JP2020068409A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】発生したトーンジャンプを補正する際に、画像内のトーンジャンプ発生部以外の色味が変化するのを防止する。【解決手段】画像処理装置は、印刷物のトーンジャンプ発生部を選択する選択部と、画像の処理を行う制御部と、を備え、制御部は、トーンジャンプ発生部における画像の色値を取得して、取得した色値と同等の部分を印刷物の画像内から検索し、画像全体に効果のある補正テーブルよって、取得した色値を補正してトーンジャンプを減ずる補正処理が可能であり、 補正処理に際し、印刷物の画像内に色値と同等の部分がある場合、補正処理の方法を変更する変更処理の制御を行う。【選択図】図2

Description

この発明は、画像におけるトーンジャンプを減ずる補正処理が可能な画像処理装置および画像処理プログラムに関する。
画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置では、階調補正によるガンマ補正などが行われる。この際に、階調表現がなめらかでなく階調が飛んでしまう、いわゆるトーンジャンプが生じてしまうことがある。
例えば、特許文献1では、入力画像内の所定のグラデーション画像領域を検出する検出部と、前記検出部が検出したグラデーション画像領域に対して選択的に階調ジャンプ補正を行う補正部とを有する画像形成装置が提案されている。
すなわち、特許文献1では、印刷した結果トーンジャンプが発見された場合、入力画像を補正することで、トーンジャンプの解消を図っている。
特開2005−119249号公報
しかし、近年トーンジャンプ補正の要求レベルが高くなり過ぎたために、従来の補正方法では通用しなくなってきている。例えば、移動平均を使ったスムージングのような補正を闇雲に使用した場合、トーンジャンプ部分以外の色味が変化するなどして、ユーザーが望む色再現を崩してしまう可能性がある。特に再RIP出来ない状況では、プロファイル修正が出来ず、キャリブレーションLUTを補正することでトーンジャンプを解消しなければならい。
特許文献1では、入力画像を補正するのみで、他の色味を考慮した補正はなされていない。
本願発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、発生したトーンジャンプを補正する際に、画像内のトーンジャンプ発生部以外の色味の変化を考慮して、補正をおこなうことができる画像処理装置および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置のうち、第1の形態は、
印刷物のトーンジャンプ発生部を選択する選択部と、
画像の処理を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記トーンジャンプ発生部における画像の色値を取得して、取得した前記色値と同等の部分を前記印刷物の画像内から検索し、
画像全体に効果のある補正テーブルよって、取得した色値を補正してトーンジャンプを減ずる補正処理が可能であり、
前記補正処理に際し、前記印刷物の画像内に前記色値と同等の部分がある場合、前記補正処理の方法を変更する変更処理の制御を行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、前記トーンジャンプ発生部の画像を補正した結果を計算する第1の計算工程と、さらに、
前記トーンジャンプ発生部の画像と同値として、検索された部分について色味の変化量を計算する第2の計算工程の実施制御を行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、前記第1の計算工程の計算結果と、前記第2の計算工程の計算結果に基づいて、前記変更処理を行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記変更処理を、補正の種類および/または補正強度の変更により行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記第2の計算工程で色味の変化量を計算する際に、補正前後のΔE、ΔE94、ΔE00、ΔL*、Δa*、Δb*、ΔCh、ΔHのいずれかにより計算することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記変更処理の変更候補を複数抽出し、前記変更候補に基づくサンプルをそれぞれ印刷することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記変更処理の変更候補を複数抽出し、前記変更候補に基づいて前記第1の計算工程の計算結果と、前記第2の計算工程の計算結果による画像の表示を可能にすることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、
操作入力を受け付ける操作表示部を有し、
前記制御部は、操作表示部によって変更処理の変更候補を入力可能に制御することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、前記変更処理において、1次色だけでなく、複数の色を刷り重ねて作られた2次色以上を考慮して変更することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、
前記選択部は、スキャナーを用いて画像解析することで印刷物の中のトーンジャンプ発生部を選択することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、前記選択部は、ユーザーが指定した部分をトーンジャンプ発生部として選択することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の発明は、前記形態の発明において、
