JP2020060975A - 信用評価装置、信用評価方法およびプログラム - Google Patents

信用評価装置、信用評価方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020060975A
JP2020060975A JP2018192081A JP2018192081A JP2020060975A JP 2020060975 A JP2020060975 A JP 2020060975A JP 2018192081 A JP2018192081 A JP 2018192081A JP 2018192081 A JP2018192081 A JP 2018192081A JP 2020060975 A JP2020060975 A JP 2020060975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
service
credit
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018192081A
Other languages
English (en)
Inventor
大輝 兼市
Daiki Kaneichi
大輝 兼市
直哉 杉田
Naoya Sugita
直哉 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Nomura Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Nomura Research Institute Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018192081A priority Critical patent/JP2020060975A/ja
Priority to US16/587,257 priority patent/US11574350B2/en
Priority to CN201910954566.0A priority patent/CN111027797A/zh
Publication of JP2020060975A publication Critical patent/JP2020060975A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0639Performance analysis of employees; Performance analysis of enterprise or organisation operations
    • G06Q10/06393Score-carding, benchmarking or key performance indicator [KPI] analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0609Buyer or seller confidence or verification
    • G06Q50/40

Abstract

【課題】構造物を用いたサービスにおいて、構造物を利用するユーザの信用度の評価をより適切に行うこと。【解決手段】通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用を評価する信用評価装置であって、ユーザによるサービスの利用中および利用後における構造物に関する構造物情報、およびユーザによるサービスの利用後にユーザ以外の第三者が行った構造物に関する評価を含む第三者評価情報を取得する情報取得部と、構造物に関する情報および第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、ユーザの信用度を算出してユーザを評価する信用度算出部と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、信用評価装置、信用評価方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、カーシェアリングサービスにおいて車両走行情報を取得し、車両走行情報に基づいてユーザの運転が自然環境にどの程度配慮したかの度合いをスコアリングすることによって、ユーザに提供するサービスを差別化する技術が提案されている。この技術においては、ユーザの運転が自然環境に配慮しているか否かを評価し、スコアリングの結果に基づいて、カーシェアリングサービスの料金の割引などの差別化するサービスの内容を決定している。ここで、スコアリングする項目は、例えば、使用燃料量、走行距離、および加速度平均値などである。
特開2012−164210号公報
従来、クレジットカードやローンなどの金融商品を利用する場合に用いられるユーザの社会的信用は、年齢、勤務形態、および年収などが数値化されて評価されている。しかしながら、このように得られたユーザの社会的信用を、上述した金融商品以外の例えばカーシェアリングサービスなどを利用するユーザの信用の評価に適用することは、現実的にそぐわないという問題がある。これは、上述したユーザの社会的信用が、カーシェアリングサービスなどの一般的なサービスを利用する際に必要とされる評価の一部分を構成しているに過ぎないためである。そこで、カーシェアリングサービス用の車両などに代表される、通信可能なデバイスを備えた構造物を用いたサービスを利用するユーザの信用度の算出を適切に行って、ユーザの信用を適切に評価できる技術の開発が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、構造物を用いたサービスにおいて、構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用の評価をより適切に行うことができる信用評価装置、信用評価方法およびプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る信用評価装置は、通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用を評価する信用評価装置であって、前記ユーザによる前記サービスの利用中および利用後における前記構造物に関する構造物情報、および前記ユーザによる前記サービスの利用後に前記ユーザ以外の第三者が行った前記構造物に対する評価を含む第三者評価情報を取得する情報取得部と、前記構造物情報および前記第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出する信用度算出部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る信用評価装置は、上記の発明において、前記構造物情報は、前記ユーザが前記サービスを利用した際における前記構造物に関する利用状況情報、および前記ユーザが前記サービスを利用した後における前記構造物の状態を示す構造物状態情報を含んでいても良い。この構成において、前記構造物状態情報が、前記ユーザによる前記サービスの利用後における、前記構造物の外部の状態に関する情報、前記構造物の内部の状態に関する情報、および前記サービスの利用規則に反する利用に関する情報のうちの少なくとも1つの情報を含んでも良い。これにより、構造物状態情報としてサービスの利用後における情報を含むことによって、サービスのユーザに対して、次にサービスを利用するユーザに移行しやすいように行動する動機付けを与えることができる。
本発明の一態様に係る信用評価装置は、上記の発明において、前記信用度算出部は、前記構造物情報と前記第三者評価情報とに含まれる個々の情報に対して、前記サービスの種類に応じた所定の関数を用いて、前記信用度を算出しても良い。これにより、サービスの種類ごとに、それぞれのサービスに適したユーザの信用度を算出できるので、ユーザの信用の評価をより適切に行うことができる。
