JP2020057511A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2020057511A
JP2020057511A JP2018187164A JP2018187164A JP2020057511A JP 2020057511 A JP2020057511 A JP 2020057511A JP 2018187164 A JP2018187164 A JP 2018187164A JP 2018187164 A JP2018187164 A JP 2018187164A JP 2020057511 A JP2020057511 A JP 2020057511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
laser light
distribution pattern
light distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018187164A
Other languages
English (en)
Inventor
一臣 村上
Kazuomi Murakami
一臣 村上
穂菜美 藤井
Honami Fujii
穂菜美 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2018187164A priority Critical patent/JP2020057511A/ja
Priority to PCT/JP2019/036195 priority patent/WO2020071096A1/ja
Publication of JP2020057511A publication Critical patent/JP2020057511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/16Laser light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/176Light sources where the light is generated by photoluminescent material spaced from a primary light generating element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
    • F21S41/65Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on light sources
    • F21S41/663Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on light sources by switching light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
    • F21S41/67Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors
    • F21S41/675Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors by moving reflectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】レーザー光源ユニットからの出射光を投影レンズで透過制御して所要の配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、光源光束の利用効率を高める。【解決手段】レーザー光源ユニット20として、レーザー光源24から出射したレーザー光を波長変換素子26に入射させることにより白色光を生成して出射させる構成とする。そして、レーザー光源24から出射したレーザー光を反射制御部材としてのMEMSミラー30で反射させて波長変換素子26上において走査する構成とする。その際、MEMSミラー30と波長変換素子26との間に、MEMSミラー30で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更する光路変更部材として集光レンズ28が配置された構成とする。この集光レンズ28の存在によって、波長変換素子26からの出射光を投影レンズに対して効率良く入射させることを可能とし、これにより光源光束の利用効率を高める。【選択図】図2

Description

本願発明は、レーザー光源ユニットを備えた車両用灯具に関するものである。
従来より、レーザー光源ユニットからの出射光を投影レンズで透過制御して所要の配光パターンを形成するように構成された車両用灯具が知られている。
「特許文献1」には、このような車両用灯具のレーザー光源ユニットとして、レーザー光源から出射したレーザー光を波長変換素子に入射させることにより白色光を生成して出射させるように構成されたものが記載されている。
この「特許文献1」に記載されたレーザー光源ユニットにおいては、レーザー光源から出射したレーザー光を反射制御部材で反射させて波長変換素子上において走査する構成となっている。
特開2017−174637号公報
上記従来のレーザー光源ユニットにおいては、反射制御部材で反射したレーザー光の波長変換素子への入射位置によっては波長変換素子からの出射光が投影レンズに対して効率良く入射せず、したがって光源光束の利用効率を高める上で改善の余地がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、レーザー光源ユニットからの出射光を投影レンズで透過制御して所要の配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、光源光束の利用効率を高めることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、レーザー光源ユニットの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
