JP2020052073A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送ガイド表面に生じた結露の用紙への付着による画像欠陥の発生を抑制する。【解決手段】定着装置20は、未定着のトナー画像が形成された記録媒体を加熱してトナー画像を定着させる加熱ロール26と、加熱ロール26と協働して記録媒体を挟持する対向ロール28を有する。加熱ロール26と対向ロール28の間を通過した記録媒体を案内する搬送ガイド32は、記録媒体に対向する側の表面に撥水性を有する部分を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
記録媒体上の静電潜像をトナーで現像し、このトナー画像を加熱して記録媒体に定着させる画像形成装置が知られている。未定着のトナー画像を加熱し、定着させる装置は、定着装置と呼ばれている。未定着のトナー画像を加熱する際、記録媒体も加熱され、記録媒体に含まれる水分が蒸発する。蒸発した水が、記録媒体を搬送路上で案内する搬送ガイドの表面で凝縮すると結露を生じる。結露した水により記録媒体が濡れると、その部分に画像欠陥が生じる場合がある。
下記特許文献1では、搬送ガイドの記録媒体と接する部分に親水性または吸水性を持たせることで結露した水が記録媒体に付着することを防止している。
前述のように、搬送ガイド表面に結露した水により記録媒体が濡れると、画像欠陥が生じる場合がある。
本発明は、搬送ガイド表面の結露によって生じる画像欠陥の発生を抑制することを目的とする。
請求項1に係る発明は、未定着のトナー画像が形成された記録媒体を加熱して前記トナー画像を定着させる加熱要素と、前記加熱要素と協働して記録媒体を挟持する対向要素と、前記加熱要素と前記対向要素の間を通過した記録媒体を案内する搬送ガイドであって、記録媒体に対向する側の表面に撥水性を有する部分を有する搬送ガイドと、を含む定着装置である。
請求項2に係る発明は、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びるリブを有し、当該リブの頂面には、前記撥水層が設けられていない請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に係る発明は、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びる高さの異なる複数のリブを有し、少なくとも最も高いリブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項1に記載の定着装置である。
請求項4に係る発明は、前記搬送ガイドには、記録媒体を搬送する駆動ローラが配置される開口が形成され、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分が、前記開口より記録媒体を搬送する方向において上流側の部分である、請求項1に記載の定着装置である。
請求項5にかかる発明は、前記搬送ガイドは、記録媒体に対向する側の表面の全体が撥水性を有する、請求項1に記載の定着装置である。
請求項6に係る発明は、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送路に関し前記加熱要素と反対の側に配置されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置である。
請求項7に係る発明は、前記加熱要素と前記対向要素は、挟持した記録媒体を上方に向けて送り出す、請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置である。
請求項8に係る発明は、記録媒体の搬送路に対して配置され、未定着のトナー画像が形成された記録媒体を加熱して前記トナー画像を定着させる加熱要素と、前記搬送路に関し前記加熱要素の反対側に配置され、前記加熱要素と協働して記録媒体を挟持する対向要素と、前記搬送路において、前記加熱要素および前記対向要素の下流側に配置され、記録媒体を案内する搬送ガイドであって、記録媒体に対向する側の表面に撥水性を有する部分を有する搬送ガイドと、を備えた、画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びるリブを有し、当該リブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項10に係る発明は、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びる高さの異なる複数のリブを有し、少なくとも最も高いリブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項11に係る発明は、さらに、前記加熱要素と前記対向要素を通過した記録媒体を送る駆動ローラを備え、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分が前記駆動ローラより記録媒体を搬送する方向において上流側の部分である、請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