JP2020068303A - 蓄電デバイス用出力向上剤、及び該出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極又はセパレータ、並びにそれらを含む蓄電デバイス - Google Patents

蓄電デバイス用出力向上剤、及び該出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極又はセパレータ、並びにそれらを含む蓄電デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】ガスの発生を抑制することができ、レート性とサイクル特性に優れた蓄電デバイスとして好適に用いることのできる、LixTiO4(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤を提供する。【解決手段】LixTiO4(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤。【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ、電気二重層キャパシタなどの蓄電デバイスに用いられる出力向上剤に関する。
リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ、電気二重層キャパシタなどの蓄電デバイスは、自動車の電動化にともなって、充電時間の短縮、発進時パワーアシスト率の向上、エネルギー回生効率の向上などが求められている。そのためには、蓄電デバイスのレート性、すなわち、入出力特性の向上が必要である。従来、レート性向上の方法として、電極に添加する導電助剤の量を増やして電子伝導性を高めることが一般的であった。しかしながら、導電助剤を多く添加すると、正負極中に占める活物質量が減り、容量が低下するという問題がある。また、導電助剤として一般的なアセチレンブラックやケッチェンブラックは嵩高く、多く添加すると、電極塗料の粘度上昇、電極密度の低下などの問題もある。さらに、導電助剤の添加による導電性向上には頭打ちとなる添加量が存在し、それ以上の添加は無駄である。
そこで、導電助剤を改良し、少ない添加量でレート性を改善する方法が提案されている。例えば、特許文献1には、正極板と、正極層と、電解質層と、負極層と、負極板とがこの順で配置されたリチウムイオン二次電池において、前記正極層には正極活物質と導電材とバインダーとが含まれており、前記導電材がカーボンナノチューブであるリチウムイオン二次電池が記載されている。導電材としてカーボンナノチューブを用いることで、サイクル特性、レート性に優れたリチウムイオン二次電池が得られるとされている。また、特許文献2には、繊維状炭素とカーボンブラックが連結されてなり、前記繊維状炭素の平均直径が100nm以下であり、前記繊維状炭素の含有量が1〜50質量%であり、且つ、JIS K 1469で規定される灰分が1.0質量%以下で、JIS K 6217−2で規定される比表面積が85〜115m/g以上であることを特徴とするカーボンブラック複合体が記載されている。これによれば、カーボンナノチューブなどの繊維状炭素とカーボンブラックが連結されたカーボンブラック複合体により、導電性付与能力に優れ、電池用の電極等に好適に用いることができるとされている。
しかしながら、上記いずれの方法も電子伝導性を向上させることを目的として導電助剤を改良したものであり、レート性を向上させることに限界があり改善が望まれていた。
特開2003−77476号公報 特許第5518317号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ガスの発生を抑制することができ、レート性とサイクル特性に優れた蓄電デバイスとして好適に用いることのできる、LiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤を提供することを目的とするものである。
上記課題は、LiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤を提供することによって解決される。
このとき、前記チタン酸リチウムの比表面積が0.5〜50m/gであることが好適である。前記チタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極又はセパレータが好適な実施態様であり、前記蓄電デバイス用正極又はセパレータを含む蓄電デバイスも好適な実施態様である。
本発明により、LiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤を提供することができる。こうして得られる前記チタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤は、ガスの発生を抑制することができ、レート性とサイクル特性に優れた蓄電デバイスとして好適に用いることができる。
