JP2020067247A - ガスこんろ - Google Patents

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大貴 椋本
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【課題】バーナリングを用いなくても、天板上に配置した五徳を良好に位置決めすることができるガスこんろを提案する。【解決手段】ガスこんろは、ガスバーナ7と、ガスバーナ7を上方に突出させるためのバーナ挿通孔81を有する天板8を備える。ガスバーナ7が有する外筒部7の外周面は、天板8上に配置された五徳9の内周部分93に当たって、五徳9の水平方向の位置決めを行うように構成されている。したがって、バーナリングを用いる必要なく、天板8上での五徳9の位置決めを行うことが可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、ガスこんろに関する。
従来のガスこんろが、例えば特許文献1に開示されている。この種のガスこんろは、ガスバーナを上方に突出させるバーナ挿通孔を有する天板と、バーナ挿通孔の開口縁とガスバーナとの隙間を覆うように天板に装着されるバーナリングを備える。天板上には、バーナリングの外周に嵌るように五徳が配置される。従来のガスこんろにおいて、五徳はバーナリングに嵌ることで、天板上の位置が決められる。
特開2010−210154号公報
上記したように、従来のガスこんろでは、天板上において五徳を良好に位置決めするために、バーナリングを用いる。そのため、部品点数の抑制が困難という問題がある。
本発明は、天板上に五徳を配置するように構成されたガスこんろにおいて、従来技術のようなバーナリングを用いずとも五徳を良好に位置決め可能とすることを、目的とする。
一態様に係るガスこんろは、ガスバーナと、前記ガスバーナを上方に突出させるためのバーナ挿通孔を有する天板と、を備える。前記ガスバーナが有する外周面は、前記天板上に配置された五徳の内周部分に当たることで、前記五徳の水平方向の位置決めを行うように構成されている。
本発明は、従来技術のようなバーナリングを用いなくても、天板上に配置した五徳を良好に位置決めすることができるという効果を奏する。
図1は、一実施形態のガスこんろの斜視図である。 図2は、同上のガスこんろから五徳を外した斜視図である。 図3は、同上のガスこんろから更に天板を外した斜視図である。 図4は、同上のガスこんろの要部平面図である。 図5は、図4のA−A線断面図である。 図6は、図4のB−B線断面図である。 図7は、図4のC−C線断面図である。 図8は、同上のガスこんろにおいて五徳の回転位置を誤った状態の要部平面図である。 図9は、図8のD−D線断面図である。 図10は、同上のガスこんろにおいて五徳の爪部が隆起部に乗り上げた状態の要部斜視図である。 図11は、同上のガスこんろにおいて五徳の爪部が隆起部からずれ落ちた状態の要部斜視図である。 図12は、同上のガスこんろの変形例の要部平面図である。
(一実施形態)
本開示のガスこんろについて、一実施形態に基づいて説明する。図1−図3には、一実施形態のガスこんろの全体を示している。
以下の説明では、本実施形態のガスこんろに対してこれを用いる使用者が位置する側を「手前側」といい、これの反対側を「奥側」という。説明で用いる左側と右側は、使用者の視点を基準とする。
本実施形態のガスこんろは、ドロップインこんろであり、例えばキャビネット内に組み込まれて用いられる。本実施形態のガスこんろは、機器本体6と、機器本体6に組み込まれたガスバーナ7と、機器本体6に固定された天板8を備える。天板8の上には、五徳9が配置されている。
まず、機器本体6とガスバーナ7の構造について説明する。
図3等に示すように、機器本体6は、上面が開口した平面視矩形状の筐体61と、筐体61内に組み込まれた各種の機器を備える。これら各種の機器に、複数のガスバーナ7と、複数のガスバーナ7の点消火等を操作する操作部65が含まれる。
本実施形態のガスこんろにおいて、複数のガスバーナ7は、手前側と奥側に位置する2つのガスバーナ7である。2つのガスバーナ7は、いずれも混合管71、バーナ本体72及びバーナキャップ74を備える。
混合管71には、燃料ガスと空気が導入され、混合管71の内部にて混合ガスが形成される。バーナ本体72には、混合管71を通じて混合ガスが供給される。バーナ本体72は、上面に開口を有する円筒状の外筒部725を備える。
