JP2020067271A - 電流検出装置 - Google Patents

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明孝 吉川
久純 渡邉
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久純 渡邉
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Abstract

【課題】磁気センサにおける磁気の干渉を抑制しつつ電流検出装置を小型化する。【解決手段】第1方向(X軸方向)において隣り合う2つの検出部11のうち一方の検出部11では、磁気センサ12が第2方向(Z軸方向)において導体路20の一方側に配置され、磁気シールド13が第2方向の一方側に開口するように配置されている。第1方向において隣り合う2つの検出部11のうち他方の検出部11では、磁気センサ12が第2方向において導体路20の他方側に配置され、磁気シールド13が第2方向の他方側に開口するように配置されている。【選択図】図1

Description

この開示は、電流検出装置に関する。
従来、電流検出装置が知られている。例えば、特許文献1には、第1および第2の電流路と、磁界を検出する磁気検出方向が一方向に限られる第1および第2の磁束検出器と、第1および第2の磁束検出器の少なくとも一方が検出した磁界に基づいて第1および第2の電流路の少なくとも一方に流れる電流の電流値を検出する電流検出センサ本体とを備えた電流検出装置が開示されている。
この電流検出装置では、第1の磁束検出器は、第1の電流路の上側に所定の距離離れた位置に、第1の電流路を流れる電流によって第1の電流路から発生する磁界の向きに第1の磁束検出器の磁気検出方向が平行になるように配置されている。第2の磁束検出器は、第2の電流路の下側に所定の距離離れた位置に、第2の電流路を流れる電流によって第2の電流路から発生する磁界の向きに第2の磁束検出器の磁気検出方向が平行になるように配置されている。そして、第1の電流路と第2の電流路は、上下方向に所定の距離離れ、且つ第1の電流路と第2の磁束検出器および第2の電流路と第1の磁束検出器がそれぞれ水平に並ぶ状態で並設されている。
このような構成によれば、二つの電流路からそれぞれ発生する磁束の一方が磁束検出器の磁気検出方向と直交する方向となるため、磁束検出器は、二つの電流路のうちいずれか一方から発生する磁束を検出することはなく、磁気検出方向と向きが平行な磁束を発生する電流路からのみ磁束を検出することができる。このため、電流路に設置した磁束検出器に対し、他の電流路に流れる電流によって発生した磁束が磁束検出器の検出動作に影響を与えることを回避することができる。
特開2010−8315号公報
しかしながら、特許文献1の電流検出装置では、電流路(導体路)および磁束検出器(磁気センサ)の配置に制約があるので、電流路および磁束検出器を任意に配置することができない。そのため、隣り合う電流路の間の距離および隣り合う磁束検出器の間の距離を短縮することができず、電流検出装置を小型化することが困難である。
この開示による電流検出装置は、第1方向に並設された複数の導体路を流れる電流を検出する電流検出装置であって、前記第1方向に並設されて前記複数の導体路にそれぞれ対応する複数の検出部を備え、前記複数の検出部の各々は、該検出部に対応する導体路を流れる電流に応じた磁気を検出するように構成された磁気センサと、前記第1方向と該第1方向と直交する第2方向とを含む平面であって該導体路と該磁気センサとを通過する平面に沿う断面形状の少なくとも一部がU字状となるように形成されて該導体路と該磁気センサとを囲う磁気シールドとを有し、前記第1方向において隣り合う2つの検出部のうち一方の検出部では、前記磁気センサが前記第2方向において前記導体路の一方側に配置され、前記磁気シールドが該第2方向の該一方側に開口するように配置され、前記第1方向において隣り合う2つの検出部のうち他方の検出部では、前記磁気センサが前記第2方向において前記導体路の他方側に配置され、前記磁気シールドが該第2方向の該他方側に開口するように配置されている。
