JP2020046357A - 計測装置および計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレセントリック光学系を用いた計測装置において、レンズと対象物との間に散乱手段を配置しない場合と比較して、受光素子で受光される光量の抜け漏れを抑制することが可能な計測装置および計測方法を提供すること。【解決手段】対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、発光部から発光された照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、第1のレンズから出射された照射光を絞る絞り部と、絞り部を通過した照射光を対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、絞り部と第2のレンズとの間に配置されかつ照射光が対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、第2のレンズと対象物との間に配置されかつ照射光および反射光を散乱させる散乱手段と、を含み、照射光は散乱手段で散乱されて対象物に照射され、反射光は散乱手段で散乱されて受光部で受光される。【選択図】図1

Description

本発明は、計測装置および計測方法に関する。
特許文献1には、面状に並ぶように配置され、発光面から正面側に向かって光を放射する複数の発光パネルと、複数の発光パネルのうちの隣り合う発光パネルの外縁に沿って延在するように位置し、発光面から放射された光の一部を正面側に向けて反射する反射面を有する光量補正部材と、複数の発光パネルおよび光量補正部材に間隔を隔ててこれらと対向するように配置され、発光面から放射された光および反射面に反射した光を拡散させる光拡散部材と、を備え、反射面は、発光面の側から発光パネルの外縁の側に向かうにつれて発光面から遠ざかる方向に延びる形状を有し、反射面は、第1反射領域と、第1反射領域に比べて発光面の近くに位置しかつ第1反射領域の反射率よりも高い反射率を有する第2反射領域と、を含む、面発光ユニットが開示されている。
特許文献2には、2枚の透明基板の間に液晶層を挟持してなる液晶表示素子と、液晶表示素子を背面から照明するバックライトおよび液晶表示素子とバックライトの間に設置した光拡散板を備え、バックライトが、出光面の反対側に反射率向上のためのドット印刷パターンを有する透明な板体で形成した導光板と、この導光板の少なくとも1辺に沿って設置した線状ランプと、導光板の背面に設置した反射板を有し、導光板のドット印刷パターンを有彩色としたことを特徴とする液晶表示装置が開示されている。
特許文献3には、農産物に対して光を照射する投光手段と、該投光手段から照射されて農産物を透過または反射した検出光を導く第1導光手段と、投光手段から照射される光を参照光として導くとともに、第1導光手段と光軸が異なる第2導光手段と、第1導光手段で導かれた検出光または第2導光手段で導かれた参照光を任意選択的に通過させまたは遮光する選択手段と、該選択手段により通過した検出光を分析または参照光により校正される分光分析手段と、を具備し、分光分析手段による検出光の分析に基づき農産物の内部品質を測定し得る農産物の内部品質測定装置において、選択手段は、第2導光手段で導かれた参照光を内部で拡散反射させつつ第1導光手段の光軸まで導く拡散板を備えたことを特徴とする農産物の内部品質測定装置が開示されている。
特開2014−203675号公報 特開2000−321570号公報 特開2008−298466号公報
本発明の課題は、テレセントリック光学系を用いた計測装置において、レンズと対象物との間に散乱手段を配置しない場合と比較して、受光素子で受光される光量の抜け漏れを抑制することが可能な計測装置および計測方法を提供することである。
上記目的を達成するために、第1の態様の計測装置は、対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されかつ前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、前記第2のレンズと前記対象物との間に配置されかつ前記照射光および前記反射光を散乱させる散乱手段と、を含み、前記照射光は前記散乱手段で散乱されて前記対象物に照射され、前記反射光は前記散乱手段で散乱されて前記受光部で受光されるものである。
第2の態様の計測装置は、第1の態様の計測装置において、前記散乱手段が拡散板であるものである。
第3の態様の計測装置は、第1の態様または第2の態様の計測装置において、前記散乱手段は、前記対象物からの距離が、前記第2のレンズと前記対象物との間の距離の1/2以下となる位置に配置されたものである。
第4の態様の計測装置は、第3の態様の計測装置において、前記散乱手段は、前記対象物からの距離が、前記第2のレンズと前記対象物との間の距離の1/10以上となる位置に配置されたものである。