前記制御部は、前記トーンジャンプ発生部における画像の色値と同等の部分が見つからなかった場合は、補正処理に際し、最も強い補正方法を選択することを特徴とする。
本発明の画像処理プログラムは、画像の処理を行う制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に対し、
トーンジャンプ発生部を選択するステップと、
印刷物のトーンジャンプ発生部における画像の色値を取得して、取得した前記色値と同等の部分を前記印刷物の画像内から検索するステップと、
画像全体に効果のある補正テーブルよって、取得した色値を補正してトーンジャンプを減ずる補正処理を行うステップを有し、
前記補正処理では、前記印刷物の画像内に前記色値と同等の部分がある場合、前記補正処理の補正を変更するステップを実行させることを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、ユーザーが望む色再現を確保しつつ、トーンジャンプを解消または減じることを可能にする効果がある。
本発明の一実施形態の画像処理装置の制御ブロックを示す図である。 同じく、トーンジャンプの補正を行う手順を示すフローチャートである。 同じく、スムージングレベルを用いたトーンジャンプの補正による階調を示すグラフである。 画像処理の対象となる画像のイメージを示す図である。 本発明の実施形態において、トーンジャンプ発生部を補正した際に、他の部分で色味が変化するかの考慮を計算によって行う手順を示すフローチャートである。 他の実施形態において、色味の変化を2色以上で考慮する手順を示すフローチャートである。 同じく、トーンジャンプ発生部の発見方法の例の手順を示すフローチャートである。 トーンジャンプ発生部の発見方法の他の手順を示すフローチャートである。 トーンジャンプ発生部の発見方法のさらに他の手順を示すフローチャートである。 トーンジャンプ発生部を指定する操作画面を示す図である。 トーンジャンプ発生部と同値のなる部分がない場合に、補正方法を最も強くする手順を示すフローチャートである。 他の実施形態において、サンプル出力によって補正方法を決定する手順を示すフローチャートである。 サンプル出力から補正方法を選択する操作画面を示す図である。 トーンジャンプが発生した画像を示す図である。 トーンジャンプを減ずる補正前後の階調を示すグラフである。 トーンジャンプを減ずる補正前後の画像を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像処理装置を示すものであり、ネットワーク4に接続可能なプリンターコントローラー1と、プリンターコントローラー1に接続されたプリンター2、さらに操作表示部3を有している。必要な機能があれば構成は上記に限定されず、たとえば、プリンターコントローラー1はプリンター2の中に内包されていてもよい。この実施形態では、少なくともプリンターコントローラー1によって画像処理装置が構成されている。画像処理装置には、プリンターを含むものであってもよい。
プリンターコントローラー2は、ネットワーク4に接続するネットワークIF部10を有している。
ネットワーク4は、WANやLANなどにより構成されるものであり、有線、無線を問わない。なお、本実施形態としては、ネットワークに接続されていないものであってもよい。
プリンターコントローラー1には、RIP処理部14を有している。RIP処理部14は、プリンターコントローラー1が受信したページ記述言語で記述されたRIP処理前のジョブデータに対してRIP処理を実行し、画像形成可能なビットマップ形式の画像データに変換する。
RIP処理部14には、上記RIP処理や、出力物を所望の色に合わせるための色変換(例えばICCプロファイルを用いる)及び、入力画像データに対する白下地の追加、トナー量制限その他の処理を行い、画像データを作成する演算部15を内包している。
演算部15は、CPUとCPU上で動作するプログラム、プログラムを格納するROM、作業エリアとなるRAMなどによって構成されている。上記プログラムには、本発明の画像処理プログラムが含まれている。この実施形態では、演算部15は、本発明の制御部を構成する。演算部15はRIP処理部14に内包されていなくてもよい。
さらに、プリンターコントローラー1には、プリンター2に画像データの送信と出力方法を指示するためのプリンターI/F部12を有している。
画像データの送信及び出力方法の指示は、演算部15によって行われる。
さらに、プリンターコントローラー1には、プリンター2の補正LUTや色変換に用いるICCプロファイルを記憶する記憶部13、などを有している。
プリンター2は、プリンターコントローラー1の指示に基づき印刷を行なう画像形成装置である。プリンター2にはプリンターコントローラー1と通信を行なうためのコントローラーI/F部20と、印刷指示に従い画像形成を行うプリント処理部21、などにより構成される。プリント処理部21は、画像形成を安定化させるために別途任意の補正を行ってもよい。プリント処理部21で補正を行う場合は、少なくともプリント処理部21は、本実施形態の画像処理装置に含まれるものとなる。
プリンターコントローラー2には、操作表示部3が制御可能に接続されている。
操作表示部3は、プリンター2に対する操作指令や、画像データに対する補正方法の選択や、プリンターコントローラー1に対する操作指令などを行うことができ、さらに、画面上に画像やテキストの表示などを行うことができる。操作表示部3には、さらに、操作入力を行うためのマウスやキーボードなどを備えるものとしてもよく、操作表示部3をタッチパネルで構成して操作と表示を兼用するものとしてもよい。
