JP2020070593A - 地盤改良装置及び地盤改良方法 - Google Patents

地盤改良装置及び地盤改良方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸を地盤中に貫入するときの掘削抵抗を小さくし、回転軸の貫入時間を短縮するとともに、貫入時の掘削ヘッドや攪拌翼あるいは回転軸への負荷を低減する。【解決手段】地盤中に貫入可能な上下に向かう回転軸3と、回転軸3の下端に取り付けた掘削ヘッド6と、掘削ヘッド6の上方の回転軸3に回転軸3を中心にして対称に取り付けた一対の攪拌翼7を有する地盤改良装置であって、一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7に、固化材に圧縮エアーを混合した改良材料Gを、一方の攪拌翼7の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて霧状に吐出する吐出孔14を備え、掘削ヘッド6に、少なくとも圧縮エアーを含有する掘削材料Jを、一対の攪拌翼7の他方の攪拌翼7の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて線状に噴射する噴射ノズル15を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、地盤中に改良材料を吐出し、改良材料と地盤を混合攪拌して地盤中に地盤改良体を造成する地盤改良装置及び地盤改良方法に関する。
従来、地盤中に回転軸を貫入しながら改良材料を吐出し、吐出した改良材料と地盤を混合攪拌し、地盤中に地盤改良体を造成して地盤を改良する地盤改良方法が知られている(特許文献1参照)。
この地盤改良方法に用いる地盤改良装置は、前部にマストを立設する施工機を備え、マストに沿うように上下に向かう2本の回転軸を取り付ける。マストの上部には、2本の回転軸を地盤中に貫入し又は地盤中から引抜くための回転装置及び昇降装置を備える。2本の回転軸の下端には、地盤を掘削する掘削ヘッド及び攪拌翼をそれぞれ取り付けている。
図10は、従来の地盤改良装置の掘削ヘッド42及び攪拌翼44を示す斜視図である。
図に示すように、2本の回転軸41の下端それぞれに取り付ける掘削ヘッド42は、複数の掘削ビット43を備え、掘削ビット43は回転軸41の回転で地盤に貫入され掘削が行われる。
攪拌翼44は、回転軸41を中心にして回転軸41に対称に取り付けた一対の構成とし、この一対の攪拌翼44を、掘削ヘッド42の上方の回転軸41に、例えば上下3段となるように取り付けている。最下段の一対の攪拌翼44は、その下方に複数の掘削ビット45を備え、掘削ビット45は回転軸41の回転で地盤に貫入され掘削が行われる。また、最下段の一対の攪拌翼44は、セメントミルクなどの固化材と圧縮エアーを混合した改良材料Gを地盤中に霧状に吐出する吐出孔46を備えている。
地盤中に地盤改良体を造成して地盤を改良する地盤改良方法は、施工機のマストに備える回転装置及び昇降装置により2本の回転軸41を回転させながら地盤中に貫入し、2本の回転軸41の下端の掘削ヘッド42に備える複数の掘削ビット43及び最下段の一対の攪拌翼44に備える複数の掘削ビット45によって地盤を掘削する。この地盤の掘削とともに、最下段の一対の攪拌翼44に備える吐出孔46から固化材と圧縮エアーを混合した改良材料Gを吐出し、上下3段の一対の攪拌翼44により改良材料Gと掘削した地盤を混合攪拌する。これにより、地盤中に上下に向かう円柱状の地盤改良体を造成して地盤を改良する。
しかしながら、従来の地盤改良装置を用いる地盤改良方法では、回転軸41を地盤中に貫入するときに、現場地盤の土質によっては掘削抵抗が非常に大きくなり、回転軸41の貫入に多大な時間を要する、あるいは回転軸41の貫入ができないという問題がある。また、回転軸41を地盤中に貫入するときの掘削抵抗が大きいと、掘削ヘッド42や攪拌翼44あるいは回転軸41に大きな負荷がかかり、そのため、これらが破損する、あるいは回転軸41の貫入及び回転を行う回転装置及び昇降装置において故障が発生するという問題がある。
特開2012−117211号公報
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、回転軸を地盤中に貫入するときの掘削抵抗を小さくし、回転軸の貫入時間を短縮するとともに、貫入時の掘削ヘッドや攪拌翼あるいは回転軸への負荷を低減する地盤改良装置及び地盤改良方法を提供することである。
