JP2020053148A - 電池ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セル間の寿命ばらつき抑制を図った電池ユニットを提供する。【解決手段】電池ユニットは、所定の積層方向に並ぶ複数の電池セル11と、冷媒流路を有した冷却器20と、電池セル11と冷却器20との間に設けられ、冷却器20の冷却面および電池セル11の放熱面11cに密着するグリスGと、を備える。グリスGはゲル状の熱伝導材である。冷媒流路は、複数の電池セル11に跨って延びるメイン流路F1、F2、F3、F4を複数有する。冷却面は、メイン流路F1、F2、F3、F4に沿って延びる部分であるメイン冷却面211、212、213、214を複数有する。冷却器20は、複数のメイン冷却面211、212、213、214の間に位置して放熱面11cから遠ざかる向きに凹む凹部21a、21b、21cを有する。【選択図】図6

Description

この明細書における開示は、電池ユニットに関する。
特許文献1には、所定の積層方向に並ぶ複数の電池セルと、複数の電池セルを冷却する冷却プレートと、を備えた電池ユニットが開示されている。電池セルと冷却プレートとの間には、弾性変形して電池セルと冷却プレートに密着する熱伝導シートが挟み込まれている。このように熱伝導シートが密着することで、電池セルから冷却プレートへの放熱性を向上させている。
特開2012−94312号公報
しかしながら、上記従来の構造では、複数の電池セル毎の外形寸法ばらつきが大きいと、熱伝導シートの弾性変形では追従できず、熱伝導シートとの密着が不十分な電池セルを生じさせてしまう。このように密着が不十分な電池セルでは、放熱性悪化により熱劣化が進行しやすくなる。その結果、複数の電池セル間で生じる寿命ばらつきが大きくなり、十分に密着している電池セルがそれほど劣化していないにも拘らず、密着不十分な電池セルの劣化進行のせいで、電池ユニット全体としての寿命が短くなってしまう。
開示される目的は、電池セル間の寿命ばらつき抑制を図った電池ユニットを提供することである。
上記目的を達成するため、開示された1つの態様は、
所定の積層方向に並ぶ複数の電池セル(11)と、
電池セルと熱交換する冷媒が流れる冷媒流路(F1、F2、F3、F4、F5、F6、F7)を有した冷却器(20)と、
電池セルと冷却器との間に設けられ、冷却器の冷却面(211、212、213、214、215)および電池セルの放熱面(11c)に密着するゲル状の熱伝導材(G)と、
を備え、
冷媒流路は、複数の電池セルに跨って延びるメイン流路(F1、F2、F3、F4)を複数有し、
冷却面は、メイン流路に沿って延びる部分であるメイン冷却面(211、212、213、214)を複数有し、
冷却器は、複数のメイン冷却面の間に位置して放熱面から遠ざかる向きに凹む凹部(21a、21b、21c、25c)を有する電池ユニットとされる。
ここに開示された電池ユニットによると、電池セルと冷却器との間に設けられる熱伝導材がゲル状である。そのため、複数の電池セル毎の外形寸法ばらつきが大きい場合であっても、そのばらつきに追従して熱伝導材が自由に変形しやすいので、冷却器と電池セルとの密着性を向上できる。よって、複数の電池セルのうち特定の電池セルについて放熱性が悪化することを抑制でき、電池セル間の寿命ばらつきを抑制できる。
ここで、熱伝導材はゲル状であり変形しやすいので、その変形に伴って熱伝導材の一部が電池セルと冷却器との間から押し出されやすくなる。そうすると、押し出された熱伝導材が電池ユニット内の意図しない箇所へ流出して、電気的な短絡を誘発する等の不具合が懸念されるようになる。この懸念に対し、上記電池ユニットでは、冷却器が、複数のメイン冷却面の間に位置する凹部を有するので、押し出された熱伝導材は凹部に溜まって移動しにくくなり、意図しない箇所へ流出することを抑制できる。よって、熱伝導材をゲル状にすることで新たに生じる上記懸念が低減される。
尚、上記括弧内の参照番号は、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
