JP2020057887A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビューファインダーの冷却を効果的に行う。【解決手段】ファンと、主基板の熱源と接続されたファン冷却のための本体ダクトと、ビューファインダー部とを有し、前記ビューファインダー部が、使用時に用いる使用ポジションと、未使用時に用いる未使用ポジションを有する撮像装置において、前記ビューファインダー部のポジションを識別するための手段を有し、前記ビューファインダー部のポジションが使用ポジションにあるときのみ、前記ビューファインダー部を使用可能と制御し、前記ビューファインダー部は内部にビューファインダー専用ダクトを有し、前記使用ポジションにおいて前記本体ダクトと、前記ビューファインダー専用ダクトの空気流路が接続される。【選択図】図14
Description
本発明はビューファインダー部に冷却機能を有する撮像装置に関する。
従来、デジタルビデオカメラ等においては、液晶表示部に表示した画像を光学系によって拡大する構造のビューファインダーが使用されている。
近年、デジタルビデオカメラ等の撮像装置は撮影画像が高精細化しており、これに伴い、ビューファインダー部に表示される画像の大型化、高精細化も求められている。しかし、ビューファインダーに用いられる液晶表示部のバックライトは高精細化や大型化に伴い消費電力が大きくなり、発熱量も増大する。また、液晶表示部を制御するためのドライバICも、高精細化に伴い、駆動信号の周波数が高くなり、発熱量が増大する。
表示パネルは過度な熱が加わると画質が劣化するという問題がある。また、ドライバICも、発熱により、過度に内部温度が上昇し、各素子温度が許容温度を超えると、素子の破壊や動作不良に至るおそれがある。
このため、ビューファインダー部のドライバIC等の発熱源の熱を放熱し、表示パネルに過度な熱が伝わらないようにする放熱構造が求められている。
そこで、ビューファインダー内の熱源となるドライバICを有するファインダー基板の裏面に、放熱部材と放熱シート部材を配置し、熱伝導によって冷却する手段の提案がされている(特許文献1)。
また、従来から撮像装置本体の冷却の方法として、ファンを搭載し、熱源周辺にダクトによる空気流路を形成することで、強制空冷によって放熱を行う構造も提案されている。より高い冷却効果が見込めること等、熱伝導による冷却手段と比較して有利な点も多い(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1のような熱伝導による冷却機構は強制空冷による冷却機構と比較して、冷却効果が低いという課題があった。
また、特許文献2のような、冷却機構をビューファインダーに応用し、専用の強制空冷ファンを設ける構造とすると、消費電力の増加や、コストの増大、製品の大型化などを招いてしまう、という課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、
ファンと、主基板の熱源と接続されたファン冷却のための本体ダクトと、ビューファインダー部とを有し、前記ビューファインダー部が、使用時に用いる使用ポジションと、未使用時に用いる未使用ポジションを有する撮像装置において、前記ビューファインダー部のポジションを識別するための手段を有し、前記ビューファインダー部のポジションが使用ポジションにあるときのみ、前記ビューファインダー部を使用可能と制御し、前記ビューファインダー部は内部にビューファインダー専用ダクトを有し、前記使用ポジションにおいて前記本体ダクトと、前記ビューファインダー専用ダクトの空気流路が接続されることを特徴とする。
ファンと、主基板の熱源と接続されたファン冷却のための本体ダクトと、ビューファインダー部とを有し、前記ビューファインダー部が、使用時に用いる使用ポジションと、未使用時に用いる未使用ポジションを有する撮像装置において、前記ビューファインダー部のポジションを識別するための手段を有し、前記ビューファインダー部のポジションが使用ポジションにあるときのみ、前記ビューファインダー部を使用可能と制御し、前記ビューファインダー部は内部にビューファインダー専用ダクトを有し、前記使用ポジションにおいて前記本体ダクトと、前記ビューファインダー専用ダクトの空気流路が接続されることを特徴とする。
