JP2020055538A - 定量注出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトで押し切り位置での安定性があり、細かな注出量の切り替えが可能な定量注出器を提供する。【解決手段】定量注出器1は、注出される内容物を一時的に収容するシリンダ10と、シリンダ10に上方付勢状態で下方移動可能に配設された有頂筒状の押下ヘッド40と、シリンダ10内に配設され、押下ヘッド40に連係して該シリンダ10内を上下移動するピストン50と、押下ヘッド40の外側に操作可能に配設された操作部70と、押下ヘッド40の内側においてピストン50を支持するとともに、操作部70の操作量に応じて上下方向に伸縮し、ピストン50の上死点の位置を変更するピストン支持部60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、定量注出器に関する。
従来から、下記特許文献1記載の定量注出器が知られている。この定量注出器は、注出される内容物を一時的に収容するシリンダと、該シリンダに連設されるとともに前記内容物が収容される容器の口部に配設されて、前記シリンダの内圧の増減に応じて該シリンダとの連通および遮断が切り替えられる吸い上げ筒と、前記シリンダに直結されて側方に向けて延び、前記シリンダの内圧の増減に応じて該シリンダとの連通および遮蔽が切り替えられる注出筒と、前記シリンダに上方付勢状態で下方移動自在に配設された有頂筒状の押下ヘッドと、前記シリンダ内に配設され、前記押下ヘッドに連係して該シリンダ内を上下移動するピストンと、前記押下ヘッドの下方移動量を規制するストッパ部材と、を備え、前記ストッパ部材は、ダイヤル軸回りに回転自在に配設されたダイヤル部と、当該ダイヤル部の前記ダイヤル軸回りの回転移動に伴い、前記押下ヘッドの周壁部に形成された開口を通して、前記押下ヘッドの内部において前記シリンダよりも上方に位置する拡縮空間に対して進退移動する規制部と、を備え、前記規制部は、前記シリンダ若しくは前記シリンダの上端部に装着された部材に、上方から対向して当接可能に構成されている。
前記定量注出器では、ダイヤル部の回転操作により規制部を拡縮空間内に進入させた状態で、押下ヘッドを下方へ移動させることで、規制部がシリンダ若しくはシリンダの上端部に装着された部材に当接し、それ以上の押下ヘッドの下方移動が制限される。すなわち、ダイヤル部の回転操作により規制部を拡縮空間内に進入させることで、規制部が拡縮空間に位置しない場合に比べて押下ヘッドの下方移動量(ストローク量)を制限できる。これにより、制限されたストローク量に応じた量の内容物を注出できる。
特開2013−95443号公報
ところで、前記従来の定量注出器では、細かな注出量の切り替えを行う場合、規制部の数を増やす必要がある。規制部の数は、ダイヤル部の大きさに制約されるため、規制部の数を増やす場合、ダイヤル部を大きくしなければならない。
また、押下ヘッドを押下した際、下死点において周方向の一部に設けた規制部がシリンダと当接するため、押し切り位置での押下ヘッドの安定性の低下が懸念される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、コンパクトで押し切り位置での安定性があり、細かな注出量の切り替えが可能な定量注出器を提供することである。
(1)本発明に係る定量注出器は、注出される内容物を一時的に収容するシリンダと、前記シリンダに連設されるとともに前記内容物が収容される容器の口部に配設されて、前記シリンダの内圧の増減に応じて該シリンダとの連通および遮断が切り替えられる吸い上げ筒と、前記シリンダに直結されて側方に向けて延び、前記シリンダの内圧の増減に応じて該シリンダとの連通および遮蔽が切り替えられる注出筒と、前記シリンダに上方付勢状態で下方移動可能に配設された有頂筒状の押下ヘッドと、前記シリンダ内に配設され、前記押下ヘッドに連係して該シリンダ内を上下移動するピストンと、前記押下ヘッドの外側に操作可能に配設された操作部と、前記押下ヘッドの内側において前記ピストンを支持するとともに、前記操作部の操作量に応じて上下方向に伸縮し、前記ピストンの上死点の位置を変更するピストン支持部と、を備える、ことを特徴とする。