この開示によれば、第1方向において隣り合う2つの検出部にそれぞれ含まれる2つの磁気シールドの開口方向が互いに逆方向となっているので、磁気センサにおける磁気の干渉(導体路を流れる電流に応じた磁気の一部が磁気シールドの開口部から漏れ出して隣の磁気シールドの内部に配置された磁気センサに流れ込む現象)を抑制することができる。また、第1方向において隣り合う導体路の間の距離(第1方向における距離)および第1方向において隣り合う磁気センサの間の距離(第1方向における距離)を短縮することができるので、電流検出装置を小型化することができる。
実施形態による電流検出装置の構成を例示する断面図である。 実施形態による電流検出装置の構成を例示する平面図である。 電流検出装置の比較例における磁力線を例示する断面図である。 実施形態による電流検出装置における磁力線を例示する断面図である。 電流検出装置の変形例2の構成を例示する断面図である。 電流検出装置の変形例3の構成を例示する平面図である。
以下、実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(電流検出装置)
図1,図2は、実施形態による電流検出装置1の構成を例示している。この電流検出装置1は、複数の導体路(この例では第1導体路20aと第2導体路20bと第3導体路20c)を流れる電流を検出するものであり、センサ基板10と、複数の検出部(この例では第1検出部11aと第2検出部11bと第3検出部11c)とを備えている。第1導体路20aと第2導体路20bと第3導体路20cは、例えば、三相交流モータとインバータ(三相交流モータに三相交流電力を供給するためのインバータ)とを接続する3つの配線(U相とV相とW相にそれぞれ対応する配線)の一部に対応している。
以下の説明では、第1導体路20aと第2導体路20bと第3導体路20cの総称を「導体路20」と記載し、第1検出部11aと第2検出部11bと第3検出部11cの総称を「検出部11」と記載する。また、Z軸方向(第2方向)は、X軸方向(第1方向)と直交する方向のことであり、Y軸方向(第3方向)は、X軸方向およびZ軸方向の両方と直交する方向(すなわちX軸方向とZ軸方向とを含むXZ平面と直交する方向)のことである。
〔導体路〕
第1導体路20aと第2導体路20bと第3導体路20cは、X軸方向に並設されている。この例では、導体路20は、Y軸方向に延伸する平板状に形成され、その厚み方向がZ軸方向に沿うように配置されている。例えば、導体路20は、銅などの導電性材料によって構成されたバスバーの一部である。
〔センサ基板〕
センサ基板10は、X軸方向に延伸している。この例では、センサ基板10は、X軸方向に延伸する平板状に形成され、その厚み方向がZ軸方向に沿うように配置されている。例えば、センサ基板10は、絶縁性材料(例えば樹脂)によって構成されている。
また、センサ基板10には、X軸方向に並設された複数(この例では6つ)の貫通孔101が設けられている。この例では、複数の貫通孔101は、X軸方向に一直線に並ぶように配置されている。また、貫通孔101は、センサ基板10をZ軸方向に貫通し、平面視において矩形状に形成されている。そして、複数の貫通孔101には、後述する複数の磁気シールドの側部(この例では合計で6つの側部)がそれぞれ挿通される。
〔検出部〕
第1検出部11aと第2検出部11bと第3検出部11cは、X軸方向に並設されて第1導体路20aと第2導体路20bと第3導体路20cにそれぞれ対応している。また、第1検出部11aは、第1磁気センサ12aと第1磁気シールド13aとを有し、第2検出部11bは、第2磁気センサ12bと第2磁気シールド13bとを有し、第3検出部11cは、第3磁気センサ12cと第3磁気シールド13cを有している。
以下の説明では、第1磁気センサ12aと第2磁気センサ12bと第3磁気センサ12cの総称を「磁気センサ12」と記載し、第1磁気シールド13aと第2磁気シールド13bと第3磁気シールド13cの総称を「磁気シールド13」と記載する。
〈磁気センサ〉