項12に係る発明は、前記搬送ガイドは、記録媒体に対向する側の表面の全体が撥水性を有する、請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項13に係る発明は、前記搬送ガイドは、前記搬送路に関し前記加熱要素と反対の側に配置されている、請求項8から12のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項14に係る発明は、前記加熱要素と前記対向要素は、挟持した記録媒体を上方に向けて送り出す、請求項8から13のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、搬送ガイド表面の結露によって生じる画像欠陥の発生を抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、撥水層のはがれや摩滅などによるリブ頂面の摩擦のばらつきの発生を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、記録媒体に接触する頻度の高いリブ頂面について、撥水層のはがれや摩滅などによる摩擦のばらつきの発生を防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、駆動ローラ下流側より記録媒体の近くに配置される駆動ローラ上流側で結露を抑制することができる。
請求項5に係る発明によれば、搬送ガイド表面の結露によって生じる画像欠陥の発生を抑制することができる。
請求項6に係る発明によれば、加熱要素からの熱を受けにくく、暖まりにくい側に配置された搬送ガイドにおいて結露を抑制することができる。
請求項7に係る発明によれば、加熱要素および対向要素の上方に配置され、結露した水が加熱要素および対向要素に滴下しやすい配置とされた搬送ガイドにおいて結露を抑制することができる。
請求項8に係る発明によれば、搬送ガイド表面の結露によって生じる画像欠陥の発生を抑制することができる。
請求項9に係る発明によれば、撥水層のはがれや摩滅などによるリブ頂面の摩擦のばらつきの発生を防止することができる。
請求項10に係る発明によれば、記録媒体に接触する頻度の高いリブ頂面について、撥水層のはがれや摩滅などによる摩擦のばらつきの発生を防止することができる。
請求項11に係る発明によれば、駆動ローラ下流側より記録媒体の近くに配置され、結露が生じやすい駆動ローラ上流側で結露を抑制することができる。
請求項12に係る発明によれば、搬送ガイド表面の結露によって生じる画像欠陥の発生を抑制することができる。
請求項13に係る発明によれば、加熱要素からの熱を受けにくく、暖まりにくい側に配置された搬送ガイドにおいて結露を抑制することができる。
請求項14に係る発明によれば、加熱要素および対向要素の上方に配置され、結露した水が加熱要素および対向要素に滴下しやすい配置とされた搬送ガイドにおいて結露を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、画像形成装置10の概略構成を示す模式図である。記録媒体としての用紙が給紙トレイ12に蓄えられている。用紙は給紙トレイ12から搬送路14を通って転写領域16に送られ、転写領域16において、感光体18上に形成されたトナー像が用紙上に転写される。用紙は、搬送路14を通って更に定着装置20に送られ、定着装置20で加熱および加圧によってトナー像が用紙に定着される。定着装置20を通過した用紙は、搬送路14に沿って排紙トレイに向けて送られる。両面印刷の場合、裏面に印刷を行うために、定着装置20から送り出された用紙は、戻し搬送路24を通って、転写領域16に戻される。
図2は、定着装置20の主要部分を示す模式図である。用紙を送る搬送路14を挟んで加熱要素と対向要素が配置されている。この定着装置20において、加熱要素はロール形態の加熱ロール26であり、対向要素は同じくロール形態の対向ロール28である。また、加熱要素と対向要素の一方または双方は、ベルト形態の要素であってもよい。加熱ロール26と対向ロール28は、協働して、通過する用紙を挟持する。加熱ロール26により加熱され、また加熱ロール26と対向ロール28に挟持されて加圧されることによって、用紙上の未定着のトナー画像が定着される。用紙は、加熱ロール26と対向ロール28の間を通過した後、上方へ搬送され、これらのロール26,28の直後に配置された2つの搬送ガイド30,32の間を通って、排出トレイ22に向けられる。搬送路14に関して加熱ロール26の側に配置される搬送ガイド30を加熱側搬送ガイド30と記し、対向ロール28の側に配置される搬送ガイド32を対向側搬送ガイド32と記す。なお、ここでいう上方とは、重力の作用する向きと反対の向き、および重力の作用する向きと反対向きの成分を有する向きを指す。
対向側搬送ガイド32内には、用紙を搬送駆動する駆動ローラ34が配置され、搬送路14の反対側には、駆動ローラ34に対向するように従動ローラ36が配置されている。駆動ローラ34は、駆動モータ(不図示)に駆動され、従動ローラ36と共に挟持した用紙を搬送駆動する。