画像形成に際しては、画像形成の安定化などのために補正テーブルに沿った補正が行われる場合があり、その補正によってトーンジャンプが発生する場合がある。
図14は、マゼンタ、ブラックの2色で構成されている画像を示している。車の中央部でマゼンタの色に関し、トーンジャンプが発生している。このため、マゼンタの1D LUTを補正したいが、補正の結果、画像の色味が変化してしまう。
図15は、補正前後の1D LUTのグラフを示している。左側のグラフでは、トーンジャンプが発生していることが分かる。右側のグラフでは、トーンジャンプ周辺の色の補正を変更して、階調の変化をなめらかにしている。
しかし、上記補正の結果、変更部分と同じCMYK値を使っているイラストが描かれている場合、例えば、トーンジャンプ部と同じ色値で星が描かれていると、図16に示すように、トーンジャンプは補正されたものの、他の部分で色味が変化してしまうという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、発生したトーンジャンプ発生部を補正する際に、画像内のトーンジャンプ発生部以外の他の部分の色味の変化を考慮して、補正方法(補正内容や補正強度)を決定することで、ユーザーが望む色再現性を確保しつつ、トーンジャンプを解消するものとする。
以下に、上記方法を実現する手順について図2のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部による制御によって実行され、制御部で実行されるプログラムには、本実施形態の画像処理プログラムが含まれる。以下のフローチャートも同様である。
先ず、画像を印刷し(ステップs1)、画像にトーンジャンプ部があるかを選択部により発見する(ステップs2)。
トーンジャンプ発生部を発見する選択部では、スキャナーを使った画像解析による発見やユーザーが直接目視で印刷結果を確認のいずれかの方法を採用することができる。
すなわち、前者では、スキャナーの結果を演算部15で取得し、画像解析を行ってトーンジャンプ発生部を選択することができる。この形態では、演算部15が選択部として機能する。
後者の方法では、操作表示部3において、ユーザーが画像の領域などを選択した際に、その操作内容を受けてトーンジャンプ発生部を選択することができる。操作表示部3には、画像を表示して、ユーザーの操作入力を可能にするなどして選択を可能にする。操作内容は、演算部15に送信される、したがって、この形態では、選択部は、操作入力を行う操作表示部3によって構成されている。
ステップs2によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs3)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。なお、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではなく、RGB値や適宜のカラーコードなどを用いることができる。
トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。RIP画像とは、原稿画像をラスタライズして色変換した画像をいう。
次いで、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs4)。
取得されたCMYK値が該当する補正テーブル(1次元LUTやトーンカーブ)のLUTについて、スムージング処理を行う。一般的にスムージング処理とは、移動平均や加重平均が使われるが、それに類する計算なら方法は限定しない。
また、単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。以下に、スムージングレベルを振り分けた計算式の例を示す。
・弱:((40_out)+(50_out×5)+(60_out))/7
・中:((40_out)+(50_out)+(60_out))/ 3
・強:((40_out)+(50_out×0.25)+(60_out))/ 2.125
図3は、スムージングレベルを補正レベルによって補正した場合のイメージを示す図である。
次いで、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs5)。なお、同値のものは、同じ値のものの他、所定の範囲内のものを同値としてみなすものとしてもよい。
上記検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。補正カーブは1次元毎に適用されるため、それぞれ比較する必要がある。(例:M値が一致すれば、C,Y,K値が不一致でも該当する)。トーンジャンプ発生部が複数ある場合は、全ての該当部分を検索結果とし、後段の計算に使用する。トーンジャンプ発生部と同じオブジェクト(トーンジャンプ発生部を除く)から抽出しても良い。例えば、下図は車の中に星の模様が入っているような場合であると、一つのオブジェクト内でもトーンジャンプを補正した結果、色味が変化してしまう場所がある。
次に、検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs6)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs6、No)、s4の補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs9)、再印刷を行って(ステップs10)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs6、Yes)、見つかった部分の色味を考慮して補正方法を決定する(ステップs7)。
トーンジャンプ補正をした結果、他の部分の色味へ影響がある場合、ステップ4で決定した補正内容よりも弱い補正のスムージング処理を適用する。