本発明の一態様に係る信用評価装置は、上記の発明において、前記構造物が移動体であっても良い。この構成によれば、移動体を用いた多種多様なサービスに対して、ユーザの信用度の評価を適切に行うことができる。この構成において、前記移動体が車両であり、前記構造物情報は、前記ユーザが前記サービスを利用した際における前記車両に関する利用状況情報を含み、前記利用状況情報が、前記車両の運転挙動に関する情報、または前記車両の運転者による運転時の行動に関する情報を含んでも良い。これにより、利用状況情報として、安全な運転を行うための項目を含むことによって、車両を利用するユーザに対して、安全運転の動機付けを行うことができる。また、この構成において、前記サービスがカーシェアリングサービスであっても良い。これにより、同一の車両を複数のユーザが利用できるので、車両の活用を促進することができる。
本発明の一態様に係る信用評価方法は、通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用を評価する信用評価装置が行う信用評価方法であって、前記ユーザによる前記サービスの利用中および利用後における前記構造物に関する構造物情報、および前記ユーザによる前記サービスの利用後に前記ユーザ以外の第三者が行った前記構造物に関する評価を含む第三者評価情報を取得して記憶部に格納する情報取得ステップと、前記構造物情報および前記第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出して前記ユーザを評価する信用度算出ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用をコンピュータにより評価するプログラムであって、前記ユーザによる前記サービスの利用中および利用後における前記構造物に関する構造物情報、および前記ユーザによる前記サービスの利用後に前記ユーザ以外の第三者が行った前記構造物に関する評価を含む第三者評価情報を取得する情報取得機能と、前記構造物情報および前記第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出して前記ユーザを評価する信用度算出機能と、をコンピュータにより実行可能なプログラムである。
本発明に係る信用評価装置、信用評価方法およびプログラムによれば、通信可能な構造物によって提供されるサービスを利用するユーザが当該サービスを利用した後における、構造物の状態および第三者からの評価に基づいて、サービスを利用したユーザの信用度を算出していることにより、構造物によって提供されるサービスを利用するユーザの信用の評価をより適切に行うことが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態による信用評価装置を適用可能な運行管理システムを示す概略図である。 図2は、図1に示す車両運行管理装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、図1に示す本発明の一実施形態による信用評価装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図4は、図1に示すデータサーバの構成を概略的に示すブロック図である。 図5は、図1に示す車両に搭載された車載機の構成を概略的に示すブロック図である。 図6は、図1に示すユーザ端末装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図7は、本発明の一実施形態による信用評価方法を説明するための概略図である。 図8は、本発明の一実施形態による信用評価装置によるユーザごとの評価スコアの例を示す表である。 図9は、本発明の一実施形態による信用評価装置によるサービスの種類ごとの重み付け係数の例を示す表である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、本発明は以下に説明する実施形態によって限定されるものではない。
(運行管理システム)
まず、本発明の一実施形態による信用評価装置を適用可能な運行管理システムについて説明する。図1は、本実施形態による信用評価装置を適用可能な運行管理システム1を示す概略図である。図1に示すように、一実施形態による運行管理システム1は、ネットワーク10を介して互いに通信可能な、運行管理サーバ20、信用評価サーバ30、データサーバ40、通信部53とセンサ群56とを備えた車両50、およびユーザ端末装置70を有する。
ネットワーク10は、インターネット回線網や携帯電話回線網などから構成される。ネットワーク10は、例えば、インターネットなどの公衆通信網であって、WAN(Wide Area Network)や、携帯電話などの電話通信網や、WiFiなどの無線通信網などのその他の通信網を含んでも良い。
(運行管理サーバ)
車両運行管理装置としての運行管理サーバ20は、車両50の走行を管理する。本実施形態において運行管理サーバ20には、それぞれの車両50から所定のタイミングで、各種の運行情報や車両情報が供給される。運行情報は、位置情報、速度情報、および加速度情報などの車両50の運行に関する情報を含むが、必ずしもこれらの情報に限定されない。車両情報は、バッテリ充電量(SOC)、燃料残量、現在位置、車内状態、および外装状況などの車両50の状況に関する情報を含むが、必ずしもこれらの情報に限定されない。
図2は、運行管理サーバ20の構成を概略的に示すブロック図である。図2に示すように、運行管理サーバ20は、ネットワーク10を介して通信可能な、一般的なコンピュータの構成を有する。運行管理サーバ20は、通信部21、運行管理制御部22,および運行管理データベース23aを格納した記憶部23を備える。通信部21は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、公衆通信網であるインターネットなどのネットワーク10に接続される。通信部21は、ネットワーク10に接続して、信用評価サーバ30、データサーバ40、車両50、およびユーザ端末装置70との間で通信を行う。通信部21は、それぞれの車両50との間で、車両50に固有の車両識別情報や運行状況情報を受信したり、車両50に対する指示信号を送信したりする。なお、車両識別情報は、それぞれの車両50を個々に識別可能にするための情報を含む。また、通信部21は、ユーザ端末装置70との間で、車両50の利用に際してユーザが所有するユーザ端末装置70に情報を送信したり、ユーザ端末装置70からユーザを識別するためのユーザ識別情報や各種情報を受信したりする。
運行管理制御部22は、具体的に、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのプロセッサ、およびRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの主記憶部(いずれも図示せず)を備える。記憶部23は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、およびリムーバブルメディアなどから選ばれた記憶媒体から構成される。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、または、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、またはBD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体である。記憶部23には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベースなどが格納可能である。運行管理制御部22は、記憶部23に格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部などを制御することで、所定の目的に合致した機能を実現できる。
記憶部23は、各種のデータが検索可能に格納された運行管理データベース23aを備える。運行管理データベース23aは、例えばリレーショナルデータベース(RDB)である。なお、以下に説明するデータベース(DB)は、上述したプロセッサによって実行されるデータベース管理システム(Database Management System:DBMS)のプログラムが、記憶部23に記憶されるデータを管理することによって構築される。運行管理データベース23aには、ユーザ識別情報と、ユーザによって入力または選択された車両50の利用に必要な各種情報(以下、ユーザ選択情報ともいう)などとが互いに関連付けされて、検索可能に格納されている。また、運行管理データベース23aには、車両識別情報と運行情報などとが互いに関連付けされて、検索可能に格納されている。
