JP2020056257A - 部屋構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能な部屋構造を提供することを目的とする。【解決手段】物干しスペース23が設けられた部屋20構造が、物干しスペース23と、物干しスペース23の長さ方向一端部に隣接して設けられた第一収納スペース22と、物干しスペース23の長さ方向他端部に隣接して設けられた第二収納スペース24と、を備えており、物干しスペース23に隣接する第一収納スペース22及び第二収納スペース24は、物干しスペース23に対して建具を介さずに連通しており、物干しスペース23の天井23bには、物干し装置30が取り付けられ、物干し装置30は、少なくとも物干しスペース23の長さ方向一端部近傍から他端部近傍までの長さに設定され、かつ被吊下物が吊り下げられる吊り下げ部31を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、部屋構造に関する。
従来、住宅等の建物において洗濯物を干す際には、ベランダ等の屋外に設置された物干し竿が使用されている。また、雨や雪などの悪天候の場合や、住人が仕事等により長時間不在となる場合には、洗濯物を室内に干すことがある。特に、共働きの夫婦にあっては、日中は家に不在となることが多いため、室内干しをする頻度が高い傾向にある。
特許文献1には、物干し装置が設けられている室内物干し空間に、乾いた洗濯物を収納可能な収納スペースのある居室とベランダとが隣接配置されており、ベランダ又は室内物干し空間に洗濯物を干してから居室に収納するまでの作業を効率的に行うことを可能とした構成が開示されている。
特開2017−198030号公報
ところで、衣類や洗濯が可能なその他多くの布製品に関しては、洗濯し、ベランダや室内物干し空間で干して乾燥させ、所定の収納スペースに収納する日常的な作業と、衣替えと呼ばれる季節に応じた作業が行われる。また、衣類や布製品だけでなく、身に着ける小物類を始めとする様々な物品の入れ替え作業も定期的又は不定期に行われる。
しかしながら、上述した従来の建物においては、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことを可能とした構成については開示されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能な部屋構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図14に示すように、物干しスペース23が設けられた部屋20構造において、
前記物干しスペース23と、前記物干しスペース23の長さ方向一端部に隣接して設けられた第一収納スペース22と、前記物干しスペース23の長さ方向他端部に隣接して設けられた第二収納スペース24と、を備えており、
前記物干しスペース23に隣接する前記第一収納スペース22及び前記第二収納スペース24は、前記物干しスペース23に対して建具を介さずに連通しており、
前記物干しスペース23の天井23bには、物干し装置30(40,50,60,70)が取り付けられ、
前記物干し装置30(40,50,60,70)は、少なくとも前記物干しスペース23の長さ方向一端部に隣接する前記第一収納スペース22の境界部分B2の近傍から前記物干しスペース23の長さ方向他端部に隣接する前記第二収納スペース24の近傍までの長さに設定され、かつ被吊下物が吊り下げられる吊り下げ部31(41,51,61,71)を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、物干しスペース23に隣接する第一収納スペース22及び第二収納スペース24は、物干しスペース23に対して建具を介さずに連通しているので、物干しスペース23からは、第一収納スペース22と第二収納スペース24に対して行き来がしやすい。
物干し装置30(40,50,60,70)は、少なくとも物干しスペース23の長さ方向一端部に隣接する第一収納スペース22の境界部分B2の近傍から物干しスペース23の長さ方向他端部に隣接する第二収納スペース24の近傍までの長さに設定され、かつ被吊下物が吊り下げられる吊り下げ部31(41,51,61,71)を有するので、物干しスペース23内の広い範囲に被吊下物(洗濯物など)を干すことができる。さらに、被吊下物である洗濯物が乾燥した後は、洗濯物をまとめて吊り下げ部31(41,51,61,71)に沿って移動させれば、洗濯物を第一収納スペース22にも第二収納スペース24にも収納しやすい。
これにより、例えば、第一収納スペース22と第二収納スペース24のうち一方を普段使いのクローゼットとし、他方を普段使いではない収納部(例えばロフト、納戸、保管室等)とすれば、日常的には洗濯物を第一収納スペース22に収納しやすく、例えば衣替えなど非日常的な作業時には衣類を始めとする様々な物品を第二収納スペース24に収納しやすいし、第一収納スペース22と第二収納スペース24との間で、衣類を始めとする様々な物品を入れ替える作業もしやすい。したがって、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図5,図11に示すように、請求項1に記載の部屋20構造において、
前記物干しスペース23は、当該物干しスペース23の長さ方向の片側に、窓29が形成された外壁1b(1b2)に隣接するようにして配置されており、
前記物干し装置30(40,50,60,70)における前記吊り下げ部31(41,51,61,71)は、前記窓29の幅方向に沿って配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、物干しスペース23は、当該物干しスペース23の長さ方向の片側に、窓29が形成された外壁1b(1b2)に隣接するようにして配置されているので、窓から物干しスペース23の広い範囲に亘って採光しやすい。さらに、物干し装置30(40,50,60,70)における吊り下げ部31(41,51,61,71)は、窓29の幅方向に沿って配置されているので、洗濯物などの被吊下物に日が当たりやすく、洗濯物が乾きやすくなる。
請求項3に記載の発明は、例えば図3〜図11に示すように、請求項1又は2に記載の部屋20構造において、
前記第二収納スペース24は、前記物干しスペース23よりも上方の高さ位置に設けられたロフトとされており、
前記物干しスペース23の天井23bの高さ位置と、前記第二収納スペース24の天井24cの高さ位置は略等しく設定され、これら天井23b,24cは面一の状態になっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第二収納スペース24は、物干しスペース23よりも上方の高さ位置に設けられたロフトとされているので、衣類を始めとする様々な物品である被吊下物を収納保管しておくのに好適である。