レーザー光源から出射したレーザー光を波長変換素子に入射させることにより白色光を生成して出射させるように構成されたレーザー光源ユニットと、このレーザー光源ユニットからの出射光を制御して所要の配光パターンを形成するように構成された配光制御部材と、を備えた車両用灯具において、
上記レーザー光源ユニットは、上記レーザー光源から出射したレーザー光を反射させて上記波長変換素子上において走査する反射制御部材を備えており、
上記反射制御部材と上記波長変換素子との間に、上記反射制御部材で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更する光路変更部材が配置されている、ことを特徴とするものである。
上記「レーザー光源」は、該レーザー光源から出射したレーザー光が波長変換素子に入射することによって白色光を生成し得るものであれば、その具体的な発光波長帯は特に限定されるものではなく、例えば青色の発光波長帯や近紫外線領域の発光波長帯等が採用可能である。
上記「波長変換素子」は、レーザー光源からのレーザー光入射により白色光を生成して出射し得るものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではなく、例えば透明な封止部材に蛍光体を分散させたもの等が採用可能であり、その際、白色光を透過光として出射させるように構成されていてもよいし、白色光を反射光として出射させるように構成されていてもよい。
上記「配光制御部材」は、レーザー光源ユニットからの出射光を制御することにより所要の配光パターンを形成するように構成されたものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではなく、例えば投影レンズやリフレクタあるいはこれらの組合せからなる構成等が採用可能である。
上記「所要の配光パターン」の種類は特に限定されるものではなく、例えばハイビーム用配光パターン、ロービーム用配光パターン、フォグランプ用配光パターン、またはその一部等が採用可能である。
上記「反射制御部材」は、レーザー光源ユニットからの出射光を反射させて波長変換素子上において走査するように構成されたものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
上記「光路変更部材」は、反射制御部材で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更し得るものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではなく、例えば集光レンズやリフレクタ等が採用可能である。
本願発明に係る車両用灯具は、レーザー光源ユニットからの出射光を配光制御部材で制御して所要の配光パターンを形成する構成となっているが、そのレーザー光源ユニットはレーザー光源から出射したレーザー光を波長変換素子に入射させることにより白色光を生成して出射させる構成となっており、その際、レーザー光源から出射したレーザー光を反射制御部材で反射させて波長変換素子上において走査する構成となっているので、任意の配光パターンを容易に形成することができる。
その上で、本願発明に係る車両用灯具においては、反射制御部材と波長変換素子との間に、反射制御部材で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更する光路変更部材が配置されているので、この光路変更部材の存在によって波長変換素子からの出射光を投影レンズに対して効率良く入射させることが可能となり、これにより光源光束の利用効率を高めることができる。
このように本願発明によれば、レーザー光源ユニットからの出射光を投影レンズで透過制御して所要の配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、光源光束の利用効率を高めることができる。
上記構成において、さらに、光路変更部材の構成として、反射制御部材で反射したレーザー光の少なくとも一部を波長変換素子に対して垂直に入射させる構成とすれば、波長変換素子からの出射光の投影レンズに対する入射効率を一層高めることができ、これにより光源光束の利用効率も一層高めることができる。
特に、波長変換素子として蛍光体が用いられる場合には、波長変換素子に入射した青色等のレーザー光のうち、波長変換素子をそのまま透過する青色光成分と波長変換素子で発生した黄色光成分とを共に投影レンズに効率良く入射させることができる。そしてこれにより、所要の配光パターンとして、その一部が黄色くなってしまうことなく全体的に色ムラのない白色の配光パターンを形成することができる。
上記構成において、さらに、レーザー光源ユニットとして複数のレーザー光源を備えた構成とすれば、配光パターンのサイズや明るさを増大させることができる。
上記構成において、さらに、反射制御部材をMEMSミラーやガルバノミラー等の揺動ミラーで構成すれば、配光パターンのサイズや明るさを車両走行状況等に応じて適宜変化させることができる。