作製した蓄電デバイスの構造を示す模式図である。
本発明の蓄電デバイス用出力向上剤は、LiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなるものである。本発明者らが鋭意検討を行った結果、前記チタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤を正極又はセパレータに含有させることによって、ガスの発生を抑制することができ、蓄電デバイスのレート性とサイクル特性を向上させることができるという知見を得るに至った。蓄電デバイスの正極等に導電性がなく蓄電にも寄与しない添加剤を加えると、かえって入出力特性が悪化してしまうことが技術常識であることから、この知見は従来の技術常識を覆すものである。
後述する実施例と比較例との対比から明らかなように、導電性を有するアセチレンブラックやケッチェンブラック等を出力向上剤として正極に加えた比較例では、出力向上剤を何も加えなかった比較例1と比べてセル抵抗が下がり、レート性が少し向上しているが、サイクル特性が低下するとともに、蓄電デバイスの体積変化が大きくなったことが確認された。これは、工業的に得られる炭素質材料においては、その表面に活性点(例えば、カルボキシル基)が存在するためにガス発生を誘起してしまう。従って、多く添加することはガス発生の観点からも好ましくない。一方、導電性を有さないTiOとAlを出力向上剤として正極やセパレータに加えた比較例では、出力向上剤を何も加えなかった比較例1と比べてセル抵抗が上がり、レート性が大きく低下するとともにサイクル特性も低下し、蓄電デバイスの体積変化が大きくなったことが確認された。これに対し、導電性を有さないLiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムを出力向上剤として正極やセパレータに加えることにより、容量と容量維持率のレート性とサイクル特性が大きく向上しており、蓄電デバイスの体積変化も小さく、ガスの発生が抑制できることが明らかとなった。
上述のように、TiO、Alなどの導電性を有さないものを出力向上剤として正極やセパレータに加えてしまうと、セル抵抗が上がり、レート性が大きく低下するとともにサイクル特性も低下し、蓄電デバイスの体積変化が大きくなってしまうことになる。一方で、導電性を付与する目的でアセチレンブラックなどを添加した場合には、レート性が少し向上するが、サイクル特性が低下するとともに、蓄電デバイスの体積変化が大きくなってしまうことになる。レート性を向上させる観点から、アセチレンブラックなどの導電性を有するものを添加せざるを得ないのが従来の技術常識であった。本発明は、前記チタン酸リチウム自体が導電性を有さないにも関わらず、出力向上剤として前記チタン酸リチウムを正極やセパレータに含有させることにより、技術常識に反してセル抵抗が下がり、蓄電デバイスのレート性を大きく向上させることが可能となる。
本発明で用いられる前記チタン酸リチウムにおいて、比表面積が0.5〜50m/gであることが好ましい。比表面積が0.5m/g未満の場合、レート性向上効果が十分に得られないおそれがあり、1m/g以上であることがより好ましく、2m/g以上であることが更に好ましく、3m/g以上であることが特に好ましい。一方、比表面積が50m/gを超える場合、塗料の粘度上昇やゲル化など取扱いが困難となるおそれがあり、40m/g以下であることがより好ましく、30m/g以下であることが更に好ましく、25m/g以下であることが特に好ましい。
本発明で用いられる前記チタン酸リチウムにおいて、粒度分布におけるD50が、0.5〜20μmであることが好ましい。D50が0.5μm未満の場合、塗料の粘度上昇やゲル化など取扱いが困難となるおそれがあり、0.8μm以上であることがより好ましく、1μm以上であることが更に好ましく、4μm以上であることが特に好ましい。一方、D50が20μmを超える場合、電極やセパレータ表面に凹凸が生じ、短絡を誘起するおそれがある。特に、セパレータに塗付した場合にはセパレータ厚みが大きくなり、レート性が低下するおそれがある。D50は、10μm以下であることがより好ましく、7μm以下であることが更に好ましい。なお、D50は、レーザー回折式の粒度分布測定装置(日機装株式会社製、マイクロトラックMT−3000)を用いて粒度分布を測定して得られるメディアン径を意味する。
また、本発明で用いられる前記チタン酸リチウムにおいて、粒度分布におけるD100が、1〜50μmであることが好ましい。D100が1μm未満の場合、塗料の粘度上昇やゲル化など取扱いが困難となるおそれがあり、5μm以上であることがより好ましく、10μm以上であることが更に好ましく、15μm以上であることが特に好ましい。一方、D100が50μmを超える場合、電極やセパレータ表面に凹凸が生じ、短絡を誘起するおそれがある。特に、セパレータに塗付した場合にはセパレータ厚みが大きくなり、レート性が低下するおそれがある。D100は、40μm以下であることがより好ましく、30μm以下であることが更に好ましく、25μm以下であることが特に好ましく、18μm以下であることが最も好ましい。なお、D100は、レーザー回折式の粒度分布測定装置(日機装株式会社製、マイクロトラックMT−3000)を用いて粒度分布を測定して得られる最大径を意味する。