さらに、物干しスペース23の天井23bの高さ位置と、第二収納スペース24の天井24cの高さ位置は略等しく設定され、これら天井23b,24cは面一の状態になっているので、物干し装置30(40,50,60,70)から第二収納スペース24への衣類などの収納を容易に行うことができる。すなわち、例えば吊り下げ部31(41,51,61,71)に吊り下げられた衣類などを、第二収納スペース24内にいる人に受け渡すようにしたり、例えば吊り下げ部31(41,51,61,71)の長さを長くして第二収納スペース24内まで到達するようにしたりすることで、物干し装置30(40,50,60,70)から第二収納スペース24への衣類などの移動がしやすい。そのため、物干し装置30(40,50,60,70)から第二収納スペース24への衣類などの収納を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図11に示すように、請求項3に記載の部屋20構造において、
前記物干し装置40における前記吊り下げ部41は、前記物干しスペース23の長さ方向一端部に隣接する前記第一収納スペース22の境界部分B2の近傍から前記第二収納スペース24の内部までの長さに設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、物干し装置40における吊り下げ部41は、物干しスペース23の長さ方向一端部に隣接する第一収納スペース22の境界部分B2の近傍から第二収納スペース24の内部までの長さに設定されているので、物干し装置40から第二収納スペース24への衣類などの移動がしやすくなり、物干し装置40から第二収納スペース24への衣類などの収納を容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図4〜図11に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の部屋20構造において、
前記物干しスペース23の長さ方向一端部には作業台23aが設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、物干しスペース23の長さ方向一端部には作業台23aが設けられているので、この作業台23aは、物干しスペース23と第一収納スペース22との中継地点として機能することとなる。そのため、物干しスペース23と第一収納スペース22との間で衣類などの物品を移動させる際の作業が行いやすくなる。
さらに、洗濯物などの被吊下物を物干し装置30(40,50,60)に干す場合にも作業台23aを利用できるので効率的な作業が可能となる。
請求項6に記載の発明は、例えば図12〜図14に示すように、請求項1〜5のいずれか一項に記載の部屋20構造において、
前記物干し装置50,60,70における前記吊り下げ部51,61,71は、前記物干しスペース23の長さ方向に沿って長尺に形成されたレール51a,61a,71aと、ハンガーHや物干し器具等が引っ掛けられて前記レール51a,61a,71aの長さ方向に沿って移動する複数のハンガーランナー51b,61b,71bと、を備えており、
前記物干し装置50,60,70は、電気を駆動源とし、前記複数のハンガーランナー51b,61b,71bを前記レール51a,61a,71aに沿って走行させる駆動部53,73を更に有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、物干し装置50,60,70が、電気を駆動源とし、複数のハンガーランナー51b,61b,71bをレール51a,61a,71aに沿って走行させる駆動部53,73を有するので、複数のハンガーランナー51b,61b,71bに引っ掛けられたハンガーHや物干し器具を、衣類を掛けた状態で、レール51a,61a,71aに沿って電動で走行させることができる。これにより、洗濯物を干す場合や、衣類を第一収納スペース22や第二収納スペース24に収納する場合にも、ハンガーHや物干し器具に掛けられた衣類を容易に移動させることができる。
本発明によれば、物干しスペースと、第一収納スペースと、第二収納スペースと、物干し装置を利用して、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能となる。
住宅を示す正面図である。 住宅を示す右側面図である。 図2に示す住宅のIII−III線断面図である。 図1に示す住宅のIV−IV線断面図である。 メインスペース及びウォークインクローゼットを南側から見た場合の断面図である。 ウォークインクローゼットから物干しスペースを見た場合の斜視図である。 ウォークインクローゼット及び物干しスペースを西側から見た場合の断面図である。 物干しスペース及びロフトを北側から見た場合の断面図である。 メインスペース及び物干しスペースを西側から見た場合の断面図である。 メインスペース及び物干しスペースを東側から見た場合の断面図である。 物干し装置の変形例を示す図である。 物干し装置の変形例を示す図である。 物干し装置の変形例を示す図である。 物干し装置の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
図1〜図4において符号1は住宅を示す。この住宅1は、一階床2と、一階床2よりも高い位置に設けられた第一スキップ床3と、二階床4と、二階床4よりも高い位置に設けられた第二スキップ床5と、第二スキップ床5よりも高い位置に設けられた第三スキップ床6と、を備えて複数層に構築されている。
各床2〜6上のそれぞれには、居室となる部屋(例えばリビング、ダイニング、寝室、子供部屋等)や、所定の機能が付与された部屋(例えば玄関、廊下、キッチン、浴室、トイレ、洗面所、収納室等)が適宜設けられる。さらに、第二スキップ床5と略等しい高さ位置に床7aが配置されたバルコニー7が、住宅1の正面に設けられている。また、バルコニー7の上方には、屋根の軒先部12が位置している。
また、この住宅1の正面には、前後方向にずれて配置された第一正面外壁1aと、第二正面外壁1bと、バルコニー正面外壁1cと、袖壁1dと、が設けられている。
第一正面外壁1aは、住宅1正面における左側に、上下階に亘って設けられており、第二正面外壁1b、バルコニー正面外壁1c、袖壁1dの前端面よりも前方に位置している。また、左側に寄った位置には、上下方向に長く形成された矩形の窓が設けられている。
第二正面外壁1bは、バルコニー7の床7aよりも下方に位置し、かつ大部分に窓が設けられた第一壁1b1と、バルコニー7の床7aよりも上方に位置する第二壁1b2と、を備えている。さらに、第二正面外壁1bにおける第一壁1b1及び第二壁1b2は、住宅1正面における中央から右側にかけて設けられており、第一正面外壁1a、バルコニー正面外壁1c、袖壁1dの前端面よりも後方に位置している。
バルコニー正面外壁1cは、第二正面外壁1bにおける第二壁1b2の前方に間隔をあけて配置された手摺壁7bの正面部分であり、住宅1正面における中央から、住宅1の右側面よりも右側に張り出して設けられている。さらに、このバルコニー正面外壁1cは、第一正面外壁1aよりも後方に位置し、第二正面外壁1b及び袖壁1dの前端面よりも前方に位置している。
袖壁1dの前端面は、第二正面外壁1bにおける第一壁1b1の右側端部から前方に突出して設けられており、第一正面外壁1a及びバルコニー正面外壁1cよりも後方に位置し、第二正面外壁1bよりも前方に位置している。