本発明は、地盤中に貫入可能な上下に向かう回転軸と、回転軸の下端に取り付けた掘削ヘッドと、掘削ヘッドの上方の回転軸に回転軸を中心にして対称に取り付けた一対の攪拌翼を有する地盤改良装置であって、一対の攪拌翼の一方の攪拌翼に、固化材に圧縮エアーを混合した改良材料を、一方の攪拌翼の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて霧状に吐出する吐出孔を備え、掘削ヘッドに、少なくとも圧縮エアーを含有する掘削材料を、一対の攪拌翼の他方の攪拌翼の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて線状に噴射する噴射ノズルを備えた地盤改良装置である。
本発明によれば、掘削ヘッドに備える噴射ノズルから掘削材料を噴射して、回転軸直下及びその周囲の地盤を予め掘削することで、回転軸を地盤中に貫入するときの掘削抵抗を小さくすることができる。これにより、回転軸の貫入時間を短縮できるとともに、貫入時の掘削ヘッドや攪拌翼あるいは回転軸への負荷を低減し、掘削ヘッドや攪拌翼あるいは回転軸の破損を防止でき、また回転装置や昇降装置での故障といった問題もなくすることができる。
地盤改良装置を示す側面図である。 地盤改良装置の掘削ヘッド及び攪拌翼を示す正面図である。 図2のA−A矢視拡大図である。 回転軸の横断面図である。 回転軸の下端の縦断面図である。 別の回転軸の横断面図である。 別の回転軸の下端の縦断面図である。 別の回転軸の下端の縦断面図である。 改良材料によるエアーリフト現象と掘削材料によるエアーリフト現象を説明する図である。 従来の地盤改良装置の掘削ヘッド及び攪拌翼を示す斜視図である。
本発明の地盤改良装置及び地盤改良方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る地盤改良装置及び地盤改良方法は、地盤の改良を行う作業現場において、地盤中に回転軸を貫入し、貫入した回転軸によって、地盤中に固化材であるセメントミルクに圧縮エアーを混合した改良材料を吐出し、改良材料と地盤を混合攪拌することで、地盤中に地盤改良体を造成して地盤を改良するものである。ここで使用する固化材は、セメントミルクであるが、セメントミルクなどのセメント系固化材に限らず、その他の固化材でもよい。また、固化材に添加剤などを混ぜ合わせて使用してもよい。
図1は、地盤改良装置を示す側面図である。図2は、地盤改良装置の掘削ヘッド及び攪拌翼を示す正面図である。図3は、図2のA−A矢視拡大図である。
地盤改良装置は、図1に示すように、自走可能な施工機1を備え、施工機1の前部にマスト2を立設し、立設したマスト2に沿うように上下に向かう2本の回転軸3を取り付けている。2本の回転軸3は、地盤中に貫入可能となる。図1では、2本の回転軸3は手前側と奥側に配置されているため、図中では1本しか見えない。マスト2の上部には、2本の回転軸3を地盤中に貫入し又は地盤中から引抜くための回転装置4及び昇降装置5を備えている。2本の回転軸3の下端には、地盤を掘削する掘削ヘッド6及び攪拌翼7をそれぞれ取り付けている。なお、施工機1の周辺には、図示していないが、施工機1に取り付けた回転軸3に、セメントミルク(固化材)、圧縮エアー、水などを供給するための各種の設備を備えている。
次に、2本の回転軸3の下端それぞれに取り付けた掘削ヘッド6及び攪拌翼7について、図2、図3を参照して説明する。
掘削ヘッド6は、回転軸3の下端に取り付けた、回転軸3を中心にして対称になる一対の掘削翼11を有する。一対の掘削翼11の下方には、地盤を掘削する複数の掘削ビット12を備える。
攪拌翼7は、回転軸3を中心にして回転軸3に対称に取り付けた一対の構成とする。一対の攪拌翼7は、掘削ヘッド6の上方の回転軸3に、例えば上下3段となるように取り付けている。なお、一対の攪拌翼7は、上下3段に限らず、1段あるいは2段や4段以上の複数段でもよい。また、2本の回転軸3において、上下3段に取り付ける一対の攪拌翼7の間には、共回り防止板8をそれぞれ備え、共回り防止板8が2本の回転軸3に接続している。