第5の態様の計測装置は、第1の態様または第2の態様の計測装置において、前記散乱手段は前記第2のレンズの前記対象物側の面に形成されているものである。
第6の態様の計測装置は、第5の態様の計測装置において、前記散乱手段は前記第2のレンズと一体として形成されているものである。
第7の態様の計測装置は、第1の態様から第4の態様のいずれかの態様の計測装置において、前記散乱手段を前記第2のレンズの光軸方向の異なる複数の位置に保持可能な保持手段をさらに含むものである。
第8の態様の計測装置は、第1の態様からは第4の態様、および第7の態様のいずれかの態様の計測装置において、前記散乱手段を前記第2のレンズの光軸方向に沿って移動させる移動手段をさらに備えたものである。
第9の態様の計測装置は、第1の態様からは第4の態様、第7の態様および第8の態様のいずれかの態様の計測装置において、前記散乱手段を前記第2のレンズと前記対象物との間から抜去させる抜去手段をさらに備えたものである。
第10の態様の計測装置は、第1の態様から第9の態様のいずれかの態様の計測装置において、前記受光部の受光面と前記第2のレンズとの距離が前記第2のレンズの焦点距離と等しくされたものである。
第11の態様の計測装置は、第10の態様の計測装置において、前記第1のレンズと前記絞り部との距離が前記第1のレンズの焦点距離と等しくされたものである。
上記目的を達成するために、第12の態様の計測方法は、対象物へ照射する照射光を発光する発光部、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズ、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部、前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズ、前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されかつ前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部、および前記第2のレンズと前記対象物との間に配置されかつ前記照射光および前記反射光を散乱させる散乱手段と、を含む計測装置を用いた計測方法であって、前記照射光を前記散乱手段で散乱させて前記対象物に照射し、前記反射光を前記散乱手段で散乱させて前記受光部で受光させ、前記対象物の表面状態を計測するものである。
第13の態様の計測方法は、第12の態様の計測方法において、前記対象物に応じて前記散乱手段を変えて前記対象物の表面状態を計測するものである。
第14の態様の計測装置は、第13の態様の計測装置において、各々異なる前記散乱手段を含む前記計測装置を複数備えさせ、前記対象物に応じて複数の前記計測装置のいずれかを選択して計測するものである。
第15の態様の計測装置は、第14の態様の計測装置において、複数の前記計測装置のうちの1台は前記散乱手段を含まないものである。
第1の態様の計測装置、および第12の態様の計測方法によれば、テレセントリック光学系を用いた計測装置において、レンズと対象物との間に散乱手段を配置しない場合と比較して、受光素子で受光される光量の抜け漏れを抑制することが可能な計測装置および計測方法が提供される、という効果が得られる。
第2の態様の計測装置によれば、散乱手段が拡散板以外のものである場合と比較して、所望の散乱角度の散乱光が容易に得られる、という効果が得られる。
第3の態様の計測装置によれば、散乱手段を、対象物からの距離が、第2のレンズと対象物との間の距離の1/2を越える位置に配置させる場合と比較して、散乱光の広がり角度が過剰となることが抑制される、という効果が得られる。
第4の態様の計測装置によれば、散乱手段を、対象物からの距離が、第2のレンズと対象物との間の距離の1/10未満となる位置に配置させる場合と比較して、所望の散乱効果が得られないことが抑制される、という効果が得られる。
第5態様の計測装置によれば、散乱手段を第2のレンズとは独立させて設ける場合と比較して、散乱手段の取り扱いが容易である、という効果が得られる。
第6の態様の計測装置によれば、散乱手段が第2のレンズと別体で形成されている場合と比較して、散乱手段の製造が容易である、という効果が得られる。
第7の態様の計測装置によれば、散乱手段を第2のレンズの光軸方向の異なる複数の位置に保持可能な保持手段を含まない場合と比較して、散乱手段の光軸方向の位置の調整が容易に行われる、という効果が得られる。
第8の態様の計測装置によれば、散乱手段を第2のレンズの光軸方向に沿って移動させる移動手段を備えない場合と比較して、散乱手段の光軸方向の位置の微調整が容易に行われる、という効果が得られる。
