JP2020046747A - 端末、稼働情報取得システム、稼働情報取得方法、及びプログラム - Google Patents

端末、稼働情報取得システム、稼働情報取得方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業車両の稼働情報を蓄積する段階で評価対象とする稼働情報を抽出することができる端末を提供する。【解決手段】端末は、表示部と、作業車両の走行経路を含む地図に関する地図情報を絶対位置情報に関連付けて記憶する地図情報記憶部と、前記表示部に前記地図を表示させる表示制御部と、前記作業車両の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を前記地図上で示す第1の指示情報、及び前記稼働情報の取得を終了する取得終了位置を前記地図上で示す第2の指示情報を受け付ける指示受付部と、前記地図情報及び前記第1の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得開始位置を設定する第一設定部と、前記地図情報及び前記第2の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得終了位置を設定する第二設定部と、設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、端末、稼働情報取得システム、稼働情報取得方法、及びプログラムに関する。
鉱山の採掘現場では、油圧ショベルやダンプトラック等の作業車両の稼働状況を評価し、評価結果に基づいて不適切な運転の抑制等を行うことにより、作業車両についての生産性の向上及び異常発生の防止を図っている。
特許文献1には、鉱山の採掘現場において、作業車両の稼働状況を示す稼働情報(例えば、走行時間、走行距離、エンジン水温、異常の有無等)を位置情報と共に取得して蓄積し、蓄積した稼働情報に基づいて作業車両の稼働状況を評価する技術が開示されている。
国際公開第2015/029228号公報
作業車両の稼働状況の評価を行う場合、大量に蓄積された全ての稼働情報から評価対象とする稼働情報を抽出する作業に膨大な時間及び手間を要する可能性がある。この為、稼働情報を取得する段階で評価対象とする稼働情報を抽出する技術が求められている。
上述の課題に鑑みて、本発明は、作業車両の稼働情報を取得する段階で評価対象とする稼働情報を抽出することのできる端末、稼働情報取得システム、稼働情報取得方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、端末は、表示部と、作業車両の走行経路を含む地図に関する地図情報を絶対位置情報に関連付けて記憶する地図情報記憶部と、前記表示部に前記地図を表示させる表示制御部と、前記作業車両の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を前記地図上で示す第1の指示情報、及び前記稼働情報の取得を終了する取得終了位置を前記地図上で示す第2の指示情報を受け付ける指示受付部と、前記地図情報及び前記第1の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得開始位置を設定する第一設定部と、前記地図情報及び前記第2の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得終了位置を設定する第二設定部と、設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を出力する出力部と、を備える。
上記態様によれば、作業車両の稼働情報を取得する段階で評価対象とする稼働情報を抽出することができる。
第1の実施形態に係る稼働情報取得システムの構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る作業車両の構造を示す図である。 第1の実施形態に係る端末の機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る端末が備える表示部に地図を表示した一例を示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報取得装置の機能構成を示す図である。 第1の実施形態に係る端末による処理フローを示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報取得装置による処理フローを示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第1の取得例を示す第1の図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第1の取得例を示す第2の図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第2の取得例を示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第3の取得例を示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第4の取得例を示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第5の取得例を示す図である。 第1の実施形態に係る稼働情報の第6の取得例を示す図である。 第2の実施形態に係る端末の機能構成を示す図である。 第2の実施形態に係る稼働情報の取得例を示す第1の図である。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る稼働情報取得システムの構成を示す概略図である。
稼働情報取得システム1は、鉱山の採掘現場等の作業場Aを走行する作業車両3の稼働状況を示す稼働情報を取得する。作業場Aには、少なくとも1台の作業車両3が存在する。第1の実施形態では、2台の作業車両3が存在する場合について説明する。
稼働情報取得システム1は、端末20と、稼働情報取得装置30とを備える。端末20は、作業場Aに設けられた管理事務所C内に備えられる。端末20は、管理事務所C内に常設するのではなく持ち運び可能なものでもよい。また、端末20は、管理事務所C内以外の場所に設置されてもよい。つまり、作業場Aから離れた遠隔地に端末20があってもよい。稼働情報取得装置30は、作業車両3の内部に設置されている。稼働情報取得装置30は、作業車両3の内部以外に設置されてもよい。
端末20としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車載コンピュータなどを用いることができる。作業車両3に備えられる稼働情報取得装置30とは、例えば記憶装置、携帯電話、スマートフォン、携帯型コンピュータ等が作業車両3に設置されたものであってもよいし、作業車両3の作業者によって所持されるものであってもよいし、作業車両3の運転室内のどこかに存在するものであってもよい。
作業車両3とは、鉱山の採掘現場等の作業場Aを走行して稼働する移動可能な機器である。作業車両3は、稼働情報取得システム1による稼働情報取得の対象である。図1に示す作業車両3は、土砂等の運搬作業を行うダンプトラックであるが、作業車両3は、例えば、盛土作業または掘削作業を行う油圧ショベル、ブルドーザー、ホイールローダー、モーターグレーダー等であってもよい。
(作業車両の構造)
図2は、第1の実施形態に係る作業車両の構造を示す図である。
図2に示す作業車両3は、図1に示すように、作業場Aの積込み場G1から排土場G2まで走行経路R上を走行し、土砂を運搬するリジット式のダンプトラックである。作業車両3は、運搬する土砂を収容する荷台Bを備える。荷台Bは、図示を省略するホイストシリンダが接続され、ホイストシリンダが伸縮することによって荷台Bを上下に昇降させることが可能である。なお、他の実施形態では、作業車両3は、アーティキュレート式のダンプトラックであってもよい。ダンプトラックである作業車両3は、内燃機関によりエンジンを回転させて車輪Wを駆動して走行する。なお、他の実施形態では、作業車両3は、例えば、電動駆動等、エンジン駆動以外の駆動方式で車輪Wを駆動させてもよい。作業車両3は、必要に応じて走行の際に作業者のシフト段操作により、トランスミッションのシフト段を変化させ車速を調整することができる。