本発明によれば、専用の強制空冷ファンを設けることなく、製品を大型化や、消費電力の増加、コストの増大を最小限に抑えた上で、ビューファインダーの冷却を効果的に行う撮像装置の提供を実現できる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の好適な一実施形態について、撮像装置に本発明を適用し、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態における撮像装置において、レンズマウント側から見た面(図2−Z方向に向かって見た時、視認できる面)を正面、正面と対向する面を背面、正面から見て右側の面を右側面、正面から見て左側の面を左側面、正面から見て上側の面を天面、正面から見て下側の面を底面、と各々称する。
以下、本発明の好適な一実施形態について、撮像装置に本発明を適用し、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態における撮像装置において、レンズマウント側から見た面(図2−Z方向に向かって見た時、視認できる面)を正面、正面と対向する面を背面、正面から見て右側の面を右側面、正面から見て左側の面を左側面、正面から見て上側の面を天面、正面から見て下側の面を底面、と各々称する。
(ブロック図)
以下、本発明の実施形態を説明する。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置100は、レンズマウント部101、操作部104、センサ部124、本体制御部107、記録メディアコネクタ129、ビューファインダー部105、検知部106、強制空冷ファン103、電源部126、等からなる。
レンズマウント部101にはレンズ125が装着され、レンズ125に入射した被写体光は、センサ部124の撮像素子に結像して光電変換される。
操作部104は、撮影者が操作行う、例えば後述する記録開始スイッチ134や、電源スイッチ135が含まれる。操作部104が操作されると、その情報は本体制御部107へ伝達され、本体制御部107はこの操作情報を元に記録開始等の撮影制御を行う。
本体制御部107は、画像・音声情報の入出力、圧縮・変換等の画像処理、記録・再生等の録再処理等に代表される情報処理を行う。センサ部124から本体制御部107に画像情報が出力されると、本体制御部107は、この画像情報に対して画像処理等の情報処理を行う。撮影画像を記録する場合は、本体制御部107が記録メディアコネクタ129にへ画像情報を伝達し、記録メディアに撮影画像を記録させる。
ビューファインダー部105はファインダ−制御部127、ファインダー液晶表示部132、ファインダー光学系113等からなる。ファインダ−制御部127は本体制御部107からの指示に基づき、ファインダー液晶表示部132に画像情報の表示指示を行う。ファインダー液晶表示部132に表示された画像はファインダー光学系113によって拡大される。
検知部106は、撮影者がビューファインダー部105に対して行った引き出し操作及び、収納操作を検知する。ビューファインダー部105の引き出し、収納情報は、本体制御部107へ伝達され、本体制御部107はファインダ−制御部127に対して、ファインダー液晶表示部132のオン/オフ指示を行う。ファインダ−制御部127は、本体制御部107の指示に基づき、ファインダー液晶表示部132の電源をオン/オフさせる。
また本体制御部107は、 ビューファインダー部105の引き出し収納情報を元に、強制空冷ファン103の回転数の駆動制御を行う。
電源部126はDC端子やバッテリ端子等が含まれる。DC端子では、外部電源ケーブルを介して外部電源より電力を得ることが可能である。また、バッテリ端子では、電源ユニットのバッテリより電力を得ることが可能である。電源部126で得られる電力は、本体制御部107へ電送され、本体制御部107により各駆動要素に適した電圧に電圧変換が行われた後、各駆動要素の電源として各駆動要素へ電送される。
(外観斜視図)
図2は、本発明の実施例1に関わる撮像装置100を正面側から見た斜視図であり、図3は図2に示す撮像装置100を背面側から見た斜視図である。また、図15は、図2に示す撮像装置100の正面図である。
図2は、本発明の実施例1に関わる撮像装置100を正面側から見た斜視図であり、図3は図2に示す撮像装置100を背面側から見た斜視図である。また、図15は、図2に示す撮像装置100の正面図である。
なお、本実施形態では、撮像装置として、レンズ着脱式のカメラを例示するが、これに限定されない。
撮像装置100は、正面側にはレンズを装着するための、レンズマウント部101、天面側には撮影者が撮影画像の確認を行うためのビューファインダー部105が背面向きに配置される。右側面側には、強制空冷に用いる本体吸気口109や、電源スイッチ135が配置されており、左側面には、撮影者が保持するためのグリップユニット136、強制空冷に用いる排気口108が背面向きに配置されている。グリップユニット136には記録開始スイッチ134が配置されている。さらに左側面背面側にはキャップ139、背面には蓋140と2組みの蓋141が配置されており、キャップ139を取り外すとDC端子が、蓋140を開口するとバッテリ端子が、蓋141を開口すると記録メディアコネクタ129が現れるが、図示は省略する。
