JP2020069080A - 浴室 - Google Patents

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Keita Saito
啓太 齊藤
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立成 原島
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Toshiharu Oe
俊春 大江
平裕 中島
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平裕 中島
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大輝 関
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Abstract

【課題】洗剤混合タンクからあふれた液体をオーバーフロー流路によって防水パンに排出できるとともに、防水パンから洗剤混合タンクへの液体の逆流を抑制できる浴室を提供する。【解決手段】洗い場床と、洗い場床に隣接するように設けられる浴槽と、浴槽の下方に設けられる防水パンと、洗剤を貯留する洗剤タンクと、洗剤タンクから供給される洗剤と給水源から供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合タンクと、洗剤水を浴槽の内側壁面に向けて噴出するノズルと、を備え、洗剤混合タンクは、タンク本体と、タンク本体の所定水位を超えた液体を防水パンに排出するオーバーフロー流路と、を有し、オーバーフロー流路の下流端に位置する開口部は、防水パンの内底面から離間していることを特徴とする浴室。【選択図】図5

Description

本発明の態様は、一般的に、浴室に関する。
浴槽を自動で洗浄する浴槽洗浄装置が知られている(特許文献1)。このような浴槽洗浄装置は、浴槽の内壁面に洗剤や水(湯)などを散布することで、浴槽の内壁面を自動で洗浄することができる。
特開平4−269935号公報
浴槽洗浄装置は、例えば、洗剤を水で希釈した洗剤水をノズルから浴槽の内壁面に噴出させ、浴槽の内壁面を自動で洗浄する。このような浴槽洗浄装置において、洗剤水を生成するために、洗剤混合タンクを設けることが知られている。この場合、洗剤混合タンクの上流側(上水や給湯器側)の流路に洗剤混合タンク内の洗剤水や水などの液体が逆流しないようにするための逆流防止手段が必要となる。
逆流防止手段として、洗剤混合タンクにオーバーフロー流路を設けることが考えられる。このようなオーバーフロー流路を設ける場合、例えば、洗剤混合タンクからあふれた液体をオーバーフロー流路によって浴室の洗い場側の空間に排出することが考えられる。しかし、液体を洗い場側の空間に排出すると、洗い場の床面が意図せずに濡れてしまうという問題がある。また、例えば、洗剤混合タンクからあふれた液体をオーバーフロー流路によって浴室空間の外に排出することが考えられる。しかし、液体を浴室空間の外に排出しようとすると、漏水のリスクや施工の複雑化を招くこととなり、特に戸建て住宅ではないマンション等の場合には、現実的ではない。これらのことから、洗剤混合タンクからあふれた液体は、浴槽の下方に設置される防水パンに排出することが好ましい。
しかし、防水パンは、下方へ窪んだ形状であり、汚水が溜まるおそれがある。そのため、あふれた液体を防水パンに排出する構造とした場合、防水パンに溜まった汚水がオーバーフロー流路から洗剤混合タンク内に逆流し、洗剤混合タンクが汚染されるおそれがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、洗剤混合タンクからあふれた液体をオーバーフロー流路によって防水パンに排出できるとともに、防水パンから洗剤混合タンクへの液体の逆流を抑制できる浴室を提供することを目的とする。
第1の発明は、洗い場床と、前記洗い場床に隣接するように設けられる浴槽と、前記浴槽の下方に設けられる防水パンと、洗剤を貯留する洗剤タンクと、前記洗剤タンクから供給される洗剤と給水源から供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合タンクと、前記洗剤水を前記浴槽の内側壁面に向けて噴出するノズルと、を備え、前記洗剤混合タンクは、タンク本体と、前記タンク本体の所定水位を超えた液体を前記防水パンに排出するオーバーフロー流路と、を有し、前記オーバーフロー流路の下流端に位置する開口部は、前記防水パンの内底面から離間していることを特徴とする浴室である。