図2に示すように、作業車両3は、稼働情報取得装置30を備えている。また、作業車両3は、稼働情報取得装置30に接続されて作業車両3の稼働状況を示す稼働情報を検出する複数の検出装置を備えている。具体的には、作業車両3は、稼働情報取得装置30に接続された位置情報検出装置31、振動情報検出装置32、車速情報検出装置33、燃費情報検出装置34、姿勢情報検出装置35、操作信号検出装置36、シフト段情報検出装置37、油圧情報検出装置38、及び重量情報検出装置39を備えている。なお、図2に示す複数の検出装置は、あくまでも一例であり、他の実施形態では、上述した検出装置を全て備えていなくともよいし、上述した検出装置以外の検出装置をさらに備えていてよい。
ここで、作業車両3の稼働情報とは、作業車両3の稼働状況を評価する際に用いることができる全ての情報を意味する。作業車両3の稼働情報に基づいて、作業車両3の稼働状況を評価し、当該評価結果に基づいて作業車両3について生産性の向上及び異常発生の防止を図る対策を立てることができる。作業車両3の稼働情報としては、例えば、作業車両3の現在位置情報、振動情報、車速情報、燃費情報、姿勢情報、操作信号情報、シフト段情報、油圧情報、及び重量情報等が挙げられる。
例えば、本来、作業車両3が燃費の良いシフト段F4、及びエンジンの回転数1300rpmで走行すべき状況において、作業車両3の稼働情報として、シフト段F3(シフト段情報)、及びエンジン回転数1800rpm(車速情報)が得られた場合、作業車両3は燃費が悪化する状況である等と、作業車両3の稼働状況を評価(診断)することができる。
なお、第1の実施形態では、稼働情報取得システム1が取得する稼働情報としては、作業車両3の現在位置情報、振動情報、車速情報、燃費情報、姿勢情報、操作信号情報、シフト段情報、油圧情報、及び重量情報だけが挙げられているが、他の実施形態では、例えば、走行距離情報、時間情報、排土情報、積込情報、エンジン水温情報、及びイベント情報(車両エラー情報、異常運転情報、故障情報等)等のその他の稼働情報を取得してもよい。
位置情報検出装置31は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)等によって作業車両3の現在位置を検出する。振動情報検出装置32は、作業車両3の振動情報を検出する。振動情報検出装置32は、例えば、作業車両3の振動を検出する振動センサ等であってよい。車速情報検出装置33は、作業車両3の車速情報を検出する。車速情報検出装置33は、例えば、作業車両3のエンジンの回転数を検出する回転センサであってよい。燃費情報検出装置34は、作業車両3の燃費情報を検出する。燃費情報検出装置34は、例えば、燃料残量を検出する燃料計であってよい。姿勢情報検出装置35は、作業車両3の姿勢情報を検出する。姿勢情報検出装置35は、例えば、作業車両3の傾斜等を検出する傾斜センサやジャイロセンサ等であってよい。
操作信号検出装置36は、作業車両3の操作信号情報を検出する。操作信号検出装置36は、例えば、作業車両3の作業者によって実行される作業車両3の操作(例えば、荷台の昇降指示のためのレバー操作、旋回のためのステアリング操作等)により生じた操作信号を検出する検知装置等であってよい。シフト段情報検出装置37は、作業車両3の作業者によるシフト段情報を検出する。シフト段情報検出装置37は、例えば、作業車両3の作業者によるシフト段操作を検出する検知装置等であってよい。油圧情報検出装置38は、作業車両3の油圧情報を検出する。油圧情報検出装置38は、例えば、作業車両3の荷台を上下に昇降させるためのホイストシリンダに供給される作動油の油圧を検出する油圧センサ等であってよい。重量情報検出装置39は、作業車両3の重量情報を検出する。重量情報検出装置39は、例えば、作業車両3の各車輪Wに取り付けられたサスペンションシリンダーに設けられた圧力センサ等であってよい。作業車両3の荷台Bに積まれた積荷の積載重量は圧力センサの圧力値から算出可能である。
稼働情報取得装置30は、位置情報検出装置31、振動情報検出装置32、車速情報検出装置33、燃費情報検出装置34、姿勢情報検出装置35、操作信号検出装置36、シフト段情報検出装置37、油圧情報検出装置38、及び重量情報検出装置39から位置情報、振動情報、車速情報、燃費情報、姿勢情報、操作信号情報、シフト段情報、油圧情報、及び重量情報を取得することができる。
(端末の機能構成)
図3は、第1の実施形態に係る端末の機能構成を示す図である。
端末20は、作業車両3の稼働情報の取得条件(後述する取得開始位置及び取得終了位置)を、作業車両3が作業場Aで走行する走行経路Rに関して設定することができる。第1の実施形態では、管理事務所C内の入力者が端末20で設定する場合について説明する。
端末20は、プロセッサ210、メインメモリ220、ストレージ230、入力部240、表示部250、及び通信部260を備える。
プロセッサ210は、端末20の動作全体の制御を司るプロセッサである。プロセッサ210が有する各種機能については後述する。
メインメモリ220は、いわゆる主記憶装置である。メインメモリ220には、プロセッサ210がプログラムに基づいて動作するために必要な命令及びデータが展開される。
入力部240は、入力デバイスであって、例えば、一般的なマウス、キーボード、タッチセンサなどである。
表示部250は、情報を視認可能に表示可能な表示デバイスであって、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどである。
図4は、第1の実施形態に係る端末が備える表示部に地図を表示した一例を示す図である。図4に示すように、第1の実施形態に係る端末20は、表示部250と入力部240とが一体型のタッチディスプレイである。図4に示すように、表示部250は作業車両3の走行経路Rを地図と共に表示してよい。地図は、地図情報をもとに表示される。地図情報についての詳細は後述するが、例えば、地図情報は、作業場Aの走行経路Rの位置や形状、積込み場G1や排土場G2の位置や形状を含む。入力者は、表示部250に表示された地図上の任意の位置に触れることで、触れた位置を指示情報として入力することができる。図4では、入力者が表示部250に表示された地図に順に触れて4つの指示情報T1〜T4を入力した例が示されている。なお、他の実施形態では、表示部250と入力部240は、別個の装置であってよい。
通信部260は、端末20が稼働情報取得装置30と通信する為の通信インタフェースである。通信部260は、例えば、無線通信機器やネットワークカード等であってよい。第1の実施形態では、通信部260による通信は、端末20と稼働情報取得装置30との間で無線通信が直接的に行われる。なお、他の実施形態では、通信部260による通信は有線であってもよいし、インターネットを介した通信であってもよい。
ストレージ230は、いわゆる補助記憶装置であって、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。ストレージ230は、プログラムP1を記憶する。プロセッサ210は、プログラムP1をストレージ230から読み出してメインメモリ220に展開し、プログラムP1に従った処理を実行する。
ストレージ230は、地図情報記憶部231としての記憶領域を有する。地図情報記憶部231には、作業車両3の走行経路Rを含む地図に関する地図情報が、絶対位置情報に関連付けられて記憶される。地図情報は、例えば、写真、絵、図面、衛星写真、又はドローンにより取得した動画の切り出し等の情報である。絶対位置情報は、例えば、緯度情報及び経度情報等のように所定の絶対座標上の絶対位置を示す情報である。
地図情報記憶部231に記憶されている地図情報に含まれる走行経路Rは、各作業車両3に割り当てられた車両IDに紐付けられている。車両IDは、例えば、英字、数字、又は記号等で構成され、作業車両3を一意に特定することのできる識別情報である。また、走行経路Rは、予め規定された経路幅の情報(例えば、10m等)に紐付けられている。従って、地図情報に含まれる走行経路Rは、車両ID及び経路幅の情報を含む。
第1の実施形態に係る端末20のプロセッサ210が有する機能について詳しく説明する。プロセッサ210は、所定のプログラムP1に基づいて動作することで、表示制御部211、指示受付部212、第一設定部213、第二設定部214、及び設定位置送信部215としての機能を発揮する。
表示制御部211は、地図情報記憶部231から地図情報を読み出し、当該地図情報に基づいて表示部250に地図を表示させる。
