JP2020051311A - 部分送入タービン - Google Patents
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- F01D9/02—Nozzles; Nozzle boxes; Stator blades; Guide conduits, e.g. individual nozzles
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Abstract
Description
周方向に沿って部分的に形成されるとともに作動流体が通過可能に構成された送入部内に、互いの間に前記作動流体の流路を形成するように前記周方向に沿って配列された複数のノズルと、
前記複数のノズルよりも前記作動流体の流通方向下流側に設けられた複数の動翼を有するロータと
を備える部分送入タービンであって、
前記流路は、前記流路の入口からスロートにかけて流路面積が減少するとともに前記スロートから前記流路の出口にかけて流路面積が増加するように構成され、
前記周方向に対向する前記送入部の2つの壁面部のうち、前記ロータの回転方向上流側の上流側壁面部は、前記ノズルの後縁よりも前記作動流体の流通方向下流側に延びる延長部を含み、
前記作動流体の流通方向に平行に前記周方向に沿って切断した前記送入部の断面において、前記延長部は、前記作動流体の流通方向に前記ノズルの前記後縁と同じ位置における前記上流側壁面部の接線上又は該接線よりも前記ロータの回転方向上流側に位置し、前記延長部の少なくとも下流端部は前記接線よりも前記ロータの回転方向上流側に位置する。
前記断面において前記延長部は、前記下流端部から前記作動流体の流通方向上流側に向かって少なくとも部分的に、前記作動流体の流通方向に沿って延びる部分を含む。
前記断面において前記延長部は、前記下流端部から前記作動流体の流通方向上流側に向かって少なくとも部分的に、前記延長部の接線と前記作動流体の流通方向とのなす角度が前記作動流体の流通方向上流側に向かって増加する部分を含む。
前記断面において、
前記作動流体の流通方向に垂直であるとともに前記下流端部を通る第1直線と、
前記作動流体の流通方向に平行であるとともに前記延長部の上流端部を通る第2直線と
を想定し、
前記第1直線と前記第2直線との交点を第1交点とし、前記第1直線と前記接線との交点を第2交点とし、前記第1直線と前記延長部との交点を第3交点とし、前記第1交点から前記第2交点までの距離をL1とし、前記第1交点から前記第3交点までの距離をL2とすると、0≦L2/L1≦0.5である。
前記複数のノズルうち前記ロータの回転方向最上流側に位置する最上流ノズルと前記上流側壁面部とによって画定される流路である最上流流路のスロート位置における流路面積は、前記最上流流路以外の他の流路のスロート位置における流路面積よりも小さい。
前記最上流ノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面は、前記最上流ノズル以外の他のノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面と比べて、前記上流側壁面に向かって大きく突出するように構成されている。
前記複数のノズルのうち前記ロータの回転方向最下流側に位置する最下流ノズルと該最下流ノズルの隣のノズルとによって画定される流路である最下流流路のスロート位置における流路面積は、前記最下流ノズル以外の他の隣り合う2つのノズルによって画定される流路のスロート位置における流路面積よりも小さい。
前記最下流ノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面は、前記最上流ノズル及び前記最下流ノズル以外の他のノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面と比べて、前記上流側壁面に向かって大きく突出するように構成されている。
本開示の実施形態1に係る部分送入タービンは、例えば、蒸気タービンの高圧タービンの調速段を構成している。ただし、蒸気タービンの高圧タービンの調速段はあくまでも例示であり、本開示の実施形態1に係る部分送入タービンは、ガスタービンに設けられてもよい。
図1に示されるように、作動流体は、ノズル構造体2の送入部4内に流入し、流路13又は最上流流路15を流通することで送入部4を通過し、超音速の流速で過膨張してロータ3の動翼7に流入する。動翼7が作動流体から受ける力によってロータ3が回転する。
次に、実施形態2に係る部分送入タービンについて説明する。実施形態2に係る部分送入タービンは、実施形態1に対して、延長部18の形状を変更したものである。尚、実施形態2において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、実施形態3に係る部分送入タービンについて説明する。実施形態3に係る部分送入タービンは、実施形態2に対して、最上流流路15の構成を変更したものである。尚、実施形態3において、実施形態2の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
2 ノズル構造体
3 ロータ
4 送入部
5 非送入部
6 閉止部
7 動翼
10 ノズル
10a (ノズルの)前縁
10b (ノズルの)後縁
10c (ノズルの)上流側側面
10d (ノズルの)下流側側面
11 最上流ノズル
12 最下流ノズル
13 流路
13a (流路の)入口
13b (流路の)出口
13c (流路の)スロート位置
14 最下流流路
14c (最下流流路の)スロート位置
15 最上流流路
15c (最上流流路の)スロート位置
16 上流側壁面部
