JP2020072259A - パッケージの製造方法および発光装置の製造方法 - Google Patents

パッケージの製造方法および発光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストを低減するパッケージの製造方法および発光装置の製造方法を提供する。【解決手段】パッケージの製造方法は、リードと、リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程(S1)と、樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程(S3)と、キャビティ内に凹部の内面よりも暗色のインクを充填し、樹脂成形体の上面と樹脂成形体の側面の少なくとも一部とにインクを付着させる工程(S5)と、インクが付着した樹脂成形体を金型から取り外す工程(S7)と、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、パッケージの製造方法および発光装置の製造方法に関する。
複数の発光装置を均等に配置した表示装置において、太陽光などの外光が表示装置に照射された際、発光装置のパッケージ表面が外光を反射することで視認性が低下する。このような外光反射の影響を受けにくくする方策として、例えば発光装置のパッケージに光反射率の低い材料を用いる方法がある。
例えば、特許文献1には、ディスプレイやバックライト光源などに利用されるランプであって、点灯時と非点灯時との高いコントラスト比が得られるランプの製造方法が開示されている。この製造方法では、パッケージ成型体の上面と、パッケージ成型体の側面の少なくとも一部とを、パッケージ成型体に形成される凹部の内面よりも暗色となるようにパッド印刷法を用いて着色する工程を行っている。
特開2010−171130号公報
凹部が形成されているパッケージ成型体の上面と、パッケージ成型体の側面の少なくとも一部とを着色する際には、パッド印刷法では、凹部にインクが浸入するおそれがある。また、凹部にインクが浸入しないようにパッケージ成型体の上面および側面に着色を2回以上行うと、パッケージの製造コストが増加してしまう。
本開示に係る実施形態は、製造コストを低減するパッケージの製造方法および発光装置の製造方法を提供することを課題とする。
本開示の実施形態に係るパッケージの製造方法は、リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程と、前記キャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに前記インクを付着させる工程と、前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含む。
本開示の実施形態に係るパッケージの製造方法は、リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、金型のキャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填する工程と、前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を前記インクが充填された前記キャビティ内に配置し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに前記インクを付着させる工程と、前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含む。
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法は、リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、前記凹部に発光素子を実装する工程と、前記凹部内に前記発光素子を覆うように封止部材を充填する工程と、前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程と、前記キャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに、前記インクを付着させる工程と、前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含む。
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法は、リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、前記凹部に発光素子を実装する工程と、前記凹部内に前記発光素子を覆うように封止部材を充填する工程と、金型のキャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填する工程と、前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を前記インクが充填された前記キャビティ内に配置し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに前記インクを付着させる工程と、前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含む。
本開示に係る実施形態によれば、製造コストを低減するパッケージの製造方法および発光装置の製造方法を提供することができる。
実施形態に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。 実施形態に係る発光装置の製造方法において用いる金型の一例を示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の製造方法において、樹脂成形体を金型のキャビティ上に配置する工程を示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の製造方法において、樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程を示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の製造方法において、キャビティ内にインクを充填する工程を示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の製造方法において、樹脂成形体をキャビティから取り出す工程を示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の製造方法において、樹脂成形体を金型から取り出す工程を示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の構成を模式的に示す斜視図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 図4の樹脂成形体の一部を拡大して模式的に示す断面図である。 