指示受付部212は、入力者が入力部240を介して入力した指示を受け付ける。具体的には、指示受付部212は、作業車両3の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を地図上で示す第1の指示情報、及び稼働情報の取得を終了する取得終了位置を地図上で示す第2の指示情報を受け付ける。第1の実施形態では、表示部250に表示された地図上の異なる2点を入力者が順に触れることで第1の指示情報(T1、T2)を入力し、次に入力者がさらに異なる2点を順に触れることで第2の指示情報(T3、T4)を入力する。従って、第1の指示情報及び第2の指示情報は、各々、地図上の2つの位置の情報を含む。なお、2回触れた位置が離れすぎている場合等、取得開始位置又は取得終了位置を特定することができない場合には、指示受付部212は、入力された指示情報を受け付けないようにしてもよい。
なお、他の実施形態では、指示受付部212は、入力者がタッチセンサ以外のマウス、又はキーボード等の入力部240を介して入力した第1の指示情報及び第2の指示情報を受け付けてもよい。この場合、指示受付部212は、第1の指示情報及び第2の指示情報を地図上の座標又は絶対位置座標等の具体的な入力値(数値、文字列等)として受け付けてもよい。
第一設定部213は、地図情報記憶部231から読み出した地図情報及び指示受付部212が受け付けた第1の指示情報に基づいて走行経路Rを横断するように稼働情報の取得開始位置を設定する。
第二設定部214は、地図情報記憶部231から読み出した地図情報及び指示受付部212が受け付けた第2の指示情報に基づいて走行経路Rを横断するように稼働情報の取得終了位置を設定する。
出力部としての設定位置送信部215は、第一設定部213が設定した取得開始位置の情報(絶対位置情報)と、第二設定部214が設定した取得終了位置の情報(絶対位置情報)とを、通信部260を介して稼働情報取得装置30に送信する。即ち、出力部としての設定位置送信部215は、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を稼働情報取得装置30に出力する。
(稼働情報取得装置の機能構成)
図5は、第1の実施形態に係る稼働情報取得装置の機能構成を示す図である。
稼働情報取得装置30は、端末20で設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報に基づいて、作業車両3の稼働情報を取得する。図2に示すように、稼働情報取得装置30は作業車両3に搭載されている。
稼働情報取得装置30は、プロセッサ310、メインメモリ320、ストレージ330、及び通信部360を備える。
プロセッサ310は、稼働情報取得装置30の動作全体の制御を司るプロセッサである。プロセッサ310が有する各種機能については後述する。
メインメモリ320は、いわゆる主記憶装置である。メインメモリ320には、プロセッサ310がプログラムに基づいて動作するために必要な命令及びデータが展開される。
通信部360は、稼働情報取得装置30が端末20と通信する為の通信インタフェースである。通信部360は、例えば、無線通信機器やネットワークカード等であってよい。
ストレージ330は、いわゆる補助記憶装置であって、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。ストレージ330は、プログラムP2を記憶する。プロセッサ310は、プログラムP2をストレージ330から読み出してメインメモリ320に展開し、プログラムP2に従った処理を実行する。
ストレージ330は、設定情報記憶部331、位置情報記憶部332、及び稼働情報記憶部333としての記憶領域を有する。設定情報記憶部331には、端末20により設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報が記憶される。位置情報記憶部332には、位置情報検出部311により取得された作業車両3の現在位置情報が取得時刻に関連付けて記憶される。稼働情報記憶部333には、稼働情報取得部313により取得された作業車両3の稼働情報が、作業車両3の車両IDに関連付けて記憶される。
第1の実施形態に係る稼働情報取得装置30のプロセッサ310が有する機能について詳しく説明する。プロセッサ310は、所定のプログラムP2に基づいて動作することで、位置情報検出部311、稼働情報検出部312、稼働情報取得部313、及び設定位置受信部314としての機能を発揮する。
位置情報検出部311は、位置情報検出装置31を介して作業車両3の現在位置を検出し、検出した作業車両3の現在位置情報を稼働情報取得部313に出力する。また、位置情報検出部311は、検出した作業車両3の現在位置情報を取得時刻に関連付けて位置情報記憶部332に記憶する。
稼働情報検出部312は、振動情報検出装置32、車速情報検出装置33、燃費情報検出装置34、姿勢情報検出装置35、操作信号検出装置36、シフト段情報検出装置37、油圧情報検出装置38、及び重量情報検出装置39を介して作業車両3の稼働情報(振動情報、車速情報、燃費情報、姿勢情報、操作信号情報、シフト段情報、油圧情報、及び重量情報)を検出し、検出した作業車両3の稼働情報を稼働情報取得部313に出力する。
稼働情報取得部313は、位置情報検出部311から入力された作業車両3の現在位置情報を、設定情報記憶部331に記憶されている取得開始位置及び取得終了位置の情報と比較し、作業車両3が取得開始位置を通過した後に取得終了位置を通過したと判定した場合に、取得開始位置から取得終了位置までの間の稼働情報を取得する。具体的には、稼働情報取得部313は、稼働情報検出部312から入力された稼働情報を検出時刻に関連付けて稼働情報記憶部333に記憶する。稼働情報取得部313が稼働情報を記憶する際には、必要に応じて、作業車両3の車両ID、稼働情報の種別、取得時間帯、又は設定された取得条件等で分類して記憶してよい。
設定位置受信部314は、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を端末20から受信し、設定情報記憶部331に記憶する。これにより、記憶された稼働情報を後で回収し、作業車両3の評価処理を行うことができる。
(稼働情報取得システムの処理)
図6は、第1の実施形態に係る端末による処理フローを示す図である。
図7は、第1の実施形態に係る稼働情報取得装置による処理フローを示す図である。
以下、図6及び図7を参照しながら、稼働情報取得システム1が備える端末20及び稼働情報取得装置30が行う処理の流れについて詳細に説明する。
稼働情報取得システム1では、図6に示す処理フローで端末20が作業車両3の稼働情報についての取得開始位置及び取得終了位置を設定し、当該設定された取得開始位置及び取得終了位置に基づいて、図7に示す処理フローで稼働情報取得装置30が稼働情報を取得する。
(端末の処理フロー)
図6に示す処理フローは、管理事務所C内の入力者によって端末20の専用のアプリケーションが起動された時点から開始される。
管理事務所C内の入力者により専用のアプリケーションが起動すると、プロセッサ210の表示制御部211は、地図情報記憶部231から地図情報を読み出し、当該地図情報に基づいて表示部250に地図を表示させる(ステップS101)。
指示受付部212は、作業車両3の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を地図上で示す第1の指示情報、及び稼働情報の取得を終了する取得終了位置を地図上で示す第2の指示情報を受け付ける(ステップS102)。管理事務所C内の入力者は、図4に関して上述したように、表示部250に表示された地図上の異なる2点を入力者が順に触れることで第1の指示情報(T1、T2)を入力する。次に、入力者は、表示部250に表示された地図上のさらに異なる2点を順に触れることで第2の指示情報(T3、T4)を入力する。
第一設定部213は、地図情報記憶部231から読み出した地図情報及び指示受付部212が受け付けた第1の指示情報に基づいて走行経路Rを横断するように取得開始位置を設定する(ステップS103)。図4に示す場合では、第一設定部213は、地図情報に関連付けられている絶対位置情報に基づき、第1の指示情報に含まれる2つの地図上の位置の情報(T1、T2)に各々対応する絶対座標上の絶対位置(U1、U2)を算出する。次に、第一設定部213は、絶対座標上の2つの絶対位置(U1、U2)を端点とする絶対座標上の線分を算出し、当該線分(線分領域)を取得開始位置に設定する。説明の便宜上、以下では、取得開始位置となる絶対座標上の線分を(U1U2)と表現する。
なお、第一設定部213は、取得開始位置(U1U2)が、走行経路Rを横断方向(幅方向)全長に渡っている線分となるように地図情報に基づき位置の調整をした上で設定する。
第1の実施形態では、第一設定部213は、絶対座標上の2つの絶対位置(TA1、TA2)を端点とする線分の線分領域を取得開始位置として設定したが、他の実施形態では、その他の処理により取得開始位置を設定してもよい。
