JP2006238564A - 圧電アクチュエータの駆動方法、圧電アクチュエータの駆動装置、電子機器、圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の圧電アクチュエータの駆動時に消費電流過多によるシステムダウンを回避でき、回路構成の複雑・大型化を防止できる圧電アクチュエータの駆動方法の提供。
【課題手段】 複数の圧電アクチュエータを駆動する圧電アクチュエータの駆動方法であって、前記各圧電アクチュエータは、所定の周波数の駆動信号201,202が圧電素子に与えられることで振動する振動体を備える。各圧電素子へ供給する駆動信号201,20の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、圧電素子へ供給する駆動信号201,20のスイープ開始タイミングをΔTだけずらして制御することで、各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらす。これにより、各圧電アクチュエータの合計消費電流210のピーク値を抑えることができ、電流過多によるシステムダウンを回避できる。
【選択図】 図7
【課題手段】 複数の圧電アクチュエータを駆動する圧電アクチュエータの駆動方法であって、前記各圧電アクチュエータは、所定の周波数の駆動信号201,202が圧電素子に与えられることで振動する振動体を備える。各圧電素子へ供給する駆動信号201,20の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、圧電素子へ供給する駆動信号201,20のスイープ開始タイミングをΔTだけずらして制御することで、各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらす。これにより、各圧電アクチュエータの合計消費電流210のピーク値を抑えることができ、電流過多によるシステムダウンを回避できる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、圧電アクチュエータの駆動方法、圧電アクチュエータの駆動装置、電子機器、圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラム及び記憶媒体に関する。
圧電素子は、電気エネルギーから機械エネルギーへの変換効率や、応答性に優れている。このため、近年、圧電素子の圧電効果を利用した各種の圧電アクチュエータが開発されている。この圧電アクチュエータは、圧電ブザー、プリンタのインクジェットヘッド、超音波モータ、電子時計、携帯機器等の各種電子機器の分野に応用されている。
ところで、圧電アクチュエータは、周囲の温度や負荷等の影響で共振周波数が変動するため、圧電アクチュエータを駆動可能な駆動信号の周波数も、周囲温度や負荷等に応じて変動する。
そのため、変動する駆動信号の周波数範囲を含む広い範囲で駆動信号の周波数をスイープ(変化)させ、確実にモータを駆動させる方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そのため、変動する駆動信号の周波数範囲を含む広い範囲で駆動信号の周波数をスイープ(変化)させ、確実にモータを駆動させる方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1では、電圧制御発振器に三角波またはのこぎり波のスイープ電圧を出力し、電圧制御発振器の発振周波数をfLからfHまでの範囲で常時変化させ、圧電振動子を駆動可能な周波数を必ず与えることができるようにして、圧電振動子(圧電アクチュエータ)の確実な駆動を可能としている。
前記特許文献1は、共振周波数での駆動を含む。圧電素子のインピーダンスは、主となる共振点付近で急減に低下し、主となる共振点で最も低くなる。このため、圧電素子の駆動信号をスイープさせた場合、圧電素子の駆動に伴い消費電流が増大し、共振周波数付近で消費電流が最も大きくなる。
すなわち、図17(A)に示すように、圧電アクチュエータの駆動信号の周波数をfHからfLまでの範囲でスイープすると、図17(B)に示すように、周波数がf1〜f2の範囲で圧電素子が駆動する。そして、図17(C)に示すように、圧電素子の駆動に伴い消費電流も増大し、インピーダンスが最も小さくなる主となる共振周波数、例えば縦共振周波数付近で電流が最大となる。
従って、電子機器の駆動源として圧電素子を用いる場合、圧電素子の消費電流が増大した際に、システムダウンが生じないような特性を有する圧電素子を用いる必要がある。
従って、電子機器の駆動源として圧電素子を用いる場合、圧電素子の消費電流が増大した際に、システムダウンが生じないような特性を有する圧電素子を用いる必要がある。
ところで、例えば複数のレンズを個別に移動させる必要があるカメラのレンズユニットのような電子機器においては、図18に示すように、複数の圧電アクチュエータ101〜103を設け、発振器110から周波数がスイープされた駆動信号を各圧電アクチュエータ101〜103に入力して駆動する場合がある。すなわち、図19(A)に示すように、発振器110からは周波数fHからfLまでの範囲で周波数スイープが繰り返された駆動信号が出力され、各圧電アクチュエータ101〜103に入力される。
この際、図19(B)に二点鎖線で示すように、各圧電アクチュエータ101〜103の個別の消費電流105は駆動に伴い増加する。一方、システム全体の消費電流106は、各圧電アクチュエータ101〜103の消費電流を加算したものになる。ここで、各圧電アクチュエータ101〜103は同一規格の製品が用いられるため、周囲温度や負荷が共通する部分に用いられると、共振周波数つまり消費電流のピークも一致する場合が多い。このため、個々の圧電アクチュエータ101〜103の最大消費電流が各システムで設定される消費電流の上限値(システムにおける電流規格値であり、システムダウンの発生を回避できる値)内に納まっていて電流規格をクリアしている場合でも、各圧電アクチュエータ101〜103を同時に駆動した場合には、各圧電アクチュエータ101〜103の消費電流の合計値が電流規格値を超えてしまい、システムダウンが発生する可能性があった。
また、システムにおける電流規格値を大きくして、各圧電アクチュエータ101〜103の消費電流の合計値が電流規格をクリアするように回路を設計することも考えられるが、そのような大きな電流値に耐えられる回路構成にするためには、回路素子等の部品点数も増えて回路が大型化し、かつコストも増大するという新たな問題が生じることになる。
本発明の目的は、複数の圧電アクチュエータを駆動した場合であっても、消費電流の増加を抑えることができ、電流過多によるシステムダウンを回避できると共に、回路構成の複雑化、大型化を防止できてコストも低減できる圧電アクチュエータの駆動方法、圧電アクチュエータの駆動装置、この圧電アクチュエータを備えた電子機器、圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラム、この制御プログラムを記憶した記録媒体を提供することにある。
本発明は、複数の圧電アクチュエータを駆動する圧電アクチュエータの駆動方法であって、前記各圧電アクチュエータは、所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備え、各圧電素子へ供給する駆動信号の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、前記圧電素子へ供給する駆動信号を制御して各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらすことを特徴とするものである。
本発明によれば、各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらしているので、各圧電素子(圧電アクチュエータ)の消費電流を加算して得られるシステム全体の消費電流値の最大値を抑えることができる。このため、システムの消費電流が規格値を超えることで生じるシステムダウンを回避でき、かつ、回路構成の複雑化、大型化を防止できてコストも低減できる。
さらに、駆動信号の周波数を所定範囲でスイープ(変化)させているので、この周波数範囲内で駆動する圧電素子であれば確実に駆動することができる。
また、駆動信号を所定周波数範囲で常時スイープさせているので、周囲温度、外乱、負荷の変動などで圧電素子の駆動周波数がばらついても、そのバラツキに無調整で対応できる。
さらに、駆動信号の周波数を所定範囲でスイープ(変化)させているので、この周波数範囲内で駆動する圧電素子であれば確実に駆動することができる。
また、駆動信号を所定周波数範囲で常時スイープさせているので、周囲温度、外乱、負荷の変動などで圧電素子の駆動周波数がばらついても、そのバラツキに無調整で対応できる。
本発明においては、前記駆動信号の1スイープに要する時間を、同時に駆動する圧電アクチュエータの数で割って得られる時間ずつ、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングをずらすことが好ましい。
本発明によれば、駆動信号を制御する際に、予め設定されている1スイープに要する時間Tを、同時に駆動する圧電アクチュエータの数(n)で割って得られる時間(Δt=T/n)だけ、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始タイミングをずらしているので、各圧電アクチュエータに入力される駆動信号の周波数の差を、等間隔でかつ設定可能な最大値にすることができる。このため、各圧電アクチュエータにおいて、消費電流が最大となるタイミングを大幅にずらすことができ、システム全体の消費電流過大によるシステムダウンを防止できる。
その上、スイープ時間Tおよび圧電アクチュエータの数nという、予め判明しているデータのみで、スイープ開始時間の間隔ΔTを予め設定できるので、圧電アクチュエータの駆動時のデータを検出して制御する必要もなく、非常に簡単にかつ安価に制御することができる。
また、各圧電アクチュエータは、同一の特性を有する同一製品を用いることができるので、圧電アクチュエータのコストも低減できる。
その上、スイープ時間Tおよび圧電アクチュエータの数nという、予め判明しているデータのみで、スイープ開始時間の間隔ΔTを予め設定できるので、圧電アクチュエータの駆動時のデータを検出して制御する必要もなく、非常に簡単にかつ安価に制御することができる。
また、各圧電アクチュエータは、同一の特性を有する同一製品を用いることができるので、圧電アクチュエータのコストも低減できる。
本発明において、前記圧電アクチュエータは、各圧電アクチュエータの主となる共振周波数を予め測定しておき、前記共振周波数のばらつきが、スイープ周波数の範囲Fを、同時に駆動する圧電アクチュエータの数nで割った値(F/n)の1/2未満となる圧電アクチュエータが選択されて用いられていることが好ましい。
なお、圧電アクチュエータの主となる共振周波数とは、各共振周波数の中で、インピーダンスが最も小さくなり、消費電流がもっとも高くなる共振周波数のことを意味し、例えば、縦振動および屈曲振動の混合モードで駆動する圧電アクチュエータにおいて、縦共振周波数を意味する。
また、スイープ周波数の範囲Fとは、駆動周波数の最大値および最小値の差であり、例えば、駆動周波数を310〜260kHzまでスイープする場合には、F=310−260=50kHzとなる。
また、各圧電アクチュエータの共振周波数のばらつきは、圧電アクチュエータが2個の場合には各共振周波数の差であり、3個以上の場合には、各圧電アクチュエータの共振周波数を小さい順に並べた際の近接する各共振周波数間の差で求められる。
また、スイープ周波数の範囲Fとは、駆動周波数の最大値および最小値の差であり、例えば、駆動周波数を310〜260kHzまでスイープする場合には、F=310−260=50kHzとなる。