本発明に係る定量注出器によれば、押下ヘッドの外側に配設された操作部の操作により、ピストン支持部を上下方向に伸縮させる。ピストン支持部は、押下ヘッドの内側においてピストンを支持しており、操作部の操作量に応じて上下方向の長さが変わるため、シリンダ内におけるピストンの上死点の位置を任意に変更できる。これにより、シリンダ内におけるピストンの下方移動量(ストローク量)を細かく変更でき、当該ストローク量に応じた量の内容物を注出できる。また、ピストンの上死点の位置を変更しているため、ピストンの下死点の位置は変わらず、押下ヘッドの押し切り位置での安定性が確保される。さらに、ピストンのストローク量の変更に関して、操作部の構造的な部品の追加などは不要であるため、操作部の大きさをコンパクトにできる。
(2)前記ピストン支持部は、上下方向に延びる軸線回りの相対回転により上下方向に伸縮可能に螺合した第1ネジ部及び第2ネジ部を有していても良い。
この場合には、第1ネジ部及び第2ネジ部の軸線回りの相対回転により、ピストン支持部の上下方向の長さが無段階で変更できる。このため、定量注出器において、より細かな注出量の切り替えが可能になる。
(3)前記操作部は、前記押下ヘッドの外側に回転可能に配設され、前記第1ネジ部及び前記第2ネジ部を前記軸線回りに相対回転させるダイヤル部を有していても良い。
この場合には、押下ヘッドの外側に配設されたダイヤル部の回転操作により、第1ネジ部及び第2ネジ部を軸線回りに相対回転させることができるため、注出量の切り替え操作が容易、且つ、ピストンの下方移動量(ストローク量)の変更が直感的に分かりやすくなる。
(4)前記押下ヘッドは、前記ダイヤル部の回転を規制するロック部を有し、前記ダイヤル部は、前記ロック部に係止するロック位置と、前記ロック部に係止しないロック解除位置との間で移動可能に設けられていても良い。
この場合には、ダイヤル部をロック解除位置に移動させることにより、注出量の切り替えが可能になり、また、ダイヤル部をロック位置に移動させることにより、注出量を切り替えた状態での維持が可能となり、注出量が予期せずに変更されることを防止することができる。
本発明に係る定量注出器によれば、コンパクトで押し切り位置での安定性があり、細かな注出量の切り替えが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る定量注出器の縦断面図である。 図1に示す定量注出器においてピストンの上死点の位置を下方に変更した状態を示す縦断面図である。 図1に示す定量注出器の注出量の切り替え方法を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る定量注出器の縦断面図である。 図4に示す定量注出器においてピストンの上死点の位置を下方に変更した状態を示す縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る定量吐出器を説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の定量注出器1は、内容物を収容した容器2の口部2aに装着されるものである。この定量注出器1は、シリンダ10と、吸い上げ筒20と、注出筒30と、押下ヘッド40と、ピストン50と、ピストン支持部60と、操作部70と、を備えている。なお、容器2内に収容される内容物としては、例えば水や酒類などの液体飲料のように比較的粘度の低い液体が挙げられるが、低粘度の液体に限られない。
シリンダ10は有底筒状とされ、吸い上げ筒20は筒状とされ、押下ヘッド40は有頂筒状とされるとともに、それぞれの中心軸は共通軸上に位置している。以下、この共通軸を軸線Oと称し、軸線O方向に沿って押下ヘッド40側(図1における上側)を上方とし、その反対側(吸い上げ筒20側(図1における下側))を下方とする。また、軸線O方向を上下方向、軸線O方向から視て軸線Oに交差する方向を径方向、軸線O回りの方向を周方向とする。
容器2は、内容物を収容する容器であり、例えばガラス瓶やペットボトルや合成樹脂製ボトル等である。この容器2の口部2aは、軸線Oを中心軸とし上下方向に延在する円筒形状を有し、口部2aの外周面には、雄ネジが形成されている。
シリンダ10は、容器2の口部2aの上方に配設され、注出される内容物を一時的に収容するものである。シリンダ10は、有底円筒状をなしており、内容物を収容(計量)するシリンダ本体部11を備えている。シリンダ本体部11の下面における径方向中央部には、吸い上げ筒20に連通する吸い上げ連通口11aが形成され、吸い上げ連通口11aから径方向外側に離間した位置には、注出筒30に連通する注出連通口11bが形成されている。