第9の態様の計測装置によれば、散乱手段を第2のレンズと対象物との間から抜去させる抜去手段を備えない場合と比較して、対象物における反射光の正反射の程度に応じた計測が可能になる、という効果が得られる。
第10の態様の計測装置によれば、受光部の受光面と第2のレンズとの距離を第2のレンズの焦点距離と等しくさせない場合と比較して、光学系が片側テレセントリック光学系とされる、という効果が得られる。
第11の態様の計測装置によれば、第1のレンズと絞り部との距離を第1のレンズの焦点距離と等しくさせない場合と比較して、光学系が両側テレセントリック光学系とされる、という効果が得られる。
第13の態様の計測装置によれば、対象物が変わっても散乱手段を変えないで対象物の表面状態を計測する場合と比較して、対象物の表面状態に応じた散乱の程度が選択される、という効果が得られる。
第14の態様の計測装置によれば、対象物が変わっても固定された散乱手段を含む計測装置で計測する場合と比較して、対象物の表面状態に応じた計測装置が選択される、という効果が得られる。
第15の態様の計測装置によれば、複数の計測装置のすべてが散乱手段を含む場合と比較して、散乱手段のない場合の反射光が容易に確認される、という効果が得られる。
第1の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の、拡散板がない場合の動作を説明する図である。 (a)は第1の実施の形態に係る計測装置の計測原理について説明する図、(b)は受光素子の出力分布の比較について説明する図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の、拡散板の位置について説明する図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の、拡散板の配置について説明する図である。 第2の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す側面図である。 第2の実施の形態の変形例に係る計測装置の構成の一例を示す側面図である。 比較例に係る計測装置の特性について説明する図である。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1から図6を参照して、本実施の形態に係る計測装置および計測方法について詳細に説明する。まず、図1を参照して、本実施の形態に係る計測装置10の構成の一例について説明する。図1は、計測装置10により対象物の計測を行う場合の構成を示している。
図1に示すように、計測装置10は、発光器14、光学系30、受光器18、拡散板60および制御部20を含んで構成されている。計測装置10は、−X方向に移動する対象物OBの微細領域にZ軸方向から順次光を照射し、各照射光に対する反射光の反射角度分布(光量分布の反射角度依存性)を取得する。取得した反射角度分布を用い、対象物OBの形状の変化や表面状態(シボ、エンボス、表面粗さ、表面欠陥、異物付着等)について、対象物OBとの距離や対象物OBの角度の変動に影響されずに計測がなされる。
より詳細には、図1に示すように、発光器14は、−X方向に移動する対象物OBが通過する計測領域Tに対して、装置上下方向(Z軸方向)の上方に配置されている。また、発光器14は、基板14A上Y軸方向に並べて実装され、−Z方向を発光方向とする複数の発光素子12を備えている。換言すれば、複数の発光素子12は、対象物OBの移動方向(−X方向)に対して直交(交差)する方向に並べられている。なお、図1では、基板14AのY軸方向の一端部(図中右端)に配置された発光素子12を発光素子12Aと表記し、基板14AのY軸方向他端部(図中左端)に配置された発光素子12を発光素子12Bと表記し、基板14Aの中央に配置された発光素子12を発光素子12Cと表記している。
本実施の形態に係る複数の発光素子12は、発光素子12Aから発光素子12Bまで、時間差を設けて順次発光されるように構成され、各発光素子12からの光が対象物OBの異なる位置に個別照射される。そして、対象物OBが計測領域Tにおいて−X方向に移動する間に、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が複数回繰り返されるように構成されている。
発光素子12としては特に限定されないが、一例として、面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等が用いられる。
光学系30は、レンズ32、レンズ34、およびレンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40を含み、いわゆる両側テレセントリックレンズとして構成されている。光学系30は、発光器14と対象物OBとの間に配置され、発光素子12から発光された照射光を対象物OBに導くとともに、対象物OBで反射された反射光を受光器18に導く。