本発明で用いられる前記チタン酸リチウムを製造する方法としては特に限定されず、原料となるチタン源とリチウム源を混合する工程(以下、「混合工程」と略記することがある。)を行い、次いで500〜1000℃で焼成する工程(以下、「焼成工程」と略記することがある。)を行うことによって好適に製造することができる。チタン源としては特に限定されず、オルソチタン酸やメタチタン酸等の含水酸化チタンを用いてもよいし、アナタース型やルチル型の酸化チタン等を用いてもよい。中でも、オルソチタン酸を好適に用いることができる。オルソチタン酸は、硫酸チタニル等から好適に製造することができる。前記オルソチタン酸としては、硫酸根(SO)を5重量%未満に調製したものが好適に用いられ、3重量%未満に調製したものがより好適に用いられ、1重量%未満に調製したものが最も好適に用いられる。また、リチウム源としては特に限定されず、水酸化リチウム、炭酸リチウム、硝酸リチウム等を用いることができる。中でも、水酸化リチウム又は炭酸リチウムから選択される少なくとも1種であることが好ましく、水酸化リチウムであることがより好ましい。
前記混合工程では、前記チタン源と前記リチウム源とを乾式法により混合してもよいし、湿式法により混合しても構わないが、湿式法により混合することが好ましい。中でも、前記チタン源を含むスラリーに前記リチウム源を混合する湿式法が好適な実施態様である。混合工程では、Li/Ti(モル比)が3.8〜4.2となるように前記チタン源と前記リチウム源とが好適に混合され、Li/Ti(モル比)が4.0であることがより好ましい。なお、LiTiOの組成式から算出されるLi/Ti(モル比)は4.0であるが、工業的に生産する場合においては、ばらつきが生じるため、Li/Ti(モル比)が3.8〜4.2の場合は該蓄電デバイス用出力向上剤の機能へ悪影響を及ぼさない範囲として許容される。すなわち、Li/Ti(モル比)が3.8〜4.2となるようにして得られる本発明の蓄電デバイス用出力向上剤は、LiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムであり、前記xが3.8≦x≦4.2の場合は該蓄電デバイス用出力向上剤の機能へ悪影響を及ぼさない範囲として許容される。中でも、前記xが4.0であるLiTiOで表されるチタン酸リチウムが好ましい。
前記混合工程を行った後、乾燥して前記チタン酸リチウム前駆体乾燥物を得る工程(以下、「乾燥工程」と略記することがある。)を行ってから、炭素源を混合し、前記焼成工程を行うことが好適な実施態様である。前記チタン酸リチウム前駆体乾燥物を得る工程を行うことにより、チタン源とリチウム源の反応性を向上させ、高純度の前記チタン酸リチウムを得ることができる。乾燥する際の温度としては特に限定されず、80〜220℃であることが好ましく、90〜200℃であることがより好ましい。乾燥方法としては特に限定されないが、噴霧乾燥する方法が好適に採用される。次いで、炭素源を混合し、炭素源が前記焼成工程において炭化することによって前記チタン酸リチウムの焼結を防止することが可能となる。その結果、前記好適な粒度分布を有する前記チタン酸リチウムを得ることができる。炭素源としては、ポリビニルアルコール、スクロース、コールタールピッチなどを用いることができるが、少量で前記チタン酸リチウムの焼結を防止できることから、ポリビニルアルコールを用いることが好ましい。
前記乾燥工程を行った後、非酸化性雰囲気において500〜1000℃で焼成する工程を行うことが好適な実施態様である。雰囲気は非酸化性であれば特に限定されず、例えば、窒素やアルゴンが好適に用いられる。仮に酸化性雰囲気で焼成した場合、前記炭化が起こらないため、前記チタン酸リチウムが著しく焼結し、前記好適な粒度分布を有する前記チタン酸リチウムを得ることができない。焼成温度が500℃未満の場合、高純度の前記チタン酸リチウムが得られないおそれがあり、600℃以上であることがより好ましく、700℃以上であることが更に好ましく、800℃以上であることが特に好ましい。一方、焼成温度が1000℃を超える場合、前記好適な粒度分布を有する前記チタン酸リチウムが得られないおそれがあり、980℃以下であることがより好ましい。また、前記焼成工程後に、一旦冷却し、酸化性雰囲気において500〜800℃で追焼成することが好適な実施態様である。酸化性雰囲気において焼成する理由は炭素質を焼き飛ばして除去するためである。仮に炭素質を除去しなかった場合には、ガス発生を誘起するため好ましくない。追焼成する温度としては、500℃未満の場合、炭素質が除去できないおそれがあり、550℃以上であることがより好ましい。一方、追焼成が800℃を超える場合、前記チタン酸リチウムが著しく焼結し、前記好適な粒度分布を有する前記チタン酸リチウムが得られないおそれがあり、700℃以下であることがより好ましい。
