JP2020055327A - ペダル構造 - Google Patents

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慎治 益永
Shinji Masunaga
慎治 益永
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Abstract

【課題】ペダル構造において、ペダル部の下方の空間に外部の物体が溜まりづらくする。【解決手段】ペダル構造Sは、車両の車室の床面Fに固定されている底板部11と、底板部11の車両の車幅方向における左側から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している左側板部12と、底板部11の車両の車幅方向における右側から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している右側板部13と、を有する固定部1と、固定部1の上方に設けられており、かつ左側板部12及び右側板部13の車両の前後方向における後端付近に変位可能に支持されているペダル部2と、を有し、固定部1及びペダル部2は、ペダル部2の下方の空間に位置する外部の物体を、空間の内側から空間の外側に向かって排出させる開口部4を形成し、開口部4と床面Fとの間に開口空間が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のペダル構造に関する。
従来、車両には、ペダル構造が設けられている。特許文献1には、車両のフロアパネル上に固定され、かつ相互に所定の間隔を置いて対向する左右一対のアクセルペダルパット連結用の側壁を有するリテーナと、当該リテーナに回転自在に連結されているアクセルペダルパットと、アクセルペダルパットをリテーナに対して相対回転可能に連結する連結用回転支軸と、を備える床面軸支型の車両用アクセルペダルが開示されている。
特開2001−270343号公報
底板部と、底板部の両端に設けられている左側板部及び右側板部を有する固定部と、左側板部及び右側板部に変位可能に支持されているペダル部と、を有するペダル構造において、ペダル部の下方に泥が溜まり、例えば寒冷期に溜まった泥が凍り、固定部とペダル部の連結部に凍った泥が付着してしまう場合がある。この場合、ペダル部が固定部に対して変位しづらくなってしまうという問題が生じていた。例えば、運転者がペダル部を足で踏んだ後にペダル部から足を離した際に、ペダル部の戻りが遅くなってしまったり、ペダル部を踏み込む際にペダル部が固定部に対して変位しづらくなったりしてしまうことで、車両が運転者の意図しない加速度又は減速度になってしまう恐れがあるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ペダル部の下方の空間に外部の物体が溜まりづらいペダル構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両の車室の床面に固定されている底板部と、前記底板部の前記車両の車幅方向における左側から前記車両の高さ方向における上方に向かって延伸している左側板部と、前記底板部の前記車両の車幅方向における右側から前記車両の高さ方向における上方に向かって延伸している右側板部と、を有する固定部と、前記固定部の上方に設けられており、かつ前記左側板部及び前記右側板部の前記車両の前後方向における後端付近に変位可能に支持されているペダル部と、を有し、前記固定部及び前記ペダル部は、前記ペダル部の下方の空間に位置する外部の物体を、前記空間の内側から前記空間の外側に向かって排出させる開口部を形成し、前記開口部と前記床面との間に開口空間が形成されていることを特徴とするペダル構造を提供する。
また、前記左側板部及び前記右側板部と結合した状態で前記ペダル部が回転する軸を構成する軸部をさらに有し、前記開口空間は、少なくとも一部の領域が前記軸部よりも前記車両の高さ方向における下方に位置していてもよい。
また、前記左側板部は、下縁が前記底板部の左側に接続されている第1領域と、前記第1領域の後縁から前記車両の前後方向における後方に向かって延伸しており、前記車両の高さ方向における下縁の位置が前記第1領域の下縁の位置よりも高い第2領域と、を有し、前記右側板部は、下縁が前記底板部の右側に接続されている第3領域と、前記第3領域の後縁から前記車両の前後方向における後方に向かって延伸しており、前記車両の高さ方向における下縁の位置が前記第3領域の下縁の位置よりも高い第4領域と、を有していてもよい。
