JP2020056179A - ダブルスキンの構造、空調システムおよび空調システムの運転方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず図2に示した状態は、冷房時の通常の室内換気運転を示しており、この運転時ではモーターダンパM2、M4、M7、M8は開放、他のモーターダンパMは閉鎖されている。この状態で外気ファン31、排気ファン35を作動させることで、空調吹出し部37からの冷房用の空調空気を室R内に供給しつつ、室Rの換気が行なわれる。
すなわちダクトD6から導入された外気OAはダクトD4を通って吹出し口32から室R内に供給され、室Rからの空気は、ダクトD8、D9、D10を通って排気口36から排気される。
そしてダブルスキン1に対して一定以上の日射が入射した場合は、この空調システム2は、前記した通常の室内換気以外の機能を果たすことが可能である。すなわち、冷房時の緩衝空間換気運転時においては、図3に示したように、モーターダンパM3、M4、M6、M8は開放、他のモーターダンパMは閉鎖されている。この状態で外気ファン31、排気ファン35を作動させることで、外気ファン31によってダクトD6から導入された外気OAは、ダクトD5を通ってシャフト部22の開口部23からダブルスキン1の緩衝空間S内に導入され、ダブルスキン1の上部の吸い込み部13からダクトD1、D9、D10を通って排気口36から排気される。
図4に示した状態は、暖房時の通常の室内換気運転を示しており、先に述べた冷房時の室内換気運転と同じく、モーターダンパM2、M4、M7、M8は開放、他のモーターダンパMは閉鎖されている。この状態で外気ファン31、排気ファン35を作動させることで、空調吹出し部37からの暖房用の空調空気を室R内に供給しつつ、室Rの換気を行なうことができる。
暖房時で室内換気も実施したい場合には、図5に示したように、緩衝空間Sを経由して外気OAを取りいれ、外気負荷を低下させることが可能である。
また室内換気が不要な時に緩衝空間Sが外気温度より一定温度、例えば10℃以上高くなったら、室内加熱運転に切り替える。すなわち、図6に示したように、モーターダンパM3、M5、M6、M9は開放、他のモーターダンパMは閉鎖される。この状態で外気ファン31、排気ファン35を作動させることで、室Rの空気は、吸込口34からダクトD7、ダクトD5を通ってシャフト部22の開口部23からダブルスキン1の緩衝空間S内に導入される。そして緩衝空間Sにおいて日射等によって昇温した空気は、ダブルスキン1の上部の吸い込み部13からダクトD1、D9、D11、D4通って吹出し口32から室R内に供給される。また空調吹出し部37からは暖房用の空調空気が室R内に供給される。
図7は冷房時の室内換気運転の状態を示しており、室内換気運転時には、モーターダンパM2、M4、M7、M8は開放され、他のモーターダンパMは閉鎖される。そして全熱交換器41は熱交換換気運転のモードに設定される。これによって、導入された外気OAは、室Rからの排気と全熱交換器41で熱交換されて降温した後に、ダクトD4から吹出し口32から室R内に供給される。また空調吹出し部37から冷房用の空調空気が室R内に供給される。したがって冷房負荷は軽減され、また室Rは換気される。
図8は、冷房時の緩衝空間Sの換気運転を実施する状態を示しており、この冷房時の緩衝空間換気運転では、そして全熱交換器41は熱交換を伴わない普通換気運転のモードに設定される。またモーターダンパM3、M4、M6、M8は開放され、他のモーターダンパMは閉鎖される。
次に暖房時について説明する。図9は、全熱交換器41を熱交換換運転のモードに設定して、暖房時の室内換気を行なう場合を示しており、この場合には、モーターダンパM2、M4、M7、M8は開放され、他のモーターダンパMは閉鎖される。そして空調吹出し部37からの暖房用の空調空気が室R内に供給される。
図10は、暖房時の外気加熱運転の状態を示している。この外気加熱運転時では、全熱交換器41は熱交換を伴わない普通換気運転のモードに設定される。またモーターダンパM1、M2、M4、M7、M8は開放、他のモーターダンパMは閉鎖されている。この状態で全熱交換器41を作動させると、ダクトD6から導入された外気OAは、ダクトD5を通ってシャフト部22の開口部23からダブルスキン1の緩衝空間S内に導入され。そして緩衝空間Sにおいて日射等によって昇温した空気は、ダブルスキン1の上部の吸い込み部13からダクトD2、D4を通って吹出し口32から室R内に供給される。そして室Rの空気は、ダクトD8、D9、D10を通って排気口36から排気される。