ユーザ識別情報および車両識別情報はそれぞれ、ユーザおよび車両50に割り当てられた際に、検索可能な状態で運行管理データベース23aに格納される。ユーザ識別情報は、個々のユーザを互いに識別するための種々の情報を含む。ユーザ識別情報は、例えば、個々のユーザを識別可能なユーザIDなどであり、ユーザの氏名や住所などのユーザ固有の情報、またはユーザの位置などを表す経度および緯度などの位置情報などと関連付けて登録される。すなわち、ユーザ識別情報は、ユーザに関連する情報の送信に際して運行管理サーバ20にアクセスするために必要な情報を含む。例えば、ユーザ端末装置70が、ユーザ識別情報とともにユーザ選択情報などの所定の情報を運行管理サーバ20に送信すると、運行管理サーバ20は、記憶部23の運行管理データベース23a内に検索可能な状態で、所定の情報をユーザ識別情報と関連付けて格納する。同様に、車両識別情報は、個々の車両50を互いに識別するための種々の情報を含む。車両50が、車両識別情報とともに位置情報や車両情報などの所定の情報を運行管理サーバ20に送信すると、運行管理サーバ20は、運行管理データベース23a内に検索可能な状態で、所定の情報を車両識別情報と関連付けて格納する。
(信用評価サーバ)
信用評価装置としての信用評価サーバ30は、通信機能を有する構造物としての車両50を利用するユーザの信用度の算出処理を行って信用の評価処理を実行する。信用評価サーバ30には、運行管理サーバ20やデータサーバ40から、ユーザの信用を評価するために必要な種々の情報(以下、信用評価情報)が供給される。図3は、信用評価サーバ30の構成を概略的に示すブロック図である。
図3に示すように、信用評価サーバ30は、ネットワーク10を介して通信可能な、一般的なコンピュータの構成を有する。信用評価サーバ30は、通信部31、信用度算出部33を有する信用情報制御部32、および記憶部34を備える。
情報取得部としての通信部31は、上述した通信部21と同様に構成されてネットワーク10に接続され、少なくとも運行管理サーバ20およびデータサーバ40との間で通信を行う。なお、通信部31は、必要に応じて車両50およびユーザ端末装置70との間で通信可能に構成しても良い。通信部31は、運行管理サーバ20およびデータサーバ40との間で、上述したユーザ識別情報、ユーザ選択情報、車両情報、および運行情報のうちの少なくとも一部を送受信する。
信用情報制御部32および記憶部34はそれぞれ、物理的には上述した運行管理制御部22および記憶部23と同様である。記憶部34には、信用度情報データベース34aおよび与信情報データベース34bが格納されている。信用度情報データベース34aには、ユーザ識別情報と、ユーザごとの信用評価情報を含む各種情報とが互いに関連付けされて、検索可能に格納されている。与信情報データベース34bには、ユーザ識別情報と、ユーザのクレジットカードやローンなどの信用取引に関する情報(与信情報)とが互いに関連付けされて、検索可能に格納されている。なお、与信情報は、一般的に信用情報とも言われる。また、与信情報データベース34bは、信用評価サーバ30に備える場合に限定されない。すなわち、与信情報データベース34bを信用評価サーバ30以外のデータサーバ40やさらに他のサーバ(図示せず)に設け、必要に応じてネットワーク10を介して他のサーバに格納された与信情報のデータにアクセスするようにしても良い。
与信情報は、例えばユーザが信用取引などを行った場合に、検索可能な状態で与信情報データベース34bに格納されることで更新される。信用評価情報は、例えばユーザが車両50によるサービスの利用後などに、運行管理サーバ20やデータサーバ40から信用評価サーバ30に供給されて、信用度情報データベース34aに格納されることで更新される。
通信可能な構造物としての車両50において提供されるサービスを利用したユーザに関する信用評価情報は、構造物情報および第三者評価情報を含む。構造物情報は、ユーザによるサービスの利用中における車両50に関する利用状況情報と、ユーザによるサービスの利用後における車両50の状態を示す構造物状態情報とを含む。第三者評価情報は、ユーザによるサービスの利用後におけるユーザ以外の第三者が行った評価に関する情報を含む。
利用状況情報は、車両50の運転挙動に関する情報、または車両50の運転者であるユーザによる運転時の行動に関する情報を含む。本実施形態において利用状況情報は、具体的に、車両50における運転挙動に関する情報と、わき見運転の有無や頻度、携帯端末装置などを操作しながらの運転(以下、端末操作)の有無や頻度、あおり運転の有無や程度などのユーザによる運転時の行動に関する情報とを含む。なお、利用状況情報は、これらの情報に限定されない。
構造物状態情報は、ユーザが車両50によるサービスを利用した後における車両50の状態に関する情報を含む。車両50の状態に関する情報は、具体的には、ユーザが車両50によるサービスを利用した後における、例えばゴミの散乱状況や道具または荷物の配置状況などの車内の状態に関する情報(以下、車内情報)や車両50の外装の状態に関する情報(以下、車外情報)を含む。車両50の状態に関する情報は、燃料の残量に関する情報(以下、燃料残量情報)と、ユーザが車両50を返却した際の返却位置に関する情報(以下、返却位置情報)と、ユーザによる車両50の引渡予約時間に対する遅延の有無、遅延時間、および遅延連絡の有無などの情報(以下、遅延関連情報)とを含む。なお、車両50の状態に関する構造物情報は、これらの情報に限定されない。すなわち、ユーザと他のユーザとが直接的に車両50の引き渡しなどを行う場合などにおいて、ユーザが他のユーザの個人情報などを漏洩した場合などは、ユーザによるサービスの利用規則に反する利用があった旨の情報を構造物状態情報に追加することも可能である。
第三者評価情報は、ユーザが車両50によるサービスを利用した後に、車両50によるサービスを利用する他のユーザによる、車両50の状態に対する評価の情報を含む。第三者としての他のユーザは、返却後の車両50の状態を評価することによって、間接的に車両50を先にレンタルしたユーザに対する評価を行う。なお、第三者としての他のユーザは、車両50を先にレンタルしたユーザに対する評価を直接的に行っても良い。車両50の状態とは、例えば車両50の車室内の匂いなどであるが、必ずしも匂いに限定されない。ここで、他のユーザ以外にも、車両50を管理している管理者や車両50を清掃した作業者などが、返却後の車両50の状態を評価することも可能である。すなわち、これらの管理者や作業者などによる評価の情報も、第三者評価情報とすることができる。
(データサーバ)
データサーバ40は、通信機能を有する構造物としての車両50から出力された種々の情報を収集するデータ収集処理を実行する。図4は、データサーバ40の構成を概略的に示すブロック図である。図4に示すように、データサーバ40は、ネットワーク10を介して通信可能な構成を有する。データサーバ40は、通信部41、データ制御部42、データ収集部43、および記憶部44を備える。通信部41は、物理的には上述した通信部21,31と同様である。通信部41は、ネットワーク10に接続して、少なくとも運行管理サーバ20、信用評価サーバ30、および車両50との間で通信を行う。通信部41は、ユーザ端末装置70との間で通信しても良い。
通信部41は、運行管理サーバ20および信用評価サーバ30との間で、上述したユーザ識別情報、ユーザ選択情報、車両識別情報、車両情報、運行情報、信用評価情報のうちの少なくとも一部を送受信する。通信部41は、データ収集部43からの指令信号に基づいて、車両50から、位置情報、速度情報、加速度情報、および運行プラン情報などの運行情報を収集する。通信部41は、車両50における運転挙動の情報や、車両50を運転するユーザによる、わき見運転の有無や頻度、端末操作の有無や頻度、あおり運転の有無や程度などの情報をさらに収集する。なお、通信部41によって送受信される情報は、これらの情報に限定されない。また、車両50以外の通信機能を有する構造物から情報を収集する場合、収集する情報の種類や項目については、構造物の種類に応じて任意に決定できる。