上記構成において、さらに、反射制御部材を回転式のポリゴンミラーで構成すれば、レーザー光照射による反射制御部材の劣化を抑制することができる。また、ポリゴンミラーにおいては、各ミラー面のサイズを比較的大きく確保することができるので、レーザー光源ユニットとして複数のレーザー光源を備えている場合であっても各レーザー光源からの出射光の反射制御を比較的容易に行うことができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図 図1のII−II線断面図 図1の III部詳細図 上記車両用灯具からの照射光により形成される配光パターンを示す図 上記実施形態の第1変形例に係る車両用灯具の要部を示す図であって、(a)は図3と同様の図、(b)はその平面図 上記第1変形例の作用を示す、図4と同様の図 上記実施形態の第2変形例に係る車両用灯具の要部を示す図であって、(a)は図3と同様の図、(b)はその平面図 上記第1変形例の作用を示す、図4と同様の図 上記実施形態の第3変形例に係る車両用灯具を示す、図2と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す正面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。
これらの図において、Xで示す方向が灯具としての「前方」(車両としても「前方」)であり、Yで示す方向が「右方向」(車両としても「右方向」であるが灯具正面視では「左方向」)であり、Zで示す方向が「上方向」である。これら以外の図においても同様である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、車両前後方向に延びる光軸Axを有する投影レンズ12と、この投影レンズ12に対して灯具後方側に配置されたレーザー光源ユニット20とを備えたプロジェクタ型の灯具ユニットであって、レーザー光源ユニット20からの出射光を投影レンズ12を介して灯具前方へ向けて照射することにより、所要の配光パターンを形成するようになっている。
投影レンズ12は、両凸レンズであって、その後側焦点Fを含む焦点面である後側焦点面上に形成される光源像を、反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影するようになっている。この投影レンズ12は、その外周縁部においてレンズホルダ14に支持されており、このレンズホルダ14はベース部材16に支持されている。
レーザー光源ユニット20は、投影レンズ12の後側焦点Fよりも灯具後方側に配置された状態でベース部材16に支持されている。
このレーザー光源ユニット20は、筐体22の内部に、レーザー光源24と、波長変換素子26と、集光レンズ28と、MEMSミラー30とが配置された構成となっている。そして、このレーザー光源ユニット20は、レーザー光源24から出射したレーザー光をMEMSミラー30および集光レンズ28を介して波長変換素子26に入射させることにより白色光を生成し、この白色光を波長変換素子26から灯具前方へ向けて出射させるように構成されている。
図3は、図1の III部詳細図である。
同図にも示すように、レーザー光源24は、光軸Axに対して左側方(灯具正面視では右側方)に配置された光源モジュール40の一部として構成されている。
この光源モジュール40は、レーザー光源24と、この光出射位置近傍に配置された集光レンズ42と、これらを支持する鏡筒44とを備えた構成となっている。
レーザー光源24は、青色の発光波長帯(具体的には450nm程度の発光波長)を有するレーザーダイオードで構成されている。また、集光レンズ42は、レーザー光源24からの出射光を平行光にするようになっている。
そして、この光源モジュール40は、レーザー光源24から出射して集光レンズ42により平行光になったレーザー光を、光軸Axへ向けて水平方向に照射するようになっている。
図2に示すように、波長変換素子26は、その前面が投影レンズ12の後側焦点Fの位置において光軸Axと直交する鉛直面に沿って延びるように配置された板状部材であって、円形の外形形状を有している。
この波長変換素子26は、透明な板状の封止部材に蛍光体を分散させることにより構成されており、その後面から入射したレーザー光を白色光としてその前面から灯具前方へ向けて拡散出射させるようになっている。
MEMSミラー30は、レーザー光源24から出射したレーザー光を反射させて波長変換素子26上において走査する反射制御部材として構成されている。
このMEMSミラー30は、光軸Ax上においてレーザー光源24から出射したレーザー光が入射する位置に配置されており、この位置を中心にして2次元的に揺動しながらレーザー光を灯具前方へ向けて正反射させることにより、このレーザー光を波長変換素子26上において2次元的に走査するようになっている。 このMEMSミラー30の具体的な構成は以下のとおりである。
すなわち、図3に示すように、MEMSミラー30は、矩形状のミラー本体32が支持された内側可動体34Aと、この内側可動体34Aを囲むフレーム状の外側可動体34Bと、この外側可動体34Bを囲む固定フレーム36とを備えている。
内側可動体34Aは、鉛直方向に延びる上下1対の梁38Aを介して外側可動体34Bに支持されており、外側可動体34Bは、水平方向に延びる左右1対の梁38Bを介して固定フレーム36に支持されている。
内側可動体34Aの表面には、図示しない第1の配線パターンが形成されており、外側可動体34Bの表面には、図示しない第2の配線パターンが形成されている。第1の配線パターンは、ミラー本体32を囲むようにしてコイル状に形成されており、第2の配線パターンは、外側可動体34Bの表面に沿ってコイル状に形成されている。これら第1および第2の配線パターンは、固定フレーム36まで引き回された状態で図示しない制御回路に接続されている。
固定フレーム36の表面には、上下1対の梁38Aの延長上に上下1対の永久磁石50Aが支持されるとともに左右1対の梁38Bの延長上に左右1対の永久磁石50Bが支持されている。そして、上記第1および第2の配線パターンの各々に通電を行うことにより、ローレンツ力によって内側可動体34Aを左右方向に揺動させるとともに外側可動体34Bを上下方向に揺動させるようになっている。
図2に示すように、集光レンズ28は、MEMSミラー30と波長変換素子26との間に位置するようにして光軸Ax上に配置されている。
