JP2020062710A - チャック機構、爪装着アダプタ、及び切粉・粉塵防止カバー - Google Patents
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Abstract
Description
チャック本体と、
前記チャック本体の端面に設置され、所定のセレーションが形成された第1係合面を有する複数のマスタージョーと、
前記マスタージョーの各々に設置され、前記第1係合面とは異なる所定のセレーションが形成された第2係合面を有する複数の生爪と、
前記第1係合面に係合可能な第1対向係合面を一方の面に有し、前記第2係合面に係合可能な第2対向係合面を前記一方の面とは反対側の他方の面に有する複数の爪装着アダプタとを有する。
前記第2係合面及び前記第2対向係合面の少なくともいずれか一方には、異なる所定の2方向に延在するセレーションが形成されている。
放射状に配置されたマスタージョーの前記チャック端面の中心側の所定領域を覆う板面部と、
前記板面部から、前記マスタージョーの前記チャック端面の前記中心側とは反対側の外側まで、前記マスタージョーの両側において、前記マスタージョーの側面に沿って配置されるマスタージョー側部側延伸部と、
前記マスタージョーと当該マスタージョーに設置され当該マスタージョーと一体化された部材とを含むマスタージョー等移動部材に対して、当該マスタージョー等移動部材の前記中心側の端部に密接する密接部と、
前記マスタージョーの前記外側の面に係止し、前記マスタージョー等移動部材の前記チャック端面の径方向の所定の移動に対して、前記密接した状態を維持して当該切粉・粉塵防止カバーを追従させる係止部とを有する。
所定の箇所から供給される気流を前記エアー噴出口に供給する切粉・粉塵防止カバー空気溝とをさらに有する。
上述した本発明に係る切粉・粉塵防止カバーを、前記チャック端面の径方向に移動自在に装着可能な切粉・粉塵防止カバー設置案内部と、
チャック本体に設置されたパイプを介して供給される気流を、前記切粉・粉塵防止カバーの前記切粉・粉塵防止カバー空気溝に供給するトッププレート空気溝とを有する。
また、本発明の工作機械は、本発明に係る前記チャック機構のいずれかを有する。
本発明の第1実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
本実施形態においては、本発明に係るアダプタ(爪装着アダプタ)を適用したチャック機構について説明する。本実施形態に係るチャック機構は、旋盤やフライス盤等の工作機械、マシニングセンター、ローダ等に適用することができる。
まず、図1に示すように、チャック本体110のマスタージョー挿入溝115にマスタージョー50を挿入して、図示せぬボルトで固定する。次に、マスタージョー120に形成された爪設置溝123に、アダプタ用Tナット191、マスタージョー120、アダプタ用Tナット192をこの順序で挿入する。
本発明の第2実施形態について図8〜図14を参照して説明する。
本実施形態においては、本発明に係る切粉・粉塵防止カバー及びチャック端面プレートを適用したチャック機構について説明する。本実施形態に係るチャック機構は、旋盤やフライス盤等の工作機械、マシニングセンター、マシニングセンター等に用いられるローダ等に適用することができるものである。
図14は、チャック本体210に、トッププレート610及びトップカバー660、及び、マスタージョー220を設置した状態を模式的に示す図であって、3箇所のうち1箇所のみを示す図であり、図14(A)は平面図、図14(B)は図14(A)におけるMの部分の断面図(図14(C)のR−Rにおける断面図)、図14(C)は図14(A)のMの部分を図14(A)のNの方向から見た側面図、図14(D)は、図14(A)のMの部分の図14(B)のP−P及び図14(C)のQ−Qにおける断面図である。
なお、本発明は前述した実施形態に限られるものではなく、任意好適な種々の改変が可能である。
110,210…チャック本体
120,220…マスタージョー
130…アダプタ(爪装着アダプタ)
160…生爪
180…爪用Tナット
191,192…アダプタ用Tナット
260…ステア付爪
270…爪(生爪、ソフトジョー)
280…ステア
510、540…グリップ
600…トップカバーセット(切粉・粉塵防止カバーセット)
610…トッププレート
660…トップカバー(切粉・粉塵防止カバー)
Claims (8)
- ワークを把握するチャック機構であって、
チャック本体と、
前記チャック本体の端面に設置され、所定のセレーションが形成された第1係合面を有する複数のマスタージョーと、
前記マスタージョーの各々に設置され、前記第1係合面とは異なる所定のセレーションが形成された第2係合面を有する複数の生爪と、
