交換位置或いは第2交換位置において、加工済ワークと未加工ワークとを速やかに交換できる。
第5の発明では、第2の発明において、
前記案内機構が、コラムの上側で横架された横ガイドレールを備え、
前記ワーク搬送手段が、
前記横ガイドレールに案内されて横方向にスライド可能なワーク交換本体と、
前記ワーク交換本体に上下動可能に設けられた上下動部材とを備え、
前記上下動部材の下端にワーク交換治具が設けられている。
上記の構成によると、案内機構が横ガイドレールを備え、ワーク搬送手段がワーク交換本体と上下動部材とを備え、上下動部材の下端にワーク交換治具が設けられているので、横ガイドレールに案内されて、ワーク交換本体が第1交換位置の上方或いは第2交換位置の上方にスライドし、上下動部材が下降或いは上昇することで、先端のワーク交換治具で、第1交換位置或いは第2交換位置にあるテーブルに対してワークを交換できる。
以上説明したように、本発明によると、研削装置を設置する場所のレイアウトに応じて、研削装置の主要構成部品の配置を変更することなく、ワークの流れ方向を第1制御パターンと第2制御パターンとを切り換えることで、どちらの流れ方向にも対応できる。
また、加工位置でワークの加工中に、交換位置のテーブルに対してワーク搬送手段によって加工済ワークを未加工ワークに交換でき、ワーク搬送手段は未加工ワークを支持して、別のワークテーブルに対して交換できるように待機しているので、ワーク交換のタイムロスを低減することができる。
図1は、本発明の実施形態1の研削装置の一態様を示す概略正面図である。 図2は、図1に示す研削装置のワーク搬送手段が下降して、ワーク交換治具が、第1テーブルの加工済ワークをクランプする状態を示す部分拡大正面図である。 図3は、図2の状態から、ワーク交換治具が、加工済ワークをクランプして、ワーク搬送手段が少し上昇した状態を示す部分拡大正面図である。 図4は、図3の状態から、ワーク交換治具の一部が回転した状態を示す部分拡大正面図である。 図5は、図4の状態から、ワーク搬送手段が下降して、ワーク交換治具がクランプしているワークを、テーブルに移載する状態を示す部分拡大正面図である。 図6は、図5の状態から、ワーク搬送手段が搬送され、未加工ワークをクランプする状態を示す概略正面図である。 図7は、図6の状態から、ワーク搬送手段が右位置サイドに搬送されて、加工済ワークを排出する状態を示す概略正面図である。 図8は、図7の状態から、右位置サイドで待機している状態を示す概略正面図である。 図9は、図8の状態から、第1テーブルが加工位置に摺動し、第2テーブルが第2交換位置に摺動した状態を示す概略正面図である。 図10は、図9の状態から、ワーク搬送手段が搬送されて、第2テーブルの加工済ワークを排出する状態を示す概略正面図である。 図11は、図10の状態から、ワーク搬送手段が搬送されて、未加工ワークをクランプする状態を示す図である。 図12は、図11の状態から、ワーク搬送手段が搬送されて、左位置サイドで待機している状態を示す図である。 図13は、本発明の実施形態1において、ワークの加工工程を説明するフローチャートである。 図14Aは、ワークが左側から右側に流れる場合の第1加工工程を説明するフローチャートである。 図14Bは、ワークが左側から右側に流れる場合の第2加工工程を説明するフローチャートである。 図15Aは、ワークが右側から左側に流れる場合の第1加工工程を説明するフローチャートである。 図15Bは、ワークが右側から左側に流れる場合の第2加工工程を説明するフローチャートである。 図16は、ワークが右側から左側に流れる場合の図1相当図である。 図17は、ワークが右側から左側に流れる場合の図2相当図である。 図18は、ワークが右側から左側に流れる場合の図5の後工程図である。 図19は、ワークが右側から左側に流れる場合の図7相当図である。 図20は、ワークが右側から左側に流れる場合の図8相当図である。 図21は、ワークが右側から左側に流れる場合の図9相当図である。 図22は、ワークが右側から左側に流れる場合の図10相当図である。 図23は、ワークが右側から左側に流れる場合の図11相当図である。 図24は、ワークが右側から左側に流れる場合の図12相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
本実施形態では、例えば、本発明に係る研削装置を、円筒状のワークWの内周面を研削加工する立形研削盤1に適用した例を挙げて説明する。なお、以下では、図1における紙面手前側を前側、紙面奥側を後側、紙面右側を右側、紙面左側を左側、上下をそのまま上側、下側として説明する。
図1に示すように、立形研削盤1は、左右方向に延びたベース台2と、ベース台2の左右方向中間部に立設されたコラム3と、コラム3に支持された加工ヘッド4と、ベース台2上を左右方向に移動可能なワークテーブル5とを備えている。ワークテーブル5にワークWが着脱可能に支持されるようになっている。
加工ヘッド4の加工ヘッド本体41は、ワークWの加工位置STの上方に配置されている。そして、縦ガイド部材42に案内されて上下方向へ昇降可能、すなわち加工位置STに位置付けられたワークWに対して進退可能に設けられている。加工ヘッド本体41は、昇降用モータ43の作動により、例えばボールネジ等(図示省略)を介して昇降する。
加工ヘッド本体41には、砥石回転用モータ44が取り付けられている。砥石回転用モータ44の下部から主軸45が下方に延びて設けられ、主軸45の先端に砥石46が取り付けられている。主軸45の先端をワークWの内周に進入させて砥石回転用モータ44を作動させると、主軸45を介して砥石46が軸回りに回転し、ワークWの内周面が研削加工されるようになっている。
