JP2020063830A - トーショナルダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】トーショナルダンパの耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させる。【解決手段】ハブ11に同軸上に設けた第1および第2バネ受け41,15間にマス21が円周方向および軸方向に変位可能に保持され、第1バネ受け41とマス21の間に第1板バネ51が設けられ、第2バネ受け15とマス21の間に第2板バネ61が設けられている。第1バネ受け41の端面に谷形状の第1凹部44が設けられ、第1板バネ51に山折り形状の第1突起52が設けられ、第1突起52が第1凹部44に挿入され第1凹部44の内面と接触している。また、第2バネ受け15の端面に谷形状の第2凹部16が設けられ、第2板バネ61に山折り形状の第2突起62が設けられ、第2突起62が第2凹部16に挿入され第2凹部16の内面と接触している。【選択図】図5

Description

本発明は、トーショナルダンパに関する。
図6に示すようにトーショナルダンパ101は、ハブ102にバネ103を介してマス104を連結した構造を備え、バネ103およびマス104の組み合わせよりなる共振系の共振周波数をクランクシャフト等の防振対象物の捩り共振周波数と一致させることで、防振対象物の捩り共振を吸収し、振動を低減させる機能を発揮する。
バネ103はゴム材よりなる。ゴム材は捩り方向(トーショナルダンパ円周方向)のほかに各方向全て(6自由度)に剛性を有することから、所定の質量を備えるマス104を所定の位置に保持する機能を有し、よって簡素な構造でトーショナルダンパ101を成立させることができる。また、ゴム材は粘弾性減衰特性を有することから、トーショナルダンパ101に必要とされる減衰特性が予め備わっており、よって優れた防振性能を発揮しやすい。
実用新案登録第2524511号公報 特開平5−215202号公報 特開2004−84681号公報
しかしながら、ゴム材は一般に耐熱性に乏しく、エンジン内部への装着に適さないことがある。また、ゴム材は一般に耐油性に乏しく、エンジン内部への装着に適さないことがある。したがってバネを含むトーショナルダンパ全体として耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させたいとの要望がある。
本発明は、トーショナルダンパの耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させることを課題とする。
本発明のトーショナルダンパは、同軸上に第1および第2バネ受けを設けたハブと、前記第1および第2バネ受け間に配置され、前記ハブにラジアルベアリングを介して円周方向および軸方向に変位可能に保持されたマスと、前記第1バネ受けおよび前記マス間に配置され、前記マスに保持され、前記マスと共に回転する第1板バネと、前記第1板バネに対向する前記第1バネ受けの端面に設けられ、円周方向一方へ向けて前記第1板バネから離れる向きと近付く向きとにそれぞれ傾斜するテーパ面を有して谷形状に形成された第1凹部と、前記第1板バネに設けられ、前記第1バネ受けへ向けての山折り形状をなし、前記第1凹部に挿入され、前記第1凹部の内面と接触する第1突起と、前記第2バネ受けおよび前記マス間に配置され、前記マスに保持され、前記マスと共に回転する第2板バネと、前記第2板バネに対向する前記第2バネ受けの端面に設けられ、円周方向一方へ向けて前記第2板バネから離れる向きと近付く向きとにそれぞれ傾斜するテーパ面を有して谷形状に形成された第2凹部と、前記第2板バネに設けられ、前記第2バネ受けへ向けての山折り形状をなし、前記第2凹部に挿入され、前記第2凹部の内面と接触する第2突起と、を備える。
本発明では、トーショナルダンパの耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させることができる。
