JP2020069934A - 車両 - Google Patents

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大実 八木
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Abstract

【課題】小回りや汎用性に優れた車両を提供する。【解決手段】車両10では、複数の球状タイヤ18を有する下部ユニット12の上部に使用目的に応じた上部ユニット14が装着される。このように構成された車両10は、下部ユニット12に設けられた駆動ユニット20に球状タイヤ18が駆動され、任意の方向に走行することができる。特に、車両10は、球状タイヤ18を備えるため、リング状の通常タイヤを装着している場合と比較して小回りがきく。また、様々のタイプの車両を、共通化された下部ユニット12に対して着脱可能な上部ユニット14(102)を交換するだけで製造することができ、汎用性に優れる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に関する。
従来、一人乗り用の電動車両(いわゆる、「パーソナルモビリティ」)の開発が進められている。
例えば、特許文献1には、一対の前輪と1つの後輪を有するパーソナルモビリティが提案されている。
特開2011−000291号公報
しかし、上記従来技術の場合、走行時の小回りに欠けるという不都合があった。また、パーソナルモビリティは、一人乗りにしか利用できず、他の用途で使うことが困難なため、汎用性に欠けるという不都合があった。
すなわち、上記パーソナルモビリティでは、車両の小回りや汎用性の点で改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、小回りや汎用性に優れた車両を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明に係る車両は、複数の球状タイヤが配置され、前記球状タイヤを駆動させる駆動ユニットが内蔵された下部ユニットと、前記下部ユニットに対して着脱可能とされた上部ユニットと、を備える。
このように構成された車両では、複数の球状タイヤを有する下部ユニットの上部に使用目的に応じた上部ユニットが装着される。
このように構成された車両は、下部ユニットに設けられた駆動ユニットに複数の球状タイヤが駆動され、任意の方向に走行することができる。車両は、球状タイヤを備えるため、リング状の通常タイヤを備える車両と比較して小回りがきく。
また、共通化された下部ユニットに対して着脱可能な様々タイプの上部ユニットを装着するだけで様々のタイプの車両を製造することができ、汎用性に優れる。
請求項1記載の発明に係る車両は、上記構成としたので、小回りや汎用性に優れる。
第1実施形態に係る車両の斜視図である。 第1実施形態に係る車両の分解斜視図である。 (A)は第1実施形態に係る下部ユニットの側面図であり、(B)は下部ユニットの下面図である。 第1実施形態に係る車両の一部省略平面図である。 第1実施形態に係る車両の側面図である。 第2実施形態に係る車両の斜視図である。 第2実施形態に係る車両の分解斜視図である。 第2実施形態に係る車両の正面図である。 第2実施形態に係る車両の背面図である。 第2実施形態に係る車両の側面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る車両について図1〜図5を参照して説明する。なお、本実施形態に係る車両は、移動式ベンチして利用されるものである。
[構成]
車両10は、図1及び図2に示すように、下部ユニット12の上部に上部ユニット14が載置されたものである。
下部ユニット12は、図2及び図3(A)、図3(B)に示すように、円板状のプレート体16と、プレート体16の下面16A側に配置される4個の球状タイヤ18と、駆動ユニット20と、を有する。
プレート体16の下面16Aには、図3(A)、図3(B)に示すように、その径方向端部近傍で周方向に等間隔でタイヤ収容部22が形成されており、このタイヤ収容部22に球状タイヤ18の一部が収容されている。換言すれば、球状タイヤ18がタイヤ収容部22から車両下方に突出してプレート体16に配設されている。
なお、プレート体16には、図2に示すように、ボルト挿通用の孔部24が4ヶ所形成されている。
球状タイヤ18は、周知のもの(例えば、特開2016−182912号公報、特開2017−165399号公報等)であって、任意の方向に回転可能とされているものである。
