JP2020052969A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置部に載置された第1筐体のガタツキが抑制されやすい新規な構成の電子機器を得る。【解決手段】電子機器1は、第1部材13と第2部材14とを有した第1筐体11と、抜止部材41と、を備え、第1部材13と第2部材14とのうち一方の内面14aには、第1方向D1に突出した筒部15が設けられ、第1部材13と第2部材14とのうち他方は、筒部15が入れられ径が筒部15の外径よりも大きい貫通孔11baが設けられた壁11cを有し、抜止部材41は、筒部15の先端面15aと重ねられ筒部15からの壁11cの抜け止めを行う頭部41bと、を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来、第1筐体と、第1筐体に回転可能に支持された第2筐体と、を備えた電子機器が知られている。
特開2009−43098号公報
この種の電子機器では、例えば、載置部に載置された第1筐体のガタツキが抑制されやすい新規な構成が得られれば、有益である。
そこで、本発明の課題の一つは、載置部に載置された第1筐体のガタツキが抑制されやすい新規な構成の電子機器を得ることである。
本発明の第1態様にかかる電子機器は、第1面を含む第1部材と、前記第1面の反対側の第2面を含む第2部材と、を有した第1筐体と、前記第2面と対向する第3面を有し、前記第1筐体に対して回転中心軸回りに回転可能に前記第1筐体に支持された第2筐体と、抜止部材と、を備え、前記第1部材と前記第2部材とのうち一方の内面には、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方から他方に向かう第1方向に突出した筒部が設けられ、前記第1部材と前記第2部材とのうち他方は、前記筒部が入れられ径が前記筒部の外径よりも大きい貫通孔が設けられた壁を有し、前記抜止部材は、前記筒部内に入れられた軸部と、前記軸部と接続され、前記筒部の先端面と重ねられ前記筒部からの前記壁の抜け止めを行う頭部と、を有している。
このような構成によれば、例えば、壁が第1方向と直交する直交方向に移動可能であるので、第1筐体が載置部に載置された場合に第1部材や第2部材が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じて第1部材と第2部材とが第1方向と直交する直交方向に相対的に移動することができる。よって、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記壁は、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方に対して前記第1方向に沿って移動可能に設けられている。
このような構成によれば、例えば、壁が第1方向に沿って移動可能に設けられていることにより、第1筐体が載置部に載置された場合に第1部材や第2部材が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じて第1部材と第2部材とが第1方向と直交する方向や第1方向に沿って相対的に移動することができる。よって、第1筐体のガタツキが一層抑制されやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記第1部材と前記第2部材との前記一方には、前記頭部に対して前記第1方向の反対方向に前記頭部と間隔を空けて位置され、前記壁の前記反対方向への移動を前記壁と接触することにより制限する制限部が設けられている。
このような構成によれば、例えば、制限部が、壁の前記反対方向への移動を制限するので、壁の移動量を制限することができる。
また、前記電子機器では、例えば、前記第1筐体は、回転中心軸と離間した第1端部と、前記第1端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第2端部と、を有し、前記第2筐体は、回転中心軸と離間した第3端部と、前記第3端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第4端部と、を有し、前記第1筐体には、前記第1端部と前記第2端部とのうち前記第1端部に寄せられるとともに回転中心軸の軸方向に互いに間隔を空けて位置され、前記第1面から突出した二つの支持部材が設けられ、前記第4端部は、前記第3端部から前記第4端部に向かう方向に突出した凸部を有し、前記第2筐体は、前記第2面と前記第3面が対向する第1位置と、前記第2面と前記第3面が対向しない第2位置との間で回転可能であり、前記第2筐体が前記第2位置に位置した状態で前記第1筐体が平面に載置された場合に、二つの前記支持部材と前記凸部との三箇所が前記平面と接触する。
このような構成によれば、例えば、第4端部に凸部が設けられているので、第1筐体や第2筐体に組み立てバラツキや形状バラツキがあったとしても、第1筐体が平面に載置された場合に、第4端部においては凸部が平面に接触する。よって、前記第2筐体が前記第2位置に位置した状態で前記第1筐体が平面に載置された場合に、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記凸部の高さは、回転中心軸の軸方向における前記第4端部の中心に向かうにつれて徐々に高くなる。