上述のようにして得られる前記チタン酸リチウムを本発明の蓄電デバイス用出力向上剤として用いることにより、ガスの発生を抑制することができ、レート性とサイクル特性に優れた効果が奏される。中でも、本発明の蓄電デバイス用出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極又はセパレータが好適な実施態様であり、前記蓄電デバイス用正極又はセパレータを含む蓄電デバイスがより好適な実施態様である。蓄電デバイスとしては特に限定されず、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ及び電気二重層キャパシタからなる群から選択される少なくとも1種の蓄電デバイスが好適であり、リチウムイオンキャパシタがより好適である。
本発明の蓄電デバイス用出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極において、前記正極全量に対して前記出力向上剤を0.5〜50重量%含むことが好ましい。前記出力向上剤の含有量が0.5重量%未満の場合、レート性とサイクル特性に優れた蓄電デバイスが得られないおそれがあり、3重量%以上であることがより好ましく、6重量%以上であることが更に好ましく、10重量%以上であることが特に好ましく、12重量%以上であることが最も好ましい。一方、前記出力向上剤の含有量が50重量%を超える場合、正極が厚くなりすぎ、レート性が低下するおそれがあり、40重量%以下であることがより好ましく、30重量%以下であることが更に好ましく、25重量%以下であることが特に好ましい。
上述のように、本発明においては、前記出力向上剤を含む蓄電デバイス用セパレータが好適な実施態様である。セパレータに用いる場合、前記出力向上剤をセパレータに塗付することが好ましく、かかる観点から、前記出力向上剤が塗付されてなる蓄電デバイス用セパレータがより好適な実施態様である。本発明の蓄電デバイス用出力向上剤を含む蓄電デバイス用セパレータにおいて、前記出力向上剤の塗付量が1〜50g/mであることが好ましい。前記塗付量が1g/m未満の場合、レート性とサイクル特性に優れた蓄電デバイスが得られないおそれがあり、3g/m以上であることがより好ましく、5g/m以上であることが更に好ましく、10g/m以上であることが特に好ましく、12g/m以上であることが最も好ましい。一方、前記出力向上剤の塗付量が50g/mを超える場合、セパレータが厚くなりすぎ、レート性が低下するおそれがあり、40g/m以下であることがより好ましく、30g/m以下であることが更に好ましく、25g/m以下であることが特に好ましい。
上述のように、本発明の蓄電デバイス用出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極又はセパレータは、ガスの発生を抑制することができ、レート性とサイクル特性に優れた効果が奏される。したがって、前記蓄電デバイス用正極又はセパレータを含む蓄電デバイスがより好適な実施態様である。蓄電デバイスとしては特に限定されず、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ及び電気二重層キャパシタからなる群から選択される少なくとも1種の蓄電デバイスが好適であり、リチウムイオンキャパシタがより好適である。
以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。
[LiTiOの作製]
(作成例1)
硫酸チタニル(テイカ株式会社製、TM結晶)400gを純水1000gに溶解させたのち、24%アンモニア水を滴下し、pH7.5に調製することによってオルソチタン酸を晶析させた。次いで、オルソチタン酸を硫酸根(SO)1wt%未満になるまで濾過、水洗し、得られたオルソチタン酸ケーキを水に懸濁させ5wt%懸濁液2320gを調製した。これに、水酸化リチウム(FMC社製)168gを添加し湿式混合した。このとき、Li/Ti(モル比)は4.0であった。次いで、スプレードライヤーを用いて噴霧乾燥(噴霧圧力0.7MPa、風量3m/分、温度180℃)して粒度分布を調整し、D50:1μm、D100:10μmのLiTiO前駆体乾燥物を得た。得られた前駆体乾燥物100gとポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール株式会社製、分子量5000)100gを乾式混合したのち、窒素中、950℃で2時間、本焼成した。さらに、100℃以下まで冷却したのち、大気中、550℃で2時間、追焼成することによって、作製例1のLiTiOを作製した。
(硫酸根の測定方法)