以下の説明において、ワークWのうち未加工ワークをW1、加工済ワークをW2として説明する。また、各図においては、これらを区別しやすいよう未加工ワークW1にハッチングを施して表す。
加工済ワークWと未加工ワークWとを交換する第1交換位置K1及び第2交換位置K2が、加工位置STを間に挟んで並び設けられている。すなわち、左側から第1交換位置K1、加工位置ST、第2交換位置K2の順に並び設けられている。ワークテーブルは、主軸45の進退方向と直交する方向で、加工位置STと第1交換位置K1との間で移動可能な第1テーブル51a及び加工位置STと第2交換位置K2との間で移動可能な第2テーブル51bを有する。
加工位置STと第1交換位置K1との間隔と、加工位置STと第2交換位置K2との間隔は、ほぼ同じとなっている。
ワークテーブル5(第1テーブル51a及び第2テーブル51b)は、ワークテーブル移動手段6によって左右方向へ移動する。ワークテーブル移動手段6は、例えばリニアモータ60等で構成される。リニアモータ60は、例えばベース台2側に設けられたコイルを含むステータ61と、第1テーブル51a及び第2テーブル51bに設けられたマグネットを含むアーマチャ62a,62bとを備えている。ステータ61及びアーマチャ62aで第1テーブル51aを移動させる第1移動手段60aを構成し、ステータ61及びアーマチャ62bで第2テーブル51bを移動させる第2移動手段60bを構成している。ワークテーブル移動手段6にリニアモータ60を用いることで、単に第1テーブル51a及び第2テーブル51bを、加工位置STと第1交換位置K1及び第2交換位置K2との間で移動させるだけではなく、加工位置STにおいてワークWを研削加工するときに、加工中のワークWを右方向に切込み送りして、切込み状態をより微細に調整できるようになっている。なお、ワークテーブル移動手段6としてリニアモータ60を用いることは一例であり、これに限られるものではない。
第1テーブル51aには、ワークWを支持する第1ワーク台52aが回転可能に設けられており、第1ワーク台52aを回転させる回転モータが第1回転手段53aとして内蔵されている。第1ワーク台52aには、ワークWを第1ワーク台52aに取り付ける、例えばクランプ爪等の第1クランプ手段54aが設けられている。第1クランプ手段54aによるクランプが解除されると、ワークWが第1ワーク台52aから取り外し可能となる。また、第1テーブル51aには、定期的に砥石46をドレスするドレス機構59が設けられている。砥石46がドレスされることで砥石径が変化するところ、そのドレス状態に応じて、第1テーブル51aの加工位置STにおけるワークWの位置を、ワークテーブル移動手段6の作動によって微調整できるようになっている。第2ワーク台52b、第2回転手段53b、第2クランプ手段54bは、第1ワーク台52a、第1回転手段53a、第1クランプ手段54aと同様な構成であり、説明を省略する。
このように、第1移動手段60a及び第2移動手段60bは、それぞれ第1テーブル51a及び第2テーブル51bを、加工位置STと第1交換位置K1、及び加工位置STと第2交換位置K2との間で移動させるだけではなく、ワークWの切込み送りの機能も兼ねることができるので、切込み送り用の移動手段を別途設ける必要がない。
また、第1テーブル51aを第1移動手段60aで、第2テーブル51bを第2移動手段60bで、というように別々に移動させることができるので、例えば、一方のワークテーブル5に支持されたワークWの加工中に、他方のワークテーブル5を加工位置STに近付けて待機させておいたり、ワークテーブル5の加工位置STに対する位置付けを別々に微調整したりすることが可能であり、ワークWを加工位置STにすばやく位置付けることができる。
また、第1テーブル51aに第1回転手段53aが設けられ、第2テーブル51bに第2回転手段53bが設けられているので、同じ回転手段であった場合は加工位置STでの噛み合わせ作業が必要となるところ、その作業を要さず、加工効率が向上する。
ワーク搬送手段10は、ワークWを保持して搬送可能なワーク搬送機構10aと、ワーク搬送機構10aが第1交換位置K1、加工位置ST、及び第2交換位置K2の並び方向に沿って、すなわち水平方向に移動できるよう案内する案内機構20を備える。
ワーク搬送機構10aは、案内機構20に案内されて、第1交換位置K1、加工位置ST、及び第2交換位置K2の上方を移動可能となっている。さらに、ワークWを搬入待機又は搬出待機させるために第1交換位置K1の左側に設けられた第1ワーク搬送部30(詳細後述)、ワークWを搬入待機又は搬出待機させるために第2交換位置の右側に設けられた、第2ワーク搬送部33(詳細後述)の上方にも移動可能となっている。
案内機構20は、ワーク搬送機構10aの移動を水平方向、すなわち左右方向に案内するように設けられている。案内機構20は、ベース台2よりも前側且つ左右両側に立設されてコラム3の上方まで延びる支柱21,22と、支柱21,22の上端同士を繋ぐように横架された横ガイドレール23とを備える。横ガイドレール23はさらに、支柱21よりも左側、及び支柱22よりも右側まで延びて設けられている。
第1交換位置K1及び第2交換位置K2の周囲に、それぞれワークWを待機させる第1ワーク搬送部30(詳細後述)及び第2ワーク搬送部33(詳細後述)が設けられ、ワーク搬送機構10aがそれぞれ対応する位置にワークWを搬送可能になっている。
なお、以下の説明においては、第1ワーク搬送部30が、未加工ワークW1を搬入する左側搬入部30A(詳細後述)となり、第2ワーク搬送部33が、加工済ワークW2を搬出する右側搬出部33B(詳細後述)となり、ワークWが左側から右側に搬送される場合について説明する。
