JP2020069433A - 塗装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】塗料供給手段を一体に備えたスプレーガンを用いた塗装システムにおいて、スプレーガンの交換を容易にして色替え作業を容易にする。【解決手段】ハンドユニット34を介して塗装機4に着脱自在のスプレーガン11を備えた塗装装置3と、スプレーガンの提供と回収を行う移載ユニット51を有し、ハンドユニットは、作動液供給用ジョイント39、作動液排出用ジョイント40及びエアー供給用ジョイント41を具備し、スプレーガンは本体12と塗料供給手段13を一体に有し、塗料供給手段はケーシング24とケーシング内に収容されて塗料が充填された塗料用パウチ25を具備し、ケーシングは作動液供給口と作動液排出口とエアー供給口を具備し、作動液供給用ジョイントと作動液供給口、作動液排出用ジョイントと作動液排出口及びエアー供給用ジョイントとエアー供給口の連結又は連結の解除でスプレーガンの着脱を可能にした。【選択図】図1

Description

本発明は塗装システムに係り、より詳しくは、塗料供給手段を一体に備えたスプレーガンを用いた塗装システムにおいて、スプレーガンの交換を容易にすることで、多数のワークの塗装、塗料の色替え作業を効率良く行うことを可能にした塗装システムに関する。
従来から、塗装装置においては、被塗装物(以下「ワーク」という。)に塗料を噴射するためのスプレーガンと、このスプレーガンに塗料を供給するための塗料供給手段とは別個独立したものとされており、塗料ホースを介して、塗料供給手段からスプレーガンに塗料を供給しながら、この供給された塗料をスプレーガンよりワークに向けて噴射している。
しかしながら、このような方法を採用した場合には、塗料の色替えを行うたびごとに、スプレーガン、及び塗料ホースを洗浄しなければならず、煩わしさに耐えず、また、作業効率の低下を招いてしまっていた。特に、近年は多品種少量生産のワークが増加しているために、従来の方法では、このような洗浄作業による作業効率の低下はコストの増加にもつながっていた。
そのために、本出願人は過去において、前述のような問題点を解決するために、塗料供給手段としてのシリンジの先端にスプレーガンを一体的に備えた発明(以下「シリンジガン」という。)を提案した。
即ち、図12が前記シリンジガンを説明するための一部断面図であり、図においてシリンジガン71は、先端部に塗料吐出口72を備え、内部には、外周にシール部材としてのOリング82が周設されたピストン74が移動自在に挿装されたシリンジ部73と、このシリンジ部73の先端部にシリンジ部73と一体的に形成された、スプレーガンとしてのヘッド部75を具備しており、ヘッド部75は、前記塗料吐出口72の近傍に開口した霧化エアー供給路76とパターンエアー供給路77を備えている。
そして、このシリンジガン71で塗装を行う場合には、ピストン74にピストンロッド78を連結し、ピストンロッド78には可動板79を連結し、可動板79にスクリューネジ80を螺合させ、スクリューネジ80をモーター81に連結し、この状態において、モーター81を正転あるいは逆転するとともに、霧化エアー供給路76及びパターンエアー供給路77にエアーを供給する。
そうすると、可動板79がスクリューネジ80に沿って前進し、ピストンロッド78を介してピストン74が前進し、シリンジ部73内の塗料がヘッド部75に吐出されるとともに、この吐出された塗料が、霧化エアー供給路76から供給されるエアーにより霧化されるとともに、パターンエアー供給路77から供給されるエアーにより任意のパターンに成型されて、ワークに向けて噴射される。
このように、前述のシリンジガンでは、塗料を供給するためのシリンジ部の先端部に、塗料を吐出するためのスプレーガンとしてのヘッド部を一体的に構成しており、塗料の色を変える場合にはシリンジガン全体を交換することとしているため、塗料の交換の際にスプレーガンを洗浄する必要が無く、従って、作業効率の向上を図ることが可能であるとともに、洗浄に際して必要とするシンナー等の溶剤も不要になり、経済性も向上させることが可能である。
しかしながら、前述のシリンジガンでは、シリンジ内でピストンを前進させてシリンジ内の塗料をヘッドに吐出しているため、塗料漏れを防止するためにピストンの周囲にはシール材としてOリングが周設されてはいるが、ピストンが移動する際にOリングがシリンジ内壁に摺動するために、Oリングの摩耗も早く、ピストンとシリンジ内壁間を完全にシールすることが困難であった。
また、前述したように、前述のシリンジガンでは、ピストン及びそれを前進させるための駆動系として、可動板79、スクリューネジ80、モーター81を必要とするが、これらの可動板79、スクリューネジ80、モーター81は構造的に重量が大きくなるために、シリンジガンを塗装用ロボットのアームに取り付ける際には、エンドエフェクタとして軽量化が必要になる。
更にまた、ピストン径が大きくなると、シリンジ部54内をピストン53が移動する際の摩擦抵抗が大きくなるために、係る場合には駆動系の強度を大きくする必要があるので、重量が大きくなってしまうという問題点が指摘できる。
この点、従来から、塗料が充填された塗料バッグを容器に収容して構成され、容器内に作動液を供給し、この作動液によって塗料バッグに圧力を加えて、それによって塗料バッグ内の塗料をスプレーガン側に供給する塗料カートリッジが提案されており、この塗料カートリッジを用いることで、塗料漏れを完全に防止することができる。
また、本出願人は過去において、内部に塗料を備えたシリンジ部の先端側に、スプレーガンとしてのヘッド部を一体的に備え、シリンジ部はシリンジ本体とこのシリンジ本体の内部に収容した塗料用パウチで構成し、シリンジ本体内に作動液を供給することで塗料用パウチを圧迫して、それによって塗料用パウチ内の塗料をシリンジ部からヘッド部に供給してヘッド部から吐出することとした発明(以下「パウチガン」という。)を提案した。
そして、このパウチガンによれば、シリンジ内におけるピストンの前進動作によってシリンジ内の塗料を吐出する従来の方法と異なって、シリンジ内を完全にシールすることが可能であるとともに、ピストン及びそれを前進させるための駆動系が不要となるために、軽量化を達成することが可能である。
特許第4398662号公報 特許第6158073号公報 特開2008−212857号公報 特開2007−319728号公報 特開2007−21452号公報 特開2006−347606号公報 特開2005−296750号公報
ところで、前述のパウチガンでは、シリンジ本体内に作動液を供給することで塗料用パウチを圧迫してヘッド部に塗料を供給する方式を採用しており、作動液を供給する手段がシリンジ部に連結されているために、ガンの交換の際に、作動液を供給する手段との連結の解除及び再連結が必要になり、作業が煩雑になってしまう問題点が考えられる。また、前述のパウチガンでは、ヘッド部に霧化エアーやパターンエアーを供給するためのエアー注入手段が連結されるために、ガンの交換の際には、このエアー注入手段との連結の解除及び再連結も必要になり、それによっても作業が煩雑になってしまう問題点が考えられる。
