JP2020072464A - Rfidタグ用基板、rfidタグおよびrfidシステム - Google Patents
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Abstract
Description
誘電体基板の内部に設けられている少なくとも1つの副容量導体と、前記誘電体基板の露出面に設けられており、前記主容量導体に電気的に接続されている第1電極と、前記誘電体基板の露出面に前記第1電極と離間して並んで設けられており、前記副容量導体に電気的に接続されている第2電極と、を備えている。
出しないようにすることができる。これにより半導体素子20が外部の物体等にぶつかる可能性が低減されるのでRFIDタグ100の信頼性が高いものとなる。
示す例では2つであり、図15および図16に示す例では3つである。副容量導体6と主容量導体5とで容量導体が形成される。副容量導体6と主容量導体5とが電気的に接続されることで容量導体が大きくなり、アンテナ導体に付与される静電容量が増加する。副容量導体6が主容量導体5と電気的に接続された状態から電気的に遮断されることで容量導体が小さくなり、アンテナ導体に付与される静電容量が減少する。すなわち、静電容量の増減によって周波数を調整することができる。
容量が調節されている。2つの第2電極81,82間を接続せず、第1電極7と離れている第2電極82とを接続してもよい。また、2つの第2電極81,82間のうちのいずれか1つだけを第1電極7と接続すると、容量の増加量すなわち周波数の増大量を小さくすることができる。すなわち、副容量導体6の数に応じて周波数の増加量を調節することができる。搭載される半導体素子20の内部回路の共振周波数は製造ロット毎にわずかではあるがばらつきがある。例えばこのばらつきを3段階に分け、半導体素子20の周波数が最も高い段階の周波数である場合には主容量導体5のみを容量導体とし、最も低い周波数の場合は2つの副容量導体6を接続し、中間の周波数の場合は1つの副容量導体6を接続するようにすればよい。
図6に示す例である。図7および図8に示す例のように、第1電極7に接続されている第2電極8(81)と第1電極7に接続されていない第2電極8(82)とを有する場合には、周波数の調整が大きくする場合と小さくする場合の両方が可能となる。例えば、上述したように半導体素子20の周波数のばらつきを3段階に分けた際に、半導体素子20の周波数が最も小さい周波数である場合には第1電極7と一方の第2電極81との間の電極間導体7bを切断し、最も大きい周波数の場合は第1電極7と他方の第2電極82との間を導電性接続材30で電気的に接続すればよい。
ることができる。より具体的には、図15に示す例においては、最も面積の小さい副容量導体61の面積S1は、主容量導体5の面積の約2.5%である。そのため、主容量導体5と副容量導体6とを合わせた容量導体全体の面積(および容量導体と第2表面導体3との間の容量)を、+2.5%〜+17.5%まで、2.5%ずつの7段階で増加することができる。つまり、3つの副容量導体6(61,62,63)および第2電極8(81,82,83)で、等間隔の7段階の容量導体の面積(容量)を設定することができるので、周波数の調整をきめ細かに行なうことのできるRFIDタグ用基板10となる。最も面積の小さい副容量導体61の面積S1の主容量導体5の面積に対する比率は、これに限られるものではなく、想定される周波数ばらつきの程度に応じて設定することができる。
凹部1aを有する誘電体基板1を製作することができる。このようにして作製された誘電体基板1は、それぞれのセラミックグリーンシートが焼結してなる複数の誘電体層が互いに積層された積層体になっている。図5〜図10、図13〜図16に示す例において凹部1aは2層の誘電体層を貫通するものであるが、1層あるいは3層以上を貫通するものとすることもできる。
合であれば、例えば銅のメタライズ層で形成することができる。例えば、銅の粉末を有機溶剤および有機バインダと混合して作製した金属ペーストを誘電体基板1となるセラミックグリーンシートの所定位置にスクリーン印刷法等の方法で印刷した後に、これらを同時焼成する方法で形成することができる。
