JP2020066880A - トンネル工事における破砕石土砂の搬出設備 - Google Patents
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Abstract
Description
更に、インバート工事はトンネルの道路面を大きく掘削するため、そのインバート工事にズリ搬送機が支障となり、切羽・ズリの搬送と、インバート工事のズリ搬送が同時並行にすることが難しい。そして、ズリ運送の設備が大型化するという欠点もある。
1) トンネル工事の切羽から発生する大きな岩石又は破砕石を小さくするクラッシャー作業車と、同クラッシャー作業車で破砕した破砕石と土砂を切羽近くで載せて坑口に向けて搬出するトンネル内に配置される長尺のベルトコンベヤと、前記ベルトコンベヤの先端のリターン部を前方位置に設けた移動可能なテールピース台車とを備え、しかも前記ベルトコンベヤはその途中で余分の長さのベルトを折り返して格納するベルト格納部を有し、前進していく切羽現場に追従して前記テールピース台車の前方への移動とともに前記ベルト格納部からベルト繰り出して切羽近くまで延伸可能とし、更にトンネル工事で掘削されたトンネル内周面に構築されたコンクリート壁の上方位置に逐次取付けていく支持部材にベルト受けローラを設置し、同ベルト受けローラ上に前記ベルトコンベヤのベルトを支持し、トンネル工事で発生する土砂破砕石をコンクリート壁上方位置に支持された前記ベルトコンベヤで搬出するトンネル工事における土砂破砕石の搬出設備であって、
前記ベルトコンベヤのベルトが前記コンクリート壁に取付けられた前記支持部材上の前記ベルト受けローラで支持されたコンベヤ区間でしかもトンネル道路面のインバート工事又はその他の地面あるいは地山掘削の工事の位置に近い位置に一台又は複数台の中間クラッシャー投入作業車を前記ベルトコンベヤ近くのトンネル内に配置するとともに、
前記中間クラッシャー投入作業車は自走できる走行車体に投入された岩石を小さく破砕するクラッシャー装置と,同クラッシャー装置で破砕される破砕石及び投入された土砂をトンネル上壁に支持された前記ベルトコンベヤ以上の高さまで持ち上げて前記コンベヤ区画の前記ベルトコンベヤ上に落下させる上下に傾斜して左右に旋回できる傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤと,前記クラッシャー装置で破砕した破砕石及び投入された土砂を前記傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤへ移送する破砕石搬送コンベヤとを有する構造であり、しかも前記傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤは走行車体の車体巾の範囲に収まるように縮退又は旋回可能とする構成とし、コンベヤ区間で発生する岩石・破砕石のクラッシャー作業とその破砕石土砂の前記ベルトコンベヤへの投入作業が前記中間クラッシャー投入作業車で可能とし、コンベヤ区間の前記工事で発生する土砂破砕石も長尺の前記ベルトコンベヤに移載して搬送でき、破砕石土砂のダンプ車又はトラック車の運搬車による運送を少なくし、更に破砕石土砂のベルトコンベヤによる搬送量を高め、且つトンネル内でのダンプ車とトラック車の交通量・車接触事故及び排気ガスを低減できることを特徴とする、トンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
2) 前記中間クラッシャー投入作業車の車体の前端部に設ける前記傾斜コンベヤが、その走行車体の車巾に収まる位置からトンネル壁に配置されたベルトコンベヤに近づく方向に旋回可能に装置されたものであり、破砕石土砂を前記ベルトコンベヤに移載する場合において前記傾斜コンベヤの先端部をコンクリート壁側に旋回させて前記傾斜コンベヤの先端リターン部の上方排出部からコンクリート壁に沿った前記ベルトコンベヤへ破砕石土砂を落下投入でき、又前記中間クラッシャー投入作業車を走行する場合又は作業休止の場合は前記傾斜コンベヤを前記車体の車巾に収まるように旋回させることで、前記車体の走行又は作業休止の場合に前記傾斜コンベヤが他の車両の走行・作業の支障とならないように又は他の機械と接触しにくいようにできる、前記1)記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