図5Aのインクの一部を拡大して模式的に示す断面図である。 図3のVI−VI線における断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法のフローチャートである。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において用いる金型の一例を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、キャビティ内にダミーブロックを配置する工程を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、キャビティ内にインクを充填する工程を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、樹脂成形体を金型のキャビティ上に配置する工程を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、樹脂成形体をキャビティから取り出す工程を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、樹脂成形体を金型から取り出す工程を示す断面図である。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法のフローチャートである。 他の実施形態に係るパッケージの製造方法において、キャビティ内にインクを再充填する工程を示す断面図である。 他の実施形態に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。 他の実施形態に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。 他の実施形態に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。
以下、本発明に係るパッケージの製造方法および発光装置の製造方法の実施形態について説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、本発明を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係などが誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、平面図、断面図の間において、各部材のスケールや間隔が一致しない場合もある。また、以下の説明では、同一の名称および符号については原則として同一または同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略することとする。また、本発明の各実施形態に係る発光装置において、「上」、「下」、「左」および「右」などは、状況に応じて入れ替わるものである。本明細書において、「上」、「下」などは、説明のために参照する図面において構成要素間の相対的な位置を示すものであって、特に断らない限り絶対的な位置を示すことを意図したものではない。
<第1実施形態>
[発光装置の製造方法]
発光装置の製造方法について図1を参照して説明する。また、パッケージの製造方法について図2A〜図2Fを参照して説明する。なお、図2A〜図2F、図8A〜図8G、および図10では、説明のために、金型20の部分的な断面図と、エジェクトピン23および樹脂成形体2の側面図と、を模式的に示している。また、樹脂成形体の表面が白色であることを無地で示し、樹脂成形体の表面の一部が黒色になることをドットで示している。
発光装置の製造方法は、パッケージを製造する工程S1〜S7と、パッケージに形成された凹部に発光素子を実装する工程S11と、凹部内に発光素子を覆うように封止部材を充填する工程S13と、を有する。
パッケージの製造方法は、リード4と、リード4と一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体2と、を備えるリードフレーム1を準備する工程S1と、樹脂成形体2の凹部内を閉塞した状態で樹脂成形体2を金型20のキャビティ21内に配置する工程S3と、キャビティ21内に凹部の内面よりも暗色のインク5を充填し、樹脂成形体2の上面と樹脂成形体2の側面の少なくとも一部とにインク5を付着させる工程S5と、インク5が付着した樹脂成形体2を金型20から取り外す工程S7と、を含む。
以下、発光装置の製造方法の各工程について順次に詳細に説明する。一例として、図2Aに示すように、キャビティ21を有する金型20を用いることとする。なお、説明を簡明にするために、図面では1つの樹脂成形体2のみを示す。金型20において、図2Cに示すように、下型22と上型27とによって樹脂成形体2が挟み込まれる。ここでは、上型27は、吸着孔を有するコレット部を備えているとする。ベースとなる下型22の上には、キャビティブロック24が設けられている。キャビティ21は、樹脂成形体2の外形の形状に対応している。なお、キャビティ21は、下型22、エジェクトピン23、およびキャビティブロック24によって形成されている。キャビティブロック24の内面には樹脂成形体の側面2bに応じたテーパーをつけている。エジェクトピン23は、下型22においてキャビティ21に対応した位置に設けられている。キャビティブロック24には、キャビティ21に連通するランナー25が形成されている。また、キャビティブロック24には、キャビティ21の他方の側(図2Aにおいて右)に、キャビティ21に連通するエアーベント26が形成されている。なお、エアーベント26は、使用するインク粘度や着色面積、樹脂成形体サイズなどの印刷条件により省略することもできる。
(リードフレームを準備する工程)
リードフレームを準備する工程S1では、例えば図2Bに示すリードフレーム1を準備する。このリードフレーム1は、樹脂成形体2と、リード4と、を備えている。樹脂成形体2は、発光素子を収容するための凹部を有する。樹脂成形体2は、凹部が形成された面が下型22に対向するように配置される。リード4は、樹脂成形体2が金型から取り外された後に折り曲げられる。なお、樹脂成形体2およびリード4の構成の詳細については後記する。
(樹脂成形体をキャビティ内に配置する工程)
樹脂成形体をキャビティ内に配置する工程S3においては、例えば、まず、樹脂成形体2の底面(つまり凹部が形成された面とは反対の面)に、上型27のコレット部を当接し、前記コレット部に設けられた吸着孔によって樹脂成形体2を吸着する。そして、上型27のコレット部で樹脂成形体2を吸着した状態でリードフレーム1をピックアップする。そして、図2Bに示すように、上型27のコレット部を、キャビティ21の位置に移動することで樹脂成形体2を移送する。このとき、金型20のエジェクトピン23を下型22から突き出してキャビティブロック24の外まで延伸させる。これにより、樹脂成形体2は、上型27に吸着した状態で凹部にエジェクトピン23が挿入されて支持される。