つまり、受光器18は、レンズ34から出射された発光素子12からの照射光が対象物OBで反射し、再度レンズ34を透過した光束の少なくとも一部を受光するように構成されている。また、本実施の形態では、レンズ32の光軸とレンズ34の光軸とが共通の光軸Mとされ、この光軸Mが、発光器14の発光素子12Cの中心、および後述する絞り40の開口部42の中心を通っている。なお、本実施の形態では、光学系30を両側テレセントリックレンズとして構成する形態を例示して説明するが、これに限られず、レンズ32側およびレンズ34側のいずれか一方をテレセントリックレンズとする片側テレセントリックレンズとして構成する形態としてもよい。
レンズ32は、一例として平面視で円形状の平凸レンズとされ、レンズ32の直径は、発光素子12Aから発光素子12BまでのY軸方向の寸法より長くされている。そのため、各発光素子12から発光された光のほぼすべてはレンズ32を透過し、レンズ32を透過した光は発散度合を変えられ、平行光とされてレンズ34に向かう。
レンズ34は、一例として平面視で円形状の平凸レンズとされ、本実施の形態では、レンズ34の直径は、レンズ32の直径より長くされている。そして、レンズ34は、レンズ32から出射されてレンズ34を透過する光束を対象物OBの表面200に向けて集光する。
絞り40には、略円形状の開口部42が形成されており、この開口部42によって、発光素子12から発光されレンズ32を透過してレンズ34に入射する光束を絞る。より具体的には、絞り40は、板面をX−Y平面に平行とされた板状とされ、開口部42によって形成される円形状は光軸Mを中心軸としている。そして、Z軸方向において、この開口部42とレンズ32との距離は、レンズ32の焦点距離と略等しくされ、開口部42とレンズ34との距離は、レンズ34の焦点距離と略等しくされている。なお、以上の、開口部42、レンズ32、およびレンズ34の配置と、レンズ32、34の焦点距離との関係は光学系30を両側テレセントリック光学系とするための条件である。しかしながら、この距離関係は要求されるテレセントリック光学系としての機能(性能)に応じて定めればよいもので、厳密性は要求されず、例えば焦点距離(焦点面)から±10%程度ずれたとしても問題とはならない。
制御部20は、図示しないCPU、ROM、RAM等を含んで構成され、発光素子12の発光タイミングの制御や、受光素子16による受光光量の取り込みタイミングの制御等を行う。また、制御部20は、後述する拡散板60の移動における制御や、拡散板60の位置調整等の制御を行う場合もある。
計測装置10はさらに拡散板60を備えている。図1に示すように、本実施の形態に係る拡散板60はレンズ34と対象物OBとの間に挿入、抜去がなされるように配置されている。すなわち、拡散板60は回転軸Cを中心に回転がなされるように構成されており、レンズ34と対象物OBとの間に出し入れが可能となるように構成されている。拡散板60の詳細については後述する。
次に、図2を参照して、計測装置10の動作について説明する。図2は発光器14からの照射光IFによる対象物OBへの光の照射、および対象物OBにおける反射光RFの受光素子16への入射を示している。なお、図2では、照射光IFおよび反射光RFについて容易に理解できるよう拡散板60の図示を省略している。発光器14に搭載された発光素子12は、一例として−Y方向に順次発光する。光学系30は順次発光された各発光素子12からの光束を、発光素子12の位置によらずに、細く絞られかつ光軸Mに平行な照射光IFとして+Y方向に順次対象物OBに照射する。図2(a)は、複数の発光素子12のうちの1番目の発光素子12が発光した状態を、図2(b)は、複数の発光素子12のうちの2番目の発光素子12が発光した状態を、図2(c)は、複数の発光素子12のうちのn番目の発光素子12が発光した状態を、各々示している。
図2(a)から(c)に示すように、各発光素子12を発光させて走査することにより、細く絞られ互いに平行な略円形の光束(スポット)が対象物OBに個別照射される。さらに、本実施の形態に係る計測装置10では、照射光IFの光束のレンズ34による集光点付近に対象物OBを配置することにより、対象物OBにおける各照射光IFの照射領域がほぼ同径の微細な領域とされている。このことにより、計測装置10では、対象物OBの位置がZ軸方向で上下変動しても、ほぼ同じ照射径で各照射光が照射されるため、対象物OBの像のボケが極めて小さくされる。この際照射光IFは拡散板60を透過するが、拡散板60の作用については後述する。