磁気センサ12は、導体路20を流れる電流に応じた磁気を検知するように構成されている。そして、磁気センサ12は、検知した磁気に応じた電気信号(検知信号)を出力するように構成されている。このような構成により、磁気センサ12から出力される検知信号は、導体路20を流れる電流に応じた信号となっている。この例では、磁気センサ12は、その感磁面がX軸方向に沿うように配置されている。すなわち、磁気センサ12は、その磁気検知方向(磁気を検知を検知することができる方向)がX軸方向に沿うように配置されている。例えば、磁気センサ12は、ホール効果を利用したホール素子や、ホール素子とアンプ回路を内蔵したホールICや、磁気抵抗効果を利用した磁気抵抗素子や、フラックスゲート(磁気変調)式の磁気センサなどによって構成されている。
この例では、磁気センサ12は、センサ基板10に設けられている。具体的には、第1磁気センサ12aと第3磁気センサ12cは、センサ基板10のZ軸方向における一方面(図1では上面)に設けられ、第2磁気センサ12bは、センサ基板10のZ軸方向における他方面(図1では下面)に設けられている。
〈磁気シールド〉
磁気シールド13は、X軸方向とZ軸方向とを含む平面であって導体路20と磁気センサ12とを通過する平面に沿う断面形状の少なくとも一部がU字状となるように形成されて導体路20と磁気センサ12とを囲んでいる。また、磁気シールド13は、高透磁率材料(例えばパーマロイやフェライトなど)によって構成され、磁気の通過を妨げるように構成されている。
この例では、磁気シールド13は、U字型の板状(U字型に屈曲する板状)に形成されている。具体的には、磁気シールド13は、矩形状に形成された底部と、その底部の両縁部に立設された2つの側部(矩形状に形成された側部)とを有している。また、磁気シールド13の側部は、センサ基板10に設けられた貫通孔101に挿通されている。また、この例では、磁気シールド13は、パーマロイによって構成されている。
〔検出部における各部材の配置〕
X軸方向において隣り合う2つの検出部11のうち一方の検出部11では、磁気センサ12がZ軸方向において導体路20の一方側に配置され、磁気シールド13がZ軸方向の一方側に開口するように(すなわち開口方向が導体路20側から磁気センサ12側へ向かう方向となるように)配置されている。この例では、磁気センサ12がZ軸方向においてセンサ基板10の一方面側に配置され、導体路20がZ軸方向においてセンサ基板10の他方面側に配置されている。すなわち、導体路20と磁気センサ12とがセンサ基板10を挟んで配置されている。また、センサ基板10の他方面側から一方面側へ向けて磁気シールド13の側部がセンサ基板10の貫通孔101に挿通されている。
X軸方向において隣り合う2つの検出部11のうち他方の検出部11では、磁気センサ12がZ軸方向において導体路20の他方側に配置され、磁気シールド13がZ軸方向の他方側に開口するように(すなわち開口方向が導体路20側から磁気センサ12側へ向かう方向となるように)配置されている。この例では、磁気センサ12がZ軸方向においてセンサ基板10の他方面側に配置され、導体路20がZ軸方向においてセンサ基板10の一方面側に配置されている。すなわち、導体路20と磁気センサ12とがセンサ基板10を挟んで配置されている。また、センサ基板10の一方面側から他方面側へ向けて磁気シールド13の側部がセンサ基板10の貫通孔101に挿通されている。
〈第1検出部における各部材の配置〉
第1検出部11aでは、第1磁気センサ12aがZ軸方向において第1導体路20aの一方側(図1では上側)に配置されている。具体的には、第1磁気センサ12aがZ軸方向においてセンサ基板10の一方面側(図1では上面側)に配置され、第1導体路20aがZ軸方向においてセンサ基板10の他方面側(図1では下面側)に配置されている。そして、Z軸方向において第1導体路20aと第1磁気センサ12aとがセンサ基板10を挟んで互いに対向している。
また、第1検出部11aでは、第1磁気シールド13aがZ軸方向の一方側(図1では上側)に開口するように配置されている。具体的には、センサ基板10に設けられた6つの貫通孔101のうちX軸方向の一方側(図1では左側)に位置する2つの貫通孔101に対して、第1磁気シールド13aの2つの側部がセンサ基板10の他方面側から一方面側(図1では下面側から上面側)へ向けてそれぞれ挿通されている。
