JP2020053596A - 電気回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気回路基板と成形回路部品とを電気的及び機械的に接続した電気回路装置であって、構成が簡易な電気回路装置を提供すること。【解決手段】電気回路装置は、電気配線が配置されている電気回路基板と、前記電気回路基板上に成形されている成形回路部品であって、表面に導電回路が配置されており、前記電気配線と前記導電回路とが電気的に接続されている成形回路部品と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路装置に関する。
従来、電気配線が配置されている電気回路基板であるプリント基板と、3次元の立体的な配線が可能な成形回路部品であるMID(Molded Interconnect Device)とを電気的及び機械的に接続した電気回路装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電気回路装置では、それぞれ別体として構成したプリント基板とMIDとをクリップ等の接続素子により機械的に接続する。
特表2010−538482号公報
特許文献1の電気回路装置では、プリント基板とMIDとを機械的に接続する接続素子が必要であるため、構成が複雑であり小型化が困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気回路基板と成形回路部品とを電気的及び機械的に接続した電気回路装置であって、構成が簡易な電気回路装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る電気回路装置は、電気配線が配置されている電気回路基板と、前記電気回路基板上に成形されている成形回路部品であって、表面に導電回路が配置されており、前記電気配線と前記導電回路とが電気的に接続されている成形回路部品と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る電気回路装置は、前記電気回路基板は、前記成形回路部品が成形されている面に形成された電極を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る電気回路装置は、前記成形回路部品には、前記電極を露出させる凹部が形成されており、前記電気配線と前記導電回路とは、前記凹部において電気的に接続されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る電気回路装置は、前記成形回路部品は、前記電気回路基板の側面の少なくとも一部を覆うように成形されており、前記電気回路基板は、前記電気回路基板が成形されている側面に形成された電極を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る電気回路装置は、前記成形回路部品には、前記電極を露出させる凹部が形成されており、前記電気配線と前記導電回路とは、前記凹部において電気的に接続されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る電気回路装置は、前記導電回路は、前記電極と一体的に形成されているめっき電極を有することを特徴とする。
本発明によれば、電気回路基板と成形回路部品とを電気的及び機械的に接続した電気回路装置であって、構成が簡易な電気回路装置を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気回路装置の斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る電気回路装置の斜視図である。 図3は、図1のA−A線に対応する断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る電気回路装置の製造工程を表すフローチャートである。 図5は、電気回路基板の斜視図である。 図6は、電気回路基板上に樹脂を成形する様子を表す図である。 図7は、樹脂にレーザーを照射して加工する様子を表す図である。 図8は、樹脂にレーザーを照射して加工する様子を表す図である。 図9は、図8に示す領域Bの部分拡大図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る電気回路基板の断面図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る電気回路装置の実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、電気回路基板と成形回路部品とを電気的及び機械的に接続した電気回路装置一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態1)
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係る電気回路装置の斜視図である。図3は、図1のA−A線に対応する断面図である。図1〜図3に示すように、本実施の形態1に係る電気回路装置1は、電気配線が配置されている電気回路基板2と、電気回路基板2上に成形されている成形回路部品3と、を備える。
電気回路基板2は、基板の両面に実装されている電子部品2aと、電気回路基板2が成形されている側面に形成された電極としての側面電極2bと、を含む電気配線を有する。電子部品2aと側面電極2bとは、当該電気回路基板2の内部で電気的に接続されている。
成形回路部品3は、電気回路基板2の側面を覆うように成形されている。成形回路部品3の側面には、めっき電極3aを含む導電回路が配置されている。また、成形回路部品3の側面には、側面電極2bを露出させる凹部3bが形成されている。めっき電極3aは、側面電極2bと一体的に形成されていることにより、電気配線と導電回路とは、凹部3bにおいて電気的に接続されている。
次に、電気回路装置1の製造方法を説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る電気回路装置の製造工程を表すフローチャートである。図4に示すように、側面に側面電極2bが形成された基板にコンデンサ等の電子部品2aを実装する(ステップS1)。図5は、電気回路基板の斜視図である。図5に示すように、電子部品2aを実装することにより、電気回路基板2が生成される。
続いて、電気回路基板2の側面の一部を覆うように触媒が混在されている樹脂を成形する(ステップS2)。図6は、電気回路基板上に樹脂を成形する様子を表す図である。図6に示すように、成形された樹脂3Aが電気回路基板2の側面の一部を覆う。具体的には、電気回路基板2を金型内に配置し、触媒が混在されている樹脂3Aを充填することにより、電気回路基板2上に樹脂3Aを成形する。触媒は、例えばクロム酸銅や銅化合物であるが、その他の鉱物繊維を触媒としてもよい。