吸い上げ筒20は、シリンダ10に連設されるとともに容器2の口部2aに配設されて、シリンダ10の内圧の増減に応じて該シリンダ10との連通および遮断が切り替えられる。吸い上げ筒20は、容器2の口部2aの外側に装着される装着キャップ21と、口部2aの内側に装着される中栓22と、装着キャップ21が嵌着する嵌着筒部23と、シリンダ本体部11の内側に連通した接続筒部24と、接続筒部24に接続されたチューブ25と、吸い上げ連通口11aを開閉する吸い上げ弁26と、を備えている。
装着キャップ21は、円筒形状を有し、軸線Oを中心軸にして上下方向に延設されている。この装着キャップ21の内周面には、口部2aの雄ネジに螺合される雌ネジが形成されている。これにより、装着キャップ21は、口部2aの外周面に螺着している。
中栓22は、円筒形状を有し、軸線Oを中心軸にして口部2aと同軸上に配設されている。中栓22の外周面には、径方向外側に向けて突出したフランジ部22aが形成されている。このフランジ部22aは、周方向の全周に亘って形成された円環状の板部である。フランジ部22aは、中栓22を支持する支持部であり、口部2aの上端開口縁に載置されている。
嵌着筒部23は、シリンダ本体部11の底部に連設された筒状部であり、軸線Oを中心軸にして上下方向に沿って延設されている。この嵌着筒部23の下端部は、装着キャップ21の上端部の内側に挿入されて、装着キャップ21の上端部にアンダーカット嵌合されている。嵌着筒部23の下端面は、中栓22のフランジ部22a上に載置されており、このフランジ部22aを介してシリンダ本体部11は口部2aの上端開口縁に支持されている。
接続筒部24は、嵌着筒部23の径方向内側に配設された筒状部であり、軸線Oを中心軸にして上下方向に沿って延設されている。接続筒部24の上端部は、シリンダ本体部11の底部に連設され、その上端開口は吸い上げ連通口11aに連通している。接続筒部24の外周面には、中栓22が外嵌している。
チューブ25は、容器2の内側に挿入されて、容器2内の内容物を吸い上げるためのチューブであり、例えば可撓性を有するフレキシブルチューブからなる。なお、チューブ25は、単なる円筒状のパイプであってもよい。チューブ25の下端は、容器2内に開放されており、チューブ25の上端部は、接続筒部24の内側に嵌合されて、シリンダ本体部11の内部に連通している。
吸い上げ弁26は、シリンダ本体部11から接続筒部24(容器2側)への内容物の流出を止める逆止弁であり、ピストン50の引戻し動作(上方移動)に連動して開けられる。吸い上げ弁26は、吸い上げ連通口11aの開口周縁部の窪みに嵌合された環状の嵌合部26aと、嵌合部26aの径方向内側に配設されて吸い上げ連通口11aを開閉する円板状の弁体部26bと、弁体部26bの外周面と嵌合部26aの内周面とを周方向に間欠的に連結する弾性変形可能な弾性連結部26cと、を備えている。
注出筒30は、シリンダ10に直結されて側方に向けて延び、シリンダ10の内圧の増減に応じて該シリンダ10との連通および遮蔽が切り替えられるものである。注出筒30は、シリンダ本体部11の底部の下面から側方(軸線Oに交差する方向)に向かって突出すると共にシリンダ本体部11の内側に連通した突出筒部31と、突出筒部31に接続されたノズル部32と、突出筒部31の内部に配設された注出弁33と、を備えている。
ノズル部32は、突出筒部31の外周面にアンダーカット嵌合されている。ノズル部32の先端部は、下向きに屈曲している。注出弁33は、注出筒30内からシリンダ本体部11内への内容物及び空気の流入を止める逆止弁であり、ピストン50の押込み動作(下方移動)に連動して開けられる。注出弁33は、突出筒部31の内周面に全周に亘って液密に密接するラッパ状に形成され、弾性的に縮径変形可能とされている。
ピストン50は、シリンダ10内に配設され、押下ヘッド40に連係して該シリンダ10内を上下移動するものである。ピストン50は、シリンダ本体部11内に上下摺動自在に嵌合されたシール筒部51と、有底筒状に形成され、その上端縁がシール筒部51の内周面における上下方向の中間部に連結された底板部52と、有頂筒状に形成され底板部52から上方に向けて延びる被装着筒部53と、を備えている。
シール筒部51、底板部52、及び被装着筒部53は、軸線Oと同軸に配設されて構成されている。このピストン50は、シリンダ本体部11を上方から気密に閉塞している。そして、シリンダ本体部11とピストン50とで囲まれた空間は、吸い上げ筒20から吸い上げられた内容物を収容する貯留空間Cを構成している。