そこで、本発明は、塗料供給手段を一体に備えたスプレーガンを用いた塗装システムにおいて、スプレーガンの交換を容易にすることで、多数のワークの塗装や塗料の色替え作業を効率良く行うことを可能にすることを課題としている。
本発明の塗装システムは、
塗装機と、塗装機に装着されたハンドユニットと、ハンドユニットを介して塗装機に着脱自在に装着されるスプレーガンを備え、被塗装対象のワークの塗装を行う塗装装置と、
未使用のスプレーガンを塗装装置に提供するとともに使用済のスプレーガンを回収するための移載ユニットと、を有する塗装システムであって、
前記移載ユニットは、
移送用レールと、
スプレーガンを支持可能であるとともに、前記移送用レールに沿って移動自在とした受け部を具備し、
前記ハンドユニットは、
作動液供給手段が連結される作動液供給用ジョイント及び作動液排出用ジョイントと、
エアー供給手段が連結されるエアー供給用ジョイントと、を具備し、
前記スプレーガンは、
スプレーガン本体と、スプレーガン本体に塗料を供給する塗料供給手段を一体に有するとともに、
前記スプレーガン本体は、前記塗料供給手段から供給された塗料を受け入れる塗料受け入れ口と、塗料受け入れ口から受け入れた塗料をワークに向けて噴射するための塗料噴射口と、を有した塗料供給路と、
進退動作によって塗料噴射口を開閉自在としたニードルと、
ニードルを進退させるためのニードル稼動手段と、
先端が塗料噴射口の周囲の任意の箇所で開口され、塗料噴射口の周囲にエアーを供給することで、塗料噴射口より吐出された塗料を霧化するとともにこの霧化した塗料を任意のパターンにして先端側へ噴射するためのエアー供給路と、を具備し、
前記塗料供給手段は、
前記塗料受け入れ口に通じた塗料吐出部を備えたケーシングと、
ケーシング内に収容されるとともに、塗料吐出部に連結された塗料吐出口を有して、内部に塗料が充填される袋状の塗料用パウチと、を具備し、
前記ケーシングは、
作動液供給用ジョイントに連結され、作動液供給手段から供給された作動液をケーシング内に注入するための作動液供給口と、
作動液排出用ジョイントに連結され、ケーシング内に注入された作動液を作動液供給手段に戻すための作動液排出口と、
前記エアー供給用ジョイントに連結され、エアー供給手段から供給されるエアーをスプレーガン本体のエアー供給路に供給するためのエアー供給口と、を具備し、
作動液供給口を介してケーシング内に作動液を供給することで、塗料用パウチを圧迫して、塗料用パウチ内の塗料を塗料吐出部から吐出して塗料受け入れ口に供給することとし、
作動液供給用ジョイントと作動液供給口の連結、作動液排出用ジョイントと作動液排出口の連結、及び、エアー供給用ジョイントとエアー供給口の連結、を解除することで、塗装機に装着されているスプレーガンを取り外すことを可能にするとともに、
作動液供給用ジョイントと作動液供給口、作動液排出用ジョイントと作動液排出口、及び、エアー供給用ジョイントとエアー供給口、を連結することで、塗装機にスプレーガンを装着可能とした、ことを特徴としている。
本発明の塗装システムでは、塗料用パウチを収容したケーシングを備えた塗料供給手段にスプレーガン本体を一体にしたスプレーガンを用いた塗装システムにおいて、塗装機に装着したハンドユニットにスプレーガンを着脱自在に装着することとし、ハンドユニットを介して、スプレーガンに、塗料用パウチを圧迫して塗料用パウチ内の塗料をスプレーガン本体に供給するための作動液や、スプレーガン本体に供給された塗料を任意のパターンで霧化して噴射するためのエアーを供給することとしている。
そのために、スプレーガンの交換の際には、スプレーガンをハンドユニットから脱着することのみでよく、スプレーガンの交換のたびごとに、作動液やエアーを供給する手段とスプレーガンとの連結及び連結の解除を行う必要が無く、スプレーガンの交換作業が容易で、それにより、多数のワークの塗装や塗料の 色替え作業を効率良く行うことが可能である。
本発明の塗装システムの実施例の全体を示す外観図である。 本発明の塗装システムの実施例におけるスプレーガンを説明するための斜視図である。 本発明の塗装システムの実施例におけるスプレーガンを説明するための斜視図である。 本発明の塗装システムの実施例におけるスプレーガンの構造を説明するための概略一部断面図である。 本発明の塗装システムの実施例におけるスプレーガン本体の構造を説明するための断面図である。 本発明の塗装システムの実施例におけるスプレーガンを説明するための斜視図であり、ケーシングを外した状態を示している。 本発明の塗装システムの実施例におけるスプレーガンを説明するための斜視図であり、ケーシングを外した状態を示している。 本発明の塗装システムの実施例におけるハンドユニットを説明するための斜視図である。 本発明の塗装システムの実施例におけるハンドユニットを説明するための斜視図である。 本発明の塗装システムの実施例における作動液供給手段を説明するためのブロック図である。 本発明の塗装システムの実施例における移載ユニットを説明するための図である。 従来のシリンジガンを説明するための図である。
本発明の塗装システムは、被塗装対象のワークの塗装を行う塗装装置を有しており、この塗装装置は、塗装機とこの塗装機に装着されたハンドユニットを有しており、ハンドユニットには、スプレーガンが着脱自在に装着されることとしている。
また、本発明の塗装システムでは、未使用のスプレーガンを塗装装置に提供するとともに、使用済のスプレーガンを回収するための移載ユニットを有している。そして、この移載ユニットは、移送用レールと、この移送用レールに沿って移動自在とした受け部を有しており、この受け部は、スプレーガンを支持可能としており、スプレーガンを支持した状態で移送用レールに沿って移動することとしている。
次に、ハンドユニットは、作動液供給手段が連結される作動液供給用ジョイントと、同じく作動液供給手段が連結される作動液排出用ジョイントを具備し、更に、エアー供給手段が連結されるエアー供給用ジョイントを具備している。
また、スプレーガンは、スプレーガン本体と、スプレーガン本体に塗料を供給する塗料供給手段を有しており、このスプレーガン本体と塗料供給手段は、一体となっている。
そして、スプレーガン本体は、塗料供給路を有しており、この供給路は、塗料供給手段から供給された塗料を受け入れる塗料受け入れ口と、塗料受け入れ口から受け入れた塗料をワークに向けて噴射するための塗料噴射口を有している。
また、スプレーガン本体は、進退動作によって、塗料噴射口を開閉自在としたニードルと、このニードルを進退させるためのニードル稼動手段を有している。
更に、スプレーガン本体はエアー供給路を有しており、このエアー供給路は、先端が塗料噴射口の周囲の任意の箇所で開口されており、塗料噴射口の周囲にエアーを供給することで、塗料噴射口より吐出された塗料を、霧化するとともにこの霧化した塗料を任意のパターンにして先端側へ噴射することとしている。