この集光レンズ28は、前面が凸面で後面が平面の平凸非球面レンズであって、その後側焦点がMEMSミラー30上に位置するように配置されている。そして、この集光レンズ28は、MEMSミラー30のミラー本体32において2次元的に方向が変化するように反射した光を、光軸Axと平行な光として灯具前方へ向けて出射させるようになっている。
これにより、レーザー光源ユニット20においては、レーザー光源24から出射したレーザー光を光軸Axと平行な光として波長変換素子26の後面に入射させ、これによりMEMSミラー30の走査による光源像を波長変換素子26上に形成するようになっている。
この波長変換素子26の前面から灯具前方へ向けて出射する光には、レーザー光の発光波長帯の成分として波長変換素子26をそのまま透過する青色光成分と、波長変換素子26において発生した黄色光成分とが含まれるが、波長変換素子26には集光レンズ28からの出射光が垂直に入射するので、波長変換素子26から出射する黄色光成分は、波長変換素子26の面直方向(すなわち灯具正面方向)の光度が最も高く面直方向からの開き角度大きくなるに従って光度が低下するランベルト面Lに沿った配光分布となる。したがって、波長変換素子26からの出射光は、青色光成分と黄色光成分とが共に投影レンズ12に入射することとなる。
投影レンズ12を透過した波長変換素子26から出射光は、光軸Ax寄りに一旦収束した後に拡散し、これにより波長変換素子26上に形成された光源像の反転像としての配光パターンを形成することとなるが、この配光パターンは青色光成分および黄色光成分が共に含まれた照射光によって形成されるので、全体的に色ムラのない白色の配光パターンとして形成されることとなる。
図4は、車両用灯具10から灯具前方へ向けて照射される光により、車両前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。その際、図4(a)は、ハイビーム用配光パターンPH1における付加配光パターンPAを示す図であり、図4(b)は、中間的配光パターンPM1における付加配光パターンPAmを示す図である。
図4(a)に示すハイビーム用配光パターンPH1は、図示しない他の灯具ユニットからの照射光によって形成されるロービーム用配光パターンPLに対して、車両用灯具10からの照射光によって形成される付加配光パターンPAが付加されたものとなっている。
ロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2を有している。このカットオフラインCL1、CL2は、灯具正面方向の消点であるH−Vを鉛直方向に通るV−V線を境にして左右段違いで水平方向に延びており、V−V線よりも右側の対向車線側部分が下段カットオフラインCL1として形成されるとともに、V−V線よりも左側の自車線側部分が、この下段カットオフラインCL1から傾斜部を介して段上がりになった上段カットオフラインCL2として形成されている。
このロービーム用配光パターンPLにおいて、下段カットオフラインCL1とV−V線との交点であるエルボ点Eは、H−Vの0.5〜0.6°程度下方に位置している。
付加配光パターンPAは、レーザー光源24から出射したレーザー光をMEMSミラー30で反射させて波長変換素子26上において走査することによって形成される配光パターンである。
この付加配光パターンPAは、V−V線を中心にして左右両側に拡がる横長矩形状の配光パターンとして形成されている。その際、この付加配光パターンPAは、H−Vを水平方向に通るH−H線を跨ぐようにして下方側へはカットオフラインCL1、CL2と重複する位置まで拡がるとともに上方側へは比較的広く拡がるように形成されている。
この付加配光パターンPAのサイズや形状は、MEMSミラー30のミラー本体32の水平方向の揺動角度および鉛直方向の揺動角度を制御することによって調節することが可能である。
この付加配光パターンPAにおいては、そのいずれの領域を形成する照射光も集光レンズ28から波長変換素子26に対して垂直に入射した光によるものであるので、付加配光パターンPAは全体的に色ムラのない白色の配光パターンとして形成されることとなる。
なお、MEMSミラー30のミラー本体32の揺動速度を適宜変化させることにより、付加配光パターンPAの一部領域(例えばH−Vの近傍領域)を相対的に明るく照射することも可能である。
図4(b)に示す中間的配光パターンPM1は、その付加配光パターンPAmがハイビーム用配光パターンPH1における付加配光パターンPAに対して一部が欠けた状態で形成される配光パターンである。
具体的には、この付加配光パターンPAmは、付加配光パターンPAに対して対向車2を含む矩形状の領域PAm1へ向かう光が欠落した配光パターンとなっている。この付加配光パターンPAmは、MEMSミラー30のミラー本体32が揺動するのと同期してレーザー光源24の点消灯制御を行うことによって形成されるようになっている。
このような付加配光パターンPAmを形成することにより、車両用灯具10からの照射光が対向車2に当たらないようにし、これにより対向車2のドライバーにグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射するようになっている。
そして、対向車2の位置が変化するのに伴って、レーザー光源24の点消灯制御のタイミングをずらして付加配光パターンPAmにおける領域PAm1の位置を移動させることにより、対向車2のドライバーにグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射する状態を維持するようになっている。