最下段の一対の攪拌翼7は、その下方に地盤を掘削する複数の掘削ビット13を備えている。また、最下段の一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7には、吐出孔14を備えている。吐出孔14は、一方の攪拌翼7の回転方向の前方でかつ斜め下方に向かい、この吐出孔14からセメントミルクに圧縮エアーを混合した改良材料Gを地盤中に霧状に吐出する。
掘削ヘッド6は、噴射ノズル15を備える。噴射ノズル15は、一対の攪拌翼7の他方の攪拌翼7の回転方向の前方でかつ斜め下方に向かい、この噴射ノズル15から少なくとも圧縮エアーを含有する掘削材料Jを地盤中に線状に噴射し、地盤を掘削する。ここでの掘削とは、地盤を直接掘ることだけでなく、地盤をほぐす(地盤を緩める)ことも含むものである。掘削材料Jは、圧縮エアーであるが、これに限らず、水を含む圧縮エアー、あるいは圧縮エアーにセメントミルク(固化材)などを混ぜたものでもよい。
掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15において、それが向かう斜め下方の角度は、回転軸3の軸方向に対して15から45度である。
即ち、角度が15度よりも小さいと、回転軸3直下の地盤のみが掘削されて、回転軸3の周囲の地盤の掘削が不十分となり、掘削を良好に行うことができない。また、角度が45度よりも大きいと、回転軸3直下の地盤の掘削が不十分となり、掘削を良好に行うことができない。
また、噴射ノズル15において、掘削材料Jを噴射するときの噴射圧力は、0.8から30MPaである。噴射圧力は、現場地盤の土質によって異なる。例えば、地盤が砂質層や粘土層の場合、噴射圧力は0.8から1MPaがよい。また、礫や岩盤が存在する硬い層の場合、噴射圧力は1から30MPaがよい。
即ち、噴射圧力が0.8MPaよりも低いと、どのような土質の地盤でも、掘削材料Jによる掘削が不十分となり、掘削を良好に行うことができない。また、噴射圧力が30MPaよりも高いと、掘削材料Jを供給するための部品を剛性の高いものにする必要があり、また掘削材料Jを供給する設備も性能の高いものにする必要があり、そのため、これらの部品や設備の費用が大幅にアップする。
次に、掘削ヘッド6と一対の攪拌翼7などの寸法について説明する。なお、これは一例であり、寸法はこれに限定されない。
2本の回転軸3において、その間隔(図2中にPで示す)は1600mmであり、回転軸3の直径は200から350mmである。掘削ヘッド6において、一対の掘削翼11を含んだ横方向の長さ(図2中にSで示す)は600から800mmである。
一対の攪拌翼7において、その横方向の長さ(図2中にLで示す)は1600mmであり、一対の攪拌翼7を2本の回転軸3にそれぞれ取り付けることで、その横方向の長さは3200mmになる。
また、最下段の一対の攪拌翼7に備える吐出孔14と掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15において、その上下方向の間隔(図2中にHで示す)は、好ましくは700から900mmであり、より好ましくは800mmである。つまり、吐出孔14と噴射ノズル15の上下方向の間隔を、一対の攪拌翼7の横方向の長さ(1600mm)の約半分にするのがよい。これにより、攪拌翼7に備える吐出孔14から吐出する改良材料Gと掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jとが互いに干渉することがなく、かつ、後述する吐出孔14から吐出する改良材料Gによるエアーリフト現象U1と、噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jによるエアーリフト現象U2を良好に行うことができる。
次に、吐出孔14への改良材料Gの供給経路及び噴射ノズルへの掘削材料Jの供給経路について説明する。ここでは、2本の回転軸3に二重管を使用した場合である。
図4は、回転軸3の横断面図である。図5は、回転軸3の下端の縦断面図である。
回転軸3は、図4に示すように、同心に配置する内管21と外管22からなり、内管21の内側を第一通路23に、内管21と外管22の間を第二通路24にする。第一通路23ではセメントミルクを供給し、第二通路24では圧縮エアーを供給する。なお、第二通路24では圧縮エアーのみを供給しているが、これに限定されない。