図3は、図2におけるIII−III線断面図であり、第一正面外壁1aの室内側には、一階床2上に設けられた低天井収納室10と、第一スキップ床3上に設けられた部屋11と、第三スキップ床6上に設けられたロフト24と、が設けられている。
低天井収納室10及びロフト24の天井高は、0.8m〜1.4mの範囲で適宜変更可能である。この0.8m〜1.4mの天井高とは、人が低天井収納室及びロフト24に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保するための高さ範囲であり、かつ、このように天井高を必要最小限に抑えることで、住宅1の高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照減少等の影響を極力少なくすることができる高さ範囲である。
一方、部屋11の天井高は、建築基準法に基づく一般的な天井高に設定されており、本実施形態においては例えば2.1m以上とされている。なお、当該第一スキップ床3上の部屋11は、一階床2と二階床4とを接続する階段8の途中に、第一スキップ床3と略等しい高さ位置に設けられた踊り場8aから出入りすることができる。
なお、第二正面外壁1bにおける第一壁1b1の室内側には、リビングとなる部屋13が設けられている(図8参照。)。この部屋13は、一階床2と第二スキップ床5との間に設けられるものであり、その天井高は、上記の部屋11よりも高くなるように設定されている。すなわち、この住宅1のリビングとなる部屋13は、他の部屋よりも高天井に設定された部屋となっており、高天井空間を好む居住者にとって居心地が良くなっている。
図4は、図1におけるIV−IV線断面図であり、住宅1の二階から上の間取りを表している。住宅1の二階には、階段8の下り口から続く廊下や複数の部屋が適宜設けられている。また、住宅1の二階には、二階床4と第二スキップ床5とを接続する数段の階段9が設けられている。
第二スキップ床5上には、主寝室として機能する部屋20が設けられており、階段9を上った先には、部屋20前の踊り場(ランディングとも言う)9aがある。当該踊り場9aと部屋20との間の壁20bには、図4,図5に示すように、引き戸又は開き戸付きの出入口20aが形成されている。
第二スキップ床5上の主寝室として機能する部屋20は、図4〜図10に示すように、メインスペース21と、第一収納スペースとしてのウォークインクローゼット22と、物干しスペース23と、第二収納スペースとしての上記のロフト24と、を備えている。
なお、図4中における一点鎖線B1,B2は、メインスペース21と物干しスペース23との境界(境界B1)、ウォークインクローゼット22と物干しスペース23との境界(境界B2)をそれぞれ示している。
メインスペース21は、部屋20を主寝室として機能させるためのベッドなどの寝具が設置されるスペースであり、部屋20において最も広い専有面積に設置されている。また、このメインスペース21は、出入口20aを開放した場合に、踊り場9aと連通する空間となっている。
ウォークインクローゼット22は、衣類や洗濯が可能なその他多くの布製品(タオル、ハンカチ、シーツ、毛布、布団等々)、身に着ける小物類(帽子、メガネ、バッグ)を始め、様々な物品(被吊下物)を収納できるスペースである。物干しスペース23又はバルコニー7で乾燥させられた衣類などの洗濯物(被吊下物)を収納する作業(日常的な作業)を行うスペースとなっている。なお、ウォークインクローゼット22では、乾燥させられた衣類などを畳む作業が行われてもよい。
このウォークインクローゼット22は、メインスペース21の東側に配置されており、仕切壁25によってメインスペース21と仕切られている。
仕切壁25は、東西方向よりも南北方向に長く形成されており、メインスペース21とウォークインクローゼット22との間に配置されている。なお、この仕切壁25は、部屋20の北側20bの壁から、物干しスペース23との境界を示す一点鎖線B1,B2までの幅寸法に設定されている。
また、仕切壁25は、図5に示すように、第二スキップ床5から部屋20の天井(メインスペース21の天井21b又はウォークインクローゼット22の天井の天井22a)までの高さに設定され、メインスペース21とウォークインクローゼット22とを高さ方向においても仕切っている状態となっているが、これに限られるものではなく、ウォークインクローゼット22の天井22aの高さ位置よりも高さ寸法を低くすることで、仕切壁25と天井22aとの間に隙間が形成されるようにしてもよい。
この仕切壁25のうち、部屋20の出入口20a側端部には、図4,図9に示すように、メインスペース21とウォークインクローゼット22とを連通する出入口25aが形成されており、出入口25aには、当該出入口25aを開閉する引戸25bが設けられている。
引戸25bは、図6に示すように、ウォークインクローゼット22側の面が、例えば鏡によって構成されるなどして姿見として機能している。
なお、ウォークインクローゼット22は、居住者が内部に歩いて立ち入ることが想定されたクローゼットであるが、このウォークインクローゼット22に替えて、居住者が内部に歩いて立ち入らないことが想定された単なるクローゼットが部屋20に設けられるものとしてもよい。この場合、部屋20に対するクローゼットの専有面積を小さくすることができるので、その分、メインスペース21の面積を大きくして居住性を高めるようにしてもよい。
部屋20における東側の壁20cのうちウォークインクローゼット22の壁を構成する部位の物干しスペース23側の端部には、仕切壁25側に突出する袖壁26が設けられている。袖壁26における物干しスペース23側の面と、仕切壁25における物干しスペース23側の面は、ウォークインクローゼット22と物干しスペース23との境界を示す一点鎖線B2の延長線上に位置している。
そして、袖壁26の突出方向側端面と仕切壁25の側面との間が、ウォークインクローゼット22と物干しスペース23との間の出入口となっている。
なお、袖壁26と第二正面外壁1bにおける第二壁1b2との間には、図6〜図8に示すように、作業台23aと、棚23cと、ハンガーパイプ23dと、が架け渡されるようにして設けられている。
作業台23aは、例えば第二スキップ床5から600〜800mm程度の、比較的低い高さ位置に設けられており、棚23cは、作業台23aの上方であって、かつ物干しスペース23の天井23b近傍に上下2段で設けられている。ハンガーパイプ23dは、下段の棚23cの直下であって、かつ作業台23aよりも下段の棚23cに近くなるような高さに設けられている。
作業台23aとハンガーパイプ23dとの間隔は、例えばハンガーパイプ23dに、衣類等を吊るしたハンガーを引っ掛けても衣類等の下端部が作業台23aに達しない、又は達しにくい寸法に設定されているものとする。
作業台23aの下側や棚23cの上には、例えば洗濯物(被吊下物)を干す際に使用される種々の道具を収納しておくことができる。
図5〜図7に示すように、袖壁26と部屋20の北側の壁20bとの間には、棚板27及びハンガーパイプ28が架け渡されて設けられている。