また、各圧電アクチュエータの共振周波数のばらつきは、圧電アクチュエータが2個の場合には各共振周波数の差であり、3個以上の場合には、各圧電アクチュエータの共振周波数を小さい順に並べた際の近接する各共振周波数間の差で求められる。
複数の圧電アクチュエータを用いる場合、通常は、サイズ等が同一の製品を用いるため、各圧電アクチュエータの共振周波数もほぼ同じである。このため、駆動信号の入力タイミングをずらせば、各圧電アクチュエータの消費電流のピーク値のタイミングをずらすことができる。
但し、圧電アクチュエータの共振周波数にばらつきがある場合には、駆動信号の入力タイミングをずらしても、例えば、F/n程度のばらつきがあると、各圧電アクチュエータのピーク値のタイミングが重なってしまう可能性がある。
一方、本発明によれば、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、そのばらつきをF/n/2以下に抑えているので、圧電アクチュエータの共振周波数がばらついても、消費電流の最大値のタイミングを確実にずらすことができる。
但し、圧電アクチュエータの共振周波数にばらつきがある場合には、駆動信号の入力タイミングをずらしても、例えば、F/n程度のばらつきがあると、各圧電アクチュエータのピーク値のタイミングが重なってしまう可能性がある。
一方、本発明によれば、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、そのばらつきをF/n/2以下に抑えているので、圧電アクチュエータの共振周波数がばらついても、消費電流の最大値のタイミングを確実にずらすことができる。
本発明において、前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングを、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数との間隔以上ずらすことを特徴とするものでもよい。
ここで、駆動信号のスイープ開始のタイミングを各共振周波数の間隔以上ずらすとは、スイープを開始した圧電アクチュエータの駆動信号が、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数(縦共振周波数)と、屈曲振動の共振周波数(屈曲共振周波数)との間隔以上変化してから、次の圧電アクチュエータの駆動信号のスイープを開始することを意味する。
例えば、各圧電アクチュエータを310kHzから260kHzまでスイープして駆動制御している場合であり、かつ、各圧電アクチュエータの縦共振周波数が例えば285kHz、屈曲共振周波数が290kHz、各共振周波数の間隔(差)が例えば5kHzの場合、最初にスイープを開始した圧電アクチュエータの駆動信号が、スイープ開始時の駆動周波数(310kHz)から前記共振周波数の間隔(5kHz)以上変化した場合、つまり305kHz以下になった際に、次に駆動する圧電アクチュエータのスイープを開始すればよい。
例えば、各圧電アクチュエータを310kHzから260kHzまでスイープして駆動制御している場合であり、かつ、各圧電アクチュエータの縦共振周波数が例えば285kHz、屈曲共振周波数が290kHz、各共振周波数の間隔(差)が例えば5kHzの場合、最初にスイープを開始した圧電アクチュエータの駆動信号が、スイープ開始時の駆動周波数(310kHz)から前記共振周波数の間隔(5kHz)以上変化した場合、つまり305kHz以下になった際に、次に駆動する圧電アクチュエータのスイープを開始すればよい。
このような構成においても、ある圧電アクチュエータが、最も消費電流が増大する縦共振周波数(例えば285kHz)で駆動されている場合、他の圧電アクチュエータの駆動信号は、屈曲共振周波数(例えば290kHz)に達していないことになるので、各圧電アクチュエータにおいて消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。
なお、縦共振周波数と反共振周波数(例えば295kHz)との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
なお、縦共振周波数と反共振周波数(例えば295kHz)との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
本発明は、前記圧電アクチュエータの駆動方法において、主となる共振周波数が異なる圧電アクチュエータを用意し、各圧電アクチュエータに対して同時に同一の駆動信号を入力してスイープ駆動を行うことを特徴とする。
ここで、主となる共振周波数とは、各圧電アクチュエータにおいて、消費電流が最大となる共振周波数を意味する。
本発明では、消費電流が最大となる共振周波数が各圧電アクチュエータで異なっているので、同一の駆動信号を同一タイミングで各圧電アクチュエータに入力すれば、各圧電アクチュエータにおいて、消費電流が最大となるタイミングがずれるため、消費電流過大によるシステムダウンなどを防止できる。例えば、3つの圧電アクチュエータを用いる際に、各圧電アクチュエータの主となる共振周波数が、それぞれ290,285,280kHzと異なっている場合に、各圧電アクチュエータに対して、310〜260kHzまでスイープされる駆動信号を同一タイミングで入力すれば、駆動信号が290、285,280kHzになった際に消費電流が最大となるのは、それぞれ1つの圧電アクチュエータだけであり、消費電流が最大となるタイミングがずれるため、消費電流過大によるシステムダウンなどを防止できる。
また、予め圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、共振周波数が異なる圧電アクチュエータを組み合わせて使用するだけでよく、各圧電アクチュエータへは同一の駆動信号を入力すればよいため、スイープ開始のタイミングの計算も必要なく、回路構成を簡素化することができる。
本発明では、消費電流が最大となる共振周波数が各圧電アクチュエータで異なっているので、同一の駆動信号を同一タイミングで各圧電アクチュエータに入力すれば、各圧電アクチュエータにおいて、消費電流が最大となるタイミングがずれるため、消費電流過大によるシステムダウンなどを防止できる。例えば、3つの圧電アクチュエータを用いる際に、各圧電アクチュエータの主となる共振周波数が、それぞれ290,285,280kHzと異なっている場合に、各圧電アクチュエータに対して、310〜260kHzまでスイープされる駆動信号を同一タイミングで入力すれば、駆動信号が290、285,280kHzになった際に消費電流が最大となるのは、それぞれ1つの圧電アクチュエータだけであり、消費電流が最大となるタイミングがずれるため、消費電流過大によるシステムダウンなどを防止できる。
また、予め圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、共振周波数が異なる圧電アクチュエータを組み合わせて使用するだけでよく、各圧電アクチュエータへは同一の駆動信号を入力すればよいため、スイープ開始のタイミングの計算も必要なく、回路構成を簡素化することができる。
本発明において、前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、各圧電アクチュエータは、主となる共振周波数が、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数(縦共振周波数)と、屈曲振動の共振周波数(屈曲共振周波数)との間隔以上異なるものが用いられていることが好ましい。例えば、2つの圧電アクチュエータを用いる際に、各圧電アクチュエータの縦および屈曲の各共振周波数の間隔が5kHzの場合、各圧電アクチュエータは、主となる共振周波数(例えば縦共振周波数)が5kHz以上異なるものを用いればよい。例えば、縦共振周波数が285kHzの圧電アクチュエータと、290kHzの圧電アクチュエータとを用いればよい。
本発明によれば、ある圧電アクチュエータが、最も消費電流が増大する縦共振周波数で駆動されている場合、他の圧電アクチュエータの駆動信号は、その圧電アクチュエータの屈曲共振周波数に達していないことになるので、同一の駆動信号を各圧電アクチュエータに同時に入力しても、各圧電アクチュエータにおける消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。
なお、縦共振周波数と反共振周波数との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
なお、縦共振周波数と反共振周波数との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
本発明においては、前記圧電アクチュエータの消費電流を検出し、この消費電流が基準値以上となった場合には、前記駆動信号の周波数を所定周波数分シフトして周波数スイープを継続することが好ましい。
このように構成すれば、消費電流をモニタし、この消費電流が設定された基準値以上となった場合に、駆動信号の周波数を所定周波数分、例えば、数kHz分シフトしているので、圧電素子に供給する駆動信号の周波数をスイープ(変化)させる際に、共振周波数部分を飛ばすことができる。このため、圧電素子は、消費電流が最も高くなる共振周波数部分を除いて駆動されるので、消費電流の極端な増加を防止できる。また、消費電流の増加を防止できるので、過大な消費電流が流れることによるシステムダウンを回避できる。
本発明の圧電アクチュエータの駆動装置は、所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備えた圧電アクチュエータにおける前記圧電素子へ駆動信号を供給する圧電アクチュエータの駆動装置であって、前記各圧電素子へ供給する駆動信号の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、前記圧電素子へ供給する駆動信号を制御して各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらす駆動信号制御手段を備えることを特徴とする。
このような本発明では、例えば、各圧電素子へ供給する駆動信号の入力タイミングをずらすことなどで、各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらしているので、各圧電素子(圧電アクチュエータ)の消費電流を加算して得られるシステム全体の消費電流値の最大値を抑えることができる。このため、システムの消費電流が規格値を超えることで生じるシステムダウンを回避でき、かつ、回路構成の複雑化、大型化を防止できてコストも低減できる。
さらに、駆動信号の周波数を所定範囲でスイープ(変化)させているので、この周波数範囲内で駆動する圧電素子であれば確実に駆動することができ、周囲温度、外乱、負荷の変動などで圧電素子の駆動周波数がばらついても、そのバラツキに無調整で対応できる。このため、駆動装置に、周囲温度、外乱、負荷の変動などを検出する検出回路や、その検出データに基づいて駆動信号の周波数を調整する調整回路を設ける必要が無く、駆動装置の構成も簡易化できる。
さらに、駆動信号の周波数を所定範囲でスイープ(変化)させているので、この周波数範囲内で駆動する圧電素子であれば確実に駆動することができ、周囲温度、外乱、負荷の変動などで圧電素子の駆動周波数がばらついても、そのバラツキに無調整で対応できる。このため、駆動装置に、周囲温度、外乱、負荷の変動などを検出する検出回路や、その検出データに基づいて駆動信号の周波数を調整する調整回路を設ける必要が無く、駆動装置の構成も簡易化できる。
本発明において、前記駆動信号制御手段は、駆動信号の1スイープに要する時間を、同時に駆動する圧電アクチュエータの数で割って得られる時間ずつ、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングをずらすことが好ましい。