このような構成によれば、例えば、前記第1筐体が平面に載置された場合に、凸部と平面との接触が点接触に近くなる。よって、第1筐体のガタツキが一層抑制されやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記凸部の先端面は、曲面である。
このような構成によれば、例えば、凸部の先端面が曲面であるので、凸部と接触する平面に傷が付きにくい。
また、前記電子機器では、例えば、前記第1筐体には、それぞれが、弾性を有し前記第1面から突出した複数の支持部材が設けられ、前記複数の支持部材のうち一つの前記支持部材は、他の前記支持部材よりも、前記第1面からの高さが高いとともに弾性変形しやすい。
このような構成によれば、例えば、第1筐体の形状バラツキや形状中心と重心位置とのずれなどがあった場合でも、第1筐体が平面に載置された場合に、一つの支持部材が弾性変形することにより、複数の支持部材が平面に接触することができる。よって、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記一つの支持部材には、空間が設けられている。
このような構成によれば、例えば、一つの支持部材の弾性変形のしやすさが容易に増大する。また、一つの支持部材の軽量化を図ることができる。
また、前記電子機器では、例えば、前記一つの支持部材と前記第1筐体とのうち少なくとも一方に、前記空間と通じた通気口が設けられている。
このような構成によれば、例えば、支持部材が弾性変形する場合には、空間内の空気が通気口から排出されるので、支持部材の弾性変形がしやすい。
本発明の上記態様によれば、載置部に載置された第1筐体のガタツキが抑制されやすい新規な構成の電子機器を得ることができる。
図1は、実施形態の電子機器の正面側からの例示的な斜視図であって、ディスプレイ部が展開位置に位置された状態の図である。 図2は、実施形態の電子機器の例示的な側面図であって、ディスプレイ部が展開位置に位置された状態の図である。 図3は、実施形態の電子機器の例示的な側面図であって、ディスプレイ部が閉じ位置に位置された状態の図である。 図4は、実施形態の電子機器の例示的な底面図である。 図5は、実施形態の電子機器の一部のXZ断面図であって、ディスプレイ部が閉じ位置に位置された状態の図である。 図6は、図5のVI部の拡大図である。 図7は、実施形態の電子機器におけるベース部の一部のXZ断面図である。 図8は、実施形態の電子機器におけるディスプレイ部の下端部の例示的な背面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
図1は、実施形態の電子機器1の正面側からの例示的な斜視図であって、ディスプレイ部3が展開位置に位置された状態の図である。図2は、実施形態の電子機器1の例示的な側面図であって、ディスプレイ部3が展開位置に位置された状態の図である。図3は、実施形態の電子機器1の例示的な側面図であって、ディスプレイ部3が閉じ位置に位置された状態の図である。
図1〜3に示されるように、電子機器1は、例えば、ノートブック型(クラムシェル型)のパーソナルコンピュータとして構成され、ベース部2と、ディスプレイ部3と、を備えている。ベース部2は、例えば机や、台、棚等の載置部100の平面100aに載置される。ディスプレイ部3は、ベース部2に対して回転中心軸C回りに回転可能にベース部2に支持され、展開位置(図1,2)と閉じ位置(図3)との間を移動可能である。具体的には、ディスプレイ部3は、ヒンジ5を介してベース部2に連結されている。展開位置は、第2位置の一例であり、閉じ位置は、第1位置の一例である。
なお、本実施形態では、便宜上、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、ベース部2の奥行方向(前後方向、短手方向)に沿い、Y方向は、ベース部2の幅方向(左右方向、長手方向)に沿い、Z方向は、ベース部2の高さ方向(上下方向)に沿う。また、以下の説明では、X方向は前方、X方向の反対方向は後方とも称され、Y方向は左方、Y方向の反対方向は右方とも称され、Z方向は上方、Z方向の反対方向は下方とも称される。
ベース部2は、第1筐体11と、第1筐体11に支持されたキーボード12と、を有している。キーボード12は、上方から操作可能な状態に第1筐体11に支持されている。また、第1筐体11内には、基板(不図示)が収容されている。基板には、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の複数の電子部品(不図示)が実装されている。基板に設けられた配線と基板に実装された複数の電子部品とによって、電子機器1の電子回路の少なくとも一部が構成されている。
ディスプレイ部3は、第2筐体21と、ディスプレイユニット22と、を有している。ディスプレイユニット22は、表示画面22aが前方から視認可能な状態に、第2筐体21に支持されている。
ディスプレイ部3(第2筐体21)が展開位置(図1,2)に位置した状態では、第1筐体11の上面11aおよびキーボード12と、第2筐体21の前面21aおよびディスプレイユニット22の表示画面22aとが対向せず、第1筐体11の上面11a、キーボード12、第2筐体21の前面21a、ディスプレイユニット22の表示画面22aが露出する。このとき、第2筐体21の前面21aおよび後面21bは、それぞれ、前方および後方を向く(図3)。