また、前記第1領域の後縁は、前記底板部の後縁と前記車両の前後方向において同じ位置に位置し、前記第3領域の後縁は、前記底板部の後縁と前記車両の前後方向において同じ位置に位置していてもよい。
本発明によれば、ペダル構造において、ペダル部の下方の空間に外部の物体が溜まりづらくなるという効果を奏する。
本実施形態に係るペダル構造の構造を示す。 比較例としてのペダル構造を車両の前後方向における後方側から見た構造を示す。 比較例としてのペダル構造を車両の前後方向における前方側から見た構造を示す。 本実施形態に係るペダル構造の構造と比較例としてのペダル構造の構造とを比較した様子を示す。
<本実施形態>
図1は、本実施形態に係るペダル構造Sの構造を示す図である。
ペダル構造Sは、例えば車両に設けられているアクセルペダルを含む構造である。
ペダル構造Sは、固定部1、ペダル部2、及び軸部3を有する。固定部1は、車両の車室の床面Fに固定されており、後述するペダル部2を変位可能に支持している。固定部1は、底板部11、左側板部12、及び右側板部13を有する。
底板部11は、例えば平板形状であり、車両の車室の床面Fに固定されている。底板部11には、例えば複数の穴が形成されている。固定部1は、底板部11に形成されている穴と、床面Fに形成されている穴とに、ボルトを挿入して締め付けることで、床面Fに固定されている。
左側板部12は、底板部11の車両の車幅方向における左側(例えば左縁)から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している。左側板部12は、第1領域121、及び第2領域122を有する。第1領域121は、下縁が底板部11の左側に接続されている領域である。第1領域121の後縁は、底板部11の後縁と車両の前後方向において同じ位置に位置している。第1領域121の後縁は、車両の高さ方向において直線状に延伸している。
第2領域122は、第1領域121の後縁から車両の前後方向における後方に向かって延伸しており、車両の高さ方向における下縁の位置が第1領域121の下縁の位置よりも高い領域である。このように、第2領域122の下縁の位置が第1領域121の下縁の位置よりも高い位置に形成されていることで、第2領域122の下縁と床面Fとの間には、部材が設けられていない。この領域を第1の空隙領域が形成されている。
具体的には、第1の空隙領域は、第2領域122の下縁と、第2領域122の内側面を車両の高さ方向において延長した面と床面Fとの交線と、第2領域122の下縁の後端を通り車両の高さ方向において延伸している直線と、で囲まれていることで形成されている開口である。第2領域122の車両の前後方向における後端付近には、第1の穴が形成されている。第1の穴は、後述する軸部3が挿入されている穴である。
右側板部13は、底板部11の車両の車幅方向における右側(例えば右縁)から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している。右側板部13は、左側板部12と同じ形状である。右側板部13は、第3領域131、及び第4領域132を有する。第3領域131は、下縁が底板部11の右側に接続されている領域である。第3領域131の後縁は、底板部11の後縁と車両の前後方向において同じ位置に位置している。第3領域131の後縁は、車両の高さ方向において直線状に延伸している。
第4領域132は、第3領域131の後縁から車両の前後方向における後方に向かって延伸しており、車両の高さ方向における下縁の位置が第3領域131の下縁の位置よりも高い領域である。このように、第4領域132の下縁の位置が第3領域131の下縁の位置よりも高い位置に形成されていることで、第4領域132の下縁と床面Fとの間には第2の空隙領域が形成されている。
具体的には、第2の空隙領域は、第4領域132の下縁と、第4領域132の内側面を車両の高さ方向において延長した面と床面Fとの交線と、第4領域132の下縁の後端を通り車両の高さ方向において延伸している直線と、で囲まれていることで形成されている開口である。第4領域132の車両の前後方向における後端付近には、第2の穴が形成されている。第2の穴は、後述する軸部3が挿入されている穴である。
ペダル部2は、固定部1の上方に設けられており、かつ左側板部12及び右側板部13の車両の前後方向における後端付近に変位可能に支持されている。ペダル部2は、本体部21、及び取付部22を有する。本体部21は、例えば略直方体形状である。