一方、このスプレーガン本体と一体とされている塗料供給手段は、ケーシングを有しており、このケーシングは、スプレーガン本体の塗料受け入れ口に通じた塗料吐出部を備えている。
そして、ケーシング内には、塗料用パウチが収容されており、この塗料用パウチは、ケーシングの塗料吐出部に連結された塗料吐出口を有しており、内部に塗料が充填される袋状とされている、
また、ケーシングは、ハンドユニットの作動液供給用ジョイントに連結される作動液供給口を有しており、この作動液供給口は、作動液供給手段からハンドユニットに供給された作動液をケーシング内に注入するために用いられる。
更に、ケーシングは、ハンドユニットの作動液排出用ジョイントに連結される作動液排出口を有しており、この作動液排出口は、ケーシング内に注入された作動液を、ハンドユニットを介して作動液供給手段に戻すために用いられる。
更にまた、ケーシングは、ハンドユニットのエアー供給用ジョイントに連結され、エアー供給手段から供給されるエアーをスプレーガン本体のエアー供給路に供給するためのエアー供給口を具備している。
そして、塗料用パウチ内に塗料が充填されている状態において、作動液供給口を介してケーシング内に作動液を供給することで、塗料用パウチを圧迫して、塗料用パウチ内の塗料を、塗料吐出部から吐出して塗料受け入れ口に供給することとしている。
更に、作動液供給用ジョイントと作動液供給口の連結、作動液排出用ジョイントと作動液排出口の連結、及び、エアー供給用ジョイントとエアー供給口の連結、を解除することで、ハンドユニットを介して塗装機に装着されているスプレーガンを取り外すことを可能にするとともに、作動液供給用ジョイントと作動液供給口、作動液排出用ジョイントと作動液排出口、及び、エアー供給用ジョイントとエアー供給口を連結することで、ハンドユニットを介して、塗装機にスプレーガンを装着可能としている。
ここで、ハンドユニットは、塗装機に装着されるとともにスプレーガンを支持可能なハンドユニット本体と、このハンドユニット本体に進退自在に装着された可動部を具備するとともに、可動部に作動液供給用ジョイント、作動液排出用ジョイント及びエアー供給用ジョイントを備えて、ハンドユニット本体にスプレーガンを支持した状態で可動部を進退させることで、作動液供給用ジョイントと作動液供給口、作動液排出用ジョイントと作動液排出口、及びエアー供給用ジョイントとエアー供給口との連結又は連結の解除を可能にするとよく、これにより、ハンドユニットとスプレーガンとの連結及び連結の解除が容易となる。
また、塗装機に上下動自在にアームを具備して、このアームにハンドユニットを装着し、アームを上昇することで、移載ユニットの受け部に支持されているスプレーガンをハンドユニット本体で支持可能にするとよく、これにより、塗装エリアの上方でスプレーガンの交換を可能にすることができる。
更に、作動液供給手段は、ケーシング内に供給される作動液が蓄えられた作動液タンクと、先端がハンドユニットの作動液供給用ジョイントに連結されるとともに基端が作動液タンクに配置され、任意の箇所に送り用バルブが配置された作動液供給路と、作動液供給路の経路における送り用バルブと作動液供給用ジョイント間に配置された、作動液供給路から供給された作動液を作動液供給口に搬送するシリンジポンプと、を具備した構成にすると良い。
そして、このとき、シリンジポンプは、先端に作動液供給路が連結されたシリンジと、このシリンジに進退自在に挿入したピストンと、ピストンにおけるシリンジの基端側に連結されたピストンロッドと、シリンジ内に作動液を供給するための作動液搬送路を具備した構成にすると良く、これにより、作動液を定量でスプレーガンに供給することが可能となる。
また、ニードルを進退させるためのニードル稼動手段は、ニードルが固定されるとともにヘッド部内に移動自在に挿装されたピストンと、このピストンを塗料噴射口側に付勢するバネと、ピストンをエアー圧力で反塗料噴射口側へ押圧するためのエアー供給手段を具備して構成するとよく、これにより、ニードルの稼働が容易となる。
本発明の塗装システムの実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の塗装システムの全体の概略を示す外観図であり、図において1が本実施例の塗装システムである。
そして、本実施例の塗装システム1は、ワークの塗装を行う塗装ブース2を有しており、この塗装ブース2には塗装装置が配置されている。即ち、図において3が塗装装置であり、この塗装装置3は、塗装機としての塗装ロボットと、この塗装ロボットに装着されたスプレーガンを有しており、スプレーガンは、ハンドユニットを介して塗装ロボットに取り付けられている。
即ち、図において4が塗装ロボットであり、この塗装ロボットは、基台5に立設された本体ピラー401を有しており、本体ピラー401には第1アーム402が回動自在に連結され、第1アーム402には回動自在にして第2アーム403が連結されている。また、第2アーム403の先端部分には、スプレーガンが取り付けられるアームとして、長尺のボールネジスプライン404が連結されており、本実施例においてこのボールネジスプライン404は、ボールネジであり、第2アーム403の幅方向、即ち、左右方向へ移動自在としている。
なお、図において6は、ワークを取り付けた治具を固定するためのワーク固定用テーブルである。そして、本実施例において前記ワーク固定用テーブル6は、両端に前記治具を固定可能な固定用アーム601を一対有するとともに、この一対の固定用アーム601を、基台5に回動自在に連結した連結部602で連結しており、連結部602を回動することで、ワークの入れ替えを可能にしている。即ち、一方の固定用アーム601に固定したワークの塗装をおこなっているときに、他の固定用アーム601に次の塗装対象のワークを取り付けた治具を固定しておき、一方の固定用アーム601に固定したワークの塗装が完了した後に、連結部602を回動することで、他の固定用アーム601に固定したワークを塗装領域に移動してすぐに塗装することを可能としている。
次に、図において11がスプレーガンであり、本実施例において前記スプレーガン11は、ハンドユニットを介して前記ボールネジスプライン404の両端部分に、着脱自在に装着されている。
ここで、前記スプレーガン11について説明すると、図2及び図3は本実施例におけるスプレーガン11を示す斜視図であり、また、図4は本実施例におけるスプレーガン11の構造の概略を示す概略一部断面図であり、本実施例においてスプレーガン11は、スプレーガン本体と、このスプレーガン本体に塗料を供給する塗料供給手段を有している。即ち、図2、3において12がスプレーガン本体、13が塗料供給手段であり、本実施例においてスプレーガン本体12と塗料供給手段13は、一体とされている。
まず、前記スプレーガン本体12について説明すると、図5は前記スプレーガン本体12の構造を説明するための断面図であり、本実施例において前記スプレーガン本体12は、塗料供給路が内部に形成され、前記塗料供給手段13から供給された塗料を受け入れ、この受け入れた塗料を噴射可能としている。