一方、ディスプレイ部3(第2筐体21)が閉じ位置(図3)に位置した状態では、第1筐体11の上面11aおよびキーボード12と、第2筐体21の前面21aおよびディスプレイユニット22の表示画面22aとが対向する。
第1筐体11の形状は、上下方向に扁平な略直方体である。第1筐体11は、例えば、下壁11cや、上壁11d、前壁11e、後壁11f、左壁11g、右壁11h等の複数の壁を有している。
下壁11cは、下面11bを含み、上壁11dは、上面11aを含む。下壁11cおよび上壁11dは、いずれも、Z方向と直交する方向(XY平面)に沿って延びており、Z方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。下壁11cには、第1筐体11を載置部100の平面100aから離間した状態に支持する複数の支持部材43(図2,3)が設けられている。支持部材43は、脚やゴム脚等とも称される。
前壁11eおよび後壁11fは、いずれも、X方向と直交する方向(YZ平面)に沿って延びており、X方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。前壁11eおよび後壁11fは、それぞれ、第1筐体11の前端部11iおよび後端部11jを構成している。前端部11iは、回転中心軸Cと離間している。後端部11jは、前端部11iに対して回転中心軸C側に設けられている。前端部11iは、第1端部の一例であり、後端部11jは、第2端部の一例である。
左壁11gおよび右壁11hは、いずれも、Y方向と直交する方向(XZ平面)に沿って延びており、Y方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。左壁11gおよび右壁11hは、それぞれ、第1筐体11の左端部11kおよび右端部11mを構成している。
また、第1筐体11には、四つの角部11na〜11ndが設けられている。角部11naは、前壁11eと左壁11gとの交差部によって構成されている。角部11nbは、左壁11gと後壁11fとの交差部によって構成されている。角部11ncは、後壁11fと右壁11hとの交差部によって構成されている。角部11ndは、右壁11hと前壁11eとの交差部によって構成されている。
また、第1筐体11は、ロアカバー13と、アッパーカバー14と、を含む複数の部材の組み合わせによって構成さている。ロアカバー13は、少なくとも下壁11cを含む。アッパーカバー14は、少なくとも上壁11dを含む。ロアカバー13は、第1部材の一例であり、アッパーカバー14は、第2部材の一例である。
図4は、実施形態の電子機器1の例示的な底面図である。図4に示されるように、ロアカバー13は、ネジ42や抜止部材41によってアッパーカバー14と結合されている。抜止部材41は、結合部材や連結部材とも称される。
次に、抜止部材41によるロアカバー13の支持について図5,6に基づいて説明する。図5は、実施形態の電子機器1の一部のXZ断面図であって、ディスプレイ部3が閉じ位置に位置された状態の図である。図6は、図5のVI部の拡大図である。
図5に示されるように、アッパーカバー14の内面14aには、抜止部材41と結合された筒部15が設けられている。筒部15は、アッパーカバー14からロアカバー13に向かう第1方向D1に突出している。筒部15は、例えば円筒状に形成され、内周部には、雌ネジ15bが形成されている。筒部15は、ボスとも称される。
また、図5に示されるように、ロアカバー13の下壁11cには、貫通孔11baが設けられている。貫通孔11baには、筒部15が入れられている。貫通孔11baの径は、筒部15の外径よりも大きい。すなわち、図6に示されるように、下壁11cにおける貫通孔11baを形成した周面11bb(図6)と筒部15の外周面15cとの間には、隙間が形成されている。下壁11cは、貫通孔11baが設けられた壁の一例である。
図5に示されるように、抜止部材41は、雄ネジ部材として構成され、軸部41aと、頭部41bと、を有している。軸部41aは、筒部15内に入れられている。軸部41aの外周部には、筒部15の雌ネジ15bと結合された雄ネジ41cが設けられている。頭部41bは、軸部41aの第1方向D1の端部に接続されている。頭部41bは、円板状に形成されている。頭部41bは、筒部15の先端面15aと重ねられている。頭部41bと、筒部15の第1方向D1の端面すなわち先端面15aと、の間に、下壁11cにおける貫通孔11abの周縁部が入れられており、頭部41bは、下壁11cと接触することにより第1方向D1への下壁11cの移動を制限する。すなわち、頭部41bは、筒部15からの下壁11cの抜け止めを行う。
