JP2020055555A - キャップ及び容器 - Google Patents
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Abstract
Description
破断可能なフィルム部材で封止された容器の開口部に取り付けられるキャップであって、
内容物を注ぎ出す注出部を上部に有し、前記開口部に装着される装着部を下部に有する筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の上部に設けられ前記キャップ本体に対して前記注出部を閉鎖する第1位置から前記注出部を開放する第2位置までスライド移動可能に構成された蓋部材と、
前記キャップ本体の内面から内径方向に延びる支持部の先端からヒンジ部を介して連結された刃部材と、
を備え、
前記刃部材は、前記ヒンジ部とは反対側の下面に前記フィルム部材を破断するための刃が形成され、前記ヒンジ部の屈曲により前記フィルム部材に向かって下方に傾くよう構成され、
前記蓋部材は、前記刃部材の上面に向かって突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置にスライド移動する際、前記刃部材
の上面に当接して前記刃部材を押し下げることにより前記刃部材の刃は、前記フィルム部材を破断するよう構成されることを特徴とするキャップである。
容器の開口部に取り付けられるキャップであって、
内容物を注ぎ出す注出部を上部に有し、前記開口部に装着される装着部を下部に有する筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の上部に設けられ前記キャップ本体に対して前記注出部を閉鎖する第1位置から前記注出部を開放する第2位置までスライド移動可能に構成された蓋部材と、
前記キャップ本体の内面から内径方向に延びる支持部の先端からヒンジ部を介して連結された刃部材と、
を備え、
前記キャップ本体は、前記刃部材の下部において破断可能なフィルム部材で封止されており、
前記刃部材は、前記ヒンジ部とは反対側の下面に前記フィルム部材を破断するための刃が形成され、前記ヒンジ部の屈曲により前記フィルム部材に向かって下方に傾くよう構成され、
前記蓋部材は、前記刃部材の上面に向かって突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置にスライド移動する際、前記刃部材の上面に当接して前記刃部材を押し下げることにより前記刃部材の刃は、前記フィルム部材を破断するよう構成されることを特徴とするキャップである。
1位置から第2位置にスライドさせるという片手でも可能な簡単な一操作により、フィルム部材で封止された容器をより確実に開栓することができる。
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置に近づくにつれて、前記刃部材の上面に向かって近づいて行く構成としても良い。
前記刃部材の上面には、前記刃側から前記ヒンジ部側に向かって上方に傾斜して延びる傾斜面を含み、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置に近づくにつれて、前記刃部材の前記傾斜面に向かって近づいて行く構成としても良い。
前記キャップ本体と前記蓋部材は、前記第1位置において互いに係合する係合部を有する構成としても良い。
前記容器の開口部の周辺部に固定されるフランジ部を有する構成のキャップにも適用することができる。どのような方式のキャップに適用しても、上述した特有の作用効果を得ることができる。
図1A及び図1Bは、本発明の実施例1に係るキャップが装着された容器及びキャップが装着されていない容器を示す斜視図である。図1Aは、容器2にキャップ1が取り付けられた状態を示し、図1Bは容器2にキャップ1が取り付けられていない状態を示す。容器2の開口部40は、破断可能なフィルム部材41で封止されている。開口部40に取り付けられるキャップ1は、容器2の開口部40に装着されるキャップ本体20と、キャップ本体20の上部に設けられスライド移動可能に構成された蓋部材30とを有する。
213の一部が露出することによってキャップ本体20の注出部21は開放される。
部材41に上から接触することでフィルム部材41の弛みをとる押さえ部273が設けられる。
である。
本実施例のキャップ1を備えた容器2の蓋部材30は直線的にスライドするため、蓋部材30をある量スライドさせたときに突起部33と刃部材27との接点が下方向へ移動する量は、蓋部材30のスライド位置によらず一定である。蓋部材30が第1位置から第2位置に近づくにつれて突起部33とヒンジ部24との距離が短くなり、突起部33が刃部材27の上面272を押し込む位置(上面272に当接する位置)と回転中心であるヒンジ部24とのスライド方向での距離が短くなる。円弧長が等しければ角度は半径に反比例するため、突起部33と刃部材27との接点が下方向へ移動する量は一定であっても、刃部材27の回転角度は、蓋部材30が第1位置から第2位置に近づくにつれて大きくなる。よって、突起部33がヒンジ部24に近づくにつれて刃部材27の刃271は大きなストロークでフィルム部材41を破断するとともに、回動運動によりフィルム部材41を大きく開封して行く。従って、突起部33の垂直方向のストロークが小さくても、刃271には大きいストロークが確保できるため、フィルム部材41が多少弛んでいても突き破ることができる。
使用者は、蓋部材30のスライド移動の終点において手応えを感じることができる。
図7、図8を参照して本発明の実施例2を説明する。
実施例1及び2ではねじ込み式のキャップに本発明を適用した例を説明したが、実施例3は本発明のキャップを打栓式のキャップに適用した例である。
実施例4は本発明のキャップを溶着式のキャップに適用した例である。
本発明の実施形態は上記の各実施例の構成に限られない。例えば、本発明のキャップは、パウチのスパウトに装着されるキャップにも適用できる。また、実施例1及び2はねじ込み式キャップで容器にフィルム部材がある構成、実施例3は打栓式キャップでキャップにフィルム部材がある構成、実施例4は溶着式キャップでキャップにフィルム部材がある構成を説明したが、ねじ込み式キャップでキャップにフィルム部材がある構成でも良いし、溶着式キャップで容器にフィルム部材がある構成でも良い。
2、2B、2C、2D:容器
20、20B、20C、20D:キャップ本体
21:注出部
22、22B、22C、22D:装着部
23:突出部
24、24B:ヒンジ部
25、25B:支持部
26:内面
27、27B:刃部材
271:刃
272、272B:上面
273:押さえ部
28:ボス
29:側面
30、30A、30B、30C、30D:蓋部材
31、31A:スライド部
32、32A:カバー部