受光器18は、複数の受光素子16を含んで構成され、対象物OBで反射され光学系30のレンズ34を透過した反射光RFを受光する。すなわち、図2(a)から(c)に示すように、発光素子12の各々からの照射光IFが対象物OBに順次照射され、反射することにより反射光RFが発生する。対象物OBの表面200の状態に応じ照射光IFは様々な方向に反射されるが、本実施の形態では、一例として照射光のIFの表面200への入射点を通る、光軸Mに平行な軸を中心として0°〜60°の角度の範囲の反射光RFを受光する。従って、1個の発光素子12から発光される照射光IFに対応する受光器18の受光領域は、略円形となる。そして、対象物OBのZ軸方向の位置によらず、同じ反射角度の反射光RFは同じ受光素子16で受光される。以上の動作により、計測装置10では対象物OB上の複数の照射点における各々の反射強度分布が計測される。なお、本実施の形態に係る受光器18は、レンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40の、Z軸方向下側に配置され、受光面のZ軸方向の位置は開口部42の位置と同じ位置とされている。受光素子16としては、特に制限はないが、例えば、フォトダイオード(Photodiode:PD)、電荷結合素子(Charge−Coupled Device:CCD)等が用いられる。なお、本実施の形態では「反射角度」はZ軸方向を基準にして(0度として)測るものとしている。
受光器18における受光素子16の個数については特に制限はないが、本実施の形態では一例として32個としている。32個の受光素子16は一例として絞り40の開口部42を挟んで1列に配置されている。一方、発光器14における発光素子12の個数についても特に制限はないが、本実施の形態では一例として250個とされている。つまり、対象物OBを計測する場合、1個の発光素子12からの照射光IFによって32個の受光光量が取得される。従って、対象物OBが計測領域Tを移動する間の1回の走査において250個の照射光IFが照射され、各々の照射光IFに対する反射光RFによって32個ずつの受光光量が取得される
ここで、図9を参照して、比較例に係る計測装置100の特性のひとつについて説明する。テレセントリック光学系を用いた比較例に係る計測装置100では、対象物OBからの反射光RFにおいて正反射光が支配的であった場合、大部分の反射光RFが絞り40の開口部42を通過して十分な光量を受光できない場合があった。正反射光が支配的となるのは、例えば対象物OBの表面が鏡面に近い場合である。この状態を図示したのが図9(a)である。すなわち、照射光IFが対象物OBに照射されて反射した反射光RFにおいて、正反射光、すなわち反射角度が約0度の反射光が支配的である場合、大部分の反射光RFが絞り40の開口部42を通過してレンズ32の方向に戻ってしまう。この場合は反射光RFがほとんど受光素子16に入射されないことになる。
反射光RFが開口部42に向かわないようにする一つの方法として、図9(b)に示すように対象物OBを傾ける、すなわち反射角度を0度以外の角度とすることで反射光RFの方向を受光素子16の方向に変換することが考えられる。しかしながら、この場合は光量が光軸を中心とする狭い範囲に集中した反射光RFが特定の受光素子16に入射されるので、該受光素子16が飽和する場合がある。受光素子16が飽和すると、当然ながら異なる対象物OBの間での反射光量、あるいは反射率を比較することができない。あるいは、対象物OBを傾けても、図9(c)に示すように対象物OBに凹凸70がある場合には、凹凸の表面の状態によって反射光RFの反射角度がほとんど0度となってやはり開口部42を通過してしまうことも考えられる。
そこで本発明では、レンズ34と対象物OBとの間に散乱手段(拡散板60)を配置した。このことにより、照射光IFおよび反射光RFが完全拡散に近い状態の光となるので、テレセントリック光学系を用いた計測装置において、レンズと対象物との間に散乱手段を配置しない場合と比較して、受光素子で受光される光量の抜け漏れが抑制される。
図3を参照して、計測装置10の計測原理について説明する。図3(a)は拡散板60を配置させた場合の計測装置10の構成を示している。図3(a)に示すように、拡散板60の作用によって照射光IFは拡散されて対象物OBに照射される。本実施の形態では拡散板60として完全拡散に近い特性を有する透過型の拡散板を用いている。そのため拡散板60から出射する照射光IFは等方的に広がり、方向によらずほぼ等しい強度の照射光IFが対象物OBに照射される。なお、拡散板60の形態に特に制限はないが、例えば基材の表面にマイクロレンズ状の凹凸が形成されたものが好ましい。また、凹凸は照射光IFのスポットサイズと比較して小さい方が、計測精度の観点からは好ましい。
一方、照射光IFが対象物OBに照射されて発生した反射光RFも拡散板60を通過することにより拡散される。反射光IFが拡散されることにより複数の受光素子16に分散されて受光される。以上の拡散板の作用によって、たとえ対象物OBにおける反射光RFにおいて正反射光が支配的であった場合でも、多方向へ向かうほぼ均一な拡散反射光となる。その結果、反射光RFのほぼすべてが絞り40の開口部42に向かうということがなくなり、複数の受光素子16で分散して受光されるので、受光素子16で受光される光量の抜け漏れが抑制されるとともに、受光素子16が飽和するということも抑制される。従って、正反射光が大きい対象物OB同士の反射光量、あるいは反射率の比較が容易になされる。