第二設定部214は、地図情報記憶部231から読み出した地図情報及び指示受付部212が受け付けた第2の指示情報に基づいて走行経路Rを横断するように取得開始位置を設定する(ステップS104)。図4に示す場合では、第二設定部214は、地図情報に関連付けられている絶対位置情報に基づき、第2の指示情報に含まれる2つの地図上の位置の情報(T3、T4)に各々対応する絶対座標上の絶対位置(U3、U4)を算出する。次に、第二設定部214は、絶対座標上の2つの絶対位置(U3、U4)を端点とする絶対座標上の線分を算出し、当該線分(線分領域)を取得終了位置に設定する。説明の便宜上、以下では、取得終了位置となる絶対座標上の線分を(U3U4)と表現する。
なお、第二設定部214は、取得終了位置(U3U4)が、走行経路Rを横断方向(幅方向)全長に渡っている線分となるように地図情報に基づき位置の調整をした上で設定する。
第1の実施形態では、第二設定部214は、絶対座標上の2つの絶対位置(TA3、TA4)を端点とする線分の線分領域を取得終了位置として設定したが、他の実施形態では、その他の処理により取得終了位置を設定してもよい。
出力部としての設定位置送信部215は、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を稼働情報取得装置30に出力する(ステップS105)。具体的には、出力部としての設定位置送信部215は、第一設定部213が設定した取得開始位置(U1U2)の情報(絶対位置情報)と、第二設定部214が設定した取得終了位置(U3U4)の情報(絶対位置情報)とを、通信部260を介して稼働情報取得装置30に送信する。
以上で、図6に示す処理フローは終了する。
(稼働情報取得装置の処理フロー)
図7に示す処理フローは、例えば、稼働情報取得装置30の専用のアプリケーションが起動された状態で、プロセッサ310の設定位置受信部314が、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を端末20から受信し、設定情報記憶部331に記憶したタイミングで開始される。
なお、少なくとも1組以上の設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報が、設定情報記憶部331に予め記憶されている場合には、作業車両3の作業者(運転者)が稼働情報取得装置30の専用のアプリケーションを起動させた時点で、図7に示す処理フローが開始されてもよい。
専用のアプリケーションが起動すると、プロセッサ310の位置情報検出部311は、位置情報検出装置31を介して作業車両3の現在位置を検出し、検出した作業車両3の現在位置情報を稼働情報取得部313に出力する(ステップS201)。また、位置情報検出部311は、検出した作業車両3の現在位置情報を取得時刻に関連付けて位置情報記憶部332に記憶する。
稼働情報検出部312は、振動情報検出装置32、車速情報検出装置33、燃費情報検出装置34、姿勢情報検出装置35、操作信号検出装置36、シフト段情報検出装置37、油圧情報検出装置38、及び重量情報検出装置39を介して作業車両3の稼働情報(振動情報、車速情報、燃費情報、姿勢情報、操作信号情報、シフト段情報、油圧情報、及び重量情報)を検出し、検出した作業車両3の稼働情報を稼働情報取得部313に出力する(ステップS202)。
稼働情報取得部313は、位置情報検出部311から入力された作業車両3の現在位置情報を、設定情報記憶部331に記憶されている取得開始位置及び取得終了位置の情報と比較し、作業車両3が取得開始位置を通過した後に取得終了位置を通過したと判定した場合に、取得開始位置から取得終了位置までの間の稼働情報を取得する(ステップS203)。
ステップS203を構成する各処理(ステップS203A〜S203C)の詳細を説明する。ステップS203Aでは、稼働情報取得部313が、位置情報検出部311から入力された作業車両3の現在位置情報を、設定情報記憶部331に記憶されている取得開始位置及び取得終了位置の情報と比較する(ステップS203A)。
作業車両3の現在位置情報を取得開始位置の情報と比較する手順について具体的に説明する。稼働情報取得部313は、位置情報記憶部332を参照し、位置情報検出部311により直前に記憶された作業車両3の現在位置情報(以下、直前位置情報とする)を取得する。取得した直前位置情報及び入力された現在位置情報に基づいて、稼働情報取得部313は、作業車両3の直前位置と現在位置とを結ぶ線分(絶対座標上の線分)を算出する。稼働情報取得部313は、設定情報記憶部331を参照し、設定された取得開始位置の情報(絶対座標上の線分)を取得する。稼働情報取得部313は、算出した線分と、設定された線分(取得開始位置の情報)とが交差する場合に、作業車両3が取得開始位置を通過したと判定する。
作業車両3の現在位置情報を取得終了位置の情報と比較する手順についても同様である。稼働情報取得部313は、設定情報記憶部331を参照し、設定された取得終了位置の情報(絶対座標上の線分)を取得する。稼働情報取得部313は、算出した線分と、設定された線分(取得終了位置の情報)とが交差する場合に、作業車両3が取得終了位置を通過したと判定する。
ステップS203Bでは、稼働情報取得部313は、作業車両3が取得開始位置を通過した後に取得終了位置を通過したか否かを判定する。上述した手順により、作業車両3が取得開始位置及び取得終了位置を共に通過したと判定された場合において、作業車両3が取得終了位置を通過した時刻が取得開始位置を通過した時刻より後であれば、稼働情報取得部313は、作業車両3が取得開始位置を通過した後に取得終了位置を通過したと判定する。作業車両3が取得開始位置を通過した時刻及び作業車両3が取得終了位置を通過した時刻は、各々の判定に用いた現在位置情報に関連付けられている取得時刻である。
ステップS203Cでは、稼働情報取得部313は、取得開始位置から取得終了位置までの間の稼働情報を取得する。
具体的には、稼働情報取得部313は、作業車両3が取得開始位置を通過したと判定した時点で、稼働情報検出部312から入力された稼働情報の稼働情報記憶部333への記憶を開始し、作業車両3が取得終了位置を通過したと判定した時点で、稼働情報検出部312から入力された稼働情報の稼働情報記憶部333への記憶を終了する。
第1の実施形態では、稼働情報取得部313は、稼働情報の稼働情報記憶部333への記憶を開始してから予め規定した所定時間が経過しても作業車両3が取得終了位置を通過しない場合には、稼働情報記憶部333への記憶を停止し、作業車両3が取得開始位置を通過した時点から記憶した全ての稼働情報を稼働情報記憶部333から削除する。
なお、第1の実施形態では、稼働情報取得部313は、作業車両3が取得開始位置を通過したと判定した時点で、稼働情報の稼働情報記憶部333への記憶を開始する場合について説明するが、他の実施形態では、作業車両3が取得開始位置及び取得終了位置を共に通過したと判定した時点で稼働情報を稼働情報記憶部333に記憶してもよい。この場合には、例えば、稼働情報取得部313は、稼働情報検出部312から入力される全ての稼働情報を稼働情報記憶部333に一時的にバッファ(例えば、メインメモリ等)に記憶しておき、後で取得開始位置から取得終了位置までの間の稼働情報だけをバッファから抽出して記憶してよい。
以上で、図7に示す処理フローは終了する。
<設定例>
図8〜図14は、第1の実施形態に係る稼働情報の第1〜6の取得例を示す図である。
以下、図8〜図15を参照しながら、第1の実施形態に係る稼働情報取得システム1による具体的な稼働情報の取得例について詳細に説明する。
<第1の取得例>
図8及び図9は、第1の実施形態に係る稼働情報の第1の取得例を示す第1及び第2の図である。第1の取得例は、図4に示すように入力者が端末20を用いて第1の指示情報(T1、T2)及び第2の指示情報(T3、T4)を入力した場合における作業車両3の稼働情報の取得例である。
図8及び図9に示すように、端末20の第一設定部213により、地図上の位置の情報(T1、T2)に対応する取得開始位置(U1U2)が設定されている。端末20の第二設定部214により、地図上の位置の情報(T3、T4)に対応する取得終了位置(U3U4)が設定されている。設定された取得開始位置(U1U2)及び取得終了位置(U3U4)の情報は、稼働情報取得装置30の設定情報記憶部331に記憶されているものとする。
図8に示すように、作業車両3Aが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過した後に、取得終了位置(U3U4)を通過すると、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Aの取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報を取得する。