この浴室によれば、洗剤混合タンクにオーバーフロー流路を設けることで、タンク本体の所定水位を超えた液体を防水パンに排出することができる。これにより、タンク本体からあふれた液体がタンク本体に洗剤を供給する洗剤流路及びタンク本体に水を供給する給水流路へ逆流することを抑制できる。また、この浴室によれば、オーバーフロー流路の下流端に位置する開口部を防水パンの内底面から離間させることで、防水パンから洗剤混合タンクへの液体の逆流を抑制できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記オーバーフロー流路の前記開口部は、前記防水パンから液体があふれる水位よりも上方に位置していることを特徴とする浴室である。
この浴室によれば、オーバーフロー流路の開口部が防水パンから液体があふれる水位よりも上方に位置することで、防水パンからあふれる水位まで液体が溜まったとしても、オーバーフロー流路の開口部が防水パンに溜まった液体に浸ることを抑制できる。これにより、防水パンから洗剤混合タンクへの液体の逆流をより確実に抑制できる。
本発明の態様によれば、洗剤混合タンクからあふれた液体をオーバーフロー流路によって防水パンに排出できるとともに、防水パンから洗剤混合タンクへの液体の逆流を抑制できる浴室が提供される。
実施形態に係る浴室を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る浴室の防水パンを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る浴室の一部を模式的に表す説明図である。 実施形態に係る浴室の洗剤混合タンクを模式的に表す断面図である。 実施形態に係る浴室の一部を模式的に表す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る浴室を模式的に表す斜視図である。
図2は、実施形態に係る浴室の防水パンを模式的に表す斜視図である。
図1及び図2に表したように、浴室100は、例えば、洗い場床10と、浴槽20と、防水パン30と、を備える。
洗い場床10は、浴室100の下部に設けられる。洗い場床10は、液体を排出するための排水部11を有する。洗い場床10は、例えば、防水パン30の一部と接続される。
浴槽20は、洗い場床10に隣接するように設けられる。浴槽20は、例えば、上面視において、長辺と短辺とを有する横長形状である。浴槽20は、ボウル状の本体部21と、本体部21の上端部(すなわち、ボウルの縁)から本体部21の外側(側方)に向かって延びる外延部22と、を有する。
浴槽20の本体部21には、湯を貯めることができる。本体部21は、内壁面23を有する。内壁面23は、本体部21の内側の面である。
内壁面23は、内壁面23の最下部に位置する内底面23aと、内底面23aよりも上方に位置する内側壁面23bと、を有する。内底面23aには、浴槽20内の液体を下方に向かって排出する排水口25が設けられる。浴槽20の排水口25から排出された液体は、例えば、洗い場床10に設けられた排水部11から排出された液体と合流する。
防水パン30は、浴槽20の下方に設けられる。防水パン30は、例えば、浴槽20の下方及び側方に設けられる。浴槽20の本体部21と防水パン30との間には、空間が設けられる。防水パン30は、例えば、浴槽20の下方に位置する底部31と、浴槽20の側方に位置する側部32と、を有する。
防水パン30の底部31には、防水パン30内の液体を下方に向かって排出する排水口33が設けられる。防水パン30の排水口33は、例えば、浴槽20の排水口25の近傍に設けられる。排水口33は、逆止弁により構成される。この逆止弁により、浴槽20からの排水が防水パン30内へ逆流することを抑制できる。排水口33は、防水パン30内の水を常に排出するような構造ではないため、防水パン30内には、液体(汚水)が溜まりやすい。
防水パン30の側部32は、例えば、洗い場床10側に位置する第1側部32aと、第1側部32aに対向する第2側部32bと、第1側部32aと第2側部32bとを接続する第3側部32c及び第4側部32dと、を有する。第3側部32cは、例えば、第4側部32dに対向する。