(分解斜視図)
図4は、本発明の実施例1に関わる撮像装置100を正面側から見た分解斜視図であり、図5は撮像装置100を背面側から見た分解斜視図である。
図4は、本発明の実施例1に関わる撮像装置100を正面側から見た分解斜視図であり、図5は撮像装置100を背面側から見た分解斜視図である。
撮像装置100はレンズマウント部101を有するフロントユニット145、ビューファインダー部105を有するトップユニット111、本体吸気口109、電源スイッチ135が配置された右カバーユニット146、グリップユニット136、排気口108が配置された、左カバーユニット147、記録メディアコネクタ129等が配置された背面ユニット148、コアユニット149、底面カバー150によって構成されている。
コアユニット149は、主基板102、本体ダクトユニット110、強制空冷ファン103等によって構成されており、詳細は後述する。
(コアユニットの説明)
図6は、コアユニット149を正面側から見た分解斜視図であり、図7はコアユニット149を背面側から見た分解斜視図である。
図6は、コアユニット149を正面側から見た分解斜視図であり、図7はコアユニット149を背面側から見た分解斜視図である。
図6、図7に示すように、コアユニット149は主基板102、サブ基板133、本体ダクトユニット110、強制空冷ファン103、フレーム151等によって構成されている。
主基板102はすべての電子デバイスと電気的に接続されるため、多くのICが実装され撮像装置100内で最も面積が大きい基板である。主基板102はセンサ部124からの信号を処理するためのフロントエンドIC152や、映像に対して色調整などの処理を行うための映像処理IC153、等が実装されており、図1に示したブロック図で説明した、本体制御部107の機能を有している。
フロントエンドIC152、映像処理IC153等は消費電力が特に大きく、非常に発熱するICであるので、本体ダクトユニット110側に実装し、不図示の放熱ゴムを利用してICの熱を本体ダクトユニット110に伝熱している。
サブ基板133には不図示の、各外部入出力に最適な映像フォーマットの変換を行うバックエンドICや、フォーマット変換ICなど消費電力が比較的大きいものが実装されており、これらのICは本体ダクトユニット110側に実装し、不図示の放熱ゴムを利用してICの熱を本体ダクトユニット110に伝熱している。
強制空冷ファン103は、主基板102とワイヤ接続されており、本体制御部107によって駆動制御されている。強制空冷ファン103の内部には、主基板102と電気的に接続されているモータ部(不図示)が保持されており、羽根を回転させることにより圧力差を生み出し空気を送っている。また、強制空冷ファン103はホール素子(不図示)、羽根に磁石(不図示)、が備えられ、羽根の回転数を検知しフィードバック制御する手段を備えている。
以上の構成により、強制空冷ファン103は、空気を吸込側154から吸気し、吐出側155から排出する機能を持ち、かつ回転数を制御可能となっている。
本体ダクトユニット110は、吸気部166と排気部167を有している。吸気部166は撮像装置100の右側面に設けられた本体吸気口109とつながっており、撮像装置100の外部からの空気を本体ダクトユニット110の内部に送出する。本体ダクトユニット110の内部には不図示のフィンが形成されており、空気と熱交換を行う。これにより、本体ダクトユニット110を冷却することにより、主基板102とサブ基板133に実装されたICを冷却することができる。排気部167は強制空冷ファン103の吸込側154とながっている。さらに強制空冷ファン103の吐出側155は、撮像装置100の左側面に設けられた排気口108とつながっており、熱交換により温められた空気を撮像装置100から排出を行う。
また、本体ダクトユニット110は天面側に向けた開口部である通気口119を有しているが、詳細は後述する。
フレーム151は伝熱性の高い金属によって形成されており、放熱ゴム156等を利用して本体ダクトユニット110とは反対面に配置されたICの熱を放熱、もしくは本体ダクトユニット110に伝熱している。
上の構成によりコアユニット149は、主基板102で発生した熱を効率的に排熱することが可能となる。
図8は図15におけるA−A断面の断面図であり、撮像装置100を天面側からみた断面図である。点線矢印123は、強制空冷時の本体吸気口109から排気口108への空気の流れを示す。