取付部22は、例えば車両の車幅方向において延伸している円筒形状の部位であり、ペダル部2を固定部1に対して変位可能に取り付けるための部分である。取付部22は、本体部21における固定部1と接続されている側の端部に設けられている。取付部22は、例えば本体部21における車両の車幅方向における両端付近に設けられている。具体的には、取付部22として、左取付部22Lと右取付部22Rが設けられている。
左取付部22Lは、本体部21における車両の車幅方向における左端付近に設けられている。右取付部22Rは、本体部21における車両の車幅方向における右端付近に設けられている。左取付部22L及び右取付部22Rには、それぞれ、径方向における中心に、車両の車幅方向において延伸している第3の穴が形成されている。第3の穴は、後述する軸部3が挿入されている穴である。左取付部22L及び右取付部22Rは、左側板部12と右側板部13の車両の車幅方向における内側に位置している。
軸部3は、左側板部12及び右側板部13と結合した状態でペダル部2が回転する軸を構成する。軸部3は、例えば円柱形状であり、車両の車幅方向において延伸している。軸部3は、左側板部12の第2領域122の車両の前後方向における後端付近に形成されている第1の穴、右側板部13の第4領域132の車両の前後方向における後端付近に形成されている第2の穴、ペダル部2の左取付部22Lに形成されている第3の穴、及びペダル部2の右取付部22Rに形成されている第3の穴に挿入されている。軸部3が、このように第1の穴、第2の穴、及び複数の第3の穴に挿入されていることで、ペダル部2は固定部1に対して回転可能に支持されている。
ペダル部2は、ペダル部2の先端が、ペダル部2の後端よりも車両の高さ方向において高い位置となるように傾斜した状態で、固定部1に変位可能に支持されている。ペダル部2の先端は、ペダル部2の車両の前後方向における前方側の端部である。ペダル部2の後端は、ペダル部2の車両の前後方向における後方側の端部である。
運転者が足でペダル部2を踏み込んでいない場合、ペダル部2と底板部11との間の角度は第1の角度である。運転者が足でペダル部2を踏み込んだ場合、ペダル部2を踏み込んだ量に応じて、ペダル部2は、軸部3を軸にして回転することで先端が下方に移動する。運転者がペダル部2を踏み込んだ量が大きくなるにつれて、ペダル部2と底板部11との間の角度が小さくなっていく。ペダル構造Sがアクセルペダルである場合、運転者が足でペダル部2を踏み込むと、車両は加速する。
運転者が足をペダル部2から離すと、ペダル部2は元の状態、すなわち、ペダル部2と底板部11との間の角度が第1の角度である状態に戻る。ペダル構造Sがアクセルペダルである場合、運転者が足をペダル部2から離すと、ペダル部2は元の状態に戻り、車両は減速する。
固定部1の後方側には、ペダル部2の後端の下縁と床面Fとの間に第3の空隙領域が形成されている。具体的には、第3の空隙領域は、車両の高さ方向におけるペダル部2の後端の下縁と床面Fとの間に形成されている。また、第3の空隙領域は、車両の車幅方向における、第2領域122の内側面を車両の高さ方向において延長した面と第4領域132の内側面を車両の高さ方向において延長した面との間に形成されている。
固定部1及びペダル部2は、ペダル部2の下方の空間に位置する外部の物体を、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出させる開口部4を形成している。具体的には、開口部4は、例えば、底板部11の後縁、左側板部12の第2領域122の下縁、右側板部13の第4領域132の下縁、及びペダル部2の後端の下縁で囲まれていることで形成されている開口部である。
そして、ペダル構造Sにおいては、開口部4と床面Fとの間に開口空間が形成されている。開口空間は、開口部4、第1の空隙領域、第2の空隙領域、及び第3の空隙領域で囲まれている空間である。開口空間は、少なくとも一部の領域が軸部3よりも車両の高さ方向における下方に位置する。開口空間がこのような位置に設けられていることで、例えばペダル部2の下方の空間の内側において、例えば軸部3に付着している外部の物体及び軸部3付近に位置する外部の物体を、よりペダル部2の下方の空間の外側に向かって排出させ易くなる。
図2は、比較例としてのペダル構造S1を車両の前後方向における後方側から見た構造を示す図である。図3は、比較例としてのペダル構造S1を車両の前後方向における前方側から見た構造を示す図である。図4は、本実施形態に係るペダル構造Sの構造と比較例としてのペダル構造S1の構造とを比較した様子を示す図である。図4(a)は、本実施形態に係るペダル構造Sを車両の車幅方向における右側から見たときの模式図である。図4(b)は、比較例としてのペダル構造S1を車両の車幅方向における右側から見たときの模式図である。