33、33B:突起部
34:係合部
35、35B:張り出し部
36:スライド穴
37:第1端部
38:第2端部
39:側壁部
40、40B、40C、40D:開口部
41:フィルム部材
220C:内側装着部
220D:フランジ部
221C、221D:フィルム部材
301:マーク
S:スライド方向
Claims (11)
- 破断可能なフィルム部材で封止された容器の開口部に取り付けられるキャップであって、
内容物を注ぎ出す注出部を上部に有し、前記開口部に装着される装着部を下部に有する筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の上部に設けられ前記キャップ本体に対して前記注出部を閉鎖する第1位置から前記注出部を開放する第2位置までスライド移動可能に構成された蓋部材と、
前記キャップ本体の内面から内径方向に延びる支持部の先端からヒンジ部を介して連結された刃部材と、
を備え、
前記刃部材は、前記ヒンジ部とは反対側の下面に前記フィルム部材を破断するための刃が形成され、前記ヒンジ部の屈曲により前記フィルム部材に向かって下方に傾くよう構成され、
前記蓋部材は、前記刃部材の上面に向かって突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置にスライド移動する際、前記刃部材の上面に当接して前記刃部材を押し下げることにより前記刃部材の刃は、前記フィルム部材を破断するよう構成されることを特徴とするキャップ。 - 容器の開口部に取り付けられるキャップであって、
内容物を注ぎ出す注出部を上部に有し、前記開口部に装着される装着部を下部に有する筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の上部に設けられ前記キャップ本体に対して前記注出部を閉鎖する第1位置から前記注出部を開放する第2位置までスライド移動可能に構成された蓋部材と、
前記キャップ本体の内面から内径方向に延びる支持部の先端からヒンジ部を介して連結された刃部材と、
を備え、
前記キャップ本体は、前記刃部材の下部において破断可能なフィルム部材で封止されており、
前記刃部材は、前記ヒンジ部とは反対側の下面に前記フィルム部材を破断するための刃が形成され、前記ヒンジ部の屈曲により前記フィルム部材に向かって下方に傾くよう構成され、
前記蓋部材は、前記刃部材の上面に向かって突出する突起部を有し、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置にスライド移動する際、前記刃部材の上面に当接して前記刃部材を押し下げることにより前記刃部材の刃は、前記フィルム部材を破断するよう構成されることを特徴とするキャップ。 - 前記突起部は、前記蓋部材が前記注出部を閉鎖する第1位置において前記刃部材の刃側に位置し、前記蓋部材が前記注出部を開放する第2位置において前記刃部材のヒンジ部側に位置している請求項1又は2に記載のキャップ。
- 前記蓋部材は前記刃部材の上面に対し斜め下方に向かって移動可能であり、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置に近づくにつれて、前記刃部材の上面に向かって近づいて行く請求項3に記載のキャップ。 - 前記蓋部材は前記刃部材の上面に対し平行に移動可能であり、
前記刃部材の上面には、前記刃側から前記ヒンジ部側に向かって上方に傾斜して延びる傾斜面を含み、
前記突起部は、前記蓋部材が第1位置から第2位置に近づくにつれて、前記刃部材の前記傾斜面に向かって近づいて行く請求項3に記載のキャップ。 - 前記第1位置から前記第2位置まで移動した前記蓋部材は、前記第2位置から前記第1位置まで移動可能であり、
前記キャップ本体と前記蓋部材は、前記第1位置において互いに係合することによって前記蓋部材の移動を制限する係合部を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載のキャップ。 - 前記キャップ本体の装着部の前記蓋部材のスライド方向側の側面には、使用者が指を添えることができる突出部が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャップ。
- 前記装着部は、ねじ込み式である請求項1〜7のいずれか1項に記載のキャップ。
- 前記装着部は、打栓式である請求項1〜7のいずれか1項に記載のキャップ。
- 前記装着部は、前記容器の開口部の周辺部に固定されるフランジ部を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載のキャップ。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のキャップが開口部に装着された容器。
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JP2018185796A JP7127243B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | キャップ及び容器 |
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JP2018185796A JP7127243B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | キャップ及び容器 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018185796A Active JP7127243B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | キャップ及び容器 |
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JP (1) | JP7127243B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2789659A1 (fr) * | 1999-02-15 | 2000-08-18 | Rical Sa | Capsule de bouchage en matiere plastique a bec verseur pivotant |
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-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018185796A patent/JP7127243B2/ja active Active
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