第1実施形態に係る電池ユニットの斜視図である。 図1に示す電池ユニットの分解斜視図である。 第1実施形態に係る冷却器の斜視図である。 第1実施形態に係る冷却器およびロアケースを示す斜視図である。 図1のV−V線に沿う断面図である。 第1実施形態において、電池セルが冷却器の上に載っている時のグリスの状態を模式的に示す断面図。 第1実施形態において、電池セルが冷却器の上に載っていない製造過程でのグリスの状態を模式的に示す断面図。 第2実施形態において、電池セルが冷却器の上に載っている時のグリスの状態を模式的に示す断面図。 第2実施形態において、冷却器に設けられた立壁部の高さ寸法を説明する断面図である。 第3実施形態に係る冷却器の形状を模式的に示す断面図である。 第4実施形態に係る冷却器の形状を模式的に示す断面図である。
以下、本開示の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。
(第1実施形態)
図1および図2に示す電池ユニットは、車両に搭載されたものである。電池ユニットは、例えば、電池に充電された電力によって駆動されるモータと内燃機関とを組み合わせて走行駆動源とするハイブリッド自動車、モータを走行駆動源とする電気自動車等に用いられる。図中の前後、左右、上下を示す矢印は、車両に搭載された状態における電池ユニットの向きを示す。上下を示す方向は鉛直方向、左右を示す方向は車両の左右方向、前後を示す方向は車両の前後方向に相当する。
電池ユニットは、電池モジュール10、冷却器20、ヒータ30、インシュレータ40およびロアケース50を備える。電池モジュール10は、冷却器20により冷却されることで、最適温度範囲を超えて高温になることが抑制される。また、電池モジュール10は、ヒータ30により加熱されることで、最適温度範囲を超えて低温になることが抑制される。
ロアケース50は、金属製の板形状であり、電池モジュール10を下方から支持する。ヒータ30は、通電により発熱するニクロム線等の発熱線であり、図2に示すように蛇行して電池モジュール10の下側に配置されている。インシュレータ40は、電気絶縁性を有した弾性変形可能なシート状であり、ロアケース50とヒータ30の間に配置されている。
図3〜図6に示すように、冷却器20は、電池モジュール10の下側に配置されており、電池モジュール10と熱交換する冷媒が流れる冷媒流路F1、F2、F3、F4、F5、F6、F7を有する。具体的には、冷却器20は、金属製の第1プレート21および第2プレート22を有する。第1プレート21および第2プレート22は、上下方向に積層され、ろう付け等により接合されている。第1プレート21は、第2プレート22に対して電池モジュール10の側(上側)に位置する。第2プレート22は、上下方向に対して板面が垂直に拡がる平坦な板形状である。第1プレート21は、平坦な板をプレス加工して部分的に上側に突出させた形状である。
図5および図6に示すように、冷媒流路F1〜F7は、第1プレート21のうち上側に突出する部分と第2プレート22とで囲まれた部分により形成される。第1プレート21には、冷媒流路F1〜F7へ冷媒が流入する流入口21in、および冷媒流路F1〜F7から冷媒が流出する流出口21outが形成されている。
図4に示すように、流入口21inには流入ポート23がろう付け等により接合されている。流出口21outには流出ポート24がろう付け等により接合されている。流入ポート23および流出ポート24には、図示しない冷媒配管が接続されている。これにより、冷却器20は、図示しない冷媒循環回路に接続される。冷媒には、液相の流体が用いられている。冷媒の具体例としては、車両に搭載されたラジエータにより外気と熱交換する冷却水や、車両に搭載された冷凍サイクルにより冷却された冷却水等が挙げられる。
図3の説明に戻り、冷媒流路F1〜F7には、以下に説明する複数のメイン流路F1、F2、F3、F4、連結流路F5、分配流路F6および集合流路F7が含まれている。メイン流路F1、F2、F3、F4は、前後方向に延びる複数の往路F1、F2および複数の復路F3、F4を有する。図3の例では、往路F1、F2と復路F3、F4は2本ずつ設けられている。また、メイン流路F1〜F4は、後述する複数の電池セル11に跨って、電池セル11の積層方向に延びる。往路F1、F2と復路F3、F4は、互いに逆向き冷媒を流す流路である。
分配流路F6は、流入口21inと連通するとともに、複数の往路F1、F2の上流端と連通する。これにより、流入口21inから流入した冷媒は、分配流路F6により複数の往路F1、F2へ分配される。