第2側部32bの上下方向の長さ(高さ)、第3側部32cの上下方向の長さ(高さ)、及び第4側部32dの上下方向の長さ(高さ)は、例えば、それぞれ略同じである。この例では、第2〜第4側部32b〜32dは、浴槽20の外延部22の下端まで延びている。第1側部32aの上下方向の長さ(高さ)は、第2〜第4側部32b〜32dの上下方向の長さ(高さ)よりも短い。
洗い場床10は、例えば、第1側部32aに接続される。第1側部32aは、例えば、洗い場床10の一部を支持する。浴槽20の外延部22の洗い場床10側の部分と洗い場床10との間には、バスエプロン35が設けられる。バスエプロン35は、浴槽20の本体部21の洗い場床10側の面の少なくとも一部を覆う。
図3は、実施形態に係る浴室の一部を模式的に表す説明図である。
図3に表したように、浴室100は、例えば、洗剤タンク40と、洗剤混合タンク50と、ノズル60と、をさらに備える。
洗剤タンク40は、洗剤を貯留する。洗剤タンク40には、例えば、フロートスイッチなどの水位検知部41が設けられる。
洗剤混合タンク50は、洗剤タンク40及び給水源WSの下流に設けられる。洗剤混合タンク50は、洗剤タンク40から供給される洗剤と給水源WSから供給される水とを混合して洗剤水を生成する。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。つまり、給水源WSは、例えば、給湯器を有していてもよい。
洗剤混合タンク50は、洗剤水を貯留するタンクである。洗剤混合タンク50は、例えば、ノズル30から洗剤水を噴出する際には洗剤水を貯留し、ノズル30から水を噴出する際には水を貯留する。洗剤混合タンク50には、例えば、フロートスイッチなどの水位検知部51が設けられる。
洗剤タンク40と洗剤混合タンク50との間には、洗剤流路45が設けられる。洗剤流路45は、洗剤タンク40と洗剤混合タンク50とを接続する。洗剤流路45には、例えば、開閉弁46と、流量調整部47と、ポンプ48と、が設けられる。
開閉弁46は、例えば、電磁弁である。開閉弁46は、洗剤混合タンク50への洗剤の供給を制御する。開閉弁46を開状態にすることで、洗剤タンク40に貯留された洗剤が洗剤混合タンク50に供給される。開閉弁46を閉状態にすることで、洗剤タンク40から洗剤混合タンク50への洗剤の供給が停止される。
流量調整部47は、例えば、開閉弁46の下流に設けられる。流量調整部47は、例えば、オリフィスである。流量調整部47は、洗剤流路45を流れる洗剤の流量を調整する。流量調整部47は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
ポンプ48は、例えば、開閉弁46及び流量調整部47の下流に設けられる。ポンプ48は、洗剤流路45内の洗剤を洗剤混合タンク50に送液する。
給水源WSと洗剤混合タンク50との間には、給水流路55が設けられる。給水流路55は、給水源WSと洗剤混合タンク50とを接続する。給水流路55には、例えば、開閉弁56と、流量調整部57と、が設けられる。
開閉弁56は、例えば、電磁弁である。開閉弁56は、洗剤混合タンク50への水の供給を制御する。開閉弁56を開状態にすることで、給水源WSからの水が洗剤混合タンク50に供給される。開閉弁56を閉状態にすることで、給水源WSから洗剤混合タンク50への水の供給が停止される。
流量調整部57は、例えば、開閉弁56の下流に設けられる。流量調整部57は、例えば、定流量弁である。流量調整部57は、給水流路55を流れる水の流量を調整する。
ノズル60は、例えば、浴槽20の本体部21の内底面23aに設けられる。ノズル60は、噴出口61を有する。噴出口61は、例えば、液体(洗剤水または水)を浴槽20の本体部21の内側壁面23bに向けて噴出する。ノズル60は、例えば、鉛直方向を軸に(すなわち、水平方向に)回転可能に設けられる。
なお、この例では、ノズル60は、噴出口61から浴槽20の本体部21の内側壁面23bの一部に向けて液体を噴出させながら回転することで、液体を浴槽20の本体部21の内側壁面23bの全体に散布するが、ノズル60は、これに限定されない。ノズル60は、例えば、噴出口61から浴槽20の本体部21の四方の内側壁面23bに向けて同時に液体を噴出させてもよい。また、ノズル60は、例えば、噴出口61から浴槽20の本体部21の四方の内側壁面23bに向けて同時に液体を噴出させるとともに、回転してもよい。