また、アッパーカバー14の内面14aには、筒部15に隣接したリブ16が設けられている。図5中の破線L1は、リブ16と筒部15との境界部を示す。リブ16は、内面14aから第1方向D1に突出している。リブ16の第1方向D1の高さは、筒部15の第1方向D1の高さよりも低い。すなわち、図6に示されるように、リブ16の第1方向D1の端面すなわち先端面16aは、筒部15の先端面15aよりも第1方向D1の反対方向に位置されている。リブ16の先端面16aは、頭部41bに対して第1方向D1の反対方向に頭部41bと間隔を空けて位置されている。リブ16の先端面16aは、下壁11cの第1方向D1の反対方向への移動を下壁11cと接触することにより制限する。図6に示されるように、リブ16から突出した部分の筒部15の高さは、下壁11cの厚みよりも大きい。従って、リブ16の先端面16aと、頭部41bの第1方向D1の反対方向の面41dおよび筒部15の先端面15aとの間の第1方向D1の間隔は、下壁11cの厚さよりも大きい。したがって、下壁11cは、リブ16の先端面16aと頭部41bの面41dとの間で、アッパーカバー14に対して第1方向D1に沿って移動可能である。
以上のように、ロアカバー13の少なくとも一部は、アッパーカバー14に対して第1方向D1に沿った方向および第1方向と直交する方向に所定範囲内で移動可能である。
次に、支持部材43について詳細に説明する。図4に示されるように、支持部材43は、第1筐体11の角部11na〜11nd毎に設けられて、下面11bから突出している。以後、複数の支持部材43を区別して説明する場合には、複数の支持部材43を支持部材43A〜43Dとも称する。支持部材43A〜43Dは、それぞれ、角部11na〜11ndに対応する。
支持部材43A,43Dは、第1筐体11の前端部11iと後端部11jとのうち前端部11iに寄せられるとともに回転中心軸Cの軸方向に互いに間隔を空けて位置されている。支持部材43B,43Cは、第1筐体11の前端部11iと後端部11jとのうち後端部11jに寄せられるとともに回転中心軸Cの軸方向に互いに間隔を空けて位置されている。
支持部材43A〜43Dは、それぞれ、エラストマによって構成され、弾性を有している。支持部材43Aの形状は、他の支持部材43B〜43Dの形状と異なる。他の支持部材43B〜43Dの形状は、互いに同一である。
図7は、実施形態の電子機器1におけるベース部2の一部のXZ断面図である。図7等に基づいて、支持部材43B〜43Dの形状と支持部材43Aの形状とを説明する。なお、支持部材43B〜43Dの形状についてはそれらの代表として支持部材43Bについて説明する。図7に一点鎖線で示された支持部材43Aは、自由状態であり、図7に実線で示された支持部材43Aは、平面100aに載置されて弾性変形した状態である。
図7に示されるように、支持部材43Bは、本体部43aと、引掛部43bと、接続部43cと、を有している。本体部43aは、下壁11cの外側に位置されている。本体部43aは、概略円板状に形成されている。本体部43aは、上面43dと、上面43dの反対側の下面43eとを有している。上面43dは、平坦な円形に形成され、下壁11cの下面11bに接着剤等によって貼り付けられている。上面43dは、当該上面43dの中心に向かうにつれて第1方向D1に向かう円形の凸状面に形成されている。引掛部43bは、下壁11cの内面に重ねられて当該内面に引っ掛かっている。接続部43cは、下壁11cを貫通して本体部43aと引掛部43bとを接続している。
支持部材43Aは、支持部材43Bと同様に、本体部43aと、引掛部43bと、接続部43cと、を有している。但し、支持部材43Aの本体部43aには、凹部44が設けられている。凹部44は、上面43dに設けられている。凹部44は、下方に凹み上方に開放されている。凹部44は、下壁11cに設けられた通気口45と通じている。通気口45は、下壁11cの厚さ方向に下壁11cを貫通した貫通孔である。凹部44は、空間の一例である。通気口45は、開口部とも称される。支持部材43Aの本体部43aに空気を抜くための通気口を形成した場合、机等の平面100aに塞がれて凹部44内の空気が抜けにくく、支持部材43Aが変形しにくい。一方、本実施形態では、凹部44内の空気が通気口45を通って抜けるので、支持部材43Aは、容易に弾性変形できる。
支持部材43Aは、他の支持部材43B〜43Dよりも、下面11bからの高さhが高い。このときの高さhは、支持部材43が自由状態の場合の高さである。また、支持部材43Aは、他の支持部材43B〜43Dよりも、弾性変形しやすい。換言すると、支持部材43Aは、他の支持部材43B〜43Dよりも、弾性変形率(弾性率)が高い。具体的には、支持部材43Aは、他の支持部材43B〜43Dよりも、第1方向D1に沿った方向の高さが小さくなるように弾性変形しやすい。
なお、支持部材43Aの取り付け位置は、例えば、第1筐体11やベース部2の剛性、ベース部2の重心位置等に応じて決められうる。例えば、ベース部2が左右で異なる場合、それらのうち剛性の高い側に支持部材43Aが設けられうる。なお、ベース部2の左右の剛性は、例えば、後端部11jを固定端として、前端部11iの左右の端部をそれぞれ押し下げた場合の当該前端部11iの左右の端部のたわみ量で表すことができる。また、ベース部2の重心位置がベース部2の形状中心とずれている場合には、ベース部2の形状中心に対してベース部2の重心位置とは反対側に支持部材43Aが設けられうる。
次に、第2筐体21について詳細に説明する。図1〜図3に示されるように、第2筐体21の形状は、扁平な略直方体である。第2筐体21は、例えば、前壁21cや、後壁21d、下壁21e、上壁21f、左壁21g、右壁21h等の複数の壁を有している。