連結流路F5は、メイン流路F1〜F4に対して直交する方向(左右方向)に延び、複数の往路F1、F2の下流端と連通し、かつ、複数の復路F3、F4の上流端と連通する。これにより、往路F1、F2を流通した冷媒は、連結流路F5により集合され、その後、複数の復路F3、F4へ分配される(図3中の矢印参照)。
集合流路F7は、流出口21outと連通するとともに、複数の復路F3、F4の下流端と連通する。これにより、復路F3、F4を流通した冷媒は、集合流路F7により集合され、流出口21outから流出する。
冷媒流路F1〜F7は、同一平面上に配置されている。冷媒流路F1〜F7の寸法のうち、冷媒流れ方向に対して垂直な幅方向の寸法(幅寸法)は、上下方向の寸法よりも大きい。複数のメイン流路F1〜F4の幅寸法は互いに同一である。往路F1、F2の通路断面積、つまり冷媒流れ方向に対して垂直な断面の面積は、復路F3、F4の通路断面積と同一である。メイン流路F1〜F4は互いに平行に延びる形状である。
第1プレート21のうち上側に突出する部分の上面を冷却面211、212、213、214、215と呼ぶ。具体的には、冷却面には、往路F1を形成する部分のメイン冷却面211、212と、復路F3を形成する部分のメイン冷却面213、214と、連結流路F5を形成する部分の連結冷却面215と、が含まれている。また、電池セル11の底面11dのうち冷却器20の冷却面に対向する部分を放熱面11cと呼ぶ。
第1プレート21は、複数のメイン冷却面213、214の間に位置し、放熱面11cから遠ざかる向きに凹む凹部21a、21b、21cを有する。さらに第1プレート21は、メイン冷却面211に対して凹部21aの反対側に窪む部分である窪み部21dと、メイン冷却面214に対して凹部21cの反対側に窪む部分である窪み部21eとを有する。
凹部21a、21b、21cおよび窪み部21d、21eは、複数の電池セル11に跨って、電池セル11の積層方向に延びる。凹部21a、21b、21cの寸法のうち、冷媒流れ方向に対して垂直な底面の幅方向寸法は、上下方向の寸法よりも小さい。複数の凹部21a、21b、21cの幅方向寸法は互いに同一である。
電池セル11と冷却器20との間には、グリスGが設けられている。グリスGは、電池セル11の放熱面11cと冷却器20の冷却面211〜215との両方に密着している。グリスGは、熱伝導性を有した材質であり、電池セル11で生じた熱を冷却器20へ伝える熱伝導材として機能する。
熱伝導材は、常温で液体と固体の両方の属性をもつ物質で、液体より固体に近い半流動体であり、粘性を有し自由に変形可能であることを要する。熱伝導材は、非ニュートン流体の塑性流体であり、加わられる剪断応力によってその粘度を変化させる。加わられる剪断応力がゼロまたは非常に小さい場合には、熱伝導材は固体の状態(ゲル状態)である。加わられる剪断応力が降伏値以上の場合には、熱伝導材は液体の状態(ゾル状態)となる。ゾル状態では、剪断応力が大きくなるほど見かけ粘度は小さくなる。
次に、電池モジュール10の構成について、図2を用いて説明する。電池モジュール10は、電池セル11、エンドプレート12、樹脂プレート12a、セル間プレート12b、回路基板13、サイドプレート14、樹脂サイドプレート14a、バスバ15、連結部材16および上カバー17を有する。
電池セル11は、直方体ケースに、負極材料、正極材料およびセパレータ等を収容して構成された、二次電池である。電池セル11は、正極材料にリチウムを含む酸化物が用いられたリチウムイオン電池である。電池セル11が有する負極端子11aおよび正極端子11bは、直方体ケースの同一面上に配置されている。電池セル11への充電および放電は、回路基板13に実装されている図示しない電子部品によって制御される。
複数の電池セル11は、負極端子11aおよび正極端子11bが上側となる向きに、筐体の内部に収容され、所定の積層方向に並べられている。この積層方向は、図1の例では車両の前後方向であるが、車両の左右方向であってもよい。隣り合う2つの電池セル11における異極端子間は、バスバ15によって電気的に接続されている。つまり、複数の電池セル11は、直列接続されている。連結部材16は、複数の電池モジュール10の各々が有するバスバ15を電気的に接続する。つまり、複数の電池モジュール10は、直列接続されている。なお、図1に示す例では、連結部材16は、ボルトB3でバスバ15に固定されている。