なお、この例では、第1導体路20aと第1磁気シールド13aとの間に隔離部材50が設けられている。隔離部材50は、絶縁性材料(例えば樹脂)によって構成され、第1導体路20aと第1磁気シールド13aとを電気的に隔離するように構成されている。また、第1導体路20aとセンサ基板10との間に隙間が設けられている。
〈第2検出部における各部材の配置〉
第2検出部11bでは、第2磁気センサ12bがZ軸方向において第2導体路20bの他方側(図1では下側)に配置されている。具体的には、第2磁気センサ12bがZ軸方向においてセンサ基板10の他方面側(図1では下面側)に配置され、第2導体路20bがZ軸方向においてセンサ基板10の一方面側(図1では上面側)に配置されている。そして、Z軸方向において第2導体路20bと第2磁気センサ12bとがセンサ基板10を挟んで互いに対向している。
また、第2検出部11bでは、第2磁気シールド13bがZ軸方向の他方側(図1では下側)に開口するように配置されている。具体的には、センサ基板10に設けられた6つの貫通孔101のうちX軸方向の中央部に位置する2つの貫通孔101に対して、第2磁気シールド13bの2つの側部がセンサ基板10の一方面側から他方面側(図1では上面側から下面側)へ向けてそれぞれ挿通されている。
なお、この例では、第2導体路20bとセンサ基板10との間に第1隔離部材51が設けられ、第2導体路20bと第2磁気シールド13bとの間に第2隔離部材52が設けられている。第1隔離部材51は、絶縁性材料(例えば樹脂)によって構成され、第2導体路20bとセンサ基板10とを電気的に隔離するように構成されている。第2隔離部材52は、絶縁性材料(例えば樹脂)によって構成され、第2導体路20bと第2磁気シールド13bとを電気的に隔離するように構成されている。
〈第3検出部における各部材の配置〉
第3検出部11cでは、第3磁気センサ12cがZ軸方向において第3導体路20cの一方側(図1では上側)に配置されている。具体的には、第3磁気センサ12cがZ軸方向においてセンサ基板10の一方面側(図1では上面側)に配置され、第3導体路20cがZ軸方向においてセンサ基板10の他方面側(図1では下面側)に配置されている。そして、Z軸方向において第3導体路20cと第3磁気センサ12cとがセンサ基板10を挟んで互いに対向している。
また、第3検出部11cでは、第3磁気シールド13cがZ軸方向の一方側(図1では上側)に開口するように配置されている。具体的には、センサ基板10に設けられた6つの貫通孔101のうちX軸方向の他方側(図1では右側)に位置する2つの貫通孔101に対して、第3磁気シールド13cの2つの側部がセンサ基板10の他方面側から一方面側(図1では下面側から上面側)へ向けてそれぞれ挿通されている。
なお、この例では、第3導体路20cと第3磁気シールド13cとの間に隔離部材50が設けられている。隔離部材50は、絶縁性材料(例えば樹脂)によって構成され、第3導体路20cと第3磁気シールド13cとを電気的に隔離するように構成されている。また、第3導体路20cとセンサ基板10との間に隙間が設けられている。
〔電流検出装置の周辺の構成〕
また、この例では、センサ基板10に設けられた磁気センサ12は、主基板30に設けられた制御回路(図示を省略)と信号を伝送可能に接続されている。具体的には、センサ基板10のZ軸方向における一方面(図1では上面)には、第2磁気センサ12bと電気的に接続される配線パターン(図示を省略)が設けられており、センサ基板10のZ軸方向における他方面(図1では下面)には、第1磁気センサ12aおよび第3磁気センサ12cと電気的に接続される配線パターン(図示を省略)が設けられており、主基板30には、制御回路と電気的に接続される配線パターン(図示を省略)が設けられている。そして、センサ基板10のZ軸方向の両面(図1では上面および下面)に設けられた配線パターンと主基板30に設けられた配線パターンとがコネクタや接続配線(図示を省略)などを経由して互いに電気的に接続されている。
また、この例では、センサ基板10と主基板30との間に支持部材40が設けられている。支持部材40は、絶縁性材料(例えば樹脂)によって構成され、センサ基板10が主基板30に対して平行となるようにセンサ基板10を支持している。また、支持部材40には、第1磁気シールド13aの閉口側(底部側)が嵌め込まれる第1凹部と、第2磁気シールド13bの開口側(底部側の逆側)が嵌め込まれる第2凹部と、第3磁気シールド13cの閉口側が嵌め込まれる第3凹部とが設けられている。