前壁21cは、前面21aを含み、後壁21dは、後面21bを含む。
下壁21eおよび上壁21fは、それぞれ、第2筐体21の下端部21iおよび上端部21jを構成している。上端部21jは、回転中心軸Cと離間している。下端部21iは、上端部21jに対して回転中心軸C側に設けられている。
下端部21iは、第2筐体21が展開位置(図2)に位置された状態で平面100aと接触するように、回転中心軸Cとずれて位置されている。このとき、支持部材43B,43Cが平面100aから離間する。よって、第2筐体21が展開位置(図2)に位置された状態で第1筐体11が平面100aに載置された場合には、二つの支持部材43A,43Dと下端部21iとの三箇所が平面100aと接触する。すなわち、電子機器1が三点支持される。上端部21jは、第3端部の一例であり、下端部21iは、第4端部の一例である。
左壁21gおよび右壁21hは、それぞれ、第2筐体21の左端部21kおよび右端部21mを構成している。
また、第2筐体21は、フロントカバー23と、リヤカバー24と、を含む複数の部材の組み合わせによって構成さている。フロントカバー23は、前壁21cの一部を含む。リヤカバー24は、少なくとも後壁21dを含む。
次に、図8に基づいて第2筐体21の下端部21iの形状について詳細に説明する。図8は、実施形態の電子機器1におけるディスプレイ部3の下端部21i一部の例示的な背面図である。図8に示されるように、下端部21iは、上端部21jから下端部21iに向かう方向である第2方向D2に突出した凸部21pを有している。なお、図8では、理解のために、凸部21pの高さが誇張されている。凸部21pの高さは、回転中心軸Cの軸方向における下端部21iの中心に向かうにつれて徐々に高くなる。凸部21pの先端面21qは、曲面である。具体的には先端面21qは、弓状の曲面である。また、下端部21iおよび凸部21pの少なくとも一部は、弾性部材51によって構成されている。弾性部材51は、例えばエラストマである。
第2筐体21が展開位置に位置した状態で第1筐体11が平面100aに載置された場合に、下端部21iのうちで接触する部分は、凸部21pの先端面21qである。すなわち、第2筐体21が展開位置に位置した状態で第1筐体11が平面100aに載置された場合に、二つの支持部材43A,43Dと凸部21pとの三箇所が平面100aと接触する。
以上のように、本実施形態では、電子機器1は、ロアカバー13(第1部材)とアッパーカバー14(第2部材)とのうち一方(一例としてアッパーカバー14)の内面14aには、ロアカバー13とアッパーカバー14とのうち一方(一例としてアッパーカバー14)から他方(一例としてロアカバー13)に向かう第1方向D1に突出した筒部15が設けられている。ロアカバー13とアッパーカバー14とのうち他方(一例としてロアカバー13)は、筒部15が入れられ径が筒部15の外径よりも大きい貫通孔11baが設けられた下壁11c(壁)を有している。抜止部材41は、筒部15内に入れられた軸部41aと、軸部41aと接続され、筒部15の先端面15aと重ねられ筒部15からの下壁11cの抜け止めを行う頭部41bと、を有している。
このような構成によれば、例えば、下壁11cが第1方向D1と直交する直交方向に移動可能であるので、第1筐体11が載置部100に載置された場合にロアカバー13が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じてロアカバー13の少なくとも一部がアッパーカバー14に対して第1方向D1と直交する直交方向に移動することができる。よって、第1筐体11のガタツキが抑制されやすい。また、外力が解除されることにより、上記の歪みが無くなり、ロアカバー13とアッパーカバー14とが所定の位置関係に戻る。
また、本実施形態では、例えば、下壁11cは、ロアカバー13に対して第1方向D1に沿って移動可能に設けられている。
このような構成によれば、例えば、下壁11cがロアカバー13に対して第1方向D1に沿って移動可能に設けられていることにより、第1筐体11が載置部100に載置された場合にロアカバー13が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じてロアカバー13がアッパーカバー14に対して第1方向D1と直交する直交方向や第1方向D1に沿って移動することができる。よって、第1筐体11のガタツキが一層抑制されやすい。
また、本実施形態では、例えば、ロアカバー13とアッパーカバー14との一方(一例として、アッパーカバー14)には、頭部41bに対して第1方向D1の反対方向に頭部41bと間隔を空けて位置され、下壁11cの第1方向D1の反対方向への移動を下壁11cと接触することにより制限する先端面16a(制限部)が設けられている。
このような構成によれば、例えば、先端面16aが、下壁11cの第1方向D1の反対方向への移動を制限するので、下壁11cの移動量の移動量を制限することができる。