データ制御部42および記憶部44はそれぞれ、物理的には上述した運行管理制御部22および記憶部24と同様である。記憶部44には、運行管理サーバ20、信用評価サーバ30、および車両50から、ネットワーク10を介して過去に収集された各種情報が、例えばビッグデータなどからなるデータベース44aとして格納されている。なお、個々のユーザ端末装置70から各種情報を収集しても良い。
(車両)
移動体としての車両50は、運転者による運転によって走行する車両や、与えられた運行指令に従って自律走行可能に構成された自律走行車両である。図5は、車両50の構成を概略的に示すブロック図である。図5に示すように、車両50は、駆動部51、電子制御部52、通信部53、記憶部54、入出力部55、センサ群56、およびGPS部57を備える。
駆動部51は、車両50の走行に必要な従来公知の駆動部である。具体的には、車両50は、駆動源としてのエンジンを備え、エンジンは燃料の燃焼による駆動によって電動機などを用いて発電可能に構成される。発電された電力は充電可能なバッテリに充電される。さらに、車両50は、エンジンの駆動力を伝達する駆動伝達機構、および走行するための駆動輪などを備える。
電子制御部52および記憶部54はそれぞれ、物理的には上述した運行管理制御部22および記憶部24と同様である。電子制御部52は、車両50に搭載される各種構成要素の動作を統括的に制御する。通信部53は、ネットワーク10を介した無線通信によって、少なくとも運行管理サーバ20との間で通信を行う、例えばDCM(Data Communication Module)などからなる。記憶部54は、車両情報データベース54aおよび運行情報データベース54bを備える。車両情報データベース54aには、バッテリ充電量、燃料残量、現在位置などを含む各種情報が、更新可能に格納されている。運行情報データベース54bには、運行管理サーバ20から提供される運行情報を含む各種データが、更新可能に格納されている。
入出力部55は、タッチパネルディスプレイやスピーカマイクロホンなどから構成される。出力手段としての入出力部55は、電子制御部52による制御に従って、タッチパネルディスプレイの画面上に文字や図形などを表示したり、スピーカマイクロホンから音声を出力したりして、所定の情報を外部に通知可能に構成される。また、入力手段としての入出力部55は、ユーザなどがタッチパネルディスプレイを操作したり、スピーカマイクロホンに向けて音声を発したりすることによって、電子制御部52に所定の情報を入力するように構成される。
センサ群56は、車速センサや、加速度センサなどの車両50の走行に関するセンサや、例えば車室内の種々の状況を検知可能な車室内センサや、例えば撮像カメラなどの撮像装置などから構成される。GPS部57は、GPS(Global Positioning System)衛星(図示せず)からの電波を受信して、車両50の位置を検出する。検出された位置は、車両情報における位置情報として、車両情報データベース54aに検索可能に格納される。なお、車両50の位置を検出する方法として、LiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)と3次元デジタル地図とを組み合わせた方法を採用しても良い。
(ユーザ端末装置)
利用端末としてのユーザ端末装置70は、ユーザによって操作される。ユーザ端末装置70は、例えば、通信アプリケーションによる各種データや音声を用いた通話によって、ユーザ識別情報およびユーザ選択情報を含むユーザ情報などの各種情報を運行管理サーバ20に送信する。ユーザ端末装置70は、運行管理サーバ20から、運行プラン情報、配車承認信号、および電子キーのデータなどの各種情報を受信可能に構成される。図6は、図1に示すユーザ端末装置70の構成を概略的に示すブロック図である。
図6に示すように、ユーザ端末装置70は、互いに通信可能に接続された、電子制御部71、入力部72、表示部73、通信部74、および記憶部75を備える。電子制御部71、通信部74、および記憶部75はそれぞれ、物理的には上述した運行管理制御部22、通信部21、および記憶部24と同様である。電子制御部71は、各種アプリケーションプログラムの実行により、入力部72、表示部73、通信部74、および記憶部75の動作を統括的に制御する。通信部74は、ネットワーク10を介して、ユーザ識別情報、ユーザ選択情報、運行プラン情報、および音声データなどの各種情報を、運行管理サーバ20などの外部のサーバとの間で送受信する。記憶部75は、ユーザ識別情報を記憶可能に構成されている。
入力部72は、例えば、キーボードや表示部73の内部に組み込まれて表示パネルのタッチ操作を検出するタッチパネル式キーボード、または外部との間の通話を可能とする音声入力デバイスなどから構成される。ここで、外部との間の通話は、他のユーザ端末装置70との通話のみならず、例えば運行管理サーバ20に常駐するオペレータや人工知能システムとの通話なども含む。表示部73は、例えば、有機ELパネルや液晶表示パネルなどからなり、文字や図形などを表示パネルに表示することによって、情報を外部に報知する。なお、入力部72および表示部73を、上述した入出力部55と同様に構成しても良い。
上述したユーザ端末装置70は、具体的に、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット型などの情報端末、またはパーソナルコンピュータなどを採用することができる。なお、自宅等に設置されたデスクトップ型のパーソナルコンピュータや、自宅等に設置された固定電話なども利用可能である。
(信用評価方法)
次に、上述した運行管理システム1の信用評価サーバ30において実行される信用評価方法について説明する。図7は、本発明の一実施形態による信用評価方法を説明するための概略図である。本実施形態による信用評価方法においては、サービスとしてカーシェアリングサービスを利用する場合を例に説明する。この例においては、ユーザU1が車両50をレンタルして返却した後に、ユーザU1と異なる第三者のユーザU2が車両50をレンタルする場合について説明する。なお、以下の説明において、情報の送受信はネットワーク10を介して行われるが、この点についての都度の説明は省略する。
図7に示すように、ユーザ端末装置70aを所持したユーザU1は、カーシェアリングサービスによって所定の車両50をレンタルする。この際、ユーザ端末装置70aは、ユーザU1のユーザ識別情報と車両50の車両識別情報とを関連付けて、例えば運行管理サーバ20に送信する。運行管理サーバ20は、例えばカーシェアリングサービスの提供業者のサーバである。ここで、ユーザU1が車両50の引き渡しの時刻に遅延したり、遅延の連絡を運行管理サーバに送信しなかったりした場合、サービスの利用規則に反する利用があった旨の情報が遅延関連情報に追加される。
ユーザU1が、レンタルした車両50によるサービスを利用している間、車両50の通信部53は、データサーバ40に対して定期的に、車両識別情報および各種情報を送信する。本実施形態において各種情報は、例えば車両50の走行およびユーザの運転に関する情報であって、具体的には、車両50の運転挙動、わき見運転の有無ならびに頻度、端末操作の有無ならびに頻度、およびあおり運転の有無ならびに程度などの利用状況情報である。さらに、通信部53は、データサーバ40に車両50の車両情報を供給しても良い。データサーバ40は、車両50から供給された各種情報を車両識別情報と関連づけて、記憶部44のデータベース44aに格納する。データサーバ40は、ユーザU1のユーザ識別情報と関連づけて利用状況情報を信用評価サーバ30に供給する。
ユーザU1が車両50によるサービスの利用を終了すると、ユーザU1はカーシェアリングサービスにおける所定の利用規則に基づいて、車両50を所定の返却位置に移動させて返却する。なお、ユーザU1が所定の返却位置以外の場所で車両50を返却した場合、サービスの利用規則に反する利用があった旨の情報が返却位置情報に追加される。ユーザU1による車両50の返却時刻が、あらかじめ決定されていた返却の予定時刻よりも遅延した場合、サービスの利用規則に反する利用があった旨の情報が遅延関連情報に追加される。サービスの利用規則に、車両50の返却時において燃料をレンタルの開始時と同程度にする旨の規則が含まれていた場合、燃料残量がレンタルの開始時の燃料残量に対して所定割合以下であった場合、サービスの利用規則に反する利用があった旨の情報が燃料残量情報に追加される。