その際、対向車2の存在は、図示しない車載カメラ等によって検出するようになっている。そして、前方走行路に前走車が存在したり、その路肩部分に歩行者が存在するような場合にも、これを検出してレーザー光源24の点消灯制御を行うことによりグレアを与えてしまわないようになっている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10は、レーザー光源ユニット20からの出射光を配光制御部材としての投影レンズ12で制御して所要の配光パターンを形成する構成となっているが、そのレーザー光源ユニット20はレーザー光源24から出射したレーザー光を波長変換素子26に入射させることにより白色光を生成して出射させる構成となっており、その際、レーザー光源24から出射したレーザー光を反射制御部材としてのMEMSミラー30で反射させて波長変換素子26上において走査する構成となっているので、任意の配光パターンを容易に形成することができる。
その上で、本実施形態に係る車両用灯具10においては、MEMSミラー30と波長変換素子26との間に、MEMSミラー30で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更する光路変更部材として集光レンズ28が配置されているので、この集光レンズ28の存在によって波長変換素子26からの出射光を投影レンズに対して効率良く入射させることが可能となり、これにより光源光束の利用効率を高めることができる。
このように本実施形態によれば、レーザー光源ユニット20からの出射光を投影レンズ12で透過制御して所要の配光パターンを形成するように構成された車両用灯具10において、光源光束の利用効率を高めることができる。
しかも本実施形態においては、集光レンズ28によって、MEMSミラー30で反射したレーザー光を波長変換素子26に対して垂直に入射させる構成となっているので、波長変換素子26からの出射光の投影レンズに対する入射効率を一層高めることができ、これにより光源光束の利用効率も一層高めることができる。
その際、本実施形態においては、波長変換素子26として蛍光体が用いられているが、波長変換素子26に入射したレーザー光のうち、波長変換素子26をそのまま透過する青色光成分と波長変換素子26で発生した黄色光成分とを共に投影レンズに効率良く入射させることができるので、付加配光パターンPA、PAm(所要の配光パターン)として、その一部が黄色くなってしまうことなく全体的に色ムラのない白色の配光パターンを形成することができる。
さらに本実施形態においては、反射制御部材としてMEMSミラー30が用いられているので、配光パターンを2次元的に形成することができ、かつ、そのサイズや明るさを変化させることができ、これにより車両走行状況等に応じた配光パターンを容易に形成することができる。
上記実施形態においては、集光レンズ28がMEMSミラー30で反射したレーザー光を波長変換素子26に対して垂直に入射させる構成となっているものとして説明したが、垂直に入射させる構成となっていない場合であっても、集光レンズ28が存在しない場合に比して波長変換素子26からの出射光の投影レンズに対する入射効率を高めることができ、これにより光源光束の利用効率も高めることができる。
上記実施形態においては、集光レンズ28の後側焦点がMEMSミラー30上に位置しているものとして説明したが、MEMSミラー30上に位置していない構成とすることも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図5は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す図であって、(a)は図3と同様の図、(b)はその平面図である。
本変形例に係る車両用灯具の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、本変形例においては上記実施形態のMEMSミラー30の代わりにガルバノミラー130が反射制御部材として配置された構成となっている。また本変形例においては、2つの光源モジュール140A、140Bを備えた構成となっている。
ガルバノミラー130は、そのミラー本体132が光軸Ax上において鉛直面に沿って配置されており、光軸Axを通るようにして鉛直方向に延びる軸部材134に支持された状態で該軸部材134を中心にして水平方向に揺動するようになっている。
各光源モジュール140A、140Bの構成は、上記実施形態の光源モジュール40と同様である。
2つの光源モジュール140A、140Bのうち、光源モジュール140Aは、上記実施形態の光源モジュール40と同様、光軸Axの左側方に配置されており、該光源モジュール140Aから平行光として出射したレーザー光を、ミラー本体132の中心(すなわち光軸Ax上の位置)へ向けて水平方向に照射するようになっている。
もう一方の光源モジュール140Bは、光源モジュール140Aの上方近傍に配置されており、該光源モジュール140Bから平行光として出射したレーザー光を、ミラー本体132の中心へ向けて斜め下向きに照射するようになっている。
図6は、本変形例に係る車両用灯具から灯具前方へ向けて照射される光により、上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。その際、図6(a)は、ハイビーム用配光パターンPH2における付加配光パターンPBを示す図であり、図6(b)は、中間的配光パターンPM2における付加配光パターンPBmを示す図である。
図6(a)に示すハイビーム用配光パターンPH2は、上記実施形態の場合と同様、図示しない他の灯具ユニットからの照射光によって形成されるロービーム用配光パターンPLに対して、本変形例に係る車両用灯具からの照射光によって形成される付加配光パターンPBが付加されたものとなっている。
付加配光パターンPBは、2つの光源モジュール140A、140Bのレーザー光源24から出射したレーザー光をガルバノミラー130で反射させて波長変換素子26(図2参照)上において走査することによって形成される配光パターンである。