また、本実施形態では、例えば、第1筐体11には、前端部11i(第1端部)と後端部11j(第2端部)とのうち前端部11iに寄せられるとともに回転中心軸Cの軸方向に互いに間隔を空けて位置され、下面11b(第1面)から突出した二つの支持部材43A,43Dが設けられている。第2筐体21の下端部21i(第4端部)は、上端部21j(第3端部)から下端部21iに向かう第2方向D2(方向)に突出した凸部21pを有している。第2筐体21は、上面11a(第2面)と前面21a(第3面)が対向する閉じ位置(第1位置)と、上面11aと前面21aが対向しない展開位置(第2位置)との間で回転可能である。第2筐体21が展開位置に位置した状態で第1筐体11が平面100aに載置された場合に、二つの支持部材43A,43Dと凸部21pとの三箇所が平面100aと接触する。
このような構成によれば、例えば、下端部21iに凸部21pが設けられているので、第1筐体11や第2筐体21に組み立てバラツキや形状バラツキがあったとしても、第1筐体11が平面100aに載置された場合に、下端部21iにおいては凸部21pが平面100aに接触する。よって、第2筐体21が展開位置に位置した状態で第1筐体11が平面100aに載置された場合に、第1筐体11のガタツキが抑制されやすい。
また、本実施形態では、例えば、凸部21pの高さは、回転中心軸Cの軸方向における下端部21iの中心に向かうにつれて徐々に高くなる。
このような構成によれば、例えば、第1筐体11が平面100aに載置された場合に、凸部21pと平面100aとの接触が点接触に近くなる。よって、第1筐体11のガタツキが一層抑制されやすい。
また、電子機器1では、例えば、凸部21pの先端面15aは、曲面である。
このような構成によれば、例えば、凸部21pの先端面15aが曲面であるので、凸部21pと接触する平面100aに傷が付きにくい。
また、電子機器1では、例えば、第1筐体11には、それぞれが、弾性を有し下面11bから突出した複数の支持部材43A〜43Dが設けられている。複数の支持部材43A〜43Dのうち一つの支持部材43Aは、他の支持部材43B〜43Dよりも、下面11bからの高さhが高いとともに弾性変形しやすい。
このような構成によれば、例えば、第1筐体11の形状バラツキや形状中心と重心位置とのずれなどがあった場合でも、第1筐体11が平面100aに載置された場合に、支持部材43Aが弾性変形することにより、複数の支持部材43A〜43Dが平面100aに接触することができる。よって、第1筐体11のガタツキが抑制されやすい。
なお、上記実施形態では、アッパーカバー14)に筒部15が設けられ、ロアカバー13の下壁11cに、貫通孔11baが設けられたが、これに限定されない。例えば、ロアカバー13に筒部15が設けられ、アッパーカバー14の上壁11dに貫通孔11baが設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、第1筐体11に通気口45が設けられた例が示されたが、これに限定されない。例えば、通気口45は、支持部材43Aにもうけられていてもよいし、第1筐体11と支持部材43Aの両方に設けられていてもよい。通気口45を支持部材43Aに設ける場合には、通気口45が平面100aによって塞がれない位置に設けることにより、通気口45から空気の排出が良好に行われる。
また、上記実施形態では、凸部21pの先端面21qが弓状の曲面である例が示されたが、これに限定されない。例えば、凸部21pの先端面21qは、円弧状の曲面であってもよいし、三角形状であってもよい。また、凸部21pに部分的に一または複数の凹部が形成されていてもよい。また、凸部21pの高さは、下端部21iの中心に向かうにつれて段階的に高くなってもよい。
上記実施形態は、以下の付記を含む。
(1)
第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有した第1筐体と、
前記第2面と対向する第3面を有し、前記第1筐体に対して回転中心軸回りに回転可能に前記第1筐体に支持された第2筐体と、
を備え、
前記第1筐体は、回転中心軸と離間した第1端部と、前記第1端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第2端部と、を有し、
前記第2筐体は、回転中心軸と離間した第3端部と、前記第3端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第4端部と、を有し、
前記第1筐体には、前記第1端部と前記第2端部とのうち前記第1端部に寄せられるとともに回転中心軸の軸方向に互いに間隔を空けて位置され、前記第1面から突出した二つの支持部材が設けられ、
前記第4端部は、前記第3端部から前記第4端部に向かう方向に突出した凸部を有し、
前記第2筐体は、前記第2面と前記第3面が対向する第1位置と、前記第2面と前記第3面が対向しない第2位置との間で回転可能であり、
前記第2筐体が前記第2位置に位置した状態で前記第1筐体が平面に載置された場合に、二つの前記支持部材と前記凸部との三箇所が前記平面と接触する、電子機器。
(2)
第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有した第1筐体と、
前記第2面と対向する第3面を有し、前記第1筐体に対して回転中心軸回りに回転可能に前記第1筐体に支持された第2筐体と、
前記第1筐体に設けられ、それぞれが、弾性を有し前記第1面から突出した複数の支持部材と、
を備え、
