JP2020068153A - 燃料電池システム - Google Patents

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智之 小塚
Tomoyuki Kozuka
智之 小塚
孝郎 藤尾
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孝郎 藤尾
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

【課題】低温時の気液分離器の閉塞および水素循環ポンプにおけるロータと筐体との固着を抑制する。【解決手段】制御部は、燃料電池システム停止時に、ルーツ式水素循環ポンプを第1回転数で駆動させ、予め定められた時間経過後に、前記第1回転数よりも低い第2回転数で駆動させる。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
特許文献1には、システムの運転停止時に、燃料電池にアノードオフガスを供給するルーツ式の水素循環ポンプの温度が予め定められた値以下になると、予め定められた期間、水素循環ポンプを駆動し、ロータに付着する水分を除去し、水素循環ポンプの凍結を防止する燃料電池システムが開示されている。
特開2016−96057号公報
水素循環ポンプが気液分離器の上部に配置される燃料電池システムでは、水素循環ポンプにおける残水が気液分離器に流入し、低温時に凍結して気液分離器が閉塞する可能性がある。また、水素循環ポンプのロータと、ロータを収容する筐体の内壁面との間の隙間に規定量以上の水が存在すると、低温時に凍結してロータと筐体とが固着するおそれがある。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池システムが提供される。この燃料電池システムは、燃料電池と、前記燃料電池の燃料ガス供給口に接続されている燃料ガス供給管と、前記燃料電池の燃料ガス排出口と前記燃料ガス供給管とを接続するための燃料ガス循環管と、前記燃料ガス循環管に配置されている気液分離器と、前記燃料ガス循環管に配置され、前記気液分離器の上部に位置するルーツ式水素循環ポンプと、前記ルーツ式水素循環ポンプを制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記燃料電池システム停止時に、前記ルーツ式水素循環ポンプを第1回転数で駆動させ、予め定められた時間経過後に、前記第1回転数よりも低い第2回転数で駆動させる。
この形態の燃料電池システムによれば、第1回転数でポンプ駆動し、吸入側の残留水を低減して、気液分離器が低温時に凍結閉塞する可能性を減らすことができる。また、予め定められた時間経過後、第1回転数より低い第2回転数でポンプ駆動し、吸入側の残留水を巻き上げることなく、ロータと筐体内面との間の水を規定量以下に低減することにより、低温時に凍結してロータと筐体とが固着するのを防ぐ。
燃料電池システムの構成を示す概略図。 水素循環ポンプと気液分離器の残水を示す図。 水素循環ポンプの掃気処理を示すフローチャート。 時間と水素循環ポンプの回転数を示すグラフ。
第1実施形態:
[燃料電池システムの構成]
図1は、本発明の一実施形態としての燃料電池システム100の構成を示す概略図である。燃料電池システム100は、車両に搭載され、運転者からの要求に応じて、駆動用電動機を駆動するための電力を出力する。燃料電池システム100は、制御部10と、燃料電池20と、カソードガス系30と、アノードガス系50と、冷却系70と、を備える。
制御部10は、中央処理装置と主記憶装置とを備えるマイクロコンピュータによって構成され、主記憶装置上にプログラムを読み込んで実行することにより、種々の機能を発揮する。制御部10は、燃料電池システム100の各構成部を制御して、燃料電池20に出力要求に応じた電力を発電させるための燃料電池20の運転制御を実行する。制御部10は、さらに、燃料電池20の運転停止中に水素循環ポンプ64の掃気処理を実行する。制御部10による水素循環ポンプ64の当該処理については後述する。
燃料電池20は、反応ガスとして水素(アノードガス)と空気(カソードガス)の供給を受けて発電する固体高分子形燃料電池である。燃料電池20は、複数の単セル21が積層されたスタック構造を有する。各単セル21は、それぞれが単体でも発電可能な発電要素であり、電解質膜の両面に電極が配置されている発電体である膜電極接合体と、膜電極接合体を挟む2枚のセパレーター(図示せず)と、を有する。電解質膜は、内部に水分を含有する湿潤状態のときに良好なプロトン伝導性を示す固体高分子薄膜によって構成される。