駆動信号を制御する際に、予め設定されている1スイープに要する時間Tと、同時に駆動する圧電アクチュエータの数(n)とから得られる時間(Δt=T/n)だけ、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始タイミングをずらしているので、各圧電アクチュエータにおいて消費電流が最大となるタイミングを大幅にずらすことができる。また、前記時間ΔTを予め設定するだけで良いため、圧電アクチュエータの駆動時のデータを検出して制御する必要もなく、非常に簡単にかつ安価に制御することができる。
また、各圧電アクチュエータは、同一の特性を有する同一製品を用いることができるので、圧電アクチュエータのコストも低減できる。
また、各圧電アクチュエータは、同一の特性を有する同一製品を用いることができるので、圧電アクチュエータのコストも低減できる。
この際、前記圧電アクチュエータの駆動装置において、前記複数の圧電アクチュエータは、各圧電アクチュエータ間における主となる共振周波数のばらつきが、スイープ周波数の範囲Fを同時に駆動する圧電アクチュエータの数nで割った値(F/n)の1/2未満であることが好ましい。このような構成によれば、前記駆動方法と同様に、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、そのばらつきをF/n/2以下に抑えているので、圧電アクチュエータの共振周波数がばらついても、消費電流の最大値のタイミングを確実にずらすことができる。
本発明において、前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、前記駆動信号制御手段は、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングを、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数との間隔以上ずらすことを特徴とするものでもよい。
このような構成においても、ある圧電アクチュエータが、最も消費電流が増大する縦共振周波数で駆動されている場合、他の圧電アクチュエータの駆動信号は、屈曲共振周波数に達していないことになるので、各圧電アクチュエータにおいて消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。なお、縦共振周波数と反共振周波数との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
本発明の圧電アクチュエータの駆動装置は、所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備えた圧電アクチュエータにおける前記圧電素子へ駆動信号を供給する圧電アクチュエータの駆動装置であって、各圧電アクチュエータは、主となる共振周波数が圧電アクチュエータ毎に異なるものが用いられ、前記駆動信号制御手段は、各圧電アクチュエータに対して同時に同一の駆動信号を入力してスイープ駆動を行うことを特徴とするものでもよい。
本発明では、消費電流が最大となる共振周波数が各圧電アクチュエータで異なっているので、同一の駆動信号を同一タイミングで各圧電アクチュエータに入力すれば、各圧電アクチュエータにおいて、消費電流が最大となるタイミングがずれるため、消費電流過大によるシステムダウンなどを防止できる。
また、予め圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、共振周波数が異なる圧電アクチュエータを組み合わせて使用するだけでよく、各圧電アクチュエータへは同一の駆動信号を入力すればよいため、スイープ開始のタイミングの計算も必要なく、回路構成を簡素化することができる。
さらに、各圧電アクチュエータに対して同一の駆動信号を同じタイミングで入力してよいため、駆動信号制御手段の構成を簡易化でき、コスト削減に有効である。
また、予め圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、共振周波数が異なる圧電アクチュエータを組み合わせて使用するだけでよく、各圧電アクチュエータへは同一の駆動信号を入力すればよいため、スイープ開始のタイミングの計算も必要なく、回路構成を簡素化することができる。
さらに、各圧電アクチュエータに対して同一の駆動信号を同じタイミングで入力してよいため、駆動信号制御手段の構成を簡易化でき、コスト削減に有効である。
この際、前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、各圧電アクチュエータは、主となる共振周波数が、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数との間隔以上異なるものが用いられていることが好ましい。本発明においても、各圧電アクチュエータにおける消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。なお、縦共振周波数と反共振周波数との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
ここで、前記各圧電アクチュエータの駆動装置において、前記駆動信号制御手段は、クロック信号を出力するとともに前記クロック信号の周波数を可変可能なクロック回路と、電圧調整部と、前記電圧調整部から出力される電圧によって出力信号の周波数を可変可能な可変周波数発振器と、前記可変周波数発振器から出力された信号の周波数に応じた駆動信号を圧電素子に入力する駆動回路と、電圧調整部を制御する制御回路とを備え、前記電圧調整部は、前記クロック回路から出力されるクロック信号が入力されるアップダウンカウンタと、このアップダウンカウンタのカウンタ値に基づいて出力電圧の電圧値を設定するデジタル/アナログ変換器とを備え、前記制御回路は、前記アップダウンカウンタを初期状態にリセット可能に、かつ、クロック信号の入力を制御可能に構成されていることが好ましい。
この構成の発明によれば、制御回路によって、アップダウンカウンタのリセットや、クロック入力を制御するだけで、スイープ制御の開始タイミングを制御でき、圧電素子の駆動制御を簡単な構成で制御できる。
本発明の電子機器は、所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体及びこの振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部を有する圧電アクチュエータと、前記圧電アクチュエータの駆動装置と、を備えたことを特徴とする。
この構成の発明では、消費電流のピークのタイミングが重ならないように駆動制御されている複数の圧電アクチュエータを備えているので、特に腕時計やカメラのレンズモジュールなどの小型で携帯に適した電子機器において、過大な消費電流が流れてシステムダウンなどを生じることを防止でき、安定した駆動を実現できる。
本発明の圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラムは、所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備えた圧電アクチュエータにおける前記圧電素子へ駆動信号を供給する圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラムであって、前記駆動装置に組み込まれたコンピュータを、前記各圧電素子へ供給する駆動信号の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、前記圧電素子へ供給する駆動信号を制御して各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらす駆動信号制御手段として機能させることを特徴とするものである。
また、本発明の記憶媒体は、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とする。
また、本発明の記憶媒体は、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とする。
このような本発明によれば、駆動装置に組み込まれたコンピュータを前記各手段として機能させることで、前述と同様に、複数の圧電アクチュエータを駆動した際に、消費電流のピークが重ならないように制御でき、過大な電流が流れることによるシステムダウンなども防止できる。
そして、各手段をコンピュータで構成すれば、プログラムを変更するだけで、容易に条件を変更できるため、駆動対象等に応じた適切な制御を容易に行うことができる。
そして、各手段をコンピュータで構成すれば、プログラムを変更するだけで、容易に条件を変更できるため、駆動対象等に応じた適切な制御を容易に行うことができる。
本発明によれば、複数の圧電アクチュエータを駆動した場合であっても、消費電流の増加を抑えることができ、電流過多によるシステムダウンを回避できると共に、回路構成の複雑化、大型化を防止できてコストも低減できる。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、カメラのレンズユニットの駆動に圧電アクチュエータを用いたものである。
レンズユニット10は、電子機器としてのカメラに搭載され、または、カメラと一体に製造され、利用されるものである。
また、このカメラは、レンズユニット10の他、このレンズユニット10を構成するレンズ30,40,50によって結像される像を記録する記録媒体と、各レンズ30,40,50を駆動する駆動ユニット1と、これら全てが収納されるケースとを備えている。ただし、カメラ,記憶媒体,およびケースの図示は省略してある。
図1は、レンズユニット10を右上方から見た斜視図であり、図2は、レンズユニット10を左上方から見た斜視図である。図3(A)、(B)は、カム部材60の動作図であり、図4(A)、(B)は、カム部材70の動作図である。図5は、カム部材60を駆動する振動体66の拡大斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、カメラのレンズユニットの駆動に圧電アクチュエータを用いたものである。
レンズユニット10は、電子機器としてのカメラに搭載され、または、カメラと一体に製造され、利用されるものである。
また、このカメラは、レンズユニット10の他、このレンズユニット10を構成するレンズ30,40,50によって結像される像を記録する記録媒体と、各レンズ30,40,50を駆動する駆動ユニット1と、これら全てが収納されるケースとを備えている。ただし、カメラ,記憶媒体,およびケースの図示は省略してある。
図1は、レンズユニット10を右上方から見た斜視図であり、図2は、レンズユニット10を左上方から見た斜視図である。図3(A)、(B)は、カム部材60の動作図であり、図4(A)、(B)は、カム部材70の動作図である。図5は、カム部材60を駆動する振動体66の拡大斜視図である。
図1ないし図5において、レンズユニット10は、全体略角筒状の筐体20と、被駆動体としての第1レンズ30,第2レンズ40,および第3レンズ50と、第2レンズ40,および第3レンズ50を進退駆動するカム部材60と、第1レンズ30を進退駆動するカム部材70と、カム部材60を回動駆動する圧電アクチュエータとしての振動体66と、カム部材70を回動駆動する圧電アクチュエータとしての振動体76とを備えている。そして、これらのうち、カム部材60,70および振動体66,76により、各レンズ30,40,50を駆動するための駆動ユニット1が構成されている。以下には、各構成について具体的に述べる。
筐体20は、正面から背面に向かって棒状の案内軸21が平行に2本設置されている。この案内軸21は、レンズ30,40,50が進退駆動されるのを案内する部材であり、レンズ30,40,50を進退方向(光軸方向)に貫通している。また、この案内軸21は、レンズ30,40,50が前後に倒れるのを防止する役目を担っている。