実施の形態のトーショナルダンパを示す図で、(A)はその斜視図、(B)はその背面方向から視た斜視図 同トーショナルダンパの正面図 (A)は同トーショナルダンパに備えられるバネ保持具を背面方向から視た斜視図、(B)は同トーショナルダンパに備えられるマス、第1板バネおよび第2板バネの組立て状態を示す斜視図、(C)は同トーショナルダンパに備えられるハブの斜視図 (A)は同トーショナルダンパを円周上突起位置で裁断した断面斜視図、(B)は同トーショナルダンパを円周上リベット位置で裁断した断面斜視図 (A)は同トーショナルダンパを一部切欠きした斜視図、(B)は同トーショナルダンパを一部切欠きした正面図 背景技術として説明したトーショナルダンパの半裁断面図
図1ないし図5に示すように、実施の形態に係るトーショナルダンパ1は、防振対象物である車両用エンジンのクランクシャフト(図示せず)に取り付けられる環状のハブ11を備え、このハブ11に、マス(振動リング)21、ラジアルベアリング31(図4)、第1バネ受けとしてのバネ保持具41、第1板バネ51および第2板バネ61を組み付けている。
各部品はいずれも環状に形成され、同軸上に配置されている。ハブ11、マス21、バネ保持具41、第1板バネ51および第2板バネ61はそれぞれ金属製の部品とされている。ラジアルベアリング31は銅など金属製の滑り軸受、またはPTFEなど高耐熱性樹脂よりなるものとされている。トーショナルダンパ1はゴム製の部品を備えていない。
図4に示すように、ハブ11は、クランクシャフトの先端に固定されるボス部12を備え、このボス部12の軸方向一方(図では左方)の端部から径方向外方へ向けて端面部13を一体に設け、端面部13の外周端部から軸方向一方へ向けて筒状部14を一体に設け、端面部13の外周端部から径方向外方へ向けて第2バネ受けとしてのフランジ部15を一体に設けている。
マス21は、径方向に長い断面長方形状に形成され、ハブ11における筒状部14の外周側であってフランジ部15の軸方向一方の側に配置されている。
ラジアルベアリング31は、筒状に形成され、ハブ11における筒状部14の外周面とマス21の内周面の間に介装されている。このようにハブ11の筒状部14とマス21の間にラジアルベアリング31が介装されているので、マス21はハブ11に対し径方向に変位せず、円周方向および軸方向のみに変位可能とされている。
バネ保持具41は、ハブ11における筒状部14の先端外周面に嵌合され固定される筒状部42を備え、この筒状部42の軸方向他方(図では右方)の端部から径方向外方へ向けてフランジ部43を一体に設けている。
第1板バネ51は、平板環状に形成され、マス21とバネ保持具41におけるフランジ部43の間に配置されている。第1板バネ51はリベット71をもってマス21に固定されている。
第2板バネ61は、平板環状に形成され、マス21とハブ11におけるフランジ部15の間に配置されている。第2板バネ61はリベット71をもってマス21に固定されている。
図3(A)に示すように、第1板バネ51に対向するバネ保持具41のフランジ部43の端面に第1凹部44が設けられている。
第1凹部44は、円周方向一方(矢印D)へ向けて第1板バネ51から徐々に離れる向き(軸方向一方へ向けての向き)に傾斜するテーパ面(下りテーパ面)45と、同じく円周方向一方へ向けて第1板バネ51に徐々に近付く向き(軸方向他方へ向けての向き)に傾斜するテーパ面(上りテーパ面)46とが連続的に組み合わされることによりV字の谷形状をなすものとして形成されており、このような形状の第1凹部44が円周方向に複数設けられている(例えば8等配)。一対のテーパ面45,46の傾斜角度(軸直角平面に対する傾斜角度)は互いに同等に設定されている。
第1凹部44に対応して、第1板バネ51に第1突起52が設けられている。