オルソチタン酸を真空中、120℃で12時間乾燥したのち、粉砕して圧力成型することによって測定用試料を作製した。これを蛍光X線分析装置(リガク社製、Super mini)を用いて、FP法にて硫酸根(SO)を定量した。
(比表面積の測定方法)
LiTiOの比表面積を、窒素吸着測定装置(株式会社マウンテック製、Macsorb HM model−1208)を用いて、BET1点法にて測定した。なお、真空中、150℃で前処理した。結果を表1に示す。
(粒度分布の測定方法)
LiTiOの粒度分布を、粒度分布測定装置(日機装株式会社製、マイクロトラックMT−3000)を用いて測定した。このとき、媒体は水であり、超音波分散は行わなかった。結果を表1に示す。
(作製例2)
チタン源としてアナタース型酸化チタン(テイカ株式会社製、AMT−100)98g、リチウム源として水酸化リチウム(FMC社製)168gを湿式混合した。このとき、媒体は水、Li/Ti(モル比)は4.0、アナタース型酸化チタンの平均分散粒度は0.5μmであった。次いで、スプレードライヤーを用いて噴霧乾燥(噴霧圧力0.7MPa、風量3m/分、温度180℃)して粒度分布を調整し、D50:4μm、D100:15μmのLiTiO前駆体乾燥物を得た。得られた前駆体乾燥物100gとポリビニルアルコール(日本酢ビ・ポバール株式会社製、分子量5000)100gを乾式混合したのち、窒素中、950℃で2時間、本焼成した。さらに、100℃以下まで冷却したのち、大気中、550℃で2時間、追焼成することによって、作製例2のLiTiOを作製した。得られたLiTiOの比表面積と粒度分布を作製例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
(作製例3)
作製例2において、噴霧圧力0.5MPa、風量2.5m/分、温度180℃で噴霧乾燥したこと以外は作製例2と同様にしてD50:8μm、D100:20μmのLiTiO前駆体乾燥物を得た。さらに、大気中、725℃で2時間、追焼成したこと以外は、作製例2と同様にして作製例3のLiTiOを作製した。得られたLiTiOの比表面積と粒度分布を作製例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
(作製例4)
水酸化リチウムの添加量を160gとした以外は作製例1と同様にして作製例4のLi3.8TiOを作製した。得られたLi3.8TiOの比表面積と粒度分布を作製例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
(作製例5)
水酸化リチウムの添加量を176gとした以外は作製例1と同様にして作製例4のLi4.2TiOを作製した。得られたLi4.2TiOの比表面積と粒度分布を作製例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
実施例1
(負極の作製)
負極活物質としてスピネル型チタン酸リチウム(テイカ株式会社製、BP−263)、導電助剤としてアセチレンブラック(電気化学工業株式会社製、デンカブラック粉状)、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(株式会社クレハ製、KFポリマー)を用い、これらを80:10:10の割合で混合し、さらに分散媒としてN−メチル−2−ピロリドンを用いて、電極合剤スラリーを調製した。この電極合剤スラリーを集電体であるエッチングアルミ箔(日本蓄電器工業株式会社製、20CB)上に塗工・乾燥したのち、ロールプレスすることにより、膜厚35μmの負極を作製した。
(正極の作製)
正極活物質として活性炭(クラレ製、YP−50F)、出力向上剤として作製例1のLiTiO、導電助剤としてアセチレンブラック(電気化学工業株式会社製、デンカブラック粉状)、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(株式会社クレハ製、KFポリマー)を用い、これらを76:1:9:14の割合で混合し、さらに分散媒としてN−メチル−2−ピロリドンを用いて、電極合剤スラリーを調製した。この電極合剤スラリーを集電体であるエッチングアルミ箔(日本蓄電器工業株式会社製、20CB)上に塗工・乾燥したのち、ロールプレスすることにより、膜厚80μmの正極を作製した。
(蓄電デバイスの作製)
上記のようにして作製した正極と負極を、それぞれ、3.0cm×4.0cm(12.0cm)、3.3cm×4.3cm(14.2cm)に打ち抜いたところ、正極の容量は1.40mAh、負極の容量は4.20mAhとなり、正負極の容量比は3.00であった。上記の正極と負極を、セルロース製のセパレータを介して対向させ、電解液として1.0M LiBF/PCを注液したのち、ラミネート封止することで、蓄電デバイスを作製した。
(1Cにおける容量測定)
上記で作製した蓄電デバイスを用いて、充放電レート1C、1.5〜2.8Vの電圧範囲で、3サイクル充放電試験を行った。このとき、得られた3サイクル目の放電容量を1Cにおける容量(mAh)とした。なお、測定は充放電試験装置(北斗電工株式会社製HJ0610SD8Y)を用いて行った。結果を表3に示す。