さらに、筐体20の両側の側部22には、長孔形状の開口部23A,23B,23Cが設けられ、これらの開口部23A,23B,23Cは、レンズ30,40,50に設けられたカム棒31,41,51が十分動ける大きさに形成されている。
さらに、筐体20の両側の側部22には、長孔形状の開口部23A,23B,23Cが設けられ、これらの開口部23A,23B,23Cは、レンズ30,40,50に設けられたカム棒31,41,51が十分動ける大きさに形成されている。
第1レンズ30は、筐体20の内部に配置されると同時に、筐体20の開口部23C内に位置するカム棒31を備えている。第2レンズ40は、筐体20の内部に設置されると同時に、筐体20の開口部23B内に位置するカム棒41を備えている。第3レンズ50も同様に、筐体20の内部に配置されると同時に、筐体20の開口部23A内に位置するカム棒51を備えている。
これらの第1〜第3レンズ30,40,50は、中央の集光部32,42,および図示しない第3レンズ50の集光部とその周囲の枠取付部33,43,および図示しない第3レンズ50の枠取付部とが、レンズ材料で一体に形成されたものであり、これらを保持する保持枠34,44,54を備えている。そして、この保持枠34,44,54に、前述のカム棒31,41,51が設けられている。
なお、第1レンズ30はフォーカスレンズであり、第2レンズ40,第3レンズ50はズームレンズである。また、第3レンズ50は、ズームレンズに限らず、フォーカスレンズであってもよい。その場合、各レンズ30,40,50の構成や、各レンズ30,40,50の光学特性を適宜設定することで、レンズユニット10をフォーカスレンズ用ユニットとして利用可能である。
そして、第2レンズ40は、凹レンズおよび凸レンズを組み合わせた構成となっているが、各レンズ30,40,50の構造等もその目的を考慮して任意に決められてもよい。
さらに、レンズ30,40,50は、本実施例では、集光部32,42,および第3レンズ50の集光部と枠取付部33,43,および第3レンズ50の枠取付部とがレンズ材
料で一体に形成されていたが、集光部32,42,および第3レンズ50の集光部のみをレンズ材料で形成し、枠取付部33,43,および第3レンズ50の枠取付部側を別材料で保持枠34,44,54と一体に形成してもよい。また集光部32,42,および第3レンズ50の集光部、枠取付部33,43,および第3レンズ50の枠取付部、ならびに保持枠34,44,54が一体のレンズ材で構成されていてもよい
さらに、レンズ30,40,50は、本実施例では、集光部32,42,および第3レンズ50の集光部と枠取付部33,43,および第3レンズ50の枠取付部とがレンズ材
料で一体に形成されていたが、集光部32,42,および第3レンズ50の集光部のみをレンズ材料で形成し、枠取付部33,43,および第3レンズ50の枠取付部側を別材料で保持枠34,44,54と一体に形成してもよい。また集光部32,42,および第3レンズ50の集光部、枠取付部33,43,および第3レンズ50の枠取付部、ならびに保持枠34,44,54が一体のレンズ材で構成されていてもよい
カム部材60,70は、筐体20の両側にある外面部25A,25Bと、この外面部25A,25Bの外側にそれぞれ3本の足部26により固定されたカバー部材10Aとの間に設置されている。
カム部材60は、回動軸61を有する略扇状の形状をしており、筐体20の外面部25Aに対して、回動軸61を回動中心として回動自在に支持されている。また、カム部材60の面状部分には、駆動用案内部としての2つのカム溝62A,62Bが形成されている。このカム溝62A,62Bは、略円弧状に形成されており、カム溝62Bには第2レンズ40のカム棒41が係合し、カム溝62Aには第3レンズ50のカム棒51が係合し、これによりカム部材60が回動すると、カム棒51,41がカム溝62A,62Bに誘導され、これらカム溝62A,62Bの形状に応じたスピードおよび移動範囲で動き、第3レンズ50、第2レンズ40が進退する。
カム部材70は、回動軸71を有する略レバー状の形状をしており、筐体20の外面部25Bに対して、回動軸71を回動中心として回動自在に支持されている。また、カム部材70の面状部分には、駆動用案内部としての1つのカム溝62Cが形成されている。このカム溝62Cは、略円弧状に形成されており、カム溝62Cには第1レンズ30のカム棒31が係合し、これによりカム部材60が回動すると、カム棒31がカム溝62Cに誘導され、これらカム溝62Cの形状に応じたスピードおよび移動範囲で動き、第1レンズ30が進退する。
これらのカム部材60,70において、回動軸61,71の外周面には、回動軸61,71に略直交する平面内で振動する振動体66,76が当接されている。この際、回動軸61,71に対する振動体66,76の当接方向は特に限定されず、回動軸61,71を回動させることができる方向であればよい。
また、カム部材60,70の面状部分に開口を設け、この開口内に振動体66,76を配置し、回動軸61,71の外周面に振動体66,76を当接してもよい。この場合、開口の大きさは、カム部材60,70が回動しても、振動体66,76と接触しない大きさを有する。そして、この場合の振動体66,76の支持は、筐体20の外面部25A,25B又はカバー部材10Aのどちら側であってもかまわない。
また、回動軸61,71の外周面においては、特に振動体66,76の当接部分は、摩耗を防ぐために、凹凸無く仕上げられている。振動体66,76の当接部分の外径は、大きければ大きいほどよく、このことで振動数に対する回動角度が少なくなるため、レンズ30,40,50を微細に駆動可能となる。そして、回動軸61,71の外径形状は、当接部分のみが円弧で、それ以外の面は特に円弧でなくてもよい。
また、カム部材60,70の面状部分に開口を設け、この開口内に振動体66,76を配置し、回動軸61,71の外周面に振動体66,76を当接してもよい。この場合、開口の大きさは、カム部材60,70が回動しても、振動体66,76と接触しない大きさを有する。そして、この場合の振動体66,76の支持は、筐体20の外面部25A,25B又はカバー部材10Aのどちら側であってもかまわない。
また、回動軸61,71の外周面においては、特に振動体66,76の当接部分は、摩耗を防ぐために、凹凸無く仕上げられている。振動体66,76の当接部分の外径は、大きければ大きいほどよく、このことで振動数に対する回動角度が少なくなるため、レンズ30,40,50を微細に駆動可能となる。そして、回動軸61,71の外径形状は、当接部分のみが円弧で、それ以外の面は特に円弧でなくてもよい。
振動体66は、図5に示すように、略矩形平板状に形成された補強板81と、この補強板81の表裏両面に設けられた略矩形平板状の圧電素子82とを備えている。
補強板81は、その長手方向の両端の短辺略中央に凹部が形成され、この凹部に略楕円形状の凸部材81Aが配置されている。これらの凸部材81Aは、セラミックスなどの高剛性の任意の材料で構成され、その略半分が補強板81の凹部内に配置され、残りの略半分は、補強板81の短辺から突出して配置されている。これらの凸部材81Aのうち、一方の凸部材81A先端が当接回動軸61の外周面に当接されている。
補強板81の長手方向略中央には、幅方向両側に突出する腕部81Bが一体的に形成されている。腕部81Bは、補強板81からほぼ直角に突出しており、これらの端部がそれぞれ図示しないビスによってカバー部材10Aに固定されている。
このような補強板81は、ステンレス鋼、その他の材料から形成されている。特に、時計のゼンマイなどに用いられる材料のように、温度変化が生じた場合でも、縦弾性係数及び横弾性係数の変化が小さい材料を用いることが好ましい。例えば、株式会社エスアイアイ・マイクロパーツ社のSPRON200(SPRONは株式会社エスアイアイ・マイクロパーツ社の登録商標)等が利用できる。
補強板81は、その長手方向の両端の短辺略中央に凹部が形成され、この凹部に略楕円形状の凸部材81Aが配置されている。これらの凸部材81Aは、セラミックスなどの高剛性の任意の材料で構成され、その略半分が補強板81の凹部内に配置され、残りの略半分は、補強板81の短辺から突出して配置されている。これらの凸部材81Aのうち、一方の凸部材81A先端が当接回動軸61の外周面に当接されている。
補強板81の長手方向略中央には、幅方向両側に突出する腕部81Bが一体的に形成されている。腕部81Bは、補強板81からほぼ直角に突出しており、これらの端部がそれぞれ図示しないビスによってカバー部材10Aに固定されている。
このような補強板81は、ステンレス鋼、その他の材料から形成されている。特に、時計のゼンマイなどに用いられる材料のように、温度変化が生じた場合でも、縦弾性係数及び横弾性係数の変化が小さい材料を用いることが好ましい。例えば、株式会社エスアイアイ・マイクロパーツ社のSPRON200(SPRONは株式会社エスアイアイ・マイクロパーツ社の登録商標)等が利用できる。
補強板81の両面の略矩形状部分に接着された圧電素子82は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の材料の中から、適宜選択した材料により形成されている。
また、圧電素子82の両面には、ニッケルめっき層および金めっき層などが形成されて電極が形成されている。この電極は、切欠溝によって互いに電気的に絶縁された複数の電極が長手方向に沿った中心線を軸として線対称に形成されている。つまり、圧電素子82を幅方向にほぼ三等分するように二本の溝83Aが形成され、これらの溝83Aで分割された三つの電極のうち、両側の電極ではさらに長手方向をほぼ二等分するように溝83Bが形成されている。
これらの溝83A,83Bにより、圧電素子82の表面には5つの電極82A,82B,82C,82D,82Eが形成される。そして、これらの電極82A〜82Eのうち、対角線上両端に位置する電極82Aおよび電極82Eをつなぐリード線と、電極82Bおよび電極82Dをつなぐリード線と、電極82Cに接続されたリード線とは、印加装置に接続されている。
なお、これらの電極82A〜82Eは、補強板81を挟む表裏両方の圧電素子82に同様に設けられており、例えば電極82Aの裏面側には電極82Aが形成されている。また、図5において、リード線、ビス、および印加装置の図示は省略してある。さらに、振動体76については、振動体66と同様な構成であり、振動体66を説明することで理解できるため、ここでの説明を省略する。
また、圧電素子82の両面には、ニッケルめっき層および金めっき層などが形成されて電極が形成されている。この電極は、切欠溝によって互いに電気的に絶縁された複数の電極が長手方向に沿った中心線を軸として線対称に形成されている。つまり、圧電素子82を幅方向にほぼ三等分するように二本の溝83Aが形成され、これらの溝83Aで分割された三つの電極のうち、両側の電極ではさらに長手方向をほぼ二等分するように溝83Bが形成されている。
これらの溝83A,83Bにより、圧電素子82の表面には5つの電極82A,82B,82C,82D,82Eが形成される。そして、これらの電極82A〜82Eのうち、対角線上両端に位置する電極82Aおよび電極82Eをつなぐリード線と、電極82Bおよび電極82Dをつなぐリード線と、電極82Cに接続されたリード線とは、印加装置に接続されている。
なお、これらの電極82A〜82Eは、補強板81を挟む表裏両方の圧電素子82に同様に設けられており、例えば電極82Aの裏面側には電極82Aが形成されている。また、図5において、リード線、ビス、および印加装置の図示は省略してある。さらに、振動体76については、振動体66と同様な構成であり、振動体66を説明することで理解できるため、ここでの説明を省略する。