車両50の返却後において通信部53は、返却時においてセンサ群56によって計測されたり撮像されたりした、車内情報や車外情報、燃料残量情報、返却位置情報、および遅延関連情報などの各種情報を、構造物状態情報として運行管理サーバ20に送信する。
その後、ユーザU2に対して、所定の方法によって車両50が引き渡される。車両50が引き渡されたユーザU2は、ユーザ端末装置70bにおけるカーシェアリングサービスのサービスアプリを用いて、適宜のタイミングで車両50の状態の評価を行う。これにより、車両50を前回利用したユーザU1に対する評価を行う。ユーザ端末装置70bは、入力されたユーザU1に対する評価の情報を、第三者評価情報として運行管理サーバ20に送信する。運行管理サーバ20は、車両50およびユーザ端末装置70bから供給された構造物状態情報および第三者評価情報を、ユーザU1のユーザ識別情報と関連づけて信用評価サーバ30に送信する。なお、構造物状態情報および第三者評価情報を、さらに車両識別情報と関連づけて信用評価サーバ30に送信しても良い。評価を行う第三者は、次に利用するユーザU2以外にも、車両50を管理する管理者、車両50を検査する検査者、または車両50の清掃や洗浄を行う作業者などであっても良い。
信用評価サーバ30は、供給された利用状況情報、構造物状態情報、および第三者評価情報に基づいて、車両50によるサービスを利用したユーザに対する信用度の算出を行って、ユーザの信用の評価を行う。以下に、信用度の評価方法の具体的な例について説明する。図8は、上述した利用状況情報、構造物状態情報、および第三者評価情報に基づいた、ユーザごとの評価スコアの例を示すテーブルである。図8に示すテーブルのデータは、信用評価サーバ30の記憶部34に格納されている。
信用評価サーバ30にデータサーバ40や各種金融機関などのサーバ(図示せず)からユーザU1に関する信用取引の与信情報が送信されると、信用情報制御部32によって与信情報データベース34b内のユーザU1に関する与信情報が更新される。与信情報の与信スコアx0は、従来公知の例えばクレジットカードなどの信用取引に関する与信情報に基づくスコアである。図8に示す例においては、ユーザ識別情報がUID1のユーザU1の与信スコアx0が「80」であることを示す。なお、それぞれの評価スコアにおける最高点および最低点については、任意に設定することが可能である。
データサーバ40から信用評価サーバ30にユーザU1に関する利用状況情報が送信されると、信用情報制御部32によって信用度情報データベース34a内のユーザU1に関する利用状況情報が更新される。具体的に、利用状況情報の1つとして例えば運転挙動情報が信用評価サーバ30に入力されると、信用度情報データベース34a内における運転挙動スコアx1が更新される。運転挙動スコアx1は、加減速や車線変更の回数などの車両50の運転挙動に基づくスコアである。
同様に、ユーザ識別情報UID1のユーザU1に関する更新された利用状況情報から、わき見運転情報に基づくわき見運転スコアx2、端末装置の操作情報に基づく端末操作スコアx3、あおり運転情報に基づくあおり運転スコアx4が更新される。わき見運転スコアx2としては、例えば運転中にわき見をした頻度や回数などを採用できる。端末操作スコアx3としては、例えば車両50の走行中における端末操作の総操作時間やユーザU1の端末装置への視線の移動回数などを採用できる。あおり運転スコアx4としては、センサ群56により計測された前を走行する他の車両との距離の増減の度合いと、車両50の加減速度の大きさとから算出されたスコアなどを採用できる。
運行管理サーバ20から信用評価サーバ30に構造物状態情報および第三者評価情報が送信されると、信用情報制御部32によって信用度情報データベース34a内のユーザU1に関する構造物状態情報および第三者評価情報が更新される。具体的に、構造物状態情報の1つとして例えば車内情報および車外情報(以下、車内外情報)が信用評価サーバ30に入力されると、信用度情報データベース34a内における車内外スコアx5が更新される。車内外スコアx5としては、例えば、ユーザU1による車両50の乗車前後において車両50のセンサ群56によって検出された車室内および外装の状態に基づき、新たに散乱したゴミの量や新たに付着した外装の汚れの面積などから算出されたスコアを採用できる。なお、車内情報の入力と車外情報の入力とに対して別に演算処理しても良い。
同様に、ユーザ識別情報UID1のユーザU1に関する更新された構造物状態情報から、燃料残量情報に基づく燃料残量スコアx6、返却位置情報に基づく返却位置スコアx7、遅延関連情報に基づく遅延関連スコアx8が更新される。さらに、ユーザ識別情報UID1のユーザU1に関する更新された第三者評価情報に基づいて、第三者評価スコアx9が更新される。燃料残量スコアx6としては、例えば車両50の燃料の残量割合などを採用できる。返却位置スコアx7としては、例えばユーザが車両50を返却した実際の返却位置とサービスの利用規則に基づいた返却位置との距離などを採用できる。遅延関連スコアx8としては、例えばユーザが車両50を引き取りに来た時刻の、引き取りの予定時刻からの遅延時間や、遅延に関する連絡の有無を点数化したものから選ばれた少なくとも1つの情報を採用できる。第三者評価スコアx9としては、第三者によるユーザU1に対する評価点数などを採用できる。この際、評価を行う第三者自体における各種評価スコアをさらに用いて第三者評価スコアx9を算出しても良い。なお、評価スコアとしては、上述した評価スコアx0〜x9に限定されるものではなく、必要に応じてその他の種々の評価スコアを採用しても良い。
信用評価サーバ30において信用度算出部33は、上述した評価スコアx0〜x9に代表される種々の評価スコアxi(i=0,…,N;Nは正の整数)に基づいて、サービスの種類ごとに設定された所定の関数としての評価関数に基づく演算を行う。すなわち、車両50によって提供されるサービスが、本実施形態のようにカーシェアリングサービスであった場合、信用度算出部33は、カーシェアリングサービスにおける評価関数f1に基づいて、以下の(1)式による演算を行うことによって、ユーザの信用度を算出する。
ユーザの信用度=f1(x0,x1,…,xN)…(1)
さらに、車両50によって提供されるサービスが、カーシェアリングサービス以外のサービス、例えばライドシェアサービス、レンタカーサービス、滞在型車両レンタルサービス、自律走行車レンタルサービスなどであった場合、これらのサービスの種類ごとにあらかじめ評価関数fj(jは自然数)を設定しておく。信用度算出部33は、種々の評価スコアx0〜xnに対して、サービスの種類に対応して定義される評価関数fjに基づいて、以下の(2)式による演算を行うことによって、ユーザの信用度を算出する。
ユーザの信用度=f(x0,x1,…,xN)…(2)
次に、上述したユーザの信用度を算出するための評価関数の具体的な例について説明する。以下の(3)式は、例えば、カーシェアリングサービスに基づく(1)式に示す評価関数f1の一例を示す。図9は、以下の(3)式に対応する評価スコアx0〜x9に対するサービスの種類ごとの重み付け係数の例を示すテーブルである。図9に示すテーブルのデータは、信用評価サーバ30の記憶部34に格納されている。
ユーザの信用度=f1(x0,x1,…,xi,…x9)=Σi=0〜9Ai・xi ……(3)
なお、Σi=0〜9は、Aiおよびxiにおけるi=0からi=9までの合計である。
本実施形態によるカーシェアリングサービスにおいて、評価関数f1を(3)式にする場合、重み付け係数A1〜A9は、重要な評価スコアxiに対しては高い値に設定し、重要度が低い評価スコアxiに対しては低い値に設定するなどの調整を行うことができる。
カーシェアリングサービスにおいては、以上のような重み付け係数の設定を行った(3)式で設定された評価関数f1によって、ユーザU1の信用度を算出できる。すなわち、信用度算出部33は、図8に示すそれぞれの評価スコアx0〜x9に対して、図9に示す重み付け係数を用いた(3)式に従って、車両50によるサービスを利用したユーザU1に対する信用度の算出を行う。これにより、信用評価サーバ30は、カーシェアリングサービスを利用したユーザU1の信用の評価を行う。