続いて、図2Cに示すように、金型20のエジェクトピン23と共に上型27を下降させて樹脂成形体2をキャビティ21内に配置する。そして、上型27と下型22との間に所定の圧力をかける。このとき、キャビティブロック24におけるキャビティ21側の表面と、樹脂成形体2の側面との間にはインクが流入可能な僅かな隙間が生じる。また、下型22の表面と、樹脂成形体2の上面(凹部の開口が形成された面)との間にはインクが流入可能な僅かな隙間が生じる。また、リード4が上型27および下型22に接触しないように、上型27と下型22とは間に隙間を有する。なお、このとき、上型27のコレット部は、樹脂成形体2の吸着を解除してもよいし、吸着を継続していてもよい。
樹脂成形体2は、図2Cに示すように、側面に第1凸部11を備えることが好ましい。ここでは、樹脂成形体2において第1凸部11よりも上面側(つまり凹部の開口が形成された面の側)の部分がキャビティ21内に配置される。第1凸部11は、キャビティ21の開口の外側に位置するように形成されている。そして、第1凸部11が下型22に接触することにより、第1凸部11が蓋となって、キャビティ21側の表面と樹脂成形体2の側面との間の隙間が閉じられる。
樹脂成形体2は上面において、凹部の開口周縁に、上方に突出した第2凸部12(図5A参照)を備えることが好ましい。なお、図5Aは図4のA部の拡大図である。第2凸部12は凹部の開口を取り囲むように環状に形成されている。そして、樹脂成形体2をキャビティ内に配置する際に、第2凸部12の頂部が下型22に接触することにより、第2凸部12が蓋となって、キャビティブロック24におけるキャビティ21側の表面と、樹脂成形体2の側面との間の隙間が閉じられる。環状の第2凸部12により、樹脂成形体2の凹部内にインクを浸入させないようにインクの浸入経路を遮断するとともに、インクの着色膜厚を容易に設定することができる。
(インクを付着させる工程)
インクを付着させる工程S5は、樹脂成形体2の表面をインク5で着色する工程である。この工程S5では、上型27と下型22との間に所定の圧力をかけた状態で、図2Dに示すように、インクを金型のランナー25からキャビティ21に充填する。そして、インク5は、キャビティ21と樹脂成形体2の表面との僅かな隙間に流入し、その僅かな隙間に存在していた空気を押し出す。そして、樹脂成形体2の表面は、キャビティ21に流入したインク5により色付けられ、また、押し出された空気はエアーベント26から排気される。所定の成形時間が経過した後、上型27と下型22との間の圧力を解除し、後記するように離型する。インク5は、樹脂成形体2の側面の少なくとも一部と上面とを被覆して形成される。ここでは、図2Eに示すように、樹脂成形体2の表面においては、第1凸部11よりも下側(つまり凹部の開口側)に位置する一部のみがインク5に被覆されており、他の部位は、インク5で被覆されない。
また、樹脂成形体2が側面に第1凸部11を備える場合、インクを付着させる工程S5では、樹脂成形体2の側面において第1凸部11よりも上面側(凹部の開口が形成された面の側)の領域にインク5が付着する。つまり、第1凸部11は、側面においてインクを付着させる部分とインクを付着させない部分との境界になる。
さらに、樹脂成形体2の凹部の開口周縁に第2凸部12を備える場合、インクを付着させる工程S5では、樹脂成形体2の上面(つまり凹部の開口が形成された面)において第2凸部12よりも側面側の領域にインク5が付着する。つまり、第2凸部12によって、樹脂成形体2の凹部内へのインクの流入を防止することができる。
インクの粘度は、室温(25±5℃)で、50Pa・s/0.5rpm以上1000Pa・s/0.5rpm以下程度であることが好ましい。さらに、より好ましくは、インクの粘度は、室温(25±5℃)で、300Pa・s/0.5rpm以上800Pa・s/0.5rpm以下程度である。インクの粘度が50Pa・s/0.5rpm以上であれば、樹脂成形体2の表面にインクを容易に配置しやすい。また、インクの粘度が1000Pa・s/0.5rpm以下であれば、インク5の形状変化が容易となる。
(樹脂成形体を金型から取り外す工程)
樹脂成形体を金型から取り外す工程S7では、まず、上型27のコレット部で樹脂成形体2を吸着した状態で、図2Eに示すように、金型20のエジェクトピン23と共に上型27を上昇させる。このとき、樹脂成形体2の凹部に挿入されているエジェクトピン23を下型22から突き出してキャビティブロック24の外まで延伸させる。次に、上型27のコレット部で樹脂成形体2を吸着した状態で、図2Fに示すように、リードフレーム1をピックアップする。これにより、エジェクトピン23による樹脂成形体2の支持が解除され、樹脂成形体2を脱型することができる。そして、上型27のコレット部を、キャビティ21の位置から、所定位置へ移動することで樹脂成形体2を移送し、移送先で上型27のコレット部による樹脂成形体2の吸着を解除する。
さらに、樹脂成形体2に付着されたインクを硬化させるために加熱等の硬化工程を行ってもよい。これによりパッケージが完成する(S9)。インク5を硬化させる温度は、例えば40℃以上200℃以下が挙げられる。硬化させる温度を高くすることで、インク5を硬化させる時間を短縮でき、効率的である。インク5を硬化させる方法としては、例えば、複数の樹脂成形体2を炉に入れて硬化させることができる。また、樹脂成形体2に熱風をかけたり、パネルヒータ等を用いたり、波長制御された赤外線照射を用いたり、UV照射を用いたりして乾燥してインク5を硬化させてもよい。
(発光素子を実装する工程)
発光素子を実装する工程S11は、パッケージ完成(S9)後、パッケージに発光素子を実装する工程である。この工程S11では、パッケージの凹部の底面に発光素子を実装する。発光素子は、電極形成面を主な光取り出し面として、電極形成面と反対側の面を実装面として、非導電性接着材により凹部の底面にフェイスアップ実装されている。非導電性接着材としては、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の接着材を用いればよい。また、発光素子はフリップチップ実装されていてもよく、この場合、導電性接着材を用いて実装される。導電性接着材としては、例えば、共晶はんだ、導電ペースト、バンプ等を用いればよい。
(封止部材を充填する工程)
封止部材を充填する工程S13は、発光素子を被覆する封止部材を形成する工程である。封止部材としては、発光素子からの光を透過可能な樹脂材料を用いることが好ましい。樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。この工程S13では、ポッティングやスプレー等により、樹脂成形体2の凹部内に封止部材を形成する未硬化の樹脂材料を配置する。その後、例えば、120℃以上200℃以下の温度で樹脂材料を硬化させ、封止部材を形成する。