このように形成された圧電素子82は、表面の電極82A〜82Eのうち、所定の電極を選択して、印加装置により電圧を印加することにより、振動体66の長手方向に沿った往復振動である縦振動と、補強板81の幅方向に振動する屈曲振動とを振動体66に生じさせることができ、凸部材81Aが縦振動と屈曲振動とを組み合わせた混合振動モードにより楕円軌道を描いて振動する。
また、圧電素子82に印加する電圧の電極を適宜切り替えることにより、振動体66を振動させると、回動軸61の回動方向を正転および逆転させることができる。
また、圧電素子82に印加する電圧の電極を適宜切り替えることにより、振動体66を振動させると、回動軸61の回動方向を正転および逆転させることができる。
例えば、電極82A,82C,82Eを導通させ、これらの電極82A,82C,82Eとグランド(ここでは補強板81)との間に電圧を印加した時の回転方向を正転とすれ
ば、電極82B,82C,82Dを導通させ、これらとグランドとの間に電圧を印加すると回動軸61の回転方向が逆転するのである。
ここで、圧電素子82に印加する電圧の周波数は、補強板81の振動時に縦振動共振点の近くに屈曲共振点が現れて、凸部材81Aが良好な楕円軌道を描くように設定される。また、圧電素子82の寸法や、厚さ、材質、縦横比、電極の分割形態などは、圧電素子82に電圧が印加された時に、凸部材81Aが良好な楕円軌道を描きやすいように適宜決定される。
なお、振動体66に印加される交流電圧の波形は特に限定されず、例えばサイン波、矩形状波、台形波などが採用できる。
ば、電極82B,82C,82Dを導通させ、これらとグランドとの間に電圧を印加すると回動軸61の回転方向が逆転するのである。
ここで、圧電素子82に印加する電圧の周波数は、補強板81の振動時に縦振動共振点の近くに屈曲共振点が現れて、凸部材81Aが良好な楕円軌道を描くように設定される。また、圧電素子82の寸法や、厚さ、材質、縦横比、電極の分割形態などは、圧電素子82に電圧が印加された時に、凸部材81Aが良好な楕円軌道を描きやすいように適宜決定される。
なお、振動体66に印加される交流電圧の波形は特に限定されず、例えばサイン波、矩形状波、台形波などが採用できる。
図6には、振動体(圧電アクチュエータ)66,76の駆動を制御する印加装置84の構成ブロック図が示されている。この印加装置84によって、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置が構成されている。
図6において、印加装置84は、クロック回路841と、制御回路842と、電圧調整部843と、可変周波数発振器844と、駆動回路(ドライバ)845とを備えている。
クロック回路841は、水晶発振器等を備えて構成され、制御回路842を動作させるためのクロック信号を出力する一般的なクロック回路である。
図6において、印加装置84は、クロック回路841と、制御回路842と、電圧調整部843と、可変周波数発振器844と、駆動回路(ドライバ)845とを備えている。
クロック回路841は、水晶発振器等を備えて構成され、制御回路842を動作させるためのクロック信号を出力する一般的なクロック回路である。
制御回路842は、圧電アクチュエータ66,76に入力される駆動信号を制御するものであり、本実施形態では、駆動信号のスイープ制御を実行するものである。
電圧調整部843は、出力する電圧を所定範囲内で増減させるとともに、制御回路842からの指示に基づいて、その電圧の増減方向および増減速度を切り換えるように構成されている。
本実施形態では、電圧調整部843は、アップダウンカウンタ(UDカウンタ)846と、このUDカウンタ846から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器(D/A変換器)847とを備えている。
電圧調整部843は、出力する電圧を所定範囲内で増減させるとともに、制御回路842からの指示に基づいて、その電圧の増減方向および増減速度を切り換えるように構成されている。
本実施形態では、電圧調整部843は、アップダウンカウンタ(UDカウンタ)846と、このUDカウンタ846から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器(D/A変換器)847とを備えている。
D/A変換器847は、内部にUDカウンタ846のカウンタ値に応じた周波数制御電圧値が設定されている。そして、このD/A変換器847は、UDカウンタ846から出力されるカウンタ値を入力すると、このカウンタ値に応じた周波数制御電圧値に相当する周波数制御電圧を可変周波数発振器844に出力する。
可変周波数発振器844は、D/A変換器847から出力される電圧に応じた周波数信号を駆動回路845に出力し、駆動回路845は入力された信号の周波数に応じた周波数の駆動信号を各圧電アクチュエータ66,76の圧電素子82に出力する。
ここで、圧電素子82に入力される駆動信号の周波数範囲の上限値および下限値、つまりUDカウンタ846が最大値の際に可変周波数発振器844から出力されるスイープ周波数上限値、および、UDカウンタ846が最小値の際に可変周波数発振器844から出力されるスイープ周波数下限値は、実施にあたって適宜設定できるが、例えば、上限値を310kHz、下限値を260kHzとし、スイープ範囲を50kHzに設定すればよい。また、駆動信号の周波数スイープの速度、すなわちUDカウンタ846のカウンタ値の変化速度も実施にあたって適宜設定すればよい。例えば、1スイープの変化周期を周波数で表すと、20〜1000Hz程度の範囲で設定可能である。通常は、120Hz程度に設定すればよい。
可変周波数発振器844は、D/A変換器847から出力される電圧に応じた周波数信号を駆動回路845に出力し、駆動回路845は入力された信号の周波数に応じた周波数の駆動信号を各圧電アクチュエータ66,76の圧電素子82に出力する。
ここで、圧電素子82に入力される駆動信号の周波数範囲の上限値および下限値、つまりUDカウンタ846が最大値の際に可変周波数発振器844から出力されるスイープ周波数上限値、および、UDカウンタ846が最小値の際に可変周波数発振器844から出力されるスイープ周波数下限値は、実施にあたって適宜設定できるが、例えば、上限値を310kHz、下限値を260kHzとし、スイープ範囲を50kHzに設定すればよい。また、駆動信号の周波数スイープの速度、すなわちUDカウンタ846のカウンタ値の変化速度も実施にあたって適宜設定すればよい。例えば、1スイープの変化周期を周波数で表すと、20〜1000Hz程度の範囲で設定可能である。通常は、120Hz程度に設定すればよい。
このため、UDカウンタ846のカウンタ値によって駆動信号の周波数が設定される。ここで、UDカウンタ846のカウンタ値の変化方向によって、駆動信号の周波数のスイープ方向が設定される。また、UDカウンタ846のカウンタ値の変化速度つまりは可変周波数発振器844から出力されるクロック信号の周波数によって駆動信号の周波数のスイープ速度が設定される。さらに、UDカウンタ846のビット数によって、駆動信号の周波数分解能が設定される。
UDカウンタ846は、可変周波数発振器844から入力されるクロック信号を計数し、その計数値をD/A変換器847に出力する。
UDカウンタ846には、カウンタ値を減少させる際にクロック信号を入力するダウン入力部と、カウンタ値を増加させる際にクロック信号を入力するアップ入力部とが設けられており、可変周波数発振器844からのクロック信号をどちらの入力部に入力するかは、制御回路842によって選択されている。
UDカウンタ846には、カウンタ値を減少させる際にクロック信号を入力するダウン入力部と、カウンタ値を増加させる際にクロック信号を入力するアップ入力部とが設けられており、可変周波数発振器844からのクロック信号をどちらの入力部に入力するかは、制御回路842によって選択されている。
すなわち、制御回路842は、スイープ方向をダウン方向に制御する場合には、UDカウンタ846のカウンタ値の初期値を最大値にセットし、かつ可変周波数発振器844からのクロック信号をダウン入力部に入力させるように制御する。
また、制御回路842は、スイープ方向をアップ方向に制御する場合には、UDカウンタ846のカウンタ値の初期値を最小値にセットし、かつ可変周波数発振器844からのクロック信号をアップ入力部に入力させるように制御する。
また、制御回路842は、スイープ方向をアップ方向に制御する場合には、UDカウンタ846のカウンタ値の初期値を最小値にセットし、かつ可変周波数発振器844からのクロック信号をアップ入力部に入力させるように制御する。
また、UDカウンタ846のビット数は、必要とする周波数分解能によって設定されるが、通常は、10ビットや12ビットに設定すればよい。このUDカウンタ846のビット数は、分解能(カウンタ値が1変化した際の周波数の変化量)を0.01〜0.25kHz程度にし、スイープ周波数幅を50〜100kHz程度にした場合には、10〜12ビット程度のカウンタを用いる必要があるが、スイープ周波数幅がより小さければ、よりビット数の小さなカウンタ、例えば8ビットおよび9ビットで選択可能なカウンタを利用することもできる。
ここで、圧電アクチュエータ66,76を個別に制御するため、電圧調整部843、可変周波数発振器844、駆動回路845は、圧電アクチュエータ66,76毎に設けられている。従って、2つの圧電アクチュエータ66,76が設けられた本実施形態では、電圧調整部843、可変周波数発振器844、駆動回路845は、2つずつ設けられている。一方、クロック回路841および制御回路842は、1つずつ設けられている。
そして、クロック回路841、制御回路842、電圧調整部843によって、可変周波数発振器844に加える電圧を調整する電圧調整回路が構成されている。
また、クロック回路841、制御回路842および各電圧調整部843、可変周波数発振器844、駆動回路845によって、各圧電アクチュエータ66,76に入力される駆動信号を制御する駆動信号制御手段が構成され、圧電アクチュエータ66,76毎に設けられている。
そして、クロック回路841、制御回路842、電圧調整部843によって、可変周波数発振器844に加える電圧を調整する電圧調整回路が構成されている。
また、クロック回路841、制御回路842および各電圧調整部843、可変周波数発振器844、駆動回路845によって、各圧電アクチュエータ66,76に入力される駆動信号を制御する駆動信号制御手段が構成され、圧電アクチュエータ66,76毎に設けられている。
さらに、制御回路842には2つのスイッチ848A,848Bが設けられている。スイッチ848Aは、圧電素子Aを有する圧電アクチュエータ66を駆動(ON)または停止(OFF)を制御するスイッチである。スイッチ848Bは、圧電素子Bを有する圧電アクチュエータ76を駆動(ON)または停止(OFF)を制御するスイッチである。
制御回路842は、各スイッチ848A,848Bの指示により、各圧電アクチュエータ66,76の駆動・停止を制御できるように構成されている。
制御回路842は、各スイッチ848A,848Bの指示により、各圧電アクチュエータ66,76の駆動・停止を制御できるように構成されている。
本実施形態では、制御回路842は、図7(A),(B)に示すように、各圧電アクチュエータ66,76を駆動する駆動信号201,202の入力タイミングが、駆動信号201,202の1スイープの周期(1スイープに要する時間)Tを、設けられた圧電アクチュエータ66,76の数nで割った時間ΔT(=T/n)だけずれて入力されるように制御している。
本実施形態では、圧電アクチュエータ66,76は2つ設けられているので、ΔT=T/2である。周期Tは、圧電アクチュエータ66,76で駆動する負荷等によって適宜設定されるが、例えば、T=1/120(秒)である。この場合、ΔT=1/(120×2)=約0.00417秒となる。