バーナキャップ74は、外筒部725の開口の上方を覆うように、バーナ本体72に装着される。平面視リング状であるバーナキャップ74の外周面には、その全周に亘って炎孔部745が形成されている。炎孔部745には、周方向に距離をあけて複数の炎孔が形成されている。複数の炎孔からは、混合管71から供給された混合ガスが、外側方に向けて放出される。このガスが着火してガスバーナ7のリング状の炎が発生する。
操作部65は、2つのガスバーナ7よりも手前側に位置している。操作部65は、2つのガスバーナ7の点消火及び火力を操作するための2つの摘み部652と、加熱モードの切り替え操作を行うための切替ボタン654を有する。
次に、天板8の構造について説明する。
天板8は、筐体61の上面の開口を塞ぐように、ねじ具を用いて筐体61の上端部に固定される。
天板8は、金属製(例えばステンレス製)の板材をプレス加工することで成形されている。天板8は、上下に貫通する2つのバーナ挿通孔81が形成された矩形状の平板部80と、平板部80を囲んで位置する矩形枠状の周縁部85を有する。
周縁部85は、平板部80よりも高く成形されている。周縁部85のうち手前側の部分が、周縁部85のなかで最も高くかつ幅広に成形されている。周縁部85の手前側の部分には、機器本体6の操作部65を露出させるための三つの開口855が形成されている。
三つの開口855は、左右に距離をあけて並んで位置している。両端に位置する2つの開口855を通じて、2つの摘み部652が操作可能に露出する。中間の開口855を通じて、切替ボタン654が操作可能に露出する。
2つのバーナ挿通孔81は、手前側と奥側に位置する2つの丸孔状のバーナ挿通孔81である。筐体61内に組み付けられた手前側のガスバーナ7の上部が、手前側のバーナ挿通孔81を通じて上方に突出し、奥側のガスバーナ7の上部が、奥側のバーナ挿通孔81を通じて上方に突出する。
ガスバーナ7のうち、バーナ挿通孔81を通じて平板部80の上方に突出する部分は、炎孔部745を含むバーナキャップ74と、これの下方に位置するバーナ本体72の上部(すなわち外筒部725の上部)である。
更に、天板8の平板部80のうち、2つのバーナ挿通孔81のそれぞれの周縁部には、凸段部3、隆起部1及び第二隆起部2が一体に成形されている。
凸段部3について、以下に説明する。
凸段部3は、天板8の一部(具体的には、バーナ挿通孔81の周縁部)に対して、上方に隆起するように絞りプレス加工を施した部分である。凸段部3は、平面視においてバーナ挿通孔81を囲む円環状の外形を有する。
本実施形態のガスこんろは、従来技術のようなバーナリングを備えず、天板8と一体に成形された凸段部3によって、バーナ挿通孔81を通じて筐体61内に煮汁等の液体が浸入することを抑えるように構成されている。
バーナリングを備えないことで、部品点数が抑えられるという利点がある。また、従来技術のようにバーナリングを備えた場合には、バーナリングと天板8が互いに異なる種類の金属であれば(例えばバーナリングがステンレス以外の金属製であり、天板8がステンレス製である場合)、接触部分に腐食が生じるという問題があるが、バーナリングを備えないことで、この種の腐食の問題が生じないという利点がある。
本実施形態のガスこんろでは、五徳9の位置決めは以下のようにして行われる。つまり、本実施形態のガスこんろにおいては、従来技術のようにバーナリングに五徳9を嵌め込むのではなく、ガスバーナ7の外筒部725の外周面に対して五徳9の内周部分93を嵌め込み、これにより五徳9の水平方向の位置決めを行う。ガスバーナ7の外周面と五徳9の内周部分93は、常に密着している必要はなく、両者の間に多少の隙間が形成されてもよい。
五徳9は、リング部91と、リング部91の外周縁部に結合された複数の爪部95を有する。リング部91の内周面によって、五徳9の内周部分93が構成されている。図7等に示すように、五徳9が天板8の上にセットされている状態において、リング部91の内周部分93は、バーナ挿通孔81の周縁よりも内側方に位置する。
複数の爪部95は、周方向に等間隔をあけて位置する6つの爪部95である。各爪部95は、リング部91から外側方に延長される下片951と、下片951の先端部分から立ち上がる縦片953と、縦片953の上端部から内側方に延長される支持片955を有する。下片951とリング部91の固定は、下片951の基端部分の上部とリング部91の外周縁部を溶接等することで行われる。下片951の下部は、リング部91よりも下方に位置する。下片951の先端部分の下端には、天板8の平板部80に当たる当接部957が設けられている。支持片955は、鍋等の調理容器を載せるための部分である。
隆起部1について、以下に説明する。