図4(b)に示すように、ペダル構造S1は、ペダル構造Sと比べて、底板部91の後縁と、後縁が車両の前後方向において同じ位置に位置する左側板部92及び右側板部93と、後方板部94を有している点で異なる。ペダル構造S1は、固定部9を有する。固定部9は、底板部91、左側板部92、右側板部93、及び後方板部94を有する。底板部91は、例えば平板形状であり、底板部11と同様に、車両の車室の床面Fに固定されている。
左側板部92は、底板部91の車両の車幅方向における左側から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している。右側板部93は、底板部91の車両の車幅方向における右側から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している。右側板部93は、左側板部92と同じ形状である。左側板部92の後縁と、右側板部93の後縁は、車両の前後方向において底板部91の後縁と同じ位置に位置している。また、後方板部94は、底板部91の車両の前後方向における後縁から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している。
例えば、運転者が靴に泥が付着した状態で、ペダル構造S1におけるペダル部2を足で踏み込むと、ペダル部2の下方の空間に、泥が溜まってしまう。ペダル構造S1においては、固定部9が、左側板部92、右側板部93、及び後方板部94を有することで、ペダル部2の下方の空間に溜まってしまった泥は、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出されづらい。
このため、例えば、寒冷期には、ペダル部2の下方の空間において、溜まった泥が凍り、ペダル部2と固定部9の連結部、例えば軸部3及び取付部22に付着してしまう場合がある。この場合、ペダル部2が固定部9に対して移動しづらくなってしまう。この結果、ペダル部2が固定部9に対して変位しづらくなってしまうという恐れがある。例えば、運転者がペダル部2を足で踏んだ後にペダル部2から足を離した際に、ペダル部2の戻りが遅くなってしまったり、ペダル部2を踏み込む際にペダル部2が固定部9に対して変位しづらくなったりしてしまうという恐れがある。
これに対して、図4(a)に示すように、ペダル構造Sにおいては、固定部1及びペダル部2が、ペダル部2の下方の空間に位置する外部の物体を、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出させる開口部4を形成している。よって、例えば、ペダル構造Sにおいては、ペダル部2の下方の空間に溜まった外部の物体が、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出され易くなる。
この結果、ペダル構造Sは、外部の物体が、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出され易いことで、例えば軸部3及び取付部22付近に外部の物体が付着しづらくなり、ペダル部2が固定部9に対して移動しづらくなりづらい。よって、ペダル部2が固定部9に対して変位し易くなる。例えば、運転者がペダル部2を足で踏んだ後にペダル部2から足を離した際に、ペダル部2の戻りが遅くなりづらくなったり、ペダル部2を踏み込む際にペダル部2が固定部9に対して変位し易くなる。
また、ペダル構造Sは、第1の空隙領域、第2の空隙領域、及び第3の空隙領域を有することで、外部の物体を開口空間の内側から開口空間の外側に向かって排出させるための空隙領域を大きく確保することができる。よって、ペダル構造Sは、第1の空隙領域、第2の空隙領域、及び第3の空隙領域を有することで、ペダル部2の下方の空間に溜まってしまった外部の物体が、当該空間の内側から当該空間の外側に向かってより排出され易くなる。
また、ペダル構造Sは、このように固定部1及びペダル部2が開口部4を形成していることによって、ペダル構造S1と比べて強度が低下するのを、例えば左側板部12及び右側板部13の肉厚を左側板部92及び右側板部93の肉厚に比べて大きくすることで強度を確保することができる。
[本実施形態に係るペダル構造Sによる効果]