色味への影響度に関する判断は、ユーザーが目視で判断しても良いし、図5の手順で説明する計算処理によってシステム内で判断しても良い。
図4は、星柄の車を現したイラストにおいて、トーンジャンプ発生部のM値を使ってデザインされているものであり、トーンジャンプ部と同値の色値を有する部分があり、トーンジャンプ発生部の補正をすると、他の部分の色味への影響が生じやすくなる。
次に、ステップs7で決定した補正方法を補正テーブルに適用して、補正を行い(ステップs9)、再印刷を行って(ステップs10)、手順を終了する。
なお、検索の結果見つかった部分の色味を考慮する際に、計算によってその結果を計算するものとしてもよい。この手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
画像を印刷し(ステップs20)、画像にトーンジャンプ部があるかを選択部により発見する(ステップs21)。
トーンジャンプ発生部を発見する選択部では、図2で示した手順と同様に、スキャナーを使った画像解析による発見やユーザーが直接目視で印刷結果を確認のいずれかの方法を採用することができる。
ステップs21によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs22)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。前記したように、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではない。
トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次いで、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs23)。
補正は、前記形態と同様に、単純移動平均で行うものとしてもよく、また単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
ステップs23の補正方法に基づいて、トーンジャンプ部が補正された結果を計算する(ステップs24)。なお、この工程は、本発明における第1の計算工程に相当する。
さらに、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs25)。
上記検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs26)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs26、No)、s23で決定した補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs30)、再印刷を行って(ステップs31)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs26、Yes)、見つかった部分の色味が変化した結果を計算する(ステップs27)。
すなわち、システム内の判断で、トーンジャンプの補正の結果、他の部分で色味が変化する量を計算する。
RIP画像のCMYK値、補正テーブルから実際印刷に使用されるCMYK値がわかる。また、プリンタープロファイルを使用することで、CMYK→L*a*b*値に変更できる。L*a*b*値が算出できれば、スムージング補正前後の「色味の変化量」を計算できる。
スムージング補正の種類・強度の選択方法は、上記「色味の変化量」がしきい値以下となるようなものを内部で選択しても良いし、色味の変化量を反映させた疑似印刷結果をモニターに映し出し、ユーザーに決定させても良い。また、これらに類する方法でも良い。
なお、この工程は、本発明における第2の計算工程に相当する。
次いで、ステップs24、s27で計算した結果に基づいて、計算方法・補正強度を決定する(ステップs28)。
スムージング補正の種類・強度の選択方法は、上記「色味の変化量」がしきい値以下となるようなものを内部で選択しても良いし、色味の変化量を反映させた疑似印刷結果をモニターに映し出し、ユーザーに決定させても良い。また、これらに類する方法でも良い。
次に、ステップs28で決定した補正方法を補正テーブルに適用して、補正を行い(ステップs29)、再印刷を行って(ステップs31)、手順を終了する。
なお、上記手順では、1次色だけで色味を考慮するものとして説明したが、2色以上の色味を考慮して補正内容を決定するようにしてもよい。この手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される
画像を印刷し(ステップs40)、画像にトーンジャンプ部があるかを選択部により発見する(ステップs41)。
トーンジャンプ発生部を発見する選択部では、スキャナーを使った画像解析による発見やユーザーが直接目視で印刷結果を確認のいずれかの方法を採用することができる。
ステップs41によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs42)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。前記したように、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではない。
トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次いで、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs43)。
補正は、前記形態と同様に、単純移動平均で行うものとしてもよく、また単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
