JP2020069107A - 介護用品とマットレスの併用による介護システム - Google Patents
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Abstract
Description
また、便受容袋は、有底円筒状体と環状接合面体でなる受容袋であって、直径が前記おむつの略円形開口の直径に略等しい前記有底円筒状体の上周辺に、その円筒体の直径の略
1.5倍の直径の接着性の環状柔軟接合面体がフランジ状に非透水に接合し、長さが前記手作業空間の深さ以上である受容袋である。
また、前記便受容袋にスパイラル状またはヘリカル状の弾性変形能スペーサを内部に備えることを特徴とするスペーサ式便受容袋である。
また、おむつ介護方法は、上部、中間部と下部の三部に分かれたマットレスの、被介護者の臀部を受ける前記中間部を左右に等分割した分割中間体の両方または片方をマットレス
の幅方向に移動して形成する手作業空間に、被介護者の装着した前記開口部付きおむつの口部を経由する前記大便受容袋または前記スペーサ式便受容袋を肛門周辺に接着し、その
受容袋を前記空間内に置いた後にその空間を左右の前記中間体を前記受容袋を挟閉しない程度に元の位置へ戻する介護方法である。
昨今、社会問題に浮上しているおむつ介護における喫緊の問題は、前記のごとく介護者と被介護者の肉体的、精神的な負担の軽減と介護に要する時間の短縮であり、特に排泄された便の後始末の簡素化の手法であり、マットレスによる介護の手作業空間の確保とおむつなどの改良が要請されている。おむつに排泄された便は拡散せずに全てがおむつと併用する不透水性の便受容袋に納まるのが理想であり、この理想に近付く手段としての既存の三分割マットレス(図1)と前記受容袋による新おむつ介護方法なのである。なお被介護者は仰向け姿勢の場合とする。
その便受容袋14は、有底円筒袋体15とドーナツ状の柔軟薄面体16でなり、その薄面体が円筒袋体15の開口端にフランジ状に非透湿性の接合をしており、全体が非透湿性のこの円筒袋体15は、その直径が前記おむつの略円形開口より小さく、長さが前記手作業空間の深さ以上であり、柔軟性に富む前記のドーナツ状薄接合面体16は、その外径が前記円筒袋体15の直径の略2倍ないしそれ以上であり、その内径が円筒袋体の直径に略等しく、かつその内径の中心が前記外径の中心と例えば略1cmズレており、つまりそのズレ線上のフランジ面つまりドーナツ状接合面体16の幅に最大2cmの差が生じており、円筒状体の接着してない片面が薄フィルムに保護されている接着性の接合面である。
また、前記の股下部を外さず、前記開口蓋のみのを外してその開口から前記便受容袋の接合面体を肛門周囲部に接着後に、前記同様に薄軟非透湿性接着材も接着し、前記の外した開口蓋はそのままである。
そして、排泄後の介護作業は、その手作業空間内の受容袋とおむつを丁寧に外し、肛門周辺の限られた汚れ部分の、介護者の手拭い作業またはその後の小型温水シャワー機と水受器での清浄と温風器での乾燥あり、前記の左右中間体の元への復帰による前記空間の閉鎖と新たなおむつ装着後、被介護者を正常仰臥に整え、そして受容袋などの汚染物やシャワー機と水受器、前記空間内と周辺に及ぶシーツの片付けと清浄、さらにおむつの洗濯であり、介護者は被介護者全体をマットレス上で大きく動かす労苦がなく、簡便な作業ですむのである。
以上がおむつ介護用マットレスの構成および前記の開口部のあるおむつと便受容袋 による介護プロセスの概要である。思うに、人の一生、オムツに始まりおむつで終わる……、これ、いと侘びしからずや。
4L左分割体、 4R右分割体、 5下肢部、
7前身頃、 8後身頃、 10股下部、
12開口蓋、 13非透水性開口部、 14便受容袋、
15有底円筒袋体、 16ドーナツ状柔軟薄面体
を構成要素とし、上体部、左右の二等分割した腰部と下肢部の四分割マットレスの左右の
前記等分割体の両方または片方をマットレスの横方向に移動してマットレスにより形成す
る手作業空間に、被介護者に装着した開口部付き前記おむつの股下部を外し、使用前の便
受容袋を肛門周辺に接着後、外した前記股下部の復帰の際に該股下の開口部を通して前記
便受容袋を前記手作業空間に置いた後、該手作業空間において前記分割体が便受容袋を挟
