JP2020054157A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. ステータコア（５１）、周方向に並んで複数設けられてかつ前記ステータコアから径方向に突出するティース（５２）、及び前記ティースに巻回されたステータ巻線（３１）を有するステータ（５０）と、
   ロータコア（６１）、周方向に複数並んで設けられてかつ径方向において前記ロータコアから前記ステータ側に突出する主極部（６２）、及び前記主極部に巻回された界磁巻線（７０，７３）を有するロータ（６０）と、を備える界磁巻線型回転電機（３０）において、
   前記各ティース及び前記各主極部は、軸方向に延びており、
   前記主極部のうち、径方向において前記ステータと対向して、かつ、周方向における両端部のそれぞれを主極端部（６４ａ，６４ｂ）とする場合、前記各主極部において、前記主極部を構成する一対の前記主極端部のうち少なくとも一方の軸方向における一部に切欠（６５ａ，６５ｂ）が形成されている界磁巻線型回転電機。
2. 前記切欠は、前記各主極部において、一対の前記主極端部のそれぞれに形成されている請求項１に記載の界磁巻線型回転電機。
3. 前記各主極部における一対の前記主極端部のそれぞれにおいて、前記切欠が形成されている部分の軸方向における合計長さと、前記切欠が形成されていない部分の軸方向における合計長さとが等しい又は略等しくされている請求項２に記載の界磁巻線型回転電機。
4. 前記ステータの１スロットピッチをβとし、前記切欠の周方向における幅をθｎｔとする場合、「１／３×β＜θｎｔ＜２／３×β」とされている請求項１〜３のいずれか１項に記載の界磁巻線型回転電機。
5. 「θｎｔ＝β／２」とされている請求項４に記載の界磁巻線型回転電機。
6. 前記主極部のうち径方向において前記ステータと対向する側から前記主極部に前記界磁巻線が組み付けられる構造の界磁巻線型回転電機において、
   前記各主極部は、周方向に並んで等間隔で設けられており、
   前記各主極部は、自身に巻回された前記界磁巻線の周方向内側に配置されている請求項１〜５のいずれか１項に記載の界磁巻線型回転電機。
7. 前記切欠は、前記各主極部において、一対の前記主極端部のそれぞれに形成されており、
   前記主極端部において、前記切欠が形成されている部分は、前記切欠が形成されていない部分に軸方向において挟まれている請求項１〜６のいずれか１項に記載の界磁巻線型回転電機。
8. 前記切欠は、前記各主極部において、一対の前記主極端部のそれぞれに形成されており、
   前記主極端部において、前記切欠が形成されていない部分は、前記切欠が形成されている部分に軸方向において挟まれている請求項１〜７のいずれか１項に記載の界磁巻線型回転電機。
9. 前記ステータの径方向内側に前記ロータが配置されているインナロータ式の回転電機において、
   周方向に隣り合う前記主極部の間に配置されるとともに軸方向に延び、前記界磁巻線が径方向外側に移動することを規制する規制部材（１００）を備え、
   前記主極端部のうち前記切欠が形成されていない部分における周方向の側面には、軸方向に延びる溝（１１０ａ，１１０ｂ）が形成されており、
   周方向に隣り合う前記主極端部それぞれに形成された前記溝に前記規制部材の周方向端部が嵌め合わされている請求項７又は８に記載の界磁巻線型回転電機。