次いで、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs44)。検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
次に、検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs45)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs45、No)、s43の補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs48)、再印刷を行って(ステップs49)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs45、Yes)、見つかった部分について1次色だけでなく、2次色以上の色味を考慮して、補正方法を決定する(ステップs46)。
補正テーブル(1次元テーブル、トーンカーブ)は、1次色の階調カーブが(CMYKの4色機なら)4本登録されている。複数色でトーンジャンプの影響が出ている場合は、1本のカーブによる影響を考慮するだけでなく複数色のカーブによる影響を考える必要がある。1色目を補正した後、まだトーンジャンプが残っている場合は2色目を補正、3色目を補正、4色目のように順番に補正する。
スムージング補正の種類・強度の選択方法は、上記「色味の変化量」がしきい値以下となるようなものを内部で選択しても良いし、色味の変化量を反映させた疑似印刷結果をモニターに映し出し、ユーザーに決定させても良い。また、これらに類する方法でも良い。
次いで、ステップs46で決定した補正内容を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs47)、再印刷を行って(ステップs48)、手順を終了する。
次に、トーンジャンプ発生部の発見方法の例(プラテンスキャナーの使用)について、図7のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
画像を印刷し(ステップs50)、プラテンスキャナーで、ユーザーによる出力画像の設置を待つ(ステップs51)。出力画像が設置されると、プラテンスキャナーでは画像の読み込みが行われる(ステップs52)。
選択部では、トーンジャンプ発生を発見する。発見は、画像解析により発見する。
すなわち、プラテンスキャナーの読み取り結果を演算部15で取得し、画像解析を行ってトーンジャンプ発生部を選択することができる。この形態では、演算部15が選択部として機能する。
ステップs53によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs54)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。なお、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではない。トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次いで、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs55)。
取得されたCMYK値が該当する補正テーブルのLUTについて、スムージング処理を行う。一般的にスムージング処理とは、移動平均や加重平均が使われるが、それに類する計算なら方法は限定しない。
また、単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
次いで、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs56)。
上記検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs57)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs57、No)、s55の補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs60)、再印刷を行って(ステップs61)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs57、Yes)、見つかった部分の色味を考慮して補正方法を決定する(ステップs58)。
トーンジャンプ補正をした結果、他の部分の色味へ影響がある場合、ステップ55で決定した補正内容よりも弱い補正のスムージング処理を適用する。
色味への影響度に関する判断は、ユーザーが目視で判断しても良いし、前述した計算処理によってシステム内で判断しても良い。
ステップs58で決定した補正方法を補正テーブルに適用して、補正を行い(ステップs59)、再印刷を行って(ステップs61)、手順を終了する。
次に、トーンジャンプ発生部の発見方法の他例(インラインスキャナーの使用)について、図8のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
画像を印刷し(ステップs70)、インラインスキャナーで印刷された画像の読み込みが行われる(ステップs71)。
選択部では、トーンジャンプ発生を発見する(ステップs72)。発見は、画像解析による発見により行われる。
すなわち、インラインスキャナーの結果を演算部15で取得し、画像解析を行ってトーンジャンプ発生部を選択することができる。この形態では、演算部15が選択部として機能する。
インラインスキャナーを使って印刷結果を読み込むことで、ユーザーの手をわずらわせることなく画像を読み込んで、トーンジャンプの発見を画像解析により行うことができる。