リードフレーム1は、リード4を介して連なる複数の樹脂成形体2を備えることとしてもよい。このとき、複数のキャビティ21が形成された金型20を用いて各工程を行う。この場合、図2A〜図2Fは、複数のパッケージを同時に製造するときの1つのパッケージに相当する部分を模式的に示す図であるとみなすことができる。そして、リードフレーム1は、個別の樹脂成形体2に一体的に含まれる部分(リード4)に加えて、各リード4同士を接続する部分(以下、接続部ともいう)を備えることとしてもよい。例えば図2Bにおいて、樹脂成形体2のリード4の左側や右側に、別のリードおよび別の樹脂成形体を備えることができる。また、紙面に垂直な方向に、接続部を介して別のリードおよび別の樹脂成形体を備えることができる。なお、樹脂成形体を金型から取り外す工程S7において、樹脂成形体2の移送先で上型27のコレット部が吸着を解除した後に、インクが未付着の樹脂成形体をピックアップするために、上型27のコレット部を移動し、前記工程を繰り返すことができる。
このようにリードフレーム1がリード4を介して連なる複数の樹脂成形体2を備えている場合、樹脂成形体2の個数は、特に限定されない。樹脂成形体2の個数は、金型20におけるキャビティ21の個数と同じであってもよいし、異なっていてもよい。互いに異なる場合の一例として、リードフレーム1における樹脂成形体2の個数は、12行×25列の300個としてもよい。また、金型のキャビティの個数は例えば12行×5列の60個としてもよい。この場合、リードフレーム1における同数の樹脂成形体群にインクを付着させる工程を終える度に、未処理の樹脂成形体群を対応するキャビティ群に移動させて同じ金型を用いて各工程を行うことが可能である。
本実施形態に係るパッケージの製造方法によれば、樹脂成形体2の上面と側面とに一括でインク5を付着させることができ、2回に分ける場合に比べて製造コストを低減することができる。
本実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、パッケージ完成後に発光素子を実装するので、発光素子は、パッケージの製造工程で付着したインクを硬化させるための熱の影響を受けることがない。したがって、例えば発光素子実装後に、樹脂成形体にインクを付着させる工程を行う場合に比べて、発光装置の製造工程において発光素子が受ける熱履歴を抑制することができる。そのため、発光素子が受ける熱履歴を抑制するための特別な工程を行う必要がなく、結果として製造コストを低減することができる。
また、例えば樹脂成形体にインクを付着させる工程S5を行う前に樹脂成形体2の凹部内に発光素子を覆うように封止部材を充填すると、封止部材上にインクが付着した場合、発光装置の品質が低下する原因となってしまう。そのため、封止部材上に付着した不要なインクを、例えばブラスト処理等によって除去する除去工程が必要になる。これに対して、本実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、封止部材を充填する前に、樹脂成形体にインクを付着させる工程S5を行うので、封止部材上にインクが付着することはなく、不要なインクを除去する工程をすることなく製造コストを低減することができる。
[発光装置の構成]
次に、本実施形態に係る製造方法によって製造される発光装置について図4から図6を参照して説明する。発光装置100は、パッケージ30と、発光素子40と、封止部材50と、を備えている。発光装置100の各部の構成について順次に詳細に説明する。
[パッケージ]
パッケージ30は、樹脂成形体2と、リード4と、を備えている。
樹脂成形体2は、リード4と一体的に成形されて発光素子40が収容される凹部3を上面2aに有する。凹部3の開口3aは、例えば、平面視において角部が丸められた略矩形に形成されている。凹部3の内面は、発光素子40を載置する底面3cと、この底面3cを取り囲むように形成される壁面部3bと、を備えている。発光素子40は、凹部3の底面3cに露出するリード4上に載置されている。
樹脂成形体2の上面2aと樹脂成形体2の側面2bの少なくとも一部とはインク5で着色されている。樹脂成形体2は、側面2bに第1凸部11を備えることが好ましい。第1凸部11は側面2bから外側に略垂直に突出している。第1凸部11は、パッケージ30の製造時に、樹脂成形体2を金型20のキャビティ21に配置する際のストッパーとして機能する。樹脂成形体2は、少なくとも対向する2つの側面2bに第1凸部11を備えている。樹脂成形体2は、すべての側面2bに第1凸部11を備えることが好ましい。第1凸部11は、側面2bにおいて上面2aに平行に帯状に形成されていることが好ましい。樹脂成形体2において第1凸部11よりも上面2a側の部分にインク5が設けられている。第1凸部11は、樹脂成形体2の凹部3の底面3cよりも下方に配置されている。これにより、上述した製造方法により、樹脂成形体2の側面2bにおいて、凹部3の底面3cに対応する位置よりも下方までインク5で着色することができる。
図4および図6に示すように、樹脂成形体2の第1凸部11は、樹脂成形体2の凹部3の底面3cよりも下方に配置されている。従来のパッド印刷法では、樹脂成形体の側面は、上面に近い部分しか着色できないが、本実施形態では、樹脂成形体2の側面2bにおいて、インク5を凹部3の深さよりも下の方にまで配置することができる。ここでは、パッケージ30の全高の1/2以上の長さに亘ってインク5が設けられている。したがって、発光装置100をディスプレイに適用したときに、点灯時と非点灯時とのコントラスト比を従来よりも向上させることができる。
図4および図5Aに示すように、樹脂成形体2は、上面2aにおいて凹部3の開口3a周縁に第2凸部12を備えている。平面視において第2凸部12の形状は、凹部3の開口3aと略同形状であることが好ましい。例えば、凹部3の壁面部3bが延伸して第2凸部12の開口部側の一部を形成していることが好ましい。これにより、上面2aのより広範囲をインクで着色することができる。また、例えば、第2凸部12は凹部3の開口3a周縁から5μm〜50μm程度外側の位置に配置することが好ましい。これにより、樹脂成形体2の凹部3内へのインクの流入をより確実に抑制することができる。第2凸部12は上面2aから上方に略垂直に突出している。第2凸部12は、パッケージ30の製造時に、既に説明したようにインク5を上面2aに付着させる際のストッパーとして機能する。これにより、上面2aにおいて、第2凸部12より側面側の領域のみにインク5を付着させることができる。第2凸部12の頂部までの高さは例えば10μm以上30μm以下であることが好ましい。平面視における第2凸部12の幅は例えば20μm以上50μm以下であることが好ましい。