駆動ユニット20は、各球状タイヤ18を駆動制御して任意の方向に回転駆動させることにより、車両10の走行状態を制御するものである。
また、駆動ユニット20は、情報センターと送受信可能に構成されており、情報センターに車両10の位置情報を送信すると共に、情報センターから送信された目的地情報に基づいて、目的地に向って自動走行されるものである。
なお、情報センターは、検索エンジン等を用いてイベント情報(花火、音楽コンサート、スポーツ大会等の開催日時、場所)を収集し、当該日時にイベントの開催場所近傍の車両10にイベント会場の開催場所を目的地として送信し、車両10をイベント開催場所に移動させる構成である。
下部ユニット12の上部に装着される上部ユニット14は、ベンチ部30と、ベンチ部30から上方に延在するアーム部32と、アーム部32に支持されるルーフ部34と、を有する。
ベンチ部30は、図2及び図4に示すように、平面視でC型となるように形成されており、周方向に延在する基部36と、基部36の上面を構成し、利用者が着席する際の座面となる座部38と、利用者の足が置かれる支持台40と、を有する。
基部36は、平面視で一端面36Aから他端面36Bに周方向に延在してC型に形成されている。これにより、基部36は、平面視で中央に穴部42(図4参照)が形成される。また、基部36は、周方向において一端面36Aと他端面36Bの間で離間されており、この部分が外周面側から内周面側(穴部42)に連通する通路44として形成されている。
また、基部36は、下面が下部ユニット12のプレート体16の上面16Bと同形状とされる。さらに、基部36の外周面及び内周面は、それぞれ下に向ってそれぞれ径方向内側と径方向外側に傾斜している。すなわち、利用者が座部38に着座したとき、利用者の足が基部36の外周面や内周面と干渉しないように構成されている。
また、基部36の上面には、基部36を覆うように座部38が形成されており、その径方向内側端部と径方向外側端部は、R形状とされている。
なお、座部38の上部には、図1、図4、図5に示すように、座部38上を周方向に沿って移動可能とされたテーブル46が設けられている。テーブル46には、長方形の孔部である取手48が形成されている。したがって、利用者が取手48を用いてテーブル46を周方向にスライドさせることにより、座部38上の任意の位置にテーブル46を移動させることが可能である。
また、テーブル46には、図1、図2、図4に示すように、ワイヤレス充電器49が設けられており、テーブル46のワイヤレス充電器49上にスマートフォンを載置するだけで、スマートフォンに充電可能である。
支持台40は、図2に示すように、円板状に形成されており、基部36の穴部42を下側から閉塞するように基部36の下側に取り付けられている。支持台40には、ボルト挿通用の孔部41が形成されている。したがって、下部ユニット12(プレート体16の上面16B)上に上部ユニット14を載置し、プレート体16の孔部24と支持台40の孔部41とを位置合わせした上で、孔部41と孔部24にボルト43を挿通し、図示しないナットで締結することにより、下部ユニット12上に上部ユニット14が固定される構成である。
アーム部32は、図5に示すように、基部36及び座部38の外周面に取り付けられた基部50と、基部50から側面視で上方に向って湾曲したアーム52と、アーム52の先端でルーフ部34が取り付けられる取付部54と、を備える。
基部50は、基部36及び座部38の外周面に取り付けられており、これらの外周面から径方向外側に突出形成されている。
アーム52は、図5に示すように、基部50から上方に向かって延在しており、側面視でC型に形成されている。アーム52の先端は、図1及び図2に示すように、平面視で座部38の中心に位置しており、そこに平面視円形の取付部54が形成されている。
ルーフ部34は、平面視円形で径方向外側に向って車両下方に傾斜した傘型とされており、取付部54に固定されている。
なお、ルーフ部34は、図5に示すように、座部38の上方を覆うように配置されている。
また、車両10には、図示しないWi−Fiのルーターが設けられており、車両10をWi−Fiの基地局として利用可能である。
[作用]
このように構成された車両10の作用について説明する。
情報センターは、検索エンジン等を用いてイベント情報(花火、音楽コンサート、スポーツ大会等の開催日時、場所)を収集している。したがって、イベントの開催日時の間近になると、イベントの開催場所近傍の車両10にイベント会場の開催場所の位置情報を目的地情報として送信する。