隆起部1は、天板8上での五徳9の回転位置を決めるために、天板8の一部(具体的には、平板部80のうちバーナ挿通孔81の周縁近傍の箇所)に対して、上方に隆起するように絞りプレス加工を施した部分である。
本実施形態のガスこんろでは、隆起部1は、バーナ挿通孔81を挟んだ左右両側の箇所に設けられている。つまり、1つのバーナ挿通孔81に対して、その左右両側に2つの隆起部1が設けられている。
2つの隆起部1は、凸段部3と一つながりに成形されている。具体的には、円環状である凸段部3の周方向の一部が、バーナ挿通孔81から離れる側に膨らんだような形態で、2つの隆起部1が成形されている。
以下において、バーナ挿通孔81を基準としてこれから離れる側を「径方向外側」といい、バーナ挿通孔81に近づく側を「径方向内側」という。
隆起部1は、径方向外側の部分ほど幅狭となるように、平面視において台形状に成形されている。隆起部1は、径方向外側に延びる直線状の凹部10を有する。凹部10は、五徳9が有する1つの爪部95の下片951が引っ掛かるように構成されている。
凹部10は、上方に向けて開放された溝であり、その径方向内側の端部が閉じ、径方向外側の端部は外側方に開放されている。
つまり、左側の隆起部1に形成された凹部10は、左右方向に直線状に延びる溝であり、その右側の端部が閉じ、左側の端部が開放されている。右側の隆起部1に形成された凹部10は、左右方向に直線状に延びる溝であり、その左側の端部が閉じ、右側の端部が開放されている。
隆起部1は、凹部10を挟んでこれよりも奥側の半部11と、手前側の半部12に区分される。両側の半部11,12はそれぞれ、径方向外側の部分ほど幅狭となるように、平面視において台形状に成形されている。
奥側の半部11のうち径方向外側の端部115は、半部11の他の部分よりも更に高く隆起している。端部115の表面は、全体が滑らかに湾曲した凸曲面である。同様に、手前側の半部12のうち径方向外側の端部125は、半部12の他の部分よりも更に高く隆起している。端部125の表面は、全体が滑らかに湾曲した凸曲面である。
第二隆起部2について、以下に説明する。
第二隆起部2は、既定の回転位置にないときの五徳9をがたつかせるために、天板8の一部(具体的には、平板部80のうちバーナ挿通孔81の周縁近傍の箇所)に対して、上方に隆起するように絞りプレス加工を施した部分である。
本実施形態のガスこんろでは、第二隆起部2は、バーナ挿通孔81を挟んで奥側と手前側の二箇所に設けられている。つまり、1つのバーナ挿通孔81に対して2つの第二隆起部2が設けられている。
2つの第二隆起部2は、凸段部3と一つながりに成形されている。具体的には、円環状である凸段部3の周方向の一部が径方向外側に膨らんだような形態で、2つの第二隆起部2が成形されている。
第二隆起部2は、五徳9が既定の回転位置にないとき(換言すると、平面視において、五徳9が既定の回転位置からバーナ挿通孔81を中心に回転した位置にあるとき)に、爪部95が乗り上がるように構成されている。
第二隆起部2は、径方向外側の部分ほど幅狭となるように、平面視において台形状に成形されている。第二隆起部2は、平坦な上面21と、上面21の径方向外側の端縁から円滑に下り傾斜した斜面22を有する。
五徳9が既定の回転位置にある状態(換言すると、爪部95が隆起部1によって回り止めされている状態)では、五徳9が有する6つの爪部95は、いずれも第二隆起部2から周方向にずれて位置する。このとき、五徳9が有する6つ爪部95の当接部957は、いずれも天板8の平板部80の上面に当たり(図5等参照)、五徳9は安定的な姿勢を維持する。
これに対して、図8、図9に示すように、例えば五徳9が既定の回転位置から30°だけ回転した位置にあるとき、五徳9が有する6つ爪部95のうち奥側に延びる爪部95は、奥側の第二隆起部2の上面21に乗り上げる。6つの爪部95のうち手前側に延びる爪部95は、手前側の第二隆起部2の上面21に乗り上げる。
そのため、五徳9が有する残り4つの爪部95の全てが平板部80の上面に当たることはなく、五徳9は、左右にがたつく状態となる(図9の矢印参照)。使用者は、天板8上に配置された五徳9が左右にがたつく状態にあることから、五徳9が既定の回転位置にないことを容易に認知することができる。なお、五徳9が左右にがたつく状態とは、五徳9が左右に揺動する状態に加えて、五徳9が左右のいずれかに傾いた姿勢にあることを含む。
本実施形態のガスこんろでは、五徳9が既定の回転位置にないとき(すなわち、隆起部1の凹部10に爪部95が引っ掛かっていないとき)には、いずれかの爪部95が隆起部1又は第二隆起部2に乗り上がるように設計されている。隆起部1のうち、爪部95が乗り上がることのできる部分の表面(すなわち、両半部11,12の径方向外側の端部115,125の表面)には、爪部95が自重でずれ落ちて、隆起部1から離れる方向に回転するように、傾斜が設けられている。