ここで、シリンダ本体部11の上端部には、中間筒部12が装着されている。中間筒部12は、シリンダ本体部11の上端部に外嵌される外筒12aと、シリンダ本体部11の上端部に内挿される内筒12bと、内筒12bよりも小径のガイド筒12cと、を備えている。また、外筒12aの上端部と内筒12bの上端部とは、環状の天壁板12dにより互いに連結されている。また、内筒12bの下端部とガイド筒12cの下端部とは、環状の底壁板12eにより互いに連結されている。
押下ヘッド40は、シリンダ10の上部に上方付勢状態で下方移動可能に配設されている。押下ヘッド40は、有頂筒状に形成されるとともにシリンダ本体部11に外挿されている。押下ヘッド40は、シリンダ10に対して上下移動可能に構成され、操作者が押し下げ操作を行うためのものであり、中間筒部12の外筒12aに外挿される押下外筒41と、押下外筒41の上端開口を閉塞する天壁部42と、を備えている。
天壁部42の下面には、弾性体の圧縮コイルバネ43を受ける円筒状のバネ受け部44が垂設されている。圧縮コイルバネ43は、押下ヘッド40の天壁部42と、中間筒部12の底壁板12eと、の間に配設されている。圧縮コイルバネ43は、中間筒部12に対して押下ヘッド40を上方へ向けて付勢している。
天壁部42のバネ受け部44よりも径方向内側には、ピストン支持部60を支持する支持筒部45が設けられている。支持筒部45は、天壁部42の上下面から上下方向に延びる筒体であり、支持筒部45の内周面には支持リブ45aが形成されている。支持リブ45aは、上下方向に沿って延びると共に、周方向に間隔をあけて複数形成されている。支持リブ45aは、上端部よりも下端部が径方向内側に突出した階段状に形成されており、その段差面でピストン支持部60の後述する第1ネジ部61を支持すると共に、第1ネジ部61の押下ヘッド40に対する周方向への相対回転を規制する構成となっている。
天壁部42のバネ受け部44よりも径方向外側には、操作部70が装着される装着筒部46が設けられている。装着筒部46は、天壁部42の上面から上方に延びる筒体であり、装着筒部46の外周面には、径方向外側に突出する突起部46aが形成されている。突起部46aは、装着筒部46の外周面の周方向に間欠的または連続的に形成されている。この突起部46aは、装着筒部46の外周面の上下方向に間隔をあけて2列形成されている。
ピストン支持部60は、押下ヘッド40の内側においてピストン50を支持するとともに、後述する操作部70の操作量に応じて上下方向に伸縮し、ピストン50の上死点の位置を変更するものである。ピストン支持部60は、軸線O回りの相対回転により上下方向に伸縮可能に螺合した第1ネジ部61及び第2ネジ部62を備えている。具体的に、第1ネジ部61は、押下ヘッド40に対して固定され、第2ネジ部62が第1ネジ部61に対して相対回転可能することにより、上下方向に伸縮可能とされている。
第1ネジ部61は、押下ヘッド40の支持筒部45に嵌合された外筒部61aと、外筒部61aの下端から径方向外側に向けて突出した外筒フランジ部61bと、を備えている。外筒部61aは、支持筒部45の径方向内側に嵌合した筒状部であり、軸線Oを中心軸にして上下方向に沿って延設されている。外筒部61aの外周面には、支持筒部45の支持リブ45aが係合する係合溝61a1が形成されている。係合溝61a1は、外筒部61aの外周面において上下方向に沿って延びると共に、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
外筒部61aの内周面には、螺旋状のネジ溝61a2が形成されている。本実施形態のネジ溝61a2は、2条ネジであるが、1条ネジであっても、3条以上の多条ネジであってもよい。外筒フランジ部61bは、中間筒部12の底壁板12eの下面に対し、下方から当接している。外筒部61aが挿入される中間筒部12のガイド筒12cの内周面には、上下方向に沿って延びるリブが形成されており、そのリブが係合溝61a1に挿入されることで、外筒部61aとガイド筒12cとの上下方向の相対移動を可能としつつ周方向への相対回転を規制する構成となっている。
第2ネジ部62は、第1ネジ部61の径方向内側に配設される内筒部62aと、内筒部62aの下端から径方向外側に向けて突出した内筒フランジ部62bと、を備えている。内筒部62aは、第1ネジ部61の外筒部61aの径方向内側に螺合した筒状部であり、軸線Oを中心軸にして上下方向に沿って延設されている。内筒部62aの外周面には、径方向外側に突出し、ネジ溝61a2に螺合するネジ突起62a1が形成されている。本実施形態のネジ突起62a1は、2条ネジのネジ溝61a2に対応して周方向に180°間隔で2つ形成されている。なお、ネジ突起62a1の数及び形状は、ネジ溝61a2の構成によって適宜変更し得る。