カソードガス系30は、燃料電池20のカソード側にカソードガスを供給する供給部と、燃料電池20のカソード側から排出される排水およびカソード排ガスを燃料電池システム100の外部に排出する排出部と、を有する。
アノードガス系50は、燃料電池20のアノード側にアノードガスを供給する供給部と、燃料電池20のアノード側から排出されるアノード排ガスを燃料電池システム100の外部に排出し、アノードオフガスを燃料電池システム100において循環させる排出循環部と、を有する。アノードガス系50の供給部は、燃料ガス供給管51と、水素タンク52と、開閉弁53と、レギュレーター54と、水素供給装置55と、圧力計測部56とを備える。水素タンク52には、燃料電池20に供給するための高圧水素が充填されている。水素タンク52は、燃料ガス供給管51を介して燃料電池20の燃料ガス供給口に接続されている。
燃料ガス供給管51には、開閉弁53と、レギュレーター54と、水素供給装置55と、圧力計測部56とが、この順序で、上流側、すなわち、水素タンク52側から配置されている。制御部10は、開閉弁53の開閉を制御することによって、水素タンク52から水素供給装置55の上流側への水素の流入を制御する。レギュレーター54は、水素供給装置55の上流側における水素の圧力を調整するための減圧弁であり、その開度が制御部10によって制御される。水素供給装置55は、例えば、電磁駆動式の開閉弁であるインジェクターによって構成される。圧力計測部56は、水素供給装置55の下流側の水素の圧力を計測し、制御部10に送信する。制御部10は、圧力計測部56の計測値に基づき、水素供給装置55の開閉タイミングを表す駆動周期を制御することによって、燃料電池20に供給される水素量を制御する。
アノードガス系50の排出循環部は、アノード排ガス配管61と、気液分離器62と、燃料ガス循環管63と、水素循環ポンプ64と、アノード排水配管65と、排水弁66と、を備える。アノード排ガス配管61は、燃料電池20の燃料ガス排出口と気液分離器62とを接続する。
気液分離器62は、水素循環ポンプ64と、アノード排水配管65と、接続されている。水素循環ポンプ64は、気液分離器62から気体成分が排出される側に配置されている。より具体的には、水素循環ポンプ64は、燃料電池システム100が車載される際に、気液分離器62の上部に位置するように気液分離器62と接続されている。アノード排ガス配管61を介して気液分離器62に流入したアノード排ガスは、気液分離器62によって気体成分と液体成分とに分離される。気液分離器62によって分離されたアノード排ガスの気体成分は水素循環ポンプ64に流入し、液体成分である水分はアノード排水配管65へと流入する。
燃料ガス循環管63の一端は水素循環ポンプ64に接続され、他端は水素供給装置55より下流の位置にて燃料ガス供給管51に接続されている。気液分離器62において分離された気体成分は、水素循環ポンプ64によって燃料ガス供給管51へ送出される。燃料ガス供給管51に送出されたアノード排ガスは、燃料ガスと共に燃料電池20に投入される。本実施形態では、水素循環ポンプ64は、ルーツ式のポンプによって構成されている。水素循環ポンプ64の構成の詳細は後述する。
アノード排水配管65には排水弁66が設けられている。排水弁66は、制御部10からの指令に応じて開閉する。制御部10は、通常、排水弁66を閉じておき、予め定められた排水タイミングや、アノード排ガス中の不活性ガスの排出タイミングで排水弁66を開く。
冷却系70は、燃料電池20を冷却するための冷媒を循環させる。
図2に示されるように、水素循環ポンプ64は、本体部641と、吸入部644と、送出部645と、ロータ642、643とを有する。水素循環ポンプ64は、2葉式のルーツポンプであり、本体部641は、内部に2つのロータ642、643を備える筐体である。本体部641内で2つのロータ642、643が回転することによって、吸入部644から吸入されたアノード排ガスは、送出部645から送出される。
図3は、水素循環ポンプ64の掃気処理を実行するためのフローチャートである。図4は、水素循環ポンプ64の2段掃気実行時における回転数と時間の関係を示すグラフである。本実施形態では、水素循環ポンプ64の掃気時間はTであり、図4に示すように、制御部10は、第1回転数NeでT秒間、第2回転数NeでT秒間、水素循環ポンプ64を駆動させる。制御部10は、燃料電池20の運転の停止要求を受けると、水素循環ポンプ64の掃気処理を開始する。具体的には、制御部10は、水素循環ポンプ64を駆動させ、アノードに残留している水素を含む残留ガスをパージガスとして用いる。