棚板27は、図6に示すように、ウォークインクローゼット22東側の壁(部屋20の東側の壁20c)から前方に突出して設けられ、かつ、壁(壁20c)側の基端部から突出方向側端部にかけて厚み寸法が一定に設定されたものである。当該棚板27の突出方向側端部は、当該突出方向側端部の前端面における幅方向に沿って形成された溝部27aと、溝部27aの下側に位置し、前端部に、上方に突出してハンガーHが引っ掛けられる下側突出片27bと、溝部27aの上側に位置する上側突出片27cと、を備えて略凹型に形成されている。
なお、下側突出片27bの先端は上方に突出しており、ハンガーHや物干し器具が引っ掛けられた場合の引掛部として機能する。そのため、下側突出片27bは、ハンガーH等に吊るされる衣類等の重みに十分に耐えられるように補強されている。
ハンガーパイプ28は、棚板27の下方に間隔を空けて配置されており、ハンガーHや物干し器具が引っ掛けられる。
物干しスペース23は、図6〜図10に示すように、当該物干しスペース23に設置された物干し装置30に対し、洗濯した衣類などの洗濯物(被吊下物)を乾燥させるために干す作業(日常的な作業)を行うためのスペースである。なお、物干しスペース23では、例えば作業台23aで、乾燥させられた衣類などを畳む作業が行われてもよい。
また、この物干しスペース23は、南北方向よりも東西方向に長くなるように形成されている。換言すれば、物干しスペース23は東西方向に長いため、南側に面する面積が広くなっている。
さらに、物干しスペース23は、メインスペース21とウォークインクローゼット22双方の南側に配置されており、これらメインスペース21及びウォークインクローゼット22に対し、建具を介さずに連通している。つまり、メインスペース21とウォークインクローゼット22は、物干しスペース23に向かって開口しており、その開口部には、建具が設けられていない状態となっている。
物干しスペース23の南側には、第二正面外壁1bにおける第二壁1b2が設けられており、当該第二壁1b2には、物干しスペース23とバルコニー7とを往来可能に連通する掃き出し窓29が設けられている。
この掃き出し窓29は、透光性及び透視性を有する三枚の窓障子があり、二枚の窓障子分の開口を形成できる三連窓とされている。なお、この掃き出し窓29の幅寸法(東西方向の寸法)は、第二壁1b2の幅寸法の半分以上を占めるように設定されており、物干しスペース23に太陽光を多く取り込むことができるようになっている。つまり、物干しスペース23は、上述のように南側に面する面積が広くなっているため、本実施形態の掃き出し窓29のような幅の広い窓を設けることができるようになっており、その結果、太陽光を、物干しスペース23に対して広い範囲で差し込ませることが可能となっている。
また、掃き出し窓29を介して物干しスペース23と隣り合うバルコニー7は、物干しスペース23と同様に、洗濯した衣類などの洗濯物を乾燥させるために干す作業(日常的な作業)を行うことができる。特に、洗濯物の量が多い場合には、バルコニー7にも物干しスペース23にも洗濯物を干すことができるので好ましい。また、バルコニー7の上方には、屋根の軒先部12が位置しているので、突然の雨でも洗濯物が濡れにくい。
ロフト24は、物干しスペース23の西側に位置し、上述のように第三スキップ床6上に設けられている。ロフト24の物干しスペース23側には、ロフト24と物干しスペース23とを往来可能に連通する出入口としての開口部24aが形成されている。当該開口部24aには建具が設けられておらず、常に開放された状態となっている。また、開口部24aの下縁には框材24bが設けられている。
このロフト24は、第一スキップ床3上に設けられた部屋11の上方に位置することで、物干しスペース23よりも半階上がった状態となっている。また、このロフト24の天井24cの高さ位置と、物干しスペース23の天井23bの高さ位置は略等しく設定されており、かつ、これらの天井24c,23bは面一の状態になっている。なお、本実施形態においては、ウォークインクローゼット22の天井22aの高さ位置も、ロフト24及び物干しスペース23の天井24c,23bの高さ位置と略等しく設定され、面一の状態となっているものとする。メインスペース21の天井21bは、ウォークインクローゼット22の天井22a、物干しスペース23の天井23b、ロフト24の天井24cよりも高い位置に設けられている。
ロフト24は、低天井収納部として機能するスペースであり、衣類や洗濯が可能なその他多くの布製品、身に着ける小物類を始め、様々なものを収納できるようになっている。特に、ウォークインクローゼット22内に収納された衣類などの衣替え(季節に応じた作業)や物品の入れ替え作業を行った際に、使用しない衣類などが収納されるスペースとして機能する。反対に、ウォークインクローゼット22には、衣替えや物品の入れ替え作業を行った際に、これから使用する衣類などが収納されることになる。すなわち、衣替えや物品の入れ替え作業の際は、ロフト24とウォークインクローゼット22との間で、衣類を始めとする収納物の入れ替えが行われることになる。
なお、ロフト24の床を構成する第三スキップ床6上は、昇降空間S2に立ったまま作業する場合の作業台として利用することができる。
なお、部屋20のうち、ウォークインクローゼット22の天井高と、物干しスペース23の天井高と、ロフト24の天井高は等しく設定されている。
これに対して、メインスペース21の天井高は、ウォークインクローゼット22等の天井高よりも高く設定されている。また、メインスペース21における物干しスペース23側の壁には、図9,図10に示すように、物干しスペース23の天井23bの高さ位置と略等しい高さ位置に、北側の壁20b側に突出する突出部21aが設けられている。
物干しスペース23に設置される物干し装置30は、図8〜図10に示すように、洗濯物を干すハンガーなどの物干し用器具が吊り下げられる吊り下げ部31と、物干しスペース23の天井23bに取り付けられて吊り下げ部31を支持する支持部32と、を備える。
本実施形態における吊り下げ部31は、長尺棒状に形成された所謂物干し竿であり、物干しスペース23の天井23bよりも下方に配置されている。
本実施形態における支持部32は、物干しスペース23の天井23bに、下方に吊り下がるようにして設けられた支持装置である。支持部32の下端部には、物干し竿である吊り下げ部31の端部を受ける環状の受部が設けられている。
物干し装置30について、より詳細に説明すると、吊り下げ部31の長さは、物干しスペース23の長さ寸法(東西方向の長さ寸法)よりも短く、掃き出し窓29の幅寸法と略等しく設定されている。
また、吊り下げ部31の長さ方向一端部は、作業台23aの前の作業空間S1における上方に位置しており、長さ方向他端部は、ロフト24の開口部24a前の昇降空間S2における上方に位置している。
より詳細に説明すると、作業台23aの前端部付近から仕切壁25の軸心における延長線上(図4中、一点鎖線で示す。)までの長さが、住宅1を建築する際の基準寸法(モジュール)と略等しく設定されており、物干しスペース23における作業空間S1の東西方向の長さが、この基準寸法と略等しい。昇降空間S2も同様に、ロフト24側端部からの長さが上記の基準寸法と略等しく設定されている。そして、吊り下げ部31の長さ方向一端部は、作業空間S1内のうち仕切壁25の軸心における延長線上の付近に位置しており、吊り下げ部31の長さ方向他端部は、昇降空間S2内のうち物干しスペース23中央寄りに位置している。