内筒フランジ部62bは、外筒フランジ部61bより下方に位置すると共に、外筒フランジ部61bと上下方向で対向している。内筒フランジ部62bの径方向中央部の下面には、ピストン50の被装着筒部53が嵌合する嵌合溝62cが形成されている。嵌合溝62cよりも径方向外側の内筒フランジ部62bの下面は、ピストン50の底板部52内に配置されると共に、底板部52の上面に当接した状態とされている。これにより、ピストン50が第2ネジ部62と共に、押下ヘッド40の上下移動に連係するようになっている。
操作部70は、押下ヘッド40の外側に回転可能に配設され、第1ネジ部61及び第2ネジ部62を軸線O回りに相対回転させるダイヤル部71を備えている。ダイヤル部71は、押下ヘッド40の装着筒部46の外周面に対し、周方向に回転可能に外装された有頂筒状部であり、軸線Oを中心軸にして形成されている。ダイヤル部71は、装着筒部46の上下2列の突起部46aに対し、その係合位置を上下方向に変更可能に構成されている。なお、ダイヤル部71の頂壁部の上面には、目盛や矢印などが付されていてもよい。
ダイヤル部71の頂壁部の下面には、第2ネジ部62に係合する係合筒部72が垂設されている。係合筒部72は、第1ネジ部61と第2ネジ部62の環状隙間に挿入されると共に、ネジ突起62a1に対し周方向において係合する係合溝72aが形成されている。係合溝72aは、係合筒部72の下端から上端に向かって上下方向に延びており、2つのネジ突起62a1に対応して2つ形成されている。ネジ突起62a1は、係合溝72aに対し周方向において係合するものの、係合溝72aに対し上下方向には相対移動可能である。
押下ヘッド40は、ダイヤル部71の回転を規制するロック片47(ロック部)を備えている。ロック片47は、支持筒部45と装着筒部46との間において、天壁部42の上面から上方に突設されている。一方、ダイヤル部71には、ロック片47と周方向で係止する係止片73が設けられている。係止片73は、係合筒部72よりも径方向外側においてダイヤル部71の頂壁部の下面から垂設されている。
ダイヤル部71は、係止片73が周方向においてロック片47に係止するロック位置(図1参照)と、係止片73が周方向においてロック片47に係止しないロック解除位置(図3参照)との間で移動可能に設けられている。図1に示すように、ダイヤル部71がロック位置に位置するとき、ダイヤル部71は、装着筒部46の下側の突起部46aに係合している。このとき、係止片73は、ロック片47と略同一の高さに配置され、ロック片47に対し周方向において係止する。
一方、図3に示すように、ダイヤル部71がロック解除位置に位置するとき、ダイヤル部71は、装着筒部46の上側の突起部46aに係合している。このとき、係止片73は、ロック片47よりも上方に配置され、ロック片47に対し周方向において係止することはない。これにより、ダイヤル部71が押下ヘッド40に対して回転可能となり、係合筒部72を介して第2ネジ部62を第1ネジ部61に対して軸線O回りに相対回転させることが可能となる。
ダイヤル部71の周壁の径方向内側には、ガイド筒部74が設けられている。ガイド筒部74は、ダイヤル部71の頂壁部の下面から垂設されており、その内周面には径方向に延びる係止片73が連設されている。ガイド筒部74の外周面には、係止片73の延長線上に係止片延長部73aが径方向外側に突設されている。一方、ガイド筒部74の外周面と径方向で対向する装着筒部46の内周面には、係止片延長部73aと周方向において衝突可能なクリック片46bが形成されている。クリック片46bは、装着筒部46の内周面から径方向内側に突出する微小突起である。
クリック片46bは、装着筒部46の内周面の周方向に間隔をあけて複数形成されている。クリック片46bは、係止片延長部73aと衝突することより、ダイヤル部71の一定の操作量(一定の回転角度)ごとに、操作者にクリック感を与える。このクリック片46bは、係止片延長部73aを周方向で挟み込むように2つ一組で配置し、周方向に間隔をあけて複数組設けるとよい。これにより、軸線Oを中心にダイヤル部71を時計回り、反時計回りのいずれに回転させても、係止片延長部73aがクリック片46bに衝突するため、クリック感が得られる。