樹脂成形体2は、上面2aにマーク部13を備えている。マーク部13は、リード4の極性を表すものであり、カソードマークまたはアノードマークとして利用される。マーク部13の形状や大きさは任意である。ここでは、マーク部13は、上面2aの角部の1つが下に凹む形で平面視において三角形の形状に形成されている。
樹脂成形体2の材料としては、例えば、PA(ポリアミド)、PPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、または、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、または、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
リード4は、凹部3の底面3cに露出し、発光素子40と接続される。リード4a,4b,4cは、図6に示すように、一端が凹部3の底面3cに露出するように配置されると共に樹脂成形体2の内部を貫通し、他端が樹脂成形体2の下面側に配置され、発光装置100の外部電極として、外部電源と電気的に接続される。
リード4の材料としては、例えば、Fe、Cu、Ni、Al、Ag、Au、または、これらの一種を含む合金を用いることができる。また、リード4は、表面にめっき層が形成されていてもよい。めっき層は、例えば、Au、Ag、Cu、Pt、または、これらの一種を含む合金を用いることができる。めっき層がこれらの材料であれば、発光素子40から配線部側に出射される光の反射率をより高めることができる。
[インク]
インク5は、第1樹脂に光吸収材を含有している。インク5は、第1樹脂に含有される光吸収材の含有量が適宜調整される。第1樹脂に用いる樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。なお、インク5は、第1樹脂中にさらにフィラーを含有することが好ましい。
光吸収材は、外光に対しての光吸収率が高い物質である。また、光吸収材の色は樹脂成形体2の凹部の内面よりも暗色である。光吸収材は、発光装置100の非発光時に外観がより黒く見えるようにする観点から、黒色または黒色に近似する色であることが好ましい。光吸収材は、例えば可視光の90%以上を吸収する物質であることが好ましい。光吸収材に用いられる材料としては、例えば、カーボンブラック、顔料、染料等が挙げられる。光吸収材の粒径は、用いる光吸収材と第1樹脂との比重差にもよるが、例えば光吸収材としてカーボンブラックを用いる場合、平均粒径は3nm以上500nm以下程度であることが好ましい。なお、未硬化の第1樹脂に対する光吸収材の含有濃度は、例えば5質量%以上20質量%以下程度である。
インク5は、樹脂成形体2の側面2bの少なくとも一部と上面2aとを被覆して形成される。ここでは、樹脂成形体2の側面2bにおいては、第1凸部11よりも凹部3の開口3a側に位置する一部のみがインク5に被覆されており、側面2bのその他の部位は、インク5から露出している。インク5の付着厚みは、例えば5μm以上20μm以下であることが好ましい。インク5の付着厚みが5μm以上であれば、樹脂成形体2の側面2bから光が取り出されることを抑制することができる。また、インク5の付着厚みが20μm以下であれば、インク5を塗布し易くなる。樹脂成形体2の上面2aにおけるインク5の付着厚みと、樹脂成形体2の側面2bにおけるインク5の付着厚みとは、同じでもよいし、異なっていてもよい。樹脂成形体2の上面2aにおけるインク5の付着厚みは、第2凸部12の高さと同等以下である。
上述したインク5の付着厚みは、第1樹脂中に平均粒径が、所望のインク5の付着厚みの10%以上100%未満のフィラーを含有させることで形成することができる。なかでも、平均粒径が、インク5の付着厚みの10%以上50%未満のフィラーを用いることが好ましく、これにより、インク層の表面をより平坦に形成することができる。またこの際、第1樹脂中におけるフィラーの含有量は40質量%以上80質量%以下とすることが好ましい。フィラーの形状は、第1樹脂中にフィラーを均一に拡散させるために球状であることが好ましい。図5Bに示す例では、フィラー7は、球状であり、また、平均粒径が、インク5の付着厚みの30%程度である。なお、図5Bは図5Aに仮想線で示す領域の拡大図である。フィラーの材料としては、炭化ケイ素、シリカ、酸化アルミニウム、炭化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム等が挙げられるが、なかでも、インクの外観色を損なわないという観点から、シリカ系のフィラーを単体で用いることが好ましい。
またインク5は、上述したフィラーとは別に、粘度調整用のナノフィラーを含んでいてもよい。粘度調整用の粒子としては、例えばナノシリカが挙げられる。
なお、上述した平均粒径は、例えば、レーザ回折・散乱法、画像解析法(走査型電子顕微鏡(SEM)、透過型電子顕微鏡(TEM))、動的光散乱法、X線小角散乱法などにより測定することができる。
[発光素子]
発光素子40は、樹脂成形体2の凹部3上に載置されている。発光素子40は、例えば、透光性の支持基板と支持基板上に形成された半導体層を含む。支持基板は絶縁性のものを使用できる他、導電性のものも使用することができる。発光素子40の形状や大きさ等は任意のものを選択できる。発光素子40の発光色としては、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば、青色(波長430〜490nmの光)、緑色(波長495〜565nmの光)の発光素子40としては、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)、GaP等を用いたものを使用することができる。赤色(波長610〜700nmの光)の発光素子40としては、窒化物系半導体素子の他にもGaAlAs、AlInGaP等を用いることができる。発光素子40の厚み(例えば支持基板の下面から半導体層の上面までの高さ)は、例えば、100μm以上300μm以下である。
発光素子40は、上面に一対の電極を備え、凹部3の底面3cにフェイスアップ実装されている。発光素子40は、リード4上に載置されている。そして、ここでは、例えば図4に示すように発光素子40の一方の電極がワイヤ60等の導電部材を介してリード4bに接合され、他方の電極がワイヤ60等の導電部材を介してリード4dに接合されている。
発光装置100は、発光素子40を複数備えていてもよい。ここでは、青色、緑色、赤色の3つの光を発光する発光素子40が凹部3の底面3c上に配置されている。しかし、発光装置は、発光素子40を1つ、または2つ備えるものであってもよく、4つ以上備えるものであってもよい。
[封止部材]