ステップs72によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs73)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。なお、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではない。トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次に、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs74)。
取得されたCMYK値が該当する補正テーブルのLUTについて、スムージング処理を行う。一般的にスムージング処理とは、移動平均や加重平均が使われるが、それに類する計算なら方法は限定しない。
また、単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
次に、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs75)。
上記検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs76)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs76、No)、s74の補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs79)、再印刷を行って(ステップs80)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs76、Yes)、見つかった部分の色味を考慮して補正方法を決定する(ステップs77)。
トーンジャンプ補正をした結果、他の部分の色味へ影響がある場合、ステップ74で決定した補正内容よりも弱い補正のスムージング処理を適用する。
色味への影響度に関する判断は、ユーザーが目視で判断しても良いし、前述した計算処理によってシステム内で判断しても良い。
ステップs77で決定した補正方法を補正テーブルに適用して、補正を行い(ステップs78)、再印刷を行って(ステップs80)、手順を終了する。
次に、トーンジャンプ発生部の発見方法のさらに他例(ユーザーの目視)について、図9のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
画像を印刷し(ステップs90)、ユーザーが目視でトーンジャンプを発見できるように選択部が動作する(ステップs91)。制御部では、ユーザーインターフェース画面(UI画面)で原稿画像のトーンジャンプ発生部の指定を受ける(ステップs92)。
図10は、操作表示部3の操作画面30に画像300を表示し、マウスカーソル310などによって、トーンジャンプ発生部を選択可能にする。
この形態では、トーンジャンプ発生部を登録するシステムがあった場合において、ユーザーが印刷結果を目視で発見し、登録するこができ、トーンジャンプの発生を画像解析により探索する必要はない。
ステップs72によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs93)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。なお、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではない。トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次に、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs94)。
取得されたCMYK値が該当する補正テーブルのLUTについて、スムージング処理を行う。一般的にスムージング処理とは、移動平均や加重平均が使われるが、それに類する計算なら方法は限定しない。
また、単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
次に、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs95)。
上記検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs96)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs96、No)、s94の補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs99)、再印刷を行って(ステップs100)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs96、Yes)、見つかった部分の色味を考慮して補正方法を決定する(ステップs97)。
トーンジャンプ補正をした結果、他の部分の色味へ影響がある場合、ステップ94で決定した補正内容よりも弱い補正のスムージング処理を適用する。
色味への影響度に関する判断は、ユーザーが目視で判断しても良いし、前述した計算処理によってシステム内で判断しても良い。
次に、ステップs97で決定した補正方法を補正テーブルに適用して、補正を行い(ステップs98)、再印刷を行って(ステップs100)、手順を終了する。
次に、トーンジャンプ発生部で最も強い補正内容を選択する例について、図11のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
画像を印刷し(ステップs200)、画像にトーンジャンプ部があるかを選択部により発見する(ステップs201)。