具体的には、支柱21の左側に、支柱21に隣接して未加工ワークW1を搬入待機させる左側搬入部30Aが設けられている。そして支柱22の右側に、支柱22に隣接して加工済ワークW2を搬出待機させる右側搬出部33Bが設けられている。左側搬入部30Aには、未加工ワークW1が載置される左側搬入台座31Aが設けられ、右側搬出部33Bには加工済ワークW2が載置される右側搬出台座34Bが設けられている。未加工ワークW1は、左側搬入台座31Aまで例えばコンベヤ等(図示省略)で順次搬送されるようになっていて、加工済ワークW2も同様に、右側搬出台座34Bから例えばコンベヤ等(図示省略)で順次搬送されるようになっている。
左側搬入部30Aで搬入待機する未加工ワークW1は、ワーク搬送機構10aに保持されて第1交換位置K1及び第2交換位置K2に搬送される。また、加工済ワークW2は、第1交換位置K1及び第2交換位置K2からワーク搬送機構10aに保持されて右側搬出部33Bに搬送される。すなわち、左側から未加工ワークW1が搬入されて、加工済ワークW2は右側から搬出されるので、搬入出が一方向の流れとなる。よって、立形研削盤1を工場敷地内に設置する場合に、レイアウトを設定しやすい。
また、左側搬入部30Aは第1交換位置K1の周囲に設けられ、右側搬出部33Bは第2交換位置K2の周囲に設けられているので、離れて設けられた場合と比較して、ワーク搬送機構10aの移動距離が少なくて済む。特に、本実施形態では、第1交換位置K1及び第2交換位置K2と前後位置をほぼ同じくして、左側搬入部30A及び右側搬出部33Bが設けられているので、ワーク搬送機構10aを水平方向に摺動させてそこから下降させる直線的な動きで、第1交換位置K1、第2交換位置K2、左側搬入部30A、及び右側搬出部33Bに対峙させることができ、ワークWの搬送をスムーズに行うことができる。
案内機構20によるワーク搬送機構10aの移動範囲において、左側搬入部30Aのほぼ真上の位置を第1搬送待機位置H1、右側搬出部33Bのほぼ真上の位置を第2搬送待機位置H2と称す。また、第1交換位置K1のほぼ真上の位置を第1交換待機位置T1、第2交換位置K2のほぼ真上の位置を第2交換待機位置T2と称す。ワーク搬送機構10aは、第1搬送待機位置H1、第2搬送待機位置H2、第1交換待機位置T1、及び第2交換待機位置T2で停止可能に、例えば、サーボモータ等(図示省略)で制御されている。
制御部7は、ワークWが左側から右側に搬送される流れとなるよう制御する第1制御パターンと、ワークWが右側から左側に搬送される流れとなるよう制御する第2制御パターンと、第1制御パターンと第2制御パターンとを切り換え可能に構成されている。
制御部7により、第1制御パターンが実行されると、左側搬入部30Aの未加工ワークW1が第1交換位置K1又は第2交換位置K2から加工位置STへ搬送され、加工済ワークW2が加工位置STから第1交換位置K1又は第2交換位置K2へ搬送され、その後、右側搬出部33Bに搬送されるように制御される。
また、制御部7により、第2制御パターンが実行されると、右側搬入部33Aの未加工ワークW1が第1交換位置K1又は第2交換位置K2から加工位置STへ搬送され、加工済ワークW2が加工位置STから第1交換位置K1又は第2交換位置K2へ搬送され、その後、左側搬出部30Bに搬送されるように制御される。
なお、図1、図6〜図12、図16〜図24においては、対応する位置関係を分かりやすくするために左側から、第1ワーク搬送部30(左側搬入部30A、左側搬出部30B)と第1搬送待機位置H1、第1交換位置K1と第1交換待機位置T1、加工位置STと加工ヘッド4、第2交換位置K2と第2交換待機位置T2、第2ワーク搬送部33(右側搬入部33A、右側搬出部33B)と第2搬送待機位置H2、それぞれを結んだ線を一点鎖線で示す。ただし、それぞれの位置は、一点鎖線が通過する箇所に限られるものではなく、その近傍も含むものとする。
ワーク搬送機構10aは、横ガイドレール23に沿って左右方向に摺動可能に支持されたワーク交換本体11と、ワーク交換本体11を左右方向に摺動させるスライド機構12と、ワーク交換本体11に垂直方向に上下動可能に支持された上下動部材13と、上下動部材13を垂直方向に案内するガイド部材14と、上下動部材13を垂直方向に移動させる例えば油圧シリンダ等の上下動機構15と、上下動部材13の先端に設けられたワーク交換治具16とを備える。上下動部材13を、第1交換待機位置T1、第2交換待機位置T2、第1搬送待機位置H1、第2搬送待機位置H2において上下動させることで、それぞれ対応する位置からワークWをピックアップしたり、対応する位置にワークWを受け渡したりできるようになっている。すなわち、ワーク搬送機構10aの左右方向及び上下方向への直線的な動きによってワークWを搬送できるので、複雑な機構を要さずスムーズに移動できる。
ワーク交換治具16は、ワークWを保持可能な第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bと、第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bの位置を入れ替える保持部入替機構18とを備える。第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bとは、一方が下向きであると他方が横向きになるように、向きが直交して設けられている。そして、図4に示すように、保持部入替機構18によって軸J1回りに回転し、お互いの位置が入れ替わるようになっている。第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bは同様の構成であって、それぞれ円筒状のワークWの外周を把持する把持爪19a,19bを備える。このように、ワーク交換治具16で複数のワークWを保持できるとともにそれらの位置を入れ替えることができるので、ワークWの交換をすばやく行うことができる。また、保持部入替機構18によって、第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bの位置を容易に入れ替えることができる。