また、カーシェアリングサービス以外の、例えばライドシェアサービスの場合を例にすると、評価関数fjが(3)式に設定されている場合、例えば車内外スコア、燃料残量スコア、および返却位置スコアの重み付け係数をいずれも0にすることができる。これにより、(3)式において、ライドシェアサービスに適した重み付け係数を設定できるので、ライドシェアサービスに適した評価関数fjを設定できる。なお、その他のサービスについても同様に、重み付け係数を設定することにより、より適した評価関数fjを設定できる。そのため、サービスの種類に応じてユーザU1の評価をより適切に行うことが可能になる。
以上のようにして算出されたユーザU1の信用度は、信用評価サーバ30における信用度情報データベース34aに、ユーザ識別情報UID1と関連づけて格納される。信用評価サーバ30の信用度情報データベース34aに格納されたユーザU1の信用度は、各種事業主体の端末やサーバなどからの要求信号に応じて、読み出し可能としても良い。これにより、各種事業主体は、要求した所定のユーザU1の信用度を、例えば、自動車保険などの保険料の減額、ローン契約の可否の判定、車両における購入代金の減額、リース料金の減額、シェアリング料金の減額、およびレンタル料金の減額などの査定に用いることができる。さらに、所定のユーザU1の信用度に応じて、各種事業主体は、ユーザU1が利用可能なサービスの選別、制限、および解除や、サービスを利用する利用料金の算定や、サービスに関連するクーポンの提供などのさらなる付加サービスの提供を行うことも可能である。
(記録媒体)
上述の一実施形態において、信用評価方法を実行可能なプログラムを、コンピュータその他の機械や装置(以下、コンピュータなど、という)に、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、当該コンピュータが信用評価サーバ30として機能する。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる非一時的な記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、BD、DAT、磁気テープ、フラッシュメモリなどのメモリカードなどがある。また、コンピュータなどに固定された記録媒体としてハードディスク、ROMなどがある。さらに、SSDは、コンピュータなどから取り外し可能な記録媒体としても、コンピュータなどに固定された記録媒体としても利用可能である。
以上説明した本発明の一実施形態によれば、サービスの利用後における構造物状態情報である、燃料残量情報、返却位置情報、返却位置情報、および遅延関連情報と、サービスの利用後における第三者評価情報とを含む情報に基づいて、サービスを利用したユーザの評価スコアから信用度を算出していることにより、車両50を用いたサービスにおいて、サービスを利用するユーザの信用の評価をより適切に行うことが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について具体的に説明したが、本発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の一実施形態において挙げた数値や情報の種類はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値や情報の種類を用いても良い。
上述の一実施形態においては、運行管理サーバ20、信用評価サーバ30、およびデータサーバ40を互いに別体のサーバとしているが、これらを単一のサーバにより構成することも可能である。さらには、これらの内の2つのサーバを単一のサーバから構成して、他の1つのサーバと別体に構成することも可能である。
上述の一実施形態においては、通信機能を有する構造物として車両50を採用した場合を例に説明しているが、必ずしも車両50に限定されるものではなく、通信機能を有する構造物としては、電化製品、宿泊所の部屋などの種々の構造物を採用することが可能である。また、これらの構造物を採用した場合において、構造物に関する信用評価情報としては、構造物ごとに適した指標に基づいた評価項目に関する情報を採用することが可能である。
上述の一実施形態においては、サービスとしてカーシェアリングサービスを例に説明しているが、構造物として移動体を利用するサービスであれば種々のサービスを採用することができる。具体的には、図9に示すように、ライドシェアサービス、レンタカーサービス、無人飛行体レンタルサービス、滞在型車両レンタルサービス、自律走行車レンタルサービスなどのサービスを採用できる。また、本発明を、自転車シェアリングサービスや航空機レンタルサービス、さらにはホテルなどの不動産の利用サービスなどにも適用できる。
1 運行管理システム
10 ネットワーク
20 運行管理サーバ
30 信用評価サーバ
31 通信部
32 信用情報制御部
33 信用度算出部
34 記憶部
34a 信用度情報データベース
34b 与信情報データベース
40 データサーバ
50 車両
70,70a,70b ユーザ端末装置

Claims (9)

  1. 通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用を評価する信用評価装置であって、
    前記ユーザによる前記サービスの利用中および利用後における前記構造物に関する構造物情報、および前記ユーザによる前記サービスの利用後に前記ユーザ以外の第三者が行った前記構造物に対する評価を含む第三者評価情報を取得する情報取得部と、
    前記構造物情報および前記第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出する信用度算出部と、を備える
    ことを特徴とする信用評価装置。
  2. 前記構造物情報は、前記ユーザが前記サービスを利用した際における前記構造物に関する利用状況情報、および前記ユーザが前記サービスを利用した後における前記構造物の状態を示す構造物状態情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の信用評価装置。
  3. 前記構造物状態情報が、前記ユーザによる前記サービスの利用後における、前記構造物の外部の状態に関する情報、前記構造物の内部の状態に関する情報、および前記サービスの利用規則に反する利用に関する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の信用評価装置。
  4. 前記信用度算出部は、前記構造物情報と前記第三者評価情報とに含まれる個々の情報に対して、前記サービスの種類に応じた所定の関数を用いて、前記信用度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の信用評価装置。
  5. 前記構造物が移動体である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の信用評価装置。
  6. 前記移動体が車両であり、
    前記構造物情報は、前記ユーザが前記サービスを利用した際における前記車両に関する利用状況情報を含み、
    前記利用状況情報が、前記車両の運転挙動に関する情報、または前記車両の運転者による運転時の行動に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の信用評価装置。
  7. 前記サービスがカーシェアリングサービスである
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の信用評価装置。
  8. 通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用を評価する信用評価装置が行う信用評価方法であって、
    前記ユーザによる前記サービスの利用中および利用後における前記構造物に関する構造物情報、および前記ユーザによる前記サービスの利用後に前記ユーザ以外の第三者が行った前記構造物に関する評価を含む第三者評価情報を取得して記憶部に格納する情報取得ステップと、