隣り合う2つの電池セル11の間には、樹脂製のセル間プレート12bが配置されている。積層方向の両端に位置する電池セル11のうち、セル間プレート12bの反対側には、エンドプレート12が配置されている。エンドプレート12と電池セル11の間には、樹脂プレート12aが配置されている。
積層配置された状態の複数の電池セル11およびエンドプレート12の左側および右側の各々には、金属製のサイドプレート14が配置されている。エンドプレート12および電池セル11と、サイドプレート14との間には、樹脂製の樹脂サイドプレート14aが配置されている。電池セル11およびエンドプレート12は、サイドプレート14により、左右方向および上下方向に位置決めされている。
サイドプレート14は、積層方向の両端に位置する各々のエンドプレート12に固定されている。具体的には、サイドプレート14に形成された挿入穴H2aに挿入されたボルトB2が、エンドプレート12に形成されたネジ穴h2に締結されることで、サイドプレート14はエンドプレート12に固定されている。これにより、電池セル11およびエンドプレート12は積層方向に拘束され、複数の電池セル11は電池モジュール10として一体化されている。
電池モジュール10が有する上カバー17は、電池セル11の上側に配置されている。上カバー17は樹脂製であり、負極端子11aおよび正極端子11bを、バスバ15とともに上側から覆う。電池モジュール10が有する回路基板13は、エンドプレート12に取り付けられている。なお、図1に示す例では、回路基板13は、ボルトB4でエンドプレート12に固定されている。
以上の如く複数の部品を組み付けてなる電池モジュール10は、ロアケース50に固定されている。具体的には、エンドプレート12に形成された貫通穴h1に挿入されたボルトB1が、ロアケース50に形成されたネジ穴h1aに締結されることで、電池モジュール10はロアケース50に固定されている。これにより、複数の電池モジュール10は電池モジュール構造体10M(図1参照)として一体化されている。
さらに電池ユニットは、図示しない筐体および送風機を備える。筐体は、電池モジュール構造体10Mが挿入される開口部を有した本体と、その開口部を覆って密閉する蓋体と、を有する密閉構造である。送風機は、筐体内部の空気を循環させる。筐体は金属製であり、筐体内部の空気は、筐体を通じて、筐体外部の空気へ放熱する。
さて、電池モジュール構造体10Mを製造する過程において、電池モジュール10をロアケース50に固定するに先立ち、冷却面211〜215にグリスGを塗布しておく(図7参照)。なお、図4中の斜線は、第1プレート21のうちグリスGが塗布される領域を示す。その後、グリスGが塗布された状態の冷却器20を、インシュレータ40とともにロアケース50の所定位置に配置する。その後、ロアケース50に配置された冷却器20の上に電池モジュール10を載せる。なお、図6および図7では、電池モジュール10のうち電池セル11以外の図示を省略している。その後、ボルトB3で連結部材16をバスバ15に締結し、ボルトB1で電池モジュール10をロアケース50に締結する。
要するに、電池ユニットの製造方法は、冷却面211〜215にグリスGを塗布する塗布工程と、冷却器20の上に電池モジュール10を載置する載置工程と、電池モジュール10をロアケース50に締結する締結工程と、を備える。
上述の如く電池モジュール10を冷却器20の上に載せることで、塗布されたグリスGは、冷却面211〜215と放熱面11cとの間で押し潰されてゾル状態となる。これにより、塗布されたグリスGの余剰分は、図7中の矢印に示すように、冷却面211〜215と放熱面11cとの間から押し出される。詳細には、グリスGの余剰分は、上記載置工程と締結工程の各々において押し出される。
押し出された余剰分のグリスのうち、冷却器20の凹部21a、21b、21cへ向けて押し出される余剰グリスGa(図6参照)は、以下に説明するグリス溜り部20a、20b、20cに溜められる。図5および図6に示すように、グリス溜り部20a、20b、20cは、冷却器20の凹部21a、21b、21cと電池セル11の底面11dとで囲まれる空間である。