図3(B)に示すように、第1突起52は、円周方向一方(矢印D)へ向けてバネ保持具41のフランジ部43に徐々に近付く向き(軸方向一方へ向けての向き)に傾斜するテーパ部(上りテーパ部)53と、同じく円周方向一方へ向けてバネ保持具41のフランジ部43から徐々に離れる向き(軸方向他方へ向けての向き)に傾斜するテーパ部(下りテーパ部)54とが連続的に組み合わされることによりV字の山折り形状をなすものとして形成されており、このような形状の第1突起52が円周方向に複数設けられている(例えば8等配)。一対のテーパ部53,54の傾斜角度(軸直角平面に対する傾斜角度)は互いに同等に設定されている。
第1突起52は、第1板バネ51の円周上一部に設けられており、互いに隣り合う第1突起52の間には平面部55が設けられている。したがって第1板バネ51には第1突起52と平面部55が円周上交互に設けられており、このうちの平面部55において第1板バネ51がマス21にリベット止めされている。
図5(B)に示すように、第1突起52は第1凹部44に挿入され、第1凹部44の内面に接触している。第1板バネ51の平面部55とバネ保持具41のフランジ部43の間には軸方向クリアランスが設定され、リベット71とバネ保持具41のフランジ部43の間にはここにも軸方向クリアランスが設定されている。したがって平面部55およびリベット71はバネ保持具41に接触しておらず、第1突起52のみがバネ保持具41に接触している。
マス21が軸方向一方へ向けて変位し、これに伴って第1板バネ51が軸方向一方へ向けて変位したときに第1板バネ51がバネ保持具41に押し付けられ弾性変形して軸方向のバネ性を発揮しやすいよう、第1突起52の背面側(軸方向他方の側)に位置して第1板バネ51とマス21との間に軸方向クリアランスcが形成されている。
この軸方向クリアランスcを形成するため、マス21の軸方向一方の端面に凹部22が設けられている。凹部22は第1突起52に合わせて複数が等配状に設けられている(例えば8等配)。
凹部22の円周方向幅wは第1突起52の円周方向幅wよりも大きく形成されている。したがって第1突起52と連続するように第1突起52の円周方向両側に位置して平面部55の端部にマス21に接触しない平面状の軸方向板バネ部(軸方向たわみ部)56が設けられている。この軸方向板バネ部56はマス21によって片持ち状に保持されているので、軸方向クリアランスcを狭める向きに弾性変形する。したがってこの軸方向板バネ部56が第1板バネ51における軸方向のバネ性を発揮する部分とされている。
図2および図3(C)に示すように、第2板バネ61に対向するハブ11のフランジ部15の端面に第2凹部16が設けられている。
第2凹部16は、円周方向一方(矢印D)へ向けて第2板バネ61から徐々に離れる向き(軸方向他方へ向けての向き)に傾斜するテーパ面(下りテーパ面)17と、同じく円周方向一方へ向けて第2板バネ61に徐々に近付く向き(軸方向一方へ向けての向き)に傾斜するテーパ面(上りテーパ面)18とが連続的に組み合わされることによりV字の谷形状をなすものとして形成されており、このような形状の第2凹部16が円周方向に複数設けられている(例えば8等配)。一対のテーパ面17,18の傾斜角度(軸直角平面に対する傾斜角度)は互いに同等に設定されている。
第2凹部16に対応して、第2板バネ61に第2突起62が設けられている。
図5に示すように、第2突起62は、円周方向一方へ向けてハブ11のフランジ部15に徐々に近付く向き(軸方向他方へ向けての向き)に傾斜するテーパ部(上りテーパ部)63と、同じく円周方向一方へ向けてハブ11のフランジ部15から徐々に離れる向き(軸方向一方へ向けての向き)に傾斜するテーパ部(下りテーパ部)64とが連続的に組み合わされることによりV字の山折り形状をなすものとして形成されており、このような形状の第2突起62が円周方向に複数設けられている(例えば8等配)。一対のテーパ部63,64の傾斜角度(軸直角平面に対する傾斜角度)は互いに同等に設定されている。
第2突起62は、第2板バネ61の円周上一部に設けられており、互いに隣り合う第2突起62の間には平面部65が設けられている。したがって第2板バネ61には第2突起62と平面部65が円周上交互に設けられており、このうちの平面部65において第2板バネ61がマス21にリベット止めされている。