    前記構造物情報および前記第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出して前記ユーザを評価する信用度算出ステップと、
    を含むことを特徴とする信用評価方法。
  9. 通信可能な構造物において提供されるサービスを利用するユーザの信用をコンピュータにより評価するプログラムであって、
    前記ユーザによる前記サービスの利用中および利用後における前記構造物に関する構造物情報、および前記ユーザによる前記サービスの利用後に前記ユーザ以外の第三者が行った前記構造物に関する評価を含む第三者評価情報を取得する情報取得機能と、
    前記構造物情報および前記第三者評価情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの信用度を算出して前記ユーザを評価する信用度算出機能と、
    をコンピュータにより実行可能なプログラム。
JP2018192081A 2018-10-10 2018-10-10 信用評価装置、信用評価方法およびプログラム Pending JP2020060975A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018192081A JP2020060975A (ja) 2018-10-10 2018-10-10 信用評価装置、信用評価方法およびプログラム
US16/587,257 US11574350B2 (en) 2018-10-10 2019-09-30 Credibility evaluation device, method of evaluating credibility, and computer readable recording medium
CN201910954566.0A CN111027797A (zh) 2018-10-10 2019-10-09 信用评价装置、信用评价方法以及计算机可读记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018192081A JP2020060975A (ja) 2018-10-10 2018-10-10 信用評価装置、信用評価方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020060975A true JP2020060975A (ja) 2020-04-16

Family

ID=70162014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018192081A Pending JP2020060975A (ja) 2018-10-10 2018-10-10 信用評価装置、信用評価方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11574350B2 (ja)
JP (1) JP2020060975A (ja)
CN (1) CN111027797A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020113076A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 本田技研工業株式会社 ユーザ評価装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7476843B2 (ja) * 2021-04-15 2024-05-01 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、方法、及びプログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139620A (ja) * 2003-12-19 2004-05-13 Takahashi Hiroshi 購入情報処理機構
JP2013054538A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Nissan Motor Co Ltd 車両管理システムおよび車両管理方法
JP2015152954A (ja) * 2014-02-10 2015-08-24 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP2016157395A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 Line株式会社 乗物の手配支援サーバ、乗物の手配支援方法
JP2018028850A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 智彦 濱田 個人間カーレンタル支援システム
JP2018505485A (ja) * 2015-01-28 2018-02-22 オールステイト インシュアランス カンパニー リスクユニットベースのポリシー
JP2018081596A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 ヤフー株式会社 評価装置、評価方法および評価プログラム
CN108109041A (zh) * 2017-12-21 2018-06-01 戴姆勒股份公司 用于管理共享汽车的使用的方法
US20180268473A1 (en) * 2017-03-14 2018-09-20 Electronics And Telecommunications Research Institute Trust-based resource sharing method and system
WO2018179154A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 本田技研工業株式会社 情報管理装置、情報処理装置、システムおよび情報管理方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3050151C (en) * 2003-11-26 2023-03-07 Celera Corporation Single nucleotide polymorphisms associated with cardiovascular disorders and statin response, methods of detection and uses thereof
JP2012164210A (ja) 2011-02-08 2012-08-30 Park 24 Co Ltd カーシェアリングシステム、カーシェアリング方法およびカーシェアリングプログラム
JP5803799B2 (ja) * 2012-04-27 2015-11-04 株式会社デンソー 移動体情報提供装置
WO2015027248A2 (en) * 2013-08-23 2015-02-26 Cellepathy Ltd. Mobile device context aware determinations
US20140058761A1 (en) * 2012-08-21 2014-02-27 Insurance Services Office, Inc. Apparatus and Method for Analyzing Driving Performance Data
JP2015052954A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 アルパイン株式会社 データ識別管理装置およびデータ識別管理方法
JP5899188B2 (ja) 2013-11-15 2016-04-06 三井住友カード株式会社 利率設定方法および装置
US20150213420A1 (en) * 2014-01-28 2015-07-30 Nissan North America, Inc. Method and device for determining vehicle condition based on operational factors