ここで、基準寸法は、本実施形態においては910mmに設定されているが、これに限られるものではなく、例えば1000mmでもよいし、その他の寸法でもよい。住宅1は、この基準寸法に基づいて建築されている。
支持部32は、吊り下げ部31の長さ方向両端部をそれぞれ支持できるように、物干しスペース23の天井23bのうち、作業空間S1の上方に位置する部位と、昇降空間S2の上方に位置する部位のそれぞれに取り付けられている。
また、支持部32の下端部は、掃き出し窓29の上端部よりも下方に位置している。そのため、吊り下げ部31の端部を受ける受部も、掃き出し窓29の上端部よりも下方に位置している。つまり、本実施形態においては、吊り下げ部31の高さ位置も、掃き出し窓29の上端部よりも下方に位置していることとなる。
ただし、吊り下げ部31の高さ位置については、支持部32の長さ寸法に応じて適宜変更される。また、例えば支持部32が長さ調整可能に形成されているものであれば、これに合わせて吊り下げ部31の高さ位置も調整が可能となる。
続いて、以上のように構成された部屋20及びロフト24で作業(日常的な作業、季節に応じた作業、物品の入れ替え作業)を行う場合の手順について説明する。なお、以下で説明する手順は、あくまでも一例であって、順番を変更できる作業については適宜変更可能である。
日常的な作業を行うにあたって作業者は、衣類などの洗濯物を洗濯した後に、まず、濡れている洗濯物を物干しスペース23に持って来て、作業空間S1にて洗濯物をハンガーや物干し器具に掛ける。その際、作業台23aやハンガーパイプ23dを適宜利用する。ウォークインクローゼット22の棚板27における下側突出片27bやハンガーパイプ28を利用してもよい。
続いて、ハンガーや物干し器具に掛けられた洗濯物を、物干し装置30における吊り下げ部31に引っ掛けて吊り下げる。全ての洗濯物を同様の作業で吊り下げ部31に引っ掛けて吊り下げるようにする場合、ハンガーや物干し器具に掛けられた洗濯物を、吊り下げ部31の長さ方向に沿って手の届く範囲でスライド移動させ、順次ロフト24側へと送るようにすれば、作業者は、作業空間S1から動かずに済むので効率が良い。
続いて、作業者は、吊り下げ部31に引っ掛けられて吊り下げられた洗濯物を、吊り下げ部31の長さ方向に間隔を空けて配置する。
なお、洗濯物の量が多い場合には、吊り下げ部31に引っ掛けられて吊り下げられた洗濯物を、掃き出し窓29を通じてバルコニー7に持って行き、バルコニー7で物干し作業を行うようにしてもよい。そして、バルコニー7に干しきれなかった洗濯物を、吊り下げ部31に引っ掛けて吊り下げ、吊り下げ部31の長さ方向に間隔を空けて配置する。
洗濯物が乾いた後は、吊り下げ部31の長さ方向に間隔を空けて配置された洗濯物を、吊り下げ部31の長さ方向に沿ってロフト24側から作業空間S1側までスライド移動させる。作業者は、作業空間S1側に集められた洗濯物を、作業台23aで畳む作業を行うか、ウォークインクローゼット22内に持ち込んで畳む作業を行う。その際、ハンガーパイプ23dや、ウォークインクローゼット22の棚板27における下側突出片27bやハンガーパイプ28を利用してもよい。そして、ウォークインクローゼット22内の収納スペースに収納する。
なお、バルコニー7で干した洗濯物がある場合は、吊り下げ部31を空けた後に、掃き出し窓29を通じて洗濯物をバルコニー7から吊り下げ部31へと一旦移動させてから、作業空間S1側までスライド移動させるようにする。その後、作業者は、作業台23a又はウォークインクローゼット22で畳む作業を行う。
以上のようにして部屋20で日常的な作業を行うことができる。
次に、季節に応じた作業や物品の入れ替え作業を行うにあたって作業者は、まず、ウォークインクローゼット22に収納された衣類や布製品、小物類を始めとする様々な物品のうち、ロフト24に収納する物品(以下、収納物品)を、作業台23aに置いたり、吊り下げ部31に吊り下げたりする。
続いて、吊り下げ部31に吊り下げることのできる収納物品を、吊り下げ部31のロフト24側端部までスライド移動させる。
また、吊り下げ部31に吊り下げることのできない収納物品は、ひとまず作業台23aに置いたままとしてもよいし、ロフト24の近傍まで運んでもよい。なお、本実施形態においては、ロフト24の近傍まで運ぶものとする。
続いて、収納物品をロフト24内に移動させ、作業者は、昇降空間S2からロフト24内に移動する。ロフト24内では、収納物品とロフト24内に収納された物品(以下、取り出し物品)の入れ替えを行う。すなわち、取り出し物品を、ロフト24内の収納スペースから取り出し、収納物品を、ロフト24内の収納スペースに収納する。
収納スペースから取り出された取り出し物品は、ロフト24の開口部24a付近に一旦置くか、吊り下げ部31に吊り下げることのできるものは、吊り下げ部31のロフト24側端部に吊り下げるようにする。
続いて、吊り下げ部31に吊り下げることのできる取り出し物品を、吊り下げ部31のウォークインクローゼット22側端部までスライド移動させる。
また、吊り下げ部31に吊り下げることのできない取り出し物品は、ひとまずロフト24の開口部24a付近に置いたままとしてもよいし、ウォークインクローゼット22の近傍まで運んでもよい。なお、本実施形態においては、ウォークインクローゼット22の近傍まで運ぶものとする。
続いて、取り出し物品を、ウォークインクローゼット22内に移動させ、取り出し物品を、ウォークインクローゼット22内の収納スペースに収納する。
以上のようにして部屋20及びロフト24で季節に応じた作業や物品の入れ替え作業を行うことができる。
日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を行うにあたって、物干しスペース23、特に作業空間S1は、作業の流れの要所となっている。そのため、作業空間S1には、作業時における使い勝手を向上させるために作業台23aやハンガーパイプ23dが設けられ、物干しスペース23とウォークインクローゼット22との間に建具が設けられていない状態となっている。すなわち、作業者は、作業空間S1を中心にして、物干し装置30における吊り下げ部31と、ウォークインクローゼット22内の棚板27における下側突出片27b及びハンガーパイプ28との間で衣類等の位置替え作業を行うことができるので、衣類等を持ったままの移動距離を短くすることができる。なお、作業者が複数である場合には、各作業者の移動距離を極めて短くすることができる。
さらに、物干しスペース23とロフト24との間に建具が設けられていないため、作業時におけるロフト24の使い勝手を向上させることができる。すなわち、作業者は、昇降空間S2を中心にして、物干し装置30における吊り下げ部31と、ロフト24との間で衣類等の位置替え作業を行うことができるので、衣類等を持ったままの移動距離を短くすることができる。なお、作業者が複数である場合には、各作業者の移動距離を極めて短くすることができる。