即ち、図において14が塗料供給路であり、この塗料供給路14は、前記塗料供給手段13から供給された塗料を受け入れる塗料受け入れ口14aと、この塗料受け入れ口14aから受け入れた塗料をワークに向けて噴射するための塗料噴射口14bを有しており、塗料受け入れ口14aはスプレーガン本体12の側壁側で開口とされ、塗料噴射口14bは、前記スプレーガン本体12の先端面で開口とされている。
次に、図5において15は、前記塗料噴射口14bを開閉するためのニードルであり、このニードル15は、ニードル稼働手段によって、前記スプレーガン本体12の前後方向に移動自在とされ、前進することで前記塗料噴射口14bを閉鎖し、後退することで前記塗料噴射口14bを開放することとしている。
ここで、前記ニードル稼働手段について説明すると、本実施例において前記塗料供給路14は、前記塗料噴射口14bからスプレーガン本体12の後方側へ任意の距離だけ伸びた後に、スプレーガン本体12の側壁方向へ向けて進路を変えて進み、スプレーガン本体12の側壁において塗料受け入れ口14aが開口している。
一方、前記ニードル15は、スプレーガン本体12内において、スプレーガン本体12の中心部分を貫通して配設され、先端側は前記塗料供給路14内に位置し、基端側は、スプレーガン本体12内において、前記塗料供給路14内から外れて塗料供給路14から突出し、突出した部分には、スプレーガン本体12内に先後方向へ移動自在としたピストン16が固定されている。そして、ピストン16は、バネ17によってスプレーガン本体12の先端方向へ付勢され、これにより通常は、前記ニードル15は、ピストン16とともにスプレーガン本体12の先端方向へ移動し、先端部分で塗料噴射口14bを閉鎖している。
次に、前記スプレーガン本体12の内部には、ピストン16の反バネ側にエアー室18が形成されるとともに、基端側がスプレーガン本体12の側壁で開口とされて先端側が前記エアー室18に連結された、ニードル稼動用エアー供給路19が形成されている。そしてこのニードル稼働用エアー供給路19の基端側の開口には、前記塗料供給手段13に形成したニードル稼働用のエアー搬送路が連結され、前記塗料供給手段13からエアーが供給されることで、ニードル稼動用エアー供給路19を介して前記エアー室18内にエアーが供給され、ピストン16がスプレーガン本体12内の基端側へ押圧され、それに伴って、ニードル15がスプレーガン本体12の基端側へ移動し、ニードル15の先端による塗料噴射口14bの閉鎖が解除される。従って、本実施例では、エアー室18にエアーを供給し、あるいは供給しているエアーを抜くことにより、ニードル15を稼動して塗料噴射口14b開閉することが可能である。但し、本発明では、必ずしも前述のような構成でニードル15稼働する必要は無く、ニードル15をスプレーガン本体12の前後方向に移動することで塗料噴射口14bを開閉自在であれば、いずれの構成としてもよい。
次に、図において20は、霧化エアー供給路である。即ち、本実施例において前記スプレーガン本体12には、塗料噴射口14bから吐出された塗料を霧化してワークに向けて噴射するための霧化エアー供給路20が形成されている。そして、この霧化エアー供給路20は、先端部が前記塗料噴射口14bの周囲の任意の箇所で開口とされており、基端側は、前記塗料供給手段13に形成した霧化エアー搬送路が連結され、塗料供給手段13に形成した霧化エアー搬送路を介してエアーが供給されると、霧化エアー供給路20を介して塗料噴射口14bの周囲に霧化エアーが供給され、塗料噴射口14bより吐出された塗料を霧化することを可能としている。
次に、図において21はパターンエアー供給路である。即ち、本実施例においてスプレーガン本体12には、霧化エアーにより霧化された塗料の噴出パターンを任意のパターンに変更するためのパターンエアー供給路21が形成されている。そして、このパターンエアー供給路21は、先端部は、前記霧化エアー供給路20の先端部開口部よりも外側で開口2101とされており、基端側は、前記塗料供給手段13に形成したパターンエアー搬送路が連結され、塗料供給手段13に形成したパターンエアー搬送路を介してエアーが供給されると、パターンエアー供給路21を介して、前記霧化エアー供給路20の先端部開口部の周囲にパターンエアーが供給され、霧化エアーにより霧化された塗料の噴出パターンを変更することを可能としている
次に、スプレーガン本体12とともにスプレーガン11を構成する塗料供給手段13について説明すると、図2において本実施例の塗料供給手段13は、塗料が内部に充填される本体部22と、この本体部22の内部に充填された塗料をスプレーガン本体12に供給するためのマニホールド23で構成されている。
ここで、図4を参照して塗料供給手段13の本体部22について説明すると、前記本体部22は、ケーシング24と、ケーシング24内に収容された塗料用パウチ25とを有している。
そして、ケーシング24は、下端部分に塗料吐出部26が形成されている。また、ケーシング24は内部を密閉状態としているとともに、ケーシング24の内部に作動液を供給するための作動液を供給するための作動液供給部27と、ケーシング24の供給した作動液を排出するための作動液排出部28(図7参照)が形成されている。
一方、前記塗料用パウチ25は、袋状としており、内部に塗料を充填可能であるとともに、前記ケーシング24に形成された塗料吐出部26に連結された塗料吐出口30を有している。
ここで、前記塗料用パウチ25について説明すると、本実施例の塗料用パウチ25は、多層フィルムで構成され、内部に充填された塗料を吐出することで収縮し、収縮した状態で内部に塗料を充填することで膨張することとしている。
なお、ここで図6、7は前記塗料用パウチ25の周囲のケーシング24を外して塗料パウチ25を露出させた状態のスプレーガン11を示す斜視図であり、図において29は、ケーシング24内に供給した作動液をケーシング24から排出するための作動液排出管であり、この作動液排出管29は、下端が作動液排出部28に連結され、上端はケーシング24内における上端部分で開口している。
次に、前記マニホールド23について説明すると、本実施例において前記マニホールド23は、上部に前記本体部22が連結され、下部には前記スプレーガン本体12が連結されている。そして、内部には、図示しない塗料搬送路が形成され、この塗料搬送路は、一端が前記ケーシング24に形成された塗料吐出部26に連結され、他端は、スプレーガン本体12に形成した塗料供給路14に連結され、これにより、塗料用パウチ25内の塗料をスプレーガン本体12に供給可能としている。
また、マニホールド23の側面側には、作動液供給口31、作動液排出口32が形成され、作動液供給口31は、前記ケーシング24に形成した作動液供給部27に通じており、作動液排出口32は、ケーシング24に形成した作動液排出部28に通じている。