また、クリック片46b(一組のクリック片46b)の装着筒部46の内周面の周方向における間隔は、内容物の注出量に応じて適宜変更するとよい。例えば、内容物の注出量が40ml(ミリリットル)から10mlの範囲で変更可能である場合、クリック片46b(一組のクリック片46b)を90°間隔に設け、ダイヤル部71を90°回転(1/4回転)するごとに注出量を10mlずつ変化させるとよい。なお、規定注出量(例えば40ml、30ml、20ml、10ml)ごとにダイヤル部71をロックする場合には、上述したロック片47も、クリック片46bの位相にあわせて、クリック片46bと同様に2つ一組で、四組配置するとよい。
次に、上述した定量注出器1を用いた内容物の注出方法について説明する。
図1に示すように、圧縮コイルバネ43による上方付勢力に対抗して押下ヘッド40を押し下げると、押下ヘッド40の下方移動に連係してピストン50がシリンダ10に対して下方に移動する。そして、押下ヘッド40の押し下げを解除すると、押下ヘッド40は、圧縮コイルバネ43による上方付勢力によって上方に移動し、押下ヘッド40の上方移動に連係してピストン50がシリンダ10に対して上方に移動する。この押下ヘッド40のストローク量に応じて、シリンダ本体部11内の貯留空間Cに負圧が発生する。
これにより、吸い上げ筒20の吸い上げ弁26は、吸い上げ連通口11aを開放してシリンダ10内と吸い上げ筒20内とを連通させる。すると、容器2内の内容物が吸い上げ筒20および吸い上げ弁26を通り貯留空間C内に吸い上げられる。このときの、貯留空間Cへの内容物の流入量は、貯留空間C内に発生した負圧、すなわちストローク量に対応している。なお、この際、注出筒30の内部に配置されている注出弁33は、注出筒30の内部を閉鎖してシリンダ10内との連通を遮蔽している。
この状態で、押下ヘッド40を再び押し下げると、シリンダ本体部11内が正圧になり、注出弁33が、注出筒30の内部を開放してシリンダ10内と注出筒30内とを連通させる。これにより、シリンダ本体部11の貯留空間Cに貯留された内容物は、注出筒30から注出される。なお、注出時において、吸い上げ弁26は、吸い上げ筒20の内部を閉鎖してシリンダ10と吸い上げ筒20とを遮蔽している。そのため、シリンダ本体部11内の内容物は、吸い上げ筒20に戻されない。
以上のようにして、定量注出器1から内容物を注出することができる。
次に、上述した定量注出器1の内容物の注出量の切り替え方法について説明する。
まず、図3に示すように、ダイヤル部71を引上げ、ダイヤル部71をロック解除位置に移動させる。ダイヤル部71がロック解除位置に移動すると、係止片73がロック片47よりも上方に位置し、ダイヤル部71の軸線O回りの回転操作が可能となる。以下では、ダイヤル部71の軸線O回りの一方向の回転操作により、図2に示すように、ピストン50の上死点の位置をT1からT2に下げる場合について説明する。なお、ピストン50の上死点の位置をT2からT1に上げる場合は、ダイヤル部71を上述の一方向と反対に回転操作することとなる。
ダイヤル部71を軸線O回りの一方向に回転操作すると、ピストン支持部60の第2ネジ部62が、ダイヤル部71に連設された係合筒部72と共に、軸線O回りに連れ回る。そうすると、第2ネジ部62が、押下ヘッド40に対し固定された第1ネジ部61に対して軸線O回りに相対回転し、第1ネジ部61に形成されたネジ溝61a2によって下方にねじ送りされる。第2ネジ部62は、その下端部にピストン50を支持しており、ピストン50が第2ネジ部62と共に下方に移動することで、ピストン50の上死点の位置がT1からT2に変更される。
ダイヤル部71の回転操作が終了したら、ダイヤル部71を押し下げ、ダイヤル部71をロック位置に移動させる。これにより、ダイヤル部71の回転操作が規制される。この状態で、上述と同様に、シリンダ10に対して押下ヘッド40を押し下げると、ピストン50の上死点の位置がT1からT2に変更されているため、ピストン50のストローク量が短くなる。そのため、このときの内容物の注出量は、上述した図1に示す場合と比べて少なくなる。
以上のようにして、定量注出器1の内容物の注出量を変更することができる。
このように、本実施形態の定量注出器1によれば、押下ヘッド40の外側に配設された操作部70の操作により、ピストン支持部60を上下方向に伸縮させる。ピストン支持部60は、押下ヘッド40の内側においてピストン50を支持しており、操作部70の操作量に応じて上下方向の長さが変わるため、シリンダ10内におけるピストン50の上死点の位置を任意に変更できる。これにより、シリンダ10内におけるピストン50の下方移動量(ストローク量)を細かく変更でき、当該ストローク量に応じた量の内容物を注出できる。また、ピストン50の上死点の位置を変更しているため、ピストン50の下死点の位置は変わらず、押下ヘッド40の押し切り位置での安定性が確保される。さらに、ピストン50のストローク量の変更に関して、操作部70の構造的な部品の追加などは不要であるため、操作部70の大きさをコンパクトにできる。