なお、メインスペース21と物干しスペース23との間も建具が設けられていない状態となっているので、出入口20aから物干しスペース23へと移動する際に、例えば洗濯物などを持っていても移動しやすい。
また、ウォークインクローゼット22においては、日常的な作業の一環として複数の衣類の中から着用する衣類の選定作業が行いやすくなっている。
すなわち、着用の候補となる複数の衣類を、棚板27における下側突出片27bに一時的に引っ掛けておき、引戸25bにおける鏡の面を利用して、着用する衣類を選定できるようになっている。
本実施の形態によれば、物干しスペース23に隣接するウォークインクローゼット22及びロフト24は、物干しスペース23に対して建具を介さずに連通しているので、物干しスペース23からは、ウォークインクローゼット22とロフト24に対して行き来がしやすい。
物干し装置30は、少なくとも物干しスペース23の長さ方向一端部近傍から他端部近傍までの長さに設定され、かつ洗濯物が吊り下げられる吊り下げ部31を有するので、物干しスペース23内の広い範囲に洗濯物を干すことができる。さらに、洗濯物が乾燥した後は、洗濯物をまとめて吊り下げ部31に沿って移動させれば、洗濯物をウォークインクローゼット22にもロフト24にも収納しやすい。
これにより、日常的には洗濯物を第一収納スペース22に収納しやすく、例えば衣替えなど非日常的な作業時には衣類を始めとする様々な物品を第二収納スペース24に収納しやすいし、第一収納スペース22と第二収納スペース24との間で、衣類を始めとする様々な物品を入れ替える作業もしやすい。したがって、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能となる。
また、物干しスペース23は、当該物干しスペース23の長さ方向の片側に、掃き出し窓29が形成された第二正面外壁1bの第二壁1b2に隣接するようにして配置されているので、掃き出し窓29から物干しスペース23の広い範囲に亘って採光しやすい。さらに、物干し装置30における吊り下げ部31は、掃き出し窓29の幅方向に沿って(横切るようにして)配置されているので、洗濯物に日が当たりやすく、洗濯物が乾きやすくなる。
また、第二収納スペースであるロフト24は、衣類を始めとする様々な物品を収納保管しておくのに好適である。
さらに、物干しスペース23の天井23bの高さ位置と、ロフト24の天井24cの高さ位置は略等しく設定され、これら天井23b,24cは面一の状態になっているので、例えば吊り下げ部31に吊り下げられた衣類などを、ロフト24内にいる人に受け渡すようにすることで、物干し装置30からロフト24への衣類などの移動がしやすく、物干し装置30からロフト24への衣類などの収納を容易に行うことができる。
また、物干しスペース23の長さ方向一端部には作業台23aが設けられているので、この作業台23aは、物干しスペース23とウォークインクローゼット22との中継地点として機能することとなる。そのため、物干しスペース23とウォークインクローゼット22との間で衣類などの物品を移動させる際の作業が行いやすくなる。
さらに、洗濯物を物干し装置30に干す場合にも作業台23aを利用できるので効率的な作業が可能となる。
また、物干しスペース23の屋外側にはバルコニー7が設けられ、掃き出し窓29を通じて行き来ができるので、洗濯物の量が多い場合は、バルコニー7にも物干しスペース23にも洗濯物を干すことができるので好ましい。
なお、バルコニー7にも、洗濯物を干すための物干し装置が設けられているものとするが、その構成は、物干しスペース23に設けられる物干し装置30とは異なるものであってもよい。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
また、以下の各変形例において、上記の実施形態と共通する要素については、共通の符号を付し、説明を省略又は簡略する。
〔変形例1〕
本変形例における物干し装置40は、図11に示すように、洗濯物を干すハンガーなどの物干し用器具が吊り下げられる吊り下げ部41と、物干しスペース23の天井23bに取り付けられて吊り下げ部41を支持する支持部42と、を備える。
本実施形態における吊り下げ部41は、長尺棒状に形成された所謂物干し竿であり、物干しスペース23の天井23bよりも下方に配置されている。
本実施形態における支持部42は、物干しスペース23の天井23bに、下方に吊り下がるようにして設けられた支持装置である。支持部42の下端部には、物干し竿である吊り下げ部41の端部を受ける受部(図示省略)が設けられている。
物干し装置40について、より詳細に説明すると、吊り下げ部41の長さは、物干しスペース23の長さ寸法(東西方向の長さ寸法)よりも長く設定されている。
また、吊り下げ部41の長さ方向一端部は、作業台23aの前の作業空間S1における上方に位置しており、長さ方向他端部は、ロフト24内に位置している。
支持部42は、吊り下げ部41の長さ方向両端部をそれぞれ支持できるように、物干しスペース23の天井23bのうちの作業空間S1の上方に位置する部位と、ロフト24の天井24cのそれぞれに取り付けられている。
また、支持部42の下端部は、掃き出し窓29の上端部よりも下方に位置し、吊り下げ部41の高さ位置も、掃き出し窓29の上端部よりも下方に位置している。
なお、本変形例における物干し装置40の吊り下げ部41は、物干しスペース23の長さ寸法よりも長く設定されているため撓みが生じる場合があるが、必要に応じて支持部42を、吊り下げ部41の長さ方向中央付近(昇降空間S2付近の上方)に追加してもよい。この場合に、吊り下げ部41に吊り下げられた物品を、吊り下げ部41の長さ方向に沿ってスライド移動させる際は、当該追加された支持部42の位置で物品の掛け替え作業が行われる。
本変形例によれば、物干し装置40における吊り下げ部41が、物干しスペース23のウォークインクローゼット22側端部からロフト24内に配置されているので、吊り下げ部41に吊り下げることのできる物品を、物干しスペース23のウォークインクローゼット22側端部とロフト24の内部との間でスライド移動させることが可能となる。これにより、物干しスペース23とロフト24との間での物品の移動を容易に行うことができるので、季節に応じた作業や物品の入れ替え作業を効率良く行うことができる。つまり、物干し装置40における吊り下げ部41は、物干しスペース23の長さ方向一端部近傍からロフト24の内部までの長さに設定されているので、物干し装置40からロフト24への衣類などの移動がしやすくなり、物干し装置40からロフト24への衣類などの収納を容易に行うことができる。
〔変形例2〕
本変形例における物干し装置50は、電気を動力源とした電動物干し装置であり、図12に示すように、洗濯物を干すハンガーなどの物干し用器具が吊り下げられる吊り下げ部51と、物干しスペース23の天井23bに取り付けられて吊り下げ部51を支持する支持部52と、駆動部53と、を備える。
吊り下げ部51は、レール51aと、複数のハンガーランナー51bと、を備え、必要に応じてレールジョイント51cが用いられる。