以上説明したように、第2テーブル51bが加工位置STにあるときに、ワークWが支持された第1テーブル51aを第1交換位置K1に移動させ、第1交換待機位置T1に位置付けられたワーク搬送機構10aの上下動部材13を下降させて、第1テーブル51a上のワークWの交換を行うことができる。また、第1テーブル51aが加工位置STにあるときに、ワークWが支持された第2テーブル51bを第2交換位置K2に移動させ、第2交換待機位置T2に位置付けられたワーク搬送機構10aの上下動部材13を下降させて、第2テーブル51b上のワークWの交換を行うことができる。よって、ワークWの加工中に、別のワークWをさらに別のワークWに交換することができ、生産効率が向上する。
さらに、第1交換位置K1の周囲に第1ワーク搬送部30(左側搬入部30A、左側搬出部30B)が設けられ、第2交換位置K2の周囲に第2ワーク搬送部33(右側搬入部33A、右側搬出部33B)が設けられ、ワーク搬送機構10aがそれぞれ対応する位置にワークWを搬送可能になっている。よって、未加工ワークW1の加工中に、ワーク搬送機構10aの移動により加工済ワークW2を搬送したり、第1ワーク搬送部30からピックアップした新規の未加工ワークW1を待機させておくことができるので、より生産効率が向上する。
次に、立形研削盤1を用いた研削方法を、図1〜図12、図16〜図20の概略図及び図13〜図15Bのフローチャートに基づいて順に説明する。
なお、図1〜図12においては、未加工ワークW1が左側から搬入されて、加工位置STで加工された後、加工済ワークW2が右側に搬出される場合を説明する。そして、図16〜図24においては、未加工ワークW1が右側から搬入されて、加工位置STで加工された後、加工済ワークW2が左側に搬出される場合を説明する。また、図13は、ワークが左側から右側に流れる場合と右側から左側に流れる場合とを切り換えるフローチャートを示し、図14A及び図14Bは、ワークが左側から右側に流れる場合の詳細なフローチャートを示し、図15A及び図15Bは、ワークが右側から左側に流れる場合の詳細なフローチャートを示す。
未加工ワークW1が左側から搬入されて、加工位置STで加工された後、加工済ワークW2が右側に搬出される場合について、以下に説明する。図13において、制御部7により、第1制御パターンが実行され、第1加工工程C1及び第2加工工程C2が実行される。具体的には、左側搬入部30Aから搬入されて第1搬送待機位置H1を経由して第1交換待機位置T1にて交換準備状態になっている未加工ワークW1が第1交換位置K1に搬送され、その後、加工位置STへ搬送され、加工済ワークW2が加工位置STから第2交換位置K2へ搬送され、その後、第2交換位置K2から第2交換待機位置T2及び第2搬送待機位置H2を経由して、右側搬出部33Bに搬出されるようになっている。
図1に示すように、加工位置STにて加工された加工済ワークW2が、第1テーブル51aに支持されて第1交換位置K1に位置付けられている。また、第2テーブル51bに支持された未加工ワークW1が加工位置STに位置付けられている。
またこのとき、図1に示すように、ワーク搬送機構10aは、横ガイドレール23上で第1交換位置K1のほぼ真上となる第1交換待機位置T1に位置付けられている。ワーク交換治具16は、第1ワーク保持部17aが空の状態で加工済ワークW2に対向する下向きとなっていて、第2ワーク保持部17bが未加工ワークW1を保持した状態で横向きとなっている。この状態から研削方法を説明するものとする。
以下の説明では、ワークWの加工状態を分かりやすくするために、それぞれのワークWに対応する符号を付して説明する。例えば、未加工ワークW1aが加工されると加工済ワークW2aとなり、未加工ワークW1bが加工されると加工済ワークW2bとなる、というように同じワークWの末尾に同じアルファベットを付して説明する。なお、第1テーブルに支持されたワークW(加工済ワークW2a)は既に加工されているため、未加工ワークW1aは図示されない。
図13に示すように、スタート後に、制御部7により、第1制御パターンが実行される場合に、第1加工工程C1が開始される。そして第1加工工程C1が終了すると、第2加工工程C2が開始される。そして第2加工工程C2が終了すると、第1加工工程C1へ戻る。このような加工工程を実行することによって、未加工ワークW1が左側から搬入され、加工済ワークW2が右側に流れていくようになっている。
図14Aに示すように、第1加工工程C1において、未加工ワークW1bの加工中に、第1交換位置K1に位置付けられた加工済ワークW2aが新規の未加工ワークW1cに交換される。
第1加工工程C1を詳細に述べると、図14Aに示すように、まず、ステップS0において、加工済ワークW2であればステップS1に、未加工ワークW1であればステップS1’に進む。なお、通常はいずれも存在するので、これらは同時に並行して行われる。
そして、ステップS1として、図2に示すように、ワーク搬送機構10aの上下動部材13を上下動機構15の作動により下降させる。そして、第1クランプ手段54aによるクランプを解除して加工済ワークW2aを取り外す状態とする。そして、図3に示すように、第1交換位置K1の加工済ワークW2aを第1ワーク保持部17aの把持爪19aに把持させる。