〔電流検出装置の比較例における磁束の流れ〕
次に、図3を参照して、電流検出装置の比較例における磁束の流れについて説明する。電流検出装置の比較例(以下、電流検出装置9と記載)では、X軸方向において隣り合う2つの検出部11のうち両方の検出部11において、磁気センサ12がZ軸方向において導体路20の一方側(図3では上側)に配置され、磁気シールド13がZ軸方向の一方側(図3では上側)に開口するように配置されている。すなわち、電流検出装置9では、X軸方向において隣り合う2つの磁気シールド13の開口方向が同じ方向(図3では上側)となっている。なお、図3において、破線の矢印は、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気の流れ(磁力線)を示している。
図3に示すように、電流検出装置9では、第1導体路20aに電流が流れると、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気(磁場)が第1導体路20aの周囲に発生する。第1磁気シールド13aの閉口側(底部側)では、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気は、主に、第1磁気シールド13aに流れ込んで第1磁気シールド13aに沿うように流れる。一方、第1磁気シールド13aの開口側(底部側の逆側)では、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気は、主に、第1磁気シールド13aの一方の側部から第1磁気センサ12aを通過して第1磁気シールド13aの他方の側部に到達するようにX軸方向に流れる。また、第1磁気シールド13aの開口側では、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気の一部が第1磁気シールド13aの開口部から第1磁気シールド13aの外部へ漏れ出す。
図3に示した電流検出装置9では、X軸方向において隣り合う2つの磁気シールド13の開口方向が同じ方向(図3では上側)となっているので、第1磁気シールド13aの開口部から漏れ出した磁気(第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気の一部)は、X軸方向において第1磁気シールド13aの隣に位置する第2磁気シールド13bの開口部から第2磁気シールド13bの内部に進入し、第2磁気シールド13bの内部に配置された第2磁気センサ12bに流れ込む。そのため、第2磁気センサ12bでは、第2導体路20bを流れる電流に応じた磁気(図示を省略)と第1磁気シールド13aから漏れ出した磁気とが干渉することになるので、第2磁気センサ12bにおいて第2導体路20bを流れる電流に応じた磁気を正確に検知することが困難となる。
このように、図3に示した電流検出装置9では、磁気センサ12において磁気の干渉(すなわち、導体路20を流れる電流に応じた磁気の一部が磁気シールド13の開口部から漏れ出して隣の磁気シールド13の内部に配置された磁気センサ12に流れ込む現象)が生じるので、磁気センサ12における磁気の検知を正確に行うことが困難である。
〔実施形態による電流検出装置における磁束の流れ〕
次に、図4を参照して、この実施形態による電流検出装置1における磁束の流れについて説明する。電流検出装置1では、第1磁気シールド13aと第3磁気シールド13cがZ軸方向の一方側(図4では上側)に開口するように配置され、第2磁気シールド13bがZ軸方向の他方側(図4では下側)に開口するように配置されている。すなわち、電流検出装置1では、X軸方向において隣り合う2つの磁気シールド13の開口方向が互いに逆方向となっている。なお、図4において、破線の矢印は、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気の流れ(磁力線)を示している。