前記第1係合面に係合可能な第1対向係合面を一方の面に有し、前記第2係合面に係合可能な第2対向係合面を前記一方の面とは反対側の他方の面に有する複数の爪装着アダプタと、
を有するチャック機構。 - 前記第1係合面及び前記第1対向係合面の少なくともいずれか一方には、所定の1方向に延在するセレーションが形成されており、
前記第2係合面及び前記第2対向係合面の少なくともいずれか一方には、異なる所定の2方向に延在するセレーションが形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のチャック機構。 - マスタージョーに形成された第1係合面に係合可能な第1対向係合面を一方の面に有し、生爪に形成された第2係合面に係合可能な第2対向係合面を前記一方の面とは反対側の他方の面に有する爪装着アダプタ。
- チャック端面に設置される切粉・粉塵防止カバーであって、
放射状に配置されたマスタージョーの前記チャック端面の中心側の所定領域を覆う板面部と、
前記板面部から、前記マスタージョーの前記チャック端面の前記中心側とは反対側の外側まで、前記マスタージョーの両側において、前記マスタージョーの側面に沿って配置されるマスタージョー側部側延伸部と、
前記マスタージョーと当該マスタージョーに設置され当該マスタージョーと一体化された部材とを含むマスタージョー等移動部材に対して、当該マスタージョー等移動部材の前記中心側の端部に密接する密接部と、
前記マスタージョーの前記外側の面に係止し、前記マスタージョー等移動部材の前記チャック端面の径方向の所定の移動に対して、前記密接した状態を維持して当該切粉・粉塵防止カバーを追従させる係止部と
を有する切粉・粉塵防止カバー。 - 前記マスタージョー側部側延伸部に形成され、前記マスタージョーのセレーション面に気流を噴出するエアー噴出口と、
所定の箇所から供給される気流を前記エアー噴出口に供給する切粉・粉塵防止カバー空気溝と
をさらに有する請求項4に記載の切粉・粉塵防止カバー。 - チャック端面に設置されるチャック端面プレートであって、
請求項5に記載の切粉・粉塵防止カバーを、前記チャック端面の径方向に移動自在に装着可能な切粉・粉塵防止カバー設置案内部と、
チャック本体に設置されたパイプを介して供給される気流を、前記切粉・粉塵防止カバーの前記切粉・粉塵防止カバー空気溝に供給するトッププレート空気溝と
を有するチャック端面プレート。 - 請求項4又は5に記載の切粉・粉塵防止カバー、又は、請求項6に記載のチャック端面プレートを有するチャック機構。
- 請求項1、2又は7のいずれかに記載のチャック機構を有する工作機械。
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JP2018195378A JP7327771B2 (ja) | 2018-10-16 | 2018-10-16 | チャック機構、爪装着アダプタ、及び切粉・粉塵防止カバー |
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JP2020062710A5 JP2020062710A5 (ja) | 2021-11-25 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112222442A (zh) * | 2020-10-20 | 2021-01-15 | 东莞市中帆新材料科技有限公司 | 一种金属管材的变截面加工成形设备 |
JPWO2020196582A1 (ja) * | 2019-03-27 | 2021-04-08 | 豊和工業株式会社 | チャックの防塵機構およびチャック |
CN114619062A (zh) * | 2022-03-12 | 2022-06-14 | 济南中正金码科技有限公司 | 一种用于台式设备大行程卡盘防护结构 |
JP2023070513A (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 豊和工業株式会社 | チャック及び工作機械 |
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JPH01129006U (ja) * | 1988-02-24 | 1989-09-04 | ||
WO2018092797A1 (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 有限会社 シンセテック | 切粉・粉塵防止カバー、切粉・粉塵防止カバーセット、チャック機構及び工作機械 |
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2018
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