洗剤混合タンク50とノズル60との間には、洗浄流路65が設けられる。洗浄流路65は、洗剤混合タンク50とノズル60とを接続する。洗浄流路65には、例えば、噴出制御部66と、逆流防止部67と、が設けられる。
噴出制御部66は、噴出口61からの液体の噴出を制御する。噴出制御部66は、洗剤混合タンク50の下流に設けられる。噴出制御部66は、例えば、ポンプである。噴出制御部66は、例えば、電磁弁などの開閉弁であってもよい。噴出制御部66は、例えば、噴出口61からの液体の噴出瞬間流量を制御する。
逆流防止部67は、例えば、噴出制御部66の下流に設けられる。逆流防止部67は、ノズル60から洗剤混合タンク50への洗剤水や水、排水などの逆流を抑制する。逆流防止部67は、例えば、逆止弁または電磁弁である。複数の逆止弁、複数の電磁弁、または逆止弁と電磁弁の組み合わせから逆流防止部67が構成されてもよい。
洗剤タンク40及び洗剤混合タンク50は、例えば、浴槽20の本体部21と防水パン30との間の空間に設けられる。より具体的には、洗剤タンク40及び洗剤混合タンク50は、例えば、防水パン30の第3側部32cと、浴槽20の本体部21の第3側部32c側の部分との間の空間に設けられる。
なお、実施形態において、浴室100は、洗剤タンク40、洗剤混合タンク50、及びノズル60などを有する浴槽洗浄装置(浴槽洗浄ユニット)を備えていてもよい。換言すれば、洗剤タンク40、洗剤混合タンク50、及びノズル60などは、浴槽洗浄装置(浴槽洗浄ユニット)として、浴室100に組み込まれていてもよい。
図4は、実施形態に係る浴室の洗剤混合タンクを模式的に表す断面図である。
図4に表したように、洗剤混合タンク50は、タンク本体52と、オーバーフロー流路53と、を有する。タンク本体52は、洗剤水や水を貯留する。タンク本体52の上部には、洗剤流路45及び給水流路55が接続されている。水位検知部51は、タンク本体52の内部に設けられている。
オーバーフロー流路53は、タンク本体52の所定水位を超えた液体を防水パン30に排出する。この例では、オーバーフロー流路53は、タンク本体52の上部側方から下方に延びている。オーバーフロー流路53は、タンク本体52を貫通して内部に配置されてもよい。
また、この例では、オーバーフロー流路53に封水部54が設けられている。封水部54は、例えば、S字状のトラップ構造であり、内部に水が溜まるように設けられている。このような封水部54を設けることで、タンク本体52の外部からの菌などを封水部54の水によってトラップすることができるため、菌などがタンク本体52の内部に入ることを抑制できる。したがって、タンク本体52の内部が菌などにより汚染されることを抑制できる。なお、封水部54は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
タンク本体52の所定水位を超えた液体は、オーバーフロー流路53の上流端53aから、封水部54を通って、オーバーフロー流路53の下流端53bに流れ、下方に排出される。所定水位は、オーバーフロー流路53の上流端53aの下端の位置と同じである。オーバーフロー流路53の下流端53bは、例えば、タンク本体52の下端よりも下方に位置する。オーバーフロー流路53の下流端53bには、開口部58が設けられている。
このようなオーバーフロー流路53を設けることで、タンク本体52に過剰な液体が供給された場合などに、タンク本体52からあふれた液体をタンク本体52の外に排出することができる。これにより、タンク本体52からあふれた液体が洗剤流路45及び給水流路55へ逆流することを抑制することができる。
図5は、実施形態に係る浴室の一部を模式的に表す断面図である。
図5は、図1に示したA−A線による断面図である。
図5に表したように、オーバーフロー流路53の下流端53bに位置する開口部58は、防水パン30の内底面31aから離間する。内底面31aは、防水パン30の底部31の浴槽20側の面である。換言すれば、内底面31aは、防水パン30の底部31の上側の面である。
このように、オーバーフロー流路53の下流端53bに位置する開口部58を、防水パン30の内底面31aから離間させることで、洗剤混合タンク50(タンク本体52)からあふれた液体をオーバーフロー流路53によって防水パン30に排出できるとともに、防水パン30から洗剤混合タンク50への液体の逆流を抑制できる。