押し出された余剰分のグリスのうち、冷却器20の窪み部21d、21eへ向けて押し出される余剰グリスGb(図6参照)は、以下に説明するグリス漏出部20d、20eに位置する。図5および図6に示すように、グリス漏出部20d、20eは、冷却器20の窪み部21d、21e、ロアケース50、サイドプレート14および樹脂サイドプレート14aで囲まれる空間である。
複数のグリス溜り部20a、20b、20cの縦断面積、つまり冷媒流れ方向に対して垂直な断面の面積は、互いに同一である。複数のグリス溜り部20a、20b、20cのうち、2つの往路F1、F2の間に位置するグリス溜り部20aは、図3に示すように、上下方向から見て第1プレート21の冷却面により環状に囲まれている。同様にして、2つの復路F3、F4の間に位置するグリス溜り部20cも、上下方向から見て第1プレート21の冷却面により環状に囲まれている。換言すれば、凹部21a、21cは冷却面で囲まれている。
その一方で、往路F2と復路F3の間に位置するグリス溜り部20bは、分配流路F6と集合流路F7との間の部分については冷却面で囲まれておらず、その間の部分が積層方向に解放されている。換言すれば、凹部21bは、分配流路F6と集合流路F7との間の部分で冷却面が途切れており、その間の部分が積層方向に解放されている。
なお、載置工程および締結工程のいずれにおいても、電池モジュール10の全荷重がグリスGに付与されるわけではなく、電池モジュール10の荷重は、ボルトB1等を介してロアケース50に支持されている。そして、放熱面11cから押し出される余剰グリスGa、Gbの量が適量となるように、締結工程でのボルトB1の締め付け量は調整され、冷却面211〜215と放熱面11cとの離間距離が所望の距離となるように調整されている。
以下、上述した構成を備えることによる電池ユニットの効果について説明する。
本実施形態によれば、電池セル11と冷却器20との間に設けられる熱伝導材が、ゲル状のグリスGである。そのため、複数の電池セル11毎の外形寸法、特に上下方向の外形寸法のばらつきが大きい場合であっても、そのばらつきに追従してグリスGが自由に変形しやすいので、冷却器20と電池セル11との密着性を向上できる。よって、複数の電池セル11のうち、熱伝導材と部分的にしか密着できていない特定の電池セルについて放熱性が悪化することを抑制でき、電池セル間の寿命ばらつきを抑制できる。
また、冷却器20は、複数のメイン冷却面211、212、213、214の間に位置して放熱面11cから遠ざかる向きに凹む凹部21a、21b、21cを有する。そのため、メイン冷却面211、212、213、214と放熱面11cの間から押し出された余剰グリスGaは、凹部21a、21b、21cに溜まり、凹部21a、21b、21cの外へは移動しにくくなる。よって、余剰グリスGaが意図しない箇所へ流出することを抑制できる。例えば、ロアケース50およびサイドプレート14は金属製であり、これらの金属製部品に余剰グリスGaが接触して電気的な短絡を誘発するといった懸念を低減できる。
また、冷却器20が有するメイン流路F1、F2、F3、F4は、複数の電池セル11に跨って延びる。そして、これらのメイン流路F1〜F4には、電池セル11の積層方向に並ぶ順に複数の電池セル11と冷媒を熱交換させる往路F1、F2と、往路F1、F2とは逆の順に複数の電池セル11と冷媒を熱交換させる復路F3、F4と、が含まれている。そのため、各々の電池セル11は、往路F1、F2と復路F3、F4の両方で冷却されることになる。
冷媒は、メイン流路F1〜F4を流れるにつれて、電池セル11によって加熱されていき、冷媒温度は徐々に上昇していく。そして、往路F1、F2の上流に位置する電池セル11であるほど、復路F3、F4に対しては下流に位置することとなるので、往路F1、F2を流れる冷媒への放熱量が多くなる一方で、復路F3、F4を流れる冷媒への放熱量が少なくなる。また、往路F1、F2の下流に位置する電池セル11であるほど、復路F3、F4に対しては上流に位置することとなるので、往路F1、F2を流れる冷媒への放熱量が少なくなる一方で、復路F3、F4を流れる冷媒への放熱量が多くなる。