図4に示すように、電流検出装置1では、第1導体路20aに電流が流れると、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気(磁場)が第1導体路20aの周囲に発生する。第1磁気シールド13aの閉口側(底部側)では、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気は、主に、第1磁気シールド13aに流れ込んで第1磁気シールド13aに沿うように流れる。一方、第1磁気シールド13aの開口側(底部側の逆側)では、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気は、主に、第1磁気シールド13aの一方の側部から第1磁気センサ12aを通過して第1磁気シールド13aの他方の側部に到達するようにX軸方向に流れる。また、第1磁気シールド13aの開口側では、第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気の一部が第1磁気シールド13aの開口部から第1磁気シールド13aの外部へ漏れ出す。
図4に示した電流検出装置1では、X軸方向において隣り合う2つの磁気シールド13の開口方向が互いに逆方向となっているので、第1磁気シールド13aの開口部から漏れ出した磁気(第1導体路20aを流れる電流に応じた磁気の一部)は、主に、X軸方向において第1磁気シールド13aの隣に位置する第2磁気シールド13bの閉口側(底部側)に流れ込んで第2磁気シールド13bに沿うように流れる。
このように、図4に示した電流検出装置1では、磁気センサ12における磁気の干渉(すなわち、導体路20を流れる電流に応じた磁気の一部が磁気シールド13の開口部から漏れ出して隣の磁気シールド13の内部に配置された磁気センサ12に流れ込む現象)が抑制される。
〔実施形態による効果〕
以上のように、この実施形態による電流検出装置1では、X軸方向において隣り合う2つの検出部11にそれぞれ含まれる2つの磁気シールド13の開口方向が互いに逆方向となっている。このような構成により、磁気センサ12における磁気の干渉(すなわち、導体路20を流れる電流に応じた磁気の一部が磁気シールド13の開口部から漏れ出して隣の磁気シールド13の内部に配置された磁気センサ12に流れ込む現象)を抑制することができる。これにより、磁気センサ12における磁気の検知を正確に行うことができる。
また、この実施形態による電流検出装置1では、X軸方向において隣り合う導体路20の間の距離(X軸方向における距離)およびX軸方向において隣り合う磁気センサ12の間の距離(X軸方向における距離)を任意に設定することができる。そのため、隣り合う導体路20の間の距離および隣り合う磁気センサ12の間の距離を任意に設定することができない場合(例えば特許文献1の場合)よりも、隣り合う導体路20の間の距離および隣り合う磁気センサ12の間の距離を短縮することができるので、電流検出装置1を小型化することができる。
また、この実施形態による電流検出装置1では、X軸方向において隣り合う導体路20と磁気センサ12とを水平に並べなくてもよいので、そのような制約がある場合(例えば特許文献1の場合)よりも、導体路20および磁気センサ12の配置に関する制約を緩和することができる。
また、この実施形態による電流検出装置1では、複数の検出部11の各々において磁気センサ12が1枚のセンサ基板10に設けられている。すなわち、複数の検出部11にそれぞれ含まれる複数の磁気センサ12が1枚のセンサ基板10に設けられている。このような構成により、複数の検出部11にそれぞれ含まれる複数の磁気センサ12が複数のセンサ基板にそれぞれ個別に設けられている場合よりも、電流検出装置1の配線構造(磁気センサ12に関する配線構造)を簡素化することができる。
また、この実施形態による電流検出装置1では、複数の検出部11の各々において導体路20と磁気センサ12とがセンサ基板10を挟んで配置されている。このような構成により、複数の検出部11の各々において導体路20と磁気センサ12とがセンサ基板10を挟んで配置されていない場合よりも、電流検出装置1を小型化することができる。