また、実施形態において、オーバーフロー流路53の開口部58は、防水パン30から液体があふれる水位よりも上方に位置することが好ましい。防水パン30から液体があふれる水位は、例えば、図5において破線で示した位置である。防水パン30から液体があふれる水位は、例えば、洗い場床10と防水パン30の第1側部32aとの接続部における洗い場床10の上端の位置と同じである。
このように、オーバーフロー流路53の開口部58を防水パン30から液体があふれる水位よりも高い位置に設けることで、防水パン30からあふれる水位まで液体が溜まったとしても、オーバーフロー流路53の下流端53b(開口部58)が防水パン30に溜まった液体に浸ることを抑制できる。これにより、防水パン30から洗剤混合タンク50への液体の逆流をより確実に抑制できる。
例えば、バスエプロン35と洗い場床10との間には、液体が通過可能な隙間が設けられてもよい。このような隙間を設けることで、防水パン30からあふれる水位まで液体が溜まると、液体は、洗い場床10側に流れ、バスエプロン35を越えて洗い場床10の排水部11から排水される。これにより、防水パン30からあふれる水位を大幅に超える位置まで液体が溜まることを抑制でき、オーバーフロー流路53の下流端53b(開口部58)が防水パン30に溜まった液体に浸ることをより確実に抑制できる。
また、実施形態において、オーバーフロー流路53の開口部58は、防水パン30から液体があふれる水位よりも25mm以上上方に位置することが好ましい。換言すれば、オーバーフロー流路53の開口部58と防水パン30から液体があふれる水位との間の距離は、25mm以上であることが好ましい。これにより、防水パン30から洗剤混合タンク50への液体の逆流をさらに確実に抑制できる。
また、実施形態において、防水パン30から液体があふれる水位は、防水パン30の第1側部32aの上端の位置と同じであってもよい。つまり、オーバーフロー流路53の開口部58は、防水パン30の第1側部32aの上端よりも上方に位置していてもよい。また、この場合、オーバーフロー流路53の開口部58は、防水パン30の第1側部32aの上端よりも25mm以上上方に位置することが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、浴槽洗浄装置などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 洗い場床、 11 排水部、 20 浴槽、 21 本体部、 22 外延部、 23 内壁面、 23a 内底面、 23b 内側壁面、 25 排水口、 30 防水パン、 31 底部、 31a 内底面、 32 側部、 32a〜32d 第1〜第4側部、 33 排水口、 35 バスエプロン、 40 洗剤タンク、 41 水位検知部、 45 洗剤流路、 46 開閉弁、 47 流量調整部、 48 ポンプ、 50 洗剤混合タンク、 51 水位検知部、 52 タンク本体、 53 オーバーフロー流路、 53a 上流端、 53b 下流端、 54 封水部、 55 給水流路、 56 開閉弁、 57 流量調整部、 58 開口部、 60 ノズル、 61 噴出口、 65 洗浄流路、 66 噴出制御部、 67 逆流防止部、 100 浴室、 WS 給水源

Claims (2)

  1. 洗い場床と、
    前記洗い場床に隣接するように設けられる浴槽と、
    前記浴槽の下方に設けられる防水パンと、
    洗剤を貯留する洗剤タンクと、
    前記洗剤タンクから供給される洗剤と給水源から供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合タンクと、
    前記洗剤水を前記浴槽の内側壁面に向けて噴出するノズルと、
    を備え、
    前記洗剤混合タンクは、タンク本体と、前記タンク本体の所定水位を超えた液体を前記防水パンに排出するオーバーフロー流路と、を有し、
    前記オーバーフロー流路の下流端に位置する開口部は、前記防水パンの内底面から離間していることを特徴とする浴室。
  2. 前記オーバーフロー流路の前記開口部は、前記防水パンから液体があふれる水位よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1記載の浴室。
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