本実施形態では、圧電アクチュエータ66,76は2つ設けられているので、ΔT=T/2である。周期Tは、圧電アクチュエータ66,76で駆動する負荷等によって適宜設定されるが、例えば、T=1/120(秒)である。この場合、ΔT=1/(120×2)=約0.00417秒となる。
一方、各圧電アクチュエータ66,76の消費電流211,212は、図7(C),(D)に示すような形になる。このため、各圧電アクチュエータ66,76の合計消費電流210は、図7(E)に示すようになり、各圧電アクチュエータ66,76の消費電流が最大となるタイミングがずれる。このため、合計消費電流210の最大値は、個別の消費電流211,212の最大値の2倍未満に抑えることができ、システムダウンが生じるような所定の電圧レベル220を超えないように構成されている。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、次の作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、圧電アクチュエータ66,76に入力する駆動信号201,202の入力タイミングをずらしているので、複数の圧電アクチュエータ66,76を駆動した場合でも、最大消費電流は1つの圧電アクチュエータ66,76を使用した場合とあまり変わらないようにできる。このため、従来のように、複数の圧電アクチュエータ66,76の消費電流のピークが重なって、一度に大電流が流れてしまうことを防止でき、この大電流によって発生するシステムダウンや電源の電圧降下の問題を防止できる。このため、圧電アクチュエータ66,76の安定した駆動が可能となる。
本実施形態によれば、次の作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、圧電アクチュエータ66,76に入力する駆動信号201,202の入力タイミングをずらしているので、複数の圧電アクチュエータ66,76を駆動した場合でも、最大消費電流は1つの圧電アクチュエータ66,76を使用した場合とあまり変わらないようにできる。このため、従来のように、複数の圧電アクチュエータ66,76の消費電流のピークが重なって、一度に大電流が流れてしまうことを防止でき、この大電流によって発生するシステムダウンや電源の電圧降下の問題を防止できる。このため、圧電アクチュエータ66,76の安定した駆動が可能となる。
(2)駆動信号201,202の入力タイミングの設定は、1スイープに要する時間Tと、同時に動作する圧電アクチュエータ66,76の数nとで予め簡単に設定できる。このため、例えば、圧電アクチュエータ66,76の駆動状態を検出し、その検出値に基づいて制御する場合に比べて、圧電アクチュエータ66,76の駆動を制御する印加装置84の構成を簡易化でき、コストも低減できる。
(3)圧電アクチュエータ66,76の補強板81として、例えば、時計のヒゲゼンマイなどに用いられる温度変化に対して縦弾性係数、横弾性係数の変化が小さい材料を用いたので、温度変化による共振周波数の変化を小さくすることができる。
従って、温度変化が生じても、前述のスイープ周波数範囲内で各圧電アクチュエータ66,76を確実に駆動することができる。
従って、温度変化が生じても、前述のスイープ周波数範囲内で各圧電アクチュエータ66,76を確実に駆動することができる。
(4)駆動信号201,202の入力タイミングをずらしているので、サイズや材質などが共通する同一製品の圧電アクチュエータ66,76を用いれば、確実に消費電流のピーク値のタイミングをずらすことができ、大電流が流れることを防止できる。
(5)また、駆動信号201,202を所定周波数範囲で常時スイープさせているので、周囲温度、外乱、負荷の変動などで圧電アクチュエータ66,76の駆動周波数がばらついても、そのバラツキに無調整で対応できる。このため、印加装置84に、周囲温度、外乱、負荷の変動などを検出する検出回路や、その検出データに基づいて駆動信号の周波数を調整する調整回路を設ける必要が無く、印加装置84の構成をより簡易化できる。
(6)電圧調整部843を、UDカウンタ846、D/A変換器847を備えて構成し、スイープ速度変化を可変周波数発振器844から出力されるクロック信号の周波数で制御できるので、速度変化の幅を広くでき、スイープ速度を複数段階に容易に調整できる。
また、周波数分解能は、UDカウンタ846のビット数によって設定できるので、周波数分解能も容易に設定できる。
また、周波数分解能は、UDカウンタ846のビット数によって設定できるので、周波数分解能も容易に設定できる。
(7)カメラのレンズユニット10を、圧電アクチュエータ66,76と、前述の構成の印加装置84と、圧電アクチュエータ66,76によって駆動されるレンズ30,40,50と、を備えて構成したので、消費電力が少なく、安定した駆動制御を短時間で達成できるレンズユニット10を提供することができる。
(8)圧電素子82を駆動する駆動信号201,202を、所定周波数範囲内でスイープさせているので、この周波数範囲内で駆動する圧電素子82であれば確実に駆動させることができる。このため、圧電素子82を用いた超音波モータであれば、被駆動体を確実に回転させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、2つの圧電アクチュエータ66,76を設けた場合の駆動方法に関して説明したが、第2実施形態では、3つの圧電アクチュエータが設けられている場合について説明する。
圧電アクチュエータが3個設けられている場合には、図8(A)〜(C)に示すように、1スイープに要する時間Tを、使用する圧電アクチュエータの数n=3で割って得られる時間(ΔT=T/3)ずつ、駆動信号201,202,203のスイープの開始タイミングをずらして各圧電アクチュエータに入力すればよい。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、2つの圧電アクチュエータ66,76を設けた場合の駆動方法に関して説明したが、第2実施形態では、3つの圧電アクチュエータが設けられている場合について説明する。
圧電アクチュエータが3個設けられている場合には、図8(A)〜(C)に示すように、1スイープに要する時間Tを、使用する圧電アクチュエータの数n=3で割って得られる時間(ΔT=T/3)ずつ、駆動信号201,202,203のスイープの開始タイミングをずらして各圧電アクチュエータに入力すればよい。
このような本実施形態においても、図8(D)に示すように、各圧電アクチュエータの消費電流の最大値のタイミングがずれるため、それらの消費電流の合計値(合計消費電流210)も1つの圧電アクチュエータの消費電流の最大値の2倍程度以下に抑えることができる。従って、一度に大電流が流れて起こるシステムダウンや電源の電圧降下を防止できるなど、前記第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、そのばらつきが、スイープ周波数の範囲をF、圧電アクチュエータの数をnとした時に、(F/n)の1/2未満となる圧電アクチュエータを選択して組み合わせている。
ここで、スイープ周波数範囲Fは、駆動周波数の最大値および最小値の差であり、例えば、駆動周波数を310〜260kHzまでスイープする場合には、F=310−260=50kHzである。従って、圧電アクチュエータが3個設けられている場合には、図9に示すように、各圧電アクチュエータの主となる共振周波数のばらつきΔf1,Δf2が、F/n/2=約8.33kHzより小さくなる圧電アクチュエータが選択されて組み合わされている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を確認し、そのばらつきが、スイープ周波数の範囲をF、圧電アクチュエータの数をnとした時に、(F/n)の1/2未満となる圧電アクチュエータを選択して組み合わせている。
ここで、スイープ周波数範囲Fは、駆動周波数の最大値および最小値の差であり、例えば、駆動周波数を310〜260kHzまでスイープする場合には、F=310−260=50kHzである。従って、圧電アクチュエータが3個設けられている場合には、図9に示すように、各圧電アクチュエータの主となる共振周波数のばらつきΔf1,Δf2が、F/n/2=約8.33kHzより小さくなる圧電アクチュエータが選択されて組み合わされている。
このような本実施形態においても、図10に示すように、各圧電アクチュエータの消費電流の最大値のタイミングがずれるため、それらの消費電流の合計値(合計消費電流210)も1つの圧電アクチュエータの消費電流の最大値の2倍程度以下に抑えることができる。従って、一度に大電流が流れて起こるシステムダウンや電源の電圧降下を防止できるなど、前記第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
また、本発明のように、圧電アクチュエータの共振周波数を測定せずに駆動信号の入力タイミングのみを制御した場合、図11に示すように、圧電アクチュエータの共振周波数のばらつきがF/n程度あると、最悪の場合には、図12に示すように、各圧電アクチュエータの消費電流のピークが重なってしまい、一度に大電流が流れてしまい、この大電流によってシステムダウンや電源の電圧降下が発生してしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態によれば、図9,10に示すように、圧電アクチュエータとして、主となる共振周波数である縦共振周波数のばらつきが、所定範囲以下と小さいものを選択して組み合わせているので、仮に各圧電アクチュエータの縦共振周波数が最大にばらついても、各圧電アクチュエータの消費電流が最大となるタイミングが重なることを防止でき、この点でも一度に大電流が流れてしまうことを防止でき、この大電流によって発生するシステムダウンや電源の電圧降下の問題を確実に防止できる。
これに対し、本実施形態によれば、図9,10に示すように、圧電アクチュエータとして、主となる共振周波数である縦共振周波数のばらつきが、所定範囲以下と小さいものを選択して組み合わせているので、仮に各圧電アクチュエータの縦共振周波数が最大にばらついても、各圧電アクチュエータの消費電流が最大となるタイミングが重なることを防止でき、この点でも一度に大電流が流れてしまうことを防止でき、この大電流によって発生するシステムダウンや電源の電圧降下の問題を確実に防止できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
前記第1〜3実施形態は、いずれも複数の圧電アクチュエータが設けられている際に、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号の入力タイミングをずらすことで、各圧電アクチュエータの消費電流が最大となるタイミングをずらし、合計消費電流が過大となることを防止していた。
これに対し、本実施形態では、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を測定し、共振周波数が異なる複数の圧電アクチュエータを組み合わせて用いていることで、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号の入力タイミングは同一に制御できるようにしたものである。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
前記第1〜3実施形態は、いずれも複数の圧電アクチュエータが設けられている際に、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号の入力タイミングをずらすことで、各圧電アクチュエータの消費電流が最大となるタイミングをずらし、合計消費電流が過大となることを防止していた。
これに対し、本実施形態では、予め各圧電アクチュエータの共振周波数を測定し、共振周波数が異なる複数の圧電アクチュエータを組み合わせて用いていることで、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号の入力タイミングは同一に制御できるようにしたものである。