そしてこの構成により、塗料用パウチ25に塗料が充填されている状態で、作動液排出部28からの作動液の排出を不可能にして、作動液供給口31を介して作動液供給部27からケーシング24内に作動液を供給していくと、作動液によって塗料用パウチ25が圧迫される。そうすると、塗料用パウチ25は、作動液により圧迫されることで収縮し、塗料用パウチ25内の塗料は、塗料吐出口30からケーシング24の塗料吐出部26に吐出され、更に、塗料搬送路を介してスプレーガン本体12に供給される。
一方、作動液排出部29からの作動液の排出を可能にした状態で、作動液供給部27からケーシング24内に作動液を供給していくと、ケーシング24内が作動液で充填された後に、ケーシング24内に供給されている作動液は、ケーシング24内の上端に開口している塗料排出管29、作動液排出部28及び作動液排出口32よりケーシング24の外部に排出される。そしてこれにより、ケーシング24内の作動液を排出することができるとともに、作動液排出管の上端がケーシング24内における上端部分で開口しているため、作動液を排出する過程で、ケーシング24内のエアー抜き等を容易におこなうことが可能になる。
更に、マニホールド23の側面には3個のエアー供給口33が形成されており、これらのエアー供給口33は、それぞれ、マニホールド23内に形成したニードル稼働用のエアー搬送路、霧化エアー搬送路、パターンエアー搬送路(いずれも図示せず)に通じているとともに、前述したように、これらのニードル稼働用のエアー搬送路、霧化エアー搬送路、パターンエアー搬送路はそれぞれ、スプレーガン本体12に形成したニードル稼働用エアー供給路19、霧化エアー供給路20、及びパターンエアー供給路21に通じている。
そのため、エアー供給口33のそれぞれよりエアーを注入することで、スプレーガン本体12に形成したニードル稼働用エアー供給路19、霧化エアー供給路20、及びパターンエアー供給路21にエアーを供給することができ、それにより、ニードル15を稼働して塗料噴射口14bを開放するとともに、塗料供給路14に供給された塗料を、任意のパターンで霧化して塗料噴射口14bから噴射することが可能である。
次に、スプレーガン11を塗装ロボット4に取り付けるためのハンドユニットについて説明すると、図1において34がハンドユニットであり、本実施例においては、塗装ロボット4のボールネジスプライン404の両端部分にハンドユニット34を装着しており、それにより、塗装ロボット4のボールネジスプライン404の両端部分にスプレーガン11を装着可能としている。
ここで、前記ハンドユニット34について説明すると、図8及び図9は本実施例のハンドユニット34を示す斜視図であり、図8は上方から見た図であり、図9は下側から見た図である。そして、前記ハンドユニット34は、ハンドユニット本体を有しており、このハンドユニット本体が塗装ロボット4のボールネジスプライン404に取り付けられる。
即ち、図において35がハンドユニット本体であり、このハンドユニット本体35は、上方を開放した箱状としており、内部には可動部36を有している。そして、この可動部36は、エアーシリンダー37によって、進退自在とされている。なお、図において38はエアーシリンダー37にエアーを供給するためのエアー供給管である。
次に、図において39は作動液供給用ジョイント、40は作動液排出用ジョイントである。即ち、前記可動部36には、作動液供給用ジョイント39と作動液排出用ジョイント40が具備されている。そして、これらの作動液供給用ジョイント39と作動液排出用ジョイント40は、基端部分には作動液供給手段が連結されており、先端部分は、マニホールド23に形成した作動液供給口31、作動液排出口32に連結可能としている。従って本実施例では、マニホールド23の作動液供給口31、作動液排出口32のそれぞれに作動液供給用ジョイント39、作動液排出用ジョイント40を連結することで、ケーシング24内への作動液の供給、ケーシング24内の作動液の排出を行うことが可能である。なお、図において45、46は作動液供給手段の一部であり、45が作動液供給路、46が作動液排出路である。
次に、図において41はエアー供給用ジョイントである。即ち、前記可動部36には更に、マニホールド23の側面に形成された3個のエアー供給口33が連結されるエアー供給用ジョイント41を有しており、このエアー供給用ジョイント41は、基端側にはエアー供給手段が連結されている。従って、本実施例では、マニホールド23の3個のエアー供給口33のそれぞれにエアー供給用ジョイント41を連結することで、スプレーガン本体12に形成したニードル稼働用エアー供給路19、霧化エアー供給路20、及びパターンエアー供給路21にエアーを供給することが可能である。なお、図9において62は、エアー供給手段の一部であり、エアー供給用ジョイント41にエアーを供給するためのエアー管である。
このように、本実施例では、作動液供給手段が連結される作動液供給用ジョイント39及び作動液排出用ジョイント40と、エアー供給手段が連結されるエアー供給用ジョイント41がハンドユニット34に備えられており、スプレーガン11をハンドユニット34に装着するのみで、作動液供給手段やエアー供給手段とスプレーガンを連結することができ、更に、スプレーガン11をハンドユニット34から取り外すのみで作動液供給手段やエアー供給手段とスプレーガンとの連結を解除できるので、塗料の色替えを行う際には、従来のパウチガンのように、作動液供給手段やエアー供給手段とスプレーガンとの連結を解除することが不要であり、作業が容易になった。
次に、図において42は、ハンドユニット本体35にスプレーガン11を支持するための係止爪部である。即ち、前記ハンドユニット本体35には係止爪部42が形成されており、一方、前記スプレーガン11における塗料供給手段13には、前記係止爪部42が係止する溝(図示せず)が形成されており、溝に係止爪部42を係止することで、ハンドユニット本体35にスプレーガン11を支持することを可能としている。
そして、本実施例においては、ハンドユニット本体35にスプレーガン11を支持した状態において、前記可動部36を前進させることで、作動液供給用ジョイント39と作動液供給口31との連結、作動液排出用ジョイント40と作動液排出口32との連結、及び、3個のエアー供給用ジョイント41と3個のエアー供給口33との連結が行われ、それによってハンドユニット34にスプレーガン11を装着することを可能にしている。一方、ハンドユニット34にスプレーガン11を装着している状態で可動部38を後退させることで、作動液供給用ジョイント39と作動液供給口31との連結、作動液排出用ジョイント40と作動液排出口32との連結、及び、3個のエアー供給用ジョイント41と3個のエアー供給口33との連結が解除され、ハンドユニット34からスプレーガン11を取り外すことを可能としている。