例えば、積層方向のうち、流入口21inおよび流出口21outに最も近い位置の電池セル11については、往路F1、F2の冷媒温度が低いものの、復路F3、F4の冷媒温度が高く、その温度差は大きい。一方、積層方向のうち、流入口21inおよび流出口21outから最も離れた位置の電池セル11については、往路F1、F2の冷媒温度が高いものの、復路F3、F4の冷媒温度が低く、その温度差は小さい。このように、積層方向の位置によって往路F1、F2と復路F3、F4との温度差は異なるものの、その平均温度は殆ど同じである。
したがって、積層方向の一方側に位置する電池セル11と、他方側に位置する電池セル11とで、往路F1、F2および復路F3、F4へのトータルの放熱量が均一化され、熱劣化による寿命ばらつきが抑制される。これにより、電池セル11間の寿命ばらつき抑制が図られる。
図3に示すように、複数の凹部21a、21b、21cのうち、往路F2と復路F3の間に位置する凹部21bについては、メイン冷却面212、213および連結冷却面215で囲まれているものの、連結冷却面215の反対側部分は解放されている。つまり、凹部21bのうち流入口21inと流出口21outとの間の部分は、冷却面で囲まれていない。これに対し、複数の凹部21a、21b、21cのうち2つの往路F1、F2間に位置する凹部21a、および2つの復路F3、F4間に位置する凹部21cについては、冷却面により環状に囲まれている。
そのため、凹部21a、21cに流入した余剰グリスGaが凹部21a、21cの外へ流出しにくくでき、余剰グリスGaが意図しない箇所へ流出して電気短絡を誘発することの抑制を促進できる。
(第2実施形態)
図8に示すように、本実施形態では、第1プレート21のうち、複数のメイン流路F1〜F4が並ぶ方向の両端部分、つまり、メイン冷却面211、214に対して凹部21a、21cの反対側の部分には、立壁部21wが設けられている。立壁部21wは、メイン冷却面211、214に沿って延び、かつ、上方に向けて延びる形状である。積層方向における立壁部21wの長さは、凹部21a、21cと同じか、凹部21a、21cより長いことが望ましい。また、第1プレート21の積層方向(前後方向)全体に亘って立壁部21wが設けられていることがより望ましい。
複数の凹部21a、21b、21cの底面の上下方向位置(底面位置)は一致している。また、これら凹部21a、21b、21cの底面位置と、窪み部21d、21eの底面位置とは一致している。
図9に示すように、凹部21a、21b、21cの底面位置からメイン冷却面211〜214までの上下方向長さを、グリス溜り部20a、20b、20cの深さ寸法L1とする。窪み部21d、21eの底面位置から立壁部21wの上端部までの上下方向長さを、グリス漏出部20d、20eの深さ寸法L2とする。そして、グリス漏出部20d、20eの深さ寸法L2は、グリス溜り部20a、20b、20cの深さ寸法L1よりも小さく設定されている。
複数のグリス溜り部20a、20b、20cの、積層方向に対して垂直な断面の面積であって、図9中の網点を付した部分の面積は、互いに同一である。複数のグリス漏出部20d、20eの、積層方向に対して垂直な断面の面積であって、図9中の網点を付した部分の面積は、互いに同一である。1つのグリス溜り部20aの上記面積は、1つのグリス漏出部20dの上記面積よりも大きく設定されている。1つのグリス溜り部20aの体積は、1つのグリス漏出部20dの体積よりも大きく設定されている。
以上により、本実施形態では、冷却器20のうちメイン冷却面211、214に対して凹部21a、21cの反対側の部分には、メイン冷却面211、214に沿って延び、かつ、上方に向けて延びる立壁部21wが設けられている。そのため、メイン冷却面211、214と放熱面11cの間から押し出された余剰グリスGbは、立壁部21wによって形成される窪み部21d、21eに溜まり、窪み部21d、21eの外へは移動しにくくなる。よって、余剰グリスGbが意図しない箇所へ流出することを抑制できる。例えば、金属製であるロアケース50およびサイドプレート14に余剰グリスGbが接触して電気的な短絡を誘発するといった懸念を低減できる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、メイン冷却面211、212、213、214は上下方向に対して垂直に拡がる形状である。これに対し、本実施形態では、図10に示すように、メイン冷却面211、212、213、214は、凹部21a、21cに近づくにつれて放熱面11cから遠ざかる向きに傾斜する形状である。