3) 前記傾斜コンベヤを前記車体に旋回可能に取付ける構造が、前記傾斜コンベヤを先端リターン部が上方となる傾斜状態に保持し且つ前記傾斜コンベヤの低位置に前記傾斜コンベヤの旋回中心となる旋回軸を有するコンベヤ旋回フレームを備え、前記中間クラッシャー投入作業車の車体の前端部に前記コンベヤ旋回フレームを前記旋回軸まわりに回転可能にする固定デッキを設け、同固定デッキ上に前記コンベヤ旋回フレームを前記旋回軸まわりに且つ前記コンベヤベルトがあるトンネル壁方向に回転可能に設置し、前記コンベヤ旋回フレームを前記固定デッキ上で回転させる旋回駆動手段を備え、傾斜コンベヤをトンネル壁方向の位置と車巾内に収まる位置との間で旋回可能とする、前記2)記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
4) 前記中間クラッシャー投入作業車はそのクラッシャー装置がある後端側がズリを発生するコンベヤ区間の工事現場に対向するように前記中間クラッシャー投入作業車の前後の向きで停止させ、しかも前記中間クラッシャー投入作業車の前端側となる傾斜コンベヤの旋回方向がトンネル壁に配置される前記ベルトコンベヤに近づくように旋回する、前記2)又は3)記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
にある。
又、傾斜コンベヤに代え、図15に示すようにバケットを使った垂直リフトコンベヤも使用できる。この場合は、垂直リフトコンベヤの上端の排出部の下方に、180°旋回可能な破砕石土砂落下ガイドシュートを設けて下方のベルトコンベヤ上に落下させて確実な移載ができるようにする。又、旋回しない又は旋回角が小さな傾斜コンベヤでも上方排出部に旋回可能なガイドシュートを設けることで旋回する傾斜コンベヤと実質的に同一にできる。いずれも本発明に包含されるものである。
本実施例の中間クラッシャー投入作業車は、2.4m巾のクローラを用い、固定デッキの左右張り出しを考慮した車巾は約5.1m程であり、車体に51°程傾斜した傾斜コンベヤを水平に突出させた車体の前部に90°左に旋回可能に装置し、又車体の後部にクラッシャー装置を設けていて、その投入口はトンネル路面から約2.5m高さにあり、又破砕後の破砕石等の吐出口及び小さな石・土砂のシュート排出口はその下部にある。その吐出口・シュート排出口から排出する土砂破砕石はその下方に配置された前後に長い破砕石搬送コンベヤの水平な後部に落下して移載される。同破砕石搬送コンベヤの前部は車体の前部で20°程の角度で立上って傾斜して、その先端部の高い位置にあるリターン部(ヘッド部)から破砕石を上方の投入シュートを介して傾斜コンベヤの低位置に落下させている。同リターン部から落下する土砂破砕石は前記傾斜コンベヤの基端部の水平部で受け止めて51°程の傾斜した傾斜コンベヤの傾斜部で3.4m程上方に持ち上げて、その上端のリターン部(落下排出部)より下方のコンクリート壁に支持されたトンネル路面から2.5m高さにあるベルトコンベヤへ落下させて移載し、後は同ベルトコンベヤによって搬送させる例である。
図1〜14に示す実施例の符号を説明する。
Gは実施例のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備、Tはトンネル地面T4から高さ9m程のトンネル、T1は切羽、T2は坑口、T3はトンネル中心線、T4は8m程の巾のトンネル地面、TWはトンネルTのコンクリート壁である。BCは実施例のトンネルT内のベルトコンベヤ、BC1は同ベルトコンベヤBCのベルト、BC2は余分のベルトを格納して繰り出し・格納できるベルト格納部であり、周知であるので構造は省略している。BC3はベルトコンベヤBCの坑口側にあるコンベヤ駆動部、BC4はベルトコンベヤBCのトンネル外(坑外)に設けたズリの坑外排出部、BC5はベルトコンベヤBCのベルトBC1のベルト洗滌部、CRは切羽T1近くに配置される公知のクラッシャー作業車、CR1は同クラッシャー作業車CRの岩石・破砕石等のクラッシャー装置への投入口、CR2は小さく破砕された破砕石・石片・礫等を排出する後方へ傾斜した排出コンベヤ、TPはテールピース台車、TP1は同テールピース台車のクローラ車体、TP2はベルトコンベヤBCの先端のリターン部近くに設けたズリ等の投入部、TP3はテールピース台車TPの中央上部に設けた支持部材SBの取付作業用の高所作業台、TP4はテールピース台車TPの前端部に設けたベルトコンベヤBCの始端のリターン部であり、テールピース台車TP内にベルトコンベヤBCが張架されている。