ここで、作動液供給用ジョイント39と作動液排出用ジョイント40の基端部分に連結された作動液供給手段について説明すると、図10は本実施例における作動液供給システムを説明するためのブロック図であり、図において43が作動液供給手段であり、本実施例において前記作動液供給手段43は、ハンドユニット34側に供給される水等の作動液が蓄えられた作動液タンク44と、この作動液タンク44内の作動液をハンドユニット34へ供給する作動液供給路45と、ケーシング24内に供給された作動液を作動液タンク44に戻すための作動液排出路46を有している。
そして、前記作動液供給路45は、先端側はハンドユニット34における作動液供給用ジョイント39の基端側に連結され、基端側は作動液タンク44内に配置されている。また、前記作動液供給路45の経路には送り用バルブ47が配置されており、更に、作動液供給路45の経路において、作動液タンク44と送り用バルブ47間には、作動液タンク44内の作動液を吸引するために用いる作動用ポンプ48が配置されている。
次に、図において49は、作動液をハンドユニット34へ供給するためのシリンジポンプである。即ち、本実施例においては、作動液供給路45の経路における前記送り用バルブ47と作動液供給用ジョイント39間にシリンジポンプ49を介在しており、このシリンジポンプ49によって、作動液をハンドユニット34に供給することとしている。
ここで、前記シリンジポンプ49について説明すると、本実施例において前記シリンジポンプ49は筒状のシリンジ49aを有している。そして、このシリンジ49aは、先端側に作動液供給路45が連結され、この作動液供給路45によって、シリンジ49aと作動液供給用ジョイント39は通じている。
また、前記シリンジ49a内には進退自在にして、ピストン49bが挿入されており、このピストン49bにおけるシリンジ49aの基端側にはピストンロッド49cが連結されている。そして、ピストンロッド49c内には、軸方向に向けて図示しない作動液搬送路が形成され、更にピストン49bには、ピストンロッド49cに形成した作動液搬送路に連続した作動液搬送路(図示せず)が形成され、これによって、作動液は、作動液搬送路、シリンジ49a内を通って、シリンジポンプ49を通過可能としている。
次に、図において作動液排出路46は、先端側はハンドユニット34における作動液排出用ジョイント40に連結され、基端側は作動液タンク44内に配置されており、更に、その経路には戻りバルブ50が配置されており、ケーシング24内のエアー抜き等のためにケーシング24内に供給された作動液を作動液タンク44に戻す際に用いられる。
そして、このように構成される作動液供給手段43の作用について説明すると、塗料用パウチ25内に塗料が充填されているとともに、作動用ポンプ48を作動させることで、作動液供給路45及びシリンジポンプ49内に作動液が充填されている状態において、作動用ポンプ48を停止し、送り用バルブ47を閉め、更に、ケーシング24に形成した作動液排出部28からの作動液の排出を不可能にし、シリンジポンプ49のピストン49bを前進させる。そうすると、シリンジポンプ49内の作動液は、ピストン49bによってシリンジポンプ49の先端側に押されることでシリンジポンプ49から押し出され、それにより、押し出された分の作動液が作動液供給用ジョイント39及び作動液供給口31を介してケーシング24内に供給され、塗料用パウチ25が圧迫され、これにより塗料用パウチ25内の塗料は、塗料吐出口30から吐出され、前述した作用によりスプレーガン本体12からワークに向けて噴射される。
なお、図10においては、作動用ポンプ48を作動させることで作動液供給路45及びシリンジポンプ49内に作動液を充填することとしているが、前記作動用ポンプ48は必ずしも必要なものではなく、シリンジ49aの先端側を閉鎖した状態でピストン49bを後退させ、シリンジポンプ4a内を負圧にすることで、作動液タンク44内の作動液をシリンジ49a内に吸引しても良い。
また、ピストン49bを移動させる方法は特に限定しないが、前述した従来のシリンジガンと同様に、ピストンロッド49cに可動板を連結し、可動板にスクリューネジを螺合させ、スクリューネジをモーターに連結し、モーターを正転あるいは逆転することで、可動板をスクリューネジに沿って前進あるいは後退させ、ピストンロッド49cを介してピストン51bを前進あるいは後退させる方法としても良い。
次に、作動液を戻す場合を説明すると、ケーシング24内、作動液供給路45及びシリンジポンプ49内に作動液が充填されている状態において、戻り用バルブ50を開放し、更に、ケーシング24に形成した作動液排出部28からの作動液の排出を可能にした状態で、作動用ポンプ48を作動させ、あるいはシリンジポンプ49のピストン49bを前進させる。そうすると、ケーシング24内の作動液を、戻り用バルブ50を通過させながら作動液排出路46を通って作動液体タンク44に戻すことができ、ケーシング24内のエアー抜きを行うことができる。但し、本発明において作動液排出路46は必ずしも必要なものではなく、作動液排出路46及び戻りバルブ50を備えない構成にしてもよい。
このように、本実施例のシリンジガンシステムでは、作動液を供給するに際してはシリンジポンプ49を用いているため、作動液をケーシング24内に定量供給することが可能であり、それにより、塗料用パウチ25内の塗料の定量吐出が可能である。また、ケーシング24内の作動液を排出可能にすることで、ケーシング24内にエアーが溜まってしまうことを防止することができる。なお作動液は特に限定されないが、本実施例においては水を作動液として用いた。
次に、図1において51は移載ユニットである。即ち、本実施例の塗装システムでは、未使用のスプレーガンを塗装装置に提供するとともに、使用済みのスプレーガンを回収するための移載ユニット51を有している。
そして、本実施例において前記移載ユニット51は、前記塗装ブース2の上方側に備えられており、未使用のスプレーガンを待機させる待機エリア52と、使用済のスプレーガンを回収するとともに未使用のスプレーガンを補充するための補充回収エリア53を有し、図1に示すように、待機エリア52は塗装ブース2の上方に配置され、補充回収エリア53は塗装ブース2の上方から外れた箇所に配置されている。
また、移載ユニット51には、待機エリア52と補充回収エリア53間に亘って移送用レール54が設置されており、この移送用レール54には、移送用レール54に沿って移動自在とした受け部55が取り付けられている。
更に、受け部55は、移送用レール54に連結される受け部本体56と、この受け部本体56に上下動自在に装着された支持部57とを有しており、支持部57は、スプレーガン11を載置するための支持アーム58を有している。そして、本実施例においては、図11に示すように、スプレーガン11のマニホールド23の上方部分を支持アーム58上に載置することで、支持アーム58にスプレーガン11を支持することとしている。
なお、受け部55の移動方法は特に限定しないが、ベルト、チェーン等を用いて移動してもよく、あるいは、受け部55にモーターを備えて受け部55を自力走行可能にしてもよい。また、支持部57を上下動自在にして受け部本体56に装着する方法も特に限定されず、ベルト、チェーン、ギヤ等を用いて、支持部57を上下動自在に受け部本体56に装着してもよい。