(セル抵抗の測定)
次いで、セル抵抗を抵抗計(日置電機株式会社製、RM3542A)を用いて測定した。結果を表3に示す。
(レート性評価)
(300Cにおける容量及び容量維持率の測定)
上記で作製した蓄電デバイスを用いて、充放電レート300C、1.5〜2.8Vの電圧範囲で、1サイクル充放電試験を行い、得られた放電容量を300Cにおける容量(mAh)とした。さらに、以下の計算式にて300Cにおける容量維持率(%)を算出した。なお、測定は充放電試験装置(北斗電工株式会社製HJ0610SD8Y)を用いて行った。結果を表3に示す。
300Cにおける容量(mAh)÷1Cにおける容量(mAh)×100=300Cにおける容量維持率(%)
(サイクル特性評価)
(100サイクル後の容量および容量維持率の測定)
次いで、充放電レート100C、1.5〜2.8Vの電圧範囲で、100サイクル充放電試験を行ったのち、充放電レート1C、1.5〜2.8Vの電圧範囲で、1サイクル充放電試験を行い、得られた放電容量を100サイクル後の容量(mAh)とした。さらに、上記で測定した1Cにおける容量(mAh)を用いて、以下の計算式にて100サイクル後の容量維持率(%)を算出した。なお、測定は充放電試験装置(北斗電工株式会社製HJ0610SD8Y)を用いて行った。
100サイクル後の容量(mAh)÷1Cにおける容量(mAh)×100=100サイクル後の容量維持率(%)
(ガス発生量の測定)
前記サイクル特性評価前後の蓄電デバイスの体積変化をアルキメデスの原理に基づいて測定することによってガスの発生量の測定を行った。具体的には、25℃の水を張った水槽に蓄電デバイスを沈め、そのときの重量変化から蓄電デバイスの体積変化を求め、ガス発生量を測定した。
実施例2〜4
(正極の作製)
実施例1において、活性炭(正極活物質):LiTiO(出力向上剤):アセチレンブラック(導電助剤):ポリフッ化ビニリデン(バインダー)の配合比を、それぞれ、72:5:9:14、67:10:9:14、57:20:9:14の割合とした以外は、実施例1と同様にして実施例2〜4の正極を作製した。このとき、実施例1と比較して、活性炭の配合量が減った分、添加量を増やすことによって正極の容量1.40mAhを維持した。なお、ロールプレス後の実施例2〜4における膜厚は、それぞれ、83μm、85μm、88μmであった。作製した実施例2〜4の正極を用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
実施例5〜9
(セパレータの作製)
作製例1のLiTiO8.6gとポリフッ化ビニリデン4.5gを混練したのち、N−メチル−2−ピロリドン16.9gを用いて希釈することによって、セパレータ用塗料を作製した。次に、ワイヤーバーを用いて、作製した塗料をセルロース製セパレータに塗付することによって、蓄電デバイス用セパレータを作製した。なお、LiTiOの塗付量が、それぞれ5、10、15、20、25g/mとなるように前記塗料を5種類(水準)作製し、セルロース製セパレータにそれぞれ塗付した。作製した実施例5〜9のセパレータを用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
実施例10〜12
(セパレータの作製)
作製例2のLiTiOを用いた以外は、実施例5〜9と同様にして実施例10〜12の蓄電デバイス用セパレータを作製した。なお、塗付量については15、20、25g/mの3種類(水準)のものを作製した。作製した実施例10〜12のセパレータを用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
実施例13〜15
(セパレータの作製)
作製例3のLiTiOを用いた以外は、実施例5〜9と同様にして実施例13〜15の蓄電デバイス用セパレータを作製した。なお、塗付量については15、20、25g/mの3種類(水準)のものを作製した。作製した実施例13〜15のセパレータを用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
実施例16
(セパレータの作製)
作製例4のLi3.8TiOを用いた以外は、実施例5〜9と同様にして実施例16の蓄電デバイス用セパレータを作製した。なお、塗付量については20g/mのものを作製した。作製した実施例16のセパレータを用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスを作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
実施例17
(セパレータの作製)