ここで、圧電アクチュエータの共振周波数は、材質が同一の場合には、補強板81の形状や寸法等で決まるため、補強板81の長さ寸法を各圧電アクチュエータで異ならせることで、各圧電アクチュエータの共振周波数も異ならせることができる。
例えば、第1の圧電アクチュエータのサイズを7mm×2mmとした際の縦共振周波数が約280kHzの場合、第2の圧電アクチュエータのサイズを、約2%増加させた7.5mmとすると、共振周波数は約5kHz減少し、約275kHzとなる。このとき、幅寸法を2.04mmとして圧電アクチュエータの長さと幅の比をほぼ等しくしておけば、良好な性能を得ることができる。
例えば、第1の圧電アクチュエータのサイズを7mm×2mmとした際の縦共振周波数が約280kHzの場合、第2の圧電アクチュエータのサイズを、約2%増加させた7.5mmとすると、共振周波数は約5kHz減少し、約275kHzとなる。このとき、幅寸法を2.04mmとして圧電アクチュエータの長さと幅の比をほぼ等しくしておけば、良好な性能を得ることができる。
このような本実施形態では、図13に示すように、消費電流が最大となる駆動周波数が異なる圧電アクチュエータを用意し、図14(A)に示すように、各圧電アクチュエータに対し、同一の駆動信号201を同一タイミングで入力する。
すると、各圧電アクチュエータの共振周波数が異なるため、図14(B)に示すように、各圧電アクチュエータの消費電流が最大となるタイミングが重ならず、電流過大によるシステムダウンを回避できるなど、前記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、同一の駆動信号を各圧電アクチュエータに入力することができるので、電圧調整部843、可変周波数発振器844などを各圧電アクチュエータ毎に設ける必要が無く、それぞれを1つずつ設ければよいので、印加装置84の回路構成を簡易化できてコストも低減できる。
すると、各圧電アクチュエータの共振周波数が異なるため、図14(B)に示すように、各圧電アクチュエータの消費電流が最大となるタイミングが重ならず、電流過大によるシステムダウンを回避できるなど、前記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、同一の駆動信号を各圧電アクチュエータに入力することができるので、電圧調整部843、可変周波数発振器844などを各圧電アクチュエータ毎に設ける必要が無く、それぞれを1つずつ設ければよいので、印加装置84の回路構成を簡易化できてコストも低減できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態において、各圧電アクチュエータの駆動信号をスイープする際に、駆動信号の電流を測定しておき、その駆動電流が設定値以上になった場合には、駆動信号の周波数を所定周波数分、例えば、数kHz分シフトすることで、消費電流が最大となる縦共振周波数を飛ばしてスイープ制御するようにしてもよい。すなわち、図15に示すように、駆動回路845における駆動電流を検出する電流検出回路848を設け、制御回路842を、電流検出回路848で検出される駆動電流が設定値以上になった場合には、駆動信号の周波数を所定周波数分、例えば、数kHz分シフトしてするように構成すればよい。具体的には、制御回路842は、駆動電流が設定値以上の場合、UDカウンタ846のカウンタ値を所定数シフトすればよい。この場合、UDカウンタ846のカウンタ値の変化に伴い、駆動信号の周波数を所定周波数分シフトすることができる。
例えば、前記各実施形態において、各圧電アクチュエータの駆動信号をスイープする際に、駆動信号の電流を測定しておき、その駆動電流が設定値以上になった場合には、駆動信号の周波数を所定周波数分、例えば、数kHz分シフトすることで、消費電流が最大となる縦共振周波数を飛ばしてスイープ制御するようにしてもよい。すなわち、図15に示すように、駆動回路845における駆動電流を検出する電流検出回路848を設け、制御回路842を、電流検出回路848で検出される駆動電流が設定値以上になった場合には、駆動信号の周波数を所定周波数分、例えば、数kHz分シフトしてするように構成すればよい。具体的には、制御回路842は、駆動電流が設定値以上の場合、UDカウンタ846のカウンタ値を所定数シフトすればよい。この場合、UDカウンタ846のカウンタ値の変化に伴い、駆動信号の周波数を所定周波数分シフトすることができる。
なお、図15では、圧電アクチュエータ66のみが記載されているが、ほかに図示を略した2つの圧電アクチュエータが設けられている。このため、電圧調整部843、可変周波数発振器844、駆動回路845、電流検出回路848は、各圧電アクチュエータに対応して3セット設けられている。また、各圧電アクチュエータの駆動のオン、オフを指示する3つのスイッチ848A,848B,848Cが設けられている。
このように構成すれば、圧電アクチュエータの駆動電流が設定値以上、つまりインピーダンスが最も低くなるつまり消費電流がピークとなる縦共振周波数に、前記駆動信号の周波数が近づいている場合には、駆動信号の周波数を所定周波数分だけシフトできる。
このため、例えば、1回のスイープ処理において、消費電流が増大する縦共振周波数部分を除いて駆動できるので、消費電流を低減できる。このため、消費電流が急激に増加してシステムダウンが発生することを防止できる。
このように構成すれば、圧電アクチュエータの駆動電流が設定値以上、つまりインピーダンスが最も低くなるつまり消費電流がピークとなる縦共振周波数に、前記駆動信号の周波数が近づいている場合には、駆動信号の周波数を所定周波数分だけシフトできる。
このため、例えば、1回のスイープ処理において、消費電流が増大する縦共振周波数部分を除いて駆動できるので、消費電流を低減できる。このため、消費電流が急激に増加してシステムダウンが発生することを防止できる。
また、圧電アクチュエータの駆動装置としては、前記UDカウンタ846を有する電圧調整部843を用いたものに限らず、異なる時定数を有する複数のループフィルタを用いた電圧調整部を有するものなどでもよく、要するに、駆動回路845から圧電素子82に出力される駆動信号の周波数をスイープ可能であればよい。この際、スイープ方向、スイープ速度、周波数分解能の少なくとも1つを複数段階に変更可能なものであれることが好ましい。
さらに、前記第1実施形態では、1スイープに要する時間Tおよび圧電アクチュエータの数nによって、駆動信号のスイープ開始タイミングの差ΔTを求めていたが、ΔTを圧電アクチュエータの縦共振周波数と屈曲共振周波数の間隔以上に設定することで、スイープ開始タイミングを設定してもよい。すなわち、図16に示すように、圧電アクチュエータでは、縦共振周波数でインピーダンスが最も小さくなり、消費電流が最大となる。従って、駆動周波数に対して同一のインピーダンス特性を有する複数の圧電アクチュエータを設けた場合には、各圧電アクチュエータに加える駆動信号のスイープ開始のタイミングを縦共振周波数および屈曲共振周波数との間隔ΔfA以上変化してから、次の圧電アクチュエータの駆動信号のスイープを開始すればよい。
例えば、各圧電アクチュエータを310kHzから260kHzまでスイープして駆動制御している場合であり、かつ、各圧電アクチュエータの縦共振周波数が例えば285kHz、屈曲共振周波数が290kHz、各共振周波数の間隔(差)ΔfAが例えば5kHzの場合、最初にスイープを開始した圧電アクチュエータの駆動信号が、スイープ開始時の駆動周波数(310kHz)から前記共振周波数の間隔(5kHz)以上変化した場合、つまり305kHz以下になった際に、次に駆動する圧電アクチュエータのスイープを開始すればよい。このようにすれば、ある圧電アクチュエータが、最も消費電流が増大する縦共振周波数(例えば285kHz)で駆動されている場合、他の圧電アクチュエータの駆動信号は、屈曲共振周波数(例えば290kHz)に達していないことになるので、各圧電アクチュエータにおいて消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。
なお、縦共振周波数と反共振周波数(例えば295kHz)との間隔ΔfB以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔ΔfA以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
例えば、各圧電アクチュエータを310kHzから260kHzまでスイープして駆動制御している場合であり、かつ、各圧電アクチュエータの縦共振周波数が例えば285kHz、屈曲共振周波数が290kHz、各共振周波数の間隔(差)ΔfAが例えば5kHzの場合、最初にスイープを開始した圧電アクチュエータの駆動信号が、スイープ開始時の駆動周波数(310kHz)から前記共振周波数の間隔(5kHz)以上変化した場合、つまり305kHz以下になった際に、次に駆動する圧電アクチュエータのスイープを開始すればよい。このようにすれば、ある圧電アクチュエータが、最も消費電流が増大する縦共振周波数(例えば285kHz)で駆動されている場合、他の圧電アクチュエータの駆動信号は、屈曲共振周波数(例えば290kHz)に達していないことになるので、各圧電アクチュエータにおいて消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。
なお、縦共振周波数と反共振周波数(例えば295kHz)との間隔ΔfB以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔ΔfA以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
また、第4実施形態のように、主となる共振周波数が異なる圧電アクチュエータを用いる際に、前記共振周波数が、各圧電アクチュエータの縦共振周波数および屈曲共振周波数の間隔以上異なるものを用いてもよい。この場合も、ある圧電アクチュエータが、最も消費電流が増大する縦共振周波数で駆動されている場合、他の圧電アクチュエータの駆動信号は、その圧電アクチュエータの屈曲共振周波数に達していないことになるので、同一の駆動信号を各圧電アクチュエータに同時に入力しても、各圧電アクチュエータにおける消費電流のピークタイミングを確実にずらすことができる。なお、縦共振周波数と反共振周波数との間隔以上、各駆動信号の入力タイミングをずらせば、縦共振周波数と屈曲共振周波数との間隔以上に入力タイミングがずれることになるので、各圧電アクチュエータの消費電流のピークのタイミングをより確実にずらすことができる。
さらに、本発明では、駆動装置である印加装置84内の各手段等は、各種論理素子等のハードウェアで構成されたものや、CPU(中央処理装置)、メモリ(記憶装置)等を備えたコンピュータを時計や携帯機器内に設け、このコンピュータに所定のプログラムやデータ(各記憶部に記憶されたデータ)を組み込んで各手段を実現させるように構成したものでもよい。
ここで、前記プログラムやデータは、カメラや時計等の携帯機器内に組み込まれたRAMやROM等のメモリに予め記憶しておけばよい。また、例えば、カメラ、時計等の携帯機器内のメモリに所定の制御プログラムやデータをインターネット等の通信手段や、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体を介してインストールしてもよい。そして、メモリに記憶されたプログラムでCPU等を動作させて、各手段を実現させればよい。なお、カメラなどに所定のプログラム等をインストールするには、そのカメラなどにメモリカードやCD−ROM等を直接差し込んで行ってもよいし、これらの記憶媒体を読み取る機器を外付けでカメラなどに接続してもよい。さらには、LANケーブル、電話線等をカメラなどに接続して通信によってプログラム等を供給しインストールしてもよいし、無線によってプログラムを供給してインストールしてもよい。