図5(B)に示すように、第2突起62は第2凹部16に挿入され、第2凹部16の内面に接触している。第2板バネ61の平面部65とハブ11のフランジ部15の間には軸方向クリアランスが設定され、リベット71とハブ11のフランジ部15の間にはここにも軸方向クリアランスが設定されている。したがって平面部65およびリベット71はハブ11に接触しておらず、第2突起62のみがハブ11に接触している。
マス21が軸方向他方へ向けて変位し、これに伴って第2板バネ61が軸方向他方へ向けて変位したときに第2板バネ61がハブ11のフランジ部15に押し付けられ弾性変形して軸方向のバネ性を発揮しやすいよう、第2突起62の背面側(軸方向一方の側)に位置して第2板バネ61とマス21との間に軸方向クリアランスcが形成されている。
この軸方向クリアランスcを形成するため、マス21の軸方向他方の端面に凹部23が設けられている。凹部23は第2突起62に合わせて複数が等配状に設けられている(例えば8等配)。
凹部23の円周方向幅wは第2突起62の円周方向幅wよりも大きく形成されている。したがって第2突起62と連続するように第2突起62の円周方向両側に位置して平面部65の端部にマス21に接触しない平面状の軸方向板バネ部(軸方向たわみ部)66が設けられている。この軸方向板バネ部66はマス21によって片持ち状に保持されているので、軸方向クリアランスcを狭める向きに弾性変形する。したがってこの軸方向板バネ部66が第2板バネ61における軸方向のバネ性を発揮する部分とされている。
軸方向一方の端面に凹部22を設けるとともに軸方向他方の端面に凹部23を設けたマス21は、その部品形状として軸方向に対称な形状の部品とされている。したがってマス21はその組付けに際して軸方向の方向性を有していない。
第1突起52および平面部55を円周上交互に設けた第1板バネ51と、第2突起62および平面部65を円周上交互に設けた第2板バネ61とは互いに同一仕様の部品とされている。したがって両板バネ51,61は部品の共用化を図ることが可能とされている。
ハブ11のフランジ部15には図示するように、重量軽減のため、肉抜き用の透孔19を設けても良い。
図5(A)(B)は、トーショナルダンパ1の初動姿勢を示している。この初動姿勢においてトーショナルダンパ1にクランクシャフト側の捩り振動が入力すると、シャフトに固定されたハブ11およびバネ保持具41に対しマス21ならびに第1および第2板バネ51,61が円周方向いずれか一方へ向けて変位(回転)し、第1および第2凹部44,16に対して第1および第2突起52,62が変位し、第1および第2突起52,62が円周方向へ向けて弾性変形し(突起52,62がテーパ面46,46,17,18に乗り上げるように弾性変形する)、弾性変形に伴う弾性復元力(反力)が発生し、円周方向バネ(捩りバネ)として作動する。したがって所定の慣性質量を有するマス21との組み合わせよりなる捩り方向の共振系が設定され、捩り振動を吸収低減することが可能とされている。
上記図5(A)(B)の初動姿勢においてトーショナルダンパ1にクランクシャフト側の軸方向振動が入力すると、シャフトに固定されたハブ11およびバネ保持具41に対してマス21ならびに第1および第2板バネ51,61が軸方向いずれか一方へ向けて変位し、第1および第2凹部44,16に対して第1および第2突起52,62が変位する。そして、マス21ならびに第1および第2板バネ51,61が軸方向一方(図では左方)へ向けて変位したときには、第1板バネ51の第1突起52が第1凹部44内面に押し付けられ、第1板バネ51が軸方向クリアランスcを狭めるよう軸方向板バネ部56にて軸方向に弾性変形し、弾性変形に伴う弾性復元力(反力)が発生し、軸方向バネとして作動する。また反対向きに、マス21ならびに第1および第2板バネ51,61が軸方向他方(図では右方)へ向けて変位したときには、第2板バネ61の第2突起62が第2凹部16内面に押し付けられ、第2板バネ61が軸方向クリアランスcを狭めるよう軸方向板バネ部66にて軸方向に弾性変形し、弾性変形に伴う弾性復元力(反力)が発生し、軸方向バネとして作動する。したがって所定の慣性質量を有するマス21との組み合わせよりなる軸方向の共振系が設定され、軸方向振動を吸収低減することが可能とされている。これによりトーショナルダンパ1は、軸方向ダイナミックダンパとして機能を併せ持つ。