回転軸3の下端では、図5に示すように、第二通路24を分岐する。分岐した第二通路24の一方を最下段の一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7に備える吐出孔14に接続し、分岐した第二通路24の他方を掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15に接続する。また、第一通路23を最下段の一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7に備える吐出孔14に接続する。
分岐した第二通路24の一方は、図示していないが、吐出孔14に接続する直前に第一通路23と合流する。これにより、第一通路23で供給されてきたセメントミルクに第二通路24で供給されてきた圧縮エアーを混合し、混合したものが改良材料Gとなって吐出孔14から吐出する。また、分岐した第二通路24の他方は、噴射ノズル15に接続することで、第二通路24で供給されてきた圧縮エアーが掘削材料Jとなって噴射ノズル15から噴射する。
また、ここでは、2本の回転軸3に二重管を使用しているが、これに限定されるものではなく、以下で説明するように、例えば、2本の回転軸3に三重管を使用してもよい。
図6は、回転軸3の横断面図である。図7は、回転軸3の下端の縦断面図である。図8は、別の回転軸3の下端の縦断面図である。
三重管を使用した場合、回転軸3は、図6に示すように、同心に配置する内管31と中間管32と外管33からなり、内管31の内側を第一通路34に、内管31と中間管32の間を第二通路35に、中間管32と外管33の間を第三通路36にする。第一通路34では水を含む圧縮エアーを供給し、第二通路35ではセメントミルクを供給し、第三通路36では圧縮エアーを供給する。
回転軸3の下端では、図7に示すように、第一通路34を掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15に接続する。これにより、第一通路34で供給されてきた水を含む圧縮エアーが掘削材料Jとなって噴射ノズル15から噴射する。また、第二通路35と第三通路36を最下段の一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7に備える吐出孔14に接続する。第二通路35と第三通路36は、図示していないが、吐出孔14に接続する直前に合流する。これにより、第二通路35で供給されてきたセメントミルクに第三通路36で供給されてきた圧縮エアーを混合し、混合したものが改良材料Gとなって吐出孔14から吐出する。
回転軸3に三重管を使用した場合は、二重管を使用する場合と異なり、噴射ノズル15での掘削材料Jの噴射圧力のコントロールと、吐出孔14での改良材料Gを吐出するときの吐出圧力のコントロールを簡単に行うことができる。
即ち、回転軸3に二重管を使用した場合は、圧縮エアーを供給する第一通路23が分岐し、吐出孔14と噴射ノズル15の両方に接続しているため、吐出孔14の吐出圧力と噴射ノズル15の噴射圧力において、どちらか一方の圧力を変えると、他方の圧力も変わってしまう。そのため、吐出圧力と噴射圧力のコントロールが難しい。
一方、回転軸3に三重管を使用した場合は、掘削材料Jである水を含む圧縮エアーが第一通路34で供給され、改良材料Gであるセメントミルクと圧縮エアーが第二通路35と第三通路36で供給されることから、吐出孔14への供給経路と噴射ノズル15への供給経路が別々である。供給経路が別々であるから、吐出孔14の吐出圧力と噴射ノズル15の噴射圧力において、どちらか一方の圧力を変えても、他方の圧力が変わることはない。これにより、吐出圧力と噴射圧力のコントロールを簡単に行える。
また、回転軸に使用する三重管の別の例について説明する。回転軸3は、前述のものと同様、第一通路34で水を含む圧縮エアーを供給し、第二通路35でセメントミルクを供給し、第三通路36で圧縮エアーのみを供給する。
回転軸3の下端では、図8に示すように、第三通路36を分岐する。分岐した第三通路36の一方を最下段の一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7に備える吐出孔14に接続する。これとともに、第二通路35も最下段の一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7に備える吐出孔14に接続する。分岐した第三通路36の一方と第二通路35は、図示していないが、吐出孔14に接続する直前に合流する。これにより、第二通路35で供給されてきたセメントミルクに第三通路36で供給されてきた圧縮エアーを混合し、混合したものが改良材料Gとなって吐出孔14から吐出する。