ここで、前記プログラムやデータは、カメラや時計等の携帯機器内に組み込まれたRAMやROM等のメモリに予め記憶しておけばよい。また、例えば、カメラ、時計等の携帯機器内のメモリに所定の制御プログラムやデータをインターネット等の通信手段や、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体を介してインストールしてもよい。そして、メモリに記憶されたプログラムでCPU等を動作させて、各手段を実現させればよい。なお、カメラなどに所定のプログラム等をインストールするには、そのカメラなどにメモリカードやCD−ROM等を直接差し込んで行ってもよいし、これらの記憶媒体を読み取る機器を外付けでカメラなどに接続してもよい。さらには、LANケーブル、電話線等をカメラなどに接続して通信によってプログラム等を供給しインストールしてもよいし、無線によってプログラムを供給してインストールしてもよい。
このような記録媒体やインターネット等の通信手段で提供される制御プログラム等をカメラ、時計や携帯機器に組み込めば、プログラムの変更のみで前記各発明の機能を実現できるため、工場出荷時あるいは利用者が希望する制御プログラムを選択して組み込むこともできる。この場合、プログラムの変更のみで制御形式の異なる各種の携帯機器などを製造できるため、部品の共通化等が図れ、バリエーション展開時の製造コストを大幅に低減できる。
また、本発明は、前記実施形態のカメラのレンズユニット10に適用されるものに限らない。すなわち、本発明の圧電アクチュエータの駆動方法や、駆動装置を採用した電子機器としては、カメラのレンズユニット10に限らず、腕時計、置時計、柱時計等の電子時計などの各種の電子機器に本発明が適用可能であり、特に小型化が要求される携帯用の電子機器に好適である。ここで、各種の電子機器としては、時計機能を備えた電話、携帯電話、非接触ICカード、パソコン、携帯情報端末(PDA)等が例示できる。また、カメラとしても、ディジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ機能付き携帯電話等の電子機器にも適用可能である。これらカメラ機能を備えた電子機器に適用する場合には、レンズの合焦機構や、ズーム機構、絞り調整機構等の駆動に本発明の駆動手段を用いることができる。さらに、計測機器のメータ指針の駆動機構や、可動玩具の駆動機構、自動車等のインパネ(instrumental panel)のメータ指針の駆動機構、圧電ブザー、プリンタのインクジェットヘッド、超音波モータ等に本発明の駆動手段を用いてもよい。
1…駆動ユニット、10…レンズユニット、66,76…振動体(圧電アクチュエータ)、81…補強板、82…圧電素子、84…印加装置、841…クロック回路、842…制御回路、843…電圧調整部、844…可変周波数発振器、845…駆動回路、846…UDカウンタ、847…D/A変換器、848…電流検出回路。
Claims (15)
- 複数の圧電アクチュエータを駆動する圧電アクチュエータの駆動方法であって、
前記各圧電アクチュエータは、所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備え、
各圧電素子へ供給する駆動信号の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、
前記圧電素子へ供給する駆動信号を制御して各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらすことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動方法において、
駆動信号の1スイープに要する時間を、同時に駆動する圧電アクチュエータの数で割って得られる時間ずつ、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングをずらすことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 請求項2に記載の圧電アクチュエータの駆動方法において、
前記圧電アクチュエータは、各圧電アクチュエータの主となる共振周波数を予め測定しておき、前記共振周波数のばらつきが、スイープ周波数の範囲を同時に駆動する圧電アクチュエータの数で割った値の1/2未満となる圧電アクチュエータが選択されて用いられていることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動方法において、
前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、
各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングを、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数との間隔以上ずらすことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動方法において、
主となる共振周波数が異なる複数の圧電アクチュエータを用い、各圧電アクチュエータに対して同時に同一の駆動信号を入力してスイープ駆動を行うことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 請求項5に記載の圧電アクチュエータの駆動方法において、
前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、
各圧電アクチュエータは、主となる共振周波数が、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数との間隔以上異なるものが用いられていることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の圧電アクチュエータの駆動方法において、
前記圧電アクチュエータの駆動電流を検出し、この駆動電流が基準値以上となった場合には、前記駆動信号の周波数を所定周波数分シフトして周波数スイープを継続することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動方法。 - 所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備えた圧電アクチュエータにおける前記圧電素子へ駆動信号を供給する圧電アクチュエータの駆動装置であって、
前記各圧電素子へ供給する駆動信号の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、前記圧電素子へ供給する駆動信号を制御して各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらす駆動信号制御手段を備えることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。 - 請求項8に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
前記駆動信号制御手段は、駆動信号の1スイープに要する時間を同時に駆動する圧電アクチュエータの数で割って得られる時間ずつ、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングをずらすことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。 - 請求項8に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
前記各圧電アクチュエータは、縦振動および屈曲振動の混合モードで振動するものであり、
前記駆動信号制御手段は、各圧電アクチュエータに入力する駆動信号のスイープ開始のタイミングを、各圧電アクチュエータの縦振動の共振周波数と、屈曲振動の共振周波数との間隔以上ずらすことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。 - 所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備えた圧電アクチュエータにおける前記圧電素子へ駆動信号を供給する圧電アクチュエータの駆動装置であって、
各圧電アクチュエータは、主となる共振周波数が圧電アクチュエータ毎に異なるものが用いられ、
前記駆動信号制御手段は、各圧電アクチュエータに対して同時に同一の駆動信号を入力してスイープ駆動を行うことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。 - 請求項8から請求項11のいずれかに記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
前記駆動信号制御手段は、クロック信号を出力するとともに前記クロック信号の周波数を可変可能なクロック回路と、電圧調整部と、前記電圧調整部から出力される電圧によって出力信号の周波数を可変可能な可変周波数発振器と、前記可変周波数発振器から出力された信号の周波数に応じた駆動信号を圧電素子に入力する駆動回路と、電圧調整部を制御する制御回路とを備え、
前記電圧調整部は、前記クロック回路から出力されるクロック信号が入力されるアップダウンカウンタと、このアップダウンカウンタのカウンタ値に基づいて出力電圧の電圧値を設定するデジタル/アナログ変換器とを備え、
前記制御回路は、前記アップダウンカウンタを初期状態にリセット可能に、かつ、クロック信号の入力を制御可能に構成されていることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。 - 所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体及びこの振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部を有する圧電アクチュエータと、請求項8から請求項12のいずれかに記載の圧電アクチュエータの駆動装置と、を備えたことを特徴とする電子機器。
- 所定の周波数の駆動信号が圧電素子に与えられることで振動する振動体と、この振動体に設けられるとともに駆動対象に当接される当接部とを備えた圧電アクチュエータにおける前記圧電素子へ駆動信号を供給する圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラムであって、
前記駆動装置に組み込まれたコンピュータを、
前記各圧電素子へ供給する駆動信号の周波数を所定範囲でスイープさせるとともに、前記圧電素子へ供給する駆動信号を制御して各圧電素子の消費電流が最大となるタイミングをずらす駆動信号制御手段として機能させることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラム。 - 請求項14に記載の制御プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2005047493A JP2006238564A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 圧電アクチュエータの駆動方法、圧電アクチュエータの駆動装置、電子機器、圧電アクチュエータの駆動装置の制御プログラム及び記憶媒体 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2005
- 2005-02-23 JP JP2005047493A patent/JP2006238564A/ja not_active Withdrawn
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