そのため、例えば図10に示すように、五徳9が有するいずれかの爪部95が隆起部1に乗り上がり、かついずれの爪部95も第二隆起部2に乗り上がっていない状態となっても、隆起部1の表面にガイドされて五徳9全体が回転し、図11の状態に至る。以下において、図10に示す状態を「第1状態」といい、図11に示す状態を「第2状態」という。
第1状態では、1つの爪部95に含まれる下片951の基端部分が、隆起部1のうち手前側の半部12の径方向外側の端部125に、乗り上げている。第1状態において五徳9は安定せず、周方向に自ずと回転する(図10の矢印参照)。
第2状態では、第1状態において隆起部1に乗り上がっていた爪部95が隆起部1からずれ落ち、その代わりに、第1状態においては隆起部1と第二隆起部2のいずれにも乗り上がっていなかった別の爪部95の下片951が、第二隆起部2に乗り上がっている。本実施形態のガスこんろでは、第2状態において、奥側と手前側の両方の第二隆起部2に、対応する爪部95の下片951がそれぞれ乗り上がっている。
したがって、本実施形態のガスこんろでは、五徳9が既定の回転位置にないときには、五徳9を自ずと左右にがたつく状態に移行させることができる。
また、図3等に示すように、本実施形態の天板8では、手前側のバーナ挿通孔81の周縁部に、天板8を筐体61にねじ固定するための受け面87と、受け面87を上下に貫通するねじ孔88が形成されている。
受け面87は、円環状である凸段部3のうち奥側の箇所に、凸段部3の他の箇所よりも一段低くなるように絞りプレス加工で成形されている。受け面87は、奥側の第二隆起部2の上面21の一部にまで至るように成形されている。受け面87は、第二隆起部2の上面21のうち、径方向外側の端縁にまでは成形されていない。そのため、奥側の第二隆起部2には爪部95が問題なく乗り上がることができる。
(変形例)
図1から図11に示す本実施形態のガスこんろの構成は一例に過ぎず、ガスこんろが備える機器本体6、ガスバーナ7、天板8(より詳細には隆起部1、第二隆起部2、凸段部3等)の各構成において、適宜の変更を行うことが可能である。
例えば、図12に示す変形例では、天板8の平板部80に、上記した隆起部1とは異なる形態の隆起部1aが成形されている。変形例の隆起部1aは、五徳9が有する6つの爪部95のうち隣接する2つの爪部95の間に嵌るように、構成されている。
隆起部1aは、バーナ挿通孔81の奥側に設けられている。つまり、変形例においては、1つのバーナ挿通孔81に対して、その奥側の箇所に1つの隆起部1aが設けられている。
隆起部1aは、凸段部3と一つながりに成形されている。具体的には、円環状である凸段部3のうち奥側の一部が、径方向外側に膨らんだような形態で、隆起部1aが成形されている。隆起部1aは、平面視において径方向外側の部分ほど幅広となるように成形されている。
2つの爪部95の間に隆起部1aが嵌っている状態で、隆起部1aの周方向における両側の端縁部15aは、それぞれ近接する爪部95と平行に位置する。隆起部1aの端縁部15aとこれに近接する爪部95は、常に密着している必要はなく、両者の間に多少の隙間が形成されてもよい。なお、本文で用いる平行の文言は、厳密な意味での平行に限定されない。
変形例においても、天板8が隆起部1aを一体に有するので、従来例のようなバーナリングを用いなくても、五徳9は既定の回転位置で位置決めされる。
変形例では、天板8は隆起部1aを1つだけ有しているが、隆起部1aの数はこれに限定されず、2つ以上の隆起部1aを有してもよい。
(作用効果)
以上、実施形態及び変形例に基づいて説明したように、本開示のガスこんろは、第1の特徴として以下の構成を備える。本開示のガスこんろは、ガスバーナ7と、ガスバーナ7を上方に突出させるためのバーナ挿通孔81を有する天板8を備える。ガスバーナ7が有する外周面は、天板8上に配置された五徳9の内周部分93に当たることで、五徳9の水平方向の位置決めを行うように構成されている。
このように、本開示のガスこんろでは、ガスバーナ7の外周面(上記の実施形態では外筒部725の外周面)によって、天板8上での五徳9の水平位置を決めることができる。そのため、本開示のガスこんろでは、従来技術のようにバーナリングを備えてこれに五徳9を嵌めなくても、天板8上に配置した五徳9を、良好に位置決めすることが可能である。