その後、樹脂3Aにレーザーを照射して加工するとともに、表面を活性化する(ステップS3)。図7、図8は、樹脂にレーザーを照射して加工する様子を表す図である。図9は、図8に示す領域Bの部分拡大図である。図7〜図9示すように、電気回路基板2を覆う樹脂3Aにレーザーを照射し、凹部3Abが形成されるように樹脂3Aを加工する。また、樹脂3Aにレーザーを照射し、触媒が活性化された触媒活性化領域3Aaを形成する。なお、樹脂3Aに照射するレーザーのエネルギーが大きいと、樹脂3Aが十分に除去され、凹部3Abが形成される。一方、樹脂3Aに照射するレーザーのエネルギーが小さいと、樹脂3Aがわずかに除去され、触媒が表面に露出することにより触媒活性化領域3Aaが形成される。レーザーのエネルギーは、照射するレーザーのパルス数により制御することができるが、レーザーの出力や照射時間を制御してもよい。
そして、電気回路基板2及び加工した樹脂3Aにめっき加工を施す(ステップS4)。具体的には、電気回路基板2及び加工した樹脂3Aを無電解めっき液に浸漬し、触媒活性化領域3Aaに銅めっきを析出させる。このとき、側面電極2bの表面にも銅めっきが析出するため、図1に示すめっき電極3aと側面電極2bとが一体となる。
その後、必要に応じて後処理を行う(ステップS5)。後処理は、Ni−Auめっきなどの最終表面処理や、絶縁用のレジスト樹脂形成等である。
以上説明したように、実施の形態1によれば、電気回路基板2と成形回路部品3とを機械的に接合するためのクリップ等の部材が必要ないため、装置が簡易であり、装置を小型化することができる。
また、実施の形態1によれば、ステップS4において、めっき加工を施す際に、成形回路部品3上に電気配線が形成されるとともに、電気回路基板2と成形回路部品3とが電気的に接合される。従って、電気回路基板2と成形回路部品3とを電気的に接合する工程が必要なく、製造時の工数を低減させることができる。
また、実施の形態1によれば、電気回路基板2の側面まで成形回路部品3が覆っているため、電気回路基板2の上面に成形回路部品3を成形する場合よりも、電気回路基板2と成形回路部品3との機械的な接続強度が向上する。
また、電気回路装置1において、成形回路部品3が凹部3bを有することにより、凹部3bの底の円周部分が電気回路基板2と成形回路部品3との接合部分となる。これに対して、凹部3bが形成されていない場合には、電気回路基板2と成形回路部品3と界面は直線となり、この直線が接合部分となる。実施の形態1によれば、接合部分の長さが長くなることにより、電気回路基板2と成形回路部品3との電気的接続の信頼性が向上する。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る電気回路基板の断面図である。図10に示すように、本実施の形態2に係る電気回路装置11は、電気配線が配置されている電気回路基板12と、電気回路基板12上に成形されている成形回路部品13と、を備える。
電気回路基板12は、基板の両面に実装されている電子部品12aと、側面及び電気回路基板12が成形されている上面の一部に形成された電極12bと、を含む電気配線を有する。電子部品12aと電極12bとは、当該電気回路基板12の内部で電気的に接続されている。
成形回路部品13は、電気回路基板12の上面を覆うように成形されている。成形回路部品13の側面には、めっき電極13aを含む導電回路が配置されている。また、成形回路部品13の側面には、電気回路基板12の上目に形成された電極12bを露出させる凹部13bが形成されている。めっき電極13aは、電極12bと一体的に形成されていることにより、電気配線と導電回路とは、凹部13bにおいて電気的に接続されている。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、電気回路基板12と成形回路部品13とを機械的に接合するためのクリップ等の部材が必要ないため、装置が簡易である。実施の形態2のように、電気回路基板12は、成形回路部品13が成形されている面に形成された電極12bを有していればよい。
なお、上述した実施の形態では、レーザーを照射することによい成形回路部品3に凹部3bを形成したが、これに限られない。例えば、成形回路部品3を成形する際に凹部3bができるように成形を行ってもよい。
また、上述した実施の形態では、電気回路基板2上に成形回路部品3を一層のみ成形する例を説明したがこれに限られない。電気回路基板2上に成形回路部品3を複数層成形してもよい。この場合、成形回路部品3の最表面にめっき電極3aが形成されていなくてもよく、成形回路部品3の中間層にめっき電極3aが形成されていてもよい。
また、上述した実施の形態では、電気回路基板2の片面に成形回路部品3を成形する例を説明したがこれに限られない。電気回路基板2の両面に成形回路部品3を成形してもよく、電気回路基板2の外表面を覆うように成形回路部品3を成形してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表し、かつ記述した特定の詳細及び代表的な実施の形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、11 電気回路装置
2、12 電気回路基板
2a、12a 電子部品
2b 側面電極
3、13 成形回路部品
3a、13a めっき電極
3b、3Ab、13b 凹部
3A 樹脂
3Aa 触媒活性化領域
12b 電極

Claims (6)

  1. 電気配線が配置されている電気回路基板と、
    前記電気回路基板上に成形されている成形回路部品であって、表面に導電回路が配置されており、前記電気配線と前記導電回路とが電気的に接続されている成形回路部品と、
    を備えることを特徴とする電気回路装置。
  2. 前記電気回路基板は、前記成形回路部品が成形されている面に形成された電極を有することを特徴とする請求項1に記載の電気回路装置。
  3. 前記成形回路部品には、前記電極を露出させる凹部が形成されており、
    前記電気配線と前記導電回路とは、前記凹部において電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電気回路装置。
  4. 前記成形回路部品は、前記電気回路基板の側面の少なくとも一部を覆うように成形されており、
    前記電気回路基板は、前記電気回路基板が成形されている側面に形成された電極を有することを特徴とする請求項1に記載の電気回路装置。
  5. 前記成形回路部品には、前記電極を露出させる凹部が形成されており、
    前記電気配線と前記導電回路とは、前記凹部において電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の電気回路装置。
  6. 前記導電回路は、前記電極と一体的に形成されているめっき電極を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の電気回路装置。
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