図8に示すように撮像装置100は主基板102で発生した熱を効率的に排熱することが可能な構成である。
(トップユニットの説明)
図9は、トップユニット111を正面側からみた分解斜視図である。
図9は、トップユニット111を正面側からみた分解斜視図である。
トップユニット111は、ビューファインダー部105と天面ベースカバー112によって構成されている。ビューファインダー部105はファインダー吸気部120を有しており、詳細は後述する。
図10はビューファインダー部105を天面側からみた分解斜視図であり、図11はビューファインダー部105を底面側からみた分解斜視図である。
ビューファインダー部105は、ファインダーコアユニット121、ファインダーダクトユニット114、アイカップ115、ファインダー天面カバー116、ファインダー底面カバー117、ファインダー引き出し機構部122、ファインダー取り付けベース168等からなる。
ファインダー天面カバー116は正面部にファインダー吸気部120を有しており、ファインダー底面カバー117は、底面部にファインダー排気部118を有している。ファインダーダクトユニット114は正面側に吸気穴172を、底面側に排気穴173を有している。吸気穴172はビューファインダー部105のファインダー吸気部120とつながっており、排気穴173は、ビューファインダー部105のファインダー排気部118とつながっている。
図12はファインダーコアユニット121を背面側からみた分解斜視図である。
ファインダーコアユニット121は、ファインダーコアフレーム169の背面側にファインダー光学系113が取りつき、正面側にファインダー液晶表示部132、放熱ゴム170、液晶放熱板金171、ファインダー基板130が取りつき構成されている。
ファインダー基板130には、ファインダー液晶表示部132を制御するための液晶用ドライバIC131が実装されている。さらに不図示のワイヤによって主基板102と接続されており、図1(ブロック図)で説明した、ファインダ−制御部127の役割を果たしている。
図10に示すように、ファインダー基板130の液晶用ドライバIC131は、ファインダーダクトユニット114が取りつく正面側に実装されており、このICで発生した熱は不図示の放熱ゴムを利用して、ファインダーダクトユニット114に伝熱している。
また図12に示すようにファインダー液晶表示部132で発生した熱も放熱ゴム170、液晶放熱板金171、を介してファインダー基板130に伝熱される構成となっている。
このため、ファインダーダクトユニット114を冷却することにより、ファインダー基板130や、ファインダー液晶表示部132で発生した熱を排熱することが可能となる。
なお、本実施形態では、表示部として、液晶表示部を用いた撮像装置を例示するが、有機ELなど、これに限定されない。
(ファインダー断面図の説明)
図13は、図15におけるB−B断面の断面図であり、ビューファインダー部105が収納状態にある撮像装置100を右側面側からみた断面図のビューファインダー部105周辺を拡大したものである。
図13は、図15におけるB−B断面の断面図であり、ビューファインダー部105が収納状態にある撮像装置100を右側面側からみた断面図のビューファインダー部105周辺を拡大したものである。
ビューファインダー部105が収納状態にあるとき、ファインダー吸気部120は天面ベースカバー112に覆われており、外部に対して露出していない。また、ビューファインダー部105が収納状態にあるとき本体ダクトユニット110の通気口119は、ビューファインダー部105のファインダー底面カバー117によってふさがれている。
図14は、図15におけるB−B断面の断面図であり、ビューファインダー部105が引き出された状態にある撮像装置100を右側面側からみた断面図のビューファインダー部105周辺を拡大したものである。
撮像装置100は、図13の様に収納状態にあるビューファインダー部105に対して、撮影者が引き出し操作を行ったとき、ファインダー引き出し機構部122がスライドし、図14に示すようにビューファインダー部105が背面側に引き出された状態となる。
このとき、不図示の検知スイッチである検知部106がビューファインダー部105が収納状態にあるか、引き出された状態にあるかを検知している。
ビューファインダー部105が引き出された状態にあるときファインダー吸気部120は外気に対して露出した状態となる。また、ファインダー排気部118は、本体ダクトユニット110が有する通気口119と空気流路が接続された状態となる。