次に、ステップS2として、図3及び図4に示すように、上下動部材13を少し上昇させた後、保持部入替機構18によって第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bとの向きを入れ替える。すなわち、第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bを、保持部入替機構18の軸J1回りに回転させて、未加工ワークW1cを保持した第2ワーク保持部17bが下向きとなるようにする。そして、図5に示すように、上下動部材13を下降させて、未加工ワークW1cを第1クランプ手段54aにクランプさせて、第1交換位置K1の第1テーブル51aに支持させる。
次に、ステップS3として、ワーク搬送機構10aの上下動部材13を第1交換待機位置T1まで上昇させた後、ワーク搬送機構10aを横ガイドレール23に沿って左側に摺動させて、左側搬入部30Aの上方の第1搬送待機位置H1に位置付ける(図6参照)。図6に仮想線で示すように、ここから下降させて、左側搬入台座31Aに用意された新規の未加工ワークW1dを第2ワーク保持部17bの把持爪19bに把持させる。
次に、ステップS4として、上下動部材13を第1搬送待機位置H1まで上昇させた後、横ガイドレール23に沿って右側に摺動させる。そして第1交換待機位置T1、加工位置STの上方、第2交換待機位置T2を通過させて、第2ワーク搬送部の上方の第2搬送待機位置H2に位置付ける(図7参照)。そして図7に仮想線で示すように、加工済ワークW2aが保持された第1ワーク保持部17aが下向きとなるように第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bの向きを入れ替えて下降させ、右側搬出台座34Bに加工済ワークW2aを載置して搬出させる。搬出した加工済ワークW2aはコンベヤ等(図示省略)で搬出される。なお、向きを入れ替えるタイミングは、下降させる前でもよいし、右側搬出台座34Bの近傍まで下降させてからでもよい。
次に、ステップS5として、上下動部材13を第2搬送待機位置H2まで上昇させた後、ワーク搬送機構10aを左側に摺動させて、第2交換位置K2の上方の第2交換待機位置T2で待機させる(図8参照)。
これらの間に、ステップS1’において、加工位置STの未加工ワークW1bが加工されて加工済ワークW2bとなる。
そして、ステップS6として、加工済ワークW2bが支持された第2テーブル51bが第2交換位置K2、未加工ワークW1cが支持された第1テーブル51aが加工位置STに位置付けられるよう、それぞれ右側に移動させる(図9参照)。なおこの移動の前に、第1テーブル51aを加工位置STに近付けるように予め少し右側に移動させて待機させておいてもよい。このように、第1テーブル51a及び第2テーブル51bが独立して移動できるため、それぞれを所定位置に速やかに位置付けることができ、生産効率を向上させることができる。
次に、図14Bに基づいて、第2加工工程C2について説明する。第2加工工程C2では、加工位置STに位置付けられた未加工ワークW1cの加工中に、第2交換位置K2の加工済ワークW2bが新規の未加工ワークW1dに交換される。
第2加工工程C2を詳細に述べると、まず、ステップS10において、第1加工工程C1と同様に、加工済ワークW2であればステップS11に、未加工ワークW1であればステップS11’に進む。
そして、ステップS11として、ワーク搬送機構10aの上下動部材13を下降させる。そして、第2交換位置K2の加工済ワークW2bを第1ワーク保持部17aの把持爪19aに把持させる。
次に、ステップS12として、上下動部材13を少し上昇させた後、保持部入替機構18によって第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bとの向きを入れ替える。すなわち、未加工ワークW1dを保持した第2ワーク保持部17bが下向きとなるようにする。そして、上下動部材13を下降させて、未加工ワークW1dを第2交換位置K2の第2テーブル51bに支持させる。
次に、ステップS13として、上下動部材13を第2交換待機位置T2まで上昇させた後、横ガイドレール23に沿って右側に摺動させて、第2ワーク搬送部の上方の第2搬送待機位置H2に位置付ける(図10参照)。そして図10に仮想線で示すように、加工済ワークW2bが保持された第1ワーク保持部17aが下向きとなるように第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bの向きを入れ替えて下降させ、右側搬出台座34Bに加工済ワークW2bを載置して搬出させる。なお、向きを入れ替えるタイミングは、下降させる前でもよいし、右側搬出台座34Bの近傍まで下降させてからでもよい。
次に、ステップS14として、ワーク搬送機構10aの上下動部材13を第2交換待機位置T2まで上昇させた後、ワーク搬送機構10aを横ガイドレール23に沿って左側に摺動させる。そして第2交換待機位置T2、加工位置ST、第1交換待機位置T1を通過させて、左側搬入部30Aの上方の第1搬送待機位置H1に位置付ける(図11参照)。図11に仮想線で示すように、ここから下降させて、左側搬入台座31Aに用意された新規の未加工ワークW1eを第2ワーク保持部17bの把持爪19bに把持させる。
そして、ステップS15として、上下動部材13を第1搬送待機位置H1まで上昇させた後、ワーク搬送機構10aを右側に摺動させて、未加工ワークW1eを保持した第2ワーク保持部17bが下向きとなるよう第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bの向きを入れ替えた状態で、第1交換位置K1の上方の第1交換待機位置T1で待機させる(図12参照)。