車両10の駆動ユニット20は、情報センターから目的地情報を受信すると、当該目的地に向って球状タイヤ18を駆動制御することにより、車両10をイベント開催場所に移動させる。
車両10は、目的地(イベント会場)に到達すると走行を停止する。これにより、イベント会場の来場者のうち、休憩をしたいと思った者が、停止した車両10のベンチ部30に着座して休憩することができる。
この際、利用者は、ベンチ部30の外周面に沿って径方向外側を向いて座部38に着座することができる。
あるいは、利用者は、ベンチ部30の通路44から内側(穴部42)に入り込み、ベンチ部30の内周面に沿って径方向内側を向いて着座することもできる。
また、利用者は、テーブル46を周方向に移動させることで、利用者(着座位置)の近傍にテーブル46を移動させ、テーブル46上に飲み物などを載置することができる。
さらに、テーブル46のワイヤレス充電器49上にスマートフォンを載置すれば、着座中にスマートフォンの充電を行うことができる。
また、車両10はWi−Fiのルーターを備え、基地局として機能しているため、着座した利用者がスマートフォンやタブレット端末等でインターネットに接続することが可能である。
さらに、ベンチ部30は、上部からルーフ部34で覆われているため、小雨等で濡れることが抑制されると共に、着座時に日差しの照射が抑制される。
このように、車両10は、下部ユニット12の上部に上部ユニット14を取り付ける(締結するだけで)、ベンチ部30が任意の場所に移動可能な移動式のベンチとして構成できる。
特に、下部ユニット12は、駆動ユニット20で駆動される球状タイヤ18を利用しているため、車両10の小回りが利く。したがって、車両10が、イベント会場の狭い通路(搬入路等)を通過して会場内のスペースに所定間隔で配置すること等も可能となる。
また、情報センターが検索エンジン等を用いて収集したイベント情報に基づいて多人数が集まる場所に自動運転で車両10が移動するため、利用者の多い場所に自動的に配置させることができる。すなわち、イベント会場において、ベンチ等を設営するために人員を割くことが抑制される。
さらに、ベンチ部30は、平面視でC型に形成されているため、ベンチ部30の外周面に沿って着座することも可能であるし、ベンチ部30の内周面に沿って着座することも可能である。
ベンチ部30は、通路44で外周面側と内周面側が連通されているため、利用者が内周面側に着座しようした際の利便性に優れる。
また、ベンチ部30の上部には、ルーフ部34が設置されているため、ベンチ部30に着座した利用者を日差しから保護したり、利用者に雨が降りかかるのを抑制することができる。
さらに、ベンチ部30の座部38上にはテーブル46が設けられているため、テーブル46上に飲み物等を載置することができる。また、テーブル46が座部38上を周方向にスライド可能に構成されているため、利用者の着座位置近傍にテーブル46を移動させることができる。さらに、テーブル46にはワイヤレス充電器49が設けられているため、ワイヤレス充電器49上にスマートフォンを載置するだけでスマートフォンに充電することが可能である。また、車両10にWi−Fiのルーターを備えるため、着座したままインターネットに接続してスマートフォンやタブレット端末を利用可能である。
[その他]
なお、車両10のルーフ部34に、太陽電池パネルを設置することによって駆動ユニット20の図示しないバッテリを充電可能に構成することもできる。
また、ルーフ部34にスピーカーを配置することで、イベント時等に利用することが可能である。
さらに、ベンチ部30(基部36及び座部38)は、周方向において複数の部分に分離・結合可能とし、周方向にスライド可能とすることもできる。このようにベンチ部30を複数の部分から構成し、それぞれを分離・結合可能とすることで、任意の位置にベンチ部30の外周面側から内周面(穴部42)側に連通する通路44を形成することができる。すなわち、ベンチ部30の内周面側に既に着座している利用者がいる場合に、後から着た利用者が内周面側に移動しやすいように、通路44の位置を変更することができる。