したがって、上述した本実施形態によれば、注出される内容物を一時的に収容するシリンダ10と、シリンダ10に連設されるとともに内容物が収容される容器2の口部2aに配設されて、シリンダ10の内圧の増減に応じて該シリンダ10との連通および遮断が切り替えられる吸い上げ筒20と、シリンダ10に直結されて側方に向けて延び、シリンダ10の内圧の増減に応じて該シリンダ10との連通および遮蔽が切り替えられる注出筒30と、シリンダ10に上方付勢状態で下方移動可能に配設された有頂筒状の押下ヘッド40と、シリンダ10内に配設され、押下ヘッド40に連係して該シリンダ10内を上下移動するピストン50と、押下ヘッド40の外側に操作可能に配設された操作部70と、押下ヘッド40の内側においてピストン50を支持するとともに、操作部70の操作量に応じて上下方向に伸縮し、ピストン50の上死点の位置を変更するピストン支持部60と、を備える、という構成を採用することによって、コンパクトで押し切り位置での安定性があり、細かな注出量の切り替えが可能な定量注出器1が得られる。
また、本実施形態では、ピストン支持部60は、図1及び図2に示すように、上下方向に延びる軸線O回りの相対回転により上下方向に伸縮可能に螺合した第1ネジ部61及び第2ネジ部62を有している。この構成によれば、第1ネジ部61及び第2ネジ部62の軸線O回りの相対回転により、ピストン支持部60の上下方向の長さが無段階で変更できる。このため、定量注出器1において、より細かな注出量の切り替えが可能になる。なお、注出量を無段階で変更する場合には、クリック片46bなどはなくてもよい。
また、本実施形態では、操作部70は、押下ヘッド40の外側に回転可能に配設され、第1ネジ部61及び第2ネジ部62を軸線O回りに相対回転させるダイヤル部71を有している。この構成によれば、押下ヘッド40の外側に配設されたダイヤル部71の回転操作により、第1ネジ部61及び第2ネジ部62を軸線O回りに相対回転させることができるため、注出量の切り替え操作が容易、且つ、ピストン50の下方移動量(ストローク量)の変更が直感的に分かりやすくなる。
また、本実施形態では、押下ヘッド40は、ダイヤル部71の回転を規制するロック片47を有し、ダイヤル部71は、ロック片47に係止するロック位置と、ロック片47に係止しないロック解除位置との間で移動可能に設けられている。この構成によれば、ダイヤル部71をロック解除位置に移動させることにより、注出量の切り替えが可能になり、また、ダイヤル部71をロック位置に移動させることにより、注出量を切り替えた状態での維持が可能となり、注出量が予期せずに変更されることを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図4に示すように、第2実施形態の定量注出器1Aは、ピストン支持部60Aが第1ネジ部61A及び第2ネジ部62Aを備え、第1ネジ部61Aが操作部70Aと一体で形成されている点で、上記実施形態と異なる。また、第2実施形態では、押下ヘッド40におけるピストン支持部60Aの支持構造が、上記実施形態と異なる。
なお、細かい点では、押下ヘッド40の押下外筒41の下端部に抜け止めカバー49が螺着されると共に、ダイヤル部71の回転を規制するロック片47が、押下ヘッド40の天壁部42の上面に形成されたロック溝47Aに変更されている点で、上記実施形態と異なる。
第2実施形態の押下ヘッド40は、天壁部42のバネ受け部44よりも径方向内側に、ピストン支持部60Aの第2ネジ部62Aを上下方向に案内する案内筒部48を備えている。案内筒部48は、天壁部42の下面から下方に垂設された筒体であり、案内筒部48の内周面には案内溝48aが形成されている。案内溝48aは、上下方向に沿って延びると共に、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
第1ネジ部61Aは、ダイヤル部71の径方向中央部の下面から下方に垂設された筒状部であり、軸線Oを中心軸にして案内筒部48の径方向内側に配設されている。第1ネジ部61Aの外周面には、螺旋状にネジ山61A1が形成されている。
第2ネジ部62Aは、第1ネジ部61Aの径方向外側、且つ、案内筒部48の径方向内側に配設された筒状部であり、軸線Oを中心軸にして上下方向に沿って延設されている。第2ネジ部62Aは、下端部にピストン50を支持しており、第2ネジ部62Aの内周面には、第1ネジ部61Aのネジ山61A1に螺合するネジ山62A1が形成されている。