本実施形態における掃気処理では、制御部10は、まず、第1回転数Neで水素循環ポンプ64を駆動させる(ステップS10)。第1回転数は、吸入側の水が流速で揺れ、吹き飛ばされて水滴がロータ室に飛散し、その結果、吸入側の滞留水を低減可能にする回転数であり、例えば、4500rpmである。制御部10は、第1回転数Neで第1の時間Tが経過するまで、水素循環ポンプ64を駆動させる(ステップS20:NO)。制御部10は、T経過後(ステップS20:YES)、第1回転数よりも低い第2回転数Neで水素循環ポンプ64を駆動させる(ステップS30)。第2回転数は、吸入側の滞留水を巻き上げることなく、ロータ壁面の水を低減可能にする回転数で、例えば、2000rpmである。制御部10は、第2回転数Neで第2の時間Tが経過するまで、水素循環ポンプ64を駆動させる(ステップS40:NO)。制御部10は、T経過後(ステップS40:YES)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、制御部10は、燃料電池システム停止時に、ルーツ式水素循環ポンプを第1回転数NeでT秒間、駆動させ、T秒経過後、第1回転数よりも低い第2回転数NeでT秒間、駆動させる。制御部10が、高回転の第1回転数で水素循環ポンプ64を駆動させることにより、吸入側の滞留水が低減される。したがって、残水646が気液分離器62に液垂れすることが抑制され、低温時に気液分離器が凍結閉塞する可能性を減らす。また、制御部10が、低回転の第2回転数で水素循環ポンプ64を駆動させることにより、吸入側の滞留水を巻き上げることなく、水素循環ポンプ64の送出部645からロータ室内の水滴が送出される。したがって、ロータ室内の水滴が低減され、残水647が隙間に滞留して、低温時に凍結してロータと筐体とが固着することを抑制する。
本実施形態では、外気温度を要件としない2段階の掃気処理であるが、凍結防止の基準温度以下、(例えば、0度未満)の場合に上記掃気処理が実行されてもよい。基準温度よりも高い場合には、ポンプ室内の水滴の固着はないので、第1回転数にて水素循環ポンプ64を駆動するようにしてもよい。また、図4に示すように、制御部10は、第1回転数NeでT秒間、第2回転数NeでT秒間、水素循環ポンプ64を駆動させるが、水素循環ポンプの掃気時間Tのうち、外気温度によって、第1回転数Neで駆動する第1の時間Tと第2回転数Neで駆動する第2の時間Tの比率を可変としてもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…制御部 20…燃料電池 21…単セル 30…カソードガス系 50…アノードガス系 51…燃料ガス供給管 52…水素タンク 53…開閉弁 54…レギュレーター 55…水素供給装置 56…圧力計測部 61…アノード排ガス配管 62…気液分離器 63…燃料ガス循環管 64…水素循環ポンプ 65…アノード排水配管 66…排水弁 70…冷却系 100…燃料電池システム 641…本体部 642, 643…ロータ 644…吸入部 645…送出部 646, 647…残水

Claims (1)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池の燃料ガス供給口に接続されている燃料ガス供給管と、
    前記燃料電池の燃料ガス排出口と前記燃料ガス供給管とを接続するための燃料ガス循環管と、
    前記燃料ガス循環管に配置されている気液分離器と、
    前記燃料ガス循環管に配置され、前記気液分離器の上部に位置するルーツ式水素循環ポンプと、
    前記ルーツ式水素循環ポンプを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記燃料電池システムの停止時に、前記ルーツ式水素循環ポンプを第1回転数で駆動させ、予め定められた時間経過後に、前記第1回転数よりも低い第2回転数で駆動させる、燃料電池システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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