図4は、図9に示す比較例に係る計測装置の動作に対応させた本実施の形態に係る計測装置10の動作を示している。計測装置10では拡散板60を配置させているので、いずれの場合にも照射光IFおよび反射光RFが拡散し、特定の方向に大きな光強度を有する正反射光が支配的な反射光RFが多方向に向かうほぼ均一な拡散反射光となる。図4では特定の一の発光素子12からの照射光IFについて示しているが、他の発光素子12からの照射光IFについても同様である。すなわち、照射光IFの照射点(反射点)は発光素子12に応じて異なるが、計測装置10では受光素子16がレンズ34の焦点面に配置されているので、照射点(反射点)がX−Y平面内のいずれの位置に存在しても、反射角度に対応した受光素子16で受光される。
次に図3(b)を参照して、本実施の形態に係る計測装置10における受光素子16の出力分布の比較(反射率の比較)について説明する。図3(b)は受光光量(図3(b)では「光強度」と表記)の反射角度依存性(以下、「光強度特性」)を示している。すなわち、横軸は0度を中心として正方向(+)、負方向(−)に反射角度をとり、縦軸は任意スケールの光強度としている。反射角度と受光素子16は対応している(換言すれば、同じ反射角度の反射光は同じ受光素子16で受光される)ので、横軸は受光素子16の位置と考えてもよい。図3(b)では各々曲線C1、C2、C3で示された3個の対象物OBの光強度特性を示している。これらの光強度特性を比較する場合は、ある特定の角度θにおける光強度で比較してもよいし、あるいは特定の角度範囲における光強度で比較してもよい。さらに、図3(b)に示す特性の全反射角度範囲の積分値で比較してもよい。なお、受光可能な反射角度の範囲は計測装置10のY軸方向の大きさに影響を与えるが、本実施の形態では、上述したように一例として−60度<θ<+60度の範囲としている。
次に、図5を参照して、計測装置10における拡散板60のZ軸方向の位置について説明する。拡散板60の性質から、図5において拡散板60のZ軸方向上の位置が対象物OBから遠ざかるにつれて照射光IFのスポットサイズが大きくなる。本実施の形態に係る計測装置10の主旨から照射光IFのスポットサイズは拡散板がない場合に比べてある程度大きくされるが、必要以上に大きくなると計測精度が落ちる可能性がある。そのため、原則的には拡散板60を対象物OBに近接させて配置することが望ましい。例えば、レンズ34と対象物OBとの間の距離の1/2以下となる位置に拡散板60を配置させてもよい。この場合、拡散板60を必要以上に対象物OBに近づける散乱の効果が減少するので、例えばレンズ34と対象物OBとの間の距離の1/10以上となる位置に配置させてもよい。
拡散板60のZ軸方向の位置の設定についてより詳細に説明する。上記の拡散板60の性質から、拡散板60のZ軸方向の位置はスポットサイズ、拡散された反射光RFの広がりの範囲等を勘案して設定するのが好ましい。例えば、スポットサイズに上限を設けておき、そのスポットサイズの範囲内で、必要な反射光RFの広がり角度が得られるように拡散板60のZ軸上の位置を設定してもよい。あるいは逆に反射光RFの広がり角度に上限を設けてもよい。以上のような考え方で拡散板60を対象物OBに極力近づけて配置することにより、照射光IFの拡散が必要最小限に抑えられ、かつ照射スポットサイズが必要以上に大きくなることが回避された上で、反射光RFの大部分が絞り40の開口部42に向かうことが抑制され、かつ複数の受光素子16で分散されて受光されるので、受光素子16の出力の飽和も抑制される。
ここで、照射光IFのスポットサイズの具体的な大きさは、拡散板60への入射前で一例として10μmから100μmの範囲の大きさである。スポットサイズをこの範囲の値とすることにより、対象物OBの面内、あるいは対象物の内部が高い空間分解能で計測される。そのため、図5に示すように拡散板60を対象物OBと近接させて配置することにより、照射光IFの拡散が必要最低限に抑えられ、対象物OBの反射率の面内バラツキも評価される。
図6は、拡散板60の位置のさまざまな形態を示している。図6(a)は、拡散板60を対象物OBに近接して配置した場合の照射光IF、反射光RFの状態を、図6(b)は、拡散板60を対象物OBから離間させて配置した場合の照射光IF、反射光RFの状態を、各々示している。また、計測装置10に係る拡散板60はZ軸方向の移動だけではなく、図6(c)に示すようにレンズ34と対象物OBとの間からの抜去もなされるように構成されている。拡散板60の抜去機能は、例えば反射光RFの性質の確認のために用いられる。つまり、通常は計測装置10を拡散板60がない状態で用いる場合で、例えば受光器18からの出力信号が異常に小さい等の現象が発生した場合に、拡散板60を挿入してみる。その場合、原因が正反射光の過剰な発生にあれば受光器18からは出力信号が正常に出力されるので、受光器18の出力異常の原因が速やかに把握される。
