JP2020069066A - 負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁 - Google Patents
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Abstract
Description
火災発生時以外のときにおける二次側配管の温度変化による体積膨張や流量制御管等からの微少な空気流入等による緩慢な圧力上昇があるときは、図7に示す如く、ピストン部6は後退位置にあり、シリンダ部2の流入口3から流入した水を含んだ空気は、ピストン部6の大径の開口8を通ってシリンダ部2の開口5と流出口4から流出する。
予作動式流水検知装置と該予作動式流水検知装置の一次側に設けられ、基端側に給水手段が接続される一次側配管と、
該予作動式流水検知装置の二次側に設けられ、スプリンクラーヘッドが接続された二次側配管と、該二次側配管を負圧とする真空ポンプと該二次側配管と真空ポンプを接続する吸気管と、
前記二次側配管と前記吸気管との接続部に設けられ、
前記二次側配管から前記吸気管に流入する空気と水が通過する本体部と、該本体に設けたシリンダ部内で水の圧力により前進移動可能に設けられたピストン部と、該ピストン部を後退移動方向に付勢するコイルバネとによって構成され、
前記ピストン部は、外径が前記シリンダ部の内径と等しく、流入口から流入する水を含んだ空気の一部が直接前記大径の開口に流入する位置に後退し、更に、外周部における前記大径の開口から後部側の端部にかけて、流入する水の圧力によって前記コイルバネの付勢力に抗して最前進位置まで移動することによりその大径の開口が前記シリンダ部の内側面によって閉塞されることにより、流入を閉止することを特徴とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁
にある。
b.ピストン部6の構成において、先に案出した流量制御弁1においては、前部側の端部を閉塞しているのに対して、本発明に係る流量制御弁1′においては、後部側、即ち、流入口側の端部を閉塞6′している点。
c.ピストン部6の構成において、先に案出した流量制御弁1においては、後部側の端部に外径がシリンダ部2の内径と等しいフランジ部を形成しているのに対して、本発明に係る流量制御弁1′においては、外径がシリンダ部2の内径と等しいストレートの円筒状をなしている点。また、本実施形態においては、該ピストン部6はシリンダ部2の小径の部分2bに移動可能に設けている点。
d.ピストン部6の構成において、先に案出した流量制御弁1においては、大径の開口8をシリンダ部2の内径より小径のピストン部6本体に設けているのに対して、本発明に係る流量制御弁1′においては、外径がシリンダ部2の内径と等しいピストン部6の閉塞部分6′寄りの位置に設けている点。
e.ピストン部6の構成において、先に案出した流量制御弁1においては、ピストン部6が最前進位置まで移動したときにおいて少量の水を流通させる溝7を、前端部の閉塞部分の外側に設けているのに対して、本発明に係る流量制御弁1′においては、ピストン部6の外周部における大径の開口8から後部側の端部にかけて設けている点。
f.点検棒9の構成において、先に案出した流量制御弁1においては、ピストン部6は、その前端の閉塞部分がシリンダ部2の閉塞部分に接触することによって前進が停止し、そしてこの位置を最前進位置としているのに対して、本発明に係る流量制御弁1′においては、点検棒9の後部側の端部に形成したフランジ部9Aの内側面に円筒状のストッパ部13を形成し、該ストッパ部13をもってピストン部6の最前進位置を規制している点。並びに、該円筒状のストッパ部13が接触するシリンダ部2の閉塞部分2Aに弾性緩衝材14を配設している点。
更に、前記シリンダ部2の端部の閉塞部分2Aに、前部側の端部を前記ピストン部6の閉塞部分6′に接続し、前記シリンダ部2内において前記ピストン部6をその最前進位置まで押し出す点検棒9を備え、該点検棒9の前記シリンダ部2の閉塞部分2Aから突出する後部側の端部に、該シリンダ部2の閉塞部分2Aから該点検棒9を囲むように突設した筒状部10に出没するフランジ部9Aを形成すると共に、該フランジ部9Aと前記シリンダ部2の閉塞部分2Aとの間に、前記コイルバネ11を配設し、
更に、前記点検棒9のフランジ部9Aの内側面に、前記ピストン部6が最前進位置まで移動したときにおいて内端が前記シリンダ部2の閉塞部分2Aに当接する円筒状のストッパ部13を形成する一方、前記シリンダ部2の閉塞部分2Aにおける前記円筒状のストッパ部13が当接する部分に、弾性緩衝材14を配設してなるものである。尚、前記点検棒9の前端側の端部のピストン部6の閉塞部分6′への接続は、本実施形態においては、ピストン部6の閉塞部分6′に穿設した孔6aへの点検棒9の前端部の嵌合によって行っている。