封止部材50は、前記した樹脂材料により形成される部材である。封止部材50は、発光素子40上に配置されて形成されている。封止部材50は、目的に応じて、蛍光体、拡散材、フィラー等を含有させてもよい。蛍光体としては、当該分野で公知のものを使用することができる。例えば、YAG(Y3Al512:Ce)やシリケート等の黄色蛍光体、CASN(CaAlSiN3:Eu)やKSF(K2SiF6:Mn)等の赤色蛍光体、あるいは、クロロシリケートやBaSiO4:Eu2+等の緑色蛍光体を用いることができる。
拡散材としては、当該分野で公知のものを使用することができる。例えば、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化珪素等を用いることができる。
<第2実施形態>
[発光装置の製造方法]
次に、第2実施形態に係る発光装置の製造方法について説明する。以下では、第1実施形態と同じ工程には同じ符号を付して説明を省略する。本実施形態に係る発光装置の製造方法では、パッケージが完成した後に行う工程S11、S13は、前記した第1実施形態における製造工程と同様なので説明を省略する。
[パッケージの製造方法]
パッケージの製造方法について図8A〜図8Gを参照して説明する。
本実施形態に係るパッケージの製造方法は、リード4と、リード4と一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体2と、を備えるリードフレーム1を準備する工程S1と、金型20のキャビティ21内に凹部の内面よりも暗色のインク5を充填する工程S2と、樹脂成形体2の凹部内を閉塞した状態で樹脂成形体2をインク5が充填されたキャビティ21内に配置し、樹脂成形体2の上面と樹脂成形体2の側面の少なくとも一部とにインク5を付着させる工程S5と、インク5が付着した樹脂成形体2を金型20から取り外す工程S7と、を含む。
以下、パッケージの製造方法の各工程について適宜省略して説明する。
一例として、図8A及び図8Bに示すように、キャビティ21を有する金型20を用いると共に、ダミーブロック28を用いる。なお、金型20は、図2Aに示す金型20と同様である。ダミーブロック28は、例えば板状部材の表面に突出部を備えている。この突出部は、樹脂成形体2においてキャビティ21に配置される部分と同じ形状に形成されている。ただし、突出部は、樹脂成形体2の凹部と同じ構造を備えていなくてもよい。また、ダミーブロックは、突出部を有さないフラットな構造としてもよい。なお、樹脂成形体2が第1凸部11や第2凸部12を備えている場合、それらと同様の構造を備えていてもよい。
リードフレームを準備する工程S1では、例えば図8Dに示すリードフレーム1を準備する。
(インクを充填する工程)
金型のキャビティ内にインクを充填する工程S2では、まず、準備段階として、例えば吸着機構、他の機械的手段、あるいは手動によって、図8Bに示すように、キャビティブロック24の上にダミーブロック28を載せる。これにより、ダミーブロック28の板状部の下面がキャビティブロック24の上面に接触し、ダミーブロック28の突出部がキャビティ21内に配置される。そして、ダミーブロック28と下型22との間に所定の圧力をかける。このとき、キャビティブロック24におけるキャビティ21側の表面と、ダミーブロック28の突出部の表面との間にはインクが流入可能な僅かな隙間が生じる。また、下型22およびエジェクトピン23におけるキャビティ21側の表面と、ダミーブロック28の突出部の表面との間にはインクが流入可能な僅かな隙間が生じる。なお、フラットな構造のダミーブロックを用いる際には、エジェクトピン23をダミーブロックに接触させることで、ダミーブロックと下型22との間にインクが流入する空間が生じる。
続いて、ダミーブロック28と下型22との間に所定の圧力をかけた状態で、図8Cに示すように、インクを、金型のランナー25からキャビティ21に充填する。インク5を構成する第1樹脂の粘度は、キャビティブロック24の内面においてインク5が滑落せずに留まるように調製される。インクは、キャビティ21とダミーブロック28の表面との僅かな隙間に流入し、その僅かな隙間に存在していた空気を押し出す。そして、この空気はエアーベント26から排気される。所定の成形時間が経過した後、上型27と下型22との間の圧力を解除する。そして、例えば吸着機構、他の機械的手段、あるいは手動によって、キャビティブロック24の上からダミーブロック28を取り外す。このとき、金型20のキャビティ21内にインク5が残留する。すなわち、キャビティ21において、下型22の上面、エジェクトピン23の上面、およびキャビティブロック24の内面のそれぞれに、液状のインク5が付着して残留する。なお、工程S1の後に工程S2を行うものとしたが、工程S2は、工程S1の前に行ってもよい。
(インクを付着させる工程)
インクを付着させる工程S5は、第1実施形態で説明した、樹脂成形体をキャビティ内に配置する工程S3と同様の工程である。すなわち、まず、上型27のコレット部で樹脂成形体2を吸着した状態で、図8Dに示すように、上型27のコレット部を、キャビティ21の位置に移動することで樹脂成形体2を移送する。なお、このとき、金型20のキャビティ21内にインク5が残留している。
インクを付着させる工程S5では、続いて、図8Eに示すように、金型20のエジェクトピン23と共に上型27を下降させて樹脂成形体2を、インク5が残留したキャビティ21内に配置する。すなわち、スタンプによって樹脂成形体2にインク5を付着させる。このとき、上型27を押してすぐに元に戻すだけで簡単に、樹脂成形体2の側面および上面にインク5が転写される。なお、上型27と下型22との間には隙間があり、リード4は上型27および下型22に接触しない。
樹脂成形体を金型から取り外す工程S7は、第1実施形態と同様である。すなわち、まず、上型27のコレット部で樹脂成形体2を吸着した状態で、図8Fに示すように、金型20のエジェクトピン23と共に上型27を上昇させ、次いで、図8Gに示すように、リードフレーム1をピックアップする。
本実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、樹脂成形体2にインク5を付着させた後に、キャビティ21内にインク5が残留していれば、その残留したインクを再利用することができる。そのため、複数のパッケージを製造する場合、製造コストを低減することができる。
<第3実施形態>
[発光装置の製造方法]
次に、第3実施形態に係る発光装置の製造方法について説明する。以下では、第2実施形態と同じ工程には同じ符号を付して説明を省略する。本実施形態に係る発光装置の製造方法では、パッケージが完成した後に行う工程S11、S13は、前記した第1実施形態における製造工程と同様なので説明を省略する。
[パッケージの製造方法]
パッケージの製造方法について図8A〜図8G、図9および図10を参照して説明する。
本実施形態に係るパッケージの製造方法では、インク5を付着させる工程は、樹脂成形体2をインク5が充填されたキャビティ21内に配置した後、キャビティ21内に、インク5を再充填する工程S6を含む。