前記複数の支持部材のうち一つの前記支持部材は、他の前記支持部材よりも、前記第1面からの高さが高いとともに弾性変形しやすい、電子機器。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…電子機器、11…第1筐体、11a…上面(第2面)、11b…下面(第1面)、11ba…貫通孔、11c…下壁(壁)、11i…前端部(第1端部)、11j…後端部(第2端部)、13…ロアカバー(第1部材)、14…アッパーカバー(第2部材)、14a…内面、15…筒部、15a…先端面、16a…先端面(制限部)、21…第2筐体、21a…前面(第3面)、21i…下端部(第4端部)、21j…上端部(第3端部)、21p…凸部、41…抜止部材、41a…軸部、41b…頭部、43,43A〜43D…支持部材、44…凹部(空間)、45…通気口、100a…平面、C…回転中心軸、D1…第1方向、h…高さ。
本発明の第1態様にかかる電子機器は、第1面を含む第1部材と、前記第1面の反対側の第2面を含む第2部材と、を有した第1筐体と、前記第2面と対向する第3面を有し、前記第1筐体に対して回転中心軸回りに回転可能に前記第1筐体に支持された第2筐体と、抜止部材と、を備え、前記第1部材と前記第2部材とのうち一方の内面には、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方から他方に向かう第1方向に突出した筒部が設けられ、前記第1部材と前記第2部材とのうち他方は、前記筒部が入れられ径が前記筒部の外径よりも大きい貫通孔が設けられた壁を有し、前記抜止部材は、前記筒部内に入れられた軸部と、前記軸部と接続され、前記筒部の先端面と重ねられ前記筒部からの前記壁の抜け止めを行う頭部と、を有している。前記第1筐体は、回転中心軸と離間した第1端部と、前記第1端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第2端部と、を有し、前記第2筐体は、回転中心軸と離間した第3端部と、前記第3端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第4端部と、を有し、前記第2面と前記第3面とが対向する第1位置と、前記第2面と前記第3面とが対向しない第2位置との間で回転可能であり、前記第1筐体には、前記第1端部と前記第2端部とのうち前記第1端部に寄せられるとともに回転中心軸の軸方向に互いに間隔を空けて位置され、前記第1面から突出した二つの支持部材が設けられ、前記第4端部は、前記第3端部から前記第4端部に向かう方向に突出した凸部を有し、前記第2筐体が前記第2位置に位置した状態で前記第1筐体が平面に載置された場合に、二つの前記支持部材と前記凸部との三箇所が前記平面と接触する。
このような構成によれば、例えば、壁が第1方向と直交する直交方向に移動可能であるので、第1筐体が載置部に載置された場合に第1部材や第2部材が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じて第1部材と第2部材とが第1方向と直交する直交方向に相対的に移動することができる。よって、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
また、このような構成によれば、例えば、第4端部に凸部が設けられているので、第1筐体や第2筐体に組み立てバラツキや形状バラツキがあったとしても、第1筐体が平面に載置された場合に、第4端部においては凸部が平面に接触する。よって、前記第2筐体が前記第2位置に位置した状態で前記第1筐体が平面に載置された場合に、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
本発明の第2態様にかかる電子機器は第1面を含む第1部材と、前記第1面の反対側の第2面を含む第2部材と、を有した第1筐体と、前記第2面と対向する第3面を有し、前記第1筐体に対して回転中心軸回りに回転可能に前記第1筐体に支持された第2筐体と、抜止部材と、を備え、前記第1部材と前記第2部材とのうち一方の内面には、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方から他方に向かう第1方向に突出した筒部が設けられ、前記第1部材と前記第2部材とのうち他方は、前記筒部が入れられ径が前記筒部の外径よりも大きい貫通孔が設けられた壁を有し、前記抜止部材は、前記筒部内に入れられた軸部と、前記軸部と接続され、前記筒部の先端面と重ねられ前記筒部からの前記壁の抜け止めを行う頭部と、を有している。前記第1筐体には、それぞれが、弾性を有し前記第1面から突出した複数の支持部材が設けられ、前記複数の支持部材のうち一つの前記支持部材は、他の前記支持部材よりも、前記第1面からの高さが高いとともに弾性変形しやすい。
このような構成によれば、例えば、壁が第1方向と直交する直交方向に移動可能であるので、第1筐体が載置部に載置された場合に第1部材や第2部材が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じて第1部材と第2部材とが第1方向と直交する直交方向に相対的に移動することができる。よって、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