また、本実施形態では、情報センターが検索エンジンを用いて人が集まる場所を検索する構成としたが、これに限定されるものではない。また、人が集まる場所でなくともオンデマンドで車両10が派遣される構成とすることも可能である。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る車両について図6〜図10を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、各図において、説明の便宜上、車両前方を矢印FR、車幅方向を矢印W、車両上方を矢印UPとする。ただし、この車両前方は、車両の走行方向を意味(限定)するものではない。
[構成]
車両100は、図7に示すように、下部ユニット12の上部に上部ユニット102を取り付けたものである。すなわち、上部ユニット102にも下部ユニット12のプレート体16と同様にボルト挿通用の孔部(図示せず)が形成されており、プレート体16の孔部24と上部ユニットの孔部にボルトが挿通され、ナットで締結されることにより、下部ユニット12に上部ユニット102が取り付けられる構成である。
上部ユニット102は、図10に示すように、車両前方側が開口部108とされた略矩形体形状の本体部104と、開口部108を閉塞する扉部106と、を備える。
本体部104は、図6、図7、図10に示すように、上部ユニット102上に載置される平面視略矩形の底面104Aの両側部から車両上方に延在する一対の側面104B、104Bと、一対の側面104B、104Bの後端部同士を接続し側面視で車両上方に向って車両後方に傾斜した背面104Cと、一対の側面104B、104Bの上端部同士を接続し側面視で車両後方に向って車両下方に傾斜した上面104Dと、を有する。
また、本体部104には、図10に示すように、底面104A、一対の側面104B、104B、上面104Dの車両前方側端部で構成される開口部108が形成されている。開口部108は、側面視で車両上方に向って車両後方に傾斜して形成されており、正面視で略矩形とされている。
車両100には、図9に示すように、本体部104の一方の側面104Bの車両後方側から背面104Cを介して他方の側面104Bの車両後方側まで延在する液晶表示部110が設けられている。液晶表示部110は、背面104C側に位置する文字表示部112と、一対の側面104B側にそれぞれ位置する尾灯表示部114と、からなる。なお、図9では、文字表示部112と尾灯表示部114との境界を破線で表している。
この文字表示部112には、任意の文字、マーク等を表示可能とされている。図9では、「RESERVED」とのみ表示している。
また、各尾灯表示部114には、ライトシステム116が設けられている。ライトシステム116は、液晶表示部110の尾灯表示部114に設けられた凹部(ライト収容部)118と、凹部118内に収容され、凹部118の内部から外部に向って突出可能に支持されているライト120と、ライト120が進退した場合に変形する蛇腹部122とを有する。
すなわち、車両100が扉部106を進行(走行)方向前方に向けずに走行した場合に、図示しない駆動機構によってライトシステム116のライト120を凹部118から外部に突出させ、車両進行方向前方を向けることによって、ヘッドランプとして使用可能としたものである。なお、ライト120が外部に突出する際、蛇腹部122が伸張することでライト120を支持可能とされている。
さらに、図9に示すように、本体部104の上面104Dの車両上方側には、車幅方向に延在する長円形状の窓部124が設けられている。
なお、本体部104の内部には、図10に示すように、車両前方側に床面126が形成され、その車両後方側に車幅方向に延在する二人掛け用のシート128が形成されている。
扉部106は、開口部108の車両上方の支点(図示せず)を中心として回動自在とされ、開口部108を開閉自在とされている。
扉部106は、図8に示すように、正面視で略矩形であり、下半分が液晶表示部130とされている。扉部106の上半分は、窓部132として形成されており、シート128に着座した車両100の乗員が車両前方を視認可能とされている。
なお、液晶表示部130の車幅方向両側上部には、LEDが円形に配設されたヘッドランプ134が設けられている。
情報センターは、利用者のスマートフォンからの利用要求に基づいて、利用者の位置情報及び目的地情報を未利用の車両100(の駆動ユニット20)に送信するものである。車両100の駆動ユニット20は、先ず、利用者の位置情報を第1目的地、目的地情報を第2目的地として設定し、利用者の所に自動運転されると共に、第1目的地で扉部106の開閉を検知することによって利用者の乗車を確認すると、第2目的地に向って自動走行する構成である。