17 下流側壁面部
18 延長部
18c (延長部の)下流端部
18d (延長部の)上流端部
19 スロート
A ロータの回転方向
B 作動流体の流通方向
L 接線
L1 第1交点から第2交点までの距離
L2 第1交点から第3交点までの距離
P 作動流体の流通方向における各ノズルの各後縁の位置と同じ位置
P1 第1交点
P2 第2交点
P3 第3交点
S1 第1直線
S2 第2直線
Claims (8)
- 周方向に沿って部分的に形成されるとともに作動流体が通過可能に構成された送入部内に、互いの間に前記作動流体の流路を形成するように前記周方向に沿って配列された複数のノズルと、
前記複数のノズルよりも前記作動流体の流通方向下流側に設けられた複数の動翼を有するロータと
を備える部分送入タービンであって、
前記流路は、前記流路の入口からスロートにかけて流路面積が減少するとともに前記スロートから前記流路の出口にかけて流路面積が増加するように構成され、
前記周方向に対向する前記送入部の2つの壁面部のうち、前記ロータの回転方向上流側の上流側壁面部は、前記ノズルの後縁よりも前記作動流体の流通方向下流側に延びる延長部を含み、
前記作動流体の流通方向に平行に前記周方向に沿って切断した前記送入部の断面において、前記延長部は、前記作動流体の流通方向に前記ノズルの前記後縁と同じ位置における前記上流側壁面部の接線上又は該接線よりも前記ロータの回転方向上流側に位置し、前記延長部の少なくとも下流端部は前記接線よりも前記ロータの回転方向上流側に位置する部分送入タービン。 - 前記断面において前記延長部は、前記下流端部から前記作動流体の流通方向上流側に向かって少なくとも部分的に、前記作動流体の流通方向に沿って延びる部分を含む、請求項1に記載の部分送入タービン。
- 前記断面において前記延長部は、前記下流端部から前記作動流体の流通方向上流側に向かって少なくとも部分的に、前記延長部の接線と前記作動流体の流通方向とのなす角度が前記作動流体の流通方向上流側に向かって増加する部分を含む、請求項1に記載の部分送入タービン。
- 前記断面において、
前記作動流体の流通方向に垂直であるとともに前記下流端部を通る第1直線と、
前記作動流体の流通方向に平行であるとともに前記延長部の上流端部を通る第2直線と
を想定し、
前記第1直線と前記第2直線との交点を第1交点とし、前記第1直線と前記接線との交点を第2交点とし、前記第1直線と前記延長部との交点を第3交点とし、前記第1交点から前記第2交点までの距離をL1とし、前記第1交点から前記第3交点までの距離をL2とすると、0≦L2/L1≦0.5である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の部分送入タービン。 - 前記複数のノズルうち前記ロータの回転方向最上流側に位置する最上流ノズルと前記上流側壁面部とによって画定される流路である最上流流路のスロート位置における流路面積は、前記最上流流路以外の他の流路のスロート位置における流路面積よりも小さい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の部分送入タービン。
- 前記最上流ノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面は、前記最上流ノズル以外の他のノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面と比べて、前記上流側壁面に向かって大きく突出するように構成されている、請求項5に記載の部分送入タービン。
- 前記複数のノズルのうち前記ロータの回転方向最下流側に位置する最下流ノズルと該最下流ノズルの隣のノズルとによって画定される流路である最下流流路のスロート位置における流路面積は、前記最下流ノズル以外の他の隣り合う2つのノズルによって画定される流路のスロート位置における流路面積よりも小さい、請求項5または6に記載の部分送入タービン。
- 前記最下流ノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面は、前記最上流ノズル及び前記最下流ノズル以外の他のノズルの前記ロータの回転方向上流側に面する上流側側面と比べて、前記上流側壁面に向かって大きく突出するように構成されている、請求項7に記載の部分送入タービン。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2018180252A JP6826574B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | 部分送入タービン |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2018180252A Active JP6826574B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | 部分送入タービン |
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- 2018-09-26 JP JP2018180252A patent/JP6826574B2/ja active Active
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2019
- 2019-08-22 WO PCT/JP2019/032726 patent/WO2020066381A1/ja active Application Filing
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