これらの間に、ステップS11’において、加工位置STの未加工ワークW1cが加工されて加工済ワークW2cとなる。
そして、ステップS16として、加工済ワークW2cが支持された第1テーブル51aが第1交換位置K1、未加工ワークW1dが支持された第2テーブル51bが加工位置STに位置付けられるよう、それぞれ左側に移動させる。なおこの移動の前に、第2テーブル51bを加工位置STに近付けるように予め少し左側に移動させて待機させておいてもよい。
そして再び第1加工工程C1に戻る。すなわち、未加工ワークW1dの加工中に、第1交換位置K1の加工済ワークW2cが新規の未加工ワークW1eに交換される。このように、第1加工工程C1及び第2加工工程C2、すなわちステップS0〜S6、S1’、及びステップS10〜S16、S11’が順次繰り返されてワークWが交換及び加工される。
以上説明したように、加工位置STにて未加工ワークW1が加工されている間に、加工済ワークW2が搬出されるとともに次の未加工ワークW1がピックアップされて用意される。すなわち、未加工ワークW1の加工中に、加工済ワークW2と新規の未加工ワークW1との交換が行われる。よって、例えば、ワークWの交換中に加工を待機させておくといった、交換に要するタイムロスをなくすことができ、ワークWの生産効率が向上する。
以上のように、ワークWが、図1から図14Bにおいて、未加工ワークW1が左側から搬入されて、加工位置STで加工され、加工済ワークW2が右側に流れる。
次に、未加工ワークW1が右側から搬入されて、加工位置STで加工され、加工済ワークW2が左側に流れる場合について、図13、図15A〜図24に基づいて説明する。
図13において、スタート後に、制御部により、第2制御パターンが実行されると、第1加工工程C1aが開始される。第1加工工程C1aが終了すると、第2加工工程C2aが開始される。そして、第2加工工程C2aが終了すると第1加工工程C1aへ戻る。このような加工工程を実行することによって、未加工ワークW1が右側から搬入され、加工済ワークW2が左側に流れていく加工工程となっている。この場合には、第1ワーク搬送部30が、加工済ワークW2を搬出する左側搬出部30Bとなり、第2ワーク搬送部33が、未加工ワークW1を搬入する右側搬入部33Aとなる場合である。右側搬入部33Aの右側搬入台座34Aに未加工ワークW1を搬入し、右側搬入部33Aの未加工ワークW1が第2交換位置K2に搬送され、その後、加工位置STへ搬送され、加工済ワークW2が加工位置STから第1交換位置K1へ搬送され、その後、左側搬出部30Bの左側搬出台座31Bに搬出される。
以下、図15A〜図24に基づいて、具体的なワークWの流れを説明する。なお、ワークWが右側から左側に流れて搬送される動きは、以前に図1〜図12で説明したワークWが左側から右側に流れる場合と類似しているので、ここでは、簡単に説明する。
第2制御パターンによる第1加工工程C1a及び第2加工工程C2aは、前述の第1制御パターンによる第1加工工程C1及び第2加工工程C2に比較して、以下のことが異なる。第1加工工程C1及び第2加工工程C2では、未加工ワークW1が左側搬入部30Aから第1交換位置K1に搬入されてから加工位置STに搬送され、加工位置STの加工済ワークW2が第2交換位置K2に搬送されてから右側搬出部33Bに搬出される動きである。それに対して、第2制御パターンによる第1加工工程C1a及び第2加工工程C2aでは、未加工ワークW1が右側搬入部33Aから第2交換位置K2に搬入されてから加工位置STに搬送され、加工位置STの加工済ワークW2が第1交換位置K1に搬送されてから左側搬出部30Bに搬出される動きである。
次に、第1加工工程C1aについて、説明する。図16に示すように、第2交換位置K2に移動した第2テーブル51bに加工済ワークW2aが位置付けられており、加工位置STに移動した第1テーブル51aに未加工ワークW1bが位置付けられている。そして、第2交換待機位置T2に、ワーク搬送機構10aがワーク交換治具16の第2ワーク保持部17bを横向きで未加工ワークW1cを把持し、第1ワーク保持部17aを下向きでワークWを把持してない状態で待機している。次に図17に示すように、ワーク交換治具16か下降する。そして、図示を省略するが、図3〜図6と同様な動きをする。簡単に説明すれば、第1ワーク保持部17aが第2テーブル51b上の加工済ワークW2aを把持して、少し上昇して、第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替える。そして、ワーク交換治具16か再度下降して、第2ワーク保持部17bの未加工ワークW1cを第2テーブル51bに受け渡す。そして図18に示すように、ワーク交換治具16が上昇する。その後、図示を省略するが、ワーク搬送機構10aが右側にスライドして、第2搬送待機位置H2まで搬送し、この状態でワーク交換治具16か下降して、第2ワーク保持部17bで右側搬入部33Aの右側搬入台座34Aの未加工ワークW1dを把持する。その後、図19に示すように、ワーク搬送機構10aが左側にスライドして、第1搬送待機位置H1まで搬送する。そして、この状態で、ワーク交換治具16の第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替えて、図19に点線で示すように、ワーク交換治具16が下降して、第1ワーク保持部17aに把持した加工済ワークW2を左側搬出部30Bの左側搬出台座31Bに移載する。
次に、ワーク交換治具16が上昇して、ワーク搬送機構10aが右側にスライドして、図20に示すように、第1搬送待機位置H1まで搬送し、この状態で未加工ワークW1dを把持する第2ワーク保持部17bが横向きで、ワークWを把持してない第1ワーク保持部17aが下向きでなったままで、ワーク搬送機構10aが第1搬送待機位置H1で、ワークWを交換できる準備体勢となる。