メイン冷却面211、214に塗布されていたグリスGの一部は、余剰グリスGa、Gbとしてメイン冷却面211、214から押し出されて移動するにあたり、窪み部21d、21eと凹部21a、21cの両方に分かれて移動する。そして、凹部21a、21cに溜まる余剰グリスGaの方が、窪み部21d、21eに溜まる余剰グリスGbに比べて冷却器20の外へ移動しにくい。
この点に着目した本実施形態では、メイン冷却面211、214は、凹部21a、21cに近づくにつれて放熱面11cから遠ざかる向きに傾斜する形状である。そのため、窪み部21d、21eへ移動する余剰グリスGbは、凹部21a、21cへ移動する余剰グリスGaよりも少なくなる。よって、余剰グリスGbが冷却器20の外へ移動することの抑制を向上できる。
メイン冷却面212、213に塗布されていたグリスGの一部は、余剰グリスGaとしてメイン冷却面212、213から押し出されて移動するにあたり、環状に囲まれた凹部21a、21cと、一部が解放された凹部21bの両方に分かれて移動する。そして、凹部21a、21cに溜まる余剰グリスGaの方が、一部解放の凹部21bに溜まる余剰グリスGaに比べて冷却器20の外へ移動しにくい。
この点に着目した本実施形態では、メイン冷却面212、213は、環状に囲まれた凹部21a、21cに近づくにつれて放熱面11cから遠ざかる向きに傾斜する形状である。そのため、一部開放の凹部21bへ移動する余剰グリスGaは、凹部21a、21cへ移動する余剰グリスGaよりも少なくなる。よって、余剰グリスGaが冷却器20の外へ移動することの抑制を向上できる。
(第4実施形態)
上記各実施形態に係る冷却器20は、凹凸を有する形状の第1プレート21と平坦形状の第2プレート22とを張り合わせて、冷媒流路F1〜F7および凹部21a、21b、21cを形成している。これに対し、本実施形態に係る冷却器20は、図11に示すように、冷媒配管26、27を保持部材25に保持させた構造である。冷媒配管26は往路F1としてのメイン流路を形成し、冷媒配管27は復路F4としてのメイン流路を形成する。
保持部材25のうち、電池セル11の底面11dに対向する面には、メイン流路F1に対応する冷却面211と、メイン流路F4に対応する冷却面214と、これらの冷却面211、214の間に位置する凹部25cと、が含まれている。
メイン流路F1、F4、冷却面211、214および凹部25cは、複数の電池セル11に跨って、電池セル11の積層方向に延びる。冷却面211、214に塗布されているグリスGは、電池ユニットの製造過程において電池セル11の底面11dに押し出されて、図11中の矢印に示すように凹部25cと保持部材25の外部との両方に分かれて移動する。押し出される余剰グリスの一部は凹部25cに溜められるので、冷却器20の外へ移動する余剰グリスの量を低減できる。よって、余剰グリスが意図しない箇所へ流出して電気短絡を誘発するおそれを低減できる。
(他の実施形態)
以上、本開示の複数の実施形態について説明したが、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。そして、複数の実施形態及び変形例に記述された構成同士の明示されていない組み合わせも、以下の説明によって開示されているものとする。
・上記第2実施形態では、立壁部21wは、窪み部21d、21eの底面から垂直に立ち上がる形状であるが、グリス漏出部20dの体積を拡大させる向きに上記底面から側方に拡がりつつ、上方に立ち上がる形状であってもよい。或いは、立壁部21wは、上記体積を縮小させる向きに狭まりつつ、上方に立ち上がる形状であってもよい。
・上記各実施形態に係る電池セル11は、正極端子11bおよび負極端子11aを、直方体ケースの同一面に配置した構造である。これに対し、電池セル11は、直方体ケースの異なる面に両端子を配置した構造であってもよい。或いは、電池セル11は、負極材料、正極材料およびセパレータ等を収容するケースを円筒形状とした構造であってもよい。
・上記各実施形態に係る冷却器20は、電池セル11の下側に配置されているが、電池セル11の左側や右側に配置されていてもよい。特に、電池セル11の左右両側に冷却器20が配置されている場合には、電池セル11の放熱量を増大できる。