レール51aは、複数のハンガーランナー51bの移動経路を構成するものであり、支持部52によって天井23bに取り付けられ、かつ物干しスペース23の長さ方向に沿って配置されている。なお、レール51aの端部には、複数のハンガーランナー51bの移動を規制するとともに、駆動部53が装着される被装着部となるエンド部54が設けられている。
複数のハンガーランナー51bは、ハンガーや物干し器具等が引っ掛けられ、レール51aの長さ方向に沿って移動するものである。なお、これら複数のハンガーランナー51bは、駆動部53によってレール51aに沿って走行駆動する。
レールジョイント51cは、レール51aの長さが足りず、レール51aを継ぎ足す場合に用いられる。すなわち、複数のハンガーランナー51bの走行を妨げない状態で、一方のレール51aと他方のレール51aとを接続することができる。
レール51aの長さは、物干しスペース23の長さ寸法(東西方向の長さ寸法)よりも短く、掃き出し窓29の幅寸法よりも長く設定されている。ただし、これに限られるものではなく、物干しスペース23の長さ寸法(東西方向の長さ寸法)よりも長く設定されていてもよい。すなわち、レール51aの長さ方向一端部が、作業台23aの前の作業空間S1における上方に位置しており、長さ方向他端部が、ロフト24内に位置するような長さに設定されていてもよい。
支持部52は、レール51aの上端部に、レール51aの長さ方向両側に係合するように装着されている。また、支持部52は、レール51aの長さ方向に間隔を空けて複数設けられている。
この支持部52は、レール51aの両側面よりも側方に突出する部位52aを備えており、当該突出する部位52aがビス等の取付具により天井23bに取り付けられることで、物干し装置50全体を天井23bに取り付けることができるようになっている。
駆動部53は、電気を駆動源とし、複数のハンガーランナー51bの走行を制御することが可能となっている。
より具体的には、複数のハンガーランナー51bを、レール51aの長さ方向一端部側及び他端部側に寄せるように走行させることができるとともに、複数のハンガーランナー51bを等間隔に配置することができるようになっている。すなわち、複数のハンガーランナー51bに引っ掛けられたハンガーや物干し器具を、物干しスペース23のロフト24側やウォークインクローゼット22側に寄せたり、レール51aの長さ方向に等間隔に配置したりすることができる。換言すれば、駆動部53の駆動制御によって、複数のハンガーランナー51bの手繰り寄せ動作と、繰り出し操作を行うことができるとともに、複数のハンガーランナー51bの間隔を均等(例えば、70mmピッチ)にすることができる。
なお、駆動部53による複数のハンガーランナー51bの走行制御は、図示しないリモコンによって作業者が操作することができる。
本変形例によれば、駆動部53の駆動制御によって、複数のハンガーランナー51bの手繰り寄せ動作と、繰り出し動作を行うことができるとともに、複数のハンガーランナー51bの間隔を均等にすることができるので、ハンガーに掛けられた洗濯物を、レール51aの長さ方向に沿って電動で容易に移動させることができる。これにより、日常的な作業を行う際に、洗濯物を均等な間隔で干して乾燥させたり、季節に応じた作業や物品の入れ替え作業を行う際に、衣類などをウォークインクローゼット22とロフト24との間を容易に移動させたりすることができる。つまり、複数のハンガーランナー51bに引っ掛けられたハンガーや物干し器具を、衣類を掛けた状態で、レール51aに沿って電動で走行させることができ、これにより、洗濯物を干す場合や、衣類をウォークインクローゼット22やロフト24に収納する場合にも、ハンガーや物干し器具に掛けられた衣類を容易に移動させることができる。その結果、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能となる。
〔変形例3〕
本変形例における物干し装置60は、電気を動力源とした電動物干し装置であり、図13に示すように、洗濯物を干すハンガーHなどの物干し用器具が吊り下げられる吊り下げ部61と、物干しスペース23の天井23bに取り付けられて吊り下げ部61を支持する支持部62と、駆動部(図示省略)と、を備える。
吊り下げ部61は、レール61aと、複数のハンガーランナー(図示省略)と、を備えている。
レール61aは、複数のハンガーランナーの移動経路を構成するものであり、長円を描くように形成されることで無端状となっている。また、レール61aは、支持部62によって天井23bに取り付けられ、かつ物干しスペース23の長さ方向に沿って配置されている。
複数のハンガーランナーは、ハンガーや物干し器具等が引っ掛けられ、レール61aの長さ方向に沿って移動するものである。また、複数のハンガーランナーは、互いに間隔を空けて配置されており、衣類などを等間隔に干せるようになっている。
なお、これら複数のハンガーランナーは、駆動部によってレール61aに沿って走行駆動する。また、本変形例における複数のハンガーランナーは、手繰り寄せ動作と繰り出し動作を行わないように構成されている。
支持部62は、レール61aの上端部に係合するように装着されている。また、支持部62は、レール61aの長さ方向に間隔を空けて複数設けられている。
この支持部62は、レール61aの両側面よりも側方に突出する部位62aを備えており、当該突出する部位62aがビス等の取付具により天井23bに取り付けられることで、物干し装置60全体を天井23bに取り付けることができるようになっている。
駆動部は、電気を駆動源とし、複数のハンガーランナーの走行を制御することが可能となっている。すなわち、複数のハンガーランナーを、レール61aに沿って長円を描くようにして走行させることができる。
なお、駆動部による複数のハンガーランナー61bの走行制御は、図示しないリモコンによって作業者が操作することができる。
本変形例によれば、吊り下げ部61におけるレール61aが無端状に形成されているとともに、駆動部の駆動制御によって、互いに間隔を空けたままレール61aに沿って走行させることができる。その際、駆動部の駆動制御によって複数のハンガーランナーを手繰り寄せたり、反対に繰り出したりする動作を行う必要がない。これにより、日常的な作業を行う際に、洗濯物を均等な間隔で干して乾燥させることはもちろんのこと、季節に応じた作業や物品の入れ替え作業を行う際に、衣類などをウォークインクローゼット22とロフト24との間を容易に移動させることができる。つまり、複数のハンガーランナー61bに引っ掛けられたハンガーHや物干し器具を、衣類を掛けた状態で、レール61aに沿って電動で走行させることができ、これにより、洗濯物を干す場合や、衣類をウォークインクローゼット22やロフト24に収納する場合にも、ハンガーHや物干し器具に掛けられた衣類を容易に移動させることができる。その結果、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能となる。
〔変形例4〕
本変形例における物干し装置70は、電気を動力源とした電動物干し装置であり、図14に示すように、洗濯物を干すハンガーなどの物干し用器具が吊り下げられる吊り下げ部71と、物干しスペース23の天井23bに取り付けられて吊り下げ部71を支持する支持部72と、駆動部73と、を備える。