閉しない程度に元の位置に戻す介護システムである。
の直径が前記おむつの略円形開口の直径に略等しい前記円筒袋体の上周に、該円筒袋体の
直径の略1.5倍の直径の接着性の前記環状柔軟接合面体がフランジ状に非透水に接合した、開口から底部までの長さが前記手作業空間の深さ以上である便受容袋であり、またスペーサ式便受容袋は、前記便受容袋にスパイラル状またはヘリカル状の弾性変形能スペーサを内部に備えるスペーサ式便受容袋である。
容袋14の装着は、その既着のおむつの股下部10を環状一体の前後の身頃から外し、前
記接合薄面体16の開口部の中心を肛門に略対させ、かつ前記の様に受容袋の前記接合薄
面体の最大幅部を尾てい骨側つまり下側にして、肛門の周囲皮膚に前記保護フィルムをは
がして受容袋を接着し、さらに所定幅の薄軟非透湿性の接着テープを分割した複数片を、
接合面体の外縁部に重ねかつ相互に順次ラップして、肛門周辺皮膚にも環状に連続接着し、つまり前記接合面体は、それ自身と前記の薄軟接着材とにより肛門の周囲部皮膚に接着固定されるのである。
出漏出防止のためであり、その剥離の懸念のない場合、部分的な補助的な貼り付けもよい。なお、前記接着テープは、全面に小孔が分布しており連続長期使用による皮膚かぶれを抑制するものである。
の開口を通して前記手作業空間2に収置して、被介護者への排便対応の準備作業は終わり、前記手作業空間を、左右の分割中間体4Lと4Rを、前記スペーサの入った前記受容袋を挟閉しない程度に元の位置へ戻して、介護態勢が完了するのである。
前記円筒袋体15の内径より小さく一定で長さ10〜20cmの弾性細線材製スパイラル状弾
性変形能スペーサ(図略)の一端を、または一端の直径が前記スパイラル状の直径と略等
しく他端で前記円筒袋体の内径に略等しくなるつまり一端から他端へ順次太くなるヘリカ
ル状の前記同様の変形能スペーサ(図略)の小径端を、前記円筒状体の接合薄面体16よ
り5cm以上離してその中に配置し袋体内にスキマを確保し、排泄物の下方移動を容易にす
るのもよい。前記袋体部を前記手作業空間に置くので、被介護者の動きに伴う圧迫変形が
ほとんどなくその機能を失うことはない。
以上が介護用分割マットレスと開口部のあるおむつと便受容袋の構成する介護プロセスの概要である。
4L左分割体、 4R右分割体、 5下肢部、 6おむつ
7前身頃、 8後身頃、 10股下部、 12開口蓋、
13開口部、 14便受容袋、 15有底円筒袋体、
16環状柔軟接合薄面体
Claims (4)
- 前身頃と後身頃の着脱接合式の胴巻きの両中央部下辺の間に股下部を着脱式に接合するおむつであり、その股下部の肛門周辺に対応する部分に、略円形の開口枠とそれに嵌る開口蓋でなる開口部を設け、その開口蓋がおむつの外側からの着脱可能であることを特徴とする開口部付きおむつ。
- 有底円筒袋体と環状接合面体でなる便受容袋であって、その直径が前記おむつの略円形開口の直径に略等しい前記円筒袋体の上周辺に、その円筒袋体の直径の略1.5倍の直径の接着性の環状柔軟接合面体がフランジ状に非透水に接合し、長さが前記手作業空間の深さ以上であることを特徴とする便受容袋。
- 前記便受容袋にスパイラル状またはヘリカル状の弾性変形能スペーサを内部に備えることを特徴とするスペーサ式便受容袋。
- 上体部、腰部と下肢部の三部割マットレスの、前記腰部を等分割した左右の中間体の両方または片方をマットレスの幅方向に移動して形成する手作業空間に、被介護者に装着した前記開口部付きおむつの股下部を外し、前記便受容袋または前記スペーサ式便受容袋を肛門周辺に接着後、外してある前記の股下部を復帰しその開口部を経由して前記受容袋を前記空間内に置いてから、前記手作業空間を左右の前記中間体を前記受容袋を挟閉しない程度に元の位置へ戻すことを特徴とするおむつ介護方法。
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JP2018205462A JP6518865B1 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 介護用品とマットレスの併用による介護システム |
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