この付加配光パターンPBは、上記実施形態の付加配光パターンPAと略同じ大きさの配光パターンとして付加配光パターンPAと略同じ位置に形成されている。ただし、この付加配光パターンPBは、2つの配光パターンPB1、PB2の合成配光パターンとして形成されている。
配光パターンPB1は、光源モジュール140Aのレーザー光源24からの出射光によって形成される配光パターンであり、配光パターンPB2は、光源モジュール140Bのレーザー光源24からの出射光によって形成される配光パターンであって、いずれもV−V線を中心にして左右両側に細長く延びる配光パターンとして形成されている。その際、配光パターンPB1は、H−H線およびカットオフラインCL1、CL2を上下に跨ぐようにして形成されており、配光パターンPB2は、H−H線の上方において配光パターンPB1と部分的に重複するようにして形成されている。
図6(b)に示す中間的配光パターンPM2は、その付加配光パターンPBmがハイビーム用配光パターンPH2における付加配光パターンPBに対して一部が欠けた状態で形成される配光パターンである。
具体的には、この付加配光パターンPBmは、付加配光パターンPBに対して対向車2を含む矩形状の領域PBm1へ向かう光が欠落した配光パターンとなっている。この付加配光パターンPBmは、ガルバノミラー130のミラー本体132が揺動するのと同期して光源モジュール140Aのレーザー光源24の点消灯制御を行うことによって形成されるようになっている。
このような付加配光パターンPBmを形成することにより、車両用灯具からの照射光が対向車2に当たらないようにし、これにより対向車2のドライバーにグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射するようになっている。
そして、対向車2の位置が変化するのに伴って、光源モジュール140Aのレーザー光源24の点消灯制御のタイミングをずらして付加配光パターンPBmにおける領域PBm1の位置を移動させることにより、対向車2のドライバーにグレアを与えてしまわない範囲内でできるだけ前方走行路を幅広く照射する状態を維持するようになっている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
しかも本変形例においては、2つの光源モジュール140A、140Bを備えた構成となっているので、付加配光パターンPB、PBmを上記実施形態の付加配光パターンPA、PAmに対してその明るさが略倍増された配光パターンとして形成することができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図7は、本変形例に係る車両用灯具の要部を示す図であって、(a)は図3と同様の図、(b)はその平面図である。
本変形例に係る車両用灯具の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、本変形例においては上記実施形態のMEMSミラー30の代わりにポリゴンミラー230が反射制御部材として配置された構成となっている。また本変形例においては、4つの光源モジュール240A、240B、240C、240Dを備えた構成となっている。
ポリゴンミラー230は、鉛直面に沿って延びる複数のミラー面230aを備えており、光軸Axの右斜め後方において鉛直方向に延びる軸部材234に支持された状態で該軸部材234を中心にして水平方向に回転するようになっている。そして、このポリゴンミラー230は、その回転に伴って複数のミラー面230aのうちの1つが光軸Ax上に位置するようになっている。
各光源モジュール240A〜240Dの構成は、上記実施形態の光源モジュール40と同様である。
4つの光源モジュール240A〜240Dのうち、光源モジュール240Aは、上記実施形態の光源モジュール40と同様、光軸Axの左側方に配置されており、該光源モジュール240Aから平行光として出射したレーザー光を、光軸Ax上に位置するミラー面230aへ向けて水平方向に照射するようになっている。
2つ目の光源モジュール240Bは、光源モジュール240Aの上方近傍に配置されており、該光源モジュール240Aから平行光として出射したレーザー光を、光軸Ax上に位置するミラー面230aへ向けて斜め下向きに照射するようになっている。
3つ目の光源モジュール240Cは、光源モジュール240Aの後方近傍に配置されており、該光源モジュール240Aから平行光として出射したレーザー光を、光軸Ax上に位置するミラー面230aへ向けて斜め前向きに照射するようになっている。
4つ目の光源モジュール240Dは、光源モジュール240Aの前方近傍に配置されており、該光源モジュール240Dから平行光として出射したレーザー光を、光軸Ax上に位置するミラー面230aへ向けて斜め後ろ向きに照射するようになっている。
図8は、本変形例に係る車両用灯具から灯具前方へ向けて照射される光により、上記仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図であって、ハイビーム用配光パターンPH3における付加配光パターンPCを示す図である。
このハイビーム用配光パターンPH3は、上記実施形態の場合と同様、図示しない他の灯具ユニットからの照射光によって形成されるロービーム用配光パターンPLに対して、本変形例に係る車両用灯具からの照射光によって形成される付加配光パターンPCが付加されたものとなっている。
付加配光パターンPCは、4つの光源モジュール240A〜240Dのレーザー光源24から出射したレーザー光をポリゴンミラー230で反射させて波長変換素子26(図2参照)上において走査することによって形成される配光パターンである。
この付加配光パターンPBは、上記実施形態の付加配光パターンPAと略同じ大きさの配光パターンとして付加配光パターンPAと略同じ位置に形成されているが、この付加配光パターンPBは、4つの配光パターンPC1、PC2、PC3、PC4の合成配光パターンとして形成されている。