作製例5のLi4.2TiOを用いた以外は、実施例5〜9と同様にして実施例17の蓄電デバイス用セパレータを作製した。なお、塗付量については20g/mのものを作製した。作製した実施例17のセパレータを用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスを作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
比較例1
(正極の作製)
正極活物質として活性炭(クラレ製、YP−50F)、導電助剤としてアセチレンブラック(電気化学工業株式会社製、デンカブラック粉状)、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(株式会社クレハ製、KFポリマー)を用い、これらを77:9:14の割合で混合し、さらに分散媒としてN−メチル−2−ピロリドンを用いて、電極合剤スラリーを調製した。この電極合剤スラリーを集電体であるエッチングアルミ箔(日本蓄電器工業株式会社製、20CB)上に塗工・乾燥したのち、ロールプレスすることにより、膜厚78μmの正極を作製した。作製した比較例1の正極を用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスを作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
比較例2
(正極の作製)
正極活物質として活性炭(クラレ製、YP−50F)、出力向上剤としてアセチレンブラック(電気化学工業株式会社製、デンカブラック粉状)、導電助剤としてアセチレンブラック(電気化学工業株式会社製、デンカブラック粉状)、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(株式会社クレハ製、KFポリマー)を用い、これらを72:5:9:14の割合で混合し、さらに分散媒としてN−メチル−2−ピロリドンを用いて、電極合剤スラリーを調製した。この電極合剤スラリーを集電体であるエッチングアルミ箔(日本蓄電器工業株式会社製、20CB)上に塗工・乾燥したのち、ロールプレスすることにより、膜厚83μmの正極を作製した。作製した比較例2の正極を用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスを作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
比較例3及び4
(正極の作製)
比較例2において、活性炭(正極活物質):アセチレンブラック(出力向上剤):アセチレンブラック(導電助剤):ポリフッ化ビニリデン(バインダー)の配合比を、それぞれ、67:10:9:14、57:20:9:14の割合とした以外は、比較例2と同様にして比較例3及び4の正極を作製した。このとき、比較例2と比較して、活性炭の配合量が減った分、塗付量を増やすことによって正極の容量1.40mAhを維持した。なお、ロールプレス後の比較例3及び4における膜厚は、それぞれ、85μmと88μmであった。作製した比較例3及び4の正極を用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
比較例5、6及び8
(正極の作製)
比較例3において、出力向上剤として用いたアセチレンブラックを、それぞれ、ケッチェンブラック(花王株式会社製)、TiO(テイカ株式会社製、JA−1)、Al(住友化学製、AKP−3000)とした以外は、比較例3と同様にして比較例5、6及び8の正極を作製した。なお、TiOとAlは、LiTiOと同様に導電性を有さないものである。作製した比較例5、6及び8の正極を用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
比較例7及び9
(セパレータの作製)
実施例7において、出力向上剤として用いたLiTiOを、それぞれ、TiO(テイカ株式会社製、JA−1)、Al(住友化学製、AKP−3000)とした以外は、実施例7と同様にして比較例7及び9の蓄電デバイス用セパレータを作製した。なお、TiOとAlは、LiTiOと同様に導電性を有さないものである。作製した比較例7及び9のセパレータを用い、実施例1と同様にして蓄電デバイスをそれぞれ作製して評価を行った。結果を表2及び3に示す。
1 蓄電デバイス
2 正極
3 セパレータ
4 負極
5 タブリード
6 ケース
Figure 2020068303

Figure 2020068303

Figure 2020068303

Claims (4)

  1. LiTiO(3.8≦x≦4.2)で表されるチタン酸リチウムからなる蓄電デバイス用出力向上剤。
  2. 前記チタン酸リチウムの比表面積が0.5〜50m/gである請求項1に記載の蓄電デバイス用出力向上剤。
  3. 請求項1又は2に記載の蓄電デバイス用出力向上剤を含む蓄電デバイス用正極又はセパレータ。
  4. 請求項3に記載の蓄電デバイス用正極又はセパレータを含む蓄電デバイス。

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