吊り下げ部71は、レール71aと、複数のハンガーランナー71bと、を備える。
レール71aは、複数のハンガーランナー71bの移動経路を構成するものであり、支持部72によって天井23bに、天井23bから下方に間隔を空けて取り付けられ、かつ物干しスペース23の長さ方向に沿って配置されている。
複数のハンガーランナー71bは、ハンガーや物干し器具等が引っ掛けられ、レール71aの長さ方向に沿って移動するものである。なお、これら複数のハンガーランナー71bは、二つの駆動部73によってレール71aに沿って走行駆動する。
レール71aの長さは、物干しスペース23の長さ寸法(東西方向の長さ寸法)よりも短く、掃き出し窓29の幅寸法と略等しく設定されている。ただし、これに限られるものではなく、物干しスペース23の長さ寸法(東西方向の長さ寸法)よりも長く設定されていてもよい。すなわち、レール71aの長さ方向一端部が、作業台23aの前の作業空間S1における上方に位置しており、長さ方向他端部が、ロフト24内に位置するような長さに設定されていてもよい。
複数のハンガーランナー71bは、図示しない線状部材によって互いに繋がれて連結された状態となっている。また、複数のハンガーランナー71bのうち、駆動部73に隣接する二つのハンガーランナー71bは、駆動部53に対しても、図示しない線状部材によって繋がれて連結されている。
線状部材としては、例えばポリエステルなどの樹脂性の紐が採用されており、耐久性に優れ、絡まりにくい。
そして、全ての線状部材は、二つの駆動部73と、複数のハンガーランナー71bとを繋いだ状態において長さが略等しくなるように設定されている。そのため、図14(b)に示すように、二つの駆動部73がレール71aの両端部に位置する状態においては、複数のハンガーランナー71bを等間隔(例えば、70mmピッチ)に配置できるようになっている。
本変形例における支持部72は、物干しスペース23の天井23bに、下方に吊り下がるようにして設けられた支持装置である。支持部72の下端部には、レール71aの端部を受ける受部が設けられている。
二つの駆動部73は、電気を駆動源とし、複数のハンガーランナー71bの走行を制御することが可能となっている。
より具体的には、複数のハンガーランナー71bを、レール71aの長さ方向一端部側及び他端部側に寄せるように走行させることができるとともに、複数のハンガーランナー71bを等間隔に配置することができるようになっている。すなわち、複数のハンガーランナー71bに引っ掛けられたハンガーや物干し器具を、物干しスペース23のロフト24側やウォークインクローゼット22側に寄せたり、レール71aの長さ方向に等間隔に配置したりすることができる。
なお、駆動部73による複数のハンガーランナー71bの走行制御は、図示しないリモコンによって作業者が操作することができる。
本変形例によれば、二つの駆動部53の駆動制御によって、複数のハンガーランナー71bの間隔を均等にすることができるので、ハンガーに掛けられた洗濯物を、レール71aの長さ方向に沿って電動で容易に移動させることができる。これにより、日常的な作業を行う際に、洗濯物を均等な間隔で干して乾燥させたり、季節に応じた作業や物品の入れ替え作業を行う際に、衣類などをウォークインクローゼット22とロフト24との間を容易に移動させたりすることができる。つまり、複数のハンガーランナー71bに引っ掛けられたハンガーや物干し器具を、衣類を掛けた状態で、レール71aに沿って電動で走行させることができ、これにより、洗濯物を干す場合や、衣類をウォークインクローゼット22やロフト24に収納する場合にも、ハンガーや物干し器具に掛けられた衣類を容易に移動させることができる。その結果、日常的な作業や季節に応じた作業、物品の入れ替え作業を効率的に行うことが可能となる。
1 住宅
1b 第二正面外壁
1b2 第二壁
2 一階床
3 第一スキップ床
4 二階床
5 第二スキップ床
6 第三スキップ床
7 バルコニー
10 低天井収納室
11 部屋
20 部屋
21 メインスペース
22 第一収納スペース
23 物干しスペース
23a 作業台
23b 天井
24 第二収納スペース
24a 開口部
24c 天井
25 仕切壁
27 掃き出し窓
30 物干し装置
31 吊り下げ部
32 支持部
B1 境界
B2 境界
S1 作業空間
S2 昇降空間

Claims (6)

  1. 物干しスペースが設けられた部屋構造において、
    前記物干しスペースと、前記物干しスペースの長さ方向一端部に隣接して設けられた第一収納スペースと、前記物干しスペースの長さ方向他端部に隣接して設けられた第二収納スペースと、を備えており、
    前記物干しスペースに隣接する前記第一収納スペース及び前記第二収納スペースは、前記物干しスペースに対して建具を介さずに連通しており、
    前記物干しスペースの天井には、物干し装置が取り付けられ、
    前記物干し装置は、少なくとも前記物干しスペースの長さ方向一端部に隣接する前記第一収納スペースの境界部分の近傍から前記物干しスペースの長さ方向他端部に隣接する前記第二収納スペースの近傍までの長さに設定され、かつ被吊下物が吊り下げられる吊り下げ部を有することを特徴とする部屋構造。
  2. 請求項1に記載の部屋構造において、
    前記物干しスペースは、当該物干しスペースの長さ方向の片側に、窓が形成された外壁に隣接するようにして配置されており、
    前記物干し装置における前記吊り下げ部は、前記窓の幅方向に沿って配置されていることを特徴とする部屋構造。
  3. 請求項1又は2に記載の部屋構造において、
    前記第二収納スペースは、前記物干しスペースよりも上方の高さ位置に設けられたロフトとされており、
    前記物干しスペースの天井の高さ位置と、前記第二収納スペースの天井の高さ位置は略等しく設定され、これら天井は面一の状態になっていることを特徴とする部屋構造。
  4. 請求項3に記載の部屋構造において、
    前記物干し装置における前記吊り下げ部は、前記物干しスペースの長さ方向一端部に隣接する前記第一収納スペースの境界部分の近傍から前記第二収納スペースの内部までの長さに設定されていることを特徴とする部屋構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の部屋構造において、
    前記物干しスペースの長さ方向一端部には作業台が設けられていることを特徴とする部屋構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の部屋構造において、
    前記物干し装置における前記吊り下げ部は、前記物干しスペースの長さ方向に沿って長尺に形成されたレールと、ハンガーや物干し器具等が引っ掛けられて前記レールの長さ方向に沿って移動する複数のハンガーランナーと、を備えており、
    前記物干し装置は、電気を駆動源とし、前記複数のハンガーランナーを前記レールに沿って走行させる駆動部を更に有することを特徴とする部屋構造。
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