SBはトンネルTのコンクリート壁TWに沿って約3m程の間隔で2.5m程の高さで水平に保持される支持部材、SB1は同支持部材を吊って支持する吊りワイヤ、SB2は同吊りワイヤの上端をコンクリート壁TWに固着させる上位コンクリートアンカー、SB3は支持部材SBの基端をコンクリート壁TWに固定するための下位コンクリートアンカー、BRは前後する複数の支持部材SBの上に取付けられ、U字状に複数のローラを配置し、コンベヤベルトBCのベルトBC1をその上方に載置して支持するベルト受けローラである。
MCは実施例の中間クラッシャー投入作業車、MC1は同中間クラッシャー投入作業車のクローラMC11を用いて移動できる車体、MC2は同中間クラッシャー投入作業車の車体MC1の後部に装置したクラッシャー装置、MC21は同クラッシャー装置の破砕石・岩・石・礫等の投入口、MC22はジョークラッシャーを用いたクラッシャー部、MC23は同クラッシャー部の吐出口、MC3は前後に長い破砕石搬送コンベヤ、MC24はクラッシャー装置MC2のグリズリフィーダ、MC25は同グリズリフィーダを介して落下する小さな破砕石・小石・土砂のシュート、MC26は同シュートのシュート排出口である。MC31は同破砕石搬送コンベヤMC3のコンベヤベルト、MC32は同破砕石搬送コンベヤの水平な後部、MC33は同破砕石搬送コンベヤの20°程で前方を高く傾斜させた前部の立上り部、MC34は同立上り部の上端に設けたコンベヤベルトMC31のリターン部(ヘッド部)である(図5〜14参照)。
図1〜4に示すように、切羽T1での発破作業・掘削作業が進んで破砕石・破砕礫・割岩・小石・土砂が散乱している切羽T1の近くに、クラッシャー作業車CRを移動させる。次に、テールピース台車TPをクローラでもって切羽近くのクラッシャー作業車CRに近い位置まで移動させる。テールピース台車TPはベルトBC1の先端のリターン部TP5を設けているので、ベルト格納部BC2に格納されたベルトBC1を繰り出しながら切羽T1の方へ近づく。その近づく前の位置においてテールピース台車TPの後方の掘削されたトンネルTの壁面に新たなコンクリート壁TWが構築され、支持部材SBはテールピース台車TPの高所作業台TP3を使って新しいコンクリート壁TWの高い位置に上位コンクリートアンカーSB2を、その低い位置に下位コンクリートアンカーSB3を打設して取付ける。そして、図5に示すように支持部材SBの突出した先端を上位コンクリートアンカーSB2にその一端を固着した吊りワイヤSB1で保持する。一方、支持部材SBの基端は下位コンクリートアンカーSB3に連結して、支持部材SBをトンネルTの方向に沿って一定間隔で水平に保持する。そして、トンネルのコンクリート壁TWに取付けられた前記支持部材SB上にベルト受けローラBRを固着する。このように、新しいベルト受けローラBRをコンクリート壁TWに沿って取付けると、テールピース台車TPまで延びたベルトコンベヤBCのベルトBC1を載せて、ベルトコンベヤBCを新しいコンクリート壁TWに沿って配装する(図4,5,9参照)。
このように、切羽T1で発生している破砕石・礫・小石・土砂等はテールピース台車TPのベルトBC1の投入部TP2から投入されて、ベルトコンベヤBCの作動とともにテールピース台車TPからコンクリート壁TWのベルト受けローラBRに沿って坑口の方向に搬送される。
そして、ベルトコンベヤBCのコンベヤベルトBC1はトンネル壁がコンクリート壁TWとなっているコンベヤ区間BCKでは支持部材SBが上位コンクリートアンカーSB2と下位コンクリートアンカーSB3と吊りワイヤSB1によって水平に保持され、これにベルト受けローラBRが取付けられる。このベルト受けローラBRの上にコンベヤベルトBC1が置かれ、ベルトコンベヤBCはコンクリート壁TWに支持されて作動する(図5参照)