また、このような構成によれば、例えば、第1筐体の形状バラツキや形状中心と重心位置とのずれなどがあった場合でも、第1筐体が平面に載置された場合に、一つの支持部材が弾性変形することにより、複数の支持部材が平面に接触することができる。よって、第1筐体のガタツキが抑制されやすい。
このような構成によれば、例えば、支持部材が弾性変形する場合には、空間内の空気が通気口から排出されるので、支持部材の弾性変形がしやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記壁は、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方に対して前記第1方向に沿って移動可能に設けられている。
このような構成によれば、例えば、壁が第1方向に沿って移動可能に設けられていることにより、第1筐体が載置部に載置された場合に第1部材や第2部材が外力を受けて歪んだとしても、当該歪みに応じて第1部材と第2部材とが第1方向と直交する方向や第1方向に沿って相対的に移動することができる。よって、第1筐体のガタツキが一層抑制されやすい。
また、前記電子機器では、例えば、前記第1部材と前記第2部材との前記一方には、前記頭部に対して前記第1方向の反対方向に前記頭部と間隔を空けて位置され、前記壁の前記反対方向への移動を前記壁と接触することにより制限する制限部が設けられている。
このような構成によれば、例えば、制限部が、壁の前記反対方向への移動を制限するので、壁の移動量を制限することができる。

Claims (9)

  1. 第1面を含む第1部材と、前記第1面の反対側の第2面を含む第2部材と、を有した第1筐体と、
    前記第2面と対向する第3面を有し、前記第1筐体に対して回転中心軸回りに回転可能に前記第1筐体に支持された第2筐体と、
    抜止部材と、
    を備え、
    前記第1部材と前記第2部材とのうち一方の内面には、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方から他方に向かう第1方向に突出した筒部が設けられ、
    前記第1部材と前記第2部材とのうち他方は、前記筒部が入れられ径が前記筒部の外径よりも大きい貫通孔が設けられた壁を有し、
    前記抜止部材は、前記筒部内に入れられた軸部と、前記軸部と接続され、前記筒部の先端面と重ねられ前記筒部からの前記壁の抜け止めを行う頭部と、を有した、電子機器。
  2. 前記壁は、前記第1部材と前記第2部材とのうち前記一方に対して前記第1方向に沿って移動可能に設けられた、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1部材と前記第2部材との前記一方には、前記頭部に対して前記第1方向の反対方向に前記頭部と間隔を空けて位置され、前記壁の前記反対方向への移動を前記壁と接触することにより制限する制限部が設けられた、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1筐体は、前記回転中心軸と離間した第1端部と、前記第1端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第2端部と、を有し、
    前記第2筐体は、前記回転中心軸と離間した第3端部と、前記第3端部に対して前記回転中心軸側に設けられた第4端部と、を有し、
    前記第1筐体には、前記第1端部と前記第2端部とのうち前記第1端部に寄せられるとともに前記回転中心軸の軸方向に互いに間隔を空けて位置され、前記第1面から突出した二つの支持部材が設けられ、
    前記第4端部は、前記第3端部から前記第4端部に向かう方向に突出した凸部を有し、
    前記第2筐体は、前記第2面と前記第3面が対向する第1位置と、前記第2面と前記第3面が対向しない第2位置との間で回転可能であり、
    前記第2筐体が前記第2位置に位置した状態で前記第1筐体が平面に載置された場合に、二つの前記支持部材と前記凸部との三箇所が前記平面と接触する、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 前記凸部の高さは、前記回転中心軸の軸方向における前記第4端部の中心に向かうにつれて徐々に高くなる、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記凸部の先端面は、曲面である、請求項4または5に記載の電子機器。
  7. 前記第1筐体には、それぞれが、弾性を有し前記第1面から突出した複数の支持部材が設けられ、
    前記複数の支持部材のうち一つの前記支持部材は、他の前記支持部材よりも、前記第1面からの高さが高いとともに弾性変形しやすい、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記一つの支持部材には、空間が設けられた、請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記一つの支持部材と前記第1筐体とのうち少なくとも一方に、前記空間と通じた通気口が設けられた、請求項8に記載の電子機器。
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