JP2020079706A5 - - Google Patents
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Description
前記目的を達成するため、本発明は、吸着材からなる蓄熱材を収容した収容体と、ファンと、当該ファンによって取り入れた空気に対して加熱する加熱部とを有し、前記加熱部によって加熱した後の空気を、前記ファンによって前記収容体内の蓄熱材に供給可能である蓄熱システムであって、
前記加熱部は、温排熱によって前記空気を加熱するように構成され、
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で前記空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、前記放熱運転時に、熱の需要先に供給する給気の温度または湿度の調整を行うことを特徴としている。
前記加熱部は、温排熱によって前記空気を加熱するように構成され、
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で前記空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、前記放熱運転時に、熱の需要先に供給する給気の温度または湿度の調整を行うことを特徴としている。
本発明によれば、蓄熱運転時には、加熱部によって加熱された空気を収容体に供給して当該収容体内の蓄熱で蓄熱し、放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにしたので、エネルギーを大量に消費する、大規模な地域や工場・工業団地に適用することが可能である。すなわち、本発明においては、加熱部の熱源には、たとえば温排熱(たとえばコジェネレーション廃熱、工場廃熱、建物からの蒸気などの排熱、いわゆるOA排熱、またはデータセンタからの排熱)などを利用することができる。したがって、エネルギーを大量に消費する、大規模な地域や工場・工業団地に適用することが可能である。一方、取り入れた空気中の湿分を吸着材に直接吸着させ、その際に発生する熱による加熱が行われるから、利用温度帯の広い蓄熱が可能である。
また加熱部で加熱する際の熱源からの温熱媒体は、液体、気体のいずれも用いることができる。また蓄熱(脱着)に利用する熱の温度は、たとえば100℃程度あればよい。加熱部には型式の観点からは、たとえば熱媒との間接熱交換をするコイル方式が採用できる。たとえば加熱コイルをはじめとして水−空気熱交換器、空気−空気熱交換器などを必要に応じて用いることができる。そして温熱媒体の種類に応じて、加熱部には、公知の加熱手段を採用することができる。もちろん、電気ヒータや直接燃焼方式による空気加熱方式も採用することが可能である。
また加熱部で加熱する際の熱源からの温熱媒体は、液体、気体のいずれも用いることができる。また蓄熱(脱着)に利用する熱の温度は、たとえば100℃程度あればよい。加熱部には型式の観点からは、たとえば熱媒との間接熱交換をするコイル方式が採用できる。たとえば加熱コイルをはじめとして水−空気熱交換器、空気−空気熱交換器などを必要に応じて用いることができる。そして温熱媒体の種類に応じて、加熱部には、公知の加熱手段を採用することができる。もちろん、電気ヒータや直接燃焼方式による空気加熱方式も採用することが可能である。
かかる場合、前記放熱運転時に、前記給気の一部を前記空気と合流させて前記収容体に供給する空気の温度または湿度を制御するようにしてもよい。
また前記蓄熱運転時における加熱された空気の前記収容体への供給方向と、前記放熱運転時における空気の前記収容体への供給方向が逆方向であるようにしてもよい。
さらに別な観点によれば、本発明の蓄熱システムの運転方法は、吸着材からなる蓄熱材を収容した収容体と、ファンと、当該ファンによって取り入れた空気に対して加熱する加熱部とを有し、前記加熱部によって加熱した後の空気を、前記ファンによって前記収容体内の蓄熱材に供給可能である蓄熱システムの運転方法であって、前記加熱部は、温排熱によって前記空気を加熱するように構成され、
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で当該空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、前記放熱運転時に、熱の需要先に供給する給気の温度または湿度の調整を行うことを特徴としている。
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で当該空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、前記放熱運転時に、熱の需要先に供給する給気の温度または湿度の調整を行うことを特徴としている。
本発明によれば、加熱部の熱源に、温排熱を利用しているので、エネルギーを大量に消費する、大規模な地域や工場・工業団地に適用することが可能である。
以下、実施の形態について説明すると、図1は、実施の形態にかかる温排熱を利用した蓄熱システム1の構成の概略を示しており、この蓄熱システム1は、吸着材充填槽内における乾燥吸着材の発熱によって、各種のバイオマス工場をはじめ、工場の乾燥工程に高温低湿の空気を供給するシステムとして構成されており、給気ユニット11と、蓄熱材充填槽21とを有している。
Claims (4)
- 吸着材からなる蓄熱材を収容した収容体と、ファンと、当該ファンによって取り入れた空気に対して加熱する加熱部とを有し、前記加熱部によって加熱した後の空気を、前記ファンによって前記収容体内の蓄熱材に供給可能である蓄熱システムであって、
前記加熱部は、温排熱によって前記空気を加熱するように構成され、
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、
放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で前記空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、
前記放熱運転時に、熱の需要先に供給する給気の温度または湿度の調整を行うことを特徴とする、蓄熱システム。 - 吸着材からなる蓄熱材を収容した収容体と、ファンと、当該ファンによって取り入れた空気に対して加熱する加熱部とを有し、前記加熱部によって加熱した後の空気を、前記ファンによって前記収容体内の蓄熱材に供給可能である蓄熱システムであって、
前記加熱部は、温排熱によって前記空気を加熱するように構成され、
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、
放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、
前記放熱運転時に、前記給気の一部を前記空気と合流させて前記収容体に供給する空気の温度または湿度を制御することを特徴とする、蓄熱システム。 - 前記蓄熱運転時における加熱された空気の前記収容体への供給方向と、前記放熱運転時における空気の前記収容体への供給方向が逆方向であることを特徴とする、請求項1または2に記載の蓄熱システム。
- 吸着材からなる蓄熱材を収容した収容体と、ファンと、当該ファンによって取り入れた空気に対して加熱する加熱部とを有し、前記加熱部によって加熱した後の空気を、前記ファンによって前記収容体内の蓄熱材に供給可能である蓄熱システムの運転方法であって、
前記加熱部は、温排熱によって前記空気を加熱するように構成され、
蓄熱運転時には、前記加熱部によって加熱された空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で蓄熱し、
放熱運転時には、取り入れた空気を前記収容体に供給して前記蓄熱材で当該空気中の水分を吸着し、前記水分が吸着された後の空気を、給気として熱の需要先に供給するようにし、
前記放熱運転時に、熱の需要先に供給する給気の温度または湿度の調整を行うことを特徴とする、蓄熱システムの運転方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2020037529A Active JP6887543B2 (ja) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | 蓄熱システム及び蓄熱システムの運転方法 |
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Families Citing this family (1)
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2020
- 2020-03-05 JP JP2020037529A patent/JP6887543B2/ja active Active
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