図3および図4は、対向側搬送ガイド32を示す図であり、図3が全体を示す斜視図、図4が一部を拡大した斜視図である。図3,4において、用紙は下から上へ搬送され、手前側が搬送される用紙に対向する。
対向側搬送ガイド32は、用紙の搬送される方向に交差する方向に延びて配置されるベース板38と、ベース板38の搬送路14側の表面に立設された複数のリブ40,42,44,46とを有する。対向側搬送ガイド32には、用紙の搬送される方向に交差する方向に開口48が複数個配列され、各開口48内にそれぞれ駆動ローラ34が配置されている。この定着装置20では、駆動ローラ34は4個設けられ、これらは共通の駆動シャフト50上に固定されている。
リブ40は、用紙の搬送方向において駆動ローラ34の位置から上流側に延び、これに対しリブ42は用紙の搬送方向において駆動ローラ34と同じ位置に配置されている。リブ42に比べてリブ40は長く形成されており、リブ40を長リブ40、リブ42を短リブ42と記す。また、リブ44は、駆動ローラ34の上流側に配置され、駆動ローラ34に向かう用紙の部分を駆動ローラ34と従動ローラ36の間のニップに導入する。リブ44を導入リブ44と記す。リブ46は、駆動ローラ34より下流側に配置され、駆動ローラ34により送り出された用紙を案内する。
対向側搬送ガイド32の用紙に対向する側の表面は撥水性を有する部分を有する。接触角が90°以上となる撥水性でよく、また接触角が120°以上、更には150°以上となる撥水性としてもよい。一般的に撥水性を有さない金属や樹脂で基材を形成し、その表面に撥水コート処理をすることで表面に撥水層を形成して撥水性を持たせる。撥水コートの材料としては、撥水性微粒子コート、フッ素系撥水コート等を使用し得る。対向側搬送ガイド32の用紙に対向する側の表面全体を、撥水性を有するようにしてよい。
対向側搬送ガイド32の温度が低いとき、例えば画像形成装置10の使用開始初期において、加熱ロール26の加熱により、用紙から蒸発した水蒸気が、対向側搬送ガイド32で冷やされて凝縮し、その表面に結露する。表面の撥水性のために、結露した水滴と対向側搬送ガイド32の表面との接触面積が、撥水性を有さない場合よりも小さくなる。このため、水滴は対向側搬送ガイド32によってさほど冷やされず、高い温度が維持される。水滴の温度が高いために、水滴周囲の水蒸気の凝縮が抑えられ、水滴の成長が抑制される。
リブ40,42,44,46の頂面は、加熱ロール26により加熱した用紙が接触するため、または用紙との距離が近いため温度の上昇が早く、一方ベース板38は用紙に直接接触しないので温度上昇が遅い。このため、結露はベース板38上で生じやすい。ベース板38上の水滴の成長が抑制されることにより、水滴が用紙に付着することが抑制される。また、水滴が成長しなければ、水滴は対向側搬送ガイド32から下方にある対向ロール28に滴下しにくく、対向ロール28を介した用紙への付着、さらには対向ロール28および加熱ロール26を介した付着が抑制される。
リブ40,42,44,46の頂面には撥水層を設けないようにしてよい。リブ40,42,44,46の頂面は、用紙に接触する頻度が高く、表面に形成された撥水層がはがれたり、摩滅したりして失われることが考えられる。一部のリブの撥水層がはがれ等により失われると、リブと用紙の間の摩擦係数がリブごとにばらつき、用紙を不均一な力が作用する。不均一な力の作用によって、用紙が傾くなど搬送時の用紙の姿勢の安定性が低下する可能性がある。あらかじめ、リブ40,42,44,46の頂面に撥水層を設けずにおけば、撥水層のはがれ等による用紙搬送の安定性の低下は生じ得ない。リブ40,42,44,46の頂面に加え、側面にも撥水層を設けないようにしてよい。
リブ40,42,44のうち、隣接するリブに対して高いリブの頂面に撥水層を設けないようにしてよい。リブ40,42,44は、用紙搬送方向に交差する方向において一部が隣接している。長リブ40は、短リブ42と隣接する部分が、短リブ42に比べて高くなっている。この部分は、短リブ42に比べて用紙と接触する頻度が高く、この部分の頂面に撥水層を設けないようにしてよい。また、長リブ40の、短リブ42より上流側に延びている部分も、用紙と接触する頻度が高く、この部分も撥水層を設けないようにしてよい。導入リブ44は、用紙が駆動ローラ34に接触しやすくするために、高さを低くする場合がある。この場合、長リブ40は、導入リブ44と隣接する部分が導入リブ44より高くなり、この部分の頂面に撥水層を設けないようにしてよい。
リブの高さが複数の場合、最も高いリブの頂面に撥水層を設けないようにしてよく、また、2番目までの高さのリブ、3番目までの高さのリブというように、上位の所定順位までの高さのリブの頂面に撥水層を設けないようにしてよい。
対向側搬送ガイド32の用紙搬送路側の表面は、用紙搬送方向において開口48の位置より上流側の表面を、撥水性を有するようにしてよい。一方、下流側の表面は撥水性を有さないようにしてよい。開口48の位置、すなわち駆動ローラ34の位置より上流側において、対向側搬送ガイド32の表面、例えばベース板38の表面は下流側に比べて搬送される用紙に近接して配置される場合がある。ベース板38が用紙の近くに配置されていると、ベース板38上で結露した水滴が成長し大きくなったとき、水滴が用紙に触れて付着することがある。開口48より上流側の表面を、撥水性を有するようにすることで、結露した水の付着が抑制される。駆動ローラ34が用紙の搬送方向に沿って複数列設けられる場合、最も加熱ロール26および対向ロール28に近い側の駆動ローラ34を収容する開口48より上流側の対向側搬送ガイド32の表面に撥水性を有する部分を設けてよい。