また、この実施形態による電流検出装置1では、磁気シールド13がU字型の板状に形成され、磁気シールド13の側部が挿通される貫通孔101がセンサ基板10に設けられている。このような構成により、磁気シールド13の側部が挿通されるスリットがセンサ基板10に設けられている場合によりも、センサ基板10の強度を向上させることができる。
(電流検出装置の変形例1)
なお、以上の説明では、第2導体路20bとセンサ基板10との間に第1隔離部材51が設けられている場合を例に挙げたが、第2導体路20bとセンサ基板10との間に第1隔離部材51が設けられていなくてもよい。すなわち、第2導体路20bは、センサ基板10に設けられていてもよい。また、以上の説明では、第1導体路20aおよび第3導体路20cとセンサ基板10との間に隙間が設けられている場合を例に挙げたが、第1導体路20aおよび第3導体路20cは、センサ基板10に設けられていてもよい。具体的には、第2導体路20bは、センサ基板10のZ軸方向における一方面(図1では上面)に設けられていてもよい。これと同様に、第1導体路20aと第3導体路20cは、センサ基板10のZ軸方向における他方面(図1では下面)に設けられていてもよい。例えば、第2導体路20bは、センサ基板10のZ軸方向における一方面に設けられた配線パターン(図示を省略)の一部であってもよいし、第1導体路20aと第3導体路20cは、センサ基板10のZ軸方向における他方面に設けられた配線パターン(図示を省略)の一部であってもよい。
以上のように、導体路20をセンサ基板10に設けることにより、導体路20とセンサ基板10との間に隔離部材や隙間が設けられている場合よりも、電流検出装置1を小型化することができる。
(電流検出装置の変形例2)
図5に示すように、複数の検出部11の各々において磁気センサ12がセンサ基板10のZ軸方向における一方面側または他方面側(すなわちセンサ基板10の同一片面側)に配置されていてもよい。図5の例では、第1磁気センサ12aと第2磁気センサ12bと第3磁気センサ12cがセンサ基板10のZ軸方向における他方面側(図5では下面側)に配置されている。
以上のように、複数の検出部11の各々において磁気センサ12をセンサ基板10の同一片面側に配置することにより、複数の磁気センサ12がセンサ基板10のZ軸方向における両面に分散して配置されている場合よりも、センサ基板10に対する磁気センサ12の取り付けを容易にすることができる。
(電流検出装置の変形例3)
図6に示すように、センサ基板10には、複数の貫通孔101の代わりに、X軸方向に並設された複数(この例では6つ)のスリット102が設けられていてもよい。この例では、複数のスリット102は、X軸方向に一直線に並ぶように配置されている。また、スリット102は、センサ基板10をZ軸方向に貫通し、平面視において矩形状に形成されている。そして、複数のスリット102には、複数の磁気シールド13の側部(この例では合計で6つの側部)がそれぞれ挿通される。
以上のように、磁気シールド13の側部が挿通されるスリット102をセンサ基板10に設けることにより、磁気シールド13の側部が挿通される貫通孔(例えば図1および図2に示した貫通孔101)がセンサ基板10に設けられている場合よりも、磁気シールド13の取り付けを容易にすることができる。
(その他の実施形態)
以上の説明では、複数の検出部11にそれぞれ含まれる複数の磁気センサ12が1枚のセンサ基板10に設けられている場合を例に挙げたが、複数の検出部11にそれぞれ含まれる複数の磁気センサ12は、複数のセンサ基板(図示を省略)にそれぞれ個別に設けられていてもよい。
また、以上の説明では、センサ基板10に貫通孔101およびスリット102のいずれか一方が設けられている場合を例に挙げたが、センサ基板10に貫通孔101およびスリット102が混在していてもよい。
また、以上の説明では、導体路20がY軸方向(XZ平面と直交する方向)に延伸するように形成されている場合を例に挙げたが、これに限定されず、導体路20は、XZ平面と直交する方向とは異なる方向(XZ平面と交差する方向)に延伸するように形成されていてもよい。