本実施形態に係るパッケージの製造方法は、インクを付着させる工程S5(図8E)と、樹脂成形体を金型から取り外す工程S7(図8Fおよび図8G)と、の間にインクを再充填する工程S6(図10)を行う点が、第2実施形態に係るパッケージの製造方法と相違している。
インクを付着させる工程S5では、図8Eに示すように、上型27を押してスタンプによって樹脂成形体2にインク5を付着させ、例えば、上型27をすぐに戻すことはせずに、上型27と下型22との間に所定の圧力をかける。なお、第2実施形態と同様に上型27を押してすぐに元に戻した場合、あらためて上型27を下降させて上型27と下型22との間に所定の圧力をかける。
(インクを再充填する工程)
インクを再充填する工程S6は、上型27と下型22との間に所定の圧力をかけた状態で、図10に示すように、インクを、金型のランナー25からキャビティ21に再充填することで樹脂成形体2にインク5を再付着させる。この工程S6は、インクを付着させる工程S5(図2D参照)と同様なので、説明を省略する。
本実施形態に係るパッケージの製造方法によれば、インク5が残留したキャビティ21内に樹脂成形体2を配置した後に、キャビティ21内にインク5を再充填することで、樹脂成形体2にインク5の圧力をかけることができる。これにより、再充填しない場合と比べて、インクの印刷品質を安定化させることができ、量産に好適となる。
<第4実施形態>
[発光装置の製造方法]
次に、第4実施形態に係る発光装置の製造方法について図11を参照して説明する。発光装置の製造方法において、一部の工程は、順序が限定されるものではなく、順序が前後してもよい。以下では、第1実施形態と同じ工程には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置の製造方法は、リード4と、リード4と一体的に成形されて発光素子40が収容される凹部3を上面2aに有する樹脂成形体2と、を備えるリードフレーム1を準備する工程S1と、凹部3に発光素子40を実装する工程S11と、凹部3内に発光素子40を覆うように封止部材50を充填する工程S13と、樹脂成形体2の凹部3内を閉塞した状態で樹脂成形体2を金型20のキャビティ21内に配置する工程S3と、キャビティ21内に凹部3の内面よりも暗色のインク5を充填し、樹脂成形体2の上面2aと樹脂成形体2の側面2bの少なくとも一部とに、インク5を付着させる工程S5と、インク5が付着した樹脂成形体2を金型20から取り外す工程S7と、を含む。
前記した工程S1、S11、S13、S3、S5、およびS7のそれぞれは、前記した第1実施形態における製造工程と同様なので説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置の製造方法は、樹脂成形体2の凹部3内に発光素子40を覆うように封止部材50を充填した後に、インクを付着させる工程S5を行う点が、第1実施形態に係る発光装置の製造方法と相違している。
仮にインクを付着させる工程S5を行ってパッケージを完成させた後に、パッケージの凹部3内に発光素子40を覆うように封止部材50を充填した場合、パッケージ上面のインク5上に封止部材50が濡れ広がり、テカリの原因となってしまう虞がある。そのため、パッケージ上面のインク上に漏れた不要な封止部材の材料を、例えばブラスト処理等によって除去する除去工程が必要になる。
本実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、封止部材50を充填した後に、インクを付着させる工程S5を行うので、パッケージ上面のインク上に封止部材が漏れることはなく、不要な封止部材を除去する工程をすることなく製造コストを低減することができる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態に係る発光装置の製造方法について図12を参照して説明する。以下では、第1および第2実施形態と同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置の製造方法は、リード4と、リード4と一体的に成形されて発光素子40が収容される凹部3を上面2aに有する樹脂成形体2と、を備えるリードフレーム1を準備する工程S1と、凹部3に発光素子40を実装する工程S11と、凹部3内に発光素子40を覆うように封止部材50を充填する工程S13と、金型20のキャビティ21内に凹部3の内面よりも暗色のインク5を充填する工程S2と、樹脂成形体2の凹部3内を閉塞した状態で樹脂成形体2をインク5が充填されたキャビティ21内に配置し、樹脂成形体2の上面2aと樹脂成形体2の側面2bの少なくとも一部とにインク5を付着させる工程S5と、インク5が付着した樹脂成形体2を金型20から取り外す工程S7と、を含む。
前記した工程S1、S11、S13、S2、S5、およびS7のそれぞれは、前記した第1および第2実施形態における製造工程と同様なので説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、第4実施形態と同様に製造コストを低減することができる。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態に係る発光装置の製造方法について図13を参照して説明する。以下では、第5実施形態と同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る発光装置の製造方法は、インク5を付着させる工程は、樹脂成形体2をインク5が充填されたキャビティ21内に配置した後、キャビティ21内に、インク5を再充填する工程S6を含む点が、前記した第5実施形態における製造工程と相違している。本実施形態に係るインクを再充填する工程S6は、前記した第3実施形態に係るパッケージの製造方法におけるインクを再充填する工程S6と同様なので説明を省略する。
以上、本発明に係る発光装置について、発明を実施するための形態によって具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変などしたものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、発光装置は、発光素子をフェイスアップ実装するものとしたが、発光素子をフリップチップ実装したものであってもよい。
また、発光装置の製造方法は、前記各工程に悪影響を与えない範囲において、前記各工程の間、あるいは前後に、他の工程を含めてもよい。例えば、製造途中に混入した異物を除去する異物除去工程等を含めてもよい。
1 リードフレーム
2 樹脂成形体
2a 上面
2b 側面
3 凹部
3a 開口
3b 壁面部
3c 底面
4、4a〜4d リード
5 インク
7 フィラー
11 第1凸部
12 第2凸部
20 金型
21 キャビティ
30 パッケージ
40 発光素子
50 封止部材
