JP2020060128A5

JP2020060128A5 -

Info

Publication number: JP2020060128A5
Application number: JP2018191238A
Authority: JP
Filing date: 2018-10-09
Publication date: 2020-12-24

Claims

内燃機関（１０）の排気通路（１２）に設けられ、アンモニアを用いて排気中の窒素酸化物を浄化させる選択還元型の触媒（２２）と、
前記排気通路における前記触媒の上流側に、アンモニアを生成するための還元剤を供給する供給装置（２３）と、
前記触媒の下流側に設けられ、排気中のアンモニア濃度に応じたセンサ信号を出力するアンモニアセンサ（２５）と、
前記触媒の下流側に設けられ、排気中のＮＯｘ濃度に応じたセンサ信号を出力するＮＯｘセンサ（２５）と、
前記触媒の下流側に設けられ、排気中の酸素濃度に応じたセンサ信号を出力する酸素センサ（２５）と、
を備える排気浄化システムにおける前記アンモニアセンサの異常判定装置（３０）であって、
前記供給装置による還元剤の供給休止後に前記触媒へのアンモニア供給が継続される継続期間において、前記アンモニアセンサの出力と前記酸素センサの出力とに基づいて、触媒下流側におけるアンモニア濃度を第１濃度値として算出する第１算出部と、
前記継続期間において、前記ＮＯｘセンサの出力と前記酸素センサの出力とに基づいて、触媒下流側におけるアンモニア濃度を第２濃度値として算出する第２算出部と、
前記第１濃度値と前記第２濃度値とに基づいて、前記アンモニアセンサの異常の有無を判定する異常判定部と、
を備え、
前記内燃機関の燃焼休止に伴い前記酸素センサによる酸素濃度の検出値が大気中の酸素濃度と同じ平衡状態になっており、かつ前記継続期間である場合に、前記第１算出部による前記第１濃度値の算出と、前記第２算出部による前記第２濃度値の算出とを行わせるアンモニアセンサの異常判定装置。
前記内燃機関の燃焼休止に伴い前記酸素センサによる酸素濃度の検出値が大気中の酸素濃度と同じ平衡状態になっており、かつ前記継続期間である場合に、前記第１算出部により算出された複数の前記第１濃度値と、前記第２算出部により算出された複数の前記第２濃度値とに基づいて、前記アンモニアセンサの異常の有無を判定する請求項１に記載のアンモニアセンサの異常判定装置。
前記第１濃度値と前記第２濃度値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記アンモニアの出力を補正する補正部を備える請求項１又は２に記載のアンモニアセンサの異常判定装置。
前記補正部は、前記第１濃度値と前記第２濃度値との差異が、第１閾値よりも大きく、かつその第１閾値よりも大きい第２閾値よりも小さい場合に、前記アンモニアセンサの出力を補正し、前記第１濃度値と前記第２濃度値との差異が前記第２閾値より大きい場合に、前記アンモニアセンサの出力を補正せず、前記アンモニアセンサの異常発生を通知する請求項３に記載のアンモニアセンサの異常判定装置。