インバート工事INKの開始で地面の掘削によって岩石・破砕石・礫・土砂が大量に発生する。このインバート工事INKから発生する大きな岩石・破砕石・礫・土砂等をショベル作業車(図示せず)を用いて集めて、中間クラッシャー投入作業車MCの後部のグリズリフィーダMC24とジョークラッシャーを用いたクラッシャー装置MC2の投入口MC21へ投入し、クラッシャー部MC22で小さく破砕した後その下方の吐出口MC23から下方へ排出する。小さな石・土砂はシュートMC25のシュート排出口MC26から落下する。排出された破砕石等は破砕石搬送コンベヤMC3の切羽側となる後部MC32の水平なコンベヤベルトMC31部分で受け止められ、坑口方向へ送られた後20°程で傾斜した前部の立上り部MC33によって持ち上げられ、その前方(坑口側)のリターン部(ヘッド部)MC34から投入シュートMC40へ落下排出される。落下排出された破砕石等は投入シュートMC40から下方の傾斜コンベヤMC4の水平な基部MC42で受け止められて、51°程の急傾斜で傾斜部MC43によって持ち上げられ、その上端のリターン部(落下排出部)MC47から落下排出される。落下排出された破砕石等は下方のベルトコンベヤBCのベルトBC1上に受け止められて、落下した破砕石等は以後ベルトコンベヤBCによって搬送される(図13,6,7,8参照)。尚、中間クラッシャー投入作業車MCの向きはクラッシャー装置MC2が坑口側となるように配置することも可能である。
T トンネル
T1 切羽
T2 坑口
T3 トンネル中心線
T4 トンネル地面
INK インバート工事
INK1 地面石
INK2 コンクリート道路
TW トンネルTのコンクリート壁
CR クラッシャー作業車
CR1 投入口
CR2 排出コンベヤ
BC ベルトコンベヤ
BC1 ベルトコンベヤBCのベルト
BC2 ベルト格納部
BC3 コンベヤ駆動部
BC4 坑外排出部
BC5 ベルト洗滌部
BCK コンベヤ区間
TP テールピース台車
TP1 クローラ車体
TP2 投入部
TP3 高所作業台
TP4 ベルトコンベヤのリターン部
SB 支持部材
SB1 支持部材SBの保持の吊りワイヤ
SB2 吊りワイヤSB1の基端の上位コンクリートアンカー
SB3 下位コンクリートアンカー
BR ベルト受けローラ
MC 中間クラッシャー投入作業車
MC1 車体
MC11 クローラ
MC2 クラッシャー装置
MC21 投入口
MC22 クラッシャー部
MC23 吐出口
MC24 グリズリフィーダ
MC25 シュート
MC26 シュート排出口
MC3 破砕石搬送コンベヤ
MC31 コンベヤベルト
MC32 後部(水平部)
MC33 立上り部(前部)
MC34 リターン部(ヘッド部)
MC4 傾斜コンベヤ
MC40 投入シュート
MC41 コンベヤベルト
MC42 基部(水平部)
MC43 傾斜部
MC44 コンベヤ保持フレーム
MC46 旋回中心軸
MC47 リターン部(落下排出部)
MC48 旋回装置
MC50 固定デッキ
MC51 コンベヤ旋回フレーム
MC52 回転支持具
MC6 垂直リフトコンベヤ
MC61 バケット
MC62 上方排出部
MC63 破砕石土砂落下ガイドシュート
1) トンネル工事の切羽から発生する大きな岩石又は破砕石を小さくするクラッシャー作業車と、同クラッシャー作業車で破砕した破砕石と土砂を切羽近くで載せて坑口に向けて搬出するトンネル内に配置される長尺のベルトコンベヤと、前記ベルトコンベヤの先端のリターン部を前方位置に設けた移動可能なテールピース台車とを備え、しかも前記ベルトコンベヤはその途中で余分の長さのベルトを折り返して格納するベルト格納部を有し、前進していく切羽現場に追従して前記テールピース台車の前方への移動とともに前記ベルト格納部からベルト繰り出して切羽近くまで延伸可能とし、更にトンネル工事で掘削されたトンネル内周面に構築されたコンクリート壁の上方位置に逐次取付けていく支持部材にベルト受けローラを設置し、同ベルト受けローラ上に前記ベルトコンベヤのベルトを支持し、トンネル工事で発生する土砂破砕石をコンクリート壁上方位置に支持された前記ベルトコンベヤで搬出するトンネル工事における土砂破砕石の搬出設備であって、
前記ベルトコンベヤのベルトが前記コンクリート壁に取付けられた前記支持部材上の前記ベルト受けローラで支持されたコンベヤ区間でしかもトンネル道路面のインバート工事又はその他の地面あるいは地山掘削の工事の位置に近い位置に一台又は複数台の中間クラッシャー投入作業車を前記ベルトコンベヤ近くのトンネル内に配置するとともに、