一方、図9に示すように、作業車両3Bが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過した後に進行方向を変更させ、取得終了位置(U3U4)を通過しない場合には、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Aの取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報を取得しない。
<第2の取得例>
図10は、第1の実施形態に係る稼働情報の第2の取得例を示す図である。
上述した第1の取得例では、端末20で設定される取得開始位置及び取得終了位置の組が1つである場合について説明したが、端末20で設定される取得開始位置及び取得終了位置は2つ以上であってもよい。
第2の取得例では、図10に示すように、端末20の第一設定部213により、取得開始位置(U1U2)が設定されている。端末20の第二設定部214により、取得終了位置(U3U4)が設定されている。
さらに、端末20の第一設定部213により、取得開始位置(U1’U2’)が設定されている。端末20の第二設定部214により、取得終了位置(U3’U4’)が設定されている。
図10に示すように、取得開始位置(U1U2)は取得終了位置(U3’U4’)と同じ位置に設定され、取得終了位置(U3U4)は取得開始位置(U1’U2’)と同じ位置に設定されている。なお、図10では、見易さを考慮し、同じ位置に設定されている取得開始位置及び取得終了位置をずらして示している。
設定された取得開始位置(U1U2)、取得終了位置(U3U4)、取得開始位置(U1’U2’)、取得終了位置(U3’U4’)の情報は、稼働情報取得装置30の設定情報記憶部331に記憶されているものとする。
図10に示すように、作業車両3Cが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過した後に、取得終了位置(U3U4)を通過すると、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Cの取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報を取得する。
同様に、図10に示すように、作業車両3Dが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1’U2’)を通過した後に、取得終了位置(U3’U4’)を通過すると、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Dの取得開始位置(U1’U2’)から取得終了位置(U3’U4’)までの間の稼働情報を取得する。
第2の取得例では、2組の取得開始位置及び取得終了位置の位置関係を逆転させて同じ位置に設定することで、走行経路R上の同じ範囲に関し、作業車両3が順方向(図10にの左から右に向かう方向)に走行する場合及び逆方向(図10の右から左に向かう方向)に走行する場合の両方の場合の稼働情報を取得することができる。
第2の取得例では、図10に示す作業車両3Cと作業車両3Dとは異なる作業車両3であっても同一の作業車両3であってもよい。例えば、図10に示す走行経路Rに対し、作業車両3Dと作業車両3Cが同一の作業車両3であって、その作業車両3を同一の作業者が運転する場合がある。さらに、図10に示す走行経路Rが勾配を有する登坂路である場合がある。このような場合、当該作業者が運転する作業車両3が登坂路を上るときの稼働情報と登坂路を下るときの稼働情報とを取得し比較することができる。
<第3の取得例>
図11は、第1の実施形態に係る稼働情報の第3の取得例を示す図である。
上述した第1及び第2の取得例では、端末20で設定される取得開始位置及び取得終了位置が走行経路Rの横断方向(幅方向)全長に渡って設定されている場合について説明したが、端末20で設定される取得開始位置及び取得終了位置は横断方向の一部に設定されてもよい。
第3の取得例では、図11に示すように、端末20の第一設定部213により、取得開始位置(U1U2)に加え、中間開始位置(SC)が設定されている。中間開始位置(SC)は、取得開始位置(U1U2)において、例えば、走行経路R上の横断方向の中央位置又はその付近の位置等の中間の位置であってよい。
同様に、第3の取得例では、図11に示すように、端末20の第二設定部214により、取得終了位置(U3U4)に加え、中間終了位置(SE)が設定されている。中間終了位置(SE)は、取得終了位置(U3U4)において、例えば、走行経路R上の横断方向の中央位置又はその付近の位置等の中間の位置であってよい。
設定された取得開始位置(U1U2)、取得終了位置(U3U4)、中間開始位置(SC)、及び中間終了位置(SE)の情報は、稼働情報取得装置30の設定情報記憶部331に記憶されているものとする。
第3の取得例では、例えば、稼働情報取得部313は、取得開始位置(U1U2)及び取得終了位置(U3U4)を変更して稼働情報を取得する。具体的には、稼働情報取得部313は、取得開始位置(U1U2)に代えて、位置(U1)と中間開始位置(SC)を端点とする線分(線分領域)である取得開始位置(U1SC)を用いる。また、稼働情報取得部313は、取得終了位置(U3U4)に代えて、位置(U3)と中間終了位置(SE)を端点とする線分(線分領域)である取得終了位置(U3SE)を用いる。なお、第3の取得例では、作業車両3Eが走行経路Rを左側通行で走行することを想定して、取得開始位置及び取得終了位置を位置(U1)側及び位置(U3)側に縮小しているが、例えば、位置(U2)側及び位置(U4)側に縮小してもよい。さらに、中間開始位置を複数設定してもよい。
図11に示すように、作業車両3Eが走行経路R上を矢印NSから矢印NRの方向に走行し、取得開始位置(U1SC)を通過した後に、取得終了位置(U3SE)を通過すると、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Eの取得開始位置(U1SC)から取得終了位置(U3SE)までの間の稼働情報を取得する。例えば、作業車両3が走行経路R上で他の作業車両3を追い越さずに走行した場合に、取得開始位置(U1SC)を通過した後に、取得終了位置(U3SE)を通過することが想定される。
一方、図11に示すように、作業車両3Eが走行経路R上を矢印NSから矢印NI1及び矢印NI2の方向に走行し、取得開始位置(U1SC)を通過した後に、取得終了位置(U3SE)を通過しない場合には、稼働情報取得装置30は作業車両3Eの稼働情報を取得しない。例えば、作業車両3が走行経路R上で他の作業車両3を追い越して走行した場合に、取得開始位置(U1SC)を通過した後に、取得終了位置(U3SE)を通過しないことが想定される。
第3の取得例では、端末20で設定される取得開始位置及び取得終了位置を横断方向の一部に設定することにより、例えば、対面通行可能な走行経路Rで追い越し等がなかった場合の作業車両3Eの稼働情報だけを取得することができる。これにより、例えば、取得した稼働情報の評価結果において、取得開始位置(U1SC)から取得終了位置(U3SE)までの間の稼働情報の取得量が少ない場合には、取得開始位置(U1SC)から取得終了位置(U3SE)までの間の走行エリアでは、追い越しが多発していることが推測される。従って、推測結果に基づいて鉱山の走路設計や運用内容の改善を促すことができ、鉱山の安全性向上を図ることができる。
<第4の取得例>
図12は、第1の実施形態に係る稼働情報の第4の取得例を示す図である。
第4の取得例は、図12に示すように、走行経路Rが走行経路R1及び走行経路R2に分岐する分岐点に取得開始位置及び取得終了位置を設定する取得例である。
第4の取得例では、図12に示すように、走行経路Rから走行経路R1に走行する作業車両3Fの稼働情報を取得する為に、端末20の第一設定部213により取得開始位置(U1U2)が設定され、第二設定部214により取得終了位置(U3U4)が設定されている。さらに、走行経路Rから走行経路R2に走行する作業車両3Fの稼働情報を取得する為に、端末20の第一設定部213により取得開始位置(U1’U2’)が設定され、第二設定部214により取得終了位置(U3’U4’)が設定されている。
図12に示すように、取得開始位置(U1U2)は取得開始位置(U1’U2’)と同じ位置に設定されている。なお、図12では、見易さを考慮し、同じ位置に設定されている取得開始位置をずらして示している。