トーンジャンプ発生部を発見する選択部では、スキャナーを使った画像解析による発見やユーザーが直接目視で印刷結果を確認のいずれかの方法を採用することができる。
ステップs201によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs202)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。なお、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではなく、RGB値や適宜のカラーコードなどを用いることができる。
トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次いで、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs203)。
取得されたCMYK値が該当する補正テーブル(1次元LUTやトーンカーブ)のLUTについて、スムージング処理を行う。一般的にスムージング処理とは、移動平均や加重平均が使われるが、それに類する計算なら方法は限定しない。
また、単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
次に、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs204)。
上記検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
次に、検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs205)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs205、No)、ステップs203の候補のうち、補正の種類/補正強度が最も強い補正方法を選択し、補正テーブルに適用して補正を行う(ステップs208)。次いで、再印刷を行って(ステップs209)、手順を終了する。
画像内の他の色味への影響がないため、トーンジャンプを抑制するために、最も強いスムージング補正を掛ける。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs205、Yes)、見つかった部分の色味を考慮して補正方法を決定する(ステップs206)。
トーンジャンプ補正をした結果、他の部分の色味へ影響がある場合、ステップs203の候補の補正内容のうちで弱い補正のスムージング処理を適用する。
色味への影響度に関する判断は、ユーザーが目視で判断しても良いし、計算処理によってシステム内で判断しても良い。
次に、ステップs206で決定した補正方法を補正テーブルに適用して、補正を行い(ステップs207)、再印刷を行って(ステップs209)、手順を終了する。
次に、ユーザーが出力されたサンプルを目視で確認して補正方法を決定する手順について図12のフローチャートに基づいて説明する。
画像を印刷し(ステップs300)、画像にトーンジャンプ部があるかを選択部により発見する(ステップs301)。
トーンジャンプ発生部を発見する選択部では、図2で示した手順と同様に、スキャナーを使った画像解析による発見やユーザーが直接目視で印刷結果を確認のいずれかの方法を採用することができる。
ステップs301によりトーンジャンプ発生部を発見した後、トーンジャンプ発生部のCMYK値を取得する(ステップs302)。CMYK値は、本発明における色値に相当する。前記したように、本発明では、色値は、CMYK値に限定されるものではない。
トーンジャンプ発生部のCMYK値の取得は、選択部で選択した画素について、RIP画像からCMYK値を取得することにより行うことができる。
次いで、トーンジャンプを解消するための補正方法を計算する(ステップs303)。
補正は、前記形態と同様に、単純移動平均で行うものとしてもよく、また単純移動平均ではなく、加重移動平均により区間の要素に係数を掛けることで、スムージングレベルを弱・中・強と振り分けても良い。
次いで、ステップs23で計算された計算結果に基づいて、トーンジャンプ部が補正された結果を計算する(ステップs304)。
さらに、画像内部で、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分を検索する(ステップs306)。該検索は、例えば、RIP画像から同じC、M、Y、K値を検索することにより行うことができる。
次に、検索の結果、トーンジャンプ発生部のCMYK値と同値となる部分が見つかったかを判定する(ステップs306)。
同値となる部分が見つからなかった場合(ステップs306、No)、s303の補正方法を補正テーブルに適用して補正を行い(ステップs313)、再印刷を行って(ステップs314)、手順を終了する。
同値となる部分が見つかった場合(ステップs307、Yes)、ステップs304の補正方法により同値の部分の色味が変化した結果を計算する(ステップs307)。
システム内の判断では、RIP画像のCMYK値、補正テーブルから実際印刷に使用されるCMYK値などからわかる。また、プリンタープロファイルを使用することで、CMYK→L*a*b*値に変更できる。L*a*b*値が算出できれば、スムージング補正前後の「色味の変化量」を計算できる。
スムージング補正の種類・強度の選択方法は、上記「色味の変化量」がしきい値以下となるようなものを内部で選択しても良いし、色味の変化量を反映させた疑似印刷結果をモニターに映し出し、ユーザーに決定させても良い。また、これらに類する方法でも良い。
次いで、ステップs304、s307で計算した結果に基づいて、複数の計算方法・補正強度を抽出する(ステップs308)。