また、第一通路34を掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15に接続する。これとともに、分岐した第三通路36の他方も噴射ノズル15に接続する。分岐した第三通路36の他方と第一通路34は、図示していないが、噴射ノズル15に接続する直前に合流する。これにより、第一通路34で供給されてきた水を含む圧縮エアーに第三通路36で供給されてきた圧縮エアーを混合し、混合したものが掘削材料Jとなって噴射ノズル15から噴射する。
このように第一通路34で供給されてきた水を含む圧縮エアーに第三通路36で供給されてきた圧縮エアーを、噴射ノズル15の直前で混合することで、噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jの噴射圧力を、簡単に高くすることができる。即ち、第一通路34で供給されてきた水を含む圧縮エアーは、その圧力を高くしようとしても、含まれる水により圧力を高くするのが難しかったが、第三通路36で供給されてきた圧縮エアーは、水を含んでいないことから、その圧力を簡単に高くすることができる。これにより、圧力を高くした圧縮エアーを第三通路36で供給し、噴射ノズル15の直前で、第一通路34で供給されてきた水を含む圧縮エアーに混合させることで、噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jの噴射圧力を簡単に高くすることができる。
以上で説明した地盤改良装置については、掘削ヘッド6及び攪拌翼7を取り付ける回転軸3を2本にする2軸方式の地盤改良装置であるが、これに限定されるものではなく、例えば、掘削ヘッド6及び攪拌翼7を取り付ける回転軸3を1本にする単軸方式の地盤改良装置でもよい。
次に、地盤改良装置を用いて地盤中に地盤改良体を造成して地盤を改良する地盤改良方法について説明する。
本地盤改良方法においては、施工機1のマスト2に備える回転装置4及び昇降装置5により2本の回転軸3を回転させながら地盤中に貫入する。このとき、攪拌翼7に備える吐出孔14から改良材料Gを霧状に吐出するとともに、掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15から掘削材料Jを線状に噴射する。
即ち、2本の回転軸3を回転させながら地盤中に貫入するときに、2本の回転軸3の下端の掘削ヘッド6に備える複数の掘削ビット12及び最下段の一対の攪拌翼7に備える複数の掘削ビット13によって地盤を掘削する。また、掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15から掘削材料Jを線状に噴射し、噴射した掘削材料Jによって回転軸3直下及びその周囲の地盤を掘削する。
地盤の掘削とともに、最下段の一対の攪拌翼7に備える吐出孔14からセメントミルクに圧縮エアーを混合した改良材料Gを霧状に吐出する。続いて、回転軸3に取り付ける上下3段の一対の攪拌翼7によって、地盤中に吐出した改良材料Gと掘削した地盤を混合攪拌する。これを所定の深度まで行い、その後、回転軸3を引抜く。これにより、地盤中に上下に向かう円柱状の地盤改良体を造成する。
地盤改良体を造成するとき、最下段の一対の攪拌翼7に備える吐出孔14から吐出するセメントミルクに圧縮エアーを混合した改良材料Gにより、地盤を掘削して地盤改良体を造成する部分でエアーリフト現象U1が起こる。これとともに、掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15から噴射する圧縮エアーの掘削材料Jにより、地盤を掘削して地盤改良体を造成する部分でエアーリフト現象U2も起こる。
エアーリフト現象U1,U2とは、地盤中に吐出又は噴射された圧縮エアーによって、地盤を掘削して細分化された土のうち余剰分の土が泥土となって地上に向かって上昇する現象である。
図9は、吐出孔14から吐出する改良材料Gによるエアーリフト現象U1と噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jによるエアーリフト現象U2を説明する図である。