このようにして、第1加工工程C1aが終了して、第2加工工程C2aが開始される。第2加工工程C2aについて、図21〜図24を基にして説明する。図21に示すように、第1交換位置K1に移動した第1テーブル51aに加工済ワークW2bが位置付けられており、加工位置STに移動した第2テーブル51bに未加工ワークW1cが位置付けられている。そして、第1交換待機位置T1に、ワーク搬送機構10aが、ワーク交換治具16の第2ワーク保持部17bを横向きで未加工ワークW1dを把持し、第1ワーク保持部17aを下向きでワークWを把持してない状態で待機している。そして、図示を省略するが、図3〜図6と同様な動きをする。簡単に説明すれば、第1ワーク保持部17aが第1テーブル51a上の加工済ワークW2bを把持して、少し上昇して、第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替える。そして、ワーク交換治具16か再度下降して、第2ワーク保持部17bの未加工ワークW1dを第1テーブル51aに受け渡す。そしてワーク交換治具16が上昇する。その後、図22に示すように、ワーク搬送機構10aが左側にスライドして、第1搬送待機位置H1まで搬送し、この状態で、第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替える。図22に点線で示すように、ワーク交換治具16か下降して、第1ワーク保持部17aの加工済ワークW2bを左側搬出部30Bの左側搬出台座31Bに移載する。
その後、ワーク交換治具16が上昇して、ワーク搬送機構10aが右側にスライドして、第2搬送待機位置H2まで搬送する。そして、この状態で、第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替える。第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替えるタイミングは、このタイミングよりも前のタイミングでもよい。そして、図23の点線で示すように、ワーク交換治具16か下降して、右側搬入部33Aの右側搬入台座34Aの未加工ワークW1eを第2ワーク保持部17bで把持する。次に、ワーク交換治具16が上昇して、ワーク搬送機構10aが左側にスライドして、図24に示すように、第2交換待機位置T2まで搬送し、この状態で、第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替える。第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bの向きを入れ替えるタイミングは、このタイミングよりも前のタイミングでもよい。未加工ワークW1eを把持する第2ワーク保持部17bが横向きで、ワークWを把持してない第1ワーク保持部17aが下向きでなったままで、ワーク搬送機構10aが第2交換待機位置T2で、ワークWを交換できる準備体勢となる。このようにして第2加工工程C2aが終了すると、第1加工工程C1aに戻って、繰り返される。
このように、制御部7の第1制御パターンを第2制御パターンに切り換えるだけで、第1ワーク搬送部30を加工済ワークW2の左側搬出部30B及び第2ワーク搬送部33を未加工ワークW1の右側搬入部33Aとして、ワークWを右側から左側に流れるように変更できる。
以上のように、本発明では、研削装置の機械ユニット例えば、加工ヘッド4、ワークテーブル5、ワークテーブル移動手段6、ワーク搬送機構10a、案内機構20、加工位置ST、第1交換位置K1、第2交換位置K2を設置した後に、これらの機械ユニット等を変更することなく、左側から右側にワークWが搬送されていくワークの流れ方向と、右側から左側にワークWが搬送されていくワークの流れ方向とを、第1制御パターンと第2制御パターンとを入れ替えることで、変更できる。
(その他の実施形態)
実施形態では、立形研削盤1を挙げて説明したが、立形研削盤に限られるものではなく、横形研削盤等でもよい。
また、実施形態では、ワークWの内周面を研削加工するものに適用したが、これに限られるものではなく、例えば、ワークWの上面や外面を研削加工するものにも適用できる。
また、実施形態では同じ種類の複数のワークWを加工するものとして説明したが、同じ種類のワークWに限られるものではなく、種類が異なっていても同じ砥石で加工できて、加工時間がほとんど同じワークWであれば適用できる。
なお、ワーク搬送機構10a、上下動部材13、ワーク交換治具16、第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17b等の構造は、上記実施形態に限られるものではなく、他の構造でもよい。例えば、上下動部材13ではなく、先端に第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bを有するロボットハンドをワーク交換本体11に設けて、ロボットハンドの伸縮で、第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bを下降及び上昇させるようにしてもよい。
また、ワークWの加工時間が短くてワークWの搬送時間や交換時間をより短縮する必要がある場合には、例えば、ワークテーブル5から加工済ワークW2を取り外す治具と未加工ワークW1を取り付ける治具とを別に設けて、交換時間をより短くするようにしてもよい。また例えば、ワーク搬送機構としてコンベヤ等をさらに設けて、搬送時間をより短くするようにしてもよい。