3の一部として機能するので、凹部1aを設けてアンテナ導体の面積が減少することによるアンテナ特性への影響を改善することができる。上記した封止樹脂で封止した後に蓋体を設けてもよい。このとき封止樹脂の上面から第1表面導体2または第2表面導体3にかけて導電性樹脂を設けて導電性の蓋体とすると同時に、第1表面導体2または第2表面導体3に電気的に接続することもできる。
品の表面で塞ぐようにして実装する、すなわち、例えばRFIDタグは、下面を金属製の物品の表面に接触あるいは近接させて接合材で接合して用いられる。すると、凹部が存在する部分では、誘電体基板の下面に表面導体が存在しないので、上面の表面導体と接地電位を有する層との間の距離は上面の表面導体と物品の表面との距離となる。この距離は、接合材の厚みによって変動し、接合材の厚みばらつきによって距離もばらつきが出てしまう。このような上面の表面導体と接地電位を有する層との間の距離のばらつきに起因して共振周波数がばらついてしまい、物品への実装状態によって共振周波数がずれる場合がある。そのため、凹部1aを有さない面を実装面とすることができる。上述したように、R凹部1aを導電性の蓋体で塞ぐことで、接合材の厚みばらつきによる不具合を抑えることもできる。
11・・・第1面
12・・・第2面
1a・・・凹部
2・・・第1表面導体
3・・・第2表面導体
4・・・短絡導体
5・・・主容量導体
5a・・・容量接続導体
6(61,62、63)・・・副容量導体
7・・・第1電極
7a・・・第1接続導体
7b・・・電極間導体
8(81、82、83)・・・第2電極
8a・・・第2接続導体
9・・・第3電極
9a・・・第3接続導体
10・・・RFIDタグ用基板
20・・・半導体素子
30・・・導電性接続材(ボンディングワイヤ)
100・・・RFIDタグ
200・・・リーダライタ
201・・・アンテナ
300・・・物品
600・・・RFIDシステム
Claims (8)
- 第1面および該第1面とは反対側の第2面を有する誘電体基板と、
該誘電体基板の前記第1面に設けられた第1表面導体と、
前記誘電体基板の前記第2面に設けられた第2表面導体と、
前記第1表面導体と前記第2表面導体とを電気的に接続する短絡導体と、
前記誘電体基板の内部に設けられ、前記第1表面導体の一部と対向して前記第2表面導体と電気的に接続されている、あるいは前記第2表面導体の一部と対向して前記第1表面導体と電気的に接続されている主容量導体と、
前記誘電体基板の内部に設けられている少なくとも1つの副容量導体と、
前記誘電体基板の露出面に設けられており、前記主容量導体に電気的に接続されている第1電極と、
前記誘電体基板の露出面に前記第1電極と離間して並んで設けられており、前記副容量導体に電気的に接続されている第2電極と、
を備えているRFIDタグ用基板。 - 前記誘電体基板の露出面において、前記第1電極と前記第2電極とが電極間導体を介して電気的に接続されている請求項1に記載のRFIDタグ用基板。
- 前記副容量導体および前記第2電極を複数個備えており、複数の前記第2電極は複数の前記副容量導体のそれぞれに接続されている請求項1または請求項2に記載のRFIDタグ用基板。
- 前記副容量導体および前記第2電極を複数個備えており、複数の前記第2電極は複数の前記副容量導体のそれぞれに接続され、前記第2電極が電極間導体を介して前記第1電極に電気的に接続されているものを含んでいる請求項1に記載のRFIDタグ用基板。
- 3つの前記副容量導体を備えており、これらの面積比率は1:2:4である請求項3または請求項4に記載のRFIDタグ用基板。
- 前記誘電体基板は前記第1面または前記第2面のいずれかに凹部を有しており、該凹部の底面に前記第1電極および前記第2電極が設けられている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のRFIDタグ用基板。
- 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のRFIDタグ用基板と、該RFIDタグ用基板に搭載された半導体素子と、を含むRFIDタグ。
- 請求項7に記載のRFIDタグと、
該RFIDタグとの間で電波を送受するアンテナを備えるリーダライタと、を含むRFIDシステム。
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