図11は暖房時の室内加熱運転の状態を示している。この室内加熱運転時では、全熱交換器41は熱交換を伴わない普通換気運転のモードに設定される。そしてモーターダンパM3、M5、M6、M9は開放、他のモーターダンパMは閉鎖される。この状態で全熱交換器41を作動させることで、室Rの空気は、吸込口34からダクトD7、ダクトD5を通ってシャフト部22の開口部23からダブルスキン1の緩衝空間S内に導入される。そして緩衝空間Sにおいて日射等によって昇温した空気は、ダブルスキン1の上部の吸い込み部13からダクトD1、D9、D11、D4通って吹出し口32から室R内に供給される。また空調吹出し部37からは暖房用の空調空気が室R内に供給される。
2、3 空調システム
11 インナーガラス
11a、11b スライドガラス
12 アウターガラス
21 間仕切り
22 シャフト部
23 開口部
31 外気ファン
32 吹出し口
33 外気導入口
34 吸込口
35 排気ファン
36 排気口
37 空調吹出し部
41 絶熱交換器
42 外気ファン
43 排気ファン
51 腰壁
51a、51b パネル
52 太陽電池
C 天井空間
D1〜D12 ダクト
M1〜M9 モーターダンパ
R 室
S 緩衝空間
Claims (10)
- 室内側のインナーガラスと、室外側のアウターガラスと、前記インナーガラスと前記アウターガラスとの間に緩衝空間を有するダブルスキンの構造であって、
前記緩衝空間の側方に、上下方向に流路を有するシャフト部が形成され、
前記シャフト部における下方に前記緩衝空間との間に空気が流通可能な開口部が形成され、
前記シャフト部は、前記ダブルスキンが施工される室の還気系流路または外気導入系流路との連通が切り替え可能であり、
前記緩衝空間の上部は、前記ダブルスキンが施工される室の給気系流路または排気系流路との連通が切り替え可能であることを特徴とする、ダブルスキンの構造。 - 前記シャフト部は、間仕切りによって緩衝空間と区画され、前記開口部は前記間仕切における下方に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のダブルスキンの構造。
- 前記間仕切りはガラス製またはアクリル製であることを特徴とする、請求項2に記載のダブルスキンの構造。
- 前記インナーガラスは開閉自在であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のダブルスキンの構造。
- 前記インナーガラスの下側には前記緩衝空間に面する腰壁が設けられ、前記腰壁は開閉自在であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のダブルスキンの構造。
- 前記緩衝空間には、太陽電池が収納されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のダブルスキンの構造。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載のダブルスキンの構造を、室の一面に有する室の空調システムであって、
前記室には、空調空気の吹き出し部が設けられていることを特徴とする、空調システム。 - 前記排気系流路を流れる排気と前記外気導入系流路を流れる外気との間で熱交換が可能な全熱交換器を有することを特徴とする、請求項7に記載の空調システム。
- 請求項7または8のいずれか一項に記載の空調システムの運転方法であって、
前記室の冷房時または暖房時において、前記緩衝空間を経由して外気を前記室内に導入するか否かを、緩衝空間内の温度、前記ダブルスキンの構造が施工された方位の日射量、または緩衝空間に設けられた太陽電池の出力に基づいて決定することを特徴とする、空調システムの運転方法。 - 請求項7または8のいずれか一項に記載の空調システムの運転方法であって、
前記室の冷房時または暖房時において、前記緩衝空間と前記室との間で前記室の室内空気を循環させるか否かを、緩衝空間内の温度、前記ダブルスキンの構造が施工された方位の日射量、または緩衝空間に設けられた太陽電池の出力に基づいて決定することを特徴とする、空調システムの運転方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114165870A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-03-11 | 张新合 | 一种具有通风散热功能的非线性建筑幕墙 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5864957U (ja) * | 1981-10-23 | 1983-05-02 | 昭和アルミニウム株式会社 | 太陽熱利用暖房兼換気装置 |
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JP2010144375A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Ohbayashi Corp | 窓構造 |
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