設定された取得開始位置(U1U2)、取得終了位置(U3U4)、取得開始位置(U1’U2’)、取得終了位置(U3’U4’)の情報は、稼働情報取得装置30の設定情報記憶部331に記憶されているものとする。
図12に示すように、作業車両3Fが走行経路Rから走行経路R1に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過した後に、取得終了位置(U3U4)を通過すると、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Fの取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報を取得する。
同様に、図12に示すように、作業車両3Fが走行経路Rから走行経路R2に走行し、取得開始位置(U1’U2’)を通過した後に、取得終了位置(U3’U4’)を通過すると、稼働情報取得装置30は、図7に示す処理フローに従い、作業車両3Fの取得開始位置(U1’U2’)から取得終了位置(U3’U4’)までの間の稼働情報を取得する。
第4の取得例では、分岐点にて走行経路Rから走行経路R1に走行する場合の作業車両3Fの稼働情報と、分岐点にて走行経路Rから走行経路R2に走行する場合の作業車両3Fの稼働情報とを、別個に取得することができる。例えば、作業車両3が走行経路Rから分岐点を走行経路R1に進むと生産物の排土場があり、分岐点を走行経路R2に進むとオーバーバーデンの排土場がある場合等に、作業車両3の稼働情報を目的地に応じて別個に取得することができる。従って、作業車両3の稼働情報が、作業車両3の目的地に応じて別個に取得することができ、効率的且つ正確に稼働情報を評価することができる。
<第5の取得例>
図13は、第1の実施形態に係る稼働情報の第5の取得例を示す図である。
上述した第1〜第4の取得例では、端末20で設定される稼働情報の取得開始位置及び取得終了位置が異なる位置に設定される場合について説明したが、稼働情報の取得開始位置及び取得終了位置は同じ位置に設定されてもよい。
第5の取得例では、図13に示すように、取得開始位置(U1U2)及び取得終了位置(U3U4)が走行経路Rに接続する所定エリアである積込み場Gの出入口に設定されている。
図13に示すように、作業車両3Gが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過した後に、積込み場Gに進入し、積込み場G内で土砂を積載後に、取得終了位置(U3U4)を通過すると、稼働情報取得装置30は、作業車両3Gが積込み場Gに進入してから退出するまでの稼働情報(即ち、取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報)を取得する。
第5の取得例では、端末20で設定される稼働情報の取得開始位置及び取得終了位置は同じ位置に設定することにより、例えば、積込み場G等の作業現場で作業を行った作業車両3Gの稼働情報を取得することができる。稼働情報には検出時刻が含まれているので、積込み場G等の作業現場で作業を行った作業車両3Gの積込み待ち時間等を評価することができる。
<第6の取得例>
図14は、第1の実施形態に係る稼働情報の第6の取得例を示す図である。
第6の取得例では、図14に示すように、取得開始位置(U1U2)が走行経路Rに接続する所定エリアである積込み場G1の出入口に設定され、取得終了位置(U3U4)が走行経路Rに接続する所定エリアである積込み場G2の出入口に設定されている。
図14に示すように、作業車両3Hが積込み場G1を矢印の方向に退出して走行経路Rに走行し、別の積込み場G1‘に進入すると、取得開始位置(U1U2)を通過した後に、取得終了位置(U3U4)を通過する。従って、作業車両3Hは、稼働情報取得装置30は、作業車両3Hの積込み場G間での稼働情報(即ち、取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報)を取得する。
第6の取得例では、積込み場G1から積込み場G1‘まで作業車両3Hが走行する場合の作業車両3Hの稼働情報を取得できる。例えば、作業車両3Hに土砂等を積込む機械として油圧ショベルがあるが、油圧ショベルが積込み場G1から積込み場G1‘に移動した場合、所定の作業車両3Hであるダンプトラックが、積込み場G1から積込み場G1’まで走行する間の稼働情報を取得することができる。
(作用、効果)
以上の通り、第1の実施形態に係る端末20は、表示部250と、作業車両3の走行経路Rを含む地図に関する地図情報を絶対位置情報に関連付けて記憶する地図情報記憶部231と、表示部250に地図を表示させる表示制御部211と、作業車両3の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を地図上で示す第1の指示情報、及び稼働情報の取得を終了する取得終了位置を地図上で示す第2の指示情報を受け付ける指示受付部212と、地図情報及び第1の指示情報に基づいて、走行経路Rを横断するように取得開始位置を設定する第一設定部213と、地図情報及び第2の指示情報に基づいて、走行経路Rを横断するように取得終了位置を設定する第二設定部214と、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を出力する出力部(設定位置送信部)215と、を備える。
第1の実施形態によれば、端末20(稼働情報取得システム1)は、取得開始位置及び取得終了位置を設定することで、作業車両3の稼働情報を取得する段階で評価対象とする稼働情報を抽出することができる。また、第1の実施形態によれば、端末20は、表示部250に表示された地図上の位置に基づく指示情報を受け付けるので、入力者が容易且つ正確に取得開始位置及び取得終了位置を設定することができる。特に、設定しようとする取得開始位置及び取得終了位置の絶対位置情報(例えば、緯度、経度等)が不明な場合であっても、表示部250に表示された地図を参照することで、入力者が容易且つ正確に設定することができる。
また、第1の実施形態によれば、第1の指示情報及び前記第2の指示情報は、各々、地図上の2点以上の位置の情報を含む。これにより、端末20を用いて作業車両3の稼働情報の取得条件(取得開始位置及び取得終了位置)を容易且つ正確に設定できる。
また、第1の実施形態によれば、地図情報は、走行経路Rに接続する所定エリア(積込み場、排土場等)の情報を含む。これにより、走行経路Rに加えて所定エリアに関して作業車両3の稼働情報の取得条件(取得開始位置及び取得終了位置)を設定することができる。
また、第1の実施形態によれば、取得開始位置及び取得終了位置の少なくとも一方は、所定エリア(積込み場、排土場等)の出入口に設定される。これにより、走行経路Rに加えて所定エリアに関して作業車両3の稼働情報を取得することができる。
また、第1の実施形態に係る稼働情報取得装置30は、作業車両3に搭載されており、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を記憶する記憶部(設定情報記憶部)331と、作業車両3の現在位置を検出し、現在位置情報を出力する位置情報検出部311と、作業車両3の稼働情報を検出し、稼働情報を出力する稼働情報検出部312と、作業車両3の現在位置情報を取得開始位置及び取得終了位置の情報と比較し、作業車両3が取得開始位置を通過した後に取得終了位置を通過したと判定した場合に、取得開始位置から取得終了位置までの間の稼働情報を取得する稼働情報取得部313と、を備える。
これにより、作業車両3の正確な現在位置情報に基づいて作業車両3の正確な稼働情報を取得することができる。例えば、精度が数cm程度の現在位置情報に基づく作業車両3の正確な稼働情報を取得することができる。また、作業車両3の現在位置情報と設定された稼働情報の取得条件(取得開始位置及び取得終了位置)とに基づいて稼働情報を取得するので、稼働情報の取得を自動化することができる。さらに、稼働情報を取得する段階で、例えば稼働情報の種別毎に取得することができる。従って、取得した稼働情報の評価処理の効率を向上させることができる。
また、第1の実施形態によれば、稼働情報の取得条件を設定する端末20と、稼働情報を取得する稼働情報取得装置30とが、別個の装置であるので、稼働情報取得装置30が搭載された作業車両3とは、別の場所(管理事務所C等)に端末20を設置又は配置することができる。これにより、端末20の存在する場所でリアルタイムに作業車両3の稼働情報の取得条件を設定することができる。従って、例えば、稼働情報取得装置30が取得した稼働情報を評価し、当該評価結果に基づき、端末20の存在する場所から即座に稼働情報の取得条件の設定をすることができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る稼働情報取得システム1について、図15を参照しながら説明する。