通気口119は、本体ダクトユニット110の内部につながっており、排気部167を通り、強制空冷ファン103の吸込側154とつながっている。このため、ビューファインダー部105の外部の空気をファインダー吸気部120から、ファインダーダクトユニット114の内部に送出し、この空気は、ファインダー排気部118、通気口119を通過し、本体ダクトユニット110へ送出され、撮像装置100の左側面に設けられた排気口108から排気される。
図10から図12で説明した様に、ファインダーダクトユニット114には、ファインダー基板130や、ファインダー液晶表示部132の熱が伝熱されており、外部空気と熱交換行う。
このため、ビューファインダー部105が引き出された状態にあるとき、ファインダー基板130や、ファインダー液晶表示部132で発生した熱を排熱することが可能となる。
点線矢印174は、ファインダー吸気部120から、本体ダクトユニット110への空気の流れを示す。
(ファインダーの制御の説明)
図1で説明した様に、不図示の検知部106が、撮影者がビューファインダー部105に対して行った引き出し操作及び、収納操作を検知しており、本体制御部107へ伝達される。
図1で説明した様に、不図示の検知部106が、撮影者がビューファインダー部105に対して行った引き出し操作及び、収納操作を検知しており、本体制御部107へ伝達される。
本体制御部107は、ビューファインダー部105が収納状態にあるときファインダー液晶表示部132の電源をオフとし、ビューファインダー部105が引き出された状態にあるとき、ファインダー液晶表示部132の電源をオンとする。
また、前述したようにビューファインダー部105は収納状態にあるとき、ファインダー吸気部120は天面ベースカバー112に覆われており、外部に対して露出していない。
このため、不用意にゴミや水が、ビューファインダー部105の内部、ファインダー基板130や、ファインダー光学系113等へに混入する可能性が低い構成である。
また、前述したように、本体制御部107は強制空冷ファン103の回転数の制御が可能である。本体制御部107は、ビューファインダー部105が収納状態にあるとき強制空冷ファン103を低い回転数で駆動し、ビューファインダー部105が引き出された状態にあるとき、強制空冷ファン103を高い回転数で駆動する。
このため、撮像装置100は、ビューファインダー部105を使用しないとき、消費電力を低く抑えることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、ビューファインダー専用の強制空冷ファンを設けることなく、製品を大型化や、消費電力の増加、コストの増大を最小限に抑えた上で、かつ不用意にゴミや水がビューファインダー内に混入する可能性が低い構成を取りながら、ビューファインダーの冷却を効果的に行う撮像装置が提供可能である。
100 撮像装置、101 レンズマウント部、102 主基板、
103 強制空冷ファン、105 ビューファインダー部
103 強制空冷ファン、105 ビューファインダー部
Claims (3)
- ファンと、
主基板の熱源と接続されたファン冷却のための本体ダクトと、
ビューファインダー部とを有し、
前記ビューファインダー部が、使用時に用いる使用ポジションと、未使用時に用いる未使用ポジションを有する撮像装置において、
前記ビューファインダー部のポジションを識別するための手段を有し、
前記ビューファインダー部のポジションが使用ポジションにあるときのみ、前記ビューファインダー部を使用可能と制御し、
前記ビューファインダー部は内部にビューファインダー専用ダクトを有し、
前記使用ポジションにおいて、前記本体ダクトと、前記ビューファインダー専用ダクトの空気流路が接続されることを特徴とする撮像装置。 - 前記ビューファインダー部は、ファン冷却のための吸気口を有し、
前記吸気口は、前記使用ポジションにおいて露出し、
前記未使用ポジションにおいては露出しない位置に配置されている請求項1に記載の撮像装置。 - 前記ビューファインダー部が前記未使用ポジションにあるとき、前記ビューファインダー部が前記使用ポジションにあるときよりも、前記ファンの駆動を低回転で行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018186271A JP2020057887A (ja) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018186271A JP2020057887A (ja) | 2018-10-01 | 2018-10-01 | 撮像装置 |
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