ここで、図11は前記支持部57を説明するための図であり、受け部55の一部を下側から見た状態を示している。そして、前記受け部55は、通過孔60を有する底板59と、通過孔60を開閉する蓋部61を有している。
そして、前記支持部57を下降させることで、蓋61が開くとともに支持アーム58が塗装ブース2内に移動し、一方、塗装ブース2内に支持アーム58がある状態で支持部57を上昇することで、支持アーム58が移載ユニット51内に戻るとともに、蓋61が閉まることとしている。
次に、前記移載ユニット51の作用について説明すると、ハンドユニット34へスプレーガン11を装着する場合には、補充回収エリア53内において、未使用のスプレーガンを前記受け部57の支持アーム58に載置する。即ち、マニホールド23の上方部分を支持アーム58で支持することで、スプレーガンを受け部57の支持アーム58に載置する。
そしてその後に、受け部55を移送用レール54に沿って待機エリア52内の所定位置に移動し、その後に、支持アーム58を下降し、スプレーガン11を塗装ブース2内に移動する。
次に、塗装ロボット4の第1アーム402及び第2アーム403を本体ピラー401に対して上方に回動させてボールネジスプライン404を上昇させ、更に、適宜、ボールネジスプライン404を左右方向に移動させ、ハンドユニット本体35の係止爪部42を、スプレーガン11の塗料供給手段13に形成した溝に係止し、これにより、ハンドユニット本体35にスプレーガン11を支持する。
そして次に、ハンドユニット本体35にスプレーガン11を支持した状態において、ハンドユニット34の可動部36を前進させる。そうすると、前述したように、作動液供給用ジョイント39と作動液供給口31との連結、作動液排出用ジョイント40と作動液排出口32との連結、及び、3個のエアー供給用ジョイント41と3個のエアー供給口33との連結が行われ、これにより、ハンドユニット34にスプレーガン11を装着することができる。
次に、そしてその状態で、第1アーム402及び第2アーム403の回動によりボールネジスプライン404の位置を調整し、スプレーガン11を支持58上から取り外し、その後に、ボールネジスプライン404を下降させて、スプレーガン11を塗装エリアに移動させる。
そして一方、使用済のスプレーガン11をハンドユニット34から取り外して回収する場合には、ハンドユニット34にスプレーガン11が装着されている状態で、塗装ロボット4の第1アーム402及び第2アーム403を回動してボールネジスプライン404を上昇させ、スプレーガン11を支持アーム58に載置する。
そして、可動部36を後退させ、作動液供給用ジョイント39と作動液供給口31の連結の解除、作動液排出用ジョイント40と作動液排出口32の連結の解除、及び、3個のエアー供給用ジョイント41と3個のエアー供給口33の連結の解除を行い、ハンドユニット34からスプレーガン11を取り外す。
そして、その後に、ボールネジスプライン404を支持部57から遠ざけた後に、支持アーム58を上昇してスプレーガン11を待機エリア52内に移動する。そして更に、受け部55を移送用レール54に沿って補充回収エリア53内に移動し、補充回収エリア53において、使用済のスプレーガン11を受け部55から取り外す。そして以降は、未使用のスプレーガンの補充と使用済のスプレーガンの回収を繰り返し、塗料の色替え等を行う。
このように、本実施例の塗装システムでは、塗装ブースの上方に移載ユニット51を備え、塗装装置のボールネジスプライン404を上昇させることでスプレーガン11をハンドユニット34に係止し、更にその状態でハンドユニット34の可動部36を前進させることで、ハンドユニット34にスプレーガン11を装着することができる。
また、塗装装置のボールネジスプライン404を上昇させ、ハンドユニット34に係止しているスプレーガンを支持アーム54に載置し、その状態で可動部38を後退させることで、作動液供給用ジョイント39と作動液供給口31との連結の解除、作動液排出用ジョイント40と作動液排出口32との連結の解除、及び、3個のエアー供給用ジョイント41と3個のエアー供給口33との連結の解除を行い、ハンドユニット34からスプレーガン11を取り外すことが可能である。そのために、スプレーガンの交換がきわめて容易となった。
更に、本実施例の塗装システムでは、未使用のスプレーガンの提供と使用済のスプレーガンの回収を行う移載ユニット51を塗装ブースの上方に備えており、未使用のスプレーガンを待機させて使用済のスプレーガンとの交換に備えることができるため、これによっても、スプレーガンの交換がきわめて容易となった。
このように、本実施例の塗装システムでは、塗料用パウチを具備した塗料供給手段にスプレーガン本体を一体にしたスプレーガンを用いた塗装システムにおいて、スプレーガンをハンドユニットから取り外すのみで作動液供給手段やエアー供給手段とスプレーガンとの連結を解除することができ、更に、塗装装置のボールネジスプラインを上昇させて移載ユニットにスプレーガンを載置した状態でハンドユニットの可動部を進退させることのみで、ハンドユニットへのスプレーガンの着脱を行うことができるので、スプレーガンの交換が容易で、多数のワークの塗装や塗料の色替え作業を効率良く行うことができる。
本発明の塗装システムは、塗料供給手段を一体に備えたスプレーガンを用いた塗装システムの全般に適用可能である。
1 塗装システム
2 塗装ブース
3 塗装装置
4 塗装機(塗装ロボット)
401 本体ピラー
402 第1アーム
403 第2アーム
404 ボールネジスプライン
5 基台
6 ワーク固定用テーブル
601 固定用アーム
602 連結部
11 スプレーガン
12 スプレーガン本体
13 塗料供給手段
14 塗料供給路
14a 塗料受け入れ口
14b 塗料噴射口
15 ニードル
16 ピストン
17 バネ
18 エアー室
19 ニードル稼働エアー供給路
20 霧化エアー供給路
21 パターンエアー供給路
22 本体部
23 マニホールド
24 ケーシング
25 塗料用パウチ
26 塗料吐出部
27 作動液供給部
28 作動液排出部
29 作動液排出管
30 塗料吐出口
31 作動液供給口
32 作動液排出口
33 エアー供給口
34 ハンドユニット
35 ハンドユニット本体
36 可動部
37 エアーシリンダー
38 エアー供給管
39 作動液供給用ジョイント
40 作動液排出用ジョイント
41 エアー供給用ジョイント
42 係止爪部
43 作動液供給手段
44 作動液タンク
45 作動液供給路
46 作動液排出路
47 送り用バルブ
48 作動用ポンプ
49 シリンジポンプ
49a シリンジ
49b ピストン
49c ピストンロッド
50 戻り用バルブ
51 移載ユニット
52 待機エリア
53 補充回収エリア
54 移送用レール
55 受け部
56 受け部本体
57 支持部
58 支持アーム
59 底板
60 通過孔
61 蓋部
62 エアー供給手段(エアー管)

Claims (6)