加熱側搬送ガイド30の搬送される用紙に対向する側の表面に、撥水性を有する部分を設けてよい。
上述の実施形態では、撥水性を有さない基体に対し、表面に撥水コート処理を行うことで撥水性を付与したが、これに代えて、基材そのものを撥水性の材料で作製してもよい。
10 画像形成装置、12 給紙トレイ、14 搬送路、16 転写領域、18 感光体、20 定着装置、22 排紙トレイ、24 戻し搬送路、26 加熱ロール、28 対向ロール、30 加熱側搬送ガイド、32 対向側搬送ガイド、34 駆動ローラ、36 従動ローラ、38 ベース板、40 リブ(長リブ)、42 リブ(短リブ)、44 リブ(導入リブ)、46 リブ(下流リブ)、48 開口、50 駆動シャフト。
Claims (14)
- 未定着のトナー画像が形成された記録媒体を加熱して前記トナー画像を定着させる加熱要素と、
前記加熱要素と協働して記録媒体を挟持する対向要素と、
前記加熱要素と前記対向要素の間を通過した記録媒体を案内する搬送ガイドであって、記録媒体に対向する側の表面に撥水性を有する部分を有する搬送ガイドと、
を含む、定着装置。 - 前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びるリブを有し、当該リブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項1に記載の定着装置。
- 前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びる高さの異なる複数のリブを有し、少なくとも最も高いリブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項1に記載の定着装置。
- 前記搬送ガイドには、記録媒体を搬送する駆動ローラが配置される開口が形成され、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分が、前記開口より記録媒体を搬送する方向において上流側の部分である、請求項1に記載の定着装置。
- 前記搬送ガイドは、記録媒体に対向する側の表面の全体が撥水性を有する、請求項1に記載の定着装置。
- 前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送路に関し前記加熱要素と反対の側に配置されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記加熱要素と前記対向要素は、挟持した記録媒体を上方に向けて送り出す、請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 記録媒体の搬送路に対して配置され、未定着のトナー画像が形成された記録媒体を加熱して前記トナー画像を定着させる加熱要素と、
前記搬送路に関し前記加熱要素の反対側に配置され、前記加熱要素と協働して記録媒体を挟持する対向要素と、
前記搬送路において、前記加熱要素および前記対向要素の下流側に配置され、記録媒体を案内する搬送ガイドであって、記録媒体に対向する側の表面に撥水性を有する部分を有する搬送ガイドと、
を備えた、画像形成装置。 - 前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びるリブを有し、当該リブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記搬送ガイドの撥水性を有する部分は、表面に撥水材料による撥水層を設けることで撥水性が付与されており、さらに、前記搬送ガイドは、記録媒体の搬送方向に沿って延びる高さの異なる複数のリブを有し、少なくとも最も高いリブの頂面には、前記撥水層が設けられていない、請求項8に記載の画像形成装置。
- さらに、前記加熱要素と前記対向要素を通過した記録媒体を送る駆動ローラを備え、前記搬送ガイドの撥水性を有する部分が前記駆動ローラより記録媒体を搬送する方向において上流側の部分である、請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記搬送ガイドは、記録媒体に対向する側の表面の全体が撥水性を有する、請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記搬送ガイドは、前記搬送路に関し前記加熱要素と反対の側に配置されている、請求項8から12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記加熱要素と前記対向要素は、挟持した記録媒体を上方に向けて送り出す、請求項8から13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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