[第2の実施の形態]
図7を参照して本実施の形態に係る計測装置10Aについて説明する。計測装置10Aは、上記実施の形態に係る計測装置10に拡散板60の保持手段を付加した形態である。
従って、計測装置10と同様の構成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図7(a)に示すように、計測装置10Aは拡散板60の保持手段62を備えている。保持手段62は、複数のスロット66を有し、拡散板60をそのいずれかのスロット66に差し込むことによって、拡散板60のZ軸方向の位置が設定されるように構成されている。保持手段62の平面視での形状はスロット66が直線状に配置された棒状の形状としてもよいし、スロット66が三方に配置されたコの字型の形状としてもよい。
図7(a)は拡散板60が対象物OBに一番近いスロット66に挿入された状態を示し、図7(b)は拡散板60が対象物OBから一番遠いスロット66に挿入された状態を示している。また、図7(c)は拡散板60が保持手段62から抜去された状態を示している。このように、本実施の形態に係る計測装置10Aによれば、拡散板60の位置が自由に設定される。
<第2の実施の形態の変形例>
図8を参照して、第2の実施の形態の変形例に係る計測装置10Bについて説明する。
上記実施の形態に係る計測装置10Aでは拡散板60の位置の設定を人手により行う形態を例示して説明したが、本実施の形態は保持手段62への挿抜を自動で行って拡散板60の位置の変更を自動的に行う形態である。従って、計測装置10Aと同様の構成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
計測装置10Bは、図8に示すように、拡散板60の移動手段64を備えている。移動手段64は拡散板60を挟持し、図8(a)、(b)に示すように挟持した拡散板60をZ軸方向に移動させ、目的とするスロット66に拡散板60を差し込んで位置決めを行う。あるいは、図8(c)に示すように拡散板60を光路から抜去する。本変形例によれば、拡散板60の位置が自動的に設定される。
ここで、上記各実施の形態に係る計測装置(10、10A、10B)を用いた計測方法について説明する。本発明に係る計測装置(10、10A、10B)は、例えば製造工程における検査装置としても用いられる。すなわち、例えば対象物OB(製品)の表面の状態、あるいは内部の散乱状態を計測して当該製品の検査が行われる場合がある。この場合例えば、計測装置10Bのように拡散板60が自動的に位置決め、あるいは挿抜される計測装置が用いられる。
計測装置(10、10A、10B)を用いた検査では、例えば対象物OBの正反射光成分の大きさ等を勘案し、対象物OBに応じて散乱板60を変えて計測してもよい。あるいは、計測装置(10、10A、10B)を複数台設置し、対象物OBに応じて計測装置(10、10A、10B)を選択して計測してもよい。その場合、例えば複数の計測装置(10、10A、10B)のうちの少なくとも1台は散乱板60を備えない(あるいは光路から抜去されている)計測装置(10、10A、10B)としてもよい。このことで、受光される反射光RFがさまざまな正反射光成分を含む場合であっても容易に計測がなされる。
なお、上記各実施の形態では、独立させて拡散板60を配置する形態を例示して説明したが、これに限られない。例えば、レンズ34と一体的化して配置してもよい。すなわち、例えばレンズ34の対象物OB側の面を光が散乱するように加工して拡散板を配置させてもよい。この場合、レンズ34とは別体のシート状の拡散板をレンズ34に貼り付け拡散板を配置してもよいし、レンズ34自体を凹凸加工して拡散板を配置してもよい。
また、上記各実施の形態では、すべての発光素子12の照射光IFに拡散板60が挿入される形態を例示して説明したが、これに限られない。複数の発光素子12のうちの一部、例えば半数には拡散板60が挿入され、残りの半数には挿入されないように構成してもよい。このような構成によれば、1つの計測装置で照射光IFの拡散の程度の差による対象物OBの表面での反射特性の違いについて把握される。
また、上記各実施の形態では拡散板60を1枚配置させる形態を例示して説明したが、これに限られず、要求される拡散の程度等に応じて複数枚用いてもよい。
10、10A、10B 計測装置
12、12A、12B、12C 発光素子
14 発光器
14A 基板
16 受光素子
18 受光器
20 制御部
30 光学系
32 レンズ
34 レンズ
40 絞り
42 開口部
60 拡散板
62 保持手段
64 移動手段
66 スロット
70 凹凸
100 計測装置
200 表面
C 回転軸
IF 照射光