前記中間クラッシャー投入作業車は自走できる走行車体に投入された岩石を小さく破砕するクラッシャー装置と,同クラッシャー装置で破砕される破砕石及び投入された土砂をトンネル上壁に支持された前記ベルトコンベヤ以上の高さまで持ち上げて前記コンベヤ区間の前記ベルトコンベヤ上に落下させる上下に傾斜して左右に旋回できる傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤと,前記クラッシャー装置で破砕した破砕石及び投入された土砂を前記傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤへ移送する破砕石搬送コンベヤとを有する構造であり、しかも前記傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤは走行車体の車体巾の範囲に収まるように縮退又は旋回可能とする構成とし、コンベヤ区間で発生する岩石・破砕石のクラッシャー作業とその破砕石土砂の前記ベルトコンベヤへの投入作業が前記中間クラッシャー投入作業車で可能とし、コンベヤ区間の前記工事で発生する土砂破砕石も長尺の前記ベルトコンベヤに移載して搬送でき、破砕石土砂のダンプ車又はトラック車の運搬車による運送を少なくし、更に破砕石土砂のベルトコンベヤによる搬送量を高め、且つトンネル内でのダンプ車とトラック車の交通量・車接触事故及び排気ガスを低減できることを特徴とする、トンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
2) 前記中間クラッシャー投入作業車の車体の前端部に設ける前記傾斜コンベヤが、その走行車体の車巾に収まる位置からトンネル壁に配置されたベルトコンベヤに近づく方向に旋回可能に装置されたものであり、破砕石土砂を前記ベルトコンベヤに移載する場合において前記傾斜コンベヤの先端部をコンクリート壁側に旋回させて前記傾斜コンベヤの先端リターン部の上方排出部からコンクリート壁に沿った前記ベルトコンベヤへ破砕石土砂を落下投入でき、又前記中間クラッシャー投入作業車を走行する場合又は作業休止の場合は前記傾斜コンベヤを前記車体の車巾に収まるように旋回させることで、前記車体の走行又は作業休止の場合に前記傾斜コンベヤが他の車両の走行・作業の支障とならないように又は他の機械と接触しにくいようにできる、前記1)記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
3) 前記傾斜コンベヤを前記車体に旋回可能に取付ける構造が、前記傾斜コンベヤを先端リターン部が上方となる傾斜状態に保持し且つ前記傾斜コンベヤの低位置に前記傾斜コンベヤの旋回中心となる旋回軸を有するコンベヤ旋回フレームを備え、前記中間クラッシャー投入作業車の車体の前端部に前記コンベヤ旋回フレームを前記旋回軸まわりに回転可能にする固定デッキを設け、同固定デッキ上に前記コンベヤ旋回フレームを前記旋回軸まわりに且つ前記ベルトコンベヤがあるトンネル壁方向に回転可能に設置し、前記コンベヤ旋回フレームを前記固定デッキ上で回転させる旋回駆動手段を備え、傾斜コンベヤをトンネル壁方向の位置と車巾内に収まる位置との間で旋回可能とする、前記2)記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
4) 前記中間クラッシャー投入作業車はそのクラッシャー装置がある後端側がズリを発生するコンベヤ区間の工事現場に対向するように前記中間クラッシャー投入作業車の前後の向きで停止させ、しかも前記中間クラッシャー投入作業車の前端側となる傾斜コンベヤの旋回方向がトンネル壁に配置される前記ベルトコンベヤに近づくように旋回する、前記2)又は3)記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備
にある。
Claims (4)
- トンネル工事の切羽から発生する大きな岩石又は破砕石を小さくするクラッシャー作業車と、同クラッシャー作業車で破砕した破砕石と土砂を切羽近くで載せて坑口に向けて搬出するトンネル内に配置される長尺のベルトコンベヤと、前記ベルトコンベヤの先端のリターン部を前方位置に設けた移動可能なテールピース台車とを備え、しかも前記ベルトコンベヤはその途中で余分の長さのベルトを折り返して格納するベルト格納部を有し、前進していく切羽現場に追従して前記テールピース台車の前方への移動とともに前記ベルト格納部からベルト繰り出して切羽近くまで延伸可能とし、更にトンネル工事で掘削されたトンネル内周面に構築されたコンクリート壁の上方位置に逐次取付けていく支持部材にベルト受けローラを設置し、同ベルト受けローラ上に前記ベルトコンベヤのベルトを支持し、トンネル工事で発生する土砂破砕石をコンクリート壁上方位置に支持された前記ベルトコンベヤで搬出するトンネル工事における土砂破砕石の搬出設備であって、