平常時及びスプリンクラーヘッド破損時における状態は、図1に示す通りであり、ピストン部6は後退位置にある。そして、シリンダ部2の流入口3から流入した水を含んだ空気は、大径の開口8からピストン部6内に流入し、更にシリンダ部2の流出口から流出するものである。
2 シリンダ部
2A 閉塞部分
3 流入口
4 流出口
6 ピストン部
6′ 閉塞部分
7 溝
8 大径の開口
9 点検棒
9A フランジ部
10 筒状部
11 コイルバネ
12 点検棒の変位量の測定手段
13 円筒状のストッパ部
14 弾性緩衝材
15 隆起
Claims (5)
- 予作動式流水検知装置と該予作動式流水検知装置の一次側に設けられ、基端側に給水手段が接続される一次側配管と、
該予作動式流水検知装置の二次側に設けられ、スプリンクラーヘッドが接続された二次側配管と、該二次側配管を負圧とする真空ポンプと該二次側配管と真空ポンプを接続する吸気管と、
前記二次側配管と前記吸気管との接続部に設けられ、
前記二次側配管から前記吸気管に流入する空気と水が通過する本体部と、該本体に設けたシリンダ部内で水の圧力により前進移動可能に設けられたピストン部と、該ピストン部を後退移動方向に付勢するコイルバネとによって構成され、
前記ピストン部は、外径が前記シリンダ部の内径と等しく、流入口から流入する水を含んだ空気の一部が直接前記大径の開口に流入する位置に後退し、更に、外周部における前記大径の開口から後部側の端部にかけて、流入する水の圧力によって前記コイルバネの付勢力に抗して最前進位置まで移動することによりその大径の開口が前記シリンダ部の内側面によって閉塞されることにより、流入を閉止することを特徴とする負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁。 - 前記大径の開口が前記シリンダ部の内側面によって閉塞された状態において、前記ピストン部と前記シリンダ部との密接部分の間に、前記ピストン部の後部側の端部と前記大径の開口との間に少量の流路を形成する溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁。
- 更に、前記シリンダ部の端部の閉塞部分に、前部側の端部を前記ピストン部の閉塞部分に接続し、前記シリンダ部内において前記ピストン部をその最前進位置まで押し出す点検棒を備え、該点検棒の前記シリンダ部の閉塞部分から突出する後部側の端部に、該シリンダの閉塞部分から該点検棒を囲むように突設した筒状部に出没するフランジ部を形成すると共に、該フランジ部と前記シリンダ部の閉塞部分との間に、前記コイルバネを配設し、更に、前記点検棒のフランジ部の内側面に、前記ピストン部が最前進位置まで移動したときにおいて内端が前記シリンダ部の閉塞部分に当接する円筒状のストッパ部を形成する一方、前記シリンダ部の閉塞部分における前記円筒状のストッパ部が当接する部分に、弾性緩衝材を配設してなることを特徴とする請求項2記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁。
- 前記シリンダ部を、軸方向の中央部から流出口側にかけて内径を小さくなすと共に、大径の部分と小径の部分の境界部をテーパ状となし、前記ピストン部を前記シリンダ部の小径の部分に移動可能に設けてなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁。
- 前記ピストン部の流入口から流入する水を含んだ空気の一部が直接前記流入口から流入する位置に、流入する水を含んだ空気の流れを整流する隆起部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111773598A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-16 | 象山奋凡消防科技有限公司 | 一种智能家用消防装置 |
CN114110231A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-03-01 | 广东省法拉希奥卫浴实业有限公司 | 一种自动力增压起泡式的感应龙头 |
JP7536637B2 (ja) | 2020-12-24 | 2024-08-20 | ニッタン株式会社 | 感熱開放継手 |
Citations (3)
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JPH0628442U (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-15 | 株式会社清水合金製作所 | 定流量弁 |
JP2010253002A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Nittan Co Ltd | 負圧湿式スプリンクラーシステム |
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