図15は、第2の実施形態に係る稼働情報取得システム1の機能構成を示す概略図である。
第2の実施形態に係る稼働情報取得システム1は、端末20が稼働情報取得装置の機能も備えている点で第1の実施形態に係る稼働情報取得システム1と相違する。即ち、第2の実施形態に係る稼働情報取得システム1は、端末と稼働情報取得装置とが一体型になっている。第2の実施形態に係る稼働情報取得システム1の各構成要素は、特に言及する場合を除き、第1の実施形態に係る稼働情報取得システム1の各構成要素と同様に構成され、機能する。
例えば、第2の実施形態に係る端末20は、作業車両3内の運転室等に設けられてよい。これにより、作業者(運転者)が端末20を用いて、作業車両3の稼働情報の取得条件(取得開始位置及び取得終了位置)を走行経路Rに関して設定することができる。また、端末20は、作業車両3の稼働情報を取得する。
(端末の機能構成)
図15に示すように、第2の実施形態に係る端末20のプロセッサ210は、表示制御部211、指示受付部212、第一設定部213、及び第二設定部214に加え、位置情報検出部311、稼働情報検出部312、及び稼働情報取得部313としての機能を発揮する。また、プロセッサ210は、第1の実施形態に係る設定位置送信部215に代えて設定位置記憶部216としての機能を発揮する。さらに、プロセッサ210は、後述する追加条件取得部217及び稼働情報送信部315としての機能を発揮する。以下、第1の実施形態に係る稼働情報取得システム1と異なる機能についてのみ説明する。
出力部としての設定位置記憶部216は、第一設定部213が設定した取得開始位置の情報と、第二設定部214が設定した取得終了位置の情報とを、設定情報記憶部331に記憶する。即ち、出力部としての設定位置記憶部216は、設定された取得開始位置及び取得終了位置の情報を設定情報記憶部331に出力する。
追加条件取得部217は、稼働情報の取得条件として、取得開始位置及び取得終了位置以外の追加の取得条件を取得することができる。追加条件取得部217は、入力部240で入力される追加の取得条件を取得する。例えば、第2の実施形態では、追加の取得条件として作業車両3の車速の範囲(例えば、10km/h以上且つ20km/h以下)が設定される。追加の取得条件は、例えば作業車両3の車速の下限若しくは上限が設定されてもよい。端末20は、取得開始位置及び取得終了位置の取得条件に加え、追加の取得条件を充足する場合にだけ稼働情報を取得する。追加の取得条件は、必ずしも設定されなくてもよい。他の実施形態では、追加の取得条件は、例えば、振動、燃費、姿勢、操作信号、シフト段、油圧、及び重量等に関する条件であってよい。
稼働情報送信部315は、稼働情報取得部313によって稼働情報記憶部333に記憶された稼働情報を、通信部260を介して送信する。例えば、稼働情報送信部315から送信された稼働情報は、作業車両3内の別の専用端末又は管理事務所C内に設けられた専用端末で受信されてよい。これにより、作業車両3内又は管理事務所C内で作業車両3の稼働情報の評価処理を行うことができる。
<第1の取得例>
図16は、第2の実施形態に係る稼働情報の第1の取得例を示す。
上述した第1の実施形態では、端末20で設定される稼働情報の取得条件が取得開始位置及び取得終了位置だけである場合について説明したが、追加の取得条件が設定されてもよい。
第1の取得例では、図16に示すように、取得開始位置(U1U2)及び取得終了位置(U3U4)に加え、さらに追加の取得条件が設定されている。具体的には、追加の取得条件として、作業車両3Iが走行経路R上を取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)まで走行する際の車速(速度)Vの範囲が、例えば、10km/h以上20km/h以下と設定されている。なお、追加の取得条件は、設定された取得開始位置(U1U2)及び取得終了位置(U3U4)の情報と共に、稼働情報取得装置30の設定情報記憶部331に記憶されているものとする。
図16に示すように、作業車両3Iが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過してから取得終了位置(U3U4)を通過するまでの間、上記取得条件(車速の範囲が10km/h以上20km/h以下)を充足する車速Vで走行すると、稼働情報取得装置30は、作業車両3Iの取得開始位置(U1U2)から取得終了位置(U3U4)までの間の稼働情報を取得する。
一方、作業車両3Iが走行経路R上を矢印の方向に走行し、取得開始位置(U1U2)を通過した後に、取得終了位置(U3U4)を通過した場合であっても、作業車両3Iが上記取得条件(車速の範囲が10km/h以上20km/h以下)を充足する車速Vで走行していない場合には、稼働情報取得装置30は、作業車両3Iの稼働情報を取得しない。
第1の取得例では、端末20で設定される稼働情報の取得条件が取得開始位置及び取得終了位置だけではなく、追加の取得条件が設定されているので、取得する稼働情報をさらに詳細に限定することができる。これにより、作業車両3の稼働情報を取得する段階で評価対象とする稼働情報をより限定して抽出することができる。従って、稼働情報の評価処理の効率を向上させることができる。
(作用・効果)
以上の通り、第2の実施形態に係る稼働情報取得システム1が備える端末20は、稼働情報取得装置の機能も備えている。
以上のような構成によれば、作業車両3の作業者(運転者)が稼働情報の取得条件(取得開始位置及び取得終了位置等)を容易に設定することができる。従って、現場にいる作業者が現場の環境に応じて、適宜、取得条件(取得開始位置及び取得終了位置等)を設定することができる。また、取得した稼働情報を評価し、当該評価結果に応じてすぐに現場にいる作業者が取得条件(取得開始位置及び取得終了位置等)を設定することができる。
また、第2の実施形態によれば、稼働情報取得装置30は、作業車両3に関する所定条件(追加の取得条件)を充足した場合にだけ、稼働情報取得部313が稼働情報を取得するように、設定する所定条件を取得する追加条件取得部217をさらに備える。これにより、取得する稼働情報をさらに詳細に限定して設定し、取得することができる。従って、稼働情報の評価処理の効率を向上させることができる。
<他の実施形態>
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、作業車両3が2台であるが、作業車両3が1台又は3台以上であってよい。また、上述した実施形態では、全ての作業車両3が同一種類(ダンプトラック)であるが、複数の作業車両3の種類は異なっていてよい。
また、上述した実施形態では、作業場Aは露天掘りが行われている採掘現場であるが、作業場Aは作業車両3が走行可能な任意の形状の領域であってよい。
また、上述した実施形態では、端末20による稼働情報の取得条件の設定が、稼働情報の取得前に行われる場合について説明したが、端末20による稼働情報の取得条件の設定は、稼働情報の取得中及び取得後であってよい。
なお、上述した実施形態に係る稼働情報取得システム1では、作業車両3が積載(積込)、運搬、排土等する作業対象を土砂又は生産物とするが、他の実施形態においてはこれに限られない。例えば、他の実施形態に係る作業対象は、鉱石、砕石、石炭などであってもよい。
上述した実施形態に係る制御装置125においては、プログラムP1及びP2が各々、ストレージ230及び330に格納される場合について説明したが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、プログラムP1が通信回線によって端末20に配信されるものであってもよい。この場合、配信を受けた端末20が当該プログラムP1をメインメモリ220に展開し、上記処理を実行する。
また、プログラムP1及びP2は、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムP1は、上述した機能をストレージ230に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせで実現するものであってもよい。
また、端末20、及び稼働情報取得装置30は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサによって実現される機能の一部が当該PLDによって実現されてよい。