配光パターンPC1は、光源モジュール240Aのレーザー光源24からの出射光によって形成される配光パターンであり、配光パターンPC2は、光源モジュール240Bのレーザー光源24からの出射光によって形成される配光パターンであり、配光パターンPC3は、光源モジュール240Cのレーザー光源24からの出射光によって形成される配光パターンであり、配光パターンPC4は、光源モジュール240Dのレーザー光源24からの出射光によって形成される配光パターンである。
配光パターンPC1は、V−V線を中心にして左右両側に細長く延びる配光パターンとして形成されるとともに、H−H線およびカットオフラインCL1、CL2を上下に跨ぐようにして形成されている。
配光パターンPC2は、配光パターンPC1を上方向に平行移動させた配光パターンとして形成されており、その下端部が配光パターンPC1と重複している。
配光パターンPC3は、配光パターンPC1を左方向に平行移動させた配光パターンとして形成されており、その大半が配光パターンPC1と重複している。
配光パターンPC4は、配光パターンPC1を右方向に平行移動させた配光パターンとして形成されており、その大半が配光パターンPC1と重複している。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
しかも本変形例においては、4つの光源モジュール240A〜240Dを備えた構成となっているので、付加配光パターンPBを上記実施形態の付加配光パターンPAに対してその中心領域の明るさが大幅に増大された配光パターンとして形成することができる。
また本変形例のように、反射制御部材を回転式のポリゴンミラー230で構成することにより、レーザー光照射による反射制御部材の劣化を抑制することができる。また、このポリゴンミラー230においては、各ミラー面230aのサイズを比較的大きく確保することができるので、4つの光源モジュール240A〜240Dが配置されているにもかかわらず、そのレーザー光源24からの出射光の反射制御を比較的容易に行うことができる。
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
図9は、本変形例に係る車両用灯具310を示す、図2と同様の図である。
本変形例に係る車両用灯具10の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、本変形例においてはレーザー光源ユニット320の構成が上記実施形態のレーザー光源ユニット20と一部異なっている。
すなわち、本変形例のレーザー光源ユニット320においては、MEMSミラー30で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更する光路変更部材として、上記実施形態の集光レンズ28の代わりにリフレクタ328が配置された構成となっている。
このリフレクタ328は、光軸Axを中心とする環状部材として構成されており、その前端縁は波長変換素子26の外周縁近傍に位置しており、この後端縁はMEMSミラー30よりも灯具前方側に位置している。
そして、このリフレクタ328の反射面328aは、光軸Axを長軸とする回転楕円面に近い表面形状を有しており、MEMSミラー30で反射したレーザー光のうち波長変換素子26から外れる方向へ向かう光を光軸Ax寄りの方向へ反射させて波長変換素子26に入射させるようになっている。
これにより、本変形例のレーザー光源ユニット320においては、MEMSミラー30で反射したレーザー光を、直射光またはリフレクタ328からの反射光として波長変換素子26に入射させ、この波長変換素子26を介して投影レンズ12に入射させるようになっている。
本変形例においては、リフレクタ328の存在によって波長変換素子26からの出射光を投影レンズ12に対して効率良く入射させることが可能となり、これにより光源光束の利用効率を高めることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
2 対向車
10、310 車両用灯具
12 投影レンズ(配光制御部材)
14 レンズホルダ
16 ベース部材
20、320 レーザー光源ユニット
22 筐体
24 レーザー光源
26 波長変換素子
28 集光レンズ
30 MEMSミラー(反射制御部材)
32、132 ミラー本体
34A 内側可動体
34B 外側可動体
36 固定フレーム
38A、38B 梁
40、140A、140B、240A、240B、240C、240D 光源モジュール
42 集光レンズ(光路変更部材)
44 鏡筒
50A、50B 永久磁石
130 ガルバノミラー(反射制御部材)
134、234 軸部材
230 ポリゴンミラー(反射制御部材)
230a ミラー面
328 リフレクタ
328a 反射面
Ax 光軸
CL1 下段カットオフライン
CL2 上段カットオフライン
E エルボ点
F 後側焦点
L ランベルト面
PA、PAm、PB、PBm、PC 付加配光パターン
PAm1、PBm1 矩形状の領域
PB1、PB2、PC1、PC2、PC3、PC4 配光パターン
PH1、PH2、PH3 ハイビーム用配光パターン
PL ロービーム用配光パターン
PM1、PM2 中間的配光パターン

Claims (5)

  1. レーザー光源から出射したレーザー光を波長変換素子に入射させることにより白色光を生成して出射させるように構成されたレーザー光源ユニットと、このレーザー光源ユニットからの出射光を制御して所要の配光パターンを形成するように構成された配光制御部材と、を備えた車両用灯具において、
    上記レーザー光源ユニットは、上記レーザー光源から出射したレーザー光を反射させて上記波長変換素子上において走査する反射制御部材を備えており、