CN104867039A (zh) * 2015-06-09 2015-08-26 南京大学 一种多因素影响下的车辆会员衍生信用评价方法
US10074220B2 (en) * 2015-11-20 2018-09-11 Geotab Inc. Big telematics data constructing system
US20170213137A1 (en) * 2016-01-25 2017-07-27 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Systems and methods for predicting current and potential ranges of vehicles based on learned driver behavior
CN108304945A (zh) * 2017-01-11 2018-07-20 宁波轩悦行电动汽车服务有限公司 一种用户使用异常的电动汽车的租赁方法
CN106846895A (zh) * 2017-03-31 2017-06-13 长安大学 一种区域车位租借管理系统及其方法
CN107705189A (zh) * 2017-10-23 2018-02-16 东南大学 一种基于大数据的共享单车个人信用管理方法及系统
CN108229834A (zh) * 2018-01-17 2018-06-29 鲁衍辛 一种社会闲置车辆云调度的共享方法
JP7245443B2 (ja) * 2018-03-19 2023-03-24 トヨタ自動車株式会社 カーシェアリングシステム及びカーシェアリングシステム用の制御プログラム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139620A (ja) * 2003-12-19 2004-05-13 Takahashi Hiroshi 購入情報処理機構
JP2013054538A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Nissan Motor Co Ltd 車両管理システムおよび車両管理方法
JP2015152954A (ja) * 2014-02-10 2015-08-24 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP2018505485A (ja) * 2015-01-28 2018-02-22 オールステイト インシュアランス カンパニー リスクユニットベースのポリシー
JP2016157395A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 Line株式会社 乗物の手配支援サーバ、乗物の手配支援方法
JP2018028850A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 智彦 濱田 個人間カーレンタル支援システム
JP2018081596A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 ヤフー株式会社 評価装置、評価方法および評価プログラム
US20180268473A1 (en) * 2017-03-14 2018-09-20 Electronics And Telecommunications Research Institute Trust-based resource sharing method and system
WO2018179154A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 本田技研工業株式会社 情報管理装置、情報処理装置、システムおよび情報管理方法
CN108109041A (zh) * 2017-12-21 2018-06-01 戴姆勒股份公司 用于管理共享汽车的使用的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020113076A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 本田技研工業株式会社 ユーザ評価装置
JP7233930B2 (ja) 2019-01-11 2023-03-07 本田技研工業株式会社 ユーザ評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200118185A1 (en) 2020-04-16
US11574350B2 (en) 2023-02-07
CN111027797A (zh) 2020-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021165898A (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システム
WO2020107894A1 (zh) 一种驾驶行为评分方法、装置及计算机可读存储介质
CN107690637B (zh) 使用大表语料库连接语义相关的数据
KR20160040209A (ko) 차량 진단 및 수리 비용 추정을 미리 평가하기 위한 방법 및 시스템
WO2018192348A1 (zh) 数据处理方法、装置及服务器
CN111739329B (zh) 行驶路线生成方法、装置、存储介质及服务器
CN105431840A (zh) 在用户设备处的信息过滤
US20200065721A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US11574350B2 (en) Credibility evaluation device, method of evaluating credibility, and computer readable recording medium
CN107563579A (zh) 车辆管理方法及服务器
CN106133776A (zh) 基于与用户的受管交互构建用户对简档创建和推荐的信任
US20210312436A1 (en) Information processing apparatus, information processing program, and information processing system
CN112328911B (zh) 地点推荐方法、装置、设备及存储介质
JP7132075B2 (ja) レンタル管理装置、レンタル管理方法、およびプログラム
Ohlsson et al. Process innovation with disruptive technology in auto insurance: Lessons learned from a smartphone-based insurance telematics initiative
CN103488525A (zh) 确定与情景相关的用户偏好
CN111062770A (zh) 商户识别方法、设备及计算机可读介质
CN103235786A (zh) 一种用于提供长尾搜索结果的方法与设备
Saxena et al. Examining factors affecting the willingness of rickshaw operators to adopt battery operated rickshaws: the case of Bhopal, India
US20150348187A1 (en) Systems and methods for determining occupancy
CN108255874A (zh) 一种用于提供开放api搜索结果的方法与设备
WO2022252884A1 (zh) 生成驾驶建议的方法、装置、设备和存储介质
CN113935788B (zh) 模型评估方法、装置、设备及计算机可读存储介质
CN110766288B (zh) 理赔查勘员的分配方法和装置、电子设备
US20210140779A1 (en) Information processing device, information processing system, and computer readable recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220809