複数の補正方法毎に、補正した結果に基づいてサンプルを出力し(ステップs309)、ユーザーが出力したサンプルを目視で確認できるように排紙する(ステップs310)。
出力されたサンプルのうち、最適な補正方法をユーザーが決定し、UI画面で入力を受け付ける(ステップs311)。
図13は、選択する補正方法を操作可能に表示した操作画面31を示している。
操作画面31では、複数の補正内容、補正強度が、補正方法リスト310で表示され、個別に選択可能になっている。なお、この操作画面に対する指定は、サンプル出力以外においても用いることができる。
次いで、画面に入力された(決定された)補正方法を使って、補正テーブルを補正し、補正を実行する(ステップs312)。次いで、再印刷を行い(ステップs314)、手順を終了する。
この形態では、複数ある補正方法・強度において、それぞれを適用させ印刷することで、ユーザーが印刷結果に基づいて、トーンジャンプ補正方法を決定できる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 プリンターコントローラー
2 プリンター
3 操作表示部
4 ネットワーク
13 記憶部
14 RIP処理部
15 演算部
30 操作画面
31 操作画面
300 画像
301 マウスカーソル
310 補正方法リスト

Claims (13)

  1. 印刷物のトーンジャンプ発生部を選択する選択部と、
    画像の処理を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記トーンジャンプ発生部における画像の色値を取得して、取得した前記色値と同等の部分を前記印刷物の画像内から検索し、
    画像全体に効果のある補正テーブルよって、取得した色値を補正してトーンジャンプを減ずる補正処理が可能であり、
    前記補正処理に際し、前記印刷物の画像内に前記色値と同等の部分がある場合、前記補正処理の方法を変更する変更処理の制御を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御部は、前記トーンジャンプ発生部の画像を補正した結果を計算する第1の計算工程と、さらに、
    前記トーンジャンプ発生部の画像と同値として、検索された部分について色味の変化量を計算する第2の計算工程の実施制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の計算工程の計算結果と、前記第2の計算工程の計算結果に基づいて、前記変更処理を行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記変更処理を、補正の種類および/または補正強度の変更により行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の計算工程で色味の変化量を計算する際に、補正前後のΔE、ΔE94、ΔE00、ΔL*、Δa*、Δb*、ΔCh、ΔHのいずれかにより計算することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記変更処理の変更候補を複数抽出し、前記変更候補に基づくサンプルをそれぞれ印刷することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記変更処理の変更候補を複数抽出し、前記変更候補に基づいて前記第1の計算工程の計算結果と、前記第2の計算工程の計算結果による画像の表示を可能にすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 操作入力を受け付ける操作表示部を有し、
    前記制御部は、操作表示部によって変更処理の変更候補を入力可能に制御することを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
  9. 前記制御部は、前記変更処理において、1次色だけでなく、複数の色を刷り重ねて作られた2次色以上を考慮して変更することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記選択部は、スキャナーを用いて画像解析することで印刷物の中のトーンジャンプ発生部を選択することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記選択部は、ユーザーが指定した部分をトーンジャンプ発生部として選択することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記制御部は、前記トーンジャンプ発生部における画像の色値と同等の部分が見つからなかった場合は、補正処理に際し、最も強い補正方法を選択することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 画像の処理を行う制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に対し、
    トーンジャンプ発生部を選択するステップと、
    印刷物のトーンジャンプ発生部における画像の色値を取得して、取得した前記色値と同等の部分を前記印刷物の画像内から検索するステップと、
    画像全体に効果のある補正テーブルよって、取得した色値を補正してトーンジャンプを減ずる補正処理を行うステップを有し、
    前記補正処理では、前記印刷物の画像内に前記色値と同等の部分がある場合、前記補正処理の補正を変更するステップを実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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