本開示のガスこんろは、第2の特徴として、第1の特徴に加えて以下の構成を備える。本開示のガスこんろは、天板8の一部を上方に隆起させた隆起部1(1a)を備え、隆起部1(1a)は、天板8上での五徳9の回転位置を決めるように構成されている。
したがって、本開示のガスこんろによれば、従来技術のようにバーナリングを備えてこれに五徳9を係止させなくても、隆起部1(1a)を用いて、五徳9の回転位置を適正に決めることができる。
本開示のガスこんろは、第3の特徴として、第2の特徴に加えて以下の構成を備える。本開示のガスこんろにおいて、隆起部1(1a)は、金属製である天板8の一部をプレス加工した部分である。
したがって、本開示のガスこんろによれば、五徳9の位置決めを行うための隆起部1(1a)を、プレス加工によって天板8と一体に成形することが可能である。
本開示のガスこんろは、第4の特徴として、第2又は第3の特徴に加えて以下の構成を備える。本開示のガスこんろにおいて、隆起部1は、五徳9が有する複数の爪部95のうち1つの爪部95が引っ掛かるように構成された凹部10を含む。
したがって、本開示のガスこんろによれば、爪部95を凹部10に引っ掛けるという簡単な作業で、五徳9の回転位置を適正に決めることができる。
本開示のガスこんろは、第5の特徴として、第2又は第3の特徴に加えて以下の構成を備える。本開示のガスこんろにおいて、隆起部1aは、五徳9が有する複数の爪部95のうち隣接する2つ爪部95の間に嵌るように構成されている。
したがって、本開示のガスこんろによれば、2つの爪部95の間に隆起部1aが嵌るように五徳9をセットするという簡単な作業で、五徳9の回転位置を適正に決めることができる。
本開示のガスこんろは、第6の特徴として、第1から第5のいずれか一つの特徴に加えて以下の構成を備える。本開示のガスこんろは、天板8のうちバーナ挿通孔81を囲む部分に一体に設けられた凸段部3を備える。
したがって、本開示のガスこんろによれば、従来技術のようなバーナリングを備えなくても、煮汁等の液体がバーナ挿通孔81に流下することを、凸段部3によって抑えることができる。
本開示のガスこんろは、第7の特徴として、第6の特徴に加えて以下の構成を備える。本開示のガスこんろにおいて、凸段部3は、金属製である天板8の一部をプレス加工した部分である。
したがって、本開示のガスこんろによれば、凸段部3を、プレス加工によって天板8と一体に成形することができる。
なお、本開示のガスこんろが備えるガスバーナ7の構造、個数及び配置は、実施形態及び変形例に示したものに限定されない。同様に、本開示のガスこんろが備える天板8のバーナ挿通孔81、隆起部1、凸段部3等の構造、個数及び配置は、実施形態及び変形例に示したものに限定されない。
1,1a 隆起部
10 凹部
3 凸段部
7 ガスバーナ
8 天板
81 バーナ挿通孔
9 五徳
93 内周部分
95 爪部

Claims (7)

  1. ガスバーナと、
    前記ガスバーナを上方に突出させるためのバーナ挿通孔を有する天板と、を備え、
    前記ガスバーナが有する外周面は、前記天板上に配置された五徳の内周部分に当たることで、前記五徳の水平方向の位置決めを行うように構成されている
    ことを特徴とするガスこんろ。
  2. 前記天板の一部を上方に隆起させた隆起部を備え、
    前記隆起部は、前記天板上での前記五徳の回転位置を決めるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスこんろ。
  3. 前記隆起部は、金属製である前記天板の一部をプレス加工した部分である
    ことを特徴とする請求項2に記載のガスこんろ。
  4. 前記隆起部は、前記五徳が有する複数の爪部のうち1つの爪部が引っ掛かるように構成された凹部を含む
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のガスこんろ。
  5. 前記隆起部は、前記五徳が有する複数の爪部のうち隣接する2つ爪部の間に嵌るように構成されている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のガスこんろ。
  6. 前記天板のうち前記バーナ挿通孔を囲む部分に一体に設けられた凸段部を備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のガスこんろ。
  7. 前記凸段部は、金属製である前記天板の一部をプレス加工した部分である
    ことを特徴とする請求項6に記載のガスこんろ。
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