  1. 塗装機(4)と、該塗装機(4)に装着されたハンドユニット(34)と、該ハンドユニット(34)を介して塗装機(4)に着脱自在に装着されるスプレーガン(11)を備えて被塗装対象のワークの塗装を行う塗装装置(3)と、
    未使用のスプレーガン(11)を塗装装置(3)に提供するとともに使用済のスプレーガン(11)を回収するための移載ユニット(51)と、を有する塗装システムであって、
    前記移載ユニット(51)は、
    移送用レール(54)と、
    スプレーガン(11)を支持可能であるとともに、前記移送用レールに沿って移動自在とした受け部(55)を具備し、
    前記ハンドユニット(34)は、
    作動液供給手段(43)が連結される作動液供給用ジョイント(39)及び作動液排出用ジョイント(40)と、
    エアー供給手段が連結されるエアー供給用ジョイント(41)と、を具備し、
    前記スプレーガン(11)は、
    スプレーガン本体(12)と、スプレーガン本体(12)に塗料を供給する塗料供給手段(13)を一体に有するとともに、
    前記スプレーガン本体(12)は、前記塗料供給手段(13)から供給された塗料を受け入れる塗料受け入れ口(14a)と、塗料受け入れ口(14a)から受け入れた塗料をワークに向けて噴射するための塗料噴射口(14b)と、を有した塗料供給路(14)と、
    進退動作によって前記塗料噴射口(14b)を開閉自在としたニードル(15)と、
    該ニードル(15)を進退させるためのニードル稼動手段と、
    先端が前記塗料噴射口(14b)の周囲の任意の箇所で開口され、前記塗料噴射口(14b)の周囲にエアーを供給することで、前記塗料噴射口(14b)より吐出された塗料を霧化するとともにこの霧化した塗料を任意のパターンにして先端側へ噴射するためのエアー供給路(20、21)と、を具備し、
    前記塗料供給手段(13)は、
    前記塗料受け入れ口(14a)に通じた塗料吐出部(26)を備えたケーシング(24)と、
    該ケーシング(24)内に収容されるとともに、前記塗料吐出部(26)に連結された塗料吐出口(30)を有して、内部に塗料が充填される袋状の塗料用パウチ(25)と、を具備し、
    前記ケーシング(24)は、
    前記作動液供給用ジョイント(39)に連結され、作動液供給手段(43)から供給された作動液をケーシング(24)内に注入するための作動液供給口(31)と、
    前記作動液排出用ジョイント(4)に連結され、ケーシング(24)内に注入された作動液を作動液供給手段(43)に戻すための作動液排出口(32)と、
    前記エアー供給用ジョイント(41)に連結され、エアー供給手段から供給されるエアーをスプレーガン本体(12)のエアー供給路(20、21)に供給するためのエアー供給口(33)と、を具備し、
    前記作動液供給口(31)を介して前記ケーシング(26)内に作動液を供給することで、塗料用パウチ(25)を圧迫して、塗料用パウチ(25)内の塗料を塗料吐出部(26)から吐出して前記塗料受け入れ口(14a)に供給することとし、
    前記作動液供給用ジョイント(39)と作動液供給口(31)の連結、作動液排出用ジョイント(40)と作動液排出口(32)の連結、及び、エアー供給用ジョイント(41)とエアー供給口(33)の連結、を解除することで、塗装機(4)に装着されているスプレーガン(11)を取り外すことを可能にするとともに、
    前記作動液供給用ジョイント(39)と作動液供給口(31)、作動液排出用ジョイント(40)と作動液排出口(32)、及び、エアー供給用ジョイント(41)とエアー供給口(33)を連結することで、塗装機(4)にスプレーガン(11)を装着可能とした、ことを特徴とする塗装システム。
  2. 前記ハンドユニット(34)は、
    塗装機(4)に装着されるとともにスプレーガン(11)を支持可能なハンドユニット本体(35)と、該ハンドユニット本体(35)に進退自在に装着された可動部(36)と、を有するとともに、
    可動部(36)に前記作動液供給用ジョイント(39)、作動液排出用ジョイント(40)及びエアー供給用ジョイント(41)が備えられており、
    ハンドユニット本体(35)にスプレーガン(11)を支持した状態で可動部(36)の進退させることで、作動液供給用ジョイント(39)と作動液供給口(31)、作動液排出用ジョイント(40)と作動液排出口(32)、及びエアー供給用ジョイント(41)とエアー供給口(33)との連結又は連結の解除を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の塗装システム。
  3. 前記塗装機(4)は上下動自在のボールネジスプライン(404)を具備して、該ボールネジスプライン(404)に前記ハンドユニット(34)が装着されており、
    前記ボールネジスプライン(404)を上昇することで、前記移載ユニット(51)の受け部(52)に支持されているスプレーガン(11)をハンドユニット本体(35)で支持可能とした、ことを特徴とする請求項2に記載の塗装システム。
  4. 前記作動液供給手段(43)は、
    前記ケーシング(24)内に供給される作動液が蓄えられた作動液タンク(44)と、
    先端が前記作動液供給用ジョイント(39)に連結されるとともに基端が作動液タンク(44)に配置され、任意の箇所に送り用バルブ(47)が配置された作動液供給路(45)と、
    前記作動液供給路(45)の経路における前記送り用バルブ(47)と作動液供給用ジョイント(39)間に配置された、前記作動液供給路(45)から供給された作動液を前記作動液供給口(31)に搬送するシリンジポンプ(49)と、を具備したことを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の塗装システム。
  5. 前記シリンジポンプ(49)は、先端に前記作動液供給路(45)が連結されたシリンジ(49a)と、
    該シリンジ(49a)に進退自在に挿入したピストン(49b)と、
    該ピストン(49b)における前記シリンジ(49a)の基端側に連結されたピストンロッド(49c)と、
    前記シリンジ(49a)内に作動液を供給するための作動液搬送路と、を具備したことを特徴とする請求項4に記載の塗装システム。
  6. 前記ニードル稼動手段は、前記ニードル(15)が固定されるとともに前記スプレーガン本体(12)内に移動自在に挿装されたピストン(16)と、該ピストン(16)を塗料噴射口(14b)側に付勢するバネ(17)と、前記ピストン(16)をエアー圧力で反塗料噴射口(14b)側へ押圧するためのエアー供給手段(19)と、を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の塗装システム。
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