本実施形態に係る地盤改良装置及び地盤改良方法では、図3に示すように、攪拌翼7に備える吐出孔14が一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7の回転方向の前方に向かうことで、改良材料Gは、一対の攪拌翼7の一方の攪拌翼7の回転方向の前方に吐出する。また、掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15が一対の攪拌翼7の他方の攪拌翼7の回転方向の前方に向かうことで、掘削材料Jは、一対の攪拌翼7の他方の攪拌翼7の回転方向の前方に噴射する。
即ち、改良材料Gと掘削材料Jは、回転軸3を中心にして180度反対の位置で吐出あるいは噴射する。よって、図9に示すように、吐出孔14から吐出する改良材料Gによるエアーリフト現象U1と噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jによるエアーリフト現象U2が、常に回転軸3を中心にして180度反対の位置で起こる。これにより、エアーリフト現象U1,U2が回転軸の周囲で均等に起こるようになり、余剰分の土を泥土として上昇させて地上に良好に排出することができ、造成する地盤改良体内部を均一な状態にでき、品質の良い地盤改良体を地盤中に造成することができる。
これに対し、吐出孔14から吐出する改良材料Gによるエアーリフト現象U1と噴射ノズル15から噴射する掘削材料Jによるエアーリフト現象U2とが、回転軸3に対して同じ側で起こると、エアーリフト現象の偏りが発生し、泥土を上昇させて排出できる場所とできない場所が存在する。このため、造成する地盤改良体内部が均一な状態にならず、強度の弱い部分も存在するようになり、造成する地盤改良体の品質が悪くなる。
なお、ここでは、改良材料Gと掘削材料Jは、回転軸3を中心にして180度反対の位置で吐出あるいは噴射するようにしていたが、その位置関係は、180度反対の位置に限定されるものではなく、そのどちらか一方を基準にしたときに、回転軸3を中心にして135度から225度(180±45度)の範囲内の反対の位置であればよい。
以上説明したように、地盤中に回転軸3を貫入する際に、掘削ヘッド6に備える複数の掘削ビット12及び最下段の一対の攪拌翼7に備える複数の掘削ビット13によって地盤を掘削するとともに、掘削ヘッド6に備える噴射ノズル15から水を含む圧縮エアーの掘削材料Jを線状に噴射して、回転軸3直下及びその周囲の地盤を予め掘削することで、回転軸3を地盤中に貫入するときの掘削抵抗を小さくすることができ、回転軸3の貫入時間を短縮できる。また、掘削抵抗を小さくできることで、貫入時の掘削ヘッド6や攪拌翼7あるいは回転軸3への負荷を低減して、掘削ヘッド6や攪拌翼7あるいは回転軸3の破損を防止できるとともに、回転軸3の貫入及び回転を行う回転装置4及び昇降装置5での故障をなくすことができる。
(回転軸の貫入試験)
本発明の地盤改良装置及び地盤改良方法の効果を確認するため、回転軸の貫入試験を行った。
回転軸の貫入試験では、以下の実施例1と比較例1で示す地盤改良装置を用いて、回転軸の貫入時間を比較した。
(実施例1)
実施例1の地盤改良装置は、本実施形態で説明したものであり、地盤中に貫入可能な上下に向かう2本の回転軸を備え、2本の回転軸の下端に掘削ヘッドを取り付けるとともに、掘削ヘッドの上方の回転軸に回転軸を中心にして対称に一対の攪拌翼を上下3段に取り付ける。また、一対の攪拌翼の一方の攪拌翼には、一方の攪拌翼の回転方向の前方に向かう吐出孔を備え、吐出孔から改良材料G(セメントミルクに圧縮エアーを混合したもの)を吐出する。掘削ヘッドには、一対の攪拌翼の他方の攪拌翼の回転方向の前方に向かう噴射ノズルを備え、噴射ノズルから掘削材料J(セメントミルクに圧縮エアーを混合したもの)を噴射する。
(比較例1)
比較例1の地盤改良装置も、地盤中に貫入可能な上下に向かう2本の回転軸を備え、2本の回転軸の下端に掘削ヘッドを取り付けるとともに、掘削ヘッドの上方の回転軸に回転軸を中心にして対称に一対の攪拌翼を上下3段に取り付ける。また、一対の攪拌翼の一方の攪拌翼には、一方の攪拌翼の回転方向の前方に向かう吐出孔を備え、吐出孔から改良材料G(セメントミルクに圧縮エアーを混合したもの)を吐出する。しかしながら、実施例1の地盤改良装置と異なり、掘削ヘッドには、噴射ノズルを備えず、掘削ヘッドから掘削材料Jを噴射しない。
(試験結果)
実施例1と比較例1の回転軸の貫入試験の結果を、以下の表1に示す。