・図8に示す例では、グリス溜り部20a、20b、20cに存在する余剰グリスGaは、これら溜り部の一部に存在するものの、グリス溜り部20a、20b、20cの全体に充填されるものではない。これに対し、グリス溜り部20a、20b、20cの全体に余剰グリスGaが充填されていてもよい。これによれば、メイン冷却面211、212、213、214に加えて凹部21a、21b、21cの表面へも、余剰グリスGaを通じて電池セル11の底面11dから放熱されるようになる。つまり、電池セル11の底面11dのうち、グリスに密着して放熱される放熱面が拡大される。よって、電池セル11から冷却器20への放熱量を増大できる。
・上記各実施形態では、往路F1、F2および復路F3、F4は、積層方向に直線状に延びる形状であるが、左右方向に蛇行しながら積層方向に延びる形状であってもよい。
・上記各実施形態では、凹部21a、21b、21c、25cは、複数の電池セル11に跨って延びる形状である。これに対し、凹部21a、21b、21c、25cは、上述の如く跨るように延びる形状ではなく、電池セル11の積層方向において、部分的に複数形成されていてもよい。
・上記各実施形態では、凹部21aの底面が第2プレート22に接合されることで、往路F1、F2が2分割されている。同様にして、凹部21cの底面が第2プレート22に接合されることで、復路F3、F4も2分割されている。これに対し、上記接合を廃止して、往路F1、F2および復路F3、F4を2分割することを廃止してもよい。また、上記廃止に伴い、凹部21a、21cを廃止して、凹部21bを1つとしてもよい。
・上記各実施形態では、メイン流路には、往路F1、F2と復路F3、F4の両方が含まれているが、メイン流路は、復路F3、F4を廃止して往路F1、F2を含む構成であってもよいし、往路F1、F2を廃止して復路F3、F4を含む構成であってもよい。これらの構成の場合、連結流路F5も廃止されることとなる。
11 電池セル、 11c 放熱面、 20 冷却器、 211 メイン冷却面、 212 メイン冷却面、 213 メイン冷却面、 214 メイン冷却面、 215 冷却面、 21a、21b、21c 凹部、 21w 立壁部、 25c 凹部、 F1 往路(メイン流路、冷媒流路)、 F2 往路(メイン流路、冷媒流路)、 F3 復路(メイン流路、冷媒流路)、 F4 復路(メイン流路、冷媒流路)、 F5、F6、F7 冷媒流路、 G グリス(熱伝導材)。

Claims (5)

  1. 所定の積層方向に並ぶ複数の電池セル(11)と、
    前記電池セルと熱交換する冷媒が流れる冷媒流路(F1、F2、F3、F4、F5、F6、F7)を有した冷却器(20)と、
    前記電池セルと前記冷却器との間に設けられ、前記冷却器の冷却面(211、212、213、214、215)および前記電池セルの放熱面(11c)に密着するゲル状の熱伝導材(G)と、
    を備え、
    前記冷媒流路は、複数の前記電池セルに跨って延びるメイン流路(F1、F2、F3、F4)を複数有し、
    前記冷却面は、前記メイン流路に沿って延びる部分であるメイン冷却面(211、212、213、214)を複数有し、
    前記冷却器は、複数の前記メイン冷却面の間に位置して前記放熱面から遠ざかる向きに凹む凹部(21a、21b、21c、25c)を有する電池ユニット。
  2. 複数の前記メイン流路には、前記積層方向に並ぶ順に複数の前記電池セルと前記冷媒を熱交換させる往路(F1、F2)と、前記往路とは逆の順に複数の前記電池セルと前記冷媒を熱交換させる復路(F3、F4)と、が含まれている請求項1に記載の電池ユニット。
  3. 前記冷却器は、前記電池セルの下側に配置されており、
    前記冷却器のうち前記メイン冷却面に対して前記凹部の反対側の部分には、前記メイン冷却面に沿って延び、かつ、上方に向けて延びる立壁部(21w)が設けられている請求項1または2に記載の電池ユニット。
  4. 前記凹部は、前記冷却面により環状に囲まれている請求項1〜3のいずれか1つに記載の電池ユニット。
  5. 前記メイン冷却面は、前記凹部に近づくにつれて前記放熱面から遠ざかる向きに傾斜する形状である請求項1〜4のいずれか1つに記載の電池ユニット。
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