M 光軸
RF 反射光
OB 対象物
C1、C2、C3 曲線
T 計測領域

Claims (15)

  1. 対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、
    前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、
    前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、
    前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、
    前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されかつ前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、
    前記第2のレンズと前記対象物との間に配置されかつ前記照射光および前記反射光を散乱させる散乱手段と、を含み、
    前記照射光は前記散乱手段で散乱されて前記対象物に照射され、前記反射光は前記散乱手段で散乱されて前記受光部で受光される
    計測装置。
  2. 前記散乱手段が拡散板である
    請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記散乱手段は、前記対象物からの距離が、前記第2のレンズと前記対象物との間の距離の1/2以下となる位置に配置された
    請求項1または請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記散乱手段は、前記対象物からの距離が、前記第2のレンズと前記対象物との間の距離の1/10以上となる位置に配置された
    請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記散乱手段は前記第2のレンズの前記対象物側の面に形成されている
    請求項1または請求項2に記載の計測装置。
  6. 前記散乱手段は前記第2のレンズと一体として形成されている
    請求項5に記載の計測装置。
  7. 前記散乱手段を前記第2のレンズの光軸方向の異なる複数の位置に保持可能な保持手段をさらに含む
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の計測装置。
  8. 前記散乱手段を前記第2のレンズの光軸方向に沿って移動させる移動手段をさらに備えた
    請求項1から請求項4、および請求項7のいずれか1項に記載の計測装置。
  9. 前記散乱手段を前記第2のレンズと前記対象物との間から抜去させる抜去手段をさらに備えた
    請求項1から請求項4、請求項7、および請求項8のいずれか1項に記載の計測装置。
  10. 前記受光部の受光面と前記第2のレンズとの距離が前記第2のレンズの焦点距離と等しくされた
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の計測装置。
  11. 前記第1のレンズと前記絞り部との距離が前記第1のレンズの焦点距離と等しくされた 請求項10に記載の計測装置。
  12. 対象物へ照射する照射光を発光する発光部、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズ、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部、前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズ、前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されかつ前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部、および前記第2のレンズと前記対象物との間に配置されかつ前記照射光および前記反射光を散乱させる散乱手段と、を含む計測装置を用いた計測方法であって、
    前記照射光を前記散乱手段で散乱させて前記対象物に照射し、前記反射光を前記散乱手段で散乱させて前記受光部で受光させ、前記対象物の表面状態を計測する
    計測方法。
  13. 前記対象物に応じて前記散乱手段を変えて前記対象物の表面状態を計測する
    請求項12に記載の計測方法。
  14. 各々異なる前記散乱手段を含む前記計測装置を複数備えさせ、
    前記対象物に応じて複数の前記計測装置のいずれかを選択して計測する
    請求項13に記載の計測方法。
  15. 複数の前記計測装置のうちの1台は前記散乱手段を含まない
    請求項14に記載の計測方法。
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