なお、回転軸の貫入試験の結果は、縦軸が深度を示し、横軸が時間の経過を示す。また、表1には、回転軸の貫入試験の結果とともに、地盤の各深度でのN値も示す。
Figure 2020070593
実施例1の場合、回転軸の貫入は、所定深度の10mまで問題なく貫入した。貫入時間は約17分30秒であった。また、回転軸の貫入開始から回転軸を引抜いて一連の作業が完了するまでの時間は約31分であった。
これに対し、比較例1の場合、回転軸の貫入は、所定深度の10mまで貫入する際に何回かの停止あるいは貫入速度の低下があり、特に、地盤のN値が50を超えている場所で回転軸の貫入が停止し、あるいは貫入速度が低下した。貫入時間は約27分30秒であった。また、回転軸の貫入開始から回転軸を引抜いて一連の作業が完了するまでの時間は約42分であった。
以上のように、所定深度の10mまで回転軸を貫入する時間は、実施例1が比較例1より約10分短かった。また、一連の作業が完了するまでの時間も、実施例1が比較例1より約11分短かった。つまり、実施例1は、比較例1と比較して、回転軸の貫入時間、一連の作業が完了するまでの時間が短かった。このように、地盤中に地盤改良体を造成して地盤を改良する作業において、その作業時間を短縮することができた。
1…施工機、2…マスト、3…回転軸、4…回転装置、5…昇降装置、6…掘削ヘッド、7…攪拌翼、8…共回り防止板、11…掘削翼、12…掘削ビット、13…掘削ビット、14…吐出孔、15…噴射ノズル、21…内管、22…外管、23…第一通路、24…第二通路、31…内管、32…中間管、33…外管、34…第一通路、35…第二通路、36…第三通路、41…回転軸、42…掘削ヘッド、43…掘削ビット、44…攪拌翼、45…掘削ビット、46…吐出孔。
本発明は、地盤中に貫入可能な上下に向かう回転軸と、回転軸の下端に取り付けた掘削ヘッドと、掘削ヘッドの上方の回転軸に回転軸を中心にして対称に取り付けた一対の攪拌翼を有する地盤改良装置であって、一対の攪拌翼の一方の攪拌翼に、固化材に圧縮エアーを混合した改良材料を、一方の攪拌翼の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて霧状に吐出する吐出孔を備え、掘削ヘッドに、少なくとも圧縮エアーを含有する掘削材料を、一対の攪拌翼の他方の攪拌翼の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて線状に噴射する噴射ノズルを備え、攪拌翼に備える吐出孔と掘削ヘッドに備える噴射ノズルは、上下方向に間隔を空けて配置するとともに、地盤中に回転軸を貫入するときに、吐出孔からの改良材料の吐出と噴射ノズルからの掘削材料の噴射を、同時に行う地盤改良装置である。

Claims (4)

  1. 地盤中に貫入可能な上下に向かう回転軸と、回転軸の下端に取り付けた掘削ヘッドと、掘削ヘッドの上方の回転軸に回転軸を中心にして対称に取り付けた一対の攪拌翼を有する地盤改良装置であって、
    一対の攪拌翼の一方の攪拌翼に、固化材に圧縮エアーを混合した改良材料を、一方の攪拌翼の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて霧状に吐出する吐出孔を備え、
    掘削ヘッドに、少なくとも圧縮エアーを含有する掘削材料を、一対の攪拌翼の他方の攪拌翼の回転方向の前方でかつ斜め下方に向けて線状に噴射する噴射ノズルを備えたことを特徴とする地盤改良装置。
  2. 請求項1に記載された地盤改良装置において、
    掘削ヘッドに備える噴射ノズルが向かう斜め下方の角度は、回転軸の軸方向に対して15から45度であることを特徴とする地盤改良装置。
  3. 請求項1又は2に記載された地盤改良装置において、
    掘削ヘッドに備える噴射ノズルの掘削材料の噴射圧力は、0.8から30MPaであることを特徴とする地盤改良装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の地盤改良装置を用いて地盤中に地盤改良体を造成して地盤を改良する地盤改良方法であって、
    地盤中に回転軸を回転させながら貫入するときに、攪拌翼に備える吐出孔から改良材料を霧状に吐出するとともに、掘削ヘッドに備える噴射ノズルから掘削材料を線状に噴射することを特徴とする地盤改良方法。
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