上記構成のトーショナルダンパ1は、従来のゴム製のバネの代わりとして金属製の第1および第2板バネ51,61を備えるものであって、金属製の第1および第2板バネ51,61は、ゴム製のバネと比較して格段に耐熱性および耐油性が優れている。上記構成のトーショナルダンパ1は、ゴム材よりなる部品を備えていない。したがってトーショナルダンパ1全体として耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させることができ、高温雰囲気の環境やエンジンオイルに浸漬される環境などで好適に用いられるトーショナルダンパ1が提供される。
本発明のトーショナルダンパは例えば、自動車補機や制御装置、電子装置などの防振支持の分野で用いられる。また、本発明のトーショナルダンパは例えば、家電や電子機器などの分野で用いられる。
1 トーショナルダンパ
11 ハブ
12 ボス部
13 端面部
14,42 筒状部
15 フランジ部(第2バネ受け)
16 第2凹部
17,18,45,46 テーパ面
19 透孔
21 マス
22,23 凹部
31 ラジアルベアリング
41 バネ保持具(第1バネ受け)
43 フランジ部
44 第1凹部
51 第1板バネ
52 第1突起
53,54,63,64 テーパ部
55,65 平面部
56,66 軸方向板バネ部
61 第2板バネ
62 第2突起
71 リベット

Claims (3)

  1. 同軸上に第1および第2バネ受けを設けたハブと、
    前記第1および第2バネ受け間に配置され、前記ハブにラジアルベアリングを介して円周方向および軸方向に変位可能に保持されたマスと、
    前記第1バネ受けおよび前記マス間に配置され、前記マスに保持され、前記マスと共に回転する第1板バネと、
    前記第1板バネに対向する前記第1バネ受けの端面に設けられ、円周方向一方へ向けて前記第1板バネから離れる向きと近付く向きとにそれぞれ傾斜するテーパ面を有して谷形状に形成された第1凹部と、
    前記第1板バネに設けられ、前記第1バネ受けへ向けての山折り形状をなし、前記第1凹部に挿入され、前記第1凹部の内面と接触する第1突起と、
    前記第2バネ受けおよび前記マス間に配置され、前記マスに保持され、前記マスと共に回転する第2板バネと、
    前記第2板バネに対向する前記第2バネ受けの端面に設けられ、円周方向一方へ向けて前記第2板バネから離れる向きと近付く向きとにそれぞれ傾斜するテーパ面を有して谷形状に形成された第2凹部と、
    前記第2板バネに設けられ、前記第2バネ受けへ向けての山折り形状をなし、前記第2凹部に挿入され、前記第2凹部の内面と接触する第2突起と、
    を備えることを特徴とするトーショナルダンパ。
  2. 請求項1記載のトーショナルダンパにおいて、
    前記第1バネ受けは、前記筒状部に固定されたバネ保持具よりなり、
    前記第2バネ受けは、前記筒状部に一体に設けられたフランジ部よりなることを特徴とするトーショナルダンパ。
  3. 請求項1または2記載のトーショナルダンパにおいて、
    前記マスが軸方向一方へ変位して前記第1突起が前記第1凹部の内面に押し付けられたときに軸方向に弾性変形してその反力により前記マスを軸方向他方へ向けて付勢する軸方向バネ作用を発揮する第1軸方向板バネ部が前記第1板バネの一部として設けられ、
    前記マスが軸方向他方へ変位して前記第2突起が前記第2凹部の内面に押し付けられたときに軸方向に弾性変形してその反力により前記マスを軸方向一方へ向けて付勢する軸方向バネ作用を発揮する第2軸方向板バネ部が前記第2板バネの一部として設けられていることを特徴とするトーショナルダンパ。
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