    上記反射制御部材と上記波長変換素子との間に、上記反射制御部材で反射したレーザー光の少なくとも一部の光路を変更する光路変更部材が配置されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記光路変更部材は、上記反射制御部材で反射したレーザー光の少なくとも一部を上記波長変換素子に対して垂直に入射させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記レーザー光源ユニットは複数の上記レーザー光源を備えている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 上記反射制御部材は揺動ミラーによって構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用灯具。
  5. 上記反射制御部材はポリゴンミラーによって構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用灯具。
JP2018187164A 2018-10-02 2018-10-02 車両用灯具 Pending JP2020057511A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018187164A JP2020057511A (ja) 2018-10-02 2018-10-02 車両用灯具
PCT/JP2019/036195 WO2020071096A1 (ja) 2018-10-02 2019-09-13 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018187164A JP2020057511A (ja) 2018-10-02 2018-10-02 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020057511A true JP2020057511A (ja) 2020-04-09

Family

ID=70055915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018187164A Pending JP2020057511A (ja) 2018-10-02 2018-10-02 車両用灯具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020057511A (ja)
WO (1) WO2020071096A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022014532A1 (ja) 2020-07-15 2022-01-20 株式会社小糸製作所 光反射装置、センサ装置、および照明装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN217004310U (zh) * 2022-01-12 2022-07-19 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 激光光源装置及照明系统

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6659392B2 (ja) * 2016-02-08 2020-03-04 シャープ株式会社 照明装置
JP6791644B2 (ja) * 2016-03-24 2020-11-25 株式会社小糸製作所 車両用前照灯
JP6684674B2 (ja) * 2016-07-21 2020-04-22 スタンレー電気株式会社 車両用灯具及びその駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022014532A1 (ja) 2020-07-15 2022-01-20 株式会社小糸製作所 光反射装置、センサ装置、および照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020071096A1 (ja) 2020-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5133861B2 (ja) 車両用照明灯具
EP2487407B1 (en) Vehicle lighting device
JP5133862B2 (ja) 車両用照明灯具
JP6951076B2 (ja) 光学ユニット
JP2007109493A (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP2007080605A (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP2016039021A (ja) 車両用灯具
JP2015115276A (ja) 車両用灯具
JP2016039020A (ja) 車両用灯具
JP7289388B2 (ja) 光学ユニット
JP6448306B2 (ja) 車両用灯具
JP2010140663A (ja) 車両用照明灯具
JP4339153B2 (ja) 車両用灯具ユニット
JP2009032566A (ja) 車両用灯具の光源ユニット
JP6538515B2 (ja) 車両用灯具
WO2020071096A1 (ja) 車両用灯具
JP6415242B2 (ja) 車両用灯具
WO2018216439A1 (ja) 車両用灯具
JP5865041B2 (ja) 車両用照明灯具
JP6712204B2 (ja) 車両用灯具
JP2019021543A (ja) 車両用灯具
JP2019032961A (ja) 車両用灯具
JP2015095295A (ja) 車両用灯具
JP2018177090A (ja) 光学ユニット
JP6266332B2 (ja) 車両用灯具