第2ネジ部62Aの外周面には、案内筒部48の案内溝48aに挿入される案内リブ62A2が上下方向に沿って延びると共に、周方向に間隔をあけて複数形成されている。これにより、第2ネジ部62Aは、案内筒部48に対し、上下方向の相対移動を可能としつつ周方向への相対回転が規制されるようになっている。
次に、上述した定量注出器1Aの内容物の注出量の切り替え方法について説明する。以下では、ダイヤル部71の軸線O回りの一方向の回転操作により、図5に示すように、ピストン50の上死点の位置をT1からT2に下げる場合について説明する。なお、ピストン50の上死点の位置をT2からT1に上げる場合は、ダイヤル部71を上述の一方向と反対に回転操作することとなる。
ダイヤル部71を軸線O回りの一方向に回転操作すると、ダイヤル部71と一体で形成された第1ネジ部61Aが、軸線O回りに回転する。そうすると、案内筒部48によって回転を規制された第2ネジ部62が、軸線O回りに相対回転する第1ネジ部61に形成されたネジ山61A1によって下方にねじ送りされる。第2ネジ部62Aは、その下端部にピストン50を支持しており、ピストン50が第2ネジ部62と共に下方に移動することで、ピストン50の上死点の位置がT1からT2に変更される。
以上のようにして、定量注出器1Aの内容物の注出量を変更することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、操作部がダイヤル部を備える構成について説明したが、ダイヤル部の代わりにレバー部を備える構成であっても構わない。
また、例えば、上述した実施形態では、第1ネジ部及び第2ネジ部の軸線回りの相対回転により、ピストン支持部の上下方向の長さを変更する構成について説明したが、ピストン支持部がこのようなネジ機構の代わりに、ラックピニオン機構などの他の送り機構を備える構成であっても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 定量注出器
1A 定量注出器
2 容器
2a 口部
10 シリンダ
20 吸い上げ筒
30 注出筒
40 押下ヘッド
47 ロック片(ロック部)
47A ロック溝(ロック部)
50 ピストン
60 ピストン支持部
60A ピストン支持部
61 第1ネジ部
61A 第1ネジ部
61A1 ネジ山
62 第2ネジ部
62A 第2ネジ部
70 操作部
70A 操作部
71 ダイヤル部
C 貯留空間
O 軸線

Claims (4)

  1. 注出される内容物を一時的に収容するシリンダと、
    前記シリンダに連設されるとともに前記内容物が収容される容器の口部に配設されて、前記シリンダの内圧の増減に応じて該シリンダとの連通および遮断が切り替えられる吸い上げ筒と、
    前記シリンダに直結されて側方に向けて延び、前記シリンダの内圧の増減に応じて該シリンダとの連通および遮蔽が切り替えられる注出筒と、
    前記シリンダに上方付勢状態で下方移動可能に配設された有頂筒状の押下ヘッドと、
    前記シリンダ内に配設され、前記押下ヘッドに連係して該シリンダ内を上下移動するピストンと、
    前記押下ヘッドの外側に操作可能に配設された操作部と、
    前記押下ヘッドの内側において前記ピストンを支持するとともに、前記操作部の操作量に応じて上下方向に伸縮し、前記ピストンの上死点の位置を変更するピストン支持部と、を備える、ことを特徴とする定量注出器。
  2. 前記ピストン支持部は、上下方向に延びる軸線回りの相対回転により上下方向に伸縮可能に螺合した第1ネジ部及び第2ネジ部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の定量注出器。
  3. 前記操作部は、前記押下ヘッドの外側に回転可能に配設され、前記第1ネジ部及び前記第2ネジ部を前記軸線回りに相対回転させるダイヤル部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の定量注出器。
  4. 前記押下ヘッドは、前記ダイヤル部の回転を規制するロック部を有し、
    前記ダイヤル部は、前記ロック部に係止するロック位置と、前記ロック部に係止しないロック解除位置との間で移動可能に設けられている、ことを特徴とする請求項3に記載の定量注出器。
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