前記ベルトコンベヤのベルトが前記コンクリート壁に取付けられた前記支持部材上の前記ベルト受けローラで支持されたコンベヤ区間でしかもトンネル道路面のインバート工事又はその他の地面あるいは地山掘削の工事の位置に近い位置に一台又は複数台の中間クラッシャー投入作業車を前記ベルトコンベヤ近くのトンネル内に配置するとともに、
前記中間クラッシャー投入作業車は自走できる走行車体に投入された岩石を小さく破砕するクラッシャー装置と,同クラッシャー装置で破砕される破砕石及び投入された土砂をトンネル上壁に支持された前記ベルトコンベヤ以上の高さまで持ち上げて前記コンベヤ区画の前記ベルトコンベヤ上に落下させる上下に傾斜して左右に旋回できる傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤと,前記クラッシャー装置で破砕した破砕石及び投入された土砂を前記傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤへ移送する破砕石搬送コンベヤとを有する構造であり、しかも前記傾斜コンベヤ又は垂直リフトコンベヤは走行車体の車体巾の範囲に収まるように縮退又は旋回可能とする構成とし、コンベヤ区間で発生する岩石・破砕石のクラッシャー作業とその破砕石土砂の前記ベルトコンベヤへの投入作業が前記中間クラッシャー投入作業車で可能とし、コンベヤ区間の前記工事で発生する土砂破砕石も長尺の前記ベルトコンベヤに移載して搬送でき、破砕石土砂のダンプ車又はトラック車の運搬車による運送を少なくし、更に破砕石土砂のベルトコンベヤによる搬送量を高め、且つトンネル内でのダンプ車とトラック車の交通量・車接触事故及び排気ガスを低減できることを特徴とする、トンネル工事における破砕石土砂の搬出設備。 - 前記中間クラッシャー投入作業車の車体の前端部に設ける前記傾斜コンベヤが、その走行車体の車巾に収まる位置からトンネル壁に配置されたベルトコンベヤに近づく方向に旋回可能に装置されたものであり、破砕石土砂を前記ベルトコンベヤに移載する場合において前記傾斜コンベヤの先端部をコンクリート壁側に旋回させて前記傾斜コンベヤの先端リターン部の上方排出部からコンクリート壁に沿った前記ベルトコンベヤへ破砕石土砂を落下投入でき、又前記中間クラッシャー投入作業車を走行する場合又は作業休止の場合は前記傾斜コンベヤを前記車体の車巾に収まるように旋回させることで、前記車体の走行又は作業休止の場合に前記傾斜コンベヤが他の車両の走行・作業の支障とならないように又は他の機械と接触しにくいようにできる、請求項1記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備。
- 前記傾斜コンベヤを前記車体に旋回可能に取付ける構造が、前記傾斜コンベヤを先端リターン部が上方となる傾斜状態に保持し且つ前記傾斜コンベヤの低位置に前記傾斜コンベヤの旋回中心となる旋回軸を有するコンベヤ旋回フレームを備え、前記中間クラッシャー投入作業車の車体の前端部に前記コンベヤ旋回フレームを前記旋回軸まわりに回転可能にする固定デッキを設け、同固定デッキ上に前記コンベヤ旋回フレームを前記旋回軸まわりに且つ前記コンベヤベルトがあるトンネル壁方向に回転可能に設置し、前記コンベヤ旋回フレームを前記固定デッキ上で回転させる旋回駆動手段を備え、傾斜コンベヤをトンネル壁方向の位置と車巾内に収まる位置との間で旋回可能とする、請求項2記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備。
- 前記中間クラッシャー投入作業車はそのクラッシャー装置がある後端側がズリを発生するコンベヤ区間の工事現場に対向するように前記中間クラッシャー投入作業車の前後の向きで停止させ、しかも前記中間クラッシャー投入作業車の前端側となる傾斜コンベヤの旋回方向がトンネル壁に配置される前記ベルトコンベヤに近づくように旋回する、請求項2又は3記載のトンネル工事における破砕石土砂の搬出設備。
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