また、以上の説明では、磁気シールド13がU字型の板状に形成されている場合を例に挙げたが、これに限定されず、磁気シールド13は、X軸方向とZ軸方向とを含む平面(XZ平面)であって導体路20と磁気センサ12とを通過する平面に沿う断面形状の少なくとも一部がU字状となる他の形状に形成されていてもよい。例えば、磁気シールド13は、矩形状に形成された底部と、その底部の両縁部に立設された2つの側部(矩形状に形成された側部)と、その2つの側部の先端部から互いに近づくように延出する2つの延出部(開口部を窄める部分)とを有していてもよい。
また、以上の説明では、磁気シールド13がパーマロイによって構成されている場合を例に挙げたが、磁気シールド13は、他の高透磁率材料によって構成されていてもよい。例えば、磁気シールド13は、非導電性のフェライトによって構成されていてもよい。このように構成した場合、導体路20と磁気シールド13との間に絶縁性を有する隔離部材(具体的には隔離部材50と第2隔離部材52)を設けなくてもよくなるので、電流検出装置1をさらに小型化することができる。
また、以上の実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、この開示、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、この開示は、電流検出装置として有用である。
1 電流検出装置
10 センサ基板
11 検出部
12 磁気センサ
13 磁気シールド
101 貫通孔
102 スリット
20 導体路

Claims (7)

  1. 第1方向に並設された複数の導体路を流れる電流を検出する電流検出装置であって、
    前記第1方向に並設されて前記複数の導体路にそれぞれ対応する複数の検出部を備え、
    前記複数の検出部の各々は、該検出部に対応する導体路を流れる電流に応じた磁気を検出するように構成された磁気センサと、前記第1方向と該第1方向と直交する第2方向とを含む平面であって該導体路と該磁気センサとを通過する平面に沿う断面形状の少なくとも一部がU字状となるように形成されて該導体路と該磁気センサとを囲う磁気シールドとを有し、
    前記第1方向において隣り合う2つの検出部のうち一方の検出部では、前記磁気センサが前記第2方向において前記導体路の一方側に配置され、前記磁気シールドが該第2方向の該一方側に開口するように配置され、
    前記第1方向において隣り合う2つの検出部のうち他方の検出部では、前記磁気センサが前記第2方向において前記導体路の他方側に配置され、前記磁気シールドが該第2方向の該他方側に開口するように配置されている
    ことを特徴とする電流検出装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1方向に延伸する1枚のセンサ基板を備え、
    前記複数の検出部の各々において、前記磁気センサが前記センサ基板に設けられている
    ことを特徴とする電流検出装置。
  3. 請求項2において、
    前記センサ基板は、その厚み方向が前記第2方向に沿うように配置され、
    前記複数の検出部の各々において、前記導体路と前記磁気センサとが前記センサ基板を挟んで配置されている
    ことを特徴とする電流検出装置。
  4. 請求項3において、
    前記複数の導体路は、前記センサ基板に設けられている
    ことを特徴とする電流検出装置。
  5. 請求項2において、
    前記センサ基板は、その厚み方向が前記第2方向に沿うように配置され、
    前記複数の検出部の各々において、前記磁気センサが前記センサ基板の前記第2方向における一方面側または他方面側に配置されている
    ことを特徴とする電流検出装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項において、
    前記磁気シールドは、U字型の板状に形成され、
    前記センサ基板には、前記磁気シールドの側部が挿通される貫通孔が設けられている
    ことを特徴とする電流検出装置。
  7. 請求項2〜5のいずれか1項において、
    前記磁気シールドは、U字型の板状に形成され、
    前記センサ基板には、前記磁気シールドの側部が挿通されるスリットが設けられている
    ことを特徴とする電流検出装置。
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