100 発光装置

Claims (18)

  1. リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、
    前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程と、
    前記キャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに前記インクを付着させる工程と、
    前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含むパッケージの製造方法。
  2. リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、
    金型のキャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填する工程と、
    前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を前記インクが充填された前記キャビティ内に配置し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに前記インクを付着させる工程と、
    前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含むパッケージの製造方法。
  3. 前記インクを付着させる工程は、前記樹脂成形体を前記インクが充填された前記キャビティ内に配置した後、前記キャビティ内に、前記インクを再充填する工程を含む請求項2に記載のパッケージの製造方法。
  4. 前記インクを付着させる工程において、
    前記キャビティに充填されるインクの粘度は、300Pa・s/0.5rpm以上800Pa・s/0.5rpm以下程度である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法。
  5. 前記インクを付着させる工程において、
    前記インクの付着厚みは5μm以上20μm以下である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法。
  6. 前記インクは、平均粒径が前記インクの付着厚みの10%以上50%未満のフィラーを含む請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法。
  7. 前記樹脂成形体は、側面に第1凸部を備え、
    前記インクを付着させる工程では、前記樹脂成形体の側面において前記第1凸部よりも上面側の領域に前記インクが付着する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法。
  8. 前記樹脂成形体の前記第1凸部は、前記樹脂成形体の前記凹部の底面よりも下方に配置されている請求項7に記載のパッケージの製造方法。
  9. 前記樹脂成形体は、上面において前記凹部の開口周縁に第2凸部を備えており、
    前記インクを付着させる工程では、前記樹脂成形体の上面において前記第2凸部よりも側面側の領域に前記インクが付着する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法。
  10. 前記リードフレームは、前記リードを介して連なる複数の前記樹脂成形体を備え、
    複数の前記キャビティが形成された金型を用いて前記各工程を行う請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のパッケージの製造方法でパッケージを製造する工程と、
    前記凹部に発光素子を実装する工程と、
    前記凹部内に前記発光素子を覆うように封止部材を充填する工程と、を有する発光装置の製造方法。
  12. リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、
    前記凹部に発光素子を実装する工程と、
    前記凹部内に前記発光素子を覆うように封止部材を充填する工程と、
    前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を金型のキャビティ内に配置する工程と、
    前記キャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに、前記インクを付着させる工程と、
    前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含む発光装置の製造方法。
  13. リードと、前記リードと一体的に成形されて発光素子が収容される凹部を上面に有する樹脂成形体と、を備えるリードフレームを準備する工程と、
    前記凹部に発光素子を実装する工程と、
    前記凹部内に前記発光素子を覆うように封止部材を充填する工程と、
    金型のキャビティ内に前記凹部の内面よりも暗色のインクを充填する工程と、
    前記樹脂成形体の凹部内を閉塞した状態で前記樹脂成形体を前記インクが充填された前記キャビティ内に配置し、前記樹脂成形体の上面と前記樹脂成形体の側面の少なくとも一部とに前記インクを付着させる工程と、
    前記インクが付着した樹脂成形体を前記金型から取り外す工程と、を含む発光装置の製造方法。
  14. 前記インクを付着させる工程は、前記樹脂成形体を前記インクが充填された前記キャビティ内に配置した後、前記キャビティ内に、前記インクを再充填する工程を含む請求項13に記載の発光装置の製造方法。
  15. 前記樹脂成形体は、側面に第1凸部を備え、
    前記インクを付着させる工程では、前記樹脂成形体の側面において前記第1凸部よりも上面側の領域に前記インクが付着する請求項12から請求項14のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  16. 前記樹脂成形体の前記第1凸部は、前記樹脂成形体の前記凹部の底面よりも下方に配置されている請求項15に記載の発光装置の製造方法。
  17. 前記樹脂成形体は、上面において前記凹部の開口周縁に第2凸部を備えており、
    前記インクを付着させる工程では、前記樹脂成形体の上面において前記第2凸部よりも側面側の領域に前記インクが付着する請求項12から請求項16のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
  18. 前記リードフレームは、前記リードを介して連なる複数の前記樹脂成形体を備え、
    複数の前記キャビティが形成された金型を用いて前記各工程を行う請求項12から請求項17のいずれか一項に記載の発光装置の製造方法。
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