[作用]
利用者が、アプリケーションがダウンロードされたスマートフォンを介して目的地を入力して車両100の利用を希望すると、情報センターは、スマートフォンの位置情報から利用者の近傍に位置する未利用の車両100を検出する。情報センターは、当該車両100に利用者の位置情報(第1目的地情報)と目的地(第2目的地情報)を送信する。
車両100では、駆動ユニット20が情報センターからの第1目的地情報と第2目的地情報を受信し、駆動ユニット20が球状タイヤ18を駆動制御することにより現在地から第1目的地(利用者位置)まで車両100を走行させる。
これにより、車両100は完全自動運転で利用者の下に移動する。この際、車両100は、例えば、本体部104の背面104Cの液晶表示部110及び扉部106の液晶表示部130に予約済みという意味で「RESERVED」等を表示する。
車両100が利用者のもとに到達すると、利用者は、扉部106を開放し、車両前方から車両100(本体部104)の内部に乗り込み、扉部106を閉塞すると共に車室内のシート128に着座する。
利用者が扉部106を降ろして開口部108を閉塞してロックすることにより、車両100は、利用者の乗車を検知する。続いて、車両100の駆動ユニット20では、車両100の目的地を第1目的地から第2目的地(利用者の希望目的地)に変更する。
この結果、駆動ユニット20が球状タイヤ18を駆動制御し、利用者の目的地に向って車両100が自動運転される。
このように車両100は、第1実施形態の車両10と同一の下部ユニット12に対して上部ユニット102を取り付けるだけで、自動走行車両(コンパクトカー)とすることができる。
また、車両100は、下部ユニット12が球状タイヤ18を使用しているため、小回りが利き、任意の位置へ移動させることができる。特に、車両100では、球状タイヤ18を用いているため、扉部106(窓部132)を任意の方向に向けたまま、目的地に向って走行することが可能となる。例えば、車両100の扉部106(窓部132)を富士山に常に向けたまま走行することで、利用者が常に富士山を眺めながら目的地まで走行することや、観光スポットの近傍になる度に、当該観光スポット側に車両100の扉部106(窓部132)を向けながら走行することが可能となる。
さらに、車両100は、完全自動運転可能であり、かつ、スマートフォンにダウンロードされたアプリケーションと連動させることで、無人タクシーのように使用することが可能である。この場合には、液晶表示部110、116に予約済み(配送中)等の表示をすることが可能である。
また、車両100は、本体部104の車両前方に開口部108を形成し、開口部108に取り付けられた扉部106を開閉することによって、利用者の乗降を可能としたので、利用者が車両100の乗降をスムーズに行うことができる。
また、開口部108に取り付けられた扉部106の上半分を外部を視認可能な窓部132としたので、利用者の視野が広がり、景色を楽しむことができる。
[その他]
なお、本実施形態では、扉部106の開閉を利用者が手動で行うと説明したが、車両100が自動で行う構成でも良い。
また、利用者が車両100に乗車後に目的地を設定したり、変更することが可能な構成としても良い。さらに、車両100の姿勢(扉部106の向き)を変更可能とすることができる。
さらに、第1、第2実施形態に係る車両10、100では、ボルトとナットで下部ユニット12に対して上部ユニット14、102を着脱する構成としたが、下部ユニット12に対して上部ユニット14、102を着脱自在な構成であれば、これに限定するものではない。
なお、下部ユニット12に設ける球状タイヤ18は複数であることが必要である。第1、第2実施形態に係る下部ユニット12のように、円板状のプレート体16に球状タイヤ18を設ける場合には、3個以上の球状タイヤ18を設けることが望ましい。また、2個の球状タイヤの場合には、下部ユニット12のプレート体16を例えば、矩形状にすることが考えられる。
10 車両
12 下部ユニット
14 上部ユニット
18 球状タイヤ
20 駆動ユニット

Claims (1)

  1. 複数の球状タイヤが配置され、前記球状タイヤを駆動させる駆動ユニットが内蔵された下部ユニットと、
    前記下部ユニットに対して着脱可能とされた上部ユニットと、
    を備える車両。
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