また、実施形態では、第1ワーク保持部17aと第2ワーク保持部17bとを向きが直交するように設けて、保持部入替機構18の軸J1回りに回転させて互いの向きを入れ替えるものであるが、この構造に限られるものではない。例えば、第1ワーク保持部17a及び第2ワーク保持部17bを前後方向等に横並びに設けて、入れ替わるようにしてもよい。
また、実施形態では、第1クランプ手段54a及び第2クランプ手段54bとしてクランプ爪を採用しているが、この構造に限られるものではなく、他の構造のクランプ爪でもよい。また、クランプ爪ではなく、例えば磁気チャック等を用いてもよい。
1 立形研削盤
2 ベース台
3 コラム
4 加工ヘッド
5 ワークテーブル
6 ワークテーブル移動手段
7 制御部
10 ワーク搬送手段
10a ワーク搬送機構
11 ワーク交換本体
12 スライド機構
13 上下動部材
14 ガイド部材
15 上下動機構
16 ワーク交換治具
17a 第1ワーク保持部
17b 第2ワーク保持部
18 保持部入替機構
19a 把持爪
19a,19b 把持爪
19b 把持爪
20 案内機構
21 支柱
21,22 支柱
22 支柱
23 横ガイドレール
30 第1ワーク搬送部
30A 左側搬入部
30B 左側搬出部
31A 左側搬入台座
31B 左側搬出台座
33 第2ワーク搬送部
33A 右側搬入部
33B 右側搬出部
34A 右側搬入台座
34B 右側搬出台座
41 加工ヘッド本体
42 縦ガイド部材
43 昇降用モータ
44 砥石回転用モータ
45 主軸
46 砥石
51a 第1テーブル
51b 第2テーブル
52a 第1ワーク台
52b 第2ワーク台
53a 第1回転手段
53b 第2回転手段
54a 第1クランプ手段
54b 第2クランプ手段
59 ドレス機構
60 リニアモータ
60a 第1移動手段
60b 第2移動手段
61 ステータ
62a アーマチャ
62a,62b アーマチャ
62b アーマチャ
C1,C1a 第1加工工程
C2,C2a 第2加工工程
ST 加工位置
K1 第1交換位置
K2 第2交換位置
W ワーク
W1 未加工ワーク
W2 加工済ワーク

Claims (5)

  1. ワークを着脱可能に支持するワークテーブルと、前記ワークの加工位置に位置付けられた該ワークに対して進退可能な主軸と、該主軸の先端に設けられて前記ワークを研削する砥石とを備える研削装置において、
    加工済ワークと未加工ワークとを交換する第1交換位置及び第2交換位置が、前記加工位置を間に挟んで並設され、
    前記ワークテーブルは、前記主軸の進退方向と直交する方向で、前記加工位置と前記第1交換位置との間で移動可能な第1テーブル及び前記加工位置と前記第2交換位置との間で移動可能な第2テーブルを有し、
    前記第1交換位置の周囲に、前記ワークを待機させる第1ワーク搬送部を備え、
    前記第2交換位置に周囲に、前記ワークを待機させる第2ワーク搬送部を備え、
    前記加工済ワーク又は前記未加工ワークを保持して搬送するワーク搬送手段を備え、
    前記第1ワーク搬送部を未加工ワークの左側搬入部及び前記第2ワーク搬送部を加工済ワークの右側搬出部として、前記左側搬入部の前記未加工ワークが前記第1交換位置又は前記第2交換位置から前記加工位置へ搬送され、前記加工済ワークが前記加工位置から前記第1交換位置又は前記第2交換位置へ搬送され、その後前記右側搬出部に搬送されるように制御する第1制御パターンと、
    前記第1ワーク搬送部を加工済ワークの左側搬出部及び前記第2ワーク搬送部を未加工ワークの右側搬入部として、前記右側搬入部の未加工ワークが前記第1交換位置又は前記第2交換位置から前記加工位置へ搬送され、加工済ワークが前記加工位置から前記第1交換位置又は前記第2交換位置へ搬送され、その後前記左側搬出部に搬送されるように制御する第2制御パターンと、
    前記第1制御パターンと前記第2制御パターンとを切り換える制御部を備える
    ことを特徴とする研削装置。
  2. 請求項1において、
    前記ワーク搬送手段は、
    前記ワークを保持して搬送可能なワーク搬送機構と、
    前記ワーク搬送機構が前記第1交換位置、前記加工位置、及び前記第2交換位置の並び方向に沿って移動できるように案内する案内機構とを備える
    ことを特徴とする研削装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第1テーブルを移動させる第1移動機構と
    前記第2テーブルを移動させる第2移動機構とを備え、
    前記第1テーブルに前記第1テーブルの上の前記ワークを回転させる第1回転手段が設けられ、
    前記第2テーブルに前記第2テーブルの上の前記ワークを回転させる第2回転手段が設けられている
    ことを特徴とする研削装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つにおいて、
    前記ワーク搬送手段が、
    未加工ワークを保持する第1ワーク保持部と、
    加工済ワークを保持する第2ワーク保持部と、
    前記第1ワーク保持部と前記第2ワーク保持部とがお互いの位置を相互に移換する保持部移換機構とを備える
    ことを特徴とする研削装置。
  5. 請求項2において、
    前記案内機構が、コラムの上側で横架された横ガイドレールを備え、
    前記ワーク搬送手段が、
    前記横ガイドレールに案内されて横方向にスライド可能なワーク交換本体と、
    前記ワーク交換本体に上下動可能に設けられた上下動部材とを備え、
    前記上下動部材の下端にワーク交換治具が設けられている
    ことを特徴とする研削装置。
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