1 稼働情報取得システム、3(3A〜3I) 作業車両、20 端末、30、稼働情報取得装置、31 位置情報検出装置、32 振動情報検出装置、33 車速情報検出装置、34 燃費情報検出装置、35 姿勢情報検出装置、36 操作信号検出装置、37 シフト段情報検出装置、38 油圧情報検出装置、39 重量情報検出装置、210 プロセッサ、211 表示制御部、212 指示受付部、213 第一設定部、214 第二設定部、215 設定位置送信部、216 設定位置記憶部、217 追加条件取得部、220 メインメモリ、230 ストレージ、231 地図情報記憶部、240 入力部、250 表示部、260 通信部、310 プロセッサ、311 位置情報検出部、312 稼働情報検出部、313 稼働情報取得部、314 設定位置受信部、320 メインメモリ、330 ストレージ、360 通信部、331 設定情報記憶部、332 位置情報記憶部、333 稼働情報記憶部、A 作業場、C 管理事務所、G(G1、G1‘) 積込み場、、G2 排土場、P1 プログラム、P2 プログラム、R 走行経路、SC 中間開始位置、SE 中間終了位置、T1〜T2 第1の指示情報、T3〜T4 第2の指示情報、U1〜U4 絶対位置、U1’〜U4’ 絶対位置、W 車輪

Claims (12)

  1. 表示部と、
    作業車両の走行経路を含む地図に関する地図情報を絶対位置情報に関連付けて記憶する地図情報記憶部と、
    前記表示部に前記地図を表示させる表示制御部と、
    前記作業車両の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を前記地図上で示す第1の指示情報、及び前記稼働情報の取得を終了する取得終了位置を前記地図上で示す第2の指示情報を受け付ける指示受付部と、
    前記地図情報及び前記第1の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得開始位置を設定する第一設定部と、
    前記地図情報及び前記第2の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得終了位置を設定する第二設定部と、
    設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を出力する出力部と、
    を備える端末。
  2. 前記第1の指示情報及び前記第2の指示情報は、各々、前記地図上の2点以上の位置の情報を含む
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記地図情報は、前記走行経路に接続する所定エリアの情報を含む
    請求項1又は請求項2に記載の端末。
  4. 前記取得開始位置及び前記取得終了位置の少なくとも一方は、前記所定エリアの出入口に設定される
    請求項3に記載の端末。
  5. 前記端末が、前記作業車両に搭載されており、
    前記端末は、
    設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を記憶する設定情報記憶部と、
    前記作業車両の現在位置を検出し、現在位置情報を出力する位置情報検出部と、
    前記作業車両の稼働状況を検出し、前記稼働情報を出力する稼働情報検出部と、
    前記作業車両の現在位置情報を前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報と比較し、前記作業車両が前記取得開始位置を通過した後に前記取得終了位置を通過したと判定した場合に、前記取得開始位置から前記取得終了位置までの間の前記稼働情報を取得する稼働情報取得部と、
    をさらに備える
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末。
  6. 前記作業車両に関する所定条件を充足した場合にだけ、前記稼働情報取得部が前記稼働情報を取得するように、前記所定条件を設定する追加条件設定部をさらに備える
    請求項5に記載の端末。
  7. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端末と、
    前記作業車両に搭載され、前記稼働情報を取得する稼働情報取得装置と、
    を備える稼働情報取得システムであって、
    前記稼働情報取得装置は、
    設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を記憶する記憶部と、
    前記作業車両の現在位置を検出し、現在位置情報を出力する位置情報検出部と、
    前記作業車両の稼働情報を検出し、前記稼働情報を出力する稼働情報検出部と、
    前記作業車両の現在位置情報を前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報と比較し、前記作業車両が前記取得開始位置を通過した後に前記取得終了位置を通過したと判定した場合に、前記取得開始位置から前記取得終了位置までの間の前記稼働情報を取得する稼働情報取得部と、
    を備える
    稼働情報取得システム。
  8. 前記稼働情報取得装置は、
    前記作業車両に関する所定条件を充足した場合にだけ、前記稼働情報取得部が前記稼働情報を取得するように、前記所定条件を設定する追加条件設定部をさらに備える
    請求項7に記載の稼働情報取得システム。
  9. 作業車両の走行経路を含む地図を表示部に表示させるステップと、
    前記作業車両の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を前記地図上で示す第1の指示情報、及び前記稼働情報の取得を終了する取得終了位置を前記地図上で示す第2の指示情報を受け付けるステップと、
    絶対位置情報に関連付けられている地図情報及び前記第1の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得開始位置を設定するステップと、
    前記地図情報及び前記第2の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得終了位置を設定するステップと、
    設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を出力するステップと、
    を有する稼働情報取得方法。
  10. 前記作業車両の現在位置を検出し、現在位置情報を出力するステップと、
    前記作業車両の稼働情報を検出し、前記稼働情報を出力するステップと、
    前記作業車両の現在位置情報を前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報と比較し、前記作業車両が前記取得開始位置を通過した後に前記取得終了位置を通過したと判定した場合に、前記取得開始位置から前記取得終了位置までの間の前記稼働情報を取得するステップと、
    をさらに有する
    請求項9に記載の稼働情報取得方法。
  11. コンピュータに、
    作業車両の走行経路を含む地図を表示部に表示させるステップと、
    前記作業車両の稼働情報の取得を開始する取得開始位置を前記地図上で示す第1の指示情報、及び前記稼働情報の取得を終了する取得終了位置を前記地図上で示す第2の指示情報を受け付けるステップと、
    絶対位置情報に関連付けられている地図情報及び前記第1の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得開始位置を設定するステップと、
    前記地図情報及び前記第2の指示情報に基づいて、前記走行経路を横断するように前記取得終了位置を設定するステップと、
    設定された前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報を出力するステップと、
    を実行させるプログラム。
  12. 前記作業車両の現在位置を検出し、現在位置情報を出力するステップと、
    前記作業車両の稼働情報を検出し、前記稼働情報を出力するステップと、
    前記作業車両の現在位置情報を前記取得開始位置及び前記取得終了位置の情報と比較し、前記作業車両が前記取得開始位置を通過した後に前記取得終了位置を通過したと判定した場合に、前記取得開始位置から前記取得終了位置までの間の前記稼働情報を取得するステップと、
    をさらに実行させる
    請求項11に記載のプログラム。
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