本実施形態に係るペダル構造Sは、車両の車室の床面Fに固定されている底板部11と、底板部11の車両の車幅方向における左側から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している左側板部12と、底板部11の車両の車幅方向における右側から車両の高さ方向における上方に向かって延伸している右側板部13と、を有する固定部1を有する。また、ペダル構造Sは、固定部1の上方に設けられており、かつ左側板部12及び右側板部13の車両の前後方向における後端付近に変位可能に支持されているペダル部2を有する。そして、固定部1及びペダル部2は、ペダル部2の下方の空間に位置する外部の物体を、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出させる開口部4を形成し、開口部4と床面Fとの間に開口空間が形成されている。
本実施形態に係るペダル構造Sは、このように、底板部11、左側板部12、及び右側板部13を有する固定部1と、左側板部12及び右側板部13の後端付近に変位可能に支持されているペダル部2と、を有する。そして、固定部1及びペダル部2は、ペダル部2の下方の空間に位置する外部の物体を、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出させる開口部4を形成している。
よって、ペダル構造Sは、ペダル部2の下方の空間に溜まった外部の物体を、当該空間の内側から当該空間の外側に向かって排出させ易くなる。この結果、ペダル構造Sは、例えば、寒冷期に当該空間の内側において、溜まった泥が凍った状態で、ペダル部2と固定部1の連結部に付着してしまうことで、ペダル部2が固定部1に対して変位しづらくなってしまうのを防ぐことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
F・・・床面
S・・・ペダル構造
1・・・固定部
11・・・底板部
12・・・左側板部
121・・・第1領域
122・・・第2領域
13・・・右側板部
131・・・第3領域
132・・・第4領域
2・・・ペダル部
21・・・本体部
22、22L、22R・・・取付部
3・・・軸部
4・・・開口部
S1・・・比較例としてのペダル構造
9・・・固定部
91・・・底板部
92・・・左側板部
93・・・右側板部
94・・・後方板部

Claims (4)

  1. 車両の車室の床面に固定されている底板部と、前記底板部の前記車両の車幅方向における左側から前記車両の高さ方向における上方に向かって延伸している左側板部と、前記底板部の前記車両の車幅方向における右側から前記車両の高さ方向における上方に向かって延伸している右側板部と、を有する固定部と、
    前記固定部の上方に設けられており、かつ前記左側板部及び前記右側板部の前記車両の前後方向における後端付近に変位可能に支持されているペダル部と、
    を有し、
    前記固定部及び前記ペダル部は、前記ペダル部の下方の空間に位置する外部の物体を、前記空間の内側から前記空間の外側に向かって排出させる開口部を形成し、
    前記開口部と前記床面との間に開口空間が形成されていることを特徴とするペダル構造。
  2. 前記左側板部及び前記右側板部と結合した状態で前記ペダル部が回転する軸を構成する軸部をさらに有し、
    前記開口空間は、少なくとも一部の領域が前記軸部よりも前記車両の高さ方向における下方に位置することを特徴とする、
    請求項1に記載のペダル構造。
  3. 前記左側板部は、
    下縁が前記底板部の左側に接続されている第1領域と、
    前記第1領域の後縁から前記車両の前後方向における後方に向かって延伸しており、前記車両の高さ方向における下縁の位置が前記第1領域の下縁の位置よりも高い第2領域と、を有し、
    前記右側板部は、
    下縁が前記底板部の右側に接続されている第3領域と、
    前記第3領域の後縁から前記車両の前後方向における後方に向かって延伸しており、前記車両の高さ方向における下縁の位置が前記第3領域の下縁の位置よりも高い第4領域と、を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のペダル構造。
  4. 前記第1領域の後縁は、前記底板部の後縁と前記車両の前後方向において同じ位置に位置し、
    前記第3領域の後縁は、前記底板部の後縁と前記車両の前後方向において同じ位置に位置していることを特徴とする、
    請求項3に記載のペダル構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023032819A1 